JP6950109B1 - 美術工芸品、美術工芸品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多様な抽象的表現が可能であり、しかも輸送コストを削減できる美術工芸品の提供。【解決手段】 様々な形状の複数のパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを組み合わせて構成され、各パーツは、接合部3がそれぞれ設けてあり、接合部3は、所定の長さの筒体13と、筒体13の外周面に取付けた全ネジボルト14を有し、全ネジボルト14をパーツに形成した孔15に固定して、筒体13の外周面をパーツに当接又は近接して取付けてあり、互いのパーツの接合部3を筒体13の端面同士で当接させて筒体13,13に軸4を通すことで、パーツ同士が接合・分離可能である。【選択図】 図1

Description

本発明は、美術工芸品と、美術工芸品の製造方法に関する。
従来の金属製の美術工芸品として代表的なものにブロンズ像がある。ブロンズ像は、仏像、裸婦像などの肖像が大半であり、目新しさが乏しく、現代人のライフスタイルや感性にそぐわないものとなっている。またブロンズ像は、鋳造により一体成形されるため、輸送する際にコンパクトに梱包することができず、海外に輸送しようとすると膨大な輸送コストがかかる。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、多様な抽象的表現が可能であり、しかも輸送コストを削減できる美術工芸品と、美術工芸品の製造方法の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による美術工芸品は、様々な形状の複数のパーツを組み合わせて構成され、各パーツは、接合部がそれぞれ設けてあり、接合部は、所定の長さの筒体と、筒体の外周面に取付けた全ネジボルトを有し、全ネジボルトをパーツに形成した孔に挿入し、孔から突き出た全ネジボルトにナットを螺合して締め付けることで、筒体の外周面をパーツに当接又は近接して固定して取付けてあり、互いのパーツの接合部を筒体の端面同士で当接させて筒体にボルトを通してナット掛けすることで、互いのパーツの接合部の筒体を相対回転不能に固定したことを特徴とする。
請求項2記載の発明による美術工芸品の製造方法は、様々な形状の複数のパーツに表面処理を施す工程と、表面処理を施した各パーツに接合部取付用の孔を加工する工程と、筒体の外周面に全ネジボルトを取付けた接合部を、その全ネジボルトをパーツに形成した孔に固定して、筒体の外周面をパーツに当接又は近接して固定して取付ける工程と、互いのパーツの接合部を筒体の端面同士で当接させて筒体にボルトを通してナット掛けすることで、互いのパーツの接合部の筒体を相対回転不能に固定して、パーツ同士を連結固定する工程を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明による美術工芸品は、様々な形状の複数のパーツを組み合わせることで、多様な抽象的表現が可能である。また、パーツ同士が接合・分離可能であるため、輸送する際にはパーツごとにばらしてコンパクトにでき、輸送コストを削減できる。
さらに本発明の美術工芸品は、各パーツに接合部がそれぞれ設けてあり、接合部は、所定の長さの筒体と、筒体の外周面に取付けた全ネジボルトを有し、全ネジボルトをパーツに形成した孔に挿入し、孔から突き出た全ネジボルトにナットを螺合して締め付けることで、筒体の外周面をパーツに当接又は近接して固定して取付けてあり、互いのパーツの接合部を筒体の端面同士で当接させて筒体にボルトを通してナット掛けすることで、互いのパーツの接合部の筒体を相対回転不能に固定したので、分解及び組立が誰にでも簡単に短時間で行えると共に、接合部に筒体を用いたことで、外部に露出しても違和感がなく、美観が害されない。しかも、接合部の筒体をパーツに溶接しないことで、パーツにメッキ等の表面処理を行った後から、パーツの任意の位置に接合部を設けることが可能となり、製作の自由度が向上する。接合部は簡単に取り外せるため、パーツの再利用も容易である。
請求項2記載の発明による美術工芸品の製造方法は、様々な形状の複数のパーツに表面処理を施す工程と、表面処理を施した各パーツに接合部取付用の孔を加工する工程と、筒体の外周面に全ネジボルトを取付けた接合部を、その全ネジボルトをパーツに形成した孔に固定して、筒体の外周面をパーツに当接又は近接して固定して取付ける工程と、互いのパーツの接合部を筒体の端面同士で当接させて筒体にボルトを通してナット掛けすることで、互いのパーツの接合部の筒体を相対回転不能に固定して、パーツ同士を連結固定する工程を備えることで、多様な抽象的表現が可能であるとともに、ナットを外して接合部からボルトを抜けば、パーツ同士が分離可能であるため、輸送する際にはパーツごとにばらしてコンパクトにでき、輸送コストを削減できる。しかも、接合部の筒体をパーツに溶接しないことで、パーツにメッキ等の表面処理を行った後から、パーツの任意の位置に接合部を設けることが可能となり、製作の自由度が向上する。接合部は簡単に取り外せるため、パーツの再利用も容易である。
本発明に係る美術工芸品の一実施形態を示す斜視図である。 同美術工芸品のパーツ同士の接合箇所を拡大して示す斜視図である。 (a)は接合部をパーツと分離した状態で示す斜視図であり、(b)は接合部をパートに取付けた状態を示す斜視図である。 接合部のパーツへの取付状態の例を示す図である。 同美術工芸品のパーツと台との接合箇所を拡大して示す斜視図である。 (a)は略C字形のパーツを製作するときの部品ごとに分離した状態を示す分解斜視図であり、(b)は略S字形のパーツを製作するときの部品ごとに分離した状態を示す分解斜視図である。 本発明に係る美術工芸品の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る美術工芸品のさらに別の実施形態を示す斜視図である。 同美術工芸品のパーツ同士の接合箇所を拡大して示す正面図である。 同美術工芸品の開閉状態を示す平面図である。 本発明に係る美術工芸品の他の実施形態を示す斜視図である。 (a)は同美術工芸品のパーツ同士の接合箇所を拡大して示す横断面図であり、(b)は同正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る美術工芸品の一実施形態を示している。本美術工芸品は、二つの略S字形のパーツ1a,1bと、一つの略C字形のパーツ1cとを組み合わせて構成され、また、このように三つのパーツ1a,1b,1cを組み合わせたものを起立して展示しておくための台2とを備えている。本美術工芸品は、略S字形のパーツ1a,1bと略C字形のパーツ1cを適宜組み合わせることで、作者の色々な思いや概念を表現する、新しいジャンルのアートである。本美術工芸品は、高さが1〜2mほどある。
各パーツ1a,1b,1cは、金属の鋳物で中空状に形成してあり、表面には星や太陽などを象った多数の穴6が形成してある。このように、パーツ1a,1b,1cに多数の穴6を開けることで、芸術性を一層高めると共に、軽量化を図ることができる。また各パーツ1a,1b,1cは、表面にメッキ処理を施してある。
略C字形のパーツ1cは、図6(a)に示すように、パーツ1cを長手方向に沿って半分の厚みに分割する分割面7aと、パーツ1cを長手方向に分割する分割面7bとで分割した4つの部品8a,8b,8c,8dを鋳造により形成し、これらの部品を溶接することにより製作している。なお、図では省略してあるが、各部品8a,8b,8c,8dを鋳造する時点で各部品に穴6を形成しておく。
略S字形のパーツは、図6(b)に示すように、上述の4つの部品8a,8b,8c,8dの内の先端部側の左右の部品8c,8dを中間部で分割面7cでさらに分割し、長手方向の分割面7b,7cで曲がり方が逆になるようにして各部品8a,8b,8c,8d,8e,8fを接合することで製作している。この方式によれば、同一の部品から略C字形のパーツ1cと略S字形のパーツ1a,1bのどちらでも簡単に製作できる。
各パーツ1a,1b,1cには、表面の適所に接合部3,3,…が複数設けてある。接合部3,3,…は、図3(a)に示すように、1〜2cm程度の長さに切断した金属製の筒体13と、筒体13の外周面に溶接により取付けた全ネジボルト14を有し、パーツ1a,1b,1cに形成した雌ネジ孔15に全ネジボルト14を螺入して、図3(b)に示すように、筒体13の外周面をパーツ1a,1b,1cの表面に当接又は近接して取付けてある。
なお接合部3は、図4(a)に示すように、全ネジボルト14をパーツ1a,1b,1cの雌ネジ孔15に螺入するだけで取付けてあってもよいが、図4(b)に示すように、パーツ1a,1b,1cに形成してある穴6からパーツ1a,1b,1c内にナット16を差し入れ、ナット16を全ネジボルト14と螺合して締め付けることもできる。これにより、接合部3をより強固にパーツ1a,1b,1cに固定することができると共に、筒体13の軸方向の向きを調節することができる。
そして、パーツ1a,1b,1c同士は、図2に示すように、互いの接合部3,3を筒体13の端面同士で当接させてボルト(軸)4を通し、接合部3から突き出たボルト4のネジ部にナット5を掛けて締付けることで、パーツ1a,1b,1c同士を接合している。したがって、ボルト4及びナット5を外すことで、パーツ1a,1b,1cごとに分離することができ、再び組み立てるのも容易である。各パーツ1a,1b,1cには、図2に示すように、違った組み方をするときのために、接合部3が余分に設けてある。
図1中の左側上部に位置する略S字形のパーツ1bは、2箇所の接合箇所A,Bで他のパーツ1a,1cと接合されているが、両接合箇所A,Bのボルト4の中心軸は一直線上に位置しており、よって両接合箇所A,Bのボルト4又はナット5を緩めることで、図中の矢印9に示すように、同パーツ1bは接合箇所A,Bを支点として向きを変えることができる。
パーツ1aと台2も、図3に示すように、パーツ1aと台2にそれぞれ設けた接合部3,3にボルト4を通し、接合部3から突き出たボルト4のネジ部にナット5を掛けて締付けることで、パーツ1aと台2を接合しており、ボルト4及びナット5を外せば、パーツ1aと台2を分離できる。
図7は、本発明に係る美術工芸品の他の実施形態を示している。この美術工芸品は、金属の鋳物で中空状に形成された一つの略S字形のパーツ1dと、2つの略C字形のパーツ1e,1fを組み合わせてあり、また、これらを起立して展示しておくための金属製の台2を備えている。パーツ1d,1e,1f同士、パーツ1d,1eと台2とは、先に説明した実施形態と同様に、互いの接合部3,3にボルト4を通しナット掛けすることで、接合・分離可能に取付けてある。上部のC字形のパーツ1fは、図中の矢印9に示すように、パーツ1dとの接合箇所を支点に向きを変えられるようになっている。
図8は、本発明に係る美術工芸品のさらに別の実施形態を示している。この美術工芸品は、テーブル脚として用いることができるものである。この美術工芸品は、金属の鋳物で中空状に形成された一対の略C字形のパーツ1g,1gを蝶番10で連結して構成してある。蝶番10は、図9に示すように、各パーツ1g,1gに円筒状の接合部3,3,3を取付け、接合部3,3,3に上方からピン(軸)11を挿通し、ピン11の先端部に止め輪12を取付けてピン11を抜け止めしてある。なお、ピン11と止め輪12を用いる代わりに、ボルト4とナット5を用いることもできる。
本美術工芸品は、止め輪12を外してピン11を抜き取ることで、パーツ1g,1gごとに分離することができる。また、図10に示すように、蝶番10を支点として2つのパーツ1g,1gの間の角度を0°から約90°の範囲で調整できるため、使用しないときには2つのパーツ1g,1gがほぼくっついた状態とすることで、パーツ1g,1gごとに分離しなくても狭いスペースに収納できる。
図11は、本発明に係る美術工芸品の他の実施形態を示している。本美術工芸品は、ブロンズの板で形成した天板(パーツ)17と左右の側板(パーツ)18,18と底板(パーツ)19を長方形に枠組みし、その内側に垂直板(パーツ)20を取付けて縦長の長方形の箱状に形成されている。天板17と垂直板20には、複雑に入り組んだ切欠き21と穴22が形成され、これにより芸術性を高めている。
各パーツ17,18,19,20には、図12に示すように、接合部3がそれぞれ設けてある。接合部3は、1〜2cm程度の長さに切断した金属製の筒体13と、筒体13の外周面に溶接により取付けた全ネジボルト14を有し、各パーツ17,18,19,20に形成した孔(バカ孔)23に全ネジボルト14を挿入し、ナット24を全ネジボルト14に螺合して締め付けるか溶接することにより、筒体13を各パーツ17,18,19,20に取付けている。そして、2枚のパーツに取付けた接合部3,3を筒体13の端面同士で当接させてねじ(軸)25を通すことで、パーツ同士を連結・固定している。手前側の筒体13にはねじ25を挿通するバカ孔26が形成され、奥側の筒体13にはねじ25が螺合する雌ネジ孔27が形成してあり、隣接する筒体13,13にねじ25を通して締め付けるだけで、筒体13,13同士を連結・固定できるようになっている。ねじ25を逆向きに回転させて筒体13,13から抜くことで、パーツ同士を分離するのも容易である。
以上に述べたように本美術工芸品は、様々な形状の複数のパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20を組み合わせることで、多様な抽象的表現が可能である。自然界にあるものは全て曲線の組合せによってできており、特に略C字形ないし略S字形のパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを適宜組み合わせることで、人の心に強く訴えかけるような優れたアート作品を生み出すことができる。大きさや形の異なるパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを何種類か準備しておき、それらのパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gを自由に組み合わせることで、無現の表現が可能であり、また、このような標準化されたパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gの組合せは、多品種少量の逸品作を可能にする。
また、本美術工芸品は、パーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20同士が接合・分離可能であるため、輸送する際にはパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20ごとにばらしてコンパクトにすることができ、輸送コストを削減できる。
さらに、本美術工芸品は、金属製の台2を備えているので、どこにでも簡単に展示することができる。しかも、略C字形ないし略S字形のパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1fが台2に接合・分離可能であるため、輸送する際には台2を分離できるので、輸送がしやすい。
また、本美術工芸品は、各パーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20に接合部3,3,…がそれぞれ設けてあり、接合部3,3にボルト4やねじ25を通したり、ピン11を通したりすることで、パーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20同士を接合・分離可能としたので、分解及び組立が誰にでも簡単に短時間で行える。接合部3,3にボルト4を通してナット掛けした場合には、ボルト4やナット5を締め付けることで、パーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f同士を強固に固定できる。しかも、接合部3とボルト4の頭やナット5を目立たなくできるので、美観が害されない。
接合部3をパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20の表面に溶接により取付ける場合には、各パーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g17,18,19,20にメッキ処理を施す前に接合部3を溶接する必要があり、後からパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20の組み合わせ方を変更したい場合には、接合部3をサンダー等で削り取ったり、再度のメッキ処理が必要になったりと煩わしい作業が発生する。これに対し本美術工芸品は、接合部3が所定の長さに切断された金属製の筒体13と、筒体13の外周面に取付けた全ネジボルト14とから成り、全ネジボルト14をパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20に形成した孔(雌ネジ孔15、孔23)に固定して、筒体13の外周面13をパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20に当接又は近接して取付けるようにしたので、各パーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20にメッキ処理を施した後に、任意の位置に孔15,23を加工するだけで接合部3を取付けることができ、製作の自由度が向上する。また、接合部3は簡単に取り外せるため、不要になったパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,17,18,19,20の再利用も容易である。
パーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gに形成された穴6からパーツ内にナット16を差し入れ、該ナット16を全ネジボルト14と螺合して締め付けることで、接合部3をパーツ1a,1b,1c,1d,1e,1f,1gにより強固に固定することができると共に、筒体13の軸方向の向きを調節することができる。
さらに、本美術工芸品は、略C字形ないし略S字形のパーツ1b,1f,1gが、他のパーツとの接合箇所を支点に向きを変更できるため、パーツ1b,1f,1gの向きを適宜変えることによって、より多彩な表現が可能で、見るものを飽きさせない。また、パーツ1b,1f,1gの向きを変えることで、輸送したりする際に省スペース化を図ることもできる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。美術工芸品を構成するパーツの大きさ、形状、材質、個数等は、適宜変更することができる。例えば、C字形ないしS字形のパーツを樹脂で形成することもできる。パーツ同士の連結部、パーツと台との連結部の構造は、繰り返し接合・分離できる構造となっていればよく、ボルト・ナットを使用したものに限定されない。略C字形ないし略S字形のパーツをどのようにして作るかは任意であり、必ずしも長手方向に沿って半分の厚みに分割したものを溶接して作る必要はなく、中空状の形のままで鋳造することもできる。
1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g パーツ
2 台
3 接合部
4 ボルト(軸)
5 ナット
11 ピン(軸)
13 筒体
14 全ネジボルト
15 雌ネジ孔(孔)
17 天板(パーツ)
18 側板(パーツ)
19 底板(パーツ)
20 垂直板(パーツ)
23 孔
25 ねじ(軸)

Claims (2)

  1. 様々な形状の複数のパーツを組み合わせて構成され、各パーツは、接合部がそれぞれ設けてあり、接合部は、所定の長さの筒体と、筒体の外周面に取付けた全ネジボルトを有し、全ネジボルトをパーツに形成した孔に挿入し、孔から突き出た全ネジボルトにナットを螺合して締め付けることで、筒体の外周面をパーツに当接又は近接して固定して取付けてあり、互いのパーツの接合部を筒体の端面同士で当接させて筒体にボルトを通してナット掛けすることで、互いのパーツの接合部の筒体を相対回転不能に固定したことを特徴とする美術工芸品。
  2. 様々な形状の複数のパーツに表面処理を施す工程と、表面処理を施した各パーツに接合部取付用の孔を加工する工程と、筒体の外周面に全ネジボルトを取付けた接合部を、その全ネジボルトをパーツに形成した孔に固定して、筒体の外周面をパーツに当接又は近接して固定して取付ける工程と、互いのパーツの接合部を筒体の端面同士で当接させて筒体にボルトを通してナット掛けすることで、互いのパーツの接合部の筒体を相対回転不能に固定して、パーツ同士を連結固定する工程を備えることを特徴とする美術工芸品の製造方法。
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