JP2000005008A - 花器及びこれに用いてなる支脚連結具 - Google Patents

花器及びこれに用いてなる支脚連結具

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JP2000005008A
JP2000005008A JP16997498A JP16997498A JP2000005008A JP 2000005008 A JP2000005008 A JP 2000005008A JP 16997498 A JP16997498 A JP 16997498A JP 16997498 A JP16997498 A JP 16997498A JP 2000005008 A JP2000005008 A JP 2000005008A
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Yasuhiro Hori
康廣 堀
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Daishin Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】構成が簡単で、支脚と支脚連結具をナットだけ
で強固に締着することができる。 【解決手段】複数本等間隔に並行立設した支脚1a〜1
dの貫通孔6,…にボルト部を挿入して固定した複数の
支持用ステー8a,8bを、中央で交差枢着して折畳み
可能とした支脚連結具2a、2b、及び支脚1a〜1d
で作られる収容部5に花用容器3を収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に冠婚葬祭、開
店祝い、パーティー等で装飾的効果を高めるために用い
られ、支脚並びに支脚連結具で囲まれて作られる収容部
に収容してなる花用容器に、生花あるいは造花等を用い
て盛花を形成して使用するための花器及びこれに用いて
なる支脚連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の花器は、溶接を用いて支脚と支脚
連結具とを連結しているため、材料変化、残留応力、変
形等の問題があるとともに、強固に溶接されているか否
かの品質検査も容易でなく、且つ破損し易い等の欠点が
あった。
【0003】また、支脚と支脚連結具に用いる素材とし
ては防錆性を考慮してステンレスを採用しているが、前
記の如く溶接によって溶接部が材料変化等を起こすため
に防錆力が低下し、花用容器使用時の水分が前記溶接部
に付着して錆を発生させるといった欠点も指摘されてい
た。
【0004】これらの欠点を解消するために、本出願人
は、実開平6−3164号公報に示されているような技
術を開示した。これを図5を用いて説明すれば、支脚1
01の適宜位置に設けた挿入孔102の対応位置に金属
製ベルト等をリング状取付部103として巻回し、支持
用ステー104の先端挿入部105よりやや根元側に縦
偏平部106を形成した前記支持用ステー104の先端
挿入部105をリング状取付部103の根元重合片10
7a,107b間から支脚101の側壁に設けた挿入孔
102に挿入し、前記重合片107a,107bの略中
央に設けてなる嵌入孔108と支持用ステー104の縦
偏平部106の略中央に設けてなる孔109を互いにボ
ルト110及びナット111によって完全に固定される
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人が
先に開示した花器にあっては、確かに支脚101と支持
用ステー104とを溶接で取付ける必要がないため、材
料変化、残留応力、変形等の諸問題が解決できるもの
の、支脚101と支持用ステー104を取付けるのに、
リング状取付部103とボルト110とナット111の
計3部材が必要となり、その作業性において若干の問題
を有するのである。
【0006】本発明は以上のような状況に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、構成が非常に
容易で迅速に組立てることができるとともに、支脚と支
脚連結具を取付けるのにナットだけで強固に締着するこ
とができる花器及びこれに用いてなる支脚連結具を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は前述の課題解
決のために鋭意研究を行った結果、複数本等間隔に並行
立設した貫通孔を有する支脚と;前記支脚の貫通孔に挿
入して外側から螺子固定するためのボルト部を両端部に
形成した複数の支持用ステーを、中央で交差させて枢着
して開閉可能とした支脚連結具と;支脚並びに支脚連結
具で囲まれて作られる収容部に収容する花用容器とより
なる花器を開発し、本発明を提供するものである。
【0008】そして貫通孔として、周縁に断面略円弧状
の陥落部を形成したものを利用することが最も好ましい
実施態様である。
【0009】また前記支脚に取付けてなる連結具であっ
て、前記支脚の貫通孔に挿入して外側から螺子固定する
ためのボルト部を両端部に形成した複数の支持用ステー
を、中央で交差させて枢着して開閉可能とした支脚連結
具を同時に開発し、本発明を提供するものである。
【0010】更に支持用ステーとして、中空管を利用す
ることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の花器Aを具体化した実施の形態について説明す
る。図1及び図2に示すものは、本発明の代表的実施例
の花器Aであり、図1は使用状態を、図2は閉じた状態
を示し、支脚1a〜1d、支脚連結具2a,2b、花用
容器3で主要構成されている。
【0012】支脚1a〜1dは鉄、鋼、ステンレス等の
金属製又は非鉄金属製のものやプラスチック製のもの等
であり、図例の如き4脚を使用し、前記支脚1a〜1d
の各下端部を外広に折曲するとともに、各先端部にはゴ
ム、合成樹脂製等からなる滑り止め用キャップ4aを嵌
め、そして前記支脚1a〜1dの各上端部にも同様に、
花用容器3の口部折返し片の下面に当接すべく滑り止め
用キャップ4bを嵌めている。
【0013】支脚連結具2a,2bは、図1に示す如
く、前記支脚1a〜1dを開閉自在に支持するとともに
花用容器3を収容する収容部5を形成すべく支脚1a〜
1dの上下部適所に一対設けている。そして支脚連結具
2a,2bは、前記支脚1a〜1dの貫通孔6,…に挿
入して外側から螺子固定するためのボルト部7(図3参
照)を両端部に形成した2本の支持用ステー8a,8b
を、中央で交差させて枢着して開閉可能としたものであ
る。
【0014】花用容器3は、図1に示す如く上部に収容
されており、口部折返し片の下面が滑り止め用キャップ
4bに当接し、且つ少なくとも前記支脚連結具2aに接
触しない高さに設けている。
【0015】次に、前記支脚連結具2aを支脚1a〜1
dに取付けるには、図3及び図4に示す如く、前記支脚
1a〜1dの貫通孔6,…に、ボルト部7,…両端部に
形成した2本の交差した支持用ステー8a,8bを挿入
して、図4に示す如く、ナット10,…によって強固に
締結するものである。そして開閉する場合は、支脚1a
と支脚1b或いは支脚1cと支脚1dのいずれかを持っ
て行えば良いのである。
【0016】このように支脚1a〜1dと支脚連結具2
a以外の部品としてはナット10,…だけであり、極力
部品をなくした非常にシンプルな構成としたものであ
る。尚、図1に示す如く、前記支脚連結具2bを支脚1
a〜1dに取付ける場合も、上述した通りであるという
ことは言うまでもない。
【0017】ここで支脚1a〜1dの貫通孔6,…が単
なる孔である場合は、曲面に対してナット10,…を締
着、即ち完全な面接触とならないため、どうしても緩み
が生じてしまう。そこで、その欠点を解消するために、
図4に示す如く、支脚1a〜1dの貫通孔6,…の周縁
に断面略円弧状の陥落部9を形成することによって、ナ
ット10,…のエッジ部が前記陥落部9の周縁に係止さ
れ、強固に締結することができるのである。
【0018】また、本発明に係る支持用ステー8a,8
bは、中空管を用い、その先端部にボルト部7,…を溶
接しているものであるが、これに限定することなく、中
実で一体成形することも実施可能である。尚、中空管を
用いれば、軽量であるということと、孔を開けたり、且
つ交差する部分を容易にかしめることができ、成形作業
上便利という利点がある。
【0019】尚、支持用ステー8aと支持用ステー8b
の交差部に、棒状のリベットを差し込んだ後、基端部を
かしめることによって永久的な継手となるリベット継手
11,11を形成するが、ボルト、ナット等で取付ける
ことも適宜可能である。
【0020】加えて、前記支脚1a〜1dの脚数は4脚
であるが、特に限定されるものではなく、少なくとも3
脚以上であれば本発明の花器Aを提供することが可能で
ある。尚、3脚或いは5脚の場合は、支脚連結具2a,
2bの交差部の構成が変わるが、支脚1a〜1dと支脚
連結具2a,2bを連結する方法は、本発明の方法をそ
のまま用いることができる。6脚の場合は、支持用ステ
ーをもう一本増やして開閉自在とすれば目的は達せられ
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、以下の優
れた効果を得ることができる。請求項1記載の花器及び
請求項4記載の支脚連結具によれば、複数本等間隔に並
行立設した貫通孔を有する支脚の貫通孔に、外側から螺
子固定するためのボルト部を両端部に形成した複数の支
持用ステーを中央で交差させて枢着して開閉可能とした
支脚連結具を挿着することにより、構成が非常に容易で
迅速に組立てることができる。
【0022】請求項2記載の花器によれば、貫通孔とし
て、周縁に断面略円弧状の陥落部を形成したものを利用
することにより、ナットのエッジ部が前記陥落部の周縁
に係止され、強固に締結できるため、従来のように容易
に緩むことがない。
【0023】請求項3記載の花器及び請求項5記載の支
脚連結具によれば、支持用ステーとして、中空管を利用
することにより、軽量であるとともに、孔を開けたり、
且つかしめたりする等の成形作業が非常に容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的実施例の花器の使用状態を示し
た斜視図
【図2】同実施例である花器の閉じた状態を示した斜視
【図3】同実施例である花器の要部の切欠拡大斜視図
【図4】同実施例である花器の要部の切欠断面説明図
【図5】従来例である花器の支脚と支持用ステーとを固
定する状態を示した分解斜視図
【符号の説明】
A 花器 1a,1b,1c,1d 支脚 2a,2b 支脚連結具 3 花用容器 4a,4b 滑り止め用キャップ 5 収容部 6 貫通孔 7 ボルト部 8a,8b 支持用ステー 9 陥落部 10 ナット 11 リベット継手 101 支脚 102 挿入孔 103 リング状取付部 104 支持用ステー 105 先端挿入部 106 縦偏平部 107 重合片 108 嵌入孔 109 孔 110 ボルト 111 ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本等間隔に並行立設した貫通孔を有
    する支脚と、 前記支脚の貫通孔に挿入して外側から螺子固定するため
    のボルト部を両端部に形成した複数の支持用ステーを、
    中央で交差させて枢着して開閉可能とした支脚連結具
    と、 支脚並びに支脚連結具で囲まれて作られる収容部に収容
    する花用容器と、 よりなる花器。
  2. 【請求項2】 貫通孔として、周縁に断面略円弧状の陥
    落部を形成したものを利用してなる請求項1記載の花
    器。
  3. 【請求項3】 支持用ステーとして、中空管を利用して
    なる請求項1又は2記載の花器。
  4. 【請求項4】 前記支脚に取付けてなる連結具であっ
    て、前記支脚の貫通孔に挿入して外側から螺子固定する
    ためのボルト部を両端部に形成した複数の支持用ステー
    を、中央で交差させて枢着して開閉可能とした支脚連結
    具。
  5. 【請求項5】 支持用ステーとして、中空管を利用して
    なる請求項4記載の支脚連結具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002165688A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Otis:Kk 鉢植草花の自立型化粧枠体
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