JP6954360B2 - 屈折率測定装置および屈折率測定装置用セル - Google Patents

屈折率測定装置および屈折率測定装置用セル Download PDF

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Description

この発明は、液体試料の屈折率を測定するための屈折率測定装置および屈折率測定装置用セルに関する。
このような屈折率測定装置は、液体試料に向けて光を照射する光源と、この光源から照射され液体試料を通過した光を検出する検出器と、を備え、検出器により検出した光に基づいて液体試料を通過した光の進行方向の角度を検出することにより液体試料の屈折率を算出する構成を有する。そして、このような屈折率測定装置においては、V字形状の溝が形成された透光性を有するVブロックプリズムが使用され、液体試料はこのVブロックプリズムにおけるV字形上の溝内に貯留された状態で屈折率を測定される構成を有していた。
しかしながら、このような構成を採用した場合においては、液体試料の揮発性が高いときには、測定中に液体試料が蒸発していくので、液体試料の屈折率を正確に測定することができないという問題が生ずる。また、複数種の液体試料の屈折率を測定する場合においては、液体試料の屈折率の測定後に、Vブロックプリズムを装置から取り外し、VブロックプリズムにおけるV溝内を洗浄した後、Vブロックプリズムを再度装着する必要があることから、作業が煩雑であるばかりではなく、光源や検出器に対するVブロックプリズムの光学的配置を再度調整する必要が生じ、屈折率の測定に時間を要するという問題も生ずる。
これに対して、特許文献1においては、液体試料が収容される容器である石英製のセルと、当該セルが載置される光透過性のVブロックプリズムとを備えた屈折率測定装置が開示されている。この屈折率測定装置においては、Vブロックプリズムは、V字形状の溝が上面に形成された直方体であり、当該溝が設定方向と垂直方向から見るとV字形状となり、かつ、光路上に配置される。また、この屈折率定装置においては、セルは、光透過性の少なくとも2面の側壁と当該側壁の下部に形成された底面とからなる本体部と、側壁の上部に取り付け取り外し可能な蓋部とを有している。そして、屈折率の測定を行う際には、セルの本体部に液体試料が収容されて、本体部に蓋部が取り付けられた後、セルの2面の側壁が、Vブロックプリズムの溝に当接するように載置される。
この特許文献1に記載された屈折率測定装置においては、測定中に液体試料が蒸発していくことを防止することができるとともに、Vブロックプリズムを屈折率測定装置内の所定の位置に一度配置すれば、このVブロックプリズムを着脱する必要はないという効果を奏する。
特許第5333158号公報
この特許文献1に記載の屈折率測定装置においては、Vブロックプリズムの表面とセルの表面とにおける表面状態の影響を防止するため、石英製のセルと同一の屈折率を有する接触液を、Vブロックプリズムとセルとの間に塗布する必要がある。しかしながら、屈折率がセルに近似する接触液を使用することは可能であっても、セルと完全に一致する接触液を準備することは困難であるばかりではなく、接触液の塗布工程を別途実施する必要が生ずる。また、屈折率の測定後にセルを再利用するときには、液体試料を廃棄し、セル内部を洗浄するときに、接触液を除去、洗浄する必要も生ずる。
これに対して、セルをより簡易なものとし、屈折率の測定をより効率的に行うために、透光性部材から構成され内部に液体試料を貯留可能な貯留領域が形成されたセルを使用することが考えられる。図8は、このような貯留領域103が形成されたセル100の斜視図である。また、図9は、このセル100を使用した屈折率測定装置の要部を示す平面図である。
このセル100は、光透過性の石英やシリコンから構成されるものであり、光の入射面101と出射面102とを有する平面視において矩形状の形状を有する。このセル100は、その内部に液体試料を貯留可能な貯留領域103を有する。この貯留領域103は、入射面101から入射した光の光軸と交差する方向を向く壁面(傾斜面)105を備えた平面視において直角三角形となる形状を有する。セル100における貯留領域103の上方には、貯留領域103内に液体試料を充填し、または、この貯留領域103内から液体試料を排出するための一対の孔部104が形成されている。
このセル100を利用して液体試料の屈折率を測定するときには、図9に示すように、セル100の前後に、一対の集光レンズ200、300が配置される。集光レンズ200は、セル100に入射する光を集光する。また、集光レンズ300は、セル100におけるセルと液体試料との境界面である壁面(傾斜面)105において拡散した光を集光する。
このような構成を有するセル100を使用して液体試料の屈折率を測定した場合においては、セル100内に液体試料を貯留した状態で効率的に屈折率の測定作業を実行することができる。しかしながら、屈折率の測定のたびに、一対の集光レンズ200、300に対するセル100の光学的な位置決めを実行する必要があることから、屈折率の測定作業が煩雑なものとなり、また、位置決めのための時間を要することとなる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、屈折率の測定を効率的に実行することができ、光源から検出器に至る光学系の光軸調整を不要とした屈折率測定装置および屈折率測定装置用セルを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、内部に液体試料を貯留するセルと、前記セルに光を照射する光源と、前記光源から照射され前記セル内の液体試料を通過した光を検出する検出器と、前記検出器により検出した光に基づいて前記液体試料を通過した光の進行方向の角度を検出することにより前記液体試料の屈折率を算出する制御部と、を備えた屈折率測定装置において、前記セルは、透光性材料により構成され、前記液体試料を貯留するための前記光源から照射される光の光軸と交差する方向を向く壁面を備えた貯留領域が形成されるとともに、前記光源からの光の入射面と前記液体試料を通過した光の出射面とがシリンドリカル形状を有する本体と、前記貯留領域を覆う蓋体と、を備え、前記蓋体または前記本体には、前記貯留領域内に前記液体試料を充填し、または前記貯留領域内から前記液体試料を排出するための孔部が形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記セルにおける貯留領域は、前記本体に形成された凹部である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記セルにおける前記本体および前記蓋体は石英から構成され、前記貯留領域と前記孔部とはエッチングにより形成されるとともに、前記本体と前記蓋体とが接合される。
請求項4に記載の発明は、透光性材料より構成され、内部に液体試料を貯留する貯留領域が形成されるとともに、前記貯留領域の両側に光の入射面と、前記入射面から入射し前記液体試料を通過した光が出射する光の出射面とが形成された屈折率測定装置用セルであって、前記入射面から入射した光の光軸と交差する方向を向く壁面を備えた液体試料の貯留領域が形成されるとともに、前記入射面と前記出射面とがシリンドリカル形状を有する本体と、前記貯留領域を覆う蓋体と、を備え、前記蓋体または前記本体には、前記貯留領域内に前記液体試料を充填し、または前記貯留領域内から前記液体試料を排出するための孔部が形成されることを特徴とする。
請求項1から請求項4に記載の発明によれば、液体試料を本体および蓋体内に貯留した状態で、その屈折率の測定を効率的に実行することが可能となる。そして、本体における光の入射面と出射面とがシリンドリカル形状を有することから、光源から検出器に至る光学系の光軸調整を不要とすることが可能となる。
この発明に係る屈折率測定装置の概要図である。 セル1の斜視図である。 セル1の平面図である。 セル1の詳細な構造を示す分解斜視図である。 第2実施形態に係るセル1の詳細な構造を示す分解斜視図である。 第3実施形態に係るセル1の平面図である。 第4実施形態に係るセル1の平面図である。 セル100の斜視図である。 セル100を使用した屈折率測定装置の要部を示す平面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る屈折率測定装置の概要図である。また、図2は、屈折率測定装置に使用されるセル1の斜視図であり、図3は、セル1の平面図である。
この屈折率測定装置は、液体試料の屈折率を測定するためのものであり、内部に液体試料を貯留するセル1と、このセル1を位置決めして固定するための固定部材26と、セル1に対してスリット22を介して所定の波長の光を照射する光源21と、この光源21から照射されセル1内の液体試料を通過した光を検出するための光電子倍増管等の検出器23と、この検出器23により検出した光に基づいて液体試料を通過した光の進行方向の角度θを検出することにより液体試料の屈折率を算出する制御部24と、を備える。
この屈折率測定装置に使用されるセル1は、液体試料を貯留するための貯留領域13を備える。また、このセル1は、光源21から照射されスリット22を通過した光の入射面11と、貯留領域13内の液体試料を通過した光の出射面12とを備えた薄板状の形状を有する。光の入射面11と出射面12とは、平面視において、シリンドリカル形状を有する。このセル1の材質としては、光透過性の石英が使用される。但し、石英にかえてシリコン等の耐薬品性と光透過性を有する材料を使用してもよい。
図3に示すように、このセル1における液体試料の貯留領域13は、入射面11から入射した光の光軸と交差する方向を向く壁面(傾斜面)15を備えた平面視において直角三角形となる形状を有する。セル1における貯留領域13の上方には、貯留領域13内に液体試料を充填し、または、この貯留領域13内から液体試料を排出するための一対の孔部14が形成されている。
図4は、上述したセル1の詳細な構造を示す分解斜視図である。図4においては、セル1の第1実施形態を示している。
このセル1は、石英製の上面板2と、石英製の本体3とから構成される。本体3には、液体試料を貯留するための貯留領域13が、凹部として形成されている。また、上面板2には、貯留領域13内に液体試料を充填し、または貯留領域13内から液体試料を排出するための一対の孔部14が形成されている。なお、上面板2は、本体3における貯留領域13を覆うための蓋体として機能する。
このセル1を作成するときには、大型石英基板に対してエッチング加工を行った後、切断加工を行う。すなわち、多数の上面板2を形成可能な大きさが6インチまたは8インチ程度、厚さが1mm程度の第1の石英板に対して、エッチングを行うことにより、多数の孔部14を形成する。同様に、多数の本体3を形成可能な大きさが6インチまたは8インチ程度、厚さが数mm程度の第2の石英板に対して、エッチングを行うことにより、多数の貯留領域13を形成する。そして、第1の石英板と第2の石英板とを熱接合等により接合した後、それらを切断加工することにより、多数のセル1を制作する。この切断加工時において、シリンドリカル形状を有する光の入射面11と出射面12とが形成される。
なお、このセル1において、一対の孔部14を上面板2に形成するかわりに、一対の孔部14の両方または一方を、本体3における貯留領域13の底部に形成してもよい。
図5は、第2実施形態に係るセル1の詳細な構造を示す分解斜視図である。
この第2実施形態に係るセル1は、石英製の上面板4と、石英製の本体5と、石英製の下面板6とから構成される。本体5には、液体試料を貯留するための貯留領域13が、孔部として形成されている。また、上面板4には、貯留領域13内に液体試料を充填し、または貯留領域13内から液体試料を排出するための一対の孔部14が形成されている。なお、上面板4および下面板6は、本体5における貯留領域13を覆うための蓋体として機能する。
このセル1を作成するときにも、上述した第1実施形態に係るセル1と同様、大型石英基板に対してエッチング加工を行った後、切断加工を行う。すなわち、多数の上面板4を形成可能な大きさが6インチまたは8インチ程度、厚さが1mm程度の第1の石英板に対して、エッチングを行うことにより、多数の孔部14を形成する。同様に、多数の本体5を形成可能な大きさが6インチまたは8インチ程度、厚さが数mm程度の第2の石英板に対して、エッチングを行うことにより、多数の貯留領域13を形成する。さらに、多数の下面板6を形成可能な大きさが6インチまたは8インチ程度、厚さが1mm程度の第3の石英板を用意する。そして、第1の石英板と第2の石英板と第3の石英板とを熱接合等により接合した後、それらを切断加工することにより、多数のセル1を制作する。この切断加工時において、シリンドリカル形状を有する光の入射面11と出射面12とが形成される。
なお、このセル1において、一対の孔部14を上面板4に形成するかわりに、一対の孔部14の両方または一方を、下面板6に形成してもよい。
上述した第1、第2実施形態に係るセル1においては、上面板2、4、本体3、5および下面板6を石英により構成しているが、上面板2、4および下面板6については、非透光性の材料から構成してもよい。
次に、以上のような構成を有する屈折率測定装置により液体試料の屈折率を測定する測定動作について説明する。
液体試料の屈折率を測定するときには、セル1における貯留領域13に液体試料を貯留する。そしてセル1を、固定部材26により位置決めして固定する。なお、セル1を固定部材26により位置決めして固定した後、セル1における一方の孔部14より液体試料を貯留領域13内に供給するとともに、貯留領域13内の液体試料を他方の孔部14より排出することにより、液体試料を循環しながら貯留領域13内の液体試料の屈折率を測定するようにしてもよい。
この状態において、光源21からスリット22を介してセル1における貯留領域13に貯留された液体試料に光を照射する。この光は、セル1におけるシリンドリカル形状をなす入射面11において集光された後、貯留領域13に照射される。そして、この光は、入射面11から入射した光の光軸と交差する方向を向く壁面(傾斜面)15において、液体試料の屈折率に対応した角度で偏向され、拡散する。
拡散後の光は、セル1におけるシリンドリカル形状をなす出射面12において集光され、検出器23に入射する。制御部24は、検出器23により検出した光において、その強度が最も大きくなる角度θを検出する。そして、この角度θに基づいて、液体試料の屈折率を算出する。
このときには、この発明に係るセル1を使用することにより、従来と比較して、屈折率の測定をより効率的に実行することが可能となる。また、液体試料はセル1における貯留領域13内に貯留されていることから、液体試料からの蒸発等を防止することが可能となる。
そして、このセル1においては、セル1自体に形成された光の入射面11と光の出射面12とが、各々、シリンドリカル形状を有することから、液体試料を貯留する貯留領域13における壁面(傾斜面)15と入射面11および出射面12との光学的に位置関係を一定に維持することが可能となる。このため、セル1を固定部材26により位置決めして固定するだけで、光学系の位置関係を一定に維持することが可能となる。従って、屈折率の測定のたびに、セル1を含む光学系の位置決め作業を行うという煩雑な作業を省略することができ、屈折率の測定を効率的に実行することが可能となる。
なお、この発明に係るセル1を使用した場合においては、図9に示す集光レンズ200、300を使用した場合と比較して、セル1の厚さ方向(図1に示す紙面に垂直な方向)については、集光作用がないこととなる。しかしながら、この方向については、貯留領域13内の液体試料の厚さは数mm以下であることから、屈折率の測定について影響を与えるものではない。
上述した実施形態においては、セル1に形成された液体試料の貯留領域13は、入射面11から入射した光の光軸と交差する方向を向く壁面(傾斜面)15を備えた平面視において直角三角形となる形状を有している。しかしながら、この貯留領域13は、入射面11から入射した光の光軸と交差する方向を向く壁面(傾斜面)15を備えたものであれば、以下に説明するように、他の形状であってもよい。
図6は、第3実施形態に係るセル1の平面図である。
このセル1に形成された液体試料の貯留領域13は、入射面11から入射した光軸に対して、90度の角度で交差する一対の壁面(傾斜面)15を備えた平面視において直角二等辺三角形となる形状を有している。この第3実施形態に係るセル1によれば、上述した特許文献1に記載されたVブロックプリズムを使用した場合と同様の測定を、液体試料に対して実行することが可能となる。
図7は、第4実施形態に係るセル1の平面図である。
このセル1に形成された液体試料の貯留領域13は、入射面11から入射した光軸に対して傾斜する3個以上(この実施形態においては6個)の壁面(傾斜面)15を備える。この第4実施形態に係るセル1によれば、6個の傾斜面により光の分散をより大きなものとすることが可能となる。
1 セル
2 上面板
3 本体
4 上面板
5 本体
6 下面板
13 貯留領域
14 孔部
15 壁面(傾斜面)
21 光源
22 スリット
23 検出器
24 制御部

Claims (6)

  1. 所定の光軸の方向に光を発する光源と、
    前記光源に対向して設けられた検出器と、
    前記光源から前記検出器に至る前記光の光路上に配置され、前記光軸に関して垂直な母線を有するシリンドリカル形状の入射面及び出射面をそれぞれ前記光源側及び前記検出器側に有する、前記光に対して透明な材料から成るセルと、
    前記セルの内部に設けられた、液体試料を貯留する貯留領域と
    を備え、
    前記貯留領域の内面が、3個以上の、前記光軸に対して傾斜する光通過面を有する形状に構成されている、屈折率測定装置。
  2. 請求項1に記載の屈折率測定装置において、
    前記セルが、前記貯留領域と外部とを連通する1個または2個の孔部を有する、屈折率測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の屈折率測定装置において、
    前記セルが、凹部を有する本体と、該凹部を塞ぐ蓋体とから構成され、前記セルにおける貯留領域が前記凹部である、屈折率測定装置。
  4. 請求項1に記載の屈折率測定装置において、
    前記セルが、凹部を有する石英製の本体と、該凹部を塞ぐ石英製の蓋体とから構成されているとともに、前記凹部と外部を連通する1個または2個の孔部を有しており、前記セルにおける貯留領域が前記凹部である、屈折率測定装置。
  5. 所定の光軸の方向に光を発する光源と、前記光源に対向して設けられた検出器とを備えた屈折率測定装置の、前記光源から前記検出器に至る前記光の光路上に配置される、前記光に対して透明な屈折率測定装置用セルであって、
    前記光の光路上に配置されたときに、前記光軸に関して垂直な母線を有するシリンドリカル形状の入射面及び出射面をそれぞれ前記光源側及び前記検出器側に有するセルと、
    前記セルの内部に設けられた、液体試料を貯留する貯留領域と、
    前記セルに設けられた、前記貯留領域と外部とを連通する1個または2個の孔部と
    を備え、
    前記貯留領域の内面が、3個以上の、前記光軸に対して傾斜する光通過面を有する形状に構成されている、屈折率測定装置用セル。
  6. 前記光源から発せられ前記入射面に入射した光が、前記3個以上の光通過面のうち最初に通過する光通過面で集光するように構成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の屈折率測定装置。
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