JP6953328B2 - 操作端末および補助パネル - Google Patents

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Description

本発明は、操作端末、および、操作端末となる汎用スマートデバイスのタッチセンシティブ面を覆う補助パネルに関する。
従来、工作機械や産業用ロボット等を操作するための操作端末(いわゆる、コントローラ)では、押しボタン式スイッチや操作ホイール等が設けられている。当該操作端末では、操作者が指先等により操作ホイールを回転させると、回転量に応じた移動量の移動を指示する信号が、操作対象に対して出力される。
特許文献1では、操作装置に対する塵埃粒子、液体およびガスの侵入を防止するために、操作装置の操作ホイールに代えて、ケーシングに密封されたタッチセンシティブ面を使用することが提案されている。また、特許文献2のねじ締めロボットの教示装置(いわゆる、ティーチングペンダント)では、ロボット本体の動作を制御するための動作情報の設定画面が、カラー液晶ディスプレイとタッチパネルとから構成される表示パネルに表示される。
特開2004−209560号公報 特開2009−282973号公報
ところで、実際に工作機械や産業用ロボット等を操作する際には、操作者は、操作対象に的確な動作をさせるために、また、自身の安全を確保するために、操作対象を注視する必要がある。したがって、操作者は、操作装置を注視することなく、操作に関する情報を入力する必要がある。
しかしながら、特許文献1の操作装置では、操作者がタッチセンシティブ面のいずれの部位を触れているか把握しにくいため、操作装置を注視することなく情報を入力することは容易ではない。特許文献2の教示装置においても同様に、教示装置を注視することなくタッチパネルに情報を入力することは容易ではない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、操作端末を目視していない状態であっても入力動作を容易に行うことを目的としている。
請求項1に記載の発明は、操作対象に対して入力を行う操作端末であって、入力面を有するタッチパネル部と、操作者による前記入力面に対する入力動作に対応して操作信号を出力する出力部とを備え、前記入力動作が、前記入力面に接触する接触要素を前記入力面上において所定の円環状の移動経路上にて移動させる移動動作を含み、前記入力面は、前記移動経路において円周状に等角度間隔にて断続的に配列される複数の区切り部前記移動経路の径方向外側に配置される円環状の凸部である外ガイド要素と、前記移動経路の径方向内側に配置される凸部であって、前記外ガイド要素との間に前記移動経路を挟む内ガイド要素と、を備え、前記複数の区切り部はそれぞれ、前記接触要素が接触する周囲の領域から突出する凸部であり、前記移動動作において、前記接触要素が前記複数の区切り部のうち一の区切り部から隣接する区切り部へと移動することにより、予め設定されている単位移動距離に応じた1パルスの操作信号が前記出力部によって出力される
請求項2に記載の発明は、操作対象に対して入力を行う操作端末であって、入力面を有するタッチパネル部と、操作者による前記入力面に対する入力動作に対応して操作信号を出力する出力部とを備え、前記入力動作が、前記入力面に接触する接触要素を前記入力面上において所定の円環状の移動経路上にて移動させる移動動作を含み、前記入力面は、前記移動経路において円周状に等角度間隔にて断続的に配列される複数の区切り部前記移動経路の径方向外側に配置される円環状の凸部である外ガイド要素と、前記移動経路の径方向内側に配置される凸部であって、前記外ガイド要素との間に前記移動経路を挟む内ガイド要素と、を備え、前記複数の区切り部はそれぞれ、前記接触要素が接触する周囲の領域から凹む凹部であり、前記移動動作において、前記接触要素が前記複数の区切り部のうち一の区切り部から隣接する区切り部へと移動することにより、予め設定されている単位移動距離に応じた1パルスの操作信号が前記出力部によって出力される。
求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の操作端末であって、所定の位置まで押し込むことで操作信号の伝達が可能となるイネーブルスイッチをさらに備え、前記出力部は、前記イネーブルスイッチが所定の位置に押し込まれているときに、前記移動動作を操作信号しとて操作対象へと伝達する。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の操作端末であって、前記タッチパネル部が、タッチセンシティブ面を有するタッチパネル本体と、前記タッチセンシティブ面を覆うとともに前記入力面を有する透明な補助パネルとを備え、前記操作者による前記入力動作が、前記補助パネルを介して前記タッチセンシティブ面に対して行われる。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の操作端末であって、前記タッチパネル部が、前記移動経路上または前記移動経路に沿って所定間隔にて配列される複数の発光部を備え、前記移動動作における前記接触要素の移動に応じて前記複数の発光部の点灯状態が変化する。
請求項に記載の発明は、操作対象に対して入力を行う操作端末となる汎用スマートデバイスのタッチセンシティブ面を覆う補助パネルであって、前記タッチセンシティブ面に接触する主面である接触面と、前記接触面とは反対側の主面である入力面とを備え、操作者による前記入力面に対する入力動作が、前記入力面に接触する接触要素を前記入力面上において所定の円環状の移動経路上にて移動させる移動動作を含み、前記入力面は、前記移動経路において円周状に等角度間隔にて断続的に配列される複数の区切り部前記移動経路の径方向外側に配置される円環状の凸部である外ガイド要素と、前記移動経路の径方向内側に配置される凸部であって、前記外ガイド要素との間に前記移動経路を挟む内ガイド要素と、を備え、前記複数の区切り部はそれぞれ、前記接触要素が接触する周囲の領域から突出する凸部であり、前記移動動作において、前記接触要素が前記複数の区切り部のうち一の区切り部から隣接する区切り部へと移動することにより、予め設定されている単位移動距離に応じた1パルスの操作信号が前記出力部によって出力される
請求項に記載の発明は、操作対象に対して入力を行う操作端末となる汎用スマートデバイスのタッチセンシティブ面を覆う補助パネルであって、前記タッチセンシティブ面に接触する主面である接触面と、前記接触面とは反対側の主面である入力面とを備え、操作者による前記入力面に対する入力動作が、前記入力面に接触する接触要素を前記入力面上において所定の円環状の移動経路上にて移動させる移動動作を含み、前記入力面は、前記移動経路において円周状に等角度間隔にて断続的に配列される複数の区切り部前記移動経路の径方向外側に配置される円環状の凸部である外ガイド要素と、前記移動経路の径方向内側に配置される凸部であって、前記外ガイド要素との間に前記移動経路を挟む内ガイド要素と、を備え、前記複数の区切り部はそれぞれ、前記接触要素が接触する周囲の領域から凹む凹部であり、前記移動動作において、前記接触要素が前記複数の区切り部のうち一の区切り部から隣接する区切り部へと移動することにより、予め設定されている単位移動距離に応じた1パルスの操作信号が前記出力部によって出力される
本発明では、操作端末を目視していない状態であっても入力動作を容易に行うことができる。
第1の実施の形態に係る操作端末の斜視図である。 操作端末の正面図である。 操作端末の側面図である。 操作端末の縦断面図である。 補助パネルの斜視図である。 第2の実施の形態に係るパネルケースの斜視図である。 他の操作端末の縦断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る操作端末1を示す斜視図である。図2は、操作端末1を示す正面図である。図3は、操作端末1を示す側面図である。図4は、操作端末1を示す縦断面図である。図4では、操作端末1の内部構造の一部のみを図示する。図5は、操作端末1の補助パネル3を示す斜視図である。
操作端末1は、操作者により、図1および図2中の下側の部分を後側(すなわち、図2において紙面に垂直な方向の奥側)から把持されて使用される携帯型の端末である。操作端末1は、例えば、工作機械や産業用ロボット等の産業機械の操作に使用されるコントローラである。以下では、操作端末1による操作の対象が、ロボットハンドを有する産業用ロボットであるものとして説明する。
操作端末1は、筐体11と、タッチパネル部12と、出力部13と、イネーブルスイッチ14と、非常停止スイッチ15とを備える。筐体11は、略直方体状である。筐体11の前面(すなわち、正面)には、タッチパネル部12が配置される。筐体11の上部には、非常停止スイッチ15が配置される。筐体11の左側面には、イネーブルスイッチ14が配置される。筐体11の内部には、出力部13が配置される。
タッチパネル部12は、操作者からの入力を受け付ける入力部である。出力部13は、タッチパネル部12からの入力に応じた操作信号を出力する。イネーブルスイッチ14は、筐体11に向けて(すなわち、図2中の右側へと)押し込み可能な3ポジションのイネーブルスイッチである。イネーブルスイッチ14が中間位置まで押し込まれた状態では、出力部13からの操作信号が、操作対象である産業用ロボットに伝達される。操作信号の伝達は、例えば、有線または無線により行われる。イネーブルスイッチ14が押し込まれていない状態、および、イネーブルスイッチ14が中間位置よりも大きく押し込まれた状態では、出力部13からの操作信号は操作対象に伝達されない。非常停止スイッチ15は、押し込むことにより操作対象を非常停止させるスイッチである。
タッチパネル部12は、接触感知式の入力面31を有する。入力面31における接触感知は、例えば静電容量方式により行われる。なお、入力面31における接触感知は、抵抗膜方式または超音波表面弾性波(SAW)方式等、他の方式により行われてもよい。図2に示す例では、タッチパネル部12および入力面31は、正面視において略矩形状である。タッチパネル部12は、筐体11の前面に設けられた略矩形状の開口部に取り付けられる。入力面31は、操作端末1の前側において筐体11から露出している。
タッチパネル部12は、入力面31に対する接触要素(例えば、操作者の指、または、タッチペン等の入力具)の接触による情報入力を受け付ける。タッチパネル部12は、入力面31上における接触要素の接触位置や動き等を入力信号として受け付け、当該入力信号を出力部13へと伝達する。出力部13は、操作者による入力面31に対する入力動作に対応して、操作対象を操作するための操作信号を出力する。当該入力動作には、例えば、接触要素を入力面31に接触させる接触動作、および、入力面31に接触する接触要素を入力面31上において所定の移動経路上にて移動させる移動動作が含まれる。
タッチパネル部12は、タッチパネル本体2と、補助パネル3とを備える。タッチパネル本体2は、薄板状の部材であり、接触要素の接触を感知するタッチセンシティブ面21を前面に有する。タッチパネル本体2は、筐体11の内部に配置される。補助パネル3は、薄板状の部材であり、タッチパネル本体2のタッチセンシティブ面21に固定される。補助パネル3は、タッチパネル本体2に対して着脱不能に固定されてもよく、粘着テープ等を介して着脱自在に固定されてもよい。以下の説明では、タッチセンシティブ面21に接触する補助パネル3の後側の主面(すなわち、後面)を、「接触面38」と呼ぶ。図1に示す例では、補助パネル3は、タッチセンシティブ面21を略全面に亘って覆う。なお、補助パネル3は、タッチセンシティブ面21の一部のみを覆っていてもよい。補助パネル3は、透明であり、例えば樹脂により形成される。
補助パネル3の前側の主面(すなわち、前面)は、接触要素が直接的に接触する上述の入力面31である。操作端末1では、操作者による入力動作は、補助パネル3を介してタッチパネル部12のタッチセンシティブ面21に対して行われる。換言すれば、タッチセンシティブ面21は、補助パネル3を介した接触要素の間接的な接触を感知する。
タッチセンシティブ面21には、4つの接触領域42と、2つの移動経路43,44とが設定されている。以下の説明では、移動経路43を「第1移動経路43」と呼び、移動経路44を「第2移動経路44」と呼ぶ。図2では、図の理解を容易にするために、第1移動経路43および第2移動経路44に平行斜線を付す。
4つの接触領域42は、タッチセンシティブ面21の上部に配置される。各接触領域42は、例えば略矩形状の領域であり、接触領域42上における接触要素の入力面31に対する接触を感知する。各接触領域42は、例えば、操作対象の移動に関する設定を行う設定ボタンスイッチに対応する。例えば、接触要素を接触領域42に接触させることにより、操作対象である産業用ロボットのロボットハンドの移動方向が、X方向、Y方向およびZ方向から選択される。また、接触要素を他の接触領域42に接触させることにより、ロボットハンドの単位移動距離が変更される。単位移動距離とは、操作端末1から伝達された移動を命じる操作信号の1パルスに対応する移動距離である。
第1移動経路43は、タッチセンシティブ面21において4つの接触領域42の下側に配置される。第1移動経路43は、例えば、略円環状の領域である。第1移動経路43は、第1移動経路43上における接触要素の入力面31に対する接触、および、入力面31との接触状態を維持したままの接触要素の第1移動経路43上における移動を感知する。第1移動経路43は、例えば、操作対象の移動を行う操作ホイール等に対応する。操作端末1において、接触要素を入力面31に接触させた状態で、第1移動経路43上にて周方向に移動させることにより、接触要素の第1移動経路43上における移動距離(または、移動角度)に対応して決定される移動距離だけロボットハンドが移動する。
第2移動経路44は、タッチセンシティブ面21において第1移動経路43の下側に配置される。第2移動経路44は、例えば、左右方向(すなわち、操作端末1の幅方向)に略直線状に延びる略矩形状(または、帯状)の領域である。第2移動経路44は、第2移動経路44上における接触要素の入力面31に対する接触、および、入力面31との接触状態を維持したままの接触要素の第2移動経路44上における移動を感知する。第2移動経路44は、例えば、操作対象の移動を行う操作スティック等に対応する。操作端末1において、接触要素を入力面31に接触させた状態で、第2移動経路44上にて所定方向に(例えば、左側から右側へと)移動させることにより、接触要素の第2移動経路44上における移動距離に対応して決定される移動距離だけロボットハンドが移動する。操作端末1では、例えば、第2移動経路44はロボットハンドの比較的大きな移動の際に利用され、第1移動経路43はロボットハンドの微小な移動の際に利用される。
タッチパネル本体2は、第1インジケータ36と、第2インジケータ37とを備える。第1インジケータ36は、第1移動経路43に沿って所定間隔にて配列される複数の発光部361を備える。第2インジケータ37は、第2移動経路44に沿って所定間隔にて配列される複数の発光部371を備える。以下の説明では、発光部361,362をそれぞれ「第1発光部361」および「第2発光部371」と呼ぶ。第1発光部361および第2発光部371は、例えば、LED(Light Emitting Diode)である。正面視における各第1発光部361および各第2発光部371の形状は、例えば略円形である。複数の第1発光部361の色は同じであってもよく、異なっていてもよい。複数の第2発光部371の色も同じであってもよく、異なっていてもよい。なお、図4では、第1発光部361および第2発光部371の図示を省略する。
図2に示す例では、複数の第1発光部361が、第1移動経路43の径方向外側に配置される。複数の第1発光部361は、第1移動経路43の外周縁に沿って、略円周状に略等角度間隔にて配列される。例えば、12個の第1発光部361が、約30°間隔にて配列される。複数の第2発光部371は、第2移動経路44の上側に配置される。複数(例えば、8個)の第2発光部371は、第2移動経路44の上縁に沿って、略直線状に略等間隔にて配列される。なお、第1発光部361および第2発光部371の位置は適宜変更されてよい。また、複数の第1発光部361は、第1移動経路43上に配置されてもよい。複数の第2発光部371も、第2移動経路44上に配置されてもよい。
補助パネル3は、パネル本体32と、2つのガイド部33,34を備える。パネル本体32は、略矩形状の薄板であり、タッチパネル部12の前面のうち筐体11に覆われていない部位を略全面に亘って覆う。ガイド部33,34は、パネル本体32の前面から前方に(すなわち、タッチセンシティブ面21とは反対側に)突出する凸部である。換言すれば、ガイド部33,34は、補助パネル3の入力面31に設けられる。補助パネル3は、タッチパネル本体2よりも薄い。パネル本体32の厚さは略均一であり、例えば、約0.1mmである。ガイド部33が設けられている部位の補助パネル3の最大厚さは、例えば、約0.5mmである。ガイド部34が設けられている部位の補助パネル3の最大厚さは、例えば、約0.3mmである。
ガイド部33は、第1移動経路43に沿って配置される。ガイド部34は、ガイド部33の下側において第2移動経路44に沿って配置される。以下の説明では、ガイド部33を「第1ガイド部33」と呼び、ガイド部34を「第2ガイド部34」と呼ぶ。
図1および図2に示す例では、第1ガイド部33は、ガイド要素331と、ガイド要素332とを備える。ガイド要素331は、第1移動経路43の径方向外側に配置される正面視において略円環状の凸部である。ガイド要素331は、第1移動経路43の外周縁に沿って周方向に延びる。ガイド要素332は、第1移動経路43の径方向内側に配置される正面視において略円状の凸部である。ガイド要素332の外周縁は、第1移動経路43の内周縁とおよそ重なる。以下の説明では、ガイド要素331を「外ガイド要素331」と呼ぶ。また、外ガイド要素331の径方向内側に位置するガイド要素332を「内ガイド要素332」と呼ぶ。
外ガイド要素331の厚さ(すなわち、パネル本体32の前面からの突出量)は、外ガイド要素331の内周縁から径方向外方に向かうに従って滑らかに漸次増大して最大となり、最厚部から径方向外方に向かうに従って滑らかに漸次減少する。内ガイド要素332の厚さ(すなわち、パネル本体32の前面からの突出量)は、内ガイド要素332の外周縁から径方向内方に向かうに従って滑らかに漸次増大し、内ガイド要素332の径方向中央部(すなわち、中心部)において最大となる。換言すれば、内ガイド要素332は、略ドーム状の形状を有する。内ガイド要素332の最大厚さは、例えば、外ガイド要素331の最大厚さよりも大きい。
第2ガイド部34は、第2移動経路44の下側に配置される正面視において略矩形状(または、帯状)の凸部である。第2ガイド部34は、第2移動経路44の下縁に沿って略直線状に延びる。第2ガイド部34の厚さ(すなわち、パネル本体32の前面からの突出量)は、第2ガイド部34の上縁から下方に向かうに従って滑らかに漸次増大して最大となり、最厚部から下方に向かうに従って滑らかに漸次減少する。第2ガイド部34の最大厚さは、例えば、第1ガイド部33の外ガイド要素331の最大厚さとおよそ同じであり、内ガイド要素332の最大厚さよりも小さい。
補助パネル3は、複数の区切り部35を備える。複数の区切り部35はそれぞれ、パネル本体32の前面から前方に突出する凸部である。換言すれば、各区切り部35は、補助パネル3の入力面31に設けられ、周囲の部位よりも突出する突起部(すなわち、凸部)である。正面視において、各区切り部35は略円状の点状部である。複数の区切り部35は、第1ガイド部33の内ガイド要素332の最厚部と外ガイド要素331との最厚部との間において、第1移動経路43上に所定間隔にて配列される。具体的には、複数の区切り部35は、内ガイド要素332の外周縁近傍、かつ、外ガイド要素331の内周縁近傍に配置される。
図2に示す例では、複数の区切り部35は、第1移動経路43の径方向中央部に配置される。複数の区切り部35は、第1移動経路43の内周縁および外周縁に沿って、略円周状に略等角度間隔にて配列される目印である。例えば、12個の区切り部35が、約30°間隔にて配列される。区切り部35の数は、例えば、第1発光部361の数と同じである。複数の区切り部35は、例えば、複数の第1発光部361の径方向内側において、複数の第1発光部361と周方向の略同じ位置に配置される。
各区切り部35の厚さ(すなわち、パネル本体32の前面からの突出量)は、区切り部35の外周縁から区切り部35の径方向内方に向かうに従って滑らかに漸次増大し、区切り部35の径方向中央部(すなわち、中心部)において最大となる。換言すれば、区切り部35は、略ドーム状の形状を有する。各区切り部35の最大厚さは、第1ガイド部33の外ガイド要素331の最大厚さおよび内ガイド要素332の最大厚さ、並びに、第2ガイド部34の最大厚さよりも小さい。
操作端末1により操作対象である産業用ロボットが操作される際には、まず、イネーブルスイッチ14が中間位置まで押し込まれた状態で、操作者が接触要素を接触領域42に接触させ、ロボットハンドの移動方向および単位移動距離等が設定される。設定情報は、操作信号として出力部13から産業用ロボットに伝達される。なお、接触要素の接触領域42に対する接触は、上述のように、補助パネル3を介した間接的接触である。後述する接触要素の第1移動経路43および第2移動経路44に対する接触についても同様に、補助パネル3を介した間接的接触である。
続いて、操作者は、接触要素を第2移動経路44に接触させ、接触状態を維持したまま、第2移動経路44上において左側から右側へと移動させる。当該移動動作に対応する操作信号は、出力部13から産業用ロボットに伝達される。産業用ロボットでは、接触要素の第2移動経路44上における移動距離に対応して決定される移動距離だけロボットハンドが移動し、目標位置近傍に位置する。
操作端末1では、上記移動動作における接触要素の移動に応じて、複数の第2発光部371の点灯状態が変化する。具体的には、例えば、接触要素が第2移動経路44に接触していない状態では、全ての第2発光部371が消灯している。そして、接触要素が第2移動経路44の左端部に接触すると、複数の第2発光部371のうち左端に位置する1つの第2発光部371のみが点灯する。その後、接触要素が第2移動経路44上を左側から右側へと移動すると、接触要素の接触位置の上側に位置する第2発光部371が、左側から右側に向かって順次点灯する。点灯した第2発光部371は、接触要素がその下側から移動しても消灯しない。すなわち、操作端末1では、接触要素の第2移動経路44上における移動距離に応じた数の第2発光部371が点灯する。これにより、操作者は、接触要素の第2移動経路44上におけるおよその移動距離を、容易に視認することができる。点灯した第2発光部371は、接触要素が第2移動経路44から離れると消灯する。
次に、操作者は、接触要素を第1移動経路43に接触させ、接触状態を維持したまま、第1移動経路43上において周方向へと移動させる。接触要素は、複数の区切り部35に断続的に接触しつつ第1移動経路43上を移動する。当該移動動作に対応する操作信号は、出力部13から産業用ロボットに伝達される。出力部13では、例えば、当該移動動作において、接触要素が複数の区切り部35のうち一の区切り部35から隣接する区切り部35へと移動することにより、1パルスの操作信号が出力される。産業用ロボットでは、接触要素の第1移動経路43上における移動距離に対応して決定される移動距離だけロボットハンドが移動する。これにより、ロボットハンドの位置が微調整され、ロボットハンドが目標位置に位置する。なお、第1移動経路43上において接触要素を時計回りに移動させた場合と、反時計回りに移動させた場合とでは、ロボットハンドの移動方向は、例えば反対になる。
操作端末1では、上記移動動作における接触要素の移動に応じて、複数の第1発光部361の点灯状態が変化する。具体的には、例えば、接触要素が第1移動経路43に接触していない状態では、全ての第1発光部361が消灯している。そして、接触要素が第1移動経路43に接触すると、複数の第1発光部361のうち、接触要素の接触位置の径方向外側に位置する(すなわち、接触位置に最も近い位置に位置する)1つの第1発光部361のみが点灯する。その後、接触要素が第1移動経路43上を周方向に移動すると、接触要素の接触位置の径方向外側に位置する第1発光部361が、接触要素の移動方向に沿って順次点灯する。点灯した第1発光部361は、接触要素がその径方向内側から移動しても消灯しない。すなわち、操作端末1では、接触要素の第1移動経路43上における移動距離に応じた数の第1発光部361が点灯する。これにより、操作者は、接触要素の第1移動経路43上におけるおよその移動距離を、容易に視認することができる。点灯した第1発光部361は、接触要素が第1移動経路43から離れると消灯する。
以上に説明したように、操作端末1は、タッチパネル部12と、出力部13とを備える。タッチパネル部12は、入力面31を有する。出力部13は、操作者による入力面31に対する入力動作に対応して操作信号を出力する。当該入力動作は、入力面31に接触する接触要素を入力面31上において所定の移動経路(すなわち、第1移動経路43または第2移動経路44)上にて移動させる移動動作を含む。入力面31は、当該移動経路に沿って配置されたガイド部(すなわち、第1ガイド部33または第2ガイド部34)を備える。
操作端末1では、接触要素を移動経路に接触させた状態で移動させる際に、接触要素をガイド部に沿って移動させることにより、接触要素が移動経路上からずれることを抑制することができる。その結果、操作端末1(特に、タッチパネル部12のタッチセンシティブ面21)を目視していない状態であっても、操作端末1に対する入力動作を容易に行うことができる。
上述のように、ガイド部は凸部である。これにより、接触要素のガイド部に沿う移動を容易とすることができる。その結果、接触要素が移動経路上からずれることをさらに抑制することができ、操作端末1に対する入力動作をさらに容易に行うことができる。
上述のように、タッチパネル部12は、タッチパネル本体2と、補助パネル3とを備える。タッチパネル本体2は、タッチセンシティブ面21を有する。補助パネル3は、タッチセンシティブ面21を覆うとともに入力面31を有する。補助パネル3は透明である。操作者による入力動作は、補助パネル3を介してタッチセンシティブ面21に対して行われる。
このように、ガイド部が設けられる部材(すなわち、補助パネル3)を、タッチセンシティブ面21が設けられる部材(すなわち、タッチパネル本体2)とは別部材とすることにより、ガイド部の形成を容易とすることができ、タッチパネル部12にガイド部を容易に設けることができる。また、補助パネル3を透明とすることにより、タッチセンシティブ面21の表示の視認を容易とすることができる。したがって、タッチセンシティブ面21の表示を利用して操作端末1に対する操作を行うことができる。このため、補助パネル3にタッチセンシティブ面21と同様の表示を設ける必要がなく、補助パネル3の構造を簡素化することができる。
操作端末1では、第1ガイド部33は、第1移動経路43に沿って配置されるガイド要素(すなわち、外ガイド要素331)と、第1移動経路43に沿って配置される他のガイド要素(すなわち、内ガイド要素332)とを備える。内ガイド要素332は、外ガイド要素331との間に第1移動経路43を挟む。これにより、接触要素を第1移動経路43に接触させた状態で移動させる際に、接触要素が第1移動経路43上からずれることをさらに抑制することができる。その結果、操作端末1に対する入力動作をさらに容易に行うことができる。
操作端末1では、入力面31は、移動経路(すなわち、第1移動経路43)上に所定間隔にて配列される複数の区切り部35を備える。上述の移動動作において、接触要素が複数の区切り部35のうち一の区切り部35から隣接する区切り部35へと移動することにより、出力部13により1パルスの操作信号が出力される。これにより、操作者は、1パルスの操作信号の出力を、接触要素の区切り部35に対する接触により生じる触感の変化によって容易に認識することができる。その結果、操作端末1の操作対象の操作精度を向上することができる。
また、複数の区切り部35はそれぞれ、周囲の部位よりも突出する突起部である。これにより、上述の触感の変化を比較的大きくすることができるため、操作者による区切り部35の認識を容易とすることができる。その結果、操作者は、1パルスの操作信号の出力をさらに容易に認識することができるため、操作対象の操作精度をさらに向上することができる。
上述のように、タッチパネル部12は、移動経路(すなわち、第1移動経路43もしくは第2移動経路44)上、または、当該移動経路に沿って所定間隔にて配列される複数の発光部(すなわち、第1発光部361または第2発光部371)を備える。複数の発光部の点灯状態は、上述の移動動作における接触要素の移動に応じて変化する。これにより、操作者は、接触要素の移動経路上における位置および移動距離等(すなわち、接触要素の移動状況)を容易に視認することができる。その結果、操作端末1の操作対象の操作精度を向上することができる。なお、複数の発光部の点灯状態の変化態様は、上述の例には限定されず、様々に変更されてよい。
操作端末1では、第1インジケータ36の複数の第1発光部361に代えて、第1移動経路43上における接触要素の移動に応じて音または振動を出力する報知部が設けられてもよい。また、第2インジケータ37の複数の第2発光部371に代えて、第2移動経路44上における接触要素の移動に応じて音または振動を出力する報知部が設けられてもよい。報知部は、音および振動の双方を出力してもよい。また、第1インジケータ36および第2インジケータ37に加えて、上記報知部が設けられてもよい。いずれの場合であっても、操作端末1の操作対象の操作精度を向上することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るパネルケース4について図6を参照しつつ説明する。図6では、後述する汎用スマートデバイス5も併せて示す。パネルケース4は、補助パネル3aと、パネル支持部41とを備える。パネルケース4は、上部が開口した略直方体状の部材である。補助パネル3aは、上述の補助パネル3と同様の構造を有する薄板状の部材であり、パネルケース4の1つの側面を構成する。パネル支持部41は、補助パネル3aが固定される支持部材であり、パネルケース4の他の3つの側面、および、底面を構成する。補助パネル3aは、パネル支持部41に対して着脱不能に固定されてもよく、着脱自在に固定されてもよい。
パネルケース4には、汎用スマートデバイス5が装着される。具体的には、汎用スマートデバイス5が、パネルケース4の上部開口から挿入され、パネルケース4の内底面に設けられている接続端子と電気的に接続される。これにより、パネルケース4および汎用スマートデバイス5が、上述の操作端末1と略同様の操作端末1aとして使用可能となる。
汎用スマートデバイス5は、例えばスマートフォンであり、操作対象の操作用アプリケーションソフトが、他のアプリケーションソフトと共に予めインストールされている。汎用スマートデバイス5は、タッチセンシティブ面21aを有するタッチパネル本体2aと、操作信号を出力する出力部(図示省略)とを備える。タッチパネル本体2aは、例えば、液晶方式による表示機能を有する。上述の操作用アプリケーションソフトが起動されると、タッチセンシティブ面21aに操作画面が表示される。当該操作画面は、例えば、操作端末1のタッチセンシティブ面21に表示される操作画面と同様である。タッチセンシティブ面21aには、4つの接触領域42と、第1移動経路43と、第2移動経路44とが設定されている。
汎用スマートデバイス5がパネルケース4に装着された状態では、タッチセンシティブ面21aは、透明な補助パネル3aにより覆われる。図6に示す例では、タッチセンシティブ面21aは、略全面に亘って補助パネル3aにより覆われる。なお、補助パネル3aは、タッチセンシティブ面21aの一部のみを覆っていてもよい。パネルケース4の内側を向く補助パネル3aの主面(すなわち、内面)は、タッチセンシティブ面21aに接触する接触面38である。また、パネルケース4の外側を向く補助パネル3aの主面(すなわち、接触面38とは反対側の主面である外面)は入力面31である。
パネルケース4のパネル支持部41の側面には、イネーブルスイッチ14aが設けられる。イネーブルスイッチ14aは、例えば、ピエゾフィルムを利用した接触センサであり、操作者の指先がイネーブルスイッチ14aに触れる面積(以下、「接触面積」と呼ぶ。)を検出する。イネーブルスイッチ14aにより検出された接触面積に対応する信号は、パネルケース4から汎用スマートデバイス5に伝達される。イネーブルスイッチ14aは、3ポジションのイネーブルスイッチである。イネーブルスイッチ14aにより検出される接触面積が所定範囲内である場合、汎用スマートデバイス5の出力部(図示省略)からの操作信号が、操作対象(例えば、産業用ロボット)に伝達される。一方、当該接触面積が上記所定範囲よりも小さい場合、および、上記所定範囲よりも大きい場合、汎用スマートデバイス5の出力部からの操作信号は操作対象に伝達されない。
補助パネル3aは、上述のように、操作端末1aとなる汎用スマートデバイス5のタッチセンシティブ面21aを覆う。補助パネル3aは、タッチセンシティブ面21aに接触する主面である接触面38と、接触面38とは反対側の主面である入力面31とを備える。操作端末1aでは、上述の操作端末1と同様に、操作者による入力面31に対する入力動作は、入力面31に接触する接触要素を入力面31上において所定の移動経路(すなわち、第1移動経路43または第2移動経路44)上にて移動させる移動動作を含む。入力面31は、当該移動経路に沿って配置されたガイド部(すなわち、第1ガイド部33または第2ガイド部34)を備える。
操作端末1aでは、接触要素を移動経路に接触させた状態で移動させる際に、接触要素をガイド部に沿って移動させることにより、接触要素が移動経路上からずれることを抑制することができる。その結果、操作端末1a(特に、タッチセンシティブ面21a)を目視していない状態であっても、操作端末1aに対する入力動作を容易に行うことができる。
上述のように、ガイド部は凸部である。これにより、接触要素のガイド部に沿う移動を容易とすることができる。その結果、接触要素が移動経路上からずれることをさらに抑制することができ、操作端末1aに対する入力動作をさらに容易に行うことができる。
補助パネル3aでは、第1ガイド部33は、第1移動経路43に沿って配置されるガイド要素(すなわち、外ガイド要素331)と、第1移動経路43に沿って配置される他のガイド要素(すなわち、内ガイド要素332)とを備える。内ガイド要素332は、外ガイド要素331との間に第1移動経路43を挟む。これにより、接触要素を第1移動経路43に接触させた状態で移動させる際に、接触要素が第1移動経路43上からずれることをさらに抑制することができる。その結果、操作端末1aに対する入力動作をさらに容易に行うことができる。
補助パネル3aでは、入力面31は、移動経路(すなわち、第1移動経路43)上に所定間隔にて配列される複数の区切り部35を備える。上述の移動動作において、接触要素が複数の区切り部35のうち一の区切り部35から隣接する区切り部35へと移動することにより、汎用スマートデバイス5の出力部により1パルスの操作信号が出力される。これにより、操作者は、1パルスの操作信号の出力を、接触要素の区切り部35に対する接触により生じる触感の変化によって容易に認識することができる。その結果、操作端末1aの操作対象の操作精度を向上することができる。
また、複数の区切り部35はそれぞれ、周囲の部位よりも突出する突起部である。これにより、上述の触感の変化を比較的大きくすることができるため、操作者による区切り部35の認識を容易とすることができる。その結果、操作者は、1パルスの操作信号の出力をさらに容易に認識することができるため、操作対象の操作精度をさらに向上することができる。
補助パネル3aは、パネル支持部41に取り付けられることなく、単体で使用されてもよい。例えば、補助パネル3aの接触面38が、汎用スマートデバイス5のタッチセンシティブ面21aに、粘着テープ等を介して直接的に固定されてもよい。この場合、汎用スマートデバイス5および補助パネル3aが、上述の操作端末1aとして使用される。
上述の操作端末1,1aでは、様々な変更が可能である。
例えば、操作端末1の第1インジケータ36および第2インジケータ37では、複数の第1発光部361および複数の第2発光部371は、必ずしも等間隔にて配列される必要はない。例えば、複数の第1発光部361の間隔は、一部異なっていてもよく、全て互いに異なっていてもよい。また、複数の第2発光部371の間隔も、一部異なっていてもよく、全て互いに異なっていてもよい。操作端末1aにおいても同様である。
操作端末1の第1インジケータ36および第2インジケータ37では、第1発光部361および第2発光部371の正面視における形状は、略円形には限定されず、様々に変更されてよい。例えば、第1発光部361および第2発光部371の正面視における形状は、点状または略矩形状であってもよい。各第1発光部361の正面視における形状は部分円環状または扇形であってもよく、周方向にて隣接する第1発光部361同士が連続していてもよい。複数の第2発光部371においても同様に、隣接する第2発光部371同士は連続していてもよい。操作端末1では、第1インジケータ36および第2インジケータ37のうち一方または両方が省略されてもよい。操作端末1aにおいても同様である。
補助パネル3,3aの区切り部35は、必ずしも突起部である必要はなく、例えば、周囲の部位から後方に(すなわち、タッチセンシティブ面21,21aに近づく方向に)凹む凹部であってもよい。あるいは、区切り部35は、周囲の部位とは触感が異なる部位であってもよく、この場合、区切り部35は周囲の部位と略同じ高さに位置してもよい。例えば、区切り部35は、周囲の部位よりも表面粗度が大きい粗面であってもよい。区切り部35の正面視における形状は、略円形には限定されず、様々に変更されてよい。例えば、区切り部35は、正面視において略矩形であってもよい。あるいは、それぞれが部分円環状の複数の区切り部35が、内ガイド要素332の周囲にて周方向に配列されてもよい。複数の区切り部35は、必ずしも等間隔にて配列される必要はない。例えば、複数の区切り部35の間隔は、一部異なっていてもよく、全て互いに異なっていてもよい。操作端末1,1aでは、区切り部35は省略されてもよい。
補助パネル3,3aの第1ガイド部33は、必ずしも凸部である必要はなく、例えば、周囲の部位から後方に(すなわち、タッチセンシティブ面21,21aに近づく方向に)凹む凹部であってもよい。この場合であっても、第1ガイド部33が凸部である場合と略同様に、接触要素が移動経路上からずれることを抑制することができ、操作端末1,1aに対する入力動作を容易に行うことができる。補助パネル3,3aの第2ガイド部34においても同様である。
また、第1ガイド部33は、周囲の部位とは触感が異なる部位であってもよく、この場合、第1ガイド部33は周囲の部位と略同じ高さに位置してもよい。例えば、第1ガイド部33は、周囲の部位よりも表面粗度が大きい粗面であってもよい。第2ガイド部34においても同様である。
あるいは、補助パネル3,3aでは、第1移動経路43と重なる領域が、周囲の部位よりも凹む凹部とされ、補助パネル3,3aにおける当該凹部の周囲の部位が、第1移動経路43に沿って配置される第1ガイド部33とされてもよい。また、補助パネル3,3aの第2移動経路44と重なる領域が、周囲の部位よりも凹む凹部とされ、補助パネル3,3aにおける当該凹部の周囲の部位が、第2移動経路44に沿って配置される第2ガイド部34とされてもよい。この場合、第1ガイド部33および第2ガイド部34は、当該凹部を除く周囲の部位と略同じ高さに位置してもよい。
補助パネル3,3aでは、接触領域42に沿う凸部または凹部等が設けられていてもよい。補助パネル3,3aでは、第1ガイド部33の外ガイド要素331および内ガイド要素332のうちいずれか一方が省略されてもよい。また、補助パネル3,3aでは、第1ガイド部33および第2ガイド部34のうちいずれか一方が省略されてもよい。
補助パネル3,3aでは、第1ガイド部33の外ガイド要素331および内ガイド要素332、並びに、第2ガイド部34は、必ずしも上述の形状である必要はなく、様々な形状とされてよい。例えば、図7に示す操作端末1bのように、第1ガイド部33bの外ガイド要素331bおよび内ガイド要素332b、並びに、第2ガイド部34bは、明確な外縁を有する上端面等が設けられた形状であってもよい。
補助パネル3,3aは、必ずしも透明である必要はなく、例えば半透明または有色であってもよい。
操作端末1,1a,1bは、必ずしも産業機械の操作に使用される必要はなく、様々な機械や機械以外の操作対象の操作に使用されてもよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
1,1a,1b 操作端末
2,2a タッチパネル本体
3,3a 補助パネル
5 汎用スマートデバイス
12 タッチパネル部
13 出力部
21,21a タッチセンシティブ面
31 入力面
33,33b 第1ガイド部
34,34b 第2ガイド部
35 区切り部
38 接触面
43 第1移動経路
44 第2移動経路
331,331b 外ガイド要素
332,332b 内ガイド要素
361 第1発光部
371 第2発光部

Claims (7)

  1. 操作対象に対して入力を行う操作端末であって、
    入力面を有するタッチパネル部と、
    操作者による前記入力面に対する入力動作に対応して操作信号を出力する出力部と、
    を備え、
    前記入力動作が、前記入力面に接触する接触要素を前記入力面上において所定の円環状の移動経路上にて移動させる移動動作を含み、
    前記入力面は、
    前記移動経路において円周状に等角度間隔にて断続的に配列される複数の区切り部
    前記移動経路の径方向外側に配置される円環状の凸部である外ガイド要素と、
    前記移動経路の径方向内側に配置される凸部であって、前記外ガイド要素との間に前記移動経路を挟む内ガイド要素と、
    を備え、
    前記複数の区切り部はそれぞれ、前記接触要素が接触する周囲の領域から突出する凸部であり、
    前記移動動作において、前記接触要素が前記複数の区切り部のうち一の区切り部から隣接する区切り部へと移動することにより、予め設定されている単位移動距離に応じた1パルスの操作信号が前記出力部によって出力されることを特徴とする操作端末。
  2. 操作対象に対して入力を行う操作端末であって、
    入力面を有するタッチパネル部と、
    操作者による前記入力面に対する入力動作に対応して操作信号を出力する出力部と、
    を備え、
    前記入力動作が、前記入力面に接触する接触要素を前記入力面上において所定の円環状の移動経路上にて移動させる移動動作を含み、
    前記入力面は、
    前記移動経路において円周状に等角度間隔にて断続的に配列される複数の区切り部
    前記移動経路の径方向外側に配置される円環状の凸部である外ガイド要素と、
    前記移動経路の径方向内側に配置される凸部であって、前記外ガイド要素との間に前記移動経路を挟む内ガイド要素と、
    を備え、
    前記複数の区切り部はそれぞれ、前記接触要素が接触する周囲の領域から凹む凹部であり、
    前記移動動作において、前記接触要素が前記複数の区切り部のうち一の区切り部から隣接する区切り部へと移動することにより、予め設定されている単位移動距離に応じた1パルスの操作信号が前記出力部によって出力されることを特徴とする操作端末。
  3. 請求項1または2に記載の操作端末であって
    定の位置まで押し込むことで操作信号の伝達が可能となるイネーブルスイッチをさらに備え
    記出力部は、前記イネーブルスイッチが所定の位置に押し込まれているときに、前記移動動作を操作信号しとて操作対象へと伝達することを特徴とする操作端末。
  4. 請求項1ないしのいずれか1つに記載の操作端末であって、
    前記タッチパネル部が、
    タッチセンシティブ面を有するタッチパネル本体と、
    前記タッチセンシティブ面を覆うとともに前記入力面を有する透明な補助パネルと、
    を備え、
    前記操作者による前記入力動作が、前記補助パネルを介して前記タッチセンシティブ面に対して行われることを特徴とする操作端末。
  5. 請求項1ないしのいずれか1つに記載の操作端末であって、
    前記タッチパネル部が、前記移動経路上または前記移動経路に沿って所定間隔にて配列される複数の発光部を備え、
    前記移動動作における前記接触要素の移動に応じて前記複数の発光部の点灯状態が変化することを特徴とする操作端末。
  6. 操作対象に対して入力を行う操作端末となる汎用スマートデバイスのタッチセンシティブ面を覆う補助パネルであって、
    前記タッチセンシティブ面に接触する主面である接触面と、
    前記接触面とは反対側の主面である入力面と、
    を備え、
    操作者による前記入力面に対する入力動作が、前記入力面に接触する接触要素を前記入力面上において所定の円環状の移動経路上にて移動させる移動動作を含み、
    前記入力面は、
    前記移動経路において円周状に等角度間隔にて断続的に配列される複数の区切り部
    前記移動経路の径方向外側に配置される円環状の凸部である外ガイド要素と、
    前記移動経路の径方向内側に配置される凸部であって、前記外ガイド要素との間に前記移動経路を挟む内ガイド要素と、
    を備え、
    前記複数の区切り部はそれぞれ、前記接触要素が接触する周囲の領域から突出する凸部であり、
    前記移動動作において、前記接触要素が前記複数の区切り部のうち一の区切り部から隣接する区切り部へと移動することにより、予め設定されている単位移動距離に応じた1パルスの操作信号が前記出力部によって出力されることを特徴とする補助パネル。
  7. 操作対象に対して入力を行う操作端末となる汎用スマートデバイスのタッチセンシティブ面を覆う補助パネルであって、
    前記タッチセンシティブ面に接触する主面である接触面と、
    前記接触面とは反対側の主面である入力面と、
    を備え、
    操作者による前記入力面に対する入力動作が、前記入力面に接触する接触要素を前記入力面上において所定の円環状の移動経路上にて移動させる移動動作を含み、
    前記入力面は、
    前記移動経路において円周状に等角度間隔にて断続的に配列される複数の区切り部
    前記移動経路の径方向外側に配置される円環状の凸部である外ガイド要素と、
    前記移動経路の径方向内側に配置される凸部であって、前記外ガイド要素との間に前記移動経路を挟む内ガイド要素と、
    を備え、
    前記複数の区切り部はそれぞれ、前記接触要素が接触する周囲の領域から凹む凹部であり、
    前記移動動作において、前記接触要素が前記複数の区切り部のうち一の区切り部から隣接する区切り部へと移動することにより、予め設定されている単位移動距離に応じた1パルスの操作信号が前記出力部によって出力されることを特徴とする補助パネル。
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