JP6953753B2 - 空調機システム - Google Patents
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Description
この室内機は輻射温度センサを備えており、測定した温度により人の有無を検出している。一方、この人の有無の情報は通信接続された設備システムコントローラに逐次送信されている。設備システムコントローラには室内機の空調エリアと対応する座席位置が記憶されており、この人の有無の情報とリンクさせることにより、離席か在席かを判定することができる。
室内機と、前記室内機が設置された室内の画像を撮像する撮像手段と、
前記室内機を与えられた空調パラメータの値に基づいて制御する室内機制御手段と、
前記室内の画像を解析し、前記室内の画像に運動を行なっている撮像対象がいるか否か
を判断する画像解析手段と、
前記画像解析手段が運動を行なっている前記撮像対象がいると判断した時、前記空調パ
ラメータの値を変更する空調変更手段を備え、前記画像解析手段は、前記撮像対象が共通の動作を行なっているか否かを判定する行動判定手段を備え、
前記画像解析手段は、前記行動判定手段が複数の前記撮像対象が共通の動作を行なって
いると判定した場合、前記撮像対象が運動を行なっていると判断することを特徴とする。
また、室内機制御部25内には、撮像部22が撮像した画像により、運動を行なっている撮像対象である人物がいるか否か、つまり、撮像された人物が共通の動作を行なっているか否かを判断する画像解析部(画像解析手段)10と、画像解析部10の判定結果に基づいて空調パラメータの値を変更する空調変更部(空調変更手段)18を備えている。なお、画像解析部10と空調変更部18については後で詳細に説明する。
画像解析部10は、個別人物認識部(個別人物認識手段)11と、グループ分割部(グループ分割手段)12と、方向補正部(方向補正手段)13と、運動エリア補正部(運動エリア補正手段)14と、占有比率算出部(占有比率算出手段)15と、グループ内人物比較部(グループ内人物比較手段)16と総合一致判定部(総合一致判定手段)17からなる行動判定部(行動判定手段)19とを備えている。
グループ分割部12は、このグループも管理テーブルに記憶する。次にこのグループ分けの方法を説明する。
図4において人物は太い実線で示される。そして人物の中心点を黒丸で、その中心点が現す中心座標をP1〜P13の人物番号で記載している。また、画像データの中心点を示す座標をC(0,0)とし、ここから図4の上方に伸びる仮想直線を基準線とし、これが指し示す方向を基準方向(人物角度=0度)としている。なお、座標はメートルを単位としている。撮像部22と床との距離に対応して画像データでの画素数とこの座標の距離の関係が変わるため、予め記憶部21に室内機20の設置高を記憶しておき、これに対応して画像データでの画素数とこの座標の距離との関係を切り替えるとよい。
例えばP5(1.5,3.6)の人物の場合、底辺がy、高さがxの直角三角形における三平方の定理により、中心点座標C(0,0)からP5(1.5,3.6)の人物の距離を求めることができる。
グループ分割部12は、1.5×1.5+3.6×3.6=15.21を算出し、この値の平方根である3.9メートルを中心点座標C(0,0)とP5(1.5,3.6)の人物の距離とする。グループ分割部12は、全ての人物について同様に人物の距離を算出する。
前述したように各人物は人物座標が割り振られているので、この人物座標(x,y)と中心点座標C(0,0)との関係から人物角度を算出することができる。 例えばP5(1.5,3.6)の人物角度θは、下記の式1で求める。
グループ分割部12は、x=1.5、y=3.6を式1に代入し、θ=22.6度を算出する。また、グループ分割部12は、人物角度が315度以上〜45度未満の角度範囲に入っており、かつ、人物の距離が3.9メートルであるため、人物P5をグループBと判定し、これを管理テーブルに記録する。
占有比率=1区画内の人物の面積/1区画の面積・・・・式2
図5(1)において占有比率算出部15は、各区画の占有率を算出して運動エリアの各区画と対応する座標で示されるテーブルに結果を格納する。人物1の占有率のテーブルの座標をP1R(x,y)とすると、以下のように占有率が格納される。
P1R(0,0)=0.5、P1R(0,1)=0、P1R(0,2)=0、P1R(0,3)=0、P1R(1,0)=0.5、P1R(1,1)=0.5、P1R(1,2)=0.5、P1R(1,3)=0.3、P1R(2,0)=0.3、P1R(2,1)=0.6、P1R(2,2)=0.6、P1R(2,3)=0.5、P1R(3,0)=0、P1R(3,1)=0、P1R(3,2)=0、P1R(3,3)=0.5
P2R(0,0)=0.4、P2R(0,1)=0、P2R(0,2)=0、P2R(0,3)=0、P2R(1,0)=0.4、P2R(1,1)=0.5、P2R(1,2)=0.5、P2R(1,3)=0.2、P2R(2,0)=0.3、P2R(2,1)=0.8、P2R(2,2)=0.8、P2R(2,3)=0.6、P2R(3,0)=0、P2R(3,1)=0、P2R(3,2)=0、人物2(3,3)=0.4
同様にして占有比率算出部15は、人物3〜人物12まで算出する。
DIF(0,0)=0.1、DIF(0,1)=0、DIF(0,2)=0、DIF(0,3)=0、DIF(1,0)=0.1、DIF(1,1)=0、DIF(1,2)=0、DIF(1,3)=0.1、DIF(2,0)=0、DIF(2,1)=0.2、DIF(2,2)=0.2、DIF(2,3)=0.1、DIF(3,0)=0、DIF(3,1)=0、DIF(3,2)=0、DIF(3,3)=0.1
このようにしてグループ内人物比較部16は各グループ毎に二人の人物の差異平均値を算出し、管理テーブルの算出対象の人物の差異平均値の欄に差異平均値を記憶する。
一方、総合一致判定部17は、グループ内人物比較部16から『算出不能』が入力されなかった場合、図7に示す管理テーブルを用いて各人物毎に差異平均値に重み値を乗じて補正後差異平均値を求め、そして、これをすべて加算して合計値を求め、これを人物の人数で除して合計平均値を求める。本実施例では合計値が0.92となり、12人の合計平均が0.08となる。そして総合一致判定部17は、予め定めた値である差異平均閾値:0.10以内であるため、人物1〜人物12までは共通の動作、つまり、同一行動をしていると判定する。この判定結果を行動判定部19は空調変更部18へ出力する。
つまり、行動判定部19は複数の人物が同一行動、つまり集団による共通の運度を行なっているか否かを判定して出力する。
ここで空調パラメータとは、設定温度、送風ファンモータ26の回転数、室外機30に搭載された図示しない圧縮機の回転数、空調機システム1内に流れる冷媒の流量を調節する図示しない膨張弁の開度など、その値を増減したり、大きく、または、小さくしたりして、例えば冷房/暖房を「強」から「弱」にする指示に対応して空調運転を制御するパラメータである。
P1R(0,0)=0.5、P1R(0,1)=0、P1R(0,2)=0、P1R(0,3)=0、P1R(1,0)=0.5、P1R(1,1)=0.5、P1R(1,2)=0.5、P1R(1,3)=0.3、P1R(2,0)=0.3、P1R(2,1)=0.6、P1R(2,2)=0.6、P1R(2,3)=0.5、P1R(3,0)=0、P1R(3,1)=0、P1R(3,2)=0、P1R(3,3)=0.5
PXR(0,0)=0.8、PXR(0,1)=0.5、PXR(0,2)=0.1、PXR(0,3)=0、PXR(1,0)=0.6、PXR(1,1)=1.0、PXR(1,2)=0.8、PXR(1,3)=0.0、PXR(2,0)=0.1、PXR(2,1)=0.8、PXR(2,2)=1.0、PXR(2,3)=0.6、PXR(3,0)=0、PXR(3,1)=0、PXR(3,2)=0.4、PXR(3,3)=0.7
DIF(0,0)=0.3、DIF(0,1)=0.5、DIF(0,2)=0.1、DIF(0,3)=0.0、DIF(1,0)=0.1、DIF(1,1)=0.5、DIF(1,2)=0.3、DIF(1,3)=0.3、DIF(2,0)=0.2、DIF(2,1)=0.2、DIF(2,2)=0.4、DIF(2,3)=0.1、DIF(3,0)=0、DIF(3,1)=0、DIF(3,2)=0.4、DIF(3,3)=0.2
空調変更部18は、行動判定部19が複数の人物が同一行動をしていないと判定した場合、現在の強冷房の空調パラメータの値を弱冷房の空調パラメータの値に変更する。
また本実施例では冷房運転時に同一行動となった場合、弱冷房を強冷房にする例を記載しているが、これに限るものでなく、暖房運転時に同一行動となった場合、運動により室温が上昇するため強暖房から弱暖房に、つまり、空調パラメータの値を小さく切り替えるようにしてもよい。
また、本実施例では室内機制御部25内部に画像解析部10と空調変更部18を備えた構成を説明しているが、これに限るものでなく、室内機制御部25内部から画像解析部10を削除し、撮像部22と画像解析部10を組み合わせて1つの機器として独立させ、同一行動か否かの判定結果を室内機制御部25の空調変更部18へ送信するようにしてもよい。
10 画像解析部(画像解析手段)
11 個別人物認識部(個別人物認識手段)
12 グループ分割部(グループ分割手段)
13 方向補正部(方向補正手段)
14 運動エリア補正部(運動エリア補正手段)
15 占有比率算出部(占有比率算出手段)
16 グループ内人物比較部(グループ内人物比較手段)
17 総合一致判定部(総合一致判定手段)
18 空調変更部(空調変更手段)
19 行動判定部(行動判定手段)
20 室内機
20a パネル
21 記憶部
22 撮像部
23 上下風向板駆動部
24 リモコン
25 室内機制御部
26 送風ファンモータ
30 室外機
Claims (1)
- 室内機と、前記室内機が設置された室内の画像を撮像する撮像手段と、前記室内機を与えられた空調パラメータの値に基づいて制御する室内機制御手段と、
前記室内の画像を解析し、前記室内の画像に運動を行なっている撮像対象がいるか否かを判断する画像解析手段と、前記画像解析手段が運動を行なっている前記撮像対象がいると判断した時、前記空調パラメータの値を変更する空調変更手段を備え、前記画像解析手段は、前記撮像対象が共通の動作を行なっているか否かを判定する行動判定手段を備え、
前記画像解析手段は、前記行動判定手段が複数の前記撮像対象が共通の動作を行なって
いると判定した場合、前記撮像対象が運動を行なっていると判断することを特徴とする空調機システム。
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JP2017052465A JP6953753B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | 空調機システム |
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Family Applications (1)
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JP2017052465A Active JP6953753B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | 空調機システム |
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2017
- 2017-03-17 JP JP2017052465A patent/JP6953753B2/ja active Active
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