JP6953222B2 - 車載用ヒートシンク - Google Patents

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Description

本発明は、車載用ヒートシンクに関する。
車両には、高温で動作可能な半導体リレーや、高電流密度化したDC/DCコンバータなどの高温を発生する発熱体が多く搭載されている。このような発熱体は、外部に放熱するための車載用ヒートシンクが取り付けられている。車載用ヒートシンクは、熱伝達率が高い金属などで構成され、発熱体が発生した熱が伝導され、外部に放熱する。車載用ヒートシンクにおいては、発熱体に対する冷却性能を向上するために、複数のフィンが形成されている。さらに、車載用ヒートシンクに対してヒートパイプを配置することで、車載用ヒートシンクの放熱性をさらに向上させるものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−150749号公報 特開平10−153674号公報
車載用ヒートシンクとしては、搭載スペースが限られるため、大きさを維持しつつ冷却性能を向上させること、あるいは冷却性能を維持しつつ、小型化することができることが要望されている。
本発明は、大きさと冷却性能の両立を図ることができる車載用ヒートシンクを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本実施形態は、車両に搭載され、かつ発熱体が発生した熱を外部に放熱する車載用ヒートシンクであって、前記発熱体が熱的に接続される本体部と、前記本体部から突出し、かつ幅方向に離間して形成される複数のフィンと、前記フィンに形成された少なくとも1以上の内部空間部に充填される固液相変化材と、を備え、前記内部空間部は、少なくとも前記フィンの先端部に形成され、かつ幅方向における間隔が、前記先端部から本体部に向かうにつれて減少することを特徴とする。
また、上記車載用ヒートシンクにおいて、前記内部空間部は、少なくとも前記フィンの先端部に形成されるものである。
また、上記車載用ヒートシンクにおいて、前記内部空間部は、前記固液相変化材が液体状態において、前記固液相変化材の非充填領域が形成されるものである。
本発明に係る車載用ヒートシンクにおいては、フィンの内部に固液相変化材が存在することで、フィン単体の場合と比較して、熱量が増加しても温度上昇を一時的に抑制することができるので、大きさと冷却性能の両立を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車載用ヒートシンクの構成図である。 図2は、温度上昇と熱量との関係を示す図である。 図3は、変形例1に係る車載用ヒートシンクのフィンを示す図である。 図4は、変形例2に係る車載用ヒートシンクのフィンを示す図である。 図5は、変形例3に係る車載用ヒートシンクのフィンを示す図である。 図6は、変形例4に係る車載用ヒートシンクのフィンを示す図である。
以下に、本発明に係る車載用ヒートシンクの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
〔実施形態〕
まず、実施形態に係る車載用ヒートシンクについて説明する。まず、実施形態に係る車載用ヒートシンクについて説明する。図1は、実施形態に係る車載用ヒートシンクの構成図である。図2は、固液相変化材の温度上昇と熱量との関係を示す図である。ここで、図1(図3〜図6も同様)のx方向は、本実施形態における車載用ヒートシンクの幅方向である。z方向は、本実施形態における車載用ヒートシンクの上下方向であり、z1方向が上方向、z2方向が下方向である。図2の横軸は、熱量Qであり、縦軸は温度上昇ΔTである。
本実施形態に係る車載用ヒートシンク1は、図示しない車両、特に、電気車両(EV)、ハイブリッド車両(HEV)、プラグインハイブリッド車両(PHEV)などの、容量の大きいバッテリを搭載し、車両の各電子機器に高電圧、高電流が供給される車両に搭載され、例えば半導体リレー、LED光源、DC/DCコンバータなどの発熱体100に取り付けられるものである。車載用ヒートシンク1は、図1に示すように、本体部2と、フィン3と、固液相変化材4とを備える。
本体部2は、発熱体100が発生した熱を受熱するものである。本体部2は、熱伝導率の高い材料、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、セラミックスなどで構成されている。本実施形態における本体部2は、立方体形状であり、上下方向において対向する表面のうち、下表面2aに発熱体100が熱的に接続されている。ここで、発熱体100と本体部2とが熱的に接続されるとは、発熱体100と本体部2とが接触することで発熱体100と本体部2との間で直接的に熱の授受が可能な場合、あるいは発熱体100と本体部2との間に介在する放熱シートなどの発熱体100と本体部2との間に要求される条件に基づいた機能を有し、かつ熱伝導性を有する介在部材を介して、発熱体100と本体部2との間で間接的に熱の授受が可能な場合をいう。本実施形態における本体部2は、内部に固液相変化材4が設けられていない、すなわち存在しない。
フィン3は、本体部2が発熱体100から受熱した熱の少なくとも一部を受熱するものである。フィン3は、本体部2と熱的に接続されており、本体部2の上下方向において対向する表面のうち、上表面2bから上方向に突出して形成されている。フィン3は、上下方向および幅方向に直交する方向に延在して形成されており、幅方向に離間して複数に接続されている。フィン3は、熱伝導率の高い材料、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、セラミックスなどで構成されている。本実施形態におけるフィン3は、本体部2と一体に形成されている。フィン3は、内部空間部3aが形成されている。本実施形態におけるフィン3は、先端部3bに内部空間部3aが1つ形成されている。ここで、内部空間部3aは、固液相変化材4が液体状態において、固液相変化材4の非充填領域が形成されている。つまり、固液相変化材4が液体状態であると、非充填領域において空間部が存在することになるので、液体状態の固液相変化材4の流動性が向上する。これにより、液体状態における固液相変化材4の温度の均一化を図ることができ、車載用ヒートシンク1のフィン3における局所的な温度上昇を抑制することができる。
固液相変化材4は、各フィン3に形成された内部空間部3aにそれぞれ充填されている。固液相変化材4は、物質が固体から液体に相変化(融解)するときに熱を蓄え(蓄熱)、液体から固体に相変化(凝固)するときに熱を放出(放熱)する性質である。固液相変化材4としては、例えば、水、パラフィン、脂肪酸、糖アルコール、無機塩水和物、二酸化バナジウム等がある。本実施形態における固液相変化材4は、常温状態で固体状態を維持し、発熱体100に対して設定されている上限温度に発熱体100が到達する前に、固体状態から液体状態へと相変化できる融点を有するものである。
次に、本実施形態に係る車載用ヒートシンク1の動作について説明する。車両側の要求により、発熱体100が動作すると、発熱体100が動作に伴い発熱する。発熱体100が発生した熱は、下表面2aを介して本体部2に伝導される。本体部2に伝導された発熱体100から熱は、一部は本体部2の外周面から放熱され、一部は複数のフィン3に伝導される。各フィン3に伝導された発熱体100から熱は、一部はフィン3の外周面から放熱され、一部は先端部3bに向かってフィン3を移動し、内部空間部3aに充填されている固液相変化材4に伝導される。
固液相変化材4に伝導された発熱体100からの熱は、図2に示すように、固体状態の固液相変化材4の温度を上昇させる。ここで、内部空間部3aに融点が高く固体状態を維持する材料、あるいは融点が低く液体状態を維持する材料が場合は、熱量Qの上昇に比例して温度上昇ΔTが上昇することとなる(同図に示す点線)。一方、固液相変化材4は、融点に到達すると固体状態から液体状態へと相変化する際に、熱を必要とするため、融点に到達すると、固体状態から液体状態へと相変化するまでの間は、蓄熱材として機能するため、温度上昇ΔTは一定の状態で熱量Qが増加することとなる。つまり、固液相変化材4が固体状態から液体状態に相変化するまでは、固液相変化材4の温度上昇ΔTは抑制される。
以上のように、発熱体100が発生した熱は、本体部2を介して、一部がフィン3に存在する固液相変化材4に伝導される。固液相変化材4は、固体状態から液体状態に相変化する際に、蓄熱材として機能するため、熱量Qが増加しても一時的に温度上昇ΔTを抑制することができる。従って、固液相変化材4が蓄熱材としての機能を発揮することで、発熱体100から発生した熱が伝導された車載用ヒートシンク1の温度上昇を、フィン3に固液相変化材4が充填されていない場合と比較して、抑制することができ、車載用ヒートシンク1の放熱性を向上することができる。これにより、車載用ヒートシンク1は、車載用ヒートシンク1の大きさを維持しつつ冷却性能を向上すること、あるいは冷却性能を維持しつつ車載用ヒートシンク1の小型化を図ることができる。
また、内部空間部3aがフィン3の先端部3bに形成されているため、本体部2に内部空間部3aが形成されて固液相変化材4が充填されている場合と比較して、本体部2よりフィン3の温度上昇ΔTが低いことから、融点が低い固液相変化材4を用いることができる。これにより、融点が高い固液相変化材4と比較して、単価の安いものを固液相変化材4として用いることができ、車載用ヒートシンク1の製造コストを削減することができる。
上記実施形態に係る車載用ヒートシンク1は、少なくともフィン3の先端部3bに内部空間部3aを形成するがこれに限定されるものではない。図3は、変形例1に係る車載用ヒートシンクのフィンを示す図である。図4は、変形例2に係る車載用ヒートシンクのフィンを示す図である。図5は、変形例3に係る車載用ヒートシンクのフィンを示す図である。図6は、変形例4に係る車載用ヒートシンクのフィンを示す図である。内部空間部3aは、図3に示すように、フィン3の先端部3bとともに、先端部3bに形成された内部空間部3aよりも、本体部2側に形成されて、固液相変化材4が充填されていてもよい。また、内部空間部3aは、図4に示すように、フィン3の先端部3bから本体部2近傍、すなわちフィン3の下方向側端部近傍まで形成されていてもよい。また、内部空間部3aは、フィン3の内部において、図5に示すように、幅方向に複数を配列して形成されていてもよい。この場合、各内部空間部3aは、フィン3の先端部3bから本体部2近傍、すなわちフィン3の下方向側端部近傍まで形成されていてもよい。また、内部空間部3aは、図6に示すように、フィン3の先端部3bから本体部2近傍、すなわちフィン3の下方向側端部近傍まで形成され、幅方向における間隔が、先端部3bから本体部2近傍に向かうにつれて減少してもよい。
1 車載用ヒートシンク
2 本体部
2a 下表面
2b 上表面
3 フィン
3a 内部空間部
3b 先端部
4 固液相変化材

Claims (2)

  1. 車両に搭載され、かつ発熱体が発生した熱を外部に放熱する車載用ヒートシンクであって、
    前記発熱体が熱的に接続される本体部と、
    前記本体部から突出し、かつ幅方向に離間して形成される複数のフィンと、
    前記フィンに形成された少なくとも1以上の内部空間部に充填される固液相変化材と、
    を備え
    前記内部空間部は、少なくとも前記フィンの先端部に形成され、かつ幅方向における間隔が、前記先端部から本体部に向かうにつれて減少することを特徴とする車載用ヒートシンク。
  2. 請求項に記載の車載用ヒートシンクにおいて、
    前記内部空間部は、前記固液相変化材が液体状態において、前記固液相変化材の非充填領域が形成される、
    車載用ヒートシンク。
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