JP6950457B2 - 画像処理装置、画像処理システム、使用制限方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、使用制限方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置で実行される使用制限方法および画像処理装置のコンピュータにインストールされるプログラムに関する。
画像処理装置の一例として、プリント機能、スキャン機能およびファックス機能を有するMFP(Multi-Function Peripheral)が知られている。プリント機能は、プリント用紙などのシートに画像データに係る画像を印刷する機能である。スキャン機能は、画像を読み取って画像データを生成する機能である。ファックス機能は、画像データを公衆電話回線などを介して送受信する機能である。また、MFPは、スキャン機能およびプリント機能の組合せにより達成されるコピー機能を有している。
MFPには、これらの基本的な機能を標準機能として、その標準機能以外の追加機能を有償で追加可能なものがある。追加機能としては、たとえば、スキャナ機能によって読み取られた画像データを電子メールに添付して送信するスキャンメール機能、スキャナ機能によって読み取られた画像データをインターネット上のサーバにアップロードするスキャンアップロード機能、インターネット上のサーバから画像データをダウンロードしてプリント機能によってシートに印刷(プリント)するダウンロードプリント機能などがある。
ユーザが追加機能をMFPに追加しても、その追加機能を使用する機会が少ないと、追加機能の追加のための出費が無駄になる。そこで、追加機能の使用回数または使用日数が制限されたお試しモードを設けて、お試しモードの途中または終了後、ユーザがその追加機能の継続使用を要求する場合に追加機能の継続使用を許容する構成が提案されている。
特開2005−33333号公報
しかしながら、かかる構成では、追加機能の使用回数または使用日数の制限が一律であるために、ユーザが追加機能を適切に使用することができない場合がある。
本発明の目的は、ユーザが追加機能をより適切使用できる、画像処理装置、画像処理システム、使用制限方法およびプログラムを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係る画像処理装置は、外部装置との間で画像データを通信する通信部と、画像を処理する画像処理部と、制御部とを備え、制御部は、画像処理部を制御する標準機能と、標準機能および通信部との連携機能の両機能を有する追加機能と、を選択的に実行可能であり、制御部は、追加機能を実行するときに、追加機能が実行される度に通信部で通信される画像データのデータ量を積算するデータ量積算処理と、データ量積算処理によって積算されたデータ量である累積通信データ量が所定の制限通信データ量以上に達したことに応じて、追加機能の実行を制限する制限処理とを実行する。
この構成によれば、通信部と外部装置との間での画像データの通信と画像処理部を制御する標準機能との組合せからなる追加機能が実行される度に、通信部で通信される画像データのデータ量が積算されて、そのデータ量の積算値である累積通信データ量が更新される。累積通信データ量が所定の制限通信データ量以上に達すると、追加機能の実行が制限される。累積通信データ量が制限通信データ量以上に達するまでは、追加機能の実行回数や追加機能を初めて実行したときからの経過日数などにかかわらず、追加機能を実行することができる。
よって、ユーザが追加機能を適切に使用することができる。その結果、追加機能の実行により小容量ファイル(小さいデータ量の画像データ)が通信される場合には、追加機能の使用回数を多く確保することができる。また、追加機能の実行により大容量ファイル(大きいデータ量の画像データ)が通信される場合には、追加機能の使用回数が少なくなるが、ユーザが追加機能の使用結果から追加機能の質を精度よく評価することができる。
本発明は、画像処理装置の形態で実現することができるだけでなく、たとえば、画像処理装置で実行される使用制限方法、画像処理装置のコンピュータにインストールされるプログラム、ならびに画像処理装置およびサーバを含む画像処理システムの形態で実現することもできる。
本発明によれば、ユーザが追加機能をより適切に使用することができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。 スキャンアップロード処理の流れを示すフローチャートである。 制限送信データ量、更新前の累積送信データ量および今回送信された画像ファイルのデータ量の表示例を示す図である。 エラー画面の一例を示す図である。 ダウンロードプリント処理の流れを示すフローチャートである。 制限樹脂データ量、更新前の累積受信データ量および今回ダウンロードされた画像ファイルのデータ量の表示例を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<画像処理システム>
図1に示される画像処理システム1は、画像処理装置の一例であるMFP(Multi-Function Peripheral)2で標準機能以外の追加機能を実行可能とするシステムであり、MFP2および外部装置の一例であるサーバ3を含む。
MFP2は、LAN(Local Area Network)4が構築された場所に設けられ、LAN4を経由してインターネット5に接続されている。LAN4には、有線LANが含まれていてもよいが、IEEE(アイトリプルイー)での規格「IEEE 802.11」を使用した方式のWLAN(ワイヤレスLAN)が含まれる。サーバ3は、インターネット5上に置かれている。サーバ3は、サーバ3の各部の動作およびインターネット5を経由する通信などを制御するサーバ制御部31を備えている。
<MFP>
MFP2は、ファクシミリ機能、プリント機能、スキャン機能およびコピー機能など、複数の機能を有する電子機器である。ファクシミリ機能は、画像データを公衆電話回線を介して送受信する機能である。プリント機能(画像形成機能)は、画像データに係る画像をプリント用紙などのシートに印刷(プリント)する機能である。スキャン機能(画像読取機能)は、原稿の画像を読み取って画像データを生成する機能である。コピー機能は、原稿の画像を読み取ってその画像をシートに印刷する機能である。
これらの機能は、MFP2の標準機能であり、MFP2では、サーバ3との連携により、標準機能以外の追加機能を有償で追加可能である。追加機能には、スキャナ機能によって読み取られた画像データを電子メールに添付して送信するスキャンメール機能、スキャナ機能によって読み取られた画像データをインターネット上のサーバにアップロードするスキャンアップロード機能、インターネット上のサーバから画像データをダウンロードして、プリント機能により画像データに係る画像をシートに印刷するダウンロードプリント機能などが含まれる。
MFP2は、それらの複数の機能を実現するため、画像形成部11、画像読取部12、操作パネル13、FAXインタフェース(I/F)14、LANインタフェース(I/F)15、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16、フラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)17およびDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)18を備えている。画像形成部11、画像読取部12、操作パネル13、FAXインタフェース14、LANインタフェース15、ASIC16、ROM17およびRAM18は、バス19を介して、データ通信可能に接続されている。
画像形成部11(画像処理部の一例)は、搬送経路上を1枚ずつ搬送されるプリント用紙などのシートに画像データに係るカラー画像またはモノクロ画像を印刷するよう構成されている。印刷の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
画像読取部12(画像処理部の一例)は、シートに形成されている画像を読み取り、その画像の画像データを出力する。画像読取の方式は、CIS(Contact Image Sensor)方式であってもよいし、CCD(Charge Coupled Devices)方式であってもよい。
操作パネル13(ユーザインタフェースの一例)は、タッチパネルからなり、液晶ディスプレイなどの表示部13A上に感圧式または静電容量式の透明フィルムスイッチなどの操作部13B(受付部の一例)を重ねて構成されている。操作パネル13には、各種の情報や操作ボタンなどの画像が表示される。ユーザが操作パネル13に表示される操作ボタンをタッチ操作することにより、そのタッチ操作された操作ボタンの種類に応じた指示が操作パネル13に受け付けられる。操作パネル13に指示が受け付けられると、その指示の内容に応じた信号(データ)が操作パネル13からASIC16に向けて送信される。
FAXインタフェース14は、ファクシミリ通信に使用される公衆電話回線との接続のためのインタフェースであり、NCU(Network Control Unit)を内蔵したモデムなどを備えている。
LANインタフェース15(通信部の一例)は、LAN4との接続のためのインタフェースである。
ASIC16は、CPU21(制御部の一例)を内蔵している。CPU21は、ASIC16に入力される情報に基づいて、各種の処理のためのプログラムを実行することにより、画像形成部11、画像読取部12、操作パネル13、FAXインタフェース14およびLANインタフェース15などの各部を制御する。
ROM17には、CPU21によって実行されるプログラムおよび各種のデータなどが記憶されている。
RAM18は、CPU21がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
<スキャンアップロード処理>
たとえば、MFP2の操作パネル13に表示されるメニュー画面には、追加機能の使用したジョブの開始を指示するボタンが含まれており、そのボタンをユーザが押すことにより、追加機能を使用したジョブの開始の指示が操作パネル13に受け付けられる。
追加機能の1つであるスキャンアップロード機能を使用したスキャンアップロードジョブの開始の指示が操作パネル13に受け付けられると、図2に示されるスキャンアップロード処理が開始される。
スキャンアップロード処理では、ASIC16のCPU21は、過去のスキャンアップロードジョブでMFP2からサーバ3に送信された画像データの積算量である累積送信データ量が予め設定された制限送信データ量未満であるか否かを判別する(S11)。累積送信データ量は、ROM17に記憶されている。累積送信データ量の更新については、後述する。
累積送信データ量が制限送信データ量未満である場合(S11:YES)、CPU21は、LANインタフェース15を制御して、MFP2(LANインタフェース15)からLAN4およびインターネット5を経由してサーバ3に画像データを送信可能であるか否かをチェックする(S12)。
MFP2からサーバ3に画像データを送信可能である場合(S13:YES)、CPU21は、画像読取部12を制御して、スキャン機能による原稿の読み取りを実行する(S14)。
そして、CPU21は、原稿の読み取りにより生成された画像データから画像ファイルを作成する(S15)。たとえば、複数の原稿の読み取りが実行された場合、その読み取りにより生成された複数の画像データが集約されて、複数の画像データを含む1つの画像ファイルが作成される。
画像ファイルの作成後、CPU21は、LANインタフェース15を制御して、その作成した画像ファイルをサーバ3に送信する(S16)。
そして、CPU21は、画像ファイルの送信が成功したか否かを確認する(S17)。
画像ファイルの送信が成功した場合(S17:YES)、CPU21は、画像ファイルのデータ量、厳密には、画像ファイルに含まれる画像データのデータ量が予め設定された第1閾値を超えているか否かを判別する(S18)。第1閾値は、たとえば、640×480ピクセルの解像度の画像1枚分のデータ量に相当する50kBに設定されている。
なお、複数の原稿の読み取りが実行された場合に、1ページの原稿の読み取りにより生成された画像データにつき1つの画像ファイルが作成されて、その複数の画像ファイルがサーバ3に送信されてもよい。この場合のデータ量は、すべての画像ファイルのデータ量の合計となる。
サーバ3に送信された画像ファイルのデータ量が第1閾値を超えている場合(S18:YES)、CPU21は、その画像ファイルのデータ量をROM17に記憶されている累積送信データ量に加算して、累積送信データ量を更新する(S19)。一方、サーバ3に送信された画像ファイルのデータ量が第1閾値以下である場合(S18:NO)、CPU21は、その画像ファイルのデータ量をROM17に記憶されている累積送信データ量に加算しない。
その後、CPU21は、図3に示されるように、制限送信データ量と、更新前の累積送信データ量と、今回のスキャンアップロードジョブでサーバ3に送信された第1閾値を超える画像ファイルのデータ量、つまり更新前の累積送信データ量に加算されたデータ量とを操作パネル13の表示部13Aに表示させて(S20)、スキャンアップロード処理を終了する。
スキャンアップロード処理が開始される時点で累積送信データ量が制限送信データ量以上に達している場合(S11:NO)、MFP2からサーバ3への画像データの送信が可能であるか否かの送信可否チェックで送信不可能と判明した場合(S13:NO)、および送信可否チェックで送信可能と判明したが画像ファイルの送信に失敗した場合(S17:NO)、CPU21は、図4に示されるように、「送信できません」などのメッセージが含まれるエラー画面を操作パネル13の表示部13Aに表示させて(S21)、スキャンアップロード処理を終了する。送信可否チェックで送信可能と判明したが画像ファイルの送信に失敗する場合は、たとえば、送信可否チェック後にMFP2のネットワーク接続が切れた場合、送信可否チェック後にサーバ3に障害が発生した場合などが考えられる。
<作用効果>
以上のように、スキャンアップロードジョブが実行される度に、スキャンアップロードジョブでMFP2からサーバ3に送信される画像ファイルのデータ量が積算されて、そのデータ量の積算値である累積送信データ量が更新される。累積送信データ量が所定の制限送信データ量以上に達すると、スキャンアップロードジョブの実行が制限される。累積送信データ量が制限送信データ量に達するまでは、スキャンアップロードジョブの実行回数やスキャンアップロードジョブを初めて実行したときからの経過日数などにかかわらず、スキャンアップロードジョブを実行することができる。
よって、ユーザがスキャンアップロード機能を柔軟に使用することができる。その結果、スキャンアップロードジョブで小容量ファイルがMFP2からサーバ3に送信される場合には、スキャンアップロード機能の使用回数を多く確保することができる。また、スキャンアップロードジョブで大容量ファイルがMFP2からサーバ3に送信される場合には、スキャンアップロード機能の使用回数が少なくなるが、ユーザがスキャンアップロード機能の使用結果からスキャンアップロード機能の質を精度よく評価することができる。
また、スキャンアップロードジョブでMFP2からサーバに送信される画像ファイルのデータ量が第1閾値以下である場合、その画像ファイルのデータ量が累積送信データ量に加算されない。そのため、MFP2を所有する企業のIT部門の技術評価者およびMFP2を用いたITサービスを提供するサードパーティ企業のシステム開発者などが、白紙に近い原稿などを使用してスキャンアップロードジョブをほぼ無制限に実行でき、スキャンアップロードジョブの多数回の実行によりスキャンアップロード機能を正しく評価できる。
また、スキャンアップロードジョブでMFP2からサーバ3に送信された画像ファイルのデータ量が操作パネル13の表示部13Aに表示されるので、そのデータ量をユーザが容易に確認することができる。
なお、MFP2にLAN4を経由して接続されたPC(パーソナルコンピュータ)からMFP2が遠隔操作される場合には、図3に示される画像ファイルのデータ量などは、そのPCのディスプレイに表示されてもよい。
また、前述のスキャンアップロード処理は、スキャナ機能によって読み取られた画像データを電子メールに添付して送信するスキャンメール機能によるジョブに適用することもできる。
<ダウンロードプリント処理>
たとえば、MFP2の操作パネル13に表示されるメニュー画面には、追加機能の使用したジョブの開始を指示するボタンが含まれており、そのボタンをユーザが押すことにより、追加機能を使用したジョブの開始の指示が操作パネル13に受け付けられる。
追加機能の1つであるダウンロードプリント機能を使用したダウンロードプリントジョブの開始の指示が操作パネル13に受け付けられると、図5に示されるダウンロードプリント処理が開始される。
ダウンロードプリント処理では、ASIC16のCPU21は、過去のダウンロードプリントジョブでサーバ3からMFP2が受信(ダウンロード)した画像データの積算量である累積受信データ量が予め設定された制限受信データ量未満であるか否かを判別する(S31)。累積受信データ量は、ROM17に記憶されている。累積受信データ量の更新については、後述する。
累積受信データ量が制限受信データ量未満である場合(S31:YES)、CPU21は、LANインタフェース15を制御して、サーバ3から画像ファイルを取得する(S32)。サーバ3に保存されている画像ファイルには、ユーザによりサーバ3にアップロードされた画像ファイル以外に、白紙データに近い画像データからなるダミーデータを含む画像ファイルが含まれる。
画像ファイルの取得が成功した場合(S33:YES)、CPU21は、画像形成部11を制御して、画像ファイルに含まれる画像データに係る画像をシートに印刷する(S34)。以下、画像ファイルに含まれる画像データに係る画像の印刷を「画像データの印刷」という。
そして、CPU21は、画像データの印刷が成功したか否かを確認する(S35)。
画像データの印刷が成功した場合(S35:YES)、CPU21は、画像ファイルのデータ量、厳密には、画像ファイルに含まれる画像データのデータ量が予め設定された第2閾値を超えているか否かを判別する(S36)。第2閾値は、たとえば、第1閾値と同じ値であり、640×480ピクセルの解像度の画像1枚分のデータ量に相当する50kBに設定されている。
サーバ3から受信した画像ファイルのデータ量が第2閾値を超えている場合(S36:YES)、CPU21は、その画像ファイルのデータ量をROM17に記憶されている累積受信データ量に加算して、累積受信データ量を更新する(S37)。一方、サーバ3から受信した画像ファイルのデータ量が第2閾値以下である場合(S36:NO)、CPU21は、その画像ファイルのデータ量をROM17に記憶されている累積受信データ量に加算しない。
その後、CPU21は、図6に示されるように、制限受信データ量と、更新前の累積受信データ量と、今回のダウンロードプリントジョブでサーバ3から受信した第2閾値を超える画像ファイルのデータ量、つまり更新前の累積受信データ量に加算されたデータ量とを操作パネル13の表示部13Aに表示させて(S38)、ダウンロードプリント処理を終了する。
ダウンロードプリント処理が開始される時点で累積受信データ量が制限受信データ量以上に達している場合(S31:NO)、サーバ3からの画像ファイルの取得に失敗した場合(S33:NO)、および画像データの印刷に失敗した場合(S35:NO)、CPU21は、「ダウンロードプリントできません」などのメッセージが含まれるエラー画面を操作パネル13の表示部13Aに表示させて(S39)、ダウンロードプリント処理を終了する。画像データの印刷に失敗する場合は、画像形成部11の故障、画像の印刷に用いられる印刷剤(トナー、インク)やシートが切れている場合、画像データの形式がMFP2でサポートされていないデータ形式である場合などが考えられる。
<作用効果>
以上のように、ダウンロードプリントジョブが実行される度に、ダウンロードプリントジョブでサーバ3からMFP2が受信する画像ファイルのデータ量が積算されて、そのデータ量の積算値である累積受信データ量が更新される。累積受信データ量が所定の制限受信データ量以上に達すると、ダウンロードプリントジョブの実行が制限される。累積受信データ量が制限受信データ量以上に達するまでは、ダウンロードプリントジョブの実行回数やダウンロードプリントジョブを初めて実行したときからの経過日数などにかかわらず、ダウンロードプリントジョブを実行することができる。
よって、ユーザがダウンロードプリント機能を柔軟に使用することができる。その結果、ダウンロードプリントジョブで小容量ファイルがサーバ3からMFP2にダウンロードされる場合には、ダウンロードプリント機能の使用回数を多く確保することができる。また、ダウンロードプリントジョブで大容量ファイルがサーバ3からMFP2にダウンロードされる場合には、ダウンロードプリント機能の使用回数が少なくなるが、ユーザがダウンロードプリント機能の使用結果からダウンロードプリント機能の質を精度よく評価することができる。
また、ダウンロードプリントジョブでサーバ3からMFP2にダウンロードされた画像ファイルのデータ量が第2閾値以下である場合、その画像ファイルのデータ量が累積受信データ量に加算されない。そのため、MFP2を所有する企業のIT部門の技術評価者などが、白紙データに近い画像ファイルなどを使用してダウンロードプリントジョブをほぼ無制限に実行でき、ダウンロードプリントジョブの多数回の実行によりダウンロードプリント機能を正しく評価できる。
また、ダウンロードプリントジョブでサーバ3からMFP2が受信した画像ファイルのデータ量が操作パネル13の表示部13Aに表示されるので、そのデータ量をユーザが容易に確認することができる。
なお、MFP2にLAN4を経由して接続されたPCからMFP2が遠隔操作される場合には、図6に示される画像ファイルのデータ量などは、そのPCのディスプレイに表示されてもよい。
また、前述のダウンロードプリント処理は、サーバ3からLANインタフェース15が電子メールを受信し、その電子メールに添付されている画像データに係る画像をシートに形成するインターネットファックス機能によるジョブに適用することもできる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態以外の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、スキャンアップロード処理において、MFP2からサーバ3に送信された画像データの積算(図2のS19)および累積送信データ量が制限送信データ量以上に達している場合のスキャンアップロードジョブの実行の制限(S11:NO)の各処理がMFP2のASIC16のCPU21によって実行されるとしたが、それらの処理は、サーバ3のサーバ制御部31によって実行されてもよい。
ダウンロードプリント機能についても同様であり、サーバ3からMFP2にダウンロードされた画像データの積算(図5のS37)および累積受信データ量が制限受信データ量以上に達している場合のダウンロードプリントの実行の制限(S31:NO)の各処理がサーバ3のサーバ制御部31によって実行されてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:画像処理システム
2:MFP
3:サーバ
11:画像形成部
12:画像読取部
13:操作パネル
13A:表示部
15:LANインタフェース
21:CPU

Claims (9)

  1. 外部装置との間で画像データを通信する通信部と、
    画像を処理する画像処理部と、
    制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記画像処理部を制御する標準機能と、
    前記標準機能および前記通信部との連携機能の両機能を有する追加機能と、を選択的に実行可能であり、
    前記制御部は、前記追加機能を実行するときに、
    前記追加機能が実行される度に前記通信部で通信される画像データのデータ量を積算するデータ量積算処理と、
    前記データ量積算処理によって積算されたデータ量である累積通信データ量が所定の制限通信データ量以上に達したことに応じて、前記追加機能の実行を制限する制限処理と
    を実行し、
    前記制御部は、前記データ量積算処理において、前記追加機能の一連の動作で通信される画像データのデータ量が所定の閾値未満である場合、当該データ量を積算に含めない、画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    画像を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、前記追加機能の一連の動作で通信される画像データのデータ量を前記表示部に表示するデータ量表示処理を実行する、画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部は、画像を読み取る画像読取部であり、
    前記追加機能は、スキャンアップロード機能により、前記画像読取部によって画像を読み取り、その読み取られた画像データを前記通信部から前記外部装置に送信する機能である、画像処理装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部は、画像データに係る画像をシートに形成する画像形成部であり、
    前記追加機能は、ダウンロードプリント機能により、前記外部装置から前記通信部が画像データを受信し、その受信した画像データに係る画像を前記画像形成部でシートに形成する機能である、画像処理装置。
  5. 請求項1または2に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理部は、画像データに係る画像をシートに形成する画像形成部であり、
    前記追加機能は、前記外部装置から前記通信部が電子メールを受信し、その電子メールに添付されている画像データに係る画像を前記画像形成部でシートに形成するインターネットファックス機能を実現する機能である、画像処理装置。
  6. 画像処理装置と、サーバ制御部を有するサーバとを含む画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記サーバとの間で画像データを通信する通信部と、
    画像を処理する画像処理部と、
    制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記画像処理部を制御する標準機能と、
    前記標準機能および前記通信部との連携機能の両機能を有する追加機能と、を選択的に実行可能であり、
    前記サーバ制御部は、前記制御部が前記追加機能を実行するときに、
    前記追加機能が実行される度に前記通信部で通信される画像データのデータ量を積算するデータ量積算処理と、
    前記データ量積算処理によって積算されたデータ量である累積通信データ量が所定の制限通信データ量以上に達したことに応じて、前記追加機能の実行を制限する制限処理と
    を実行し、
    前記サーバ制御部は、前記データ量積算処理において、前記追加機能の一連の動作で通信される画像データのデータ量が所定の閾値未満である場合、当該データ量を積算に含めない、画像処理システム。
  7. 請求項に記載の画像処理システムであって、
    記サーバは、前記追加機能一連の動作で通信される画像データとして、データ量が前記閾値未満であるダミーデータを保存している、画像処理システム。
  8. 外部装置との間で画像データを通信する通信部と、
    画像を処理する画像処理部と
    を備える画像処理装置で実行される使用制限方法であって、
    前記画像処理部を使用する標準機能および前記通信部との連携機能の両機能を有する追加機能が実行される度に前記通信部で通信される画像データのデータ量を積算するデータ量積算処理と、
    前記データ量積算処理によって積算されたデータ量である累積通信データ量が所定の制限通信データ量以上に達したことに応じて、前記追加機能の実行を制限する制限処理と
    を含み、
    前記データ量積算処理において、前記追加機能の一連の動作で通信される画像データのデータ量が所定の閾値未満である場合、当該データ量を積算に含めない、使用制限方法。
  9. 外部装置との間で画像データを通信する通信部と、
    画像を処理する画像処理部と
    を備える画像処理装置のコンピュータにインストールされるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記画像処理部を制御する標準機能と、
    前記標準機能および前記通信部との連携機能の両機能を有する追加機能と、を選択的に実行可能にし、
    前記コンピュータに、
    前記追加機能が実行される度に前記通信部で通信される画像データのデータ量を積算するデータ量積算処理と、
    前記データ量積算処理によって積算されたデータ量である累積通信データ量が所定の制限通信データ量以上に達したことに応じて、前記追加機能の実行を制限する制限処理と
    を実行させ
    前記データ量積算処理において、前記追加機能の一連の動作で通信される画像データのデータ量が所定の閾値未満である場合、当該データ量を積算に含めない、プログラム。
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