JP6951422B2 - 茶葉製品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は茶葉(leaf tea)に関する。より特定すると、本発明は、茶葉のオークション後加工に関する。
チャノキ(茶の木、カメリアシネンシス(Camellia sinensis))に基づく飲料は、数百年間にわたって世界中で親しまれてきた。茶飲料は、伝統的には、カメリアシネンシス植物の乾燥葉を沸騰水で浸出することによって作られる。
西欧諸国において消費される茶の大半は、カメリアシネンシス植物の葉を収穫するステップ及び萎凋するステップ、揉捻するステップ、酵素的に酸化するステップ(発酵)、乾燥するステップ及び選別するステップによって得られるいわゆる紅茶である。あるいは、発酵工程を経ずに葉を加工して、アジアの一部で広く消費される緑茶と称されるものを製造することも可能である。別の変形において、烏龍茶は部分発酵により調製される。
収穫時、茶作物は水分含量が高い。輸送中に作物が劣化するのを避けるために、茶葉の最初の加工は、茶園で又は茶園のすぐ近くでされなくてはならない。従って、タイプに関わらず、茶葉の性質は、生産地によってある程度制限される。この地理的な制限のために、所定の茶工場で加工される作物は、通常、茶の種類の選択、栽培方法及び用いられる製造方法によって制限され、その性質(例えば香り、風味など)及び、従って最終製品の品質に大きな影響を与える可能性がある。
茶葉は通常、オークションで販売され、最高品質の茶は最も高価となる。実際、高品質茶と低品質茶の間にはかなりの価格差がある。製造方法の設計と制御は、品質に影響することが知られている。このことにより、製造条件を最適化し、可能な限り最も高品質な製品を生産することを目的とした広範囲な研究が促進された。しかしながら、茶のオークション後の加工についてはそれほど広範囲に調査されていない。
所定の茶園に由来する茶の特性は、一定ではなく、季節によって、及び、茶作物を加工するのに使用する条件によって変化し得る。このことは、オークション経由で入手可能な茶の範囲が常に均一ではないことを意味する。従って、最終茶葉製品の性質を顧客要求に合わせることを可能にするオークション後の加工に対する満たされていない必要性が存在する。
"Tea: Cultivation to Consumption", K.C. Willson and M.N. Clifford (Eds), 1st Edn, 1992, Chapman & Hall (London), Chapter 14, pp. 483-485
茶をベースとする飲料は、伝統的には、熱湯中で茶葉を浸出し、浸出液を茶殻から分離することによって製造される。紅茶を消費する伝統を有する地域における消費者は、しばしば、浸出速度が早く、及び/又は液体の色が濃い茶を好む。残念なことに、この必要性を満たすように浸出液の性質を変えると、特に苦味の増大という点で、抽出飲料の風味に、悪影響を及ぼし得る。
本願の発明者は、特定の熱条件下で紅茶をオークション後加工することにより、抽出飲料の風味に悪影響を及ぼすことなく、より濃い/赤い浸出液を供給することが可能な紅茶製品が生産されることを発見した。
従って、第一の態様において、本発明は紅茶製品の製造方法に関しており、該方法は、水分含量10質量%未満の紅茶茶葉出発原料を、55から90°Cの温度で、少なくとも20時間の持続時間で加熱するステップを含む。
本方法のプロセスの最終生成物は、出発原料とは異なる性質を有する紅茶茶葉製品である。第二の態様において、本発明は、本発明の第一の態様の方法によって得られる紅茶茶葉製品に関する。
本発明の目的のための「茶」は、中国種(Camellia sinensis var. sinensis)及び/又はアッサム種(Camellia sinensis var. assamica)由来の原料を意味する。用語「茶葉(leaf tea)」は、未浸出形態での、茶植物に由来する葉及び/又は茎原料(すなわち、溶媒抽出ステップに供されていない原料)を意味する。茶葉は、水分含量10質量%未満まで乾燥されており、且つ、茶葉の水分含量は通常0.1質量%未満とはならないだろう。典型的には、茶葉は1から5質量%の水分含量を有する。換言すれば、用語「茶葉」は、茶製造の最終産物(すなわち「調製茶(made tea)」を意味する。
「生茶葉」とは、30質量%未満の水分含量まで乾燥させたことがない茶葉、芽及び/又は茎を意味し、通常約60〜90%の水分含量を有する。
本明細書において、用語「紅茶」は、実質的に発酵茶を意味し、「発酵」とは、所定の内在性酵素と基質が合わさった際に茶が経る、酸化及び加水分解プロセスを意味する。所謂発酵プロセスの間に、葉及び/又は茎中の無色のカテキンは、黄色/橙色から暗褐色のポリフェノール性物質の複合混合物に変質する。例えば、紅茶茶葉は、生茶原料から、萎凋、浸軟、発行及び乾燥の工程によって製造することができる。紅茶の製造に関するより詳細な記載は、”Tea: Cultivation to Consumption”, K.C. Willson and M.N. Clifford (Eds), 1st Edn, 1992, Chapman & Hall (London), Chapter 14, pp. 483-485(K.C. Wilson及びM.N. Cliffordによる編集, 1992年出版)においてみられる。
本発明の方法のための出発原料は、紅茶茶葉である。紅茶茶葉は、茶のオークションにおいて大量購入することができる、商業的に容易に入手可能な製品である。換言すれば、用語「紅茶茶葉」は、紅茶製造の最終製品((しばしば「調製茶(made tea)」とも呼ばれる)を意味する。本願特許請求の範囲に記載の方法のための出発原料として提供される紅茶茶葉は、10質量%未満の水分含量、好ましくは6質量%未満の水分含量、より好ましくは5質量%未満の水分含量を有する。この紅茶茶葉の水分含量は、通常少なくとも0.1質量%、さらには通常少なくとも0.5質量%である。典型的には、紅茶茶葉は1から5質量%の水分含量を有するだろう。
本発明の方法の最終産物は、紅茶茶葉製品である。この紅茶茶葉製品は、紅茶茶葉出発原料を、熱処理工程で特定の熱条件に供することによって製造される。この手法における紅茶茶葉の加工により、出発原料とは異なる性質を有する紅茶茶葉製品を生産する。
本発明者らは、中程度の温度での長時間の熱処理工程が、紅茶茶葉出発原料の性質を変化させ得ることを発見した。このように、本発明の方法は、55°Cから90°Cの温度で、少なくとも20時間の持続時間で実施される熱処理工程を含む。
熱処理工程の温度は、出発原料とは異なる性質を有する紅茶茶葉製品を生産するのに十分であることが必要である。理論に縛られること望まないが、本発明者らは、特定の閾値未満の温度は、出発原料における適切な変化をもたらさないと考えている。従って、紅茶茶葉出発原料は、少なくとも55°C、好ましくは少なくとも60°C、より好ましくは少なくとも65°Cで加熱される。
高温での長時間の加熱は、最終茶葉製品の砕けやすさを増大させ得る、紅茶茶葉原料の過乾燥を引き起こすと考えられている。従って、紅茶茶葉出発原料は、90°Cを超えない温度で加熱される。好ましくは、温度は85°Cを超えず、より好ましくは80°Cを超えず、最も好ましくは75°Cを超えない。
熱処理工程の持続時間は、少なくとも20時間であり、好ましくは少なくとも24時間であり、より好ましくは少なくとも36時間であり、最も好ましくは少なくとも48時間である。
熱処理工程の持続時間に特に上限はないが、加工効率の観点から、持続時間をある程度制限することが好ましい。従って、熱処理の持続時間は、好ましくは100時間以下、より好ましくは84時間以下、更により好ましくは76時間以下である。
本発明の方法は、オークション後の加工であるため、茶園の近くで実施する必要はない。実際、当該方法のための出発原料は、単一の茶畑に由来する紅茶茶葉製品である可能性が高いが、当該方法はこの手法に限定されない。従って、当該方法の更なる利点は、出発原料が茶ブレンドであり得ることである(すなわち、10質量%未満の水分含量を有する紅茶茶葉は、茶ブレンドであり得る)。
本明細書において使用される場合、用語「茶ブレンド」は2種以上の異なる紅茶茶葉の混合物を意味する。茶業界では、消費者に販売される最終的な包装茶製品は一般に、異なる茶葉を一緒にブレンドすることによって製造される。ブレンド用の茶葉は、典型的にはいくつかの異なる属性、例えば、品質、フレーバー、濃さ、コク、葉の大きさ及び値段によって選択される。茶のブレンドはオークション後加工であり、異なる産地の茶を組み合わせて消費者の好みに合わせることが可能である。
さらに又は代替的には、本発明の方法によって得られる紅茶茶葉製品は、茶ブレンドの成分として使用され得る。換言すれば、紅茶茶葉製品は、好ましくは、1つ以上の紅茶茶葉をブレンドされている。茶ブレンドは、紅茶茶葉出発原料及び紅茶茶葉製品の両方を含み得ることが想定される。
本発明者らは、当該方法によって得られる紅茶茶葉製品が、特に茶を抽出する際に製造される浸出液の性質に関して、紅茶茶葉出発原料とは異なる属性を有することを発見した。
本明細書において使用される場合、用語「含む」は、用語「本質的に…から成る」及び「…から成る」を包含する。本明細書に含まれる全ての割合及び比率は、特に示さない限り質量に基づいて算出される。任意の範囲の値又は量の範囲を特定する際に、任意の特定の上限値又は量を任意の特定の下限値又は量と関連付けることができることに留意されたい。実施例及び比較例を除いて、原料の量、反応条件、原料の物理的性質、及び/又は使用を示す明細書中のすべての数字は、「約」という語が先行するものとして理解されるべきである。上記の個々のセクションで言及した本発明の実施形態の様々な特徴は、必要に応じて必要な変更を加えて、他のセクションにも当てはまる。したがって、あるセクションで特定されている特徴は、必要に応じて他のセクションで特定されている特徴と組み合わせることができる。本明細書中に見出される本発明の開示は、互いに多重に従属するものとして請求項中に見出されるような全ての実施形態を網羅すると見なされるべきである。他に定義されない限り、本明細書中で使用される全ての技術的および科学的用語は、茶加工の分野における当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。
以下の非限定的な実施例を参照することによって。本発明が説明されるであろう。
実施例1
南インドの茶園に由来する茶葉を用い、標準的な製造条件に従って、紅茶茶葉を調製した。簡潔に言うと、新鮮な茶葉を18時間萎凋し、CTCによって浸軟し、90分間発酵させ、乾燥させて紅茶茶葉を得た。この紅茶茶葉出発原料の一部を、70°Cのオーブン(HTA Instrumentation Pvt. Ltd., バンガロール)内に、表1に示した持続時間置くことによって熱処理ステップに供した。出発原料の一部を対照試料として使用するために取っておいた(対照A)。この部分はいかなる種類の熱処理も受けなかった。
熱処理された試料及び対照試料のそれぞれから浸出液を調製した。2gの茶葉を200mlの新鮮な沸騰水で撹拌することなく2分間浸出することによって、各浸出液を得た。得られた浸出液のL*a*b*値を、比色計(Hunter LAB colourimeter, UltraScan VIS1437)を用いて決定した。
試料1から3は、温度を一定(70°C)に保ち、熱処理ステップの持続時間を変化させることによって製造した。表1のデータは、上記の抽出プロトコルに従ってこれらの試料を抽出して生じる浸出液についてのCIE L*a*b*色空間を用いた色分析の結果を示す。
Figure 0006951422
L*及びa*の座標の値は、浸出液の色の暗さ及び赤さに関連するため、L*及びa*の座標が特に重要である。伝統的に紅茶が消費されている地域の消費者は、しばしば濃い液体色を有する紅茶を好む。L*値が低いほど、浸出液の色がより暗いことを示す(L*値が高いほど、浸出液の色がより明るい/薄いことを示す)。a*値が高いほど、より赤い色であることを示す(a*値が低いほど、より緑色であることを示す)。従って、a*値がより高く、L*値がより低い浸出液が最も重要である。
表1のデータは、熱処理工程の持続時間が増大するにつれて、浸出液の暗さ(L*値)及び赤さ(a*値)の両方が増大する傾向があることを示している。従って、熱処理は、紅茶茶葉の浸出性能を消費者向けの方向に変化させることができる。
しくない。
実施例2
上記で調製した試料(すなわち、試料1から3及び対照試料)を分析し、特定の茶化合物の含有量を決定した。特に、エピガロカテキンガレート(EGCG)、没食子酸(GA)、カフェイン及びテオブロミンレベルを測定した。分析用試料を標準的なISO法(ISO 14502-1)を用いて調製し、これらの試料中のカテキンの量を標準的なISO法(ISO 14502-2)に従って決定した。この結果を表2に示す。
Figure 0006951422
表2のデータは、熱処理工程の持続時間が増大するにつれて、カテキン及びカフェインのレベルが減少する傾向にあることを示している。テオブロミンレベルはわずかに減少しており、対照的に没食子酸レベルは増大傾向にある。
カフェイン、ガレート型カテキン(例えばECG及びEGCG)及びテオブロミンは、苦味を有することで知られている。これらの分子のレベルを低下させると、茶液の苦味が低減することが期待される。従って、本発明の方法は、茶葉の浸出性能を増大させ、同時に苦味の増大という欠点を問題としない茶飲料を提供することができる。
実施例3
南インドの茶園に由来する茶葉を用い、標準的な製造条件に従って、紅茶茶葉を調製した。簡潔に言うと、新鮮な茶葉を18時間萎凋し、CTCによって浸軟し、90分間発酵させ、乾燥させて紅茶茶葉を得た。この原料の一部を、70°Cのオーブン(HTA Instrumentation Pvt. Ltd., バンガロール)内に、48時間置くことによって、熱処理工程に供した(試料4)。出発原料の一部を対照試料として使用するために取っておいた(対照B)。対照試料はいかなる種類の熱処理も受けなかった。
嫌気処理工程を含む方法によって調製された紅茶茶葉を、代替的な出発原料として使用した。簡潔に言うと、南インドの茶園に由来する新鮮な茶葉を、気密環境で24時間インキュベートし(50Lの食品グレードのHDPEドラム中で、18から30kgの葉を密閉した)、その後、CTCによって浸軟し、90分間発酵させ、乾燥させて紅茶茶葉を得た。この原料の一部を、70°Cのオーブン(HTA Instrumentation Pvt. Ltd., バンガロール)内に、48時間置くことによって、熱処理工程に供し(試料5)、この原料の一部を対照試料として使用するために取っておいた(対照C)。対照試料はいかなる種類の熱処理も受けなかった。
熱処理された試料及び対照試料のそれぞれから浸出液を調製した。2gの茶葉を200mlの新鮮な沸騰水で撹拌することなく2分間浸出することによって、各浸出液を得た。得られた浸出液のL*a*b*値を、実施例1に記載したものと同じ方法で決定した。表3のデータはこれらの試料についてCIE L*a*b*色空間を用いた色分析の結果を示す。
Figure 0006951422
繰り返しとなるが、L*(暗さ)及びa*(赤さ)の座標が特に重要である。
表3のデータは、熱処理が、浸出液の暗さ(低いL*値)及び赤さ(高いa*値)の両方を、関連対照サンプルと比較して増大させることを示している。当該データは、これらの試料の内、試料5が最も暗い/赤い液体であることを示している。
浸出液の官能評価を実施した。繰り返しとなるが、2gの茶葉を200mlの新鮮な沸騰水で抽出することによって、浸出液を得た。官能スコアは、評価のためにあらかじめ訓練された官能パネリスト(14人のパネル)に、20mlの浸出液を提供することによって得た。外観及び口内の官能属性の違いによる1から10のスケールによる平均官能スコアを表4に提示する。
Figure 0006951422
当該データは、対照C(嫌気萎凋)が、対照B(標準的な紅茶)と比較して、より苦味/渋味が強いと認識されることを示している。従って、嫌気萎凋を含む方法によって製造された茶葉は、標準的な茶葉よりも、より暗い/赤いと判断される浸出液を生産するが、この効果は、必ずしも消費者に好まれないフレーバー属性の変化を伴う。本発明による熱加工は、嫌気萎凋が浸出液のフレーバーに及ぼす影響を軽減しつつなお、暗さ/赤さという点における液体の外観を改善することができる。

Claims (8)

10質量%未満の水分含量を有する紅茶茶葉出発原料を、55°C以上80°C未満の温度で、少なくとも24時間の持続時間で加熱するステップを含む紅茶製品を製造するための方法。
前記紅茶茶葉出発原料の水分含量が5質量%未満である、請求項1に記載の方法。
前記温度が60°C以上80°C未満である、請求項1又は2に記載の方法。
前記紅茶茶葉出発原料が24から100時間の持続時間で加熱される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
前記紅茶茶葉出発原料が36から84時間の持続時間で加熱される、請求項1に記載の方法。
前記紅茶茶葉出発原料が茶ブレンドである、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
新鮮な茶葉を、嫌気条件下、4°Cから60°Cの温度で、4から36時間インキュベートするステップを含む方法によって前記紅茶茶葉出発原料を製造する、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
前記嫌気条件が、新鮮な茶葉を容器内に置くこと、任意選択により、酸素含量が3体積%未満のガスを容器を通過させることによって容器内から酸素を除くこと、及びその後容器を閉じることによって達成される、請求項7に記載の方法。
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