JP6950356B2 - 圧力調節装置 - Google Patents
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Description
ハウジングは、燃料が流入する流入口、燃料が流出する流出口、流入口と流出口とを連通する連通路、および、流出口の外縁部に形成されたシール部を有している。
弁体は、シール部から離間したとき開弁し流出口における燃料の流れを許容し、シール部に当接したとき閉弁し流出口における燃料の流れを規制可能である。
付勢部材は、弁体を閉弁方向に付勢する。
通路部材は、ハウジングとは別体に形成され、連通路に設けられ、連通路の流路面積より小さな流路面積の燃料通路を有している。
燃料通路の燃料の圧力が所定値以上になると、弁体が開弁する。これにより、燃料通路側の燃料の圧力を一定に保つことができる。
燃料通路は、中心軸の延長線が連通路の中心軸に対し傾斜するよう形成されている。
(第1実施形態)
第1実施形態による圧力調節装置を図1に示す。
図2に示すように、圧力調節装置6は、例えば、図示しない自動二輪車の燃料供給系1に設けられ、エンジン2に供給する燃料の圧力を一定に保ち、燃料の圧力が過大になるのを抑制するために用いられる。
燃料タンク3は、エンジン2に供給するための燃料を貯留する。フランジ4は、燃料タンク3の上部開口を塞ぐようにして設けられている。圧力調節装置6は、フランジ4に取り付けられる。
燃料ポンプ5は、吸入口10が鉛直方向下側を向き、吐出口11がフランジ4に接続するよう燃料タンク3内に設けられている。フィルタ14は、吸入口10に取り付けられている。
モータ12は、供給される電力に応じて回転する。インペラ13は、モータ12の出力軸に取り付けられている。モータ12が回転すると、燃料が吸入口10から吸入され、インペラ13で加圧され、吐出口11から吐出される。フィルタ14は、吸入口10から吸入される燃料中の異物を捕集する。
ポンプ接続部100は、フランジ4の鉛直方向下側の面に開口するよう形成されている。ポンプ接続部100には、燃料ポンプ5の吐出口11が接続される。
燃料流路101は、ポンプ接続部100に接続するよう形成されている。燃料流路102は、一端が燃料流路101に接続するよう形成されている。燃料流路102の他端には、エンジン2に連通する燃料配管が接続される。
空間104は、燃料流路103に接続するよう燃料流路103に対し燃料流路101とは反対側に形成されている。
ハウジング20は、ハウジング本体21、ハウジング筒部22、流入口201、流出口202、連通路200、シール部23等を有している。
ハウジング本体21およびハウジング筒部22は、例えば金属等により形成されている。ハウジング本体21は、略円柱状に形成されている。ハウジング筒部22は、略円筒状に形成されている。ハウジング筒部22は、一方の端部がハウジング本体21の端部に接続するよう、ハウジング本体21と一体に形成されている。ここで、ハウジング筒部22の内径は、ハウジング本体21の外径より大きい。
フランジ4には、係止部材72が設けられる。係止部材72は、ハウジング筒部22のハウジング本体21とは反対側の端部を係止する。これにより、ハウジング20は、取付穴部110からの脱落が規制される。
シール部23は、流出口202の外縁部に環状に形成されている。
弁体30は、シール部23から離間したとき開弁し流出口202における燃料の流れを許容し、シール部23に当接したとき閉弁し流出口202における燃料の流れを規制可能である。特に、弁体30は、シール部23の周方向の少なくとも一部から離間したとき、流出口202における燃料の流れを許容し、シール部23の周方向の全部に当接したとき流出口202における燃料の流れを規制可能である。
以下、適宜、弁体30がシール部23から離間する方向を「開弁方向」、弁体30がシール部23に当接する方向を「閉弁方向」という。
ホルダ61は、例えば樹脂により略円筒状に形成されている。ここで、ホルダ61は、フランジ4よりも、燃料による膨潤および変形の程度が低い材料(樹脂)により形成されている。
ホルダ61は、弁体30に対しシール部23とは反対側に設けられている。ホルダ61は、弁体30側の端部の開口部が弁体30に当接し、弁体30を保持可能である。
係止部材63は、例えば金属により略円環状に形成されている。係止部材63は、外縁部がハウジング筒部22のハウジング本体21とは反対側の端部の内周壁に嵌合するよう設けられている。係止部材63は、ハウジング20に対し相対移動不能である。
係止部材63は、内縁部により、ばね座62を係止している。ここで、係止部材63、ばね座62は、連通路200と同軸になるよう設けられている。
図3に示すように、通路部材50は、部材本体51、燃料通路500、移動規制部52、突起53等を有している。
部材本体51は、略円柱状に形成されている。移動規制部52は、部材本体51の外周壁から径方向外側へ延びるよう部材本体51と一体に略円環状に形成されている。
ここで、部材本体51のうち、突起53が形成された部位を挿入部510とし、移動規制部52に対し突起53が形成された部位とは反対側の部位を延伸部511とする。
部材本体51の軸方向の端面には、燃料通路500の一方の開口部である流入側開口部501、および、燃料通路500の他方の開口部である流出側開口部502が形成されている。ここで、流出側開口部502は、部材本体51の軸方向の端面のうち挿入部510側の端面に形成されている。
また、燃料通路500の最小内径は、連通路200の最小内径より小さい。すなわち、燃料通路500の流路面積は、連通路200の流路面積より小さい。
本実施形態では、通路部材50は、例えば樹脂を材料とする射出成形により形成されている。
フランジ4の燃料流路103および空間104の燃料は、通路部材50の燃料通路500を経由して圧力空間210へ流れることができる。燃料流路103、空間104、燃料通路500、圧力空間210の圧力が所定値以上になると、弁体30がシール部23から離間し開弁する。
また、燃料通路500は、延長線Ex1が弁体30の中心点Cp1に対しオフセットするよう形成されている。すなわち、延長線Ex1は、中心点Cp1と交わらない。
また、燃料通路500は、延長線Ex1が連通路200の中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。
燃料ポンプ5から燃料が吐出され、フランジ4の燃料流路103および空間104、燃料通路500、圧力空間210の燃料の圧力が所定値以上になると、弁体30がシール部23から離間し開弁する。これにより、燃料通路500を経由して圧力空間210に流れた燃料は、弁体30に衝突する。
ハウジング20は、燃料が流入する流入口201、燃料が流出する流出口202、流入口201と流出口202とを連通する連通路200、および、流出口202の外縁部に形成されたシール部23を有している。
弁体30は、シール部23から離間したとき開弁し流出口202における燃料の流れを許容し、シール部23に当接したとき閉弁し流出口202における燃料の流れを規制可能である。
スプリング40は、弁体30を閉弁方向に付勢する。
通路部材50は、ハウジング20とは別体に形成され、連通路200に設けられ、連通路200の流路面積より小さな流路面積の燃料通路500を有している。
燃料通路500の燃料の圧力が所定値以上になると、弁体30が開弁する。これにより、燃料通路500側の燃料の圧力を一定に保つことができる。
第2実施形態による圧力調節装置を図8に示す。第2実施形態は、通路部材50の構成が第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、通路部材50は、第1実施形態で示した延伸部511を有していない。そのため、第2実施形態の燃料通路500の長さは、第1実施形態の燃料通路500の長さより短い。
第2実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第3実施形態による圧力調節装置の一部を図9、10に示す。第3実施形態は、通路部材50の燃料通路500の構成等が第1実施形態と異なる。
第3実施形態では、燃料通路500は、中心軸Axc1の延長線Ex1が連通路200の中心軸Axc0に対し傾斜するよう形成されている。延長線Ex1は、流入口201側から流出口202側へ向かうに従い連通路200の中心軸Axc0から離れるよう中心軸Axc0に対し傾斜している。そのため、第1実施形態と比べ、延長線Ex1は、受圧面300の中心C1からより離れた位置で受圧面300と交わる。
また、燃料通路500は、延長線Ex1が弁体30の中心点Cp1に対しオフセットするよう形成されている。すなわち、延長線Ex1は、中心点Cp1と交わらない。
また、弁体30は、燃料通路500の中心軸Axc1を含む断面において、延長線Ex1と受圧面300との交点Px1における受圧面300の接線Lc1と、燃料通路500の中心軸Axc1と、の2つのなす角θ1、θ2のうち連通路200の中心軸Axc0側のなす角θ1が鋭角となるよう形成されている。
第3実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第4実施形態による圧力調節装置の一部を図11、12に示す。第4実施形態は、通路部材50の燃料通路500の構成等が第1実施形態と異なる。
第4実施形態では、燃料通路500は、中心軸Axc1の延長線Ex1が連通路200の中心軸Axc0に対し傾斜するよう形成されている。延長線Ex1は、流入口201側から流出口202側へ向かうに従い連通路200の中心軸Axc0に近づくよう中心軸Axc0に対し傾斜している。
また、燃料通路500は、延長線Ex1が弁体30の中心点Cp1に交わるよう形成されている。
また、弁体30は、燃料通路500の中心軸Axc1を含む断面において、延長線Ex1と受圧面300との交点Px1における受圧面300の接線Lc1と、燃料通路500の中心軸Axc1と、のなす角が直角となるよう形成されている。
第4実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第5実施形態による圧力調節装置の一部を図13、14に示す。第5実施形態は、通路部材50の燃料通路500の構成等が第1実施形態と異なる。
第5実施形態では、燃料通路500は、平行部504および傾斜部505を有している。平行部504は、部材本体51のうち流入口201側において連通路200の中心軸Axc0から径方向外側へ所定距離離れ、中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。傾斜部505は、部材本体51のうち流出口202側において平行部504に接続し連通路200の中心軸Axc0に対し傾斜するよう形成されている。そのため、燃料通路500は、中心軸Axc1の延長線Ex1が連通路200の中心軸Axc0に対し傾斜するよう形成されている。延長線Ex1は、流入口201側から流出口202側へ向かうに従い連通路200の中心軸Axc0に近づくよう中心軸Axc0に対し傾斜している。
また、燃料通路500は、延長線Ex1が弁体30の中心点Cp1に交わるよう形成されている。
また、弁体30は、燃料通路500の中心軸Axc1を含む断面において、延長線Ex1と受圧面300との交点Px1における受圧面300の接線Lc1と、燃料通路500の中心軸Axc1と、のなす角が直角となるよう形成されている。
第5実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第6実施形態による圧力調節装置の一部を図15、16に示す。第6実施形態は、弁体30の構成が第1実施形態と異なる。
第6実施形態では、弁体30は、略円錐状に形成されている。弁体30は、頂点が連通路200の圧力空間210に位置し、円錐面がシール部23に当接可能なよう設けられている。ここで、受圧面300の中心C1は、弁体30の頂点に一致する。
また、燃料通路500は、延長線Ex1が弁体30の中心点Cp1に対しオフセットするよう形成されている。すなわち、延長線Ex1は、中心点Cp1と交わらない。
また、燃料通路500は、延長線Ex1が連通路200の中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。
燃料ポンプ5から燃料が吐出され、フランジ4の燃料流路103および空間104、燃料通路500、圧力空間210の燃料の圧力が所定値以上になると、弁体30がシール部23から離間し開弁する。これにより、燃料通路500を経由して圧力空間210に流れた燃料は、弁体30に衝突する。
第6実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第7実施形態による圧力調節装置の一部を図17、18に示す。第7実施形態は、弁体30の構成が第1実施形態と異なる。
第7実施形態では、弁体30は、略円板状に形成されている。弁体30は、一方の端面がシール部23に当接可能なよう設けられている。ここで、受圧面300は、平面状に形成されている。
また、燃料通路500は、延長線Ex1が弁体30の中心点Cp1に対しオフセットするよう形成されている。すなわち、延長線Ex1は、中心点Cp1と交わらない。
また、燃料通路500は、延長線Ex1が連通路200の中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。
燃料ポンプ5から燃料が吐出され、フランジ4の燃料流路103および空間104、燃料通路500、圧力空間210の燃料の圧力が所定値以上になると、弁体30がシール部23から離間し開弁する。これにより、燃料通路500を経由して圧力空間210に流れた燃料は、弁体30に衝突する。
第7実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第8実施形態による圧力調節装置の一部を図19に示す。第8実施形態は、燃料通路500の形状が第1実施形態と異なる。
第8実施形態では、燃料通路500は、中心軸Axc1に垂直な面による断面の形状が三角形となるよう形成されている。また、燃料通路500は、中心軸Axc1が連通路200の中心軸Axc0から径方向外側へ所定距離離れ、かつ、中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。
第8実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第9実施形態による圧力調節装置の一部を図20に示す。第9実施形態は、燃料通路500の形状が第1実施形態と異なる。
第9実施形態では、燃料通路500は、中心軸Axc1に垂直な面による断面の形状が四角形となるよう形成されている。また、燃料通路500は、中心軸Axc1が連通路200の中心軸Axc0から径方向外側へ所定距離離れ、かつ、中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。
第9実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第10実施形態による圧力調節装置の一部を図21に示す。第10実施形態は、燃料通路500の形状が第1実施形態と異なる。
第10実施形態では、燃料通路500は、中心軸Axc1に垂直な面による断面の形状が五角形となるよう形成されている。また、燃料通路500は、中心軸Axc1が連通路200の中心軸Axc0から径方向外側へ所定距離離れ、かつ、中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。
第10実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第11実施形態による圧力調節装置の一部を図22に示す。第11実施形態は、燃料通路500の形状が第1実施形態と異なる。
第11実施形態では、燃料通路500は、中心軸Axc1に垂直な面による断面の形状が半円形となるよう形成されている。また、燃料通路500は、中心軸Axc1が連通路200の中心軸Axc0から径方向外側へ所定距離離れ、かつ、中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。
第11実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第12実施形態による圧力調節装置の一部を図23に示す。第12実施形態は、燃料通路500の形状が第1実施形態と異なる。
第12実施形態では、燃料通路500は、部材本体51に2つ形成されている。なお、燃料通路500は、中心軸Axc1に垂直な面による断面の形状が円形となるよう形成されている。また、2つの燃料通路500は、それぞれ、中心軸Axc1が連通路200の中心軸Axc0から径方向外側へ所定距離離れ、かつ、中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。
第12実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第13実施形態による圧力調節装置の一部を図24に示す。第13実施形態は、燃料通路500の形状が第1実施形態と異なる。
第13実施形態では、燃料通路500は、中心軸Axc1に垂直な面による断面の形状が楕円形となるよう形成されている。また、燃料通路500は、中心軸Axc1が連通路200の中心軸Axc0から径方向外側へ所定距離離れ、かつ、中心軸Axc0に対し平行となるよう形成されている。
第13実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
第14実施形態による圧力調節装置の一部を図25に示す。第14実施形態は、燃料通路500の形状が第1実施形態と異なる。
第14実施形態では、燃料通路500は、部材本体51の外周壁の周方向の一部において切欠き状に形成されている。すなわち、燃料通路500は、通路部材50が連通路200に挿通された状態において、部材本体51の外壁と連通路200の内壁との間に形成されている。
なお、本実施形態では、突起53は、燃料通路500を避けるようにして、部材本体51の周方向に等間隔で3つ形成されている。
第14実施形態は、上述した点以外の構成は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
上述の実施形態では、通路部材は、燃料通路の流出口側の開口部である流出側開口部が、連通路のうち、流出口から、流出口と流入口との間の距離の3分の1以下の距離に位置するよう設けられている例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、通路部材は、流出側開口部が、連通路のうち、流出口から、流出口と流入口との間の距離の3分の1より長い距離に位置するよう設けられていてもよい。
本発明は、自動二輪車に限らず、例えば自動四輪車やその他の乗り物の燃料供給系に適用し、エンジン等の供給対象へ供給する燃料の圧力を一定に保つのに用いてもよい。
このように、本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
Claims (6)
- 燃料が流入する流入口(201)、燃料が流出する流出口(202)、前記流入口と前記流出口とを連通する連通路(200)、および、前記流出口の外縁部に形成されたシール部(23)を有するハウジング(20)と、
前記シール部から離間したとき開弁し前記流出口における燃料の流れを許容し、前記シール部に当接したとき閉弁し前記流出口における燃料の流れを規制可能な弁体(30)と、
前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢部材(40)と、
前記ハウジングとは別体に形成され、前記連通路に設けられ、前記連通路の流路面積より小さな流路面積の燃料通路(500)を有する通路部材(50)と、を備え、
前記弁体の外壁のうち前記弁体が前記シール部に当接したときに前記シール部により囲まれる領域を受圧面(300)とすると、
前記燃料通路は、中心軸(Axc1)の延長線(Ex1)が前記受圧面の中心(C1)と交わらないよう、前記延長線が前記連通路の中心軸(Axc0)に対し傾斜するよう形成されている圧力調節装置(6)。 - 前記燃料通路は、前記延長線が前記弁体の中心点(Cp1)に対しオフセットするよう形成されている請求項1に記載の圧力調節装置。
- 前記弁体は、前記燃料通路の中心軸(Axc1)を含む断面において、前記延長線と前記受圧面との交点(Px1)における前記受圧面の接線(Lc1)と、前記燃料通路の中心軸(Axc1)と、の2つのなす角(θ1、θ2)のうち前記連通路の中心軸(Axc0)側のなす角(θ1)が鋭角となるよう形成されている請求項1または2に記載の圧力調節装置。
- 前記通路部材は、前記燃料通路の前記流出口側の開口部である流出側開口部(502)が、前記連通路のうち、前記流出口から、前記流出口と前記流入口との間の距離(L1)の3分の1以下の距離(L2)に位置するよう設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧力調節装置。
- 前記通路部材は、前記ハウジングよりも硬度の低い材料により形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧力調節装置。
- 前記通路部材は、前記燃料通路が形成された部材本体(51)、および、前記部材本体の径方向外側に設けられ前記ハウジングに当接したとき前記ハウジングに対する前記部材本体の相対移動を規制可能な移動規制部(52)を有している請求項1〜5のいずれか一項に記載の圧力調節装置。
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