JP6950768B2 - 電子機器、操作方法、プログラム - Google Patents

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本発明は、操作技術に関し、特に記録媒体を使用する電子機器、操作方法、プログラムに関する。
記録媒体にアクセスする装置を第三者に使用させたくない場合がある。そのために、記録媒体に記録されている情報の読み出しを開始してから所定時間経過後に、操作入力部による操作が無効にされる(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−128053号公報
ドライブレコーダのような電子機器においても、記録媒体へのアクセスがなされる。独立したトランクのない車両において、自車両の後方撮影用のドライブレコーダは一般的に荷物置き場に面したリアゲートガラスなどに設置される。荷物置き場における荷物の置き方によっては、電子機器の動作中に機器設定ボタンが荷物により押されてしまうことがあり、押されることによって電子機器が機器設定モードなどの記録モード以外の動作モードに移行してしまう場合がある。機器設定モードに移行すると録画が停止してしまう、録画に関する設定が変更され、希望通りの録画が行われない等の不具合が発生する。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録媒体にアクセスする電子機器において誤操作による入力を防止する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電子機器は、操作情報を受け付ける入力部と、入力部による入力に応じた制御を実行する制御部と、外部サーバまたは通信端末または記憶装置の少なくともいずれかが備える記憶部への書き込み処理または読み取り処理を行う通信部または入出力部と、記憶部にアクセス可能であるか否かの接続情報を取得する取得部と、を備える。制御部は、取得部において取得した接続情報がアクセス可能を示す場合、入力部による記録媒体への、書き込み処理を開始する操作の入力を除く入力を無効にするか、または映像の書き込み処理に関する設定モードを選択する入力を無効にする。
本発明の別の態様は、操作方法である。この方法は、操作情報を受け付ける入力部と、入力部による入力に応じた制御を実行する制御部と、外部サーバまたは通信端末または記憶装置の少なくともいずれかが備える記憶部への書き込み処理または読み取り処理を行う通信部または入出力部と、を備える電子機器における操作方法であって、記憶部にアクセス可能であるか否かの接続情報を取得する取得ステップと、取得ステップにおいて取得した接続情報がアクセス可能を示す場合、入力部による記録媒体への、書き込み処理を開始する操作の入力を除く入力を無効にするか、または映像の書き込み処理に関する設定モードを選択する入力を無効にするステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、記録媒体にアクセスする電子機器において誤操作による入力を防止できる。
実施例1に係る電子機器の外観を示す斜視図である。 図1の電子機器の構成を示す図である。 図1の電子機器による処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る電子機器の構成を示す図である。 図4の電子機器による処理手順を示すフローチャートである。 実施例3に係る電子機器の構成を示す図である。 図6の電子機器による処理手順を示すフローチャートである。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、まず前提を説明する。実施例1は、記録媒体を収納可能であり、記録媒体にアクセス可能な電子機器に関する。電子機器の一例はドライブレコーダである。電子機器には、外部から押し下げ可能な操作部が備えられ、当該操作部が押し下げられると、電子機器は、例えば、機器設定モードに移行する。このような電子機器は、例えば、車両のリアゲートガラスなどを含むリアウインドウに取り付けられる。特に、車両が、ハッチバック車、ワゴン車のように、独立したトランクを有しない場合、電子機器は、車両内の荷物置き場に面したリアゲートガラスなどに設置される。そのため、荷物置き場に置かれた荷物が移動して電子機器と接触したり、リアゲートを閉める際に荷物置き場に置かれた荷物と電子機器が接触したりなどで電子機器の操作部を押し下げてしまう状況が発生しうる。電子機器が録画を実行している間に操作部が押し下げられると、電子機器が機器設定モードに移行して、録画が停止してしまう等の不具合が発生する。これを防止するために、本実施例に係る電子機器は、記録媒体を着脱可能に構成されており、記録媒体が収納されている場合に、操作部による入力を無効にする。一方、記録媒体が収納されていない場合に、電子機器は、操作部による入力を有効にする。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しつつ説明する。実施例に示す具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、電子機器100の外観を示す斜視図である。電子機器100は、筐体10、支持部14、取付部16を含む。筐体10は、収納蓋12、第1操作部20、第2操作部22、第3操作部24を含み、取付部16は、取付面18を含む。筐体10は、箱形形状を有し、電子機器100の回路を内蔵する。電子機器100の横側の側面には、収納蓋12が配置される。収納蓋12は開閉可能であり、収納蓋12を開けると、筐体10の内部に記録媒体が挿入可能である。記録媒体の一例は、SD(Secure Digital)カードであるが、これに限定されない。記録媒体を筐体10の挿入した後、収納蓋12は閉じられる。
筐体10の上面には、第1操作部20が配置され、筐体10の前面には、第2操作部22、第3操作部24が配置される。本実施例において前面とは、電子機器100がリアゲートガラスに取り付けられて車両後方を撮影する場合、車両進行方向を示す。第1操作部20、第2操作部22、第3操作部24は、いずれも押し下げ可能なボタンである。例えば、第1操作部20を長押しすることによって筐体10は機器設定モードに移行し、第2操作部22を押し下げることによって静止画像が撮像され、第3操作部24を押し下げることによって動画に音声が加えられたり、除去されたりする。第1操作部20、第2操作部22、第3操作部24による入力に割り当てられた機能はこれらに限定されないが、第1操作部20、第2操作部22、第3操作部24による入力に割り当てられた機能は互いに異なる。第2操作部22および第3操作部24が配置された前面の反対側となる後面には、撮像部のレンズ(図示せず)が配置される。また、第1操作部20、第2操作部22、第3操作部24は、例えば抵抗膜式のタッチパネルやスライドスイッチ、回転ダイヤルなどであってもよく、入力操作が可能であれば形態を問わない。
筐体10の上面には支持部14が配置される。支持部14は、円柱形状を有し、上下方向に延びる。支持部14の上端には、取付部16が接続される。取付部16は、板形形状を有し、支持部14に接続される面の反対側の面が取付面18である。取付面18は、例えば、車両のリアウインドウに取り付けられ、車両ごとに異なるリアウィンドウの傾斜角度に応じて設置角度が調整が可能である。リアウインドウへの取付には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。その際、第2操作部22および第3操作部24を配置した前面が車両の前方に向けられ、撮像部のレンズを配置した後面が車両の後方に向けられる。このように、車両に取り付けられた取付部16から下方に延びる支持部14によって、筐体10が支持される。
図2は、電子機器100の構成を示す。電子機器100は、第1操作部20、第2操作部22、第3操作部24、収納部30、スイッチ32、取得部34、撮像部36、制御部38、記憶部40を含む。収納部30は、図1の収納蓋12を開けた位置に配置される。収納部30は、記録媒体200を収納可能である。収納部30に記録媒体200を収納することによって、電子機器100は記録媒体200にアクセスできる。収納部30の内部にはスイッチ32が配置されており、記録媒体200が収納部30に収納されると、スイッチ32が押される。一方、記録媒体200が収納部30に収納されないと、スイッチ32は押されない。このようにスイッチ32は、収納部30に記録媒体200が収納されているか否かを検出する。スイッチ32は、収納部30に記録媒体200が収納されているか否かに関する収納情報を取得部34に出力する。取得部34は収納情報をスイッチ32から取得して、収納情報を制御部38に出力する。スイッチ32は、上述のように物理的な機械スイッチでもよく、記録媒体200へのアクセスが可能か否かをソフトウエアで判定するものであってもよい。
撮像部36は、車両の後方を向いた映像を撮像する。映像は、複数の静止画像が連続する動画像によって構成される。撮像部36は、撮像した映像を制御部38に出力する。ここで、映像、静止画像、動画像は、デジタルデータであってもよい。制御部38は、取得部34から取得した収納情報が収納を示す場合、撮像部36から受けつけた映像を記録媒体200に記録する。一方、制御部38は、取得部34から取得した収納情報が非収納を示す場合、撮像部36から受けつけた映像を記録媒体200に記録しなかったり、撮像部36に撮像を実行させなかったりする。
第1操作部20は、前述のごとく、電子機器100を機器設定モードに移行させるためのボタンである。例えば、第1操作部20による入力は、記録媒体200への映像の書き込み処理に関する、映像の解像度やフレームレートなどの機器設定モードを選択する入力である。なお、第1操作部20による入力は、機器設定モードの選択を選択する入力に限定されず、電子機器100の設定に関する入力であってもよい。第1操作部20は、入力を制御部38に出力する。
制御部38は、第1操作部20による入力を受けつける。制御部38は、取得部34において取得した収納情報が非収納を示す場合、受けつけた入力に応じた制御を実行する。ここでは、機器設定モードに移行して、機器設定が可能にされる。機器設定の結果は記憶部40に記憶される。一方、制御部38は、取得部34において取得した収納情報が収納を示す場合、受けつけた入力を無効にする。つまり、ここでは、機器設定モードに移行されず、機器設定が可能にされない。そのため、第1操作部20による入力を制御部38が受けつけても、記録媒体200が収納部30に収納されていれば、機器設定モードに移行せずに、撮像部36において撮像された映像が記録媒体200に記録され続ける。
第2操作部22、第3操作部24は、第1操作部20とは異なった機能に対する入力を受けつけるためのボタンである。前述のごとく、これらの入力によって、例えば静止画像が撮像されるとともに、動画に音声が加えられたり、除去されたりする。そのため、第1操作部20による入力は、記録媒体200への書き込み処理を開始する操作の入力を除く入力であるといえる。第2操作部22、第3操作部24は、入力を制御部38に出力する。制御部38は、取得部34において取得した収納情報が収納を示していても、非収納を示していても、第2操作部22あるいは第3操作部24による入力に応じた制御を実行する。または、制御部38は、第2操作部22による入力に応じた制御のみを実行し、第3操作部24による入力を無効としてもよく、第3操作部24による入力に応じた制御のみを実行してもよい。つまり、制御部38は、収納情報に関係なく、第2操作部22あるいは第3操作部24による入力を有効にする。換言すると、制御部38は、第1操作部20とは別の第2操作部22あるいは第3操作部24による入力を受けつける。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による電子機器100の動作を説明する。図3は、電子機器100による処理手順を示すフローチャートである。制御部38は、第1操作部20による入力を受けつける(S10)。収納部30に記録媒体200が収納されている場合(S12のYES)、制御部38は入力を無効にする(S14)。収納部30に記録媒体200が収納されていない場合(S12のNO)、制御部38は入力に応じた制御する(S16)。
本実施例によれば、収納部に記録媒体が収納されている場合に入力を無効にするので、誤操作による入力を防止できる。また、収納部に記録媒体が収納されていない場合に入力を有効にするので、入力に応じた制御を実行させることができる。また、入力は、電子機器の設定に関する入力であるので、収納部に記録媒体が収納されている場合に、機器設定モードへの移行を防止できる。また、入力は、記録媒体への書き込み処理を開始する操作の入力を除く入力であるので、収納部に記録媒体が収納されている場合であっても、記録媒体への書き込み処理を開始させることができる。また、入力は、記録媒体への映像の書き込み処理に関する設定モードを選択する入力であるので、収納部に記録媒体が収納されている場合に、書き込み処理に関する設定モードの選択を防止できる。また、収納部に記録媒体が収納されている場合に別の操作部による入力を有効にするので、別の入力を実行できる。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、記録媒体を収納可能であり、記録媒体にアクセス可能な電子機器に関する。実施例1における電子機器は、記録媒体を着脱可能に構成されており、記録媒体が収納されている場合に、第1操作部による入力を無効にする。つまり、第1操作部による入力を有効にするためには、記憶媒体を非収納にしなくてはならない。一方、荷物置き場に置かれた荷物が移動しにくい状況においては、記録媒体が収納されていても、第1操作部による入力を有効にした方が操作性が向上する。実施例2に係る電子機器は、移動状態であるかあるいは停止状態であるかに関する移動情報を取得し、移動情報が停止状態を示していれば、記録媒体が収納されていても、第1操作部による入力を有効にする。停止状態では、荷物が移動しにくいからである。実施例2によれば、車両走行中の荷物等の移動による誤作動を防止することができる。実施例2に係る電子機器は、図1と同様のタイプである。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
図4は、電子機器100の構成を示す。電子機器100は、図2の構成に加えて、移動検出部50を含む。移動検出部50は、電子機器100を搭載した車両が移動しているかあるいは停止しているかを検出する。例えば、移動検出部50は、GNSS(Global Navigation Satellite Systems)信号の受信機能を有し、車両の位置情報を検出し、位置情報の時間変化をもとに、車両の走行速度を導出する。移動検出部50は、走行速度が移動判定用しきい値より大きければ、車両が移動していると判定し、走行速度が移動判定用しきい値以下であれば、車両が停止していると判定する。
また、移動検出部50は、加速度センサを含み、加速度センサの検出結果をもとに、車両が移動しているかあるいは停止しているかを検出してもよい。さらに、移動検出部50は、CAN(Controller Area Network)に接続されており、CANにより受信した車両の走行速度、ギア位置、エンジンのON/OFF等に関する信号をもとに、車両が移動しているかあるいは停止しているかを検出してもよい。移動検出部50は、車両あるいは電子機器100が移動状態であるかあるいは停止状態であるかに関する移動情報を取得部34に出力する。
取得部34は移動情報を取得部34から取得して、移動情報を制御部38に出力する。制御部38は、第1操作部20による入力を受けつける。制御部38は、取得部34において取得した収納情報が非収納を示す場合、これまでと同様に、受けつけた入力に応じた制御を実行する。制御部38は、取得部34において取得した収納情報が収納を示し、かつ取得部34において取得した移動情報が静止状態を示す場合、第1操作部20による入力を有効にする。この場合、取得部34において取得した収納情報が非収納を示す場合と同一の処理が実行される。一方、制御部38は、取得部34において取得した収納情報が収納を示し、かつ取得部34において取得した移動情報が移動状態を示す場合、第1操作部20による入力を無効にする。
以上の構成による電子機器100の動作を説明する。図5は、電子機器100による処理手順を示すフローチャートである。制御部38は、第1操作部20による入力を受けつける(S50)。収納部30に記録媒体200が収納され(S52のYES)、かつ電子機器100が走行状態である場合(S54のYES)、制御部38は入力を無効にする(S56)。収納部30に記録媒体200が収納されていない場合(S52のNO)、あるいは電子機器100が走行状態でない場合(S54のNO)、制御部38は入力に応じた制御をする(S58)。
本実施例によれば、収納部に記録媒体が収納され、かつ移動状態である場合に、入力を無効にするので、誤操作による入力を防止できる。また、収納部に記録媒体が収納されている場合であっても、静止状態である場合に、入力を有効にするので、操作性を向上できる。
(実施例3)
次に、実施例3を説明する。実施例3は、これまでと同様に、記録媒体を収納可能であり、記録媒体にアクセス可能な電子機器に関する。実施例3は、実施例2よりも操作の精度をさらに向上することを目的とする。実施例3に係る電子機器は、電子機器が起動されてからの期間を計測する。電子機器は、移動情報が停止状態を示し、かつ起動されてからの期間が短ければ、記録媒体が収納されていても、第1操作部による入力を有効にする。起動されてからの期間が短い場合に設定がなされやすいからである。一方、起動されてからの期間が長くなると、走行していた車両が停止する場合も含まれ、車両が停止する際に荷物が移動して第1操作部を押し下げてしまうこともあり得るからである。実施例3によれば、走行中の車両が停止する際の荷物等の移動による誤作動を防止することができる。実施例3に係る電子機器は、図1と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図6は、電子機器100の構成を示す。電子機器100は、図4の構成に加えて、タイマ52を含む。タイマ52は、電子機器100が起動してからの期間を計測する。計測可能な期間には上限値が定められており、タイマ52は、上限値に達すると計測を終了してもよい。タイマ52は、計測している期間を取得部34に出力する。取得部34は期間を取得部34から取得して、期間を制御部38に出力する。
制御部38は、第1操作部20による入力を受けつける。制御部38は、取得部34において取得した収納情報が非収納を示す場合、これまでと同様に、受けつけた入力に応じた制御を実行する。制御部38は、取得部34において取得した収納情報が収納を示し、かつ取得部34において取得した移動情報が静止状態を示す場合、電子機器100が起動してからの期間がしきい値以下であれば、第1操作部20による入力を有効にする。この場合、取得部34において取得した収納情報が非収納を示す場合と同一の処理が実行される。一方、制御部38は、取得部34において取得した収納情報が収納を示し、かつ取得部34において取得した移動情報が静止状態を示す場合、電子機器100が起動してからの期間がしきい値よりも長ければ、第1操作部20による入力を無効にする。
以上の構成による電子機器100の動作を説明する。図7は、電子機器100による処理手順を示すフローチャートである。制御部38は、第1操作部20による入力を受けつける(S100)。収納部30に記録媒体200が収納され(S102のYES)、かつ電子機器100が走行状態である場合(S104のYES)、制御部38は入力を無効にする(S108)。電子機器100が走行状態でない場合(S104のNO)、期間がしきい値以下でなければ(S106のNO)、制御部38は入力を無効にする(S108)。収納部30に記録媒体200が収納されていない場合(S102のNO)、あるいは期間がしきい値より長い場合(S106のYES)、制御部38は入力に応じた制御する(S110)。
本実施例によれば、収納部に記録媒体が収納され、かつ静止状態である場合に、電子機器が起動してからの期間がしきい値以下であれば、入力を有効にするので、起動してから一定期間に、制御を入力できる。また、収納部に記録媒体が収納され、かつ静止状態である場合に、電子機器が起動してからの期間がしきい値よりも長ければ、入力を無効にするので、誤操作による入力を防止できる。
以上、実施例をもとに本発明を説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例1乃至3において、第1操作部20による入力は、機器設定モードの選択に関する入力である。しかしながらこれに限らず例えば、第1操作部20による入力はこれ以外であってもよい。具体的には、記録媒体200への書き込み処理を停止する入力であってもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
実施例1乃至3において、電子機器100は記録媒体200への書き込み処理を実行している。しかしながらこれに限らず例えば、電子機器100は記録媒体200からの読み取り処理を実行してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
実施例1乃至3において、電子機器100は車両に搭載されている。しかしながらこれに限らず例えば、電子機器100は車両に搭載されていなくてもよい。デジタルカメラやディスク媒体の再生機器など、記録媒体にアクセスする電子機器に対し、第三者の操作を制限したい場合、本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
実施例1乃至3において、電子機器100は記録媒体を収納可能な収納部を備えている。しかしながらこれに限らず例えば、電子機器100は通信部または入出力部を備え、外部サーバまたは通信端末または記憶装置のいずれかが備える記憶部への書き込み処理または読み取り処理を実行してもよい。この形態の場合に制御部は、実施例1乃至3における記録媒体200が収納されているか否かの収納情報に代わり、記憶部にアクセス可能であるか否かの接続情報に基づいて、操作部による入力を無効とするか有効とするかの制御を行う。本実施例本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
10 筐体、 12 収納蓋、 14 支持部、 16 取付部、 18 取付面、 20 第1操作部、 22 第2操作部、 24 第3操作部、 30 収納部、 32 スイッチ、 34 取得部、 36 撮像部、 38 制御部、 40 記憶部、 100 電子機器、 200 記録媒体。

Claims (3)

  1. 操作情報を受け付ける入力部と、
    前記入力部による入力に応じた制御を実行する制御部と、
    外部サーバまたは通信端末または記憶装置の少なくともいずれかが備える記憶部への書き込み処理または読み取り処理を行う通信部または入出力部と、
    前記記憶部にアクセス可能であるか否かの接続情報を取得する取得部と、
    電子機器が移動しているか停止しているかを検出して移動情報として前記取得部に出力する移動検出部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記取得部において取得した接続情報がアクセス可能を示し、かつ移動情報が移動状態を示す場合、前記入力部による前記記憶部への、書き込み処理を開始する操作の入力を除く入力を無効にするか、または映像の書き込み処理に関する設定モードを選択する入力を無効にする、電子機器。
  2. 操作情報を受け付ける入力部と、
    前記入力部による入力に応じた制御を実行する制御部と、
    外部サーバまたは通信端末または記憶装置の少なくともいずれかが備える記憶部への書き込み処理または読み取り処理を行う通信部または入出力部と、
    電子機器が移動しているか停止しているかを検出する移動検出部と、
    を備える電子機器における操作方法であって、
    前記記憶部にアクセス可能であるか否かの接続情報と、前記移動検出部が出力する移動情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得した接続情報がアクセス可能を示し、かつ移動情報が移動状態を示す場合に、前記入力部による前記記憶部への、書き込み処理を開始する操作の入力を除く入力を無効にするか、または映像の書き込み処理に関する設定モードを選択する入力を無効にするステップと、を備える、操作方法
  3. 操作情報を受け付ける入力部と、
    前記入力部による入力に応じた制御を実行する制御部と、
    外部サーバまたは通信端末または記憶装置の少なくともいずれかが備える記憶部への書き込み処理または読み取り処理を行う通信部または入出力部と、
    電子機器が移動しているか停止しているかを検出する移動検出部と、
    を備える電子機器におけるプログラムであって、
    前記記憶部にアクセス可能であるか否かの接続情報と、前記移動検出部が出力する移動情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得した接続情報がアクセス可能を示し、かつ移動情報が移動状態を示す場合に、前記入力部による前記記憶部への、書き込み処理を開始する操作の入力を除く入力を無効にするか、または映像の書き込み処理に関する設定モードを選択する入力を無効にするステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。




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