JP6949469B2 - 経編地 - Google Patents

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本発明は経編地に関する。
ダブルラッシェル機で編成された経編地は、前側基布と後ろ側基布とが連結糸で連結された構造となる。従来からダブルラッシェル機としてジャカードバーを備えるものが普及していた。このようなダブルラッシェル機で編成された経編地では、連結糸が、ジャカードバーでないガイドバーにより供給され、前側基布と後ろ側基布とを周期的な間隔で連結していた。そして、ジャカードバーにより供給されたジャカード糸が、前側基布又は後ろ側基布に、目の細かいネット状の小さな模様を形成するのが一般的であった。
ところで、従来から、ダブルラッシェル機で編成された経編地であって、目の細かいネット状の小さな模様ではなく色彩を有する大きな柄を有するものが望まれていた。そこで、ダブルラッシェル機で編成された経編地に色彩を有する大きな柄を形成するために、編成後の経編地にプリントを施すことが行われていた。しかし、プリントにコストがかかるうえ、プリント部分が経編地部分と異なる質感になってしまっていた。
また、特許文献1に記載されているように、分割型ジャカードバーを2対備えるダブルラッシェル機を用いることにより、色彩を有する大きな柄を有する経編地を製造することが提案されていた。しかし分割型ジャカードバーを2対も備えるダブルラッシェル機は高価であるため、経編地の製造にコストがかかっていた。
特開2007−308809号公報
本発明は、以上の実情に鑑みてなされたものであり、ダブルラッシェル機で編成された経編地であって、低コストで製造可能で、色彩を有する柄が形成されたものを提供することを課題とする。
実施形態の経編地は、シングルジャカードダブルラッシェル機によって編成された、前側基布と後ろ側基布とを備える経編地において、ジャカード糸が、前記前側基布と前記後ろ側基布とを連結し、かつ、前記後ろ側基布にジャカード柄を形成し、前記後ろ側基布が、経編地の幅方向の場所により異なる色の糸からなり、前記ジャカード糸と前記後ろ側基布の糸とは色が異なり、前記ジャカード糸が前記後ろ側基布にのみ編み込まれて経編地の後ろ側面に現れた部分、前記ジャカード糸が前記前側基布にのみ編み込まれて経編地の後ろ側面に現れない部分、及び、前記ジャカード糸が前記前側基布及び前記後ろ側基布に編み込まれて経編地の後ろ側面において1つの編み目に対して前記ジャカード糸と前記後ろ側基布の糸とが存在している部分、の3つの部分が存在することを特徴とする。
本実施形態の経編地では、ジャカード糸が前側基布と後ろ側基布とを連結しかつ後ろ側基布にジャカード柄を形成しているため、後ろ側基布に色彩を有する柄を形成することができる。しかもシングルジャカードダブルラッシェル機によって編成された経編地であるため、低コストで製造可能である。
シングルジャカードダブルラッシェル機の主要部の側面図。 本実施形態の編組織図。 本実施形態におけるジャカードバーJB4、JB5による編組織図。(a)は前部編針列FNに対してオーバーラッピングするようにジャカード機構を作用させた場合の編組織図。(b)は後部編針列BNに対してオーバーラッピングするようにジャカード機構を作用させた場合の編組織図。 本実施形態の経編地10の後ろ側面3の図。 変更例の経編地10の後ろ側面3と、経編地10の編成のために糸を供給するビーム20を示す図。
本実施形態の経編地10は、経編機の一種であるシングルジャカードダブルラッシェル機で編成される。シングルジャカードダブルラッシェル機の主要部を図1に示す。この経編機はダブルラッシェル機なので、前部編針列FNと後部編針列BNとを備える。前部編針列FN及び後部編針列BNは、それぞれ、経編機の幅方向に1列に並べられた多数の編針からなる。
またこの経編機は、シングルジャカードタイプの経編機なので、1対の分割型ジャカードバーを備える。1対の分割型ジャカードバーとは、図1に示すように、2枚のハーフゲージのジャカードバー(ハーフゲージのジャカードバーとは、ハーフセット分のジャカードガイドを備えるジャカードバーのことである。)JB4及びJB5が対になったものであり、2枚のハーフゲージのジャカードバーJB4及びJB5(すなわち1対の分割型ジャカードバー)全体でフルゲージとなる(フルセット分のジャカードガイドを備える)ものである。
ジャカードバーJB4、JB5はそれぞれ基本組織を編成するための運動をする。それに伴い、ジャカードバーJB4、JB5にそれぞれ設けられている複数のジャカードガイドは基本組織を編成するための運動をする。基本組織を編成するための運動に加えて、これらのジャカードガイドは、それぞれジャカード機構の作用により独立して変位可能となっている。そのため複数のジャカードガイドはそれぞれ異なる運動をすることができる。ジャカード機構が作用すると、ジャカードガイドは基本組織の編成中の位置よりも1Gの距離(隣接する2本の編針の間の距離)だけ左に変位する。ジャカード機構は、オーバーラップの時だけ作用させることも、アンダーラップの時だけ作用させることも、オーバーラップとアンダーラップの両方の時に作用させることもできる。
またこの経編機は1対の分割型ジャカードバーの前後にそれぞれガイドバーを備える。図1に公知の経編機の一例を示す。図1の経編機は、1対の分割型ジャカードバーより前に3枚のガイドバーを備える。この3枚のガイドバーは前から順にガイドバーGB1、ガイドバーGB2、ガイドバーGB3である。また、図1の経編機は、1対の分割型ジャカードバーより後ろに1枚のガイドバーGB6を備える。ガイドバーGB1、GB2、GB3、GB6はそれぞれ編組織を編成するための運動をする。それに伴い、ガイドバーGB1、GB2、GB3、GB6にそれぞれ設けられている複数のガイドは全て同じ運動をする。
なお、1対の分割型ジャカードバーの前後にそれぞれ2枚のガイドバーを備える経編機も公知である。
図1の経編機を使用した経編地10の編成においては、分割型ジャカードバーより前のガイドバーGB1、GB2、GB3の全てが使用される必要は無い。以下の説明では、分割型ジャカードバーより前の3枚のガイドバーのうち、ガイドバーGB2及びガイドバーGB3が編成に使用されるものとする。
本実施形態の経編地10の編成では、ガイドバーGB2及びガイドバーGB3は前側基布1の編成に用いられ、ガイドバーGB6は後ろ側基布2の編成に用いられ、ジャカードバーJB4及びジャカードバーJB5は前側基布1と後ろ側基布2との連結に用いられる。そのため、ガイドバーGB2及びガイドバーGB3には前側基布1を形成する糸が供給され、ガイドバーGB6には後ろ側基布2を形成する糸が供給され、ジャカードバーJB4及びジャカードバーJB5には前側基布1と後ろ側基布2とを連結する連結糸4となる糸が供給される。
ジャカードバーJB4、JB5に供給される糸の色は、ガイドバーGB2、GB3、GB6に供給される糸の色と異なる。これにより、経編地10の後ろ側基布2に、糸の色の違いから生じるジャカード柄が形成される。一例として、ここでは、ジャカードバーJB4、JB5にはある1色の糸が供給され、ガイドバーGB2、GB3、GB6には別の1色の糸が供給されるものとする。
本実施形態の編組織の例を図2に示す。図2において、Fは前部編針列FNによる編みコースを、Bは後部編針列BNによる編みコースを、それぞれ示している。図2にはガイドバーGB2、GB3、GB6による編組織が示されている。ガイドバーGB2の編組織は0−0/0−0/1−1/1−1//の繰り返し単位からなる。ガイドバーGB3の編組織は1−0/0−0/2−3/3−3//の繰り返し単位からなる。ガイドバーGB6の編組織は0−0/2−3/3−3/1−0//の繰り返し単位からなる。
さらに、図2には、ジャカードバーJB4、JB5による基本組織すなわちジャカード機構が作用しない場合のジャカードバーJB4、JB5による編組織が示されている。ジャカードバーJB4、JB5による編組織は、0−0/1−0/0−0/0−0//の繰り返し単位からなる。
図3には、ジャカードバーJB4、JB5による上記の基本組織が破線で示され、ジャカード機構が作用したときのジャカードバーJB4、JB5による編組織の例が実線で示されている。なお、図中のHはジャカード機構を作用させないことを表している。この場合、ジャカードガイドは基本組織を編成する場合と同じ位置にあることになる。図中のTはジャカード機構を作用させることを表している。この場合、ジャカードガイドは基本組織を編成する位置から左へ変位することになる。TとHは1つのニードルの上下段に記載されているが、上段のT又はHはオーバーラッピング時にジャカード機構を作用させること又はさせないことを、下段のT又はHはアンダーラッピング時にジャカード機構を作用させること又はさせないことを、それぞれ表している。
図3(a)は、ジャカード機構の作用により、ジャカードバーJB4、JB5が前部編針列FNに対してオーバーラッピングした場合の編組織の例を表している。図3(a)の編組織は、0−1/1−1/1−0/0−0//の繰り返し単位からなる。この例のようにジャカードバーJB4、JB5が前部編針列FNに対してオーバーラッピングすると、ジャカードバーJB4、JB5から供給される糸(ジャカード糸)が前側基布1に編み込まれる。そして経編地10の前側基布1側の表面(前側面)には、ジャカード糸が現れる。
図3(b)は、ジャカード機構の作用により、ジャカードバーJB4、JB5が後部編針列BNに対してオーバーラッピングした場合の編組織の例を表している。図3(b)の編組織は、1−1/1−0/0−0/0−1//の繰り返し単位からなる。この例のようにジャカードバーJB4、JB5が後部編針列BNに対してオーバーラッピングすると、ジャカード糸が後ろ側基布2に編み込まれる。そして経編地10の後ろ側基布2側の表面(後ろ側面3)には、ジャカード糸が現れる。図2及び図3(b)の例のように、ジャカードバーJB4、JB5の後部編針列BNに対するオーバーラッピングの方向は、後ろ側基布2の編成に用いられるガイドバーGB6の後部編針列BNに対するオーバーラッピングの方向と、逆行していることが望ましい。言い換えれば、後ろ側基布2の編み目において、ジャカード糸と、後ろ側基布2を形成する糸とが、逆方向にラッピングしていることが望ましい。
なお、ジャカード糸が前側基布1と後ろ側基布2とに交互に編み込まれると、ジャカード糸は前側基布1と後ろ側基布2とを連結する連結糸4として機能する。
図4は、本実施形態の経編地10の後ろ側面3を示したものの一例である。この経編地10は、シューズのアッパーに用いられるアッパー部11とその周辺部12とが一体として編成されたものである。アッパー部11は、無地部13、つま先柄部14、かかと柄部15及び上柄部16からなる意匠になっている。無地部13はジャカード糸が後ろ側基布2に編み込まれて後ろ側面3に現れた部分である。そのため無地部13全体がジャカード糸の色となっている。また、経編地10のつま先柄部14及び左右両側のかかと柄部15では、ジャカード糸が前側基布1に編み込まれている。そのため、つま先柄部14及びかかと柄部15ではジャカード糸が後ろ側面3に存在せず、つま先柄部14全体及びかかと柄部15全体が後ろ側基布2を形成する糸(すなわちガイドバーGB6から供給される糸)の色となっている。また、経編地10の上柄部16では、ジャカード糸が前側基布1と後ろ側基布2とに交互に編み込まれている。そのため、上柄部16はジャカード糸の色と後ろ側基布2を形成する糸の色が混在した部分となっている。以上のようにして経編地10の後ろ側面3に色彩を有する大きな柄が形成されている。なお、このようにジャカード糸が前側基布1や後ろ側基布2に編み込まれることによって形成される柄のことを、ジャカード柄と言う。
なお、無地部13、つま先柄部14及び左右両側のかかと柄部15のように、広範囲にわたってジャカード糸が前側基布1又は後ろ側基布2のいずれか一方のみに編み込まれている領域では、前側基布1と後ろ側基布2とが連結されていない。このように連結されていない領域を非連結領域とする。非連結領域が広大になることが望ましくない場合やデザイン上望ましい場合等は、非連結領域の中央付近においてジャカード糸が前側基布1と後ろ側基布2とを連結している部分連結領域が設けられていても良い。図4には、つま先柄部14の中央付近に部分連結領域17が設けられている様子が示されている。
また、この経編地10の前側面では、ジャカード糸が前側基布1に編み込まれている部分がジャカード糸の色となっており、ジャカード糸が後ろ側基布2に編み込まれている部分が前側基布1を形成する糸(すなわちガイドバーGB2、GB3から供給される糸)の色となっている。また、ジャカード糸が前側基布1と後ろ側基布2とに交互に編み込まれている部分では、ジャカード糸の色と前側基布1を形成する糸の色が混在している。
また周辺部12の編組織は、限定されないが、例えばジャカード糸が前側基布1と後ろ側基布2とに交互に編み込まれている。この周辺部12及び上柄部16のようにジャカード糸が前側基布1と後ろ側基布2とに編み込まれている部分では、前側基布1と後ろ側基布2とがジャカード糸によって連結されている。
なお、実際にシングルジャカードダブルラッシェル機で編成される経編地は、複数枚の経編地10が経方向及び緯方向に連なったものである。
本実施形態の経編地10は、シューズの他にも、アウター等の衣料やインテリア用品等の様々な物に用いることができる。
このように、本実施形態の経編地10では、ジャカード糸が前側基布1と後ろ側基布2とを連結しかつ後ろ側基布2にジャカード柄を形成しているため、プリントが施されていないにもかかわらず、後ろ側基布2に色彩を有する大きな柄が形成されている。しかもシングルジャカードダブルラッシェル機によって編成された経編地であるため、低コストで製造されたものとなっている。
また、ジャカードバーJB4、JB5の後部編針列BNに対するオーバーラッピングの方向が、後ろ側基布2の編成に用いられるガイドバーGB6の後部編針列BNに対するオーバーラッピングの方向と逆行していれば、ジャカード糸が後ろ側基布2に編み込まれている領域において、後ろ側面3にジャカード糸のみが現れ、ジャカード糸の色が綺麗に出る。
上記実施形態は例示であり、発明の範囲はこれに限定されない。上記実施形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々な省略、置換、変更を行うことができる。以下では上記実施形態に対する変更例について説明する。
上記実施形態では、ジャカードバーJB4、JB5にはある1色の糸が供給され、ガイドバーGB2、GB3、GB6には別の1色の糸が供給された。この場合ジャカード柄は2色からなる。しかし、ジャカードバーJB4、JB5にはある1色の糸が供給され、ガイドバーGB2、GB3には別の1又は2以上の色の糸が供給され、後ろ側基布2の編成に用いられるガイドバーGB6には多色の糸が供給されても良い。ガイドバーGB6に多色の糸が供給されることにより後ろ側基布2が多色からなるものとなり、そこへさらにジャカード糸の色が加わって多色の柄が形成される。
ガイドバーGB6に多色の糸を供給する方法について説明する。経編地の編成のために、ビーム(「GB6用ビーム」とする)からガイドバーGB6に糸が供給される。GB6用ビームには事前に整経機によって糸が巻き付けられる。このとき、整経機が、GB6用ビームに巻き付ける糸の色を、GB6用ビームの幅方向に変える。このようにすれば、ガイドバーGB6には幅方向に異なった色の糸が供給される。
具体的な例を図5に基づき説明する。図5の経編地110には2つのアッパー部11が幅方向に並べて設けられている。また図5のGB6用ビーム20は、左から順に部分101〜116を有する。図5では、GB6用ビーム20と経編地110とが上下に並べて描かれており、GB6用ビーム20の部分101〜116と、GB6用ビーム20の部分101〜116から供給される糸からなる編地部分とが、上下方向に一致するように描かれている。部分101から部分103までの連続する部分、部分106から部分108までの連続する部分、部分109から部分111までの連続する部分、部分114から部分116までの連続する部分は、それぞれ、整経機による1回の巻き付け工程で糸が巻き付けられる部分である。ここで、部分102、115は、両足外側のかかと柄部15に供給される糸が巻き付けられる部分で、部分107、110は、両足内側のかかと柄部15に供給される糸が巻き付けられる部分である。また、部分104、105、112、113は、それぞれ、整経機による1回の巻き付け工程で糸が巻き付けられる部分である。
そして、両足外側のかかと柄部15に糸を供給する部分102、115にはある色(ここでは例として青とする)の糸が巻き付けられ、両足内側のかかと柄部15に糸を供給する部分107、110には別のある色(ここでは例として黄とする)の糸が巻き付けられ、部分101、103〜106、108、109、111〜114、116にはさらに別のある色(ここでは例として赤とする)の糸が巻き付けられる。また、ジャカードバーJB4、JB5にはさらに別のある色(ここでは例として黒とする)の糸がビームから供給される。
これらのビームから糸が供給されて、上記実施形態の図4の経編地10と同じ編成がなされると、経編地110の後ろ側面3に多色からなるジャカード柄が描かれる。具体的には経編地110の後ろ側面3は次のようになる。ジャカード糸が前側基布1に編み込まれている部分では、後ろ側面3は後ろ側基布2を形成する糸の色となる。より具体的には、つま先柄部14が赤、両足外側のかかと柄部15が青、両足内側のかかと柄部15が黄となる。また、ジャカード糸が後ろ側基布2に編み込まれている部分では、後ろ側面3はジャカード糸の色となる。より具体的には、無地部13が黒となる。また、ジャカード糸が前側基布1と後ろ側基布2とに交互に編み込まれている部分では、後ろ側面3は後ろ側基布2を形成する糸の色とジャカード糸の色とが混在した状態となる。より具体的には、上柄部16が赤と黒の混在状態となる。このように経編地110がカラフルなものとなる。
FN…前部編針列、BN…後部編針列、GB1、GB2、GB3、GB6…ガイドバー、JB4、JB5…ジャカードバー、1…前側基布、2…後ろ側基布、3…後ろ側面、4…連結糸、10…経編地、11…アッパー部、12…周辺部、13…無地部、14…つま先柄部、15…かかと柄部、16…上柄部、17…部分連結領域、20…GB6用ビーム、110…経編地、101〜116…部分

Claims (3)

  1. シングルジャカードダブルラッシェル機によって編成された、前側基布と後ろ側基布とを備える経編地において、
    ジャカード糸が、前記前側基布と前記後ろ側基布とを連結し、かつ、前記後ろ側基布にジャカード柄を形成し、
    前記後ろ側基布が、経編地の幅方向の場所により異なる色の糸からなり、
    前記ジャカード糸と前記後ろ側基布の糸とは色が異なり、前記ジャカード糸が前記後ろ側基布にのみ編み込まれて経編地の後ろ側面に現れた部分、前記ジャカード糸が前記前側基布にのみ編み込まれて経編地の後ろ側面に現れない部分、及び、前記ジャカード糸が前記前側基布及び前記後ろ側基布に編み込まれて経編地の後ろ側面において1つの編み目に対して前記ジャカード糸と前記後ろ側基布の糸とが存在している部分、の3つの部分が存在する、経編地。
  2. 前記後ろ側基布の編み目において、前記後ろ側基布を形成する糸と前記ジャカード糸とが逆方向にラッピングしている、請求項1に記載の経編地。
  3. シューズのアッパーに用いられる請求項1又は2に記載の経編地。
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