JP6952743B2 - 車体のフロアトンネル構造 - Google Patents

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本発明は、車体のフロアトンネル構造に関するものである。
従来、車体フロアの車幅方向の中央部にフロアトンネルを設けたフロアトンネル構造が開示されている。フロアトンネルは、車体の前後方向に沿って入力された荷重に対して車体フロアの変形を抑制している。このようなフロアトンネル構造では、フロアトンネルの強度を高めることにより、フロアトンネルの近傍に配置されたバッテリ等の車載部品を荷重から保護する技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、車体フロアの上側に配置されたバッテリと、バッテリの前部が固定された一のクロスメンバと、一のクロスメンバよりも前方に配置された他のクロスメンバと、一のクロスメンバ及び他のクロスメンバ間を連結する荷重支持部材と、を備える車両フロア構造が開示されている。荷重支持部材は、車体フロアに形成されたフロアトンネルにおける車幅方向の両側部に設けられている。特許文献1に記載の技術によれば、荷重支持部材を介して一のクロスメンバ及び他のクロスメンバ間に荷重が伝達されるので、バッテリが設置されたバッテリ設置部の変形を抑制できるとされている。
特許第4680834号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、フロアトンネルの車幅方向の両側部に閉断面を有する荷重支持部材が配置されるので、フロアトンネルと荷重支持部材とを有するフロアトンネル構造が車幅方向に大型化する。これにより、車室内において乗員の足元の空間が狭くなるおそれがある。
そこで、本発明は、大型化を抑制しつつフロアトンネルの強度を高めた車体のフロアトンネル構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造(例えば、実施形態におけるフロアトンネル構造1)は、車体のフロアにおける車幅方向の中央部に設けられ、前記車体の前後方向に沿って延びるフロアトンネル(例えば、実施形態におけるフロアトンネル2)と、前記フロアトンネルの上面(例えば、実施形態における上面2a)に配置される補強ブラケット(例えば、実施形態における補強ブラケット3)と、を備え、前記補強ブラケットは、前記フロアトンネルの前記上面に取り付けられる第一固定部(例えば、実施形態における第一固定部37)と、前記第一固定部よりも前記前後方向の一方側かつ前記車幅方向の一方側に設けられる第二固定部(例えば、実施形態における第二固定部38)と、前記第一固定部よりも前記前後方向の一方側かつ前記車幅方向の他方側に設けられる第三固定部(例えば、実施形態における第三固定部39)と、を有し、前記補強ブラケットは、前記フロアトンネルの前記車幅方向における中央部に固定される基部(例えば、実施形態における基部31)と、前記基部から二股に分かれて延びる分岐部(例えば、実施形態における分岐部32)と、を有し、前記基部に前記第一固定部が設けられ、前記分岐部に前記第二固定部及び前記第三固定部が設けられ、前記基部は前記前後方向に沿って延び、前記基部と前記分岐部とは前記前後方向に沿って連続するように形成されることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造は、前記第一固定部は複数設けられ、複数の前記第一固定部は、前記前後方向に並ぶことを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造は、前記分岐部は、前記基部から前記前後方向の後方へ向かうにつれて前記車幅方向の外側に傾斜したV字状に形成されることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造は、前記フロアトンネルの下面に取り付けられ、前記フロアトンネルの下面に沿って前記車幅方向に延びるパッチ(例えば、実施形態におけるパッチ4)を備え、前記パッチは、前記車体の上下方向から見て前記第二固定部及び前記第三固定部と重なる位置に配置されることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造は、前記パッチには、前記車幅方向に延びるビード(例えば、実施形態におけるビード40)が形成されていることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造は、前記フロアトンネルは、前記前後方向の前方に設けられる前部材(例えば、実施形態における前部材10)と、前記前後方向の後方に設けられる後部材(例えば、実施形態における後部材20)と、備え、前記前部材と前記後部材とが接続される接続部(例えば、実施形態における接続部28)は、前記補強ブラケットの前記第一固定部と、前記第二固定部及び前記第三固定部と、の間に配置され、前記第一固定部、前記第二固定部及び前記第三固定部を結ぶ仮想線(例えば、実施形態における仮想線T)は、前記車体の上下方向から見てトラス状に形成されることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造は、前記フロアトンネルは、前記前後方向の一端が他端に対して上方へ位置するように湾曲した湾曲部(例えば、実施形態における湾曲部29)を有し、前記補強ブラケットは、前記湾曲部を跨いで配置され、前記車幅方向から見た前記補強ブラケットの曲率半径(例えば、実施形態における曲率半径r2)は、前記湾曲部の曲率半径(例えば、実施形態における曲率半径r1)よりも大きいことを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造は、前記フロアトンネルの下方に設けられ、前記車幅方向に沿って延びるクロスメンバ(例えば、実施形態におけるクロスメンバ5)を備え、前記クロスメンバは、前記前後方向で前記補強ブラケットと重なる位置に配置されていることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造は、前記フロアトンネルは、前記前後方向の一方側へ向かうにつれて前記上面が上方へ位置するように形成されたせり上がり部(例えば、実施形態におけるせり上がり部30)を有し、前記せり上がり部に前記第二固定部及び前記第三固定部が取り付けられていることを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明に係る車体のフロアトンネル構造は、前記フロアトンネルは、前記前後方向の前方に設けられる前部材(例えば、実施形態における前部材10)と、前記前後方向の後方に設けられる後部材(例えば、実施形態における後部材20)と、前記前部材と前記後部材とが接続される接続部(例えば、実施形態における接続部28)と、を備え、前記基部は、前記接続部よりも前記前後方向の前方に配置され、前記分岐部は、前記接続部を前記前後方向に跨ぐように配置されることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の車体のフロアトンネル構造によれば、フロアトンネルの上面には車体の前後方向に延びる補強ブラケットが配置されるので、補強ブラケットによりフロアトンネルを補強できる。これにより、車体の前後方向に沿う荷重に対するフロアトンネルの強度を高めることができる。補強ブラケットは、第一固定部と、第二固定部と、第三固定部と、を有し、第二固定部及び第三固定部は、第一固定部よりも車幅方向の外側に設けられている。また、第二固定部及び第三固定部は、第一固定部から前後方向に離間した位置に設けられている。これにより、補強ブラケットは、第一固定部と、第二固定部と、第三固定部と、が上下方向から見てトラス状に配置されてフロアトンネルに固定される。このため、フロアトンネルに前後方向に沿う荷重が入力された際、第一固定部から第二固定部及び第三固定部へ荷重が伝達されることにより、補強ブラケットを介してフロアトンネルの車幅方向外側に位置する稜線に荷重を伝達させることができる。このように、剛性の高いフロアトンネルの稜線に荷重を伝達できるので、フロアトンネルに十分な剛性を確保し、フロアトンネルの変形を抑制できる。
補強ブラケットはフロアトンネルの上面に設けられるので、フロアトンネルと補強ブラケットとを含むフロアトンネル構造が車幅方向に大型化するのを抑制できる。これにより、乗員の足元の空間を広く維持できる。また、補強ブラケットのうち第一固定部が設けられる部分の車幅方向に沿う寸法は、フロアトンネルの車幅方向に沿う幅寸法よりも小さい。このため、フロアトンネルの上面のうち補強ブラケットが配置されていない部分にコンソール等の周辺部材を連結することができる。よって、フロアトンネル周辺の空間を有効に利用することができる。
したがって、大型化を抑制しつつフロアトンネルの強度を高めた車体のフロアトンネル構造を提供できる。
補強ブラケットは基部と分岐部とを有し、基部に第一固定部が設けられ、分岐部に第二固定部及び第三固定部が設けられている。よって、基部から分岐部へ荷重が伝達されることにより、補強ブラケットを介してフロアトンネルの稜線により効率的に荷重を伝達させることができる。また、第一固定部から第二固定部及び第三固定部へ向かう荷重の経路に沿って分岐部が設けられるので、最小限の構成で効率的に荷重を伝達できる。よって、補強ブラケットを小型化することができる。
本発明の請求項3に記載の車体のフロアトンネル構造によれば、分岐部は、基部から前後方向の後方へ向かうにつれて車幅方向の外側に傾斜したV字状に形成される。これにより、フロアトンネルの前方から入力された荷重を分岐部に沿って徐々に車幅方向の外側に伝達できる。よって、前方から入力された荷重をフロアトンネルの稜線に安定的に伝達することができる。
本発明の請求項4に記載の車体のフロアトンネル構造によれば、フロアトンネルの下面には車幅方向に延びるパッチが設けられる。これにより、フロアトンネルに荷重が入力された際、フロアトンネルが車幅方向に広がって平坦化するのを抑制できる。ここで、例えばフロアトンネルの前方から荷重が入力された場合、フロアトンネルの前端部に上方へ向かうモーメントが発生し、これによりフロアトンネルが下方に屈曲するおそれがある。このとき、フロアトンネルの上面と側面との角度が広がってフロアトンネルが平坦化されるほどモーメントに対する側面の支持力が減少し、フロアトンネルが屈曲し易くなる。これに対し、本構成のフロアトンネル構造によれば、パッチがフロアトンネルの平坦化を抑制するので、上下方向のモーメントに対するトンネルの支持強度を向上できる。よって、荷重に対するフロアトンネルの強度を高めることができる。
本発明の請求項5に記載の車体のフロアトンネル構造によれば、パッチには、車幅方向に延びるビードが形成されているので、パッチの強度を高めることができる。よって、パッチが取り付けられたフロアトンネルの強度をより高めることができる。
本発明の請求項6に記載の車体のフロアトンネル構造によれば、補強ブラケットは、前部材と後部材とが接続される接続部を跨ぐように配置されるので、補強ブラケットを取り付けることにより接続部の剛性を確保できる。第一固定部、第二固定部及び第三固定部を結ぶ仮想線は、上下方向から見てトラス状に形成されるので、前後方向に沿って入力された荷重を、フロアトンネルの稜線に沿って伝達することができる。補強ブラケットはフロアトンネルに締結により固定されるので、例えば溶接される場合と比較して、補強ブラケットをフロアトンネルに容易に着脱できる。また、例えば前部材と後部材とを接続した後に補強ブラケットを取り付けることができるので、製造時の作業性を向上できる。
本発明の請求項7に記載の車体のフロアトンネル構造によれば、フロアトンネルは湾曲部を有し、補強ブラケットは湾曲部を跨いで配置される。湾曲部は、上下方向のモーメントに対する剛性が他の部位と比較して低いので、剛性の低い湾曲部に補強ブラケットが配置されることにより、フロアトンネルの変形を効果的に抑制できる。車幅方向から見た補強ブラケットの曲率は、湾曲部の曲率よりも小さいので、湾曲部の周縁に作用する荷重を補強ブラケットに伝達し、応力を分散させることができる。これにより、フロアトンネルの湾曲部の変形をより抑制できる。
本発明の請求項8に記載の車体のフロアトンネル構造によれば、前後方向で補強ブラケットと重なる位置に、車幅方向に沿って延びるクロスメンバが設けられている。これにより、フロアトンネルに入力された荷重を、補強ブラケットとクロスメンバとに分散して伝達することができる。よって、フロアトンネルの変形を抑制できる。
本発明の請求項9に記載の車体のフロアトンネル構造によれば、フロアトンネルのせり上がり部に第二固定部及び第三固定部が取り付けられているので、補強ブラケットから第二固定部及び第三固定部を介してフロアパネルに伝達される荷重をせり上がり部で受けることができる。せり上がり部は、前後方向の一方側へ向かうにつれて上面が上方へ位置するように形成されているので、補強ブラケットから入力される荷重を、荷重の入力方向と交差する面で受けることができる。よって、補強ブラケットから入力される荷重をフロアトンネルの前後方向の一方へ効率的に伝達するとともに、せり上がり部の剛性を高め、せり上がり部と補強ブラケットとの接続強度を高めることができる。
実施形態に係るフロアトンネル構造の斜視図。 図1のII−II線に沿う断面図。 図1のIII−III線に沿う断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
(車体のフロアトンネル構造)
図1は、実施形態に係る車体のフロアトンネル構造1の斜視図である。
車体のフロアトンネル構造1(以下、単にフロアトンネル構造1という。)は、フロアパネル8と、補強ブラケット3と、パッチ4(図3参照)と、クロスメンバ5(図2参照)と、を備える。なお、以下の説明において、前後方向、左右方向(車幅方向)及び上下方向の向きは、それぞれ車体の前後方向、左右方向及び上下方向の向きと一致する。また、図中の矢印が指向する方向FRは車体の前方を示している。
(フロアパネル)
フロアパネル8は、前部材10と、後部材20と、を備える。また、フロアパネル8の車幅方向の中央部には、車体の前後方向に長手とされたフロアトンネル2が設けられている。フロアトンネル2は、フロアパネル8の車幅方向の中央部を上方に隆起させて形成されている。
前部材10は、前後方向の前方に配置され、車体のフロア及びフロアトンネル2の前方部分を形成している。前部材10は、板状部材を曲げることにより、前後方向から見て下向きに開口するハット状に形成されている。前部材10は、前後方向の後方へ向かうにつれて突出高さが減少している。具体的に、前部材10は、第一上部11と、第一右側部12と、第一右フロア13と、第一左側部14と、第一左フロア15と、を有する。
第一上部11は、フロアトンネル2の上面2aを形成している。第一上部11は、前方から後方へ向かうにつれて下方へ傾斜する矩形板状に形成されている。
第一右側部12は、第一上部11の右端に接続され、第一上部11の右端から下方へ垂下されている。第一右側部12は、フロアトンネル2の右側面を形成している。第一右側部12は、後方へ向かうにつれて上下方向に沿う高さが減少している。第一上部11と第一右側部12との境界には、前後方向に延びる第一右稜線16が設けられている。
第一右フロア13は、第一右側部12の下端から右方へ延びている。第一右フロア13は、フロアトンネル2より右方側において車室のフロアを形成している。
第一左側部14は、第一上部11の左端に接続され、第一上部11の左端から下方へ垂下されている。第一左側部14は、フロアトンネル2の左側面を形成している。第一左側部14は、後方へ向かうにつれて上下方向に沿う高さが減少している。第一上部11と第一左側部14との境界には、前後方向に延びる第一左稜線17が設けられている。
第一左フロア15は、第一左側部14の下端から左方へ延びている。第一左フロア15は、フロアトンネル2より左方側において車室のフロアを形成している。
後部材20は、前部材10よりも前後方向の後方に配置されている。後部材20は、車体のフロア及びフロアトンネル2の後方部分を形成している。後部材20の前端部は、前部材10の後端部に接続されている。後部材20は、板状部材を曲げることにより、前後方向から見て下向きに開口するハット状に形成されている。後部材20の突出高さは、前部材10の突出高さよりも低い。具体的に、後部材20は、第二上部21と、第二右側部22と、第二右フロア23と、第二左側部24と、第二左フロア25と、を有する。
第二上部21は、フロアトンネル2の上面2aを形成している。第二上部21は、ほぼ水平な矩形板状に形成されている。第二上部21の前端部は、第一上部11の後端部に接続されている。
第二右側部22は、第二上部21の右端に接続され、第二上部21の右端から下方へ垂下されている。第二右側部22は、フロアトンネル2の右側面を形成している。第二上部21と第二右側部22との境界には、前後方向に延びる第二右稜線26が設けられている。第一右稜線16と第二右稜線26とは連続するように形成されている。
第二右フロア23は、第二右側部22の下端から右方へ延びている。第二右フロア23は、フロアトンネル2より右方側において車室のフロアを形成している。
第二左側部24は、第二上部21の左端に接続され、第二上部21の左端から下方へ垂下されている。第二左側部24は、フロアトンネル2の左側面を形成している。第二上部21と第二左側部24との境界には、前後方向に延びる第二左稜線27が設けられている。第一左稜線17と第二左稜線27とは連続するように形成されている。
第二左フロア25は、第二左側部24の下端から左方へ延びている。第二左フロア25は、フロアトンネル2より左方側において車室のフロアを形成している。
前部材10と後部材20との間は接続部28とされている。接続部28において、前部材10と後部材20とは一部が板厚方向に重ねられるとともに、シール材により前部材10と後部材20とが接合されている。
また、このように前部材10と後部材20とにより形成されたフロアトンネル2は、湾曲部29と、せり上がり部30と、を有する。
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
湾曲部29は、後部材20の前端部から前部材10にかけて設けられている。湾曲部29は、フロアトンネル2の前端が後端に対して上方へ位置するように湾曲している。具体的に湾曲部29は、車幅方向から見て、第一上部11及び第二上部21を含むフロアトンネル2の上面2aが下方に凸となるように湾曲している。
せり上がり部30は、湾曲部29より後方に設けられている。せり上がり部30は、後部材20の第二上部21と一体に設けられている。せり上がり部30は、ほぼ水平に形成された第二上部21に対して、フロアトンネル2の上面2aが後方へ向かうにつれて上方へ傾斜するように形成されている。本実施形態において、せり上がり部30は、フロアトンネル2の第二上部21における車幅方向の中央部に対して車幅方向の両側に一対設けられている。
(補強ブラケット)
図1に戻って、補強ブラケット3は、フロアトンネル2の上面2aに配置されている。補強ブラケット3は、基部31と、分岐部32と、を有する。
基部31は、前部材10の第一上部11上に設けられている。基部31は、第一上部11における車幅方向の中央部に設けられている。基部31は、前後方向に延びる板状に形成されている。基部31の車幅方向の両端部には、上方に起立するリブが一体形成されている。基部31の車幅方向の中央部には、フロアトンネル2の前部材10に連結される第一固定部37が設けられている。第一固定部37は、前後方向に並んで2個設けられている。第一固定部37において、フロアトンネル2と補強ブラケット3とはボルト等の締結部材により締結固定されている。
分岐部32は、基部31の後端に接続されている。分岐部32は、基部31から二股に分かれて延びている。分岐部32は、基部31から前後方向の後方へ向かうにつれて車幅方向の外側に傾斜したV字状に形成されている。具体的に、分岐部32は、右側分岐部33と、左側分岐部34と、を有する。右側分岐部33は、基部31から前後方向の後方へ向かうにつれて車幅方向の右側に傾斜している。左側分岐部34は、基部31から前後方向の後方へ向かうにつれて車幅方向の左側に傾斜している。各分岐部32は、フロアトンネル2の湾曲部29及び接続部28を前後方向に跨ぐ板状に形成されている。各分岐部32の車幅方向の両端部には、上方に起立するリブが一体形成されている。ここで、図2に示すように、補強ブラケット3は、車幅方向から見て湾曲部29の湾曲形状に沿って延びている。補強ブラケット3のうち湾曲部29を覆う部分の曲率半径r2は、フロアトンネル2の湾曲部29の曲率半径r1よりも大きい。
右側分岐部33の後端部には、第二固定部38が設けられている。左側分岐部34の後端部には、第三固定部39が設けられている。補強ブラケット3の第一固定部37、第二固定部38及び第三固定部39を結ぶ仮想線Tは、上下方向から見てトラス状に形成されている。補強ブラケット3は、第二固定部38及び第三固定部39において、ボルト等の締結部材によりフロアトンネル2の第二上部21に締結されている。第二固定部38及び第三固定部39は、フロアトンネル2のせり上がり部30に連結されている。
(パッチ)
図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。
パッチ4は、フロアトンネル2の下面に取り付けられている。パッチ4は、フロアトンネル2の下面に沿って車幅方向に延びている。パッチ4は、上下方向から見て、第二固定部38及び第三固定部39と重なる位置に配置されている。パッチ4は、上壁41と、右側壁42と、左側壁43と、を有する。
パッチ4の上壁41は、フロアトンネル2の第二上部21と対向している。パッチ4の上壁41には、補強ブラケット3とフロアトンネル2とを連結するボルトが挿通されている。これにより、前後方向において第二固定部38及び第三固定部39と対応する位置で、補強ブラケット3、フロアトンネル2及びパッチ4が3枚重ねられた状態で共締めされている。
パッチ4の右側壁42は、フロアトンネル2の第二右側部22と対向している。パッチ4の左側壁43は、フロアトンネル2の第二左側部24と対向している。このように、パッチ4は、フロアトンネル2の下面に沿って下方に開口するU字状に形成されている。また、パッチ4の前後方向の両端部には、車幅方向に延びるビード40が形成されている。
(クロスメンバ)
図2に示すように、クロスメンバ5は、前後方向において補強ブラケット3と対応する位置においてフロアパネル8の下方に配置されている。クロスメンバ5は、フロアパネル8の車幅方向の両端部において前後方向に延びる一対のサイドシル(不図示)間で車幅方向に沿って延びている。クロスメンバ5は、車幅方向から見た前後方向に沿う断面形状が上方に開口するハット状に形成されている。クロスメンバ5は、前後方向から見て、フロアトンネル2に沿って上方に凸となるように湾曲されている。クロスメンバ5の上方には、車幅方向に延びるリインフォースメント6が配置されている。クロスメンバ5とリインフォースメント6とで閉断面が形成されている。クロスメンバ5及びリインフォースメント6は、取付ブラケット7を介してフロアパネル8(フロアトンネル2)に連結されている。
本実施形態において、クロスメンバ5は、上下方向から見て補強ブラケット3と重なる位置に配置されている。クロスメンバ5の前後方向に沿う幅寸法L1は、補強ブラケット3の前後方向に沿う幅寸法L2よりも小さい。クロスメンバ5は、前後方向において、補強ブラケット3の前後方向に沿う幅寸法L2の内側に配置されている。
(作用、効果)
次に、上述したフロアトンネル構造1の作用、効果について説明する。
本実施形態のフロアトンネル構造1によれば、フロアトンネル2の上面2aには車体の前後方向に延びる補強ブラケット3が配置されるので、補強ブラケット3によりフロアトンネル2を補強できる。これにより、車体の前後方向に沿う荷重に対するフロアトンネル2の強度を高めることができる。補強ブラケット3は、第一固定部37と、第二固定部38と、第三固定部39と、を有し、第二固定部38及び第三固定部39は、第一固定部37よりも車幅方向の外側に設けられている。また、第二固定部38及び第三固定部39は、第一固定部37から前後方向に離間した位置に設けられている。これにより、補強ブラケット3は、第一固定部37と、第二固定部38と、第三固定部39と、が上下方向から見てトラス状に配置さるとともにフロアトンネル2に固定される。このため、フロアトンネル2に前後方向に沿う荷重が入力された際、第一固定部37から第二固定部38及び第三固定部39へ荷重が伝達されることにより、補強ブラケット3を介してフロアトンネル2の車幅方向外側に位置する稜線に荷重を伝達させることができる。このように、剛性の高いフロアトンネル2の稜線に荷重を伝達できるので、フロアトンネル2に十分な剛性を確保し、フロアトンネル2の変形を抑制できる。
補強ブラケット3はフロアトンネル2の上面2aに設けられるので、フロアトンネル2と補強ブラケット3とを含むフロアトンネル構造1が車幅方向に大型化するのを抑制できる。これにより、乗員の足元の空間を広く維持できる。また、補強ブラケット3のうち第一固定部37が設けられる部分(基部31)の車幅方向に沿う寸法は、フロアトンネル2の車幅方向に沿う幅寸法よりも小さい。このため、フロアトンネル2の上面2aのうち補強ブラケット3が配置されていない部分にコンソール等の周辺部材を連結することができる。よって、フロアトンネル2周辺の空間を有効に利用することができる。
したがって、フロアトンネル2の大型化を抑制しつつフロアトンネル2の強度を高めた車体のフロアトンネル構造1を提供できる。
補強ブラケット3は基部31と分岐部32とを有し、基部31に第一固定部37が設けられ、分岐部32に第二固定部38及び第三固定部39が設けられている。よって、基部31から分岐部32へ荷重が伝達されることにより、補強ブラケット3を介してフロアトンネル2の稜線により効率的に荷重を伝達させることができる。また、第一固定部37から第二固定部38及び第三固定部39へ向かう荷重の経路に沿って分岐部32が設けられるので、最小限の構成で効率的に荷重を伝達できる。よって、補強ブラケット3を小型化することができる。
分岐部32は、基部31から前後方向の後方へ向かうにつれて車幅方向の外側に傾斜したV字状に形成される。これにより、フロアトンネル2の前方から入力された荷重を分岐部32に沿って徐々に車幅方向の外側に伝達できる。よって、前方から入力された荷重をフロアトンネル2の稜線に安定的に伝達することができる。
フロアトンネル2の下面には車幅方向に延びるパッチ4が設けられる。これにより、フロアトンネル2に荷重が入力された際、フロアトンネル2が車幅方向に広がって平坦化するのを抑制できる。ここで、例えばフロアトンネル2の前方から荷重が入力された場合、フロアトンネル2の前端部に上方へ向かうモーメントが発生し、これによりフロアトンネル2が下方に屈曲するおそれがある。このとき、フロアトンネル2の上面2aと側面との角度が広がってフロアトンネル2が平坦化されるほどモーメントに対する側面の支持力が減少し、フロアトンネル2が屈曲し易くなる。これに対し、本構成のフロアトンネル構造1によれば、パッチ4がフロアトンネル2の平坦化を抑制するので、上下方向のモーメントに対するトンネルの支持強度を向上できる。よって、荷重に対するフロアトンネル2の強度を高めることができる。
パッチ4には、車幅方向に延びるビード40が形成されているので、パッチ4の強度を高めることができる。よって、パッチ4が取り付けられたフロアトンネル2の強度をより高めることができる。
補強ブラケット3は、前部材10と後部材20とが接続される接続部28を跨ぐように配置されるので、補強ブラケット3を取り付けることにより接続部28の剛性を確保できる。第一固定部37、第二固定部38及び第三固定部39を結ぶ仮想線Tは、上下方向から見てトラス状に形成されるので、前後方向に沿って入力された荷重を、フロアトンネル2の稜線に沿って伝達することができる。補強ブラケット3はフロアトンネル2に締結により固定されるので、例えば溶接される場合と比較して、補強ブラケット3をフロアトンネル2に容易に着脱できる。また、例えば前部材10と後部材20とを接続した後に補強ブラケット3を取り付けることができるので、製造時の作業性を向上できる。
フロアトンネル2は湾曲部29を有し、補強ブラケット3は湾曲部29を跨いで配置される。湾曲部29は、上下方向のモーメントに対する剛性が他の部位と比較して低いので、剛性の低い湾曲部29に補強ブラケット3が配置されることにより、フロアトンネル2の変形を効果的に抑制できる。車幅方向から見た補強ブラケット3の曲率は、湾曲部29の曲率よりも小さいので、湾曲部29の周縁に作用する荷重を補強ブラケット3に伝達し、応力を分散させることができる。これにより、フロアトンネル2の湾曲部29の変形をより抑制できる。
前後方向で補強ブラケット3と重なる位置に、車幅方向に沿って延びるクロスメンバ5が設けられている。これにより、フロアトンネル2に入力された荷重を、補強ブラケット3とクロスメンバ5とに分散して伝達することができる。よって、フロアトンネル2の変形を抑制できる。
フロアトンネル2のせり上がり部30に第二固定部38及び第三固定部39が取り付けられているので、補強ブラケット3から第二固定部38及び第三固定部39を介してフロアパネル8に伝達される荷重をせり上がり部30で受けることができる。せり上がり部30は、前後方向の一方側へ向かうにつれて上面2aが上方へ位置するように形成されているので、補強ブラケット3から入力される荷重を、荷重の入力方向と交差する面で受けることができる。よって、補強ブラケット3から入力される荷重をフロアトンネル2の前後方向の一方へ効率的に伝達するとともに、せり上がり部30の剛性を高め、せり上がり部30と補強ブラケット3との接続強度を高めることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、補強ブラケット3は基部31と分岐部32とを有するV字状に形成された構成としたが、これに限らない。例えば、補強ブラケット3は、第一固定部37、第二固定部38及び第三固定部39を結ぶトラス状に沿う三角形状に形成されてもよい。また、トラス状に配置された3個の固定点37,38,39を有する矩形板状等に形成されてもよい。
分岐部32が基部31より前方に配置されてもよい。すなわち、分岐部32は、基部31の前端部から前方へ向かうにつれて車幅方向の外側に傾斜したV字状に形成されてもよい。この場合、後方から前方へ向かって入力された荷重に対して、上述した実施形態と同等の作用、効果を奏することができる。
パッチ4のビード40はなくてもよい。また、ビード40の代わりにリブや別途補強部材を設けることによりパッチ4の強度を高める構成としてもよい。
クロスメンバ5は、前後方向において少なくとも一部が補強ブラケット3と重なる位置に配置されてもよい。
上述した実施形態では、フロアパネル8及びフロアトンネル2は前部材10と後部材20との2個の部材により形成されたが、1個の部材で形成されてもよい。また、フロアトンネル2は、フロアパネル8と別体で形成された後にフロアパネル8に締結等により固定されてもよい。
せり上がり部30は、例えばフロアトンネル2の第二上部21に対して略垂直に起立するように形成されてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1 フロアトンネル構造
2 フロアトンネル
2a (フロアトンネルの)上面
3 補強ブラケット
4 パッチ
5 クロスメンバ
9 フロア
10 前部材
20 後部材
28 接続部
29 湾曲部
30 せり上がり部
31 基部
32 分岐部
37 第一固定部
38 第二固定部
39 第三固定部
40 ビード
T 仮想線
r1 湾曲部の曲率半径
r2 補強ブラケットの曲率半径

Claims (10)

  1. 車体のフロアにおける車幅方向の中央部に設けられ、前記車体の前後方向に沿って延びるフロアトンネルと、
    前記フロアトンネルの上面に配置される補強ブラケットと、
    を備え、
    前記補強ブラケットは、
    前記フロアトンネルの前記上面に取り付けられる第一固定部と、
    前記第一固定部よりも前記前後方向の一方側かつ前記車幅方向の一方側に設けられる第二固定部と、
    前記第一固定部よりも前記前後方向の一方側かつ前記車幅方向の他方側に設けられる第三固定部と、
    を有し、
    前記補強ブラケットは、前記フロアトンネルの前記車幅方向における中央部に固定される基部と、前記基部から二股に分かれて延びる分岐部と、を有し、
    前記基部に前記第一固定部が設けられ、
    前記分岐部に前記第二固定部及び前記第三固定部が設けられ、
    前記基部は前記前後方向に沿って延び、
    前記基部と前記分岐部とは前記前後方向に沿って連続するように形成されることを特徴とする車体のフロアトンネル構造。
  2. 前記第一固定部は複数設けられ、
    複数の前記第一固定部は、前記前後方向に並ぶことを特徴とする請求項1に記載の車体のフロアトンネル構造。
  3. 前記分岐部は、前記基部から前記前後方向の後方へ向かうにつれて前記車幅方向の外側に傾斜したV字状に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体のフロアトンネル構造。
  4. 前記フロアトンネルの下面に取り付けられ、前記フロアトンネルの下面に沿って前記車幅方向に延びるパッチを備え、
    前記パッチは、前記車体の上下方向から見て前記第二固定部及び前記第三固定部と重なる位置に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車体のフロアトンネル構造。
  5. 前記パッチには、前記車幅方向に延びるビードが形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車体のフロアトンネル構造。
  6. 前記フロアトンネルは、前記前後方向の前方に設けられる前部材と、前記前後方向の後方に設けられる後部材と、備え、
    前記前部材と前記後部材とが接続される接続部は、前記補強ブラケットの前記第一固定部と、前記第二固定部及び前記第三固定部と、の間に配置され、
    前記第一固定部、前記第二固定部及び前記第三固定部を結ぶ仮想線は、前記車体の上下方向から見てトラス状に形成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車体のフロアトンネル構造。
  7. 前記フロアトンネルは、前記前後方向の一端が他端に対して上方へ位置するように湾曲した湾曲部を有し、
    前記補強ブラケットは、前記湾曲部を跨いで配置され、
    前記車幅方向から見た前記補強ブラケットの曲率半径は、前記湾曲部の曲率半径よりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車体のフロアトンネル構造。
  8. 前記フロアトンネルの下方に設けられ、前記車幅方向に沿って延びるクロスメンバを備え、
    前記クロスメンバは、前記前後方向で前記補強ブラケットと重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車体のフロアトンネル構造。
  9. 前記フロアトンネルは、前記前後方向の一方側へ向かうにつれて前記上面が上方へ位置するように形成されたせり上がり部を有し、
    前記せり上がり部に前記第二固定部及び前記第三固定部が取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の車体のフロアトンネル構造。
  10. 前記フロアトンネルは、前記前後方向の前方に設けられる前部材と、前記前後方向の後方に設けられる後部材と、前記前部材と前記後部材とが接続される接続部と、を備え、
    前記基部は、前記接続部よりも前記前後方向の前方に配置され、
    前記分岐部は、前記接続部を前記前後方向に跨ぐように配置されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の車体のフロアトンネル構造。
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