JP6953900B2 - 包装袋 - Google Patents
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また、請求項5に記載の発明は、前記ポイントシール部が、正三角形状であり、一つの頂点が直近の周縁シール部に向かっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装袋である。
また、請求項6に記載の発明は、前記基材層が、ガスバリア層を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装袋である。
本発明に係る包装袋1においては、周縁のシール部(この場合はトップシール部7)から離れた内側の位置に島状のポイントシール部4を有し、ポイントシール部4の表面積層体2には、表面積層体2を貫通する穿孔によって形成された水蒸気逃がし口5が設けられている。
本発明に係る包装袋1は、シーラント層として、α層14とβ層15の2層からなる易剥離性シーラント層20を用い、周縁のシール部から離れた内側の位置に島状のポイントシール部4を有し、ポイントシール部4の表面積層体2には、表面積層体を貫通する穿孔によって形成された水蒸気逃がし口5が設けられている。このため、電子レンジ加熱によって包装袋内部の水蒸気圧力が高まると、易剥離性シーラント層20として、層間剥離型の易剥離性シーラント層を用いた場合には、図4に示したように、この部分においてα層14とβ層15が剥離し、β層15が破壊する。その結果、水蒸気逃がし口5から水蒸気16が噴出する。
また、易剥離性シーラント層20として、凝集剥離型の易剥離性シーラント層を用いた場合には、図6に示したように、α層14が凝集剥離を生じ、β層15が破壊する。その結果、同様にして水蒸気逃がし口5から水蒸気16が噴出する。
うに両者の材質を選択することで、設計されている。
基材層として厚さ25μmのナイロンフィルムを用い、易剥離性シーラント層として厚さ60μmの層間剥離型2層フィルムを用いた。α層の材質は、ポリプロピレン樹脂であり、β層の材質はポリエチレン樹脂である。α層とβ層の厚さの比率は、1:4とした。またシール強度は、55N/15mmであった。ナイロンフィルムに絵柄をグラビア印刷した後、ウレタン系ドライラミネート用接着剤を用いて両者をドライラミネートした。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を1:3とした以外は、実施例1と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を1:2とした以外は、実施例1と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を1:1とした以外は、実施例1と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
基材層として厚さ25μmのナイロンフィルムを用い、易剥離性シーラント層として厚さ60μmの凝集剥離型2層フィルムを用いた。α層の材質は、エチレン−プロピレン共重合体樹脂であり、β層の材質は、ポリエチレン樹脂である。α層とβ層の厚さの比率は、1:4とした。シール強度は、45N/15mmであった。
ナイロンフィルムに絵柄をグラビア印刷した後、ウレタン系ドライラミネート用接着剤を用いて両者をドライラミネートした。以下実施例1と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を1:3とした以外は、実施例5と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を1:2とした以外は、実施例5と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を1:1とした以外は、実施例5と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
シーラント層として、厚さ60μmのLLDPE単体フィルムを用いた以外は、実施例1と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を2:1とした以外は、実施例1と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を3:1とした以外は、実施例1と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を4:1とした以外は、実施例1と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を2:1とした以外は、実施例5と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を3:1とした以外は、実施例5と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
易剥離性シーラント層におけるα層とβ層の厚さの比率を4:1とした以外は、実施例5と同様にして包装袋を作成し、同様に評価した。
2・・・表面積層体
3・・・裏面積層体
4・・・ポイントシール部
5・・・水蒸気逃がし口
7・・・トップシール部
8・・・ボトムシール部
9・・・サイドシール部
10・・・サイドシール部
11・・・中心線
12・・・基材層
13・・・ガスバリア層
14・・・α層
15・・・β層
16・・・水蒸気
17・・・β層の破壊
18・・・α層の凝集破壊
19・・・接着剤層
20・・・易剥離性シーラント層
Claims (6)
- それぞれ基材層と、α層とβ層の2層からなる易剥離性シーラント層と、を有する表面積層体と裏面積層体の、シーラント層同士を対向させて、周縁を熱シールしてなる包装袋であって、
周縁のシール部から離れた内側の位置に島状のポイントシール部を有し、該ポイントシール部の表面積層体には、表面積層体を貫通する穿孔によって形成された水蒸気逃がし口が設けられており、
前記α層の材質は、ポリプロピレン樹脂であり、
前記β層の材質は、ポリエチレン樹脂であり、
前記β層の厚さは、前記α層の厚さと等しいか、それより大であることを特徴とする包装袋。 - 前記易剥離性シーラント層は、α層とβ層の層間剥離によって剥離する層間剥離型の易剥離性シーラント層であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- それぞれ基材層と、α層とβ層の2層からなる易剥離性シーラント層と、を有する表面積層体と裏面積層体の、シーラント層同士を対向させて、周縁を熱シールしてなる包装袋であって、
周縁のシール部から離れた内側の位置に島状のポイントシール部を有し、該ポイントシール部の表面積層体には、表面積層体を貫通する穿孔によって形成された水蒸気逃がし口が設けられており、
前記α層の材質は、エチレンーポリプロピレン共重合体樹脂であり、
前記β層の材質は、ポリエチレン樹脂であり、
前記易剥離性シーラント層は、α層の凝集破壊によって剥離する凝集剥離型の易剥離性シーラント層であることを特徴とする包装袋。 - 前記ポイントシール部は、包装袋の長辺に平行な中心線上にあって、短辺のいずれかに接近した位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋。
- 前記ポイントシール部は、正三角形状であり、一つの頂点が直近の周縁シール部に向かっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装袋。
- 前記基材層は、ガスバリア層を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装袋。
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