<関連技術>
後述する本発明の一実施形態に関連する遊技機の一例であるスロットマシン1について、図1〜図21を参照して説明する。
(構成)
スロットマシン1の構成の概略について図1および図2を参照して説明する。
スロットマシン1は、予め設定された複数の遊技状態のうちのいずれかの遊技状態において、メダルなどの遊技媒体が規定数投入されることを条件とし、遊技者の操作に基づいて一回の遊技が実行されるものであって、例えば図1に示すように構成されている。すなわち、このスロットマシン1では、筐体3の前面が前面扉5により開閉自在に閉塞され、この前面扉5のほぼ中央高さの位置に操作板7が配設されると共に、この操作板7の上方に正面板9が配設されている。
そして、この正面板9には横長矩形の表示窓11が設けられている。また、表示窓11の内側には、図1に示すように、複数種類の図柄を予め定められた順序で可変表示する表示手段を構成する左・中・右リール13L,13M,13Rが配置されている。これら左・中・右リール13L,13M,13Rには、複数種類の図柄(例えば、「X1(特殊図柄1)」、「BE(ベル)」、「R1(リプレイ1)」、「W7(白7)」、「BR(バー)」、「CH(チェリー)」、「X2(特殊図柄2)」)が合計21個、所定の配列でそれぞれ設けられている(図2参照)。また、各図柄には、0番から20番までのコマ番号が順に付されている。そして、例えば、コマ番号0番から20番までの図柄が印刷されたリールテープがリールの周面に貼り付けられて各リール13L,13M,13Rがそれぞれ形成される。また、各リール13L,13M,13Rが回転すると、コマ番号20番、19番、…、0番、20番、…の予め定められた順に複数の図柄がそれぞれ表示窓11に変動表示される。表示窓11からは、各リール13L,13M,13Rの回転が停止すると、図柄が上段、中段および下段にそれぞれ1個の合計3個ずつ覗くように設定されている。すなわち、3個すべてのリール13L,13M,13Rが停止すると、縦3列横3行に配列された合計9個の図柄が表示窓11に停止表示されるようになっている。なお、このスロットマシン1では、左リール13Lの中段、中リール13Mの中段、右リール13Rの中段で構成されるいわゆる中段ラインが入賞ラインとして設定されている。
また、各リール13L,13M,13Rをそれぞれ独立して回転駆動できるように、各リール13L,13M,13Rには、それぞれステッピングモータにより構成される図3に示すリールモータ14L,14M,14Rが連結されている。
更に、操作板7には、内部に貯留されているクレジットメダルから1枚ずつのメダル投入を指示するためのベットスイッチ15、クレジットメダルから1ゲーム(遊技)あたりの最大投入枚数(3枚に設定されている)のメダル投入を指示するための最大ベットスイッチ17、各リール13L,13M,13Rを回転させる操作を行うためのレバー状のスタートスイッチ19(開始操作手段)、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転をそれぞれ停止させる操作を行うための左・中・右ストップスイッチ21L,21M,21R、クレジットメダルを払い出すための精算スイッチ23、およびメダル投入口25が設けられている。なお、このスロットマシン1では、1ゲームに必要なメダル投入数(規定数)は、3枚の1種類が設定されている。また、各リール13L,13M,13Rにより複数種類の図柄を可変表示する複数の可変表示列が形成されており、各ストップスイッチ21L,21M,21Rは、各リール13L,13M,13Rそれぞれに対応して設けられている。
また、正面板9の上方のほぼ中央には、動画などを表示して遊技者に当選や入賞などを告知したり、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様を報知したりする演出を行うための液晶表示器27が設けられ、液晶表示器27のすぐ上方には、各種の入賞図柄が表示された説明パネル29が設けられ、液晶表示器27および説明パネル29の左右には、音楽や音声などによる演出を行うためのスピーカ31L,31Rがそれぞれ設けられている。また、説明パネル29およびスピーカ31L,31Rの上辺には中央ランプ部33Mが配設され、その左右には左・右ランプ部33L,33Rがそれぞれ配設されている。各ランプ部33M,33L,33Rには、それぞれ発光ダイオードなどの光源が配設されている。これらのランプ部33M,33L,33Rは一体的に形成され、遊技者に当選や入賞を告知するなどの演出を行うための上部ランプ部33を構成している。
また、操作板7の下方には、装飾画などが表示された下部パネル35が設けられ、この下部パネル35の左右には、それぞれ複数の光源が例えば2列に並んで配置された下部ランプ部37L,37Rが設けられている。また、下部パネル35の下方には、メダル払出口39や、このメダル払出口39から払い出されるメダルを受けるメダル受け41が設けられている。また、正面板9の右下隅には、3つのリールに対する入賞ラインの位置を示す図形(図示省略)が描かれ、正面板9の左下隅にはクレジットメダルの貯留枚数を表示するクレジット表示器45が配設されている。このクレジット表示器45は、例えば2個の7セグメントLEDで構成され、2桁の貯留枚数(最大で50枚)が表示可能になっている。
また、各リール13L,13M,13Rを支持する支持枠体(図示省略)が、筐体3内の後壁に固定されている。筐体3内の支持枠体の下方には、メダルをメダル払出口39に排出するためのホッパーユニット43(図3参照)が配設されている。また、メダル投入口25付近の裏面側には、メダル投入口25に投入されたメダルが正規のものか否かを選別して正規のメダルのみをホッパーユニット43に導くメダルセレクタ48(図3参照)が配設されている。また、ホッパーユニット43の左側には、操作ボックス49(図3参照)が筐体3内の左側壁に固定されている。この操作ボックス49には、電源のオンオフを切り換える電源スイッチ50(図3参照)が設けられるとともに、後述する設定変更処理のためのキーシリンダおよび押しボタン式のリセットスイッチ52(図3参照)が設けられている。
続いて、スロットマシン1の電気的な構成について図3を参照して説明する。図3はスロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。
図3において、投入センサ53は、筐体3内部のメダル投入口25近傍であってメダルセレクタ48部分に設けられ、メダル投入口25に投入されたメダルを1枚ずつ検出するものである。払出センサ54は、ホッパーユニット43の出口に設けられ、メダル払出口39に払い出されるメダルを1枚ずつ検出するものである。
左・中・右位置センサ55L,55M,55Rは、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転位置をそれぞれ検出するためのもので、例えば左・中・右リール13L,13M,13Rにそれぞれ設けられた突起部を検出するフォトインタラプタからなり、左・中・右リール13L,13M,13Rが回転すると、一周ごとに突起部を検出してその検出信号をメイン制御基板63に出力する。このスロットマシン1では、例えば左・中・右位置センサ55L,55M,55Rが上記突起部を検出したときに、それぞれコマ番号20番の図柄が表示窓11の中段に位置するように構成されている。
変更処理開始スイッチ56は、操作ボックス49のキーシリンダの内部に設けられており、設定変更キー(図示省略)をキーシリンダに挿入して回転することによりオンオフが切り換えられる。リセットスイッチ52は、操作ボックス49内に設けられ、設定変更中は1回押す度に1つ上位の設定値に仮設定される。
ホッパーモータ57はホッパーユニット43に配設され、その駆動によりメダルをメダル払出口39に向けて払い出すものである。
また、このスロットマシン1では、遊技の進行に関する制御を行うメインCPU61が実装されたメイン制御基板63と、メイン制御基板63から送信された情報に基づき遊技の進行に合わせた演出の制御を行うサブCPU71が実装されたサブ制御基板73とが別々に設けられており、メイン制御基板63からサブ制御基板73に対して各種の遊技情報が一方向で送信される。
メイン制御基板63のRAM65はスロットマシン1の遊技状態などの遊技に関するデータを一時的に記憶するものであり、各種のデータを格納するための各種の記憶領域が形成されている。
また、メイン制御基板63のROM67は予め設定されたデータ(図4の役抽選テーブル671、演出励磁制御テーブル672など)を含む遊技機用プログラム(スロットマシン1用のプログラム)を記憶する。
また、メイン制御基板63のメインCPU61は、タイマ割込などの割込機能を有し、ROM67に記憶された遊技機用プログラムを実行することにより、遊技の進行に関する処理を行う。また、メインCPU61は、役抽選手段105(図4参照)による役抽選結果(後述する役の入賞に必要な情報も含む)に関する情報、各ストップスイッチ21L,21M,21R、スタートスイッチ19等の遊技者により操作される操作器具の操作に関する情報などの種々の遊技情報をコマンド形式でサブ制御基板73(サブCPU71)に送信する。
また、サブ制御基板73のメモリ75は、各種データを一時的に記憶するRAM部と、演出用の各種プログラムなどを記憶するROM部とを備えている。また、サブ制御基板73のサブCPU71は、タイマ割込などの割込機能を有し、サブCPU71は、メインCPU61から送信されるスロットマシン1に関する各種の遊技情報に基づいてメモリ75に格納されたプログラムを実行することで、遊技者に対する遊技に関連する演出の内容を決定する。また、サブ制御基板73のサブCPU71は、決定された演出の内容に基づいて、サブ制御基板73が有するI/Oポートを介して、液晶表示器27やスピーカ31L,31Rなどの演出機器の制御を行う。
(メイン制御基板)
次に、メイン制御基板63について、図4〜図9を参照して詳細に説明する。
図4に示すように、メイン制御基板63は、ROM67に格納されたプログラムを実行することにより実現される種々の機能や、ハードウェアが制御されることにより実現される種々の機能を備えている。
(1)遊技制御手段100
図4の遊技制御手段100は、スロットマシン1の遊技を制御するためのものであり、一般的な遊技状態である初期RT(RT0)、通常RT(RT1)、有利RT(RT2)での遊技(一般遊技)と、これらの遊技状態よりも有利な遊技状態であるボーナス遊技状態(RT0(CBB1,CBB2)、RT1(CBB1,CBB2)、RT2(CBB1,CBB2))での遊技(ボーナス遊技)と、ボーナス役の内部当選が持ち越された遊技状態であるボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))での遊技(内部中遊技)とを実行する。
図5に示すように、設定変更時では、初期RT(RT0)に移行する。初期RT(RT0)でベルの取りこぼしが発生すると、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。ベルの取りこぼしとは、当選役グループ「左正解ベル1」「左正解ベル2」「中正解ベル1」「中正解ベル1」「中正解ベル2」「右正解ベル1」「右正解ベル2」のいずれかに当選したときに、当該当選役グループの構成役のいずれにも入賞しなかった場合であり、詳しくは後述する。
通常RT(RT1)で昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)に入賞すると、遊技状態が有利RT(RT2)に移行する。このスロットマシン1では、通常RT(RT1)は、再遊技役の当選確率が初期RT(RT0)と略同じ確率に設定されている。
有利RT(RT2)でベルの取りこぼしが発生するか、あるいは、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)に入賞すると、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。有利RT(RT2)は、再遊技役の当選確率が初期RT(RT0)や通常RT(RT1)よりも高く設定されている。
一般遊技状態でボーナス役「CBB1」または「CBB2」に入賞すると、ボーナス遊技状態(RT0(CBB1,CBB2)、RT1(CBB1,CBB2)、RT2(CBB1,CBB2))に移行する。ボーナス遊技状態で、所定枚数のメダルが払い出されるなどのボーナス遊技状態終了条件が成立すると、ボーナス遊技状態が終了して一般遊技状態に戻る。ここで、一般遊技状態に戻るときは、当該ボーナス遊技状態に移行するきっかけとなったボーナス役に当選したときの遊技状態に戻る。例えば、初期RT(RT0)でボーナス役「CBB1」に入賞した場合は、ボーナス遊技状態(RT0(CBB1))の終了後は初期RT(RT0)に戻る。なお、このスロットマシン1では、ボーナス役「CBB1」の入賞により移行するボーナス遊技状態(RT0(CBB1)、RT1(CBB1)、RT2(CBB1))では、いずれもメダルの払い出しが62枚を超えると終了し、ボーナス役「CBB2」の入賞により移行するボーナス遊技状態(RT0(CBB2)、RT1(CBB2)、RT2(CBB2))では、いずれもメダルの払い出しが9枚を超えると終了する。なお、ボーナス遊技終了条件は、適宜設定することができる。
また、ボーナス遊技状態では、再遊技役の当選確率がボーナス役に入賞したときの一般遊技状態の再遊技役の当選確率を維持しつつ、毎ゲームで全小役に当選した状態となる。ただし、ボーナス遊技状態では、再遊技役よりも小役が優先的に入賞するように構成されており、毎ゲームで「BE1」に入賞するが詳しくは後述する。
一般常遊技状態でボーナス役「CBB1」を含む当選役グループに当選したにも関わらずボーナス役「CBB1」に入賞しなかった場合またはボーナス役「CBB2」を含む当選役グループに当選したにも関わらずボーナス役「CBB2」に入賞しなかった場合は、ボーナス遊技の内部当選の持越し状態であるボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に移行する。
このスロットマシン1では、初期RT(RT0)から移行したボーナス内部中(RT0(内部中))は、役抽選の対象となる当選役グループとその当選確率が初期RT(RT0)と同じであり、通常RT(RT1)から移行したボーナス内部中(RT1(内部中))は、役抽選の対象となる当選役グループとその当選確率が通常RT(RT1)と同じであり、有利RT(RT2)から移行したボーナス内部中(RT2(内部中))は、役抽選の対象となる当選役グループとその当選確率が有利RT(RT2)と同じである。ただし、これらの遊技状態は、当選したボーナス役を持ち越している状態であるため、ボーナス役「CBB1」または「CBB2」を含む当選役グループに当選した場合は、新たなボーナス役には当選しない。
したがって、例えば、ボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))において、小役とボーナス役とを構成役に含む当選役グループ(例えば、当選役グループ「共通ベル+CBB1」)に当選した場合は、「共通ベル」の単独当選として取り扱われる。また、ボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))において、ボーナス役の単独当選となる当選役グループ(当選役グループ「CBB1」)に当選した場合は、ハズレとして取り扱われる。
ここで、一般遊技の流れの一例について説明する。スロットマシン1は、3枚のメダルで1遊技(1ゲーム)が行われるように構成されており、ベット枚数カウンタ651は、投入メダルの数を3枚まで記憶する。投入センサ53、ベットスイッチ15または最大ベットスイッチ17により3枚のメダルが投入されると、表示窓11の入賞ライン(1ライン)が有効となる。そして、規定数である3枚のメダルの投入を条件にスタートスイッチ19が操作されると、役抽選手段105により予め設定された複数の当選役グループのいずれかに当選したか否かの役抽選が行われる。ここで、メイン制御基板63は、左・中・右リール13L,13M,13Rの全ての回転を開始させ、表示窓11に表示される各リール13L,13M,13Rの図柄を各リール13L,13M,13Rの回転角に合わせて判別することを開始する。
その後、左・中・右リール13L,13M,13Rが加速され、左・中・右位置センサ55L,55M,55Rにより、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転位置が所定の基準位置であることが検出されると、すべてのストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効となる。各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効となった後、左ストップスイッチ21Lが操作されると左リール13Lが停止し、中ストップスイッチ21Mが操作されると中リール13Mが停止し、右ストップスイッチ21Rが操作されると右リール13Rが停止する。このように、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作により、各ストップスイッチ21L,21M,21Rに対応する左・中・右リール13L,13M,13Rの回転が停止する。
そして、3個すべての左・中・右ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されると、各左・中・右リール13L,13M,13Rの回転が停止する。このとき、所定の図柄が、有効となった表示窓11の入賞ライン上の所定の位置に停止すると、入賞となる。そして、入賞態様に応じた枚数のメダルが、クレジットされるか、またはメダル払出口39から払い出される。また、メダルの払い出しに代えて、あるいはメダルの払い出しとともに、遊技者に対して所定の利益が付与されることもある。
具体的には、図6および図7に示すように、このスロットマシン1では、ボーナス役として「CBB1」(グループ名:CBB1)および「CBB2A」〜「CBB2H」(グループ名:CBB2)」、再遊技役として「RP1」〜「RP8」(グループ名:基本リプ)、「CRP1」〜「CRP4」(グループ名:チャンスリプ)、「URPA」〜「URPB」(グループ名:昇格リプ)および「DRPA」〜「DRPF」(グループ名:転落リプ)、小役として「AT1」「AT2」「AT7」「AT8」(グループ名:AT制御1)、「AT3」「AT9」(グループ名:AT制御2)、「AT4」「AT5」「AT10」「AT11」(グループ名:AT制御3)、「AT6」「AT12」(グループ名:AT制御4)、「AT13」「AT14」「AT19」「AT20」(グループ名:AT制御5)、「AT15」「AT21」(グループ名:AT制御6)、「AT16」「AT17」「AT22」「AT23」(グループ名:AT制御7)、「AT18」「AT24」(グループ名:AT制御8)、「BE1」(グループ名:正解ベル)、「BE2」〜「BE7」(グループ名:共通ベル)、「CH1」、「CH2」、「CH3」が予め設定されている。ここで、ボーナス役は、ボーナス遊技状態(CBB1、CBB2)への移行にかかる役である。また、再遊技役は、入賞すると次のゲームにおいて新たなメダルを投入することなく当選ゲームと同じ条件で遊技を行うことができる役である。小役は、メダルの払い出しにかかる役であり、入賞すると、規定数のメダルが払い出される。
ボーナス役「CBB1」(グループ名:CBB1)は、ボーナス遊技状態(RT0(CBB1)、RT1(CBBB1))、RT2(CBB1))への移行にかかる役である。ボーナス役「CBB2A」〜「CBB2H」(グループ名:CBB2)は、いずれもボーナス遊技状態(RT0(CBB2)、RT1(CBBB2))、RT2(CBB2))への移行にかかる役である。
再遊技役「RP1」〜「RP8」(グループ名:基本リプ)は、いずれも遊技状態の移行とは無関係の役であり、入賞すると次のゲームにおいて新たなメダルを投入することなく当選ゲームと同じ条件で遊技を行うことができる役である。
再遊技役「CPR1」〜「CRP4」(グループ名:チャンスリプ)は、いずれも遊技状態の移行とは無関係であるが、ボーナス役「CBB1」「CBB2A」〜「CBB2H」と同時に当選する場合がある役である。入賞すると次のゲームにおいて新たなメダルを投入することなく当選ゲームと同じ条件で遊技を行うことができる。
再遊技役「URPA」〜「URPB」(グループ名:昇格リプ)は、いずれも遊技状態の移行に係る役であり、通常RT(RT1)で入賞すると、遊技状態が有利RT(RT2)に移行する。また、入賞すると次のゲームにおいて新たなメダルを投入することなく当選ゲームと同じ条件で遊技を行うことができる。
再遊技役「DRPA」〜「DRPF」(グループ名:転落リプ)は、いずれも遊技状態の移行に係る役であり、有利RT(RT2)で入賞すると、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。また、入賞すると次のゲームにおいて新たなメダルを投入することなく当選ゲームと同じ条件で遊技を行うことができる。
小役「AT1」〜「AT24」(グループ名:AT制御1〜8)は、いずれも「BE1」(グループ名:正解ベル)と同時に当選する役であり、当該同時当選役の当選時に押し順に不正解の場合に入賞し得る役として設けられる。なお、入賞すると「1枚」のメダルが払い出される。
小役「BE1」(グループ名:正解ベル)は、小役「AT1」〜「AT24」(グループ名:AT制御1〜8)と同時に当選する役であり、当該同時当選役の当選時に押し順に正解した場合に入賞する役として設けられる。なお、入賞すると「9枚」のメダルが払い出される。
小役「BE2」〜「BE7」(グループ名:共通ベル)は、入賞すると「9枚」のメダルが払い出される役である。また、小役「CH1」〜「CH3」は、入賞すると「8枚」のメダルが払い出される役である。
このスロットマシン1では、役抽選が当選役グループ単位で行われる。図8および図9に示すように、当選役グループは、1または複数の役で構成されており、複数の役で構成された当選役グループに当選した場合は、構成役の全てが入賞することが許容された状態になる。以下、当選役グループについて説明する。
当選役グループ「通常リプレイ1」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)で構成されている。「RP1」〜「RP8」の入賞態様は、各リール13L,13M,13Rの図柄「リプレイ(「R1」または「R2」)」が入賞ラインに揃う図柄組合せである。したがって、当選役グループ「通常リプレイ1」に当選した場合、リール回転制御手段107は、各リール13L,13M,13Rの図柄「リプレイ(「R1」または「R2」)」が入賞ラインに揃うように、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。なお、「RP1」〜「RP8」の入賞図柄は、補完関係にある。すなわち、全てのリール13L,13M,13Rにおいて、ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されても、入賞ラインに引き込み可能な範囲内(このスロットマシン1では、最大4コマ)にいずれかの構成役に係る入賞図柄が配置されている。そのため、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP2」のいずれかに必ず入賞する(取りこぼしの発生なし)。
当選役グループ「通常リプレイ2」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)および転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)で構成されている。転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)の入賞態様は、各リール13L,13M,13Rの図柄「リプレイ(「R1」または「R2」)」が下段ライン(左リール13Lの下段、中リール13Mの下段、右リール13Rの下段)に揃う図柄組合せである。
リール回転制御手段107は、当選役グループ「通常リプレイ2」の当選時に、第1停止リールが左リール13Lとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、それ以外の押し順の場合は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。なお、「DRPA」〜「DRPF」の入賞図柄は、補完関係にある。すなわち、全てのリール13L,13M,13Rにおいて、ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されても、入賞ラインに引き込み可能な範囲内(このスロットマシン1では、最大4コマ)にいずれかの構成役(転落リプ)に係る入賞図柄が配置されている。そのため、第1停止リールが左リール13Lの押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「DRPA」〜「DRPF」のいずれかに必ず入賞する(取りこぼしの発生なし)。また、上述のように、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)も取りこぼしが発生しないため、第1停止リールが左リール13L以外の押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP8」のいずれかに必ず入賞する。
当選役グループ「チャンスリプレイ」は、チャンスリプ(「CRP1」〜「CRP4」)で構成されている。「CRP1」〜「CRP4」の入賞態様は、各リール13L,13M,13Rの図柄「リプレイ(「R1」または「R2」)」が右上がり崩れ(左リール13L:下段、中リール13M:中段、右リール13R:中段)に揃う図柄組合せである。したがって、当選役グループ「チャンスリプレイ」に当選した場合、リール回転制御手段107は、各リール13L,13M,13Rの図柄「リプレイ(「R1」または「R2」)」が右上がり崩れに揃うように、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。なお、「CRP1」〜「CRP4」の入賞図柄は、補完関係にある。すなわち、全てのリール13L,13M,13Rにおいて、ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されても、入賞ラインに引き込み可能な範囲内(最大4コマ)にいずれかの構成役に係る入賞図柄が配置されている。そのため、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「CRP1」〜「CRP4」のいずれかに必ず入賞する(取りこぼしの発生なし)。
当選役グループ「昇格リプレイ1」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)および昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)で構成されている。「URPA」〜「URPB」の入賞態様は、各リール13L,13M,13Rの図柄「リプレイ(「R1」または「R2」)」が右上がりライン(左リール13L:下段、中リール13M:中段、右リール13R:上段)に揃う図柄組合せである。当選役グループ「昇格リプレイ1」の当選時に、押し順(左→中→右)でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合、リール回転制御手段107は、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。また、押し順(左→右→中)の場合、リール回転制御手段107は、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。これ以外の押し順の場合、リール回転制御手段107は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)の入賞図柄は、補完関係にある。すなわち、全てのリール13L,13M,13Rにおいて、ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されても、入賞ラインに引き込み可能な範囲内(最大4コマ)にいずれかの構成役に係る入賞図柄が配置されている。そのため、押し順(左→中→右)の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「URPA」〜「URPB」のいずれかに必ず入賞する(取りこぼしの発生なし)。また、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)も取りこぼしがないため、押し順(左→右→中)の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「DRPA」〜「DRPF」のいずれかに必ず入賞する。また、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)も取りこぼしがないため、これ以外の押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP8」のいずれかに必ず入賞する。
なお、当選役グループ「昇格リプレイ1」は、通常RT(RT1)のみで役抽選の対象となっており、当選時に昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)に入賞した場合は、遊技状態が有利RT(RT2)に移行する。一方、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)に入賞した場合は、遊技状態の移行はなく、通常RT(RT1)が維持される。
当選役グループ「昇格リプレイ2」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)および「CRP1」で構成されている。当選役グループ「昇格リプレイ2」の当選時に、押し順(左→中→右)でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合、リール回転制御手段107は、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。また、押し順(左→右→中)の場合、リール回転制御手段107は、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。これ以外の押し順の場合、リール回転制御手段107は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)は取りこぼしがないため、押し順(左→中→右)の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「DRPA」〜「DRPF」のいずれかに必ず入賞する。また、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)も取りこぼしがないため、押し順(左→右→中)の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「URPA」〜「URPB」のいずれかに必ず入賞する。また、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)も取りこぼしがないため、これ以外の押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP8」のいずれかに必ず入賞する。
なお、当選役グループ「昇格リプレイ2」は、通常RT(RT1)のみで役抽選の対象となっており、当選時に昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)に入賞した場合は、遊技状態が有利RT(RT2)に移行する。一方、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)に入賞した場合は、遊技状態の移行はなく、通常RT(RT1)が維持される。さらに、「CRP1」は当選役グループ「昇格リプレイ2」の構成役であるが、入賞しない役として設けられている。
当選役グループ「昇格リプレイ3」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)および昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)で構成されている。リール回転制御手段107は、当選役グループ「昇格リプレイ3」の当選時に、押し順(中→左→右)でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、これ以外の押し順の場合は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)は取りこぼしがないため、当選役グループ「昇格リプレイ3」の当選時に、押し順(中→左→右)の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「URPA」〜「URPB」のいずれかに必ず入賞する。また、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)も取りこぼしがないため、これ以外の押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP8」のいずれかに必ず入賞する。なお、当選役グループ「昇格リプレイ3」は、通常RT(RT1)のみで役抽選の対象となっており、当選時に昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)に入賞した場合は、遊技状態が有利RT(RT2)に移行する。
当選役グループ「昇格リプレイ4」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)および「CRP1」で構成されている。リール回転制御手段107は、当選役グループ「昇格リプレイ4」の当選時に、押し順(中→右→左)でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、これ以外の押し順の場合は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)は取りこぼしがないため、当選役グループ「昇格リプレイ4」の当選時に、押し順(中→右→中)の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「URPA」〜「URPB」のいずれかに必ず入賞する。また、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)も取りこぼしがないため、これ以外の押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP8」のいずれかに必ず入賞する。なお、当選役グループ「昇格リプレイ4」は、通常RT(RT1)のみで役抽選の対象となっており、当選時に昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)に入賞した場合は、遊技状態が有利RT(RT2)に移行する。さらに、「CRP1」は当選役グループ「昇格リプレイ4」の構成役であるが、入賞しない役として設けられている。
当選役グループ「昇格リプレイ5」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)および「CRP2」で構成されている。リール回転制御手段107は、当選役グループ「昇格リプレイ5」の当選時に、第1停止リールが右リール13Rとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、これ以外の押し順の場合は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように、昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)は取りこぼしがないため、第1停止が右リール13Rの押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「URPA」〜「URPB」のいずれかに必ず入賞する。また、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)も取りこぼしがないため、これ以外の押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP8」のいずれかに必ず入賞する。なお、当選役グループ「昇格リプレイ5」は、通常RT(RT1)のみで役抽選の対象となっており、当選時に昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)に入賞した場合は、遊技状態が有利RT(RT2)に移行する。さらに、「CRP2」は当選役グループ「昇格リプレイ4」の構成役であるが、入賞しない役として設けられている。
当選役グループ「昇格リプレイ1」〜「昇格リプレイ5」の当選確率について、「昇格リプレイ1」〜「昇格リプレイ4」は、同じ当選確率に設定されているが、「昇格リプレイ5」の当選確率は、「昇格リプレイ1」〜「昇格リプレイ4」の個別の当選確率の2倍に設定されている。そのため、第1停止リールが左リール13Lとなる押し順で昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)に入賞する確率と、第1停止リールが中リール13Mとなる押し順で昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)に入賞する確率と、第1停止リールが右リール13Rとなる押し順で昇格リプ(「URPA」〜「URPB」)に入賞する確率とが、それぞれ同じとなるように設定されている。
当選役グループ「転落リプレイ1」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)および「CRP1」で構成されている。リール回転制御手段107は、当選役グループ「転落リプレイ1」の当選時に、第1停止リールが左リール13Lとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、これ以外の押し順の場合は、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)は取りこぼしがないため、第1停止リールが左リール13Lとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP8」のいずれかに必ず入賞する。また、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)も取りこぼしがないため、第1停止リールが中リール13Mまたは右リール13Rとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「DRPA」〜「DRPF」のいずれかに必ず入賞する。なお、当選役グループ「転落リプレイ1」は、有利RT(RT2)のみで役抽選の対象となっており、当選時に転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)に入賞した場合は、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。さらに、「CRP1」は当選役グループ「転落リプレイ1」の構成役であるが、入賞しない役として設けられている。
当選役グループ「転落リプレイ2」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)および「CRP2」で構成されている。リール回転制御手段107は、当選役グループ「転落リプレイ2」の当選時に、第1停止リールが中リール13Mとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、これ以外の押し順の場合は、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)は取りこぼしがないため、第1停止リールが中リール13Mとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP8」のいずれかに必ず入賞する。また、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)も取りこぼしがないため、第1停止リールが左リール13Lまたは右リール13Rとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「DRPA」〜「DRPF」のいずれかに必ず入賞する。なお、当選役グループ「転落リプレイ2」は、有利RT(RT2)のみで役抽選の対象となっており、当選時に転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)に入賞した場合は、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。さらに、「CRP2」は当選役グループ「転落リプレイ1」の構成役であるが、入賞しない役として設けられている。
当選役グループ「転落リプレイ3」は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)および「CRP3」で構成されている。リール回転制御手段107は、当選役グループ「転落リプレイ3」の当選時に、第1停止リールが右リール13Rとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、これ以外の押し順の場合は、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)は取りこぼしがないため、当選役グループ「転落リプレイ3」の当選時に、第1停止リールが右リール13Rとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「RP1」〜「RP8」のいずれかに必ず入賞する。また、転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)も取りこぼしがないため、当選役グループ「転落リプレイ3」の当選時に、第1停止リールが左リール13Lまたは中リール13Mとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「DRPA」〜「DRPF」のいずれかに必ず入賞する。なお、当選役グループ「転落リプレイ3」は、有利RT(RT2)のみで役抽選の対象となっており、当選時に転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)に入賞した場合は、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。さらに、「CRP3」は当選役グループ「転落リプレイ1」の構成役であるが、入賞しない役として設けられている。
当選役グループ「左正解ベル1」は、正解ベル(「BE1」)、AT制御1(「AT1」、「AT2」、「AT7」、「AT8」)、AT制御2(「AT3」、「AT9」)、AT制御3(「AT4」、「AT5」、「AT10」、「AT11」)、AT制御4(「AT6」、「AT11」)で構成されている。当選役グループ「左正解ベル1」の当選時に、第1停止が左リール13Lとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合(押し順正解)、リール回転制御手段107は、基本的に正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、それ以外の押し順の場合(押し順不正解)は、AT制御1〜4が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
正解ベル(「BE1」)の入賞態様は、各リール13L,13M,13Rの図柄「ベル「BE」」が入賞ラインに揃う図柄組合せである。したがって、当選役グループ「左正解ベル1」の当選時に、第1停止リールが左リール13Lとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合、リール回転制御手段107は、各リール13L,13M,13Rの図柄「ベル「BE」」が入賞ラインに揃うように、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。なお、「BE1」の入賞図柄は、全てのリール13L,13M,13Rにおいて、ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されても、入賞ラインに引き込み可能な範囲内(最大4コマ)に配置されている。そのため、各ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されようとも、「BE1」に必ず入賞する(取りこぼしの発生なし)。
一方、AT制御1〜4については、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、いずれの役の入賞図柄組合せも入賞ラインに引き込むことができない場合がある。したがって、当選役グループ「左正解ベル1」の当選時に、第1停止リールが中リール13Mまたは右リール13Rとなる押し順の場合は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって、AT制御1〜4のいずれかの役に入賞する場合と、AT制御1〜4のいずれかの役に入賞しない場合とがある。なお、AT制御1〜4のいずれにも入賞しない操作タイミングの場合は、「BE1」にも入賞させることができないため、この場合は、当選役グループ「左正解ベル1」に当選したのにもかかわらず、その構成役のいずれにも入賞させることができない取りこぼしが発生する(ベル取りこぼし)。初期RT(RT0)または有利RT(RT2)において、当選役グループ「左正解ベル1」の当選時に「ベル取りこぼし」が発生した場合は、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。
なお、リール回転制御手段107は、ボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に限っては、当選役グループ「左正解ベル1」の当選時に、第1停止が左リール13Lとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合であっても、1/2の確率で正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、残りの1/2の確率でAT制御1〜4が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。このようにすると、例えば、後述するART中にボーナス役「CBB1」に当選した際、その入賞を引き延ばすことにより、メダルを増加させる行為を防止できる。
当選役グループ「左正解ベル2」は、正解ベル(「BE1」)、AT制御5(「AT13」、「AT14」、「AT19」、「AT20」)、AT制御6(「AT15」、「AT21」)、AT制御7(「AT16」、「AT17」、「AT22」、「AT23」)、AT制御8(「AT18」、「AT24」)で構成されている。当選役グループ「左正解ベル2」の当選時に、第1停止が左リール13Lとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合(押し順正解)、リール回転制御手段107は、基本的に正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、それ以外の押し順の場合は、AT制御5〜8が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように「BE1」は取りこぼしが発生しないため、当選役グループ「左正解ベル2」の当選時に第1停止リールが左リール13Lとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されようとも、「BE1」に必ず入賞する。一方、AT制御5〜8ついては、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、いずれの役の入賞図柄組合せも入賞ラインに引き込むことができない場合がある。したがって、当選役グループ「左正解ベル2」の当選時に、第1停止リールが中リール13Mまたは右リール13Rとなる押し順の場合は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって、AT制御5〜8のいずれかの役に入賞する場合と、AT制御5〜8のいずれかの役に入賞しない場合とがある。なお、AT制御5〜8のいずれにも入賞しない操作タイミングの場合は、「BE1」にも入賞させることができないため、この場合は、当選役グループ「左正解ベル2」に当選したのにもかかわらず、その構成役のいずれにも入賞させることができない取りこぼしが発生する(ベル取りこぼし)。初期RT(RT0)または有利RT(RT2)において、当選役グループ「左正解ベル2」の当選時に「ベル取りこぼし」が発生した場合は、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。
なお、リール回転制御手段107は、ボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に限っては、当選役グループ「左正解ベル2」の当選時に、第1停止が左リール13Lとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合であっても、1/2の確率で正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、残りの1/2の確率でAT制御1〜4が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
当選役グループ「中正解ベル1」は、正解ベル(「BE1」)、AT制御3(「AT4」、「AT5」、「AT10」、「AT11」)、AT制御4(「AT6」、「AT12」)、AT制御7(「AT16」、「AT17」、「AT22」、「AT23」)、AT制御8(「AT18」、「AT24」)で構成されている。当選役グループ「中正解ベル1」の当選時に、第1停止が中リール13Mとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合(押し順正解)、リール回転制御手段107は、基本的に正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、それ以外の押し順の場合は、AT制御3、4、7、8が優先入賞するように、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように「BE1」は取りこぼしが発生しないため、当選役グループ「中正解ベル1」の当選時に第1停止リールが中リール13Mとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されようとも、「BE1」に必ず入賞する。一方、AT制御3、4、7、8ついては、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、いずれの役の入賞図柄組合せも入賞ラインに引き込むことができない場合がある。したがって、当選役グループ「中正解ベル1」の当選時に、第1停止リールが左リール13Lまたは右リール13Rとなる押し順の場合は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって、AT制御3,4,7,8のいずれかの役に入賞する場合と、AT制御3,4,7,8のいずれの役にも入賞しない場合とがある。なお、AT制御3,4,7,8のいずれにも入賞しない操作タイミングの場合は、「BE1」にも入賞させることができないため、この場合は、当選役グループ「中正解ベル1」に当選したのにもかかわらず、その構成役のいずれにも入賞させることができない取りこぼしが発生する(ベル取りこぼし)。初期RT(RT0)または有利RT(RT2)において、当選役グループ「中正解ベル1」の当選時に「ベル取りこぼし」が発生した場合は、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。
なお、リール回転制御手段107は、ボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に限っては、当選役グループ「中正解ベル1」の当選時に、第1停止が中リール13Mとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合であっても、1/2の確率で正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、残りの1/2の確率でAT制御3,4,7,8が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
当選役グループ「中正解ベル2」は、正解ベル(「BE1」)、AT制御1(「AT1」、「AT2」、「AT7」、「AT8」)、AT制御2(「AT3」、「AT9」)、AT制御5(「AT13」、「AT14」、「AT19」、「AT20」)、AT制御6(「AT15」、「AT21」)で構成されている。当選役グループ「中正解ベル2」の当選時に、第1停止が中リール13Mとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合(押し順正解)、リール回転制御手段107は、基本的に正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、それ以外の押し順の場合は、AT制御1、2、5、6が優先入賞するように、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように「BE1」は取りこぼしが発生しないため、当選役グループ「中正解ベル2」の当選時に第1停止リールが中リール13Mとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されようとも、「BE1」に必ず入賞する。一方、AT制御1、2、5、6ついては、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、いずれの役の入賞図柄組合せも入賞ラインに引き込むことができない場合がある。したがって、当選役グループ「中正解ベル2」の当選時に、第1停止リールが左リール13Lまたは右リール13Rとなる押し順の場合は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって、AT制御1、2、5、6のいずれかの役に入賞する場合と、AT制御1、2、5、6のいずれの役にも入賞しない場合とがある。なお、AT制御1、2、5、6のいずれにも入賞しない操作タイミングの場合は、「BE1」にも入賞させることができないため、この場合は、当選役グループ「中正解ベル2」に当選したのにもかかわらず、その構成役のいずれにも入賞させることができない取りこぼしが発生する(ベル取りこぼし)。初期RT(RT0)または有利RT(RT2)において、当選役グループ「中正解ベル2」の当選時に「ベル取りこぼし」が発生した場合は、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。
なお、リール回転制御手段107は、ボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に限っては、当選役グループ「中正解ベル2」の当選時に、第1停止が中リール13Mとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合であっても、1/2の確率で正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、残りの1/2の確率でAT制御1、2、5、6が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
当選役グループ「右正解ベル1」は、正解ベル(「BE1」)、AT制御1(「AT1」、「AT2」、「AT7」、「AT8」)、AT制御3(「AT4」、「AT5」、「AT10」、「AT11」)、AT制御5(「AT13」、「AT14」、「AT19」、「AT20」)、AT制御7(「AT16」、「AT17」、「AT22」、「AT23」)で構成されている。当選役グループ「右正解ベル1」の当選時に、第1停止が右リール13Rとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合(押し順正解)、リール回転制御手段107は、基本的に正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、それ以外の押し順の場合は、AT制御1、3、5、7が優先入賞するように、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように「BE1」は取りこぼしが発生しないため、当選役グループ「右正解ベル1」の当選時に第1停止リールが右リール13Rとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されようとも、「BE1」に必ず入賞する。一方、AT制御1、3、5、7ついては、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、いずれの役の入賞図柄組合せも入賞ラインに引き込むことができない場合がある。したがって、当選役グループ「右正解ベル1」の当選時に、第1停止リールが左リール13Lまたは中リール13Mとなる押し順の場合は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって、AT制御1、3、5、7のいずれかの役に入賞する場合と、AT制御1、3、5、7のいずれの役にも入賞しない場合とがある。なお、AT制御1、3、5、7のいずれにも入賞しない操作タイミングの場合は、「BE1」にも入賞させることができないため、この場合は、当選役グループ「右正解ベル1」に当選したのにもかかわらず、その構成役のいずれにも入賞させることができない取りこぼしが発生する(ベル取りこぼし)。初期RT(RT0)または有利RT(RT2)において、当選役グループ「右正解ベル1」の当選時に「ベル取りこぼし」が発生した場合は、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。
なお、リール回転制御手段107は、ボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に限っては、当選役グループ「右正解ベル1」の当選時に、第1停止が右リール13Rとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合であっても、1/2の確率で正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、残りの1/2の確率でAT制御1、3、5、7が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
当選役グループ「右正解ベル2」は、正解ベル(「BE1」)、AT制御2(「AT3」、「AT9」)、AT制御4(「AT6」、「AT12」)、AT制御6(「AT15」、「AT21」)、AT制御8(「AT18」、「AT24」)で構成されている。当選役グループ「右正解ベル2」の当選時に、第1停止が右リール13Rとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合(押し順正解)、リール回転制御手段107は、基本的に正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、それ以外の押し順の場合は、AT制御2、4、6、8が優先入賞するように、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。
上述のように「BE1」は取りこぼしが発生しないため、当選役グループ「右正解ベル2」の当選時に第1停止リールが右リール13Rとなる押し順の場合は、各ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されようとも、「BE1」に必ず入賞する。一方、AT制御2、4、6、8ついては、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、いずれの役の入賞図柄組合せも入賞ラインに引き込むことができない場合がある。したがって、当選役グループ「右正解ベル2」の当選時に、第1停止リールが左リール13Lまたは中リール13Mとなる押し順の場合は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって、AT制御2、4、6、8のいずれかの役に入賞する場合と、AT制御2、4、6、8のいずれの役にも入賞しない場合とがある。なお、AT制御2、4、6、8のいずれにも入賞しない操作タイミングの場合は、「BE1」にも入賞させることができないため、この場合は、当選役グループ「右正解ベル2」に当選したのにもかかわらず、その構成役のいずれにも入賞させることができない取りこぼしが発生する(ベル取りこぼし)。初期RT(RT0)または有利RT(RT2)において、当選役グループ「右正解ベル2」の当選時に「ベル取りこぼし」が発生した場合は、遊技状態が通常RT(RT1)に移行する。
なお、リール回転制御手段107は、ボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に限っては、当選役グループ「右正解ベル2」の当選時に、第1停止が右リール13Rとなる押し順でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合であっても、1/2の確率で正解ベル(「BE1」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行い、残りの1/2の確率でAT制御2、4、6、8が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。なお、以下では、当選役グループ「左正解ベル1」、「左正解ベル2」、「中正解ベル1」、「中正解ベル2」、「右正解ベル1」、「右正解ベル2」をまとめて「押し順ベル」という場合もある。
当選役グループ「共通ベル」は、共通ベル(「BE2」〜「BE7」)で構成されている。
「BE2」〜「BE7」の入賞態様は、各リール13L,13M,13Rの図柄「ベル(「BE」)」が右下がりラインに揃う図柄組合せである。したがって、当選役グループ「共通ベル」に当選した場合、リール回転制御手段107は、各リール13L,13M,13Rの図柄「ベル(「BE」)」が右下がりラインに揃うように、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。なお、「BE2」〜「BE7」の入賞図柄は、補完関係にある。すなわち、全てのリール13L,13M,13Rにおいて、ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されても、入賞ラインに引き込み可能な範囲内(最大4コマ)にいずれかの構成役に係る入賞図柄が配置されている。そのため、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「BE2」〜「BE7」のいずれかに必ず入賞する(取りこぼしの発生なし)。
当選役グループ「弱チェリー」は、「CH1」および「CH2」で構成されている。「CH1」および「CH2」の左リール13Lの入賞図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては入賞ラインに引き込むことができない位置に配置されている。そのため、当選役グループ「弱チェリー」に当選した場合であっても、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによってはいずれの構成役にも入賞させることができない、取りこぼしが発生する場合がある。
当選役グループ「強チェリー」は、「CH1」、「CH2」および「CH3」で構成されている。「CH1」、「CH2」および「CH3」の左リール13Lの入賞図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては入賞ラインに引き込むことができない位置に配置されている。そのため、当選役グループ「強チェリー」に当選した場合であっても、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによってはいずれの構成役にも入賞させることができない、取りこぼしが発生する場合がある。
当選役グループ「CBB1」は、ボーナス役「CBB1」で構成されている。「CBB1」の入賞態様は、各リール13L,13M,13Rの図柄「白7(「W7」)」が入賞ラインに揃う図柄組合せである。したがって、当選役グループ「CBB1」に当選した場合、リール回転制御手段107は、各リール13L,13M,13Rの「白7(「W7」)」が入賞ラインに揃うように、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「CBB1」の入賞図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては入賞ラインに引き込むことができない位置に配置されている。そのため、当選役グループ「CBB1」に当選した場合であっても、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては「CBB1」に入賞させることができない、取りこぼしが発生する場合がある。ボーナス役「CBB1」の取りこぼしが発生したばあい、遊技状態がボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に移行する。なお、当選役グループ「CBB1」は、設定1〜6で当選確率が同じとなるように抽選値が設定されている。
当選役グループ「CBB2」は、ボーナス役「CBB2A」〜「CBB2H」で構成されている。「CBB2A」〜「CBB2H」の入賞図柄は、補完関係にある。すなわち、全てのリール13L,13M,13Rにおいて、ストップスイッチ21L,21M,21Rがどのような操作タイミングで操作されても、入賞ラインに引き込み可能な範囲内(最大4コマ)にいずれかの構成役に係る入賞図柄が配置されている。そのため、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「CBB2A」〜「CBB2H」のいずれかに必ず入賞する(取りこぼしの発生なし)。なお、当選役グループ「CBB1」は、高設定ほど当選確率が高くなるように抽選値が設定されている。
当選役グループ「チャンスリプレイ+CBB1」は、ボーナス役「CBB1」およびチャンスリプ(「CRP1」〜「CRP4」)で構成されている。当該当選役グループに当選した場合、リール回転制御手段107は、チャンスリプ(「CRP1」〜「CRP4」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。上述のように、チャンスリプ(「CRP1」〜「CRP4」)は取りこぼしが発生しないため、当選役グループ「チャンスリプレイ+CBB1」に当選したゲームでは、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「CRP1」〜「CRP4」のいずれかに必ず入賞する。この場合、遊技状態がボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に移行する。
当選役グループ「チャンスリプレイ+CBB2」は、「CBB2」(「CBB2A」〜「CBB2H」)およびチャンスリプ(「CRP1」〜「CRP4」)で構成されている。当該当選役グループに当選した場合、リール回転制御手段107は、チャンスリプ(「CRP1」〜「CRP4」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。上述のように、チャンスリプ(「CRP1」〜「CRP4」)は取りこぼしが発生しないため、当選役グループ「チャンスリプレイ+CBB2」に当選したゲームでは、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「CRP1」〜「CRP4」のいずれかに必ず入賞する。この場合、遊技状態がボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に移行する。
当選役グループ「共通ベル+CBB1」は、ボーナス役「CBB1」および共通ベル(「BE2」〜「BE7」)で構成されている。当該当選役グループに当選した場合、リール回転制御手段107は、共通ベル(「BE2」〜「BE7」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。上述のように、共通ベル(「BE2」〜「BE7」)は取りこぼしが発生しないため、当選役グループ「共通ベル+CBB1」に当選したゲームでは、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングに応じて、「BE2」〜「BE7」のいずれかに必ず入賞する。この場合、遊技状態がボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に移行する。
当選役グループ「弱チェリー+CBB1」は、ボーナス役「CBB1」、「CH1」および「CH2」で構成されている。当該当選役グループに当選した場合、リール回転制御手段107は、弱チェリー(「CH1」、「CH2」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。したがって、当選役グループ「弱チェリー+CBB1」の当選時に、弱チェリーの入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、弱チェリーに入賞する。一方、当選役グループ「弱チェリー+CBB1」の当選時に、弱チェリーの入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合、リール回転制御手段107は、ボーナス役「CBB1」が入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。ここで、ボーナス役「CBB1」の入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、ボーナス役「CBB1」に入賞する。また、弱チェリーの入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されず、さらに、ボーナス役「CBB1」の入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合は、当選役グループ「弱チェリー+CBB1」に当選したのにもかかわらず、いずれの構成役にも入賞しない、取りこぼしが発生する。なお、当選役グループ「弱チェリー+CBB1」に当選したゲームで弱チェリーに入賞するか、あるいは、取りこぼしが発生した場合は、遊技状態がボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に移行する。
当選役グループ「強チェリー+CBB1」は、ボーナス役「CBB1」、「CH1」、「CH2」および「CH3」で構成されている。当該当選役グループに当選した場合、リール回転制御手段107は、強チェリー(「CH1」、「CH2」、「CH3」)が優先入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。したがって、当選役グループ「強チェリー+CBB1」の当選時に、強チェリーの入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、弱チェリーに入賞する。一方、当選役グループ「強チェリー+CBB1」の当選時に、強チェリーの入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合、リール回転制御手段107は、ボーナス役「CBB1」が入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。ここで、ボーナス役「CBB1」の入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、ボーナス役「CBB1」に入賞する。また、強チェリーの入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されず、さらに、ボーナス役「CBB1」の入賞図柄を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合は、当選役グループ「強チェリー+CBB1」に当選したのにもかかわらず、いずれの構成役にも入賞しない、取りこぼしが発生する。なお、当選役グループ「強チェリー+CBB1」に当選したゲームで強チェリーに入賞するか、あるいは、取りこぼしが発生した場合は、遊技状態がボーナス内部中(RT0(内部中)、RT1(内部中)、RT2(内部中))に移行する。
また、このスロットマシン1では、押し順によって、遊技者に付与する有利度が変化する役に当選したときに、有利な押し順を報知するのを許容する有利区間と、許容しない非有利区間とが設けられている。遊技制御手段100は、RAM65のフラグ格納領域653に設定された有利区間フラグのON/OFF設定を行うことにより、有利区間/非有利区間の設定も行う。なお、この実施形態では、非有利区間において、ボーナス役「CBB1」の当選に基づいて有利区間フラグがONに設定され、有利区間に移行する。なお、遊技制御手段100が有利区間フラグをONに設定するタイミングは、ボーナス役「CBB1」への入賞であってものよい。
ここで、スロットマシン1のゲーム性について説明する。まず、初期RT(RT0)、通常RT(RT1)、有利RT(RT2)のいずれかの遊技状態、かつ、非有利区間のときに、ボーナス役「CBB1」を含む当選役グループに当選した場合は、(i)「押し順ベル」の当選時に正解の押し順が報知される、いわゆるAT期間を付与するか(ii)AT期間は付与しないが、当該ボーナス遊技状態(RT0(CBB1)、RT1(CBB1)、RT2(CBB1))の終了後に、通常よりもAT期間が付与される確率が高いチャンスゾーン(CZ)に移行させるか(iii)AT期間を付与し、かつ、当該ボーナス遊技状態(RT0(CBB1)、RT1(CBB1)、RT2(CBB1))の開始とともに始まり、継続抽選にはずれるまで継続する、AT期間の上乗せ特化ゾーンを付与するか否か(iv)(i)〜(iii)のいずれも付与しないハズレ、という(i)〜(iv)の選択抽選が後述する選択抽選手段108により行われる。
AT期間の付与が選択された場合は、ボーナス終了後、遊技状態が有利RT(RT2)に移行するまでの間は、AT準備状態となり、その間はAT期間のゲーム数としてカウントされないようになっている。AT準備状態では、有利RT(RT2)に移行させるための報知が行われる。例えば、通常RT(RT1)でボーナス役「CBB1」に当選し、AT期間の付与が選択された場合は、ボーナス終了後に移行する通常RT(RT2)において、当選役グループ「昇格リプレイ1」〜「昇格リプレイ5」の当選時に、液晶表示器27で昇格リプに入賞する押し順が報知される。有利RT(RT2)に移行すると、AT期間が開始する。すなわち、再遊技役の当選確率が高く設定された遊技状態において、押し順ベルの当選時に正解の押し順が報知されることにより所持メダルが増加する、いわゆるART(アシストリプレイタイム)となる。AT期間が終了すると、遊技制御手段100は、有利区間フラグをOFFに設定する。
AT期間の上乗せ特化ゾーンが選択された場合は、AT期間と、上乗せ特化ゾーンとが付与される。上乗せ特化ゾーンでは、当該ボーナス遊技状態(RT0(CBB1)、RT1(CBB1)、RT2(CBB1))の1ゲーム目から継続抽選でハズレとなるまでの毎ゲームで、AT期間の継続ゲーム数の上乗せ抽選が行われるゾーンである。なお、ボーナス終了前に上乗せ特化ゾーンが終了した場合は、通常のAT期間が付与される場合と同様、ボーナス終了後にAT準備状態を経てAT期間となる。一方、ボーナス終了時点で上乗せ特化ゾーンが継続している場合は、AT準備中やAT期間中となっても引き続き上乗せ特化ゾーンとなる。上乗せ特化ゾーン中は、毎ゲームで後述するリール演出が行われる。
チャンスゾーンが選択された場合は、ボーナス終了後にチャンスゾーンに移行する。チャンスゾーン中のAT抽選に当選すると、AT期間が付与されるか、あるいは、AT期間+上乗せ特化ゾーンが付与される。AT抽選に当選せずにチャンスゾーンが終了した場合は、AT抽選が行われない通常状態となる。このとき、遊技制御手段100は、有利区間フラグをOFFに設定する。
また、AT期間の継続ゲーム数の上乗せなどにより、有利区間の継続ゲーム数が1500ゲームに到達した場合、遊技制御手段100は、有利区間フラグをOFFに設定する。
(2)設定変更手段101
図4の設定変更手段101は、所定の設定変更操作に基づいて、出玉率(獲得メダル数÷投入メダル数×100[%])の調整をするための設定(設定1〜設定6)を変更するものである。各設定の出玉率は、例えば、設定値毎にボーナス役(「CBB2」)の当選確率を変えることなどにより調整できる。
ここで、設定値を変更するための設定変更操作の一例について説明する。例えば、スロットマシン1の電源が投入される前に変更処理開始スイッチ56(設定キー)をON状態にし、電源を投入すると、設定変更処理が開始される。このとき、リセットスイッチ52を1回押すと、電源投入前に設定された設定値から1つ上位の設定値に仮設定される(例えば、設定3から設定4に仮設定)。その後は、リセットスイッチ52を押す度に1つ上位の設定値に仮設定される。但し、仮設定値が6の場合にリセットスイッチ52を押すと、設定値が1に戻って仮設定される。そして、最後に、スタートスイッチ19のON操作により設定値が確定し、その時の仮設定値がスロットマシン1の設定値になる。
(3)テーブル選択手段102
図4のテーブル選択手段102は、遊技制御手段100により制御される遊技の種類(一般遊技やボーナス内部中遊技、ボーナス遊技など)、および、設定変更手段101により設定された設定値(設定1から設定6)に基づき、複数の役抽選テーブル671から1つの役抽選テーブルを選択するものである。すなわち、例えば初期RT(RT0)では、テーブル選択手段102は、役抽選テーブルとして、入賞確率の設定値(設定1〜設定6)に応じて役抽選テーブル671(初期RT用役抽選テーブル)を選択する。
(4)乱数発生手段103
図4の乱数発生手段103は、抽選用の乱数を所定の範囲内で発生させるものである。また、乱数発生手段103は、例えば、発振回路と、この発振回路が発生させたクロック信号をカウントするカウンタ回路とによって構成することができる(いわゆるハード乱数)。なお、乱数発生手段103は、例えば、平均採中法で乱数を発生させる手段や、あるいは素数の加算によって乱数を発生させる手段によって構成することもできる。これらの手段は、例えば、メインCPU61に所定のプログラムを実行させることによって構成することができる(いわゆるソフト乱数)。また、ハード乱数とソフト乱数の双方を備え、それらの結果に基づき乱数をソフト的に生成するようにしてもよい。また、このスロットマシン1では、後述する役抽選手段105に用いられる乱数を発生させる。
(5)乱数抽出手段104
図4の乱数抽出手段104は、乱数発生手段103が発生する乱数値を抽出するもので、当該乱数値を所定の条件で抽出する。このスロットマシン1では、乱数抽出手段104は、スタートスイッチ19が操作されたタイミングで乱数値を抽出する。なお、乱数発生手段103は、カウンタ回路などによって構成されるため、乱数発生手段103が発生させる数値は、厳密には乱数ではない。しかしながら、スタートスイッチ19が操作されるタイミングはランダムであると考えられるため、乱数抽出手段104が抽出する数値は、実質的には乱数として取り扱うことができる。
(6)役抽選手段105
図4の役抽選手段105は、予め設定された複数の役に当選したか否かを抽選により決定するもので、図4に示すように、役抽選判定手段105aを備えている。
このスロットマシン1では、1または複数の役で構成された当選役グループが設定され、役抽選手段105による役抽選の当否判断が、当選役グループ単位で行われる。役抽選で複数の役で構成された当選役グループに当選した場合は、全ての構成役に同時に当選したことを意味し、全ての構成役に入賞することが許容された状態となる。例えば、当選役グループ「通常リプレイ2」に当選した場合は、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)および転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)の両方に同時に当選したことを意味し、基本リプ(「RP1」〜「RP8」)および転落リプ(「DRPA」〜「DRPF」)の両方に入賞することが許容された状態になる。複数の役で構成された他の当選役グループも同様である。
また、図8および図9に示すように、各当選役グループには、それぞれ固有の上位役番号または下位役番号が16進数で対応付けされている。そして、役抽選手段105の役抽選結果に基づいて、当選した当選役グループに上位役番号が対応付けされていれば、当選した当選役グループに対応付けされている上位役番号が役抽選結果記憶領域652の上位記憶領域に格納される。また、当選した当選役グループに下位役番号が対応付けされていれば、当選した当選役グループに対応付けされている下位役番号が役抽選結果記憶領域652の下位記憶領域に格納される。
このスロットマシン1では、役抽選結果記憶領域652は、RAM65に2バイトのデータ領域として割当てられており、役抽選結果記憶領域652は、それぞれ1バイトのデータ領域が割当てられた、ボーナス役に関する役抽選結果を記憶する上位記憶領域と、小役および再遊技役に関する役抽選結果を記憶する下位記憶領域とを備えている。
例えば、当選役グループ「チャンスリプレイ+CBB1」に当選した場合、「CBB1」に対応付けされた上位役番号が役抽選結果記憶領域652の上位記憶領域に記憶されるとともに、「チャンスリプレイ」に対応付けされた下位役番号が下位記憶領域に記憶される。なお、下位記憶領域のデータは、当選役の入賞の有無に関わらず役抽選の度に書き換えられるのに対して、上位記憶領域のデータは、入賞するまで維持される。すなわち、ボーナス役(「CBB1」、「CBB2)」)は、入賞するまでその当選状態が持ち越される。
乱数発生手段103が発生する乱数の全範囲中において、各当選役グループの当選領域が割り振られており、役抽選手段105は、例えば、初期RT(RT0)では、当選役グループ「通常リプレイ1」、「チャンスリプレイ」、「左正解ベル1」、「左正解ベル2」…の順に当選したか否かを判断し、当選役グループ「通常リプレイ1」〜「強チェリー+CBB1」のいずれにも当選しなかった場合は、ハズレ(「HZ」)と判断する。
なお、詳細な説明は省略するが、役抽選テーブル671には、役抽選におけるメダル数増加の期待値が異なる複数種類の抽選データが設けられており、このスロットマシン1では、期待値が最も低い設定1から期待値が最も高い設定6までの6種類の抽選データが当選役グループごとに設けられている。
a)役抽選判定手段105a
役抽選判定手段105aは、乱数抽出手段104が抽出した乱数値と、複数の役抽選テーブル671からテーブル選択手段102が選択した役抽選テーブル671に含まれる抽選データとを照合して、当選役グループのいずれに当選したか、いずれにも当選していない(ハズレ)かの役抽選の判定を行うものである。そして、役抽選判定手段105aによる判定結果が、RAM65に形成された役抽選結果記憶領域652に記憶される。
(7)リール検出手段106
図4のリール検出手段106は、左・中・右位置センサ55L,55M,55Rの検出信号と、左・中・右リール13L,13M,13Rを駆動する各リールモータ14L,14M,14Rへの供給パルス数とに基づき、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転位置をそれぞれ検出するものである。この場合、リール検出手段106は、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転中および停止時に、所定の基準位置(このスロットマシン1では例えば、表示窓11の中段)に位置する図柄に対応するコマ番号をそれぞれ検出する。
(8)リール回転制御手段107
図4のリール回転制御手段107は、各リールモータ14L,14M,14Rの励磁相の制御を行って各リール13L,13M,13Rの回転を個別に制御することができるように構成されている。このスロットマシン1では、例えば、リール回転制御手段107は、遊技者によるスタートスイッチ19の操作が行われると、加速制御用の励磁パターン(図11の「加速時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行って各リール13L,13M,13Rを所定の回転速度(定常回転時における回転速度)にまで加速させる。その後、リール回転制御手段107は、定常回転維持用の励磁パターン(図12の「定常回転時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行って各リール13L,13M,13Rの定常回転を維持する。そして、リール回転制御手段107は、遊技者による各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が行われると、遊技者による各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様(押し順や操作タイミングなど)と役抽選手段105の役抽選結果とに基づき、通常停止制御用の励磁パターン(図13の「通常停止時の励磁制御」に示す励磁パターン:以下、「通常停止励磁パターン」と記載する。)に従って励磁相の制御を行って各リール13L,13M,13Rを停止させる。この通常停止励磁パターンに従って行われるリール回転制御手段107による励磁相の制御が、本発明の「通常回転制御」に相当する。
さらに、上乗せ特化ゾーンでは、毎ゲームにおいて、遊技可能な状態でスタートスイッチ19が操作されると、通常回転制御の前に、リール演出が行われる。リール回転制御手段107は、リール演出時の回転制御を行う。リール演出は、スタートスイッチ19が操作されたタイミングで全てのリール13L,13M,13Rの回転が開始し、リール演出前の各リール13L,13M,13Rの停止位置にかかわらず、各リール13L,13M,13Rが同じタイミングで入賞ライン上に図柄「X1」または「X2」が一旦停止する演出で、その途中で回転方向の変更を伴う演出である。リール演出後は、通常回転制御に移行し、定常回転となるとストップスイッチ21L,21M,21Rが有効となる。
リール回転制御手段107は、各リール13L,13M,13Rのリール演出にかかる励磁態様(回転方向および回転態様)を、図21に示す演出励磁制御テーブル672に基づいて決定する。演出励磁制御テーブル672は、リール演出開始前のリールの停止位置(前のゲームでのリールの停止位置)ごとに励磁制御の種類が定められている。例えば、リール演出前の左リール13Lの入賞ライン上の停止図柄の番号が「15」番であった場合は、2コマ順回転時の励磁制御が行われる(図14〜図16)。ここで、順回転とは、リールの定常回転時の回転方向と同じ方向であり、その逆の回転方向が逆回転である。
リール演出前の左リール13Lの入賞ライン上の停止図柄の番号が「15」番である場合、順回転で図柄2コマ分回転すると、入賞ライン上は図柄「X1(「13番」)」となる。基本的には、この図柄で一旦停止させる制御となるが、その途中で図柄2コマ分以上回転させることにより、一旦は入賞ライン上を通り過ぎ、その後逆回転させて当該図柄「X1(「13番」)」を入賞ライン上に戻す制御となる。他の3〜5コマ順回転時の励磁制御についても同様である。
また、リール演出前の左リール13Lの入賞ライン上の停止図柄の番号が「2」番であった場合は、2コマ逆回転時の励磁制御が行われる(図20)。リール演出前の左リール13Lの入賞ライン上の停止図柄の番号が「2」番である場合、逆回転で図柄2コマ分回転させると、入賞ライン上は図柄「X1(「4番」)」となる。基本的には、この図柄で一旦停止させる制御となるが、その途中で図柄2コマ分以上回転させることにより、一旦は入賞ライン上を通り過ぎ、その後順回転に戻して当該図柄「X1(「4番」)」を入賞ライン上に戻す制御となる。他の3〜5コマ逆回転時の励磁制御についても同様である。
リール演出における他のリール13M,13Rについても、当該リールの図柄配列に基づいて、リール演出前の停止位置から図柄「X1」または「X2」までの図柄コマ数に応じて励磁制御の種類が定められている。ただし、リール演出に際し、移動図柄コマ数が少なすぎると、ダイナミックな演出とならない。そこで、このスロットマシン1では各リール13L,13M,13Rそれぞれに配置される複数の図柄「X1」、「X2」のうち、リール演出前の停止位置から図柄2コマ分以上の回転が必要となる図柄を一旦停止させる対象図柄とする。さらに、入賞ライン上に移動させるのに必要な図柄コマ数が多くなると、リール演出の時間が長くなって間延びするおそれがある。そのため、各リール13L,13M,13Rそれぞれに配置される複数の図柄「X1」、「X2」のうち、停止位置から図柄5コマ分以下の回転が必要となる図柄を一旦停止させる対象図柄とする。
図21において、順回転の制御とするか、逆回転の制御とするかは、各リール13L,13M,13Rそれぞれにおいて、リール演出前の入賞ライン上の停止位置から、順回転により図柄(「X1」または「X2」)が入賞ライン上に位置するまでの移動図柄コマ数と、逆回転により図柄(「X1」または「X2」)が入賞ライン上に位置するまでの移動図柄コマ数とを確認し、適宜設定されている。ここで、順回転および逆回転それぞれの当該移動図柄コマ数を2〜5コマの範囲で比較している。なお、リール演出前の停止位置から、一旦停止させる図柄(図柄「X1」または「X2」)まで移動させる最小図柄コマ数と最大図柄コマ数はそれぞれ適宜変更することができる。
ここで、各リール13L,13M,13Rの入賞ライン上に図柄「X1」または「X2」が停止する図柄組合せが、本発明の「特定図柄組合せ」に相当し、図柄「X1」および「X2」それぞれが、本発明の「特殊図柄」に相当する。なお、リール回転制御手段107による左・中・右リール13L,13M,13Rの回転制御(通常回転制御、リール演出制御)の詳細については後述する。
(9)選択抽選手段108
選択抽選手段108は、初期RT(RT0)、通常RT(RT1)、有利RT(RT2)のいずれかの遊技状態、かつ、非有利区間のときに、ボーナス役「CBB1」を含む当選役グループに当選した場合に、(i)AT期間を付与するか(ii)AT期間は付与しないが、当該ボーナス終了後に、通常よりもAT期間が付与される確率が高いチャンスゾーン(CZ)に移行させるか(iii)AT期間を付与し、かつ、当該ボーナス遊技状態(RT0(CBB1)、RT1(CBB1)、RT2(CBB1))の開始とともに始まり、継続抽選にはずれるまで継続する、AT期間の上乗せ特化ゾーンを付与するか否か(iv)(i)〜(iii)のいずれも付与しないハズレ、という(i)〜(iv)の選択抽選を行うものである。
選択抽選手段108は(i)または(iii)を選択してAT期間を付与する場合、このスロットマシン1では、一律50ゲームの初期ゲームを付与する。なお、(i)または(iii)が選択された場合のAT期間の初期ゲーム数を、別途抽選で決定するようにしてもよい。
また、(ii)を選択しチャンスゾーンを付与する場合、選択抽選手段108は、チャンスゾーンの継続ゲーム数を抽選により併せて決定する。このスロットマシン1では、CZ継続ゲーム数抽選により、10〜20ゲームの範囲でチャンスゾーンの継続ゲーム数が決定される。
選択抽選手段108は、(iii)を選択して上乗せ特化ゾーンを付与する場合、上乗せ特化ゾーンの継続率を抽選で決定する。継続率は、例えば、1%、30%、50%、70%の4種類が設定され、これらの1つが抽選により決定される。なお、このスロットマシン1では、上乗せ特化ゾーンの保障ゲーム数が、選択抽選の契機となった当選役グループの種類に応じて設定されており、この保障ゲームの間は、継続抽選は行われず、その後の毎ゲームで決定された継続率に基づいて、上乗せ特化ゾーンの継続/終了が決定される。
(10)CZ中AT抽選手段109
CZ中AT抽選手段109は、有利区間の役抽選結果に基づいて、AT期間を付与するか、あるいは、AT期間+上乗せ特化ゾーンを付与するか、あるいはハズレかを決定するものである。
CZ中AT抽選手段109は、チャンスゾーンにおいて、当選役グループ「チャンスリプレイ」、「強チェリー」、ボーナス役「CBB1」を含む当選役グループ、ボーナス役「CBB2」を含む当選役グループのいずれかに当選した場合にAT抽選を行う。このスロットマシン1では、チャンスゾーン中にボーナス役「CBB1」を含む当選役グループに当選した場合は必ずAT期間+上乗せ特化ゾーンが付与される。また、チャンスゾーン中にボーナス役「CBB2」を含む当選役グループに当選した場合は必ずAT期間が付与される。また、当選役グループ「チャンスリプレイ」および「強チェリー」の場合は、AT抽選結果として、AT期間が付与される場合と、AT期間+上乗せ特化ゾーンが付与される場合と、ハズレとがある。なお、CZ中AT抽選手段109は、上乗せ特化ゾーンを付与する場合は、当該ゾーンでの継続率も併せて決定する。
(11)上乗せ抽選手段110
上乗せ抽選手段110は、AT期間中、AT準備中は役抽選結果に基づいて、上乗せ特化ゾーンでは、毎ゲームで、AT期間の延長ゲーム数(上乗せゲーム数)を抽選により決定するものである。
上乗せ抽選手段110は、AT期間中は、当選役グループ「チャンスリプレイ」、「弱チェリー」、「強チェリー」、ボーナス役「CBB1」を含む当選役グループおよびボーナス役「CBB2」を含む当選役グループのいずれかに当選したときに、上乗せ抽選を行う。上乗せゲーム数の種類としては、0ゲーム(ハズレ)、10ゲーム、20ゲーム、30ゲーム、50ゲームの5種類が設定されている。なお、各上乗せゲーム数の当選確率を、役抽選結果の種類に応じて変更するようにしてもよい。
上乗せ抽選手段110は、AT期間中は、当選役グループ「チャンスリプレイ」、「弱チェリー」、「強チェリー」、ボーナス役「CBB1」を含む当選役グループおよびボーナス役「CBB2」を含む当選役グループのいずれかに当選したときに、上乗せ抽選を行う。上乗せゲーム数の種類としては、0ゲーム(ハズレ)、10ゲーム、20ゲーム、30ゲーム、50ゲームの5種類が設定されている。なお、各上乗せゲーム数それぞれの選択確率を、役抽選結果の種類に応じて変更するようにしてもよい。
上乗せ抽選手段110は、AT準備中は、当選役グループ「チャンスリプレイ」、「弱チェリー」、「強チェリー」、ボーナス役「CBB1」を含む当選役グループおよびボーナス役「CBB2」を含む当選役グループのいずれかに当選したときに、上乗せ抽選を行う。上乗せゲーム数の種類としては、0ゲーム(ハズレ)、10ゲーム、20ゲーム、30ゲーム、50ゲームの5種類が設定されている。また、このスロットマシン1では、AT準備中にボーナス役「CBB2」を含む当選役グループに当選した場合は、上乗せゲーム数に代えて、または、それに加えて上乗せ特化ゾーンが付与される。なお、各上乗せゲーム数の当選確率を、役抽選結果の種類に応じて変更するようにしてもよい。
上乗せ抽選手段110は、上乗せ特化ゾーンでは、毎ゲームで上乗せ抽選を行うとともに、継続抽選を行う。上乗せ特化ゾーン中の上乗せゲーム数として、0ゲーム、10ゲーム、20ゲーム、30ゲーム、50ゲームの5種類が設定されている。したがって、上乗せ抽選手段110は、上乗せ特化ゾーン中の毎ゲームで5種類の中から1つの上乗せゲーム数を決定する。ここで、上乗せゲーム数として0ゲームが選択された場合は、継続抽選にはずれたことになり、上乗せ特化ゾーンが終了する。したがって、上乗せ特化ゾーン中に用いられる抽選テーブルでは、選択抽選手段108や、CZ中AT抽選手段109により決定された継続率ごとに設けられている。例えば、50%の継続率の場合、0ゲームの上乗せゲーム数が50%の確率で選択されるように構成されている。
上述のように、上乗せ特化ゾーンでは、毎ゲームでリール演出が行われる。具体的には、上乗せ抽選および継続抽選は、毎ゲーム、スタートスイッチ19が操作されたタイミングで行われる。そして、継続抽選に当選した場合(0ゲーム以外のゲーム数が選択された場合)は、スタートスイッチ19が操作されると、図柄「X1」または「X2」が入賞ラインに揃うリール演出が行われるとともに、上乗せゲーム数が液晶表示器27に表示される。その後、リールが再始動して通常回転し、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効となる。そして、役抽選結果と各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングとに基づいて、リール停止制御が行われる。これらの一連のリール回転動作が継続抽選にはずれるまで行われる。
(12)図柄判定手段111
図4の図柄判定手段111は、リール検出手段106により検出された各リール13L,13M,13Rそれぞれの回転位置に基づき、リール回転制御手段107により停止制御された各リール13L,13M,13Rの図柄の表示態様が、予め定められた表示態様であるかどうかの判定を行うものである。
具体的には、図柄判定手段111は、リール回転制御手段107により全てのリール13L,13M,13Rが停止制御されたときに、各リール13L,13M,13Rの回転位置情報を取得して入賞ラインの図柄組合せを特定する。そして、特定した図柄組合せが、図6に示す図柄組合せに該当する場合は、当該当選役に入賞したと判定し、いずれにも該当しない場合はハズレと判定する。
(13)払出制御手段112
図4の払出制御手段112は、図柄判定手段111が、いずれかの当選役に入賞したと判定したときに、それがメダル払い出しのある入賞であれば、ホッパーユニット43を動作させて、入賞した役に対応した払出数だけメダルを払い出すものである。ただし、クレジットメダルの貯留枚数が上限値(例えば50枚)に達していない場合は、払出数分だけクレジットメダルの枚数を増加する。
(14)メダル制御手段113
図4のメダル制御手段113は、メダルセレクタ48の動作を制御することにより、メダル受入可と受入不可とを切換えるものである。
(15)コマンド作成手段114
図4のコマンド作成手段114は、役抽選手段105の役抽選結果に関する情報、各ストップスイッチ21L,21M,21R、スタートスイッチ19等の遊技者により操作される操作器具の操作に関する情報などの種々の情報をサブ制御基板73(サブCPU71)に送信するためのコマンドを生成するものである。そして、コマンド作成手段114により生成されたコマンドは、サブ制御コマンド送信手段115によりサブ制御基板73に送信される。
例えば、役抽選手段105による役抽選が実行されたときに、役抽選結果を識別できるコマンドを作成する。サブ制御基板73では、送られてきたコマンドに基づき、種々の処理を実行する。
(16)サブ制御コマンド送信手段115
図4のサブ制御コマンド送信手段115は、メイン制御基板63からサブ制御基板73へ、種々のデータを含む通信コマンドを一方通行で送信するものである。すなわち、サブ制御コマンド送信手段115は、設定変更手段101により設定される設定値、初期RT(RT0)、通常RT(RT0)、有利RT(RT1)、ボーナス遊技状態(RT0(CB)、RT1(CBB)、RT2(CBB))などの遊技状態、役抽選手段105の役抽選結果、図柄判定手段111による図柄判定結果、各リール13L,13M,13Rの回転・停止状態、払出制御手段112によるメダルの払出状態、前面扉5の開放または閉塞の状態、スロットマシン1のエラー状態など、スロットマシン1の状態を表すデータをサブ制御基板73へ送信する。
また、サブ制御コマンド送信手段115は、投入センサ53により投入メダルが検出されたとき、ベットスイッチ15が操作されたとき、最大ベットスイッチ17が操作されたとき、再遊技役の入賞に伴って自動投入(賭数の自動設定処理)が行われるとき、ベット枚数カウンタ651に格納されるベット枚数分のメダル投入が行われたことを表すデータをサブ制御基板73に送信する。
また、サブ制御コマンド送信手段115は、払出制御手段112により払い出されるメダル数を表すデータや、スタートスイッチ19およびストップスイッチ21L,21M,21Rなどの各種スイッチが遊技者により操作されたことを示すデータなどもサブ制御基板73に送信する。
(サブ制御基板)
次に、サブ制御基板73について詳細に説明する。サブ制御基板73は、メイン制御基板63から送信された通信コマンドを受信し、メイン制御基板63の動作や状態に応じた演出を行うものである。図4に示すように、サブ制御基板73は、メモリ75に格納されたプログラムを実行することにより実現される種々の機能や、ハードウェアにより実現される種々の機能を備えている。
(1)サブ制御コマンド受信手段116
図4のサブ制御コマンド受信手段116は、メイン制御基板63のサブ制御コマンド送信手段115により送信された種々のデータを含む通信コマンドを受信するものである。サブ制御コマンド受信手段116は、メイン制御基板63から送信される通信コマンドを受信し、通信コマンドを受信すれば、通信コマンドの種類に応じてサブ制御基板73が備える各機能に通知を行う。
(2)演出内容決定手段117
図4の演出内容決定手段117は、サブ制御コマンド受信手段116が受信した通信コマンドに応じて、演出の内容を決定するためのものである。具体的には、遊技の進行や、役抽選手段105の役抽選結果などに対応して予め設定された演出パターンから、液晶表示器27に表示される動画を決定したり、スピーカ31L,31Rから流れる音楽を決定したり、上部ランプ部33や下部ランプ部37L,37Rの光源を一斉にあるいは個別に点滅したりするなどの演出を決定する。
例えば、演出内容決定手段117は、サブ制御コマンド受信手段116が役抽選手段105の役抽選結果に関するコマンドを受信した場合、当該役抽選結果に対応する演出群の中から一の演出を実行演出内容に決定する。この演出群の中には、役抽選結果を遊技者に示唆する演出が含まれる。また、演出内容決定手段117は、サブ制御コマンド受信手段116が、当選役に入賞した旨の情報を受信した場合は、その入賞役を示唆する演出を実行する演出内容に決定する。
また、演出内容決定手段117は、AT期間中に押し順ベルに当選した場合は、正解ベル(「BE1」)に入賞するための押し順を液晶表示器27に表示するという演出内容に決定する。
(3)表示制御手段118
図4の表示制御手段118は、演出内容決定手段117から送信された信号に含まれるデータに基づいて、液晶表示器27に動画(画像)を表示したり、上部ランプ部33や下部ランプ部37L,37Rの光源を一斉にあるいは個別に点滅したりするなどの演出を実行するものである。
(4)音声制御手段119
図4の音声制御手段119は、演出内容決定手段117から送信された信号に含まれるデータに基づいて、スピーカ31L,31Rから音楽を流したり、音声を出力したりするなどの演出を実行するものである。
液晶演出の一例について説明すると、役抽選手段105で決定された当選役に入賞した場合、その当選役の種類を示唆する演出が実行される。例えば、当選役グループ「弱チェリー」に当選した場合は、液晶表示器27にチェリーの画像を表示して、当選役の種類を報知する。また、当選役グループ「共通ベル」に当選した場合は、液晶表示器27にベルの画像を表示して、当選役の種類を報知する。また、押し順ベルの当選時に正解ベル(「BE1」)に入賞する押し順が左→中→右であった場合は、液晶表示器27に「123」の数字を表示して、当該押し順を示唆する。
(リール回転制御)
次に、リール回転制御手段107によるリール回転制御について、図10から図21を参照して説明する。
各リールモータ14L,14M,14Rは、ステッピングモータにより構成されている。リールモータ14L,14M,14Rは、固定子14aと、固定子14aに巻回された夫々が励磁相L0〜L3に対応するコイル14b0〜14b3と、回転子14cと、リール回転制御手段107によりオン状態とオフ状態が制御されるスイッチ14d0〜14d3からなるスイッチ部14dとを備える。例えば、リール回転制御手段107がスイッチ14d0をオン状態にした場合、コイル14b0に電流が流れて磁界を発生し、回転子14cにはコイル14b0に発生する磁界による力が働く。また、リール回転制御手段107がスイッチ14d0、14d1をオン状態にした場合、コイル14b0、14b1に電流が流れて磁界を発生し、回転子14cにはコイル14b0に発生する磁界による力とコイル14b1に発生する磁界による力との合力が働く。ただし、以下では、記載の簡略化のため、「スイッチ14d0〜14d3をオン状態にすること」を「励磁相L0〜L3をオン状態にする」と記載する。なお、ステッピングモータの動作原理は既知であるため、詳細な説明は省略する。
(通常回転制御)
まず、通常回転時のリール回転制御手段107によるリールの加速制御について説明する。リール回転制御手段107は、加速制御用の励磁パターン(図11に示す「加速時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行う。
リール回転制御手段107は、193.70ms(割り込み回数130回分)の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。続いて、11.92ms(割り込み回数8回分)の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、10.43ms(割り込み回数7回分)の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、8.94ms(割り込み回数6回分)の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。以降、図11に示す2相励磁と1相励磁とを繰り返し行う。このように、リール回転制御手段107は、1相励磁及び2相励磁の各時間を徐々に短くし、励磁相が反時計回りに移動しながら、1相励磁の励磁相が次の2相励磁に含まれるように、1相励磁と2相励磁を交互に行う。これにより、リール回転制御手段107はリールを予め定められた回転速度になるまで加速させる。なお、加速制御用の励磁パターンは、1相励磁から開始し、1相励磁と2相励磁を交互に行うようにしてもよい。また、1相励磁と2相励磁の切り替え回数や各励磁を行う割り込み回数は例示であって、例えば、1相励磁を割り込み回数1回分行い、次の2相励磁を割り込み回数42回分行い、次の1相励磁を割り込み回数1回分行い、次の2相励磁を割り込み回数36回分行い、・・・、1相励磁を割り込み回数1回分行い、次の2相励磁を割り込み回数2回分行うようにしてもよい。
次に、通常回転時のリール回転制御手段107によるリールの定常回転制御について説明する。リール回転制御手段107は、定常回転維持用の励磁パターン(図12の「定常回転時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行う。
リール回転制御手段107は、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L3,L4をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L4をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L4,L1をオン状態にする(2相励磁)。これが繰り返し行われる。このように、リール回転制御手段107は、励磁相が反時計回りに移動しながら、1相励磁の励磁相が次の2相励磁に含まれるように、1相励磁と2相励磁を交互に行う。
次に、通常回転時のリールを通常停止態様にて停止させるためのリール回転制御手段107によるリールの通常停止制御について説明する。リール回転制御手段107は、通常停止励磁パターン(図13の「通常停止時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行う。この励磁相の制御は、一定時間(このスロットマシン1では、208.60ms)で構成される励磁シークエンスで実行される。
リール回転制御手段107は、208.60ms(割り込み回数140回分)の間、励磁相L0〜L3の全てをオン状態にする(4相励磁)。また、リール回転制御手段107は、通常停止励磁パターンに従った励磁相の制御の後、励磁相L0〜L3の全てをオフ状態にする(励磁開放(0相励磁))。
(リール演出回転制御)
次に、上乗せ特化ゾーンの毎ゲームで行われるリール回転制御について図14〜図21を参照して説明する。上乗せ特化ゾーンでは、継続抽選(毎ゲーム実施)にハズレとなるまで、毎ゲームでリール演出が行われる。リール演出は、スタートスイッチ19の操作に基づいて始まり、リール演出中のストップスイッチ21L,21M,21Rの操作は無効となる。リール演出終了後は、通常回転制御が行われ、定常回転となったときにストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になる。
上述のように、リール演出は、前のゲームで停止している状態の図柄組合せから、当該ゲームの開始の契機となるスタートスイッチ19の操作により各リール13L,13M,13Rが回転始動し、各リール13L,13M,13Rの図柄「X1」または「X2」が入賞ラインの揃う図柄組合せで一旦停止する演出である。また、リール演出を行うにあたり、各リール13L,13M,13Rのどの図柄「X1」または「X2」の図柄を入賞ラインに一旦停止させるかは、前のゲームで入賞ラインに停止している図柄に基づいて決定される。具体的には、図21に示すように、各リール13L,13M,13Rそれぞれで、前のゲームの停止位置に基づいて、2コマ〜5コマ順回転、2〜5コマ逆回転のいずれかの回転により入賞ラインに図柄「X1」または「X2」を一旦停止させ、それぞれの回転方向および図柄コマ数の種類に応じてリール演出制御が行われる。
(2コマ順回転時の励磁制御:順2コマ制御)
まず、前のゲームの停止位置から図柄2コマ分を順回転させたときの図柄(「X1」または「X2」)を一旦停止させる演出のリール演出制御の一例について、図14〜図16を参照して説明する。
まず、図14を参照して、リール演出時に前のゲームの停止位置から順回転を開始して加速途中にある始動制御パターン(初期励磁パターン)について説明する。
スタートスイッチ19が操作されると、リール回転制御手段107は、(a1)59.6ms(割り込み回数8回分)の間、励磁相L1〜L3をオン状態にする(3相励磁)。この間、各リール13L,13M,13Rは停止している。(a2)続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(a3)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(a4)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(a5)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(a6)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(a7)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(a8)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(a9)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。ここで、(a2)〜(a9)の間の励磁時間は35.76msである。
(a10)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(a11)さらに続いて、割り込み回数2回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(a12)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(a13)さらに続いて、割り込み回数2回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(a14)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(a15)さらに続いて、割り込み回数2回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(a16)さらに続いて、割り込み回数2回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(a17)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(a18)さらに続いて、割り込み回数2回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(a19)その後、(a10)〜(a18)をさらに1ループさせる。以上のように、(a1)〜(a19)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が131.12msとなる始動制御励磁パターン(順回転共通)が形成される。
次に、図14を参照して、始動制御励磁パターンに続く、中間制御励磁パターン1について説明する。中間制御励磁パターン1は、始動制御励磁パターンに引き続いてリールを加速させる過程の励磁パターンである。
(b1)始動制御励磁パターンの(a19)に続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(b2)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(b3)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(b4)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(b5)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(b6)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(b7)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(b8)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(b9)その後、(b1)〜(b8)をさらに2ループさせる。以上のように、(b1)〜(b9)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が35.76msとなる中間制御励磁パターン1(順2コマ制御)が形成される。
次に、図15を参照して、中間制御励磁パターン1に続く、中間制御励磁パターン2について説明する。中間制御励磁パターン2は、中間制御励磁パターン1と後述する減速制御励磁パターンとの間の励磁パターンである。
(c1)中間制御励磁パターン1の(b9)に続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(c2)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(c3)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(c4)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(c5)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(c6)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(c7)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(c8)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(c9)その後、(c1)〜(c8)をさらに3ループさせる。(c10)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(c11)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(c12)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(c13)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。以上のように、(c1)〜(c13)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が160.92msとなる中間制御励磁パターン2(順2コマ制御)が形成される。
次に、図15を参照して、中間制御励磁パターン2に続く、減速制御励磁パターンについて説明する。減速制御励磁パターンは、リールを回転始動させてから、一旦停止させる図柄(「X1」または「X2」)が入賞ラインを通り過ぎ、始動時の回転とは逆の回転方向でリールを回転させて当該図柄(「X1」または「X2」)を入賞ライン上に戻す回転動作のうち、逆の回転方向に変更する前の減速時の励磁パターンである。
(d1)中間制御励磁パターン2の(c13)に続いて、割り込み回数7回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(d2)さらに続いて、割り込み回数7回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(d3)さらに続いて、割り込み回数7回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(d4)さらに続いて、割り込み回数7回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(d5)さらに続いて、割り込み回数7回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(d6)さらに続いて、割り込み回数7回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(d7)さらに続いて、割り込み回数7回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(d8)さらに続いて、割り込み回数7回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(d9)その後、(d1)〜(d8)をさらに2ループさせる。(d10)さらに続いて、割込み回数32回分(8×4ループ)の間、励磁相L0〜L2をオン状態にする(3相励磁)。以上のように、(d1)〜(d10)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が298msとなる減速制御励磁パターン(順回転共通)が形成される。
なお、このスロットマシン1では、順2コマ制御および後述する順3〜5コマ制御および逆2〜5コマ制御それぞれの減速制御励磁パターンにおいて、少なくとも最終ステップ(順2コマ制御では(d10))では、一旦停止させる図柄(「X1」または「X2」)が表示窓11の枠外となる位置まで各リール13L,13M,13Rが回転するように構成されている。
次に、図15を参照して、減速制御励磁パターンに続く、逆回転制御励磁パターンについて説明する。逆回転制御励磁パターンは、リールを回転始動させてから、一旦停止させる図柄(「X1」または「X2」)が入賞ラインを通り過ぎ、始動時の回転とは逆の回転方向でリールを回転させて当該図柄(「X1」または「X2」)を入賞ライン上に戻す回転動作のうち、逆の回転方向に変更時の励磁パターンである。
(e1)中間制御励磁パターン2の(d10)に続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(e2)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(e3)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(e4)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(e5)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(e6)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(e7)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(e8)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(e9)その後、(e1)〜(e8)をさらに1ループさせる。(e10)さらに続いて、割込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(e11)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(e12)さらに続いて、割込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(e13)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。以上のように、(e1)〜(e13)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が89.4msとなる逆回転制御励磁パターン(順2コマ制御)が形成される。
次に、図16を参照して、逆回転制御励磁パターンに続く、減速・バウンド・停止制御励磁パターン(最終励磁パターン)について説明する。減速・バウンド・停止制御励磁パターンは、リールを回転始動させてから、一旦停止させる図柄(「X1」または「X2」)が入賞ラインを通り過ぎ、始動時の回転とは逆の回転方向でリールを回転させて当該図柄(「X1」または「X2」)を入賞ライン上に戻す回転動作のうち、逆の回転方向に変更された後、図柄(「X1」または「X2」)を入賞ライン上に一旦停止させるまでの最終励磁パターンである。なお、このスロットマシン1では、一旦停止の態様が、リールが上下(順/逆回転)に移動する、いわゆるリールバウンドを伴って停止する態様となる。
(f1)逆回転制御励磁パターンの(e13)に続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(f2)さらに続いて、割り込み回数2回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(f3)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(f4)さらに続いて、割り込み回数2回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(f5)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(f6)さらに続いて、割り込み回数2回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(f7)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(f8)さらに続いて、割り込み回数2回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(f9)その後、(f1)〜(f8)をさらに1ループさせる。
(f10)さらに続いて、割込み回数1回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(f11)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(f12)さらに続いて、割込み回数1回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(f13)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(f14)さらに続いて、割込み回数1回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(f15)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(f16)さらに続いて、割込み回数1回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(f17)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(f18)その後、(f10)〜(f17)をさらに2ループさせる。
(f19)さらに続いて、割込み回数24回分(8×3ループ)の間、励磁相L1〜L3をオン状態にする(3相励磁)。(f20)さらに続いて、割り込み回数8回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(f21)さらに続いて、割込み回数8回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(f22)さらに続いて、割り込み回数8回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(f23)さらに続いて、割込み回数8回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(f24)その後、(f20)〜(f23)をさらに14ループさせる。(f25)最後に、割込み回数40回分(8回×5ループ)の間、励磁相L0〜L2をオン状態にする(3相励磁)。以上のように、(f1)〜(f25)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が882.08msとなる減速・バウンド・停止制御励磁パターン(順回転共通)が形成される。なお、(f19)〜(f25)の励磁パターンにより、図柄(「X1」または「X2」)が入賞ラインでバウンド、その後一旦停止の回転動作が行われる。
また、順2コマ制御のリール演出の時間は、各励磁パターンの励磁時間の合計であり、このスロットマシン1では、1597.28msとなる。なお、リール演出制御が終了すると、続けて通常回転制御に移り、通常回転動作となる。
(3コマ順回転時の励磁制御:順3コマ制御)
3コマ順回転時の励磁制御について、図17を参照して説明する。なお、始動制御励磁パターン、減速制御励磁パターン、減速・バウンド・停止制御励磁パターンは、順2コマ制御のものと同じであるため、説明を省略する。
(g1)始動制御励磁パターンの後は、割り込み回数1回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(g2)続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(g3)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(g4)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(g5)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(g6)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(g7)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(g8)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(g9)その後、(g1)〜(g8)をさらに5ループさせる。以上のように、(g1)〜(g9)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が71.52msとなる中間制御励磁パターン1(順3コマ制御)が形成される。
(h1)中間制御励磁パターン1の(g9)に続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(h2)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(h3)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(h4)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(h5)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(h6)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(h7)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(h8)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(h9)その後、(h1)〜(h8)をさらに3ループさせる。以上のように、(h1)〜(h9)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が143.04msとなる中間制御励磁パターン2(順3コマ制御)が形成される。
(i1)減速制御励磁パターンの後は、割り込み回数3回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(i2)続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(i3)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(i4)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(i5)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(i6)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L3をオン状態にする(2相励磁)。(i7)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(i8)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(i9)その後、(i1)〜(i8)をさらに1ループさせる。以上のように、(i1)〜(i9)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が71.52msとなる逆回転制御励磁パターン(順3コマ制御)が形成される。
なお、順3コマ制御のリール演出の時間は、各励磁パターンの励磁時間の合計であり、順2コマ制御と同じ1597.28msとなる。
(4コマ順回転時の励磁制御:順4コマ制御)
4コマ順回転時の励磁制御について、図18を参照して説明する。なお、始動制御励磁パターン、減速制御励磁パターン、減速・バウンド・停止制御励磁パターンは、順2コマ制御のものと同じであるため、説明を省略する。
(j1)始動制御励磁パターンの後は、割り込み回数1回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(j2)続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(j3)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(j4)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(j5)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(j6)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(j7)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(j8)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(j9)その後、(j1)〜(j8)をさらに8ループさせる。以上のように、(j1)〜(j9)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が107.28msとなる中間制御励磁パターン1(順4コマ制御)が形成される。
(k1)中間制御励磁パターン1の(j9)に続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(k2)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(k3)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(k4)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(k5)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(k6)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(k7)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(k8)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(k9)その後、(k1)〜(k8)をさらに2ループさせる。(k10)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(k11)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(k12)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(k13)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。以上のように、(k1)〜(k13)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が125.16msとなる中間制御励磁パターン2(順4コマ制御)が形成される。
(m1)減速制御励磁パターンの後は、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(m2)続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L3をオン状態にする(2相励磁)。(m3)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(m4)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(m5)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(m6)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(m7)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(m8)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(m9)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(m10)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L3をオン状態にする(2相励磁)。(m11)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(m12)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。以上のように、(m1)〜(m12)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が71.52msとなる逆回転制御励磁パターン(順4コマ制御)が形成される。
なお、順4コマ制御のリール演出の時間は、各励磁パターンの励磁時間の合計であり、順2コマ制御と同じ1597.28msとなる。
(5コマ順回転時の励磁制御:順5コマ制御)
5コマ順回転時の励磁制御について、図19を参照して説明する。なお、始動制御励磁パターン、減速制御励磁パターン、減速・バウンド・停止制御励磁パターンは、順2コマ制御のものと同じであるため、説明を省略する。
(n1)始動制御励磁パターンの後は、割り込み回数1回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(n2)続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(n3)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(n4)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(n5)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(n6)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(n7)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(n8)さらに続いて、割り込み回数1回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(n9)その後、(n1)〜(n8)をさらに11ループさせる。以上のように、(n1)〜(n9)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が143.04msとなる中間制御励磁パターン1(順5コマ制御)が形成される。
(p1)中間制御励磁パターン1の(n9)に続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(p2)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3,L0をオン状態にする(2相励磁)。(p3)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(p4)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(p5)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(p6)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(p7)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(p8)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。(p9)その後、(p1)〜(p8)をさらに2ループさせる。以上のように、(p1)〜(p9)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が107.28msとなる中間制御励磁パターン2(順5コマ制御)が形成される。
(q1)減速制御励磁パターンの後は、割り込み回数3回分の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。(q2)続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。(q3)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。(q4)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。(q5)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。(q6)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L0,L3をオン状態にする(2相励磁)。(q7)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。(q8)さらに続いて、割り込み回数3回分の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。以上のように、(i1)〜(i8)の励磁パターンにより、トータルの励磁時間が35.76msとなる逆回転制御励磁パターン(順5コマ制御)が形成される。
なお、順5コマ制御のリール演出の時間は、各励磁パターンの励磁時間の合計であり、順2コマ制御と同じ1597.28msとなる。
(2〜5コマ逆回転時の励磁制御:逆2〜5コマ制御)
逆2〜5コマ制御は、それぞれ同じコマ数の順回転制御の逆回転させたものである。この場合、逆2〜5コマ制御の始動制御励磁パターンは、共通の励磁パターンであり、各々のトータルの励磁時間は、順2〜5コマ制御の始動制御励磁パターンと同じ励磁時間(131.12ms)に設定されている。
また、逆2〜5コマ制御の減速制御励磁パターンは、共通の励磁パターンであり、各々トータルの励磁時間は、順2〜5コマ制御の減速制御励磁パターンと同じ励磁時間(298ms)に設定されている。
また、逆2〜5コマ制御の減速・バウンド・停止制御励磁パターンは、共通の励磁パターンであり、各々のトータルの励磁時間は、順2〜5コマ制御の減速・バウンド・停止制御励磁パターンと同じ励磁時間(882.08ms)に設定されている。
一方、逆2〜5コマ制御の中間制御励磁パターン1、中間制御励磁パターン2および逆回転制御励磁パターンは、順2〜5コマ制御と同様、固有のパターンである。ただし、逆2〜5コマ制御それぞれの励磁時間は、順2〜5コマ制御の励磁時間と同じ、1597.28msに設定されている。すなわち、順2〜5コマ制御、逆2〜5コマ制御のいずれであっても、リール演出が同じタイミングで回転始動し、同じタイミングで一旦停止することになる。
したがって、上記したスロットマシン1によれば、各リール13L,13M,13R同じタイミングでリール演出が開始して、同じタイミングで入賞ラインに図柄(「X1」または「X2」)が一旦停止するため、リール演出前の各リール13L,13M,13Rの回転停止位置がどのような場合であっても、各リールばらばらのタイミングで一旦停止することがなく、各リール13L,13M,13Rが同一時間で一斉の動きとなるリール演出を提供することができる。
また、リール演出制御の励磁パターンのうち、始動制御励磁パターンと、減速制御励磁パターンと、減速・バウンド・停止励磁パターンとが、各リール13L,13M,13Rで共通としているため、リール演出が始まるとき、リール演出が終わるとき、その途中で各リール13L,13M,13Rが同じ回転動作となる。そのため、リール演出前の各リール13L,13M,13Rの回転停止位置から入賞ライン上に図柄(「X1」または「X2」)が位置するまでの移動図柄コマ数が、各リール13L,13M,13Rで異なる場合であっても、リール演出における各リール13L,13M,13Rの回転動作の統一性が増す。
ところで、上記した特許文献1のスロットマシンでは、リール演出の開始時の各リールの停止態様がベル役の入賞図柄のみであるが、リール演出の開始時の各リールの停止態様を多様化しようとすると、リール演出用のリールモータの励磁データを、リール演出開始時の停止図柄位置ごとに記憶する必要があり、励磁データの記憶容量が増加する。しかしながら、このスロットマシン1では、始動制御励磁パターンと、減速制御励磁パターンと、減速・バウンド・停止励磁パターンを共通としているため、リール演出の実行に必要なデータの容量の削減を図ることができる。
また、各リール13L,13M,13Rそれぞれに配置される複数の図柄「X1」、「X2」のうち、リール演出前の停止位置から図柄2コマ分以上の回転が必要となる図柄を一旦停止させる対象図柄としているため、リール演出に際し、移動図柄コマ数が少なすぎることなく、ダイナミックなリール演出となる。さらに、リール演出前の停止位置から図柄5コマ分以下の回転が必要となる図柄を一旦停止させる対象図柄としているため、リール演出の時間が長くなって間延びするのを防止できる。
また、リール演出の際、回転方向が変わるタイミング(減速制御励磁パターンの最終ステップ)では、全てのリール13L,13M,13Rにおいて、一旦停止させる図柄(「X1」または「X2」)が、表示窓11の枠外となる位置まで各リール13L,13M,13Rが回転するため、リール演出に強いインパクトを与えることができ、遊技者の興趣が向上する。
また、各リールモータ14L,14M,14Rが4相励磁で駆動し、順2〜5コマ制御、逆2〜5コマ制御それぞれの、始動制御励磁パターン、減速制御励磁パターンおよび減速・バウンド・停止制御励磁パターンには、いずれも3相励磁期間が設けられる。このようにすると、順2〜5コマ制御、逆2〜5コマ制御の共通励磁パターンにおいて、振動等により多少の図柄の停止位置にブレがあっても、3相励磁によって図柄位置を設定している位置に補正することができるため、リール演出において図柄がずれるのを効率的に防止することができる。
<実施形態>
本発明の一実施形態に係る遊技機の一例であるスロットマシンについて図22および図23を参照して説明する。
この実施形態のスロットマシンが、上述の関連技術のスロットマシン1と異なるところは、各リール13L,13M,13Rの図柄配列が異なることと、リール演出の制御構成が異なることである。その他の構成は、第1実施形態と同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。以下、関連技術のスロットマシン1と異なるところを中心に説明する。
図22に示すように、この実施形態では、各リール13L,13M,13Rそれぞれ、図柄数の合計が20個である。また、リール演出時の一旦停止の対象となる図柄(「X1」または「X2」)の図柄が、左リール13Lでは、図柄番号「5」、「10」、「16」、「19」の4箇所、中リール13Mでは、図柄番号「1」、「3」、「6」、「9」、「11」、「15」、「17」の7箇所、右リール13Rでは、図柄番号「5」、「10」、「16」、「19」の4箇所にそれぞれ配置されている。
この図柄配列によれば、上記したスロットマシン1のように、リール演出前の停止位置から入賞ライン上に図柄(「X1」または「X2」)が位置するまでの移動図柄コマ数を2〜5コマの範囲で収めようとすれば、左リール13Lおよび右リール13Rは、順回転の制御(順2〜5コマ制御)と逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)の両方が必要となる。これに対して、中リール13Mは、リール演出前の停止位置にかかわらず、順回転の制御(順2〜5コマ制御)および逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)のうちの一方の制御のみでリール演出を行うことができる。換言すると、中リール13Mでは、リール演出前の停止位置にかかわらず、順回転および逆回転のどちらでも、図柄(「X1」または「X2」)が入賞ライン上に位置するまでの移動図柄コマ数が2〜5コマの範囲内に収まる。
ところで、リール演出を行う場合、演出開始時の回転が順回転の場合は、通常回転制御の回転始動時の回転方向と同じとなるため、逆回転の場合と比較して演出のインパクトが小さい。特に、全てのリール13L,13M,13Rのリール演出が順回転の制御(順2〜5コマ制御)となった場合は、リール演出のインパクトの問題が顕在化する。そこで、この実施形態では、図23に示すように、左リール13Lおよび右リール13Rについては、リール演出前の停止位置に応じて、順回転の制御(順2〜5コマ制御)と逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)の両方を用い、中リール13Mについては、逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)のみを用いる。
この実施形態によれば、関連技術のスロットマシン1の効果に加えて、以下の効果が得られる。例えば、リール演出にあたり、全てのリール13L,13M,13Rが順回転の制御(順2〜5コマ制御)とならないため、リール演出のインパクトが小さくなるのを防止できる。
また、必ず逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)とするリールを左リール13Lと右リール13Rとに挟まれた中間のリールである中リール13Mとすることで、リール演出のインパクトが大きくなるため、遊技者の興趣が向上する。
また、複数の当選役グループのうち、小役「CH1」〜「CH3」を含む当選役グループは、取りこぼしを防止するために、当選時に左リール13Lの目押しが必要となる。そのため、左リール13Lにおいて、リール演出時に逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)のみを用いるべく、図柄(「X1」または「X2」)の配置箇所を増やすと、当該図柄が目について、目押しが難しくなる。しかしながら、この実施形態では、リール演出時に逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)のみを用いるリールを中リール13Mとしているため、目押しの邪魔とならない。
また、リール演出前の停止位置にかかわらず、順回転の制御(順2〜5コマ制御)および逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)のうちの一方の制御のみでリール演出を行うことができるリールは、必ずしも中リール13Mでなくともよく、他のリール(左リール13L、右リール13R)であってもよい。
なお、リール回転制御手段107は、リール演出にあたり、中リール13Mがリール演出前の停止位置にかかわらず、順回転の制御(順2〜5コマ制御)と逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)のどちらでも、移動図柄コマ数が2〜5コマの範囲で収まることを利用して、リール演出前の停止位置により、リール演出の制御の回転方向が、左リール13Lと右リール13Rとで同じとなった場合は、中リール13Mで、左リール13Lと右リール13Rの回転方向とは逆の方向の制御を用いるようにしてもよい。例えば、リール回転制御手段107は、リール演出前の停止位置により、左リール13Lと右リール13Rとがともに逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)を行うことになった場合は、中リール13Mでは、順回転の制御(順2〜5コマ制御)を行うようにしてもよい。このようにしても、リール演出時の各リール13L,13M,13Rの始動方向が同じ方向になることにより、リール演出のインパクトが小さくなるのを防止できる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上記したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、リール演出制御において、順回転の制御(順2〜5コマ制御)および逆回転の制御(逆2〜5コマ制御)それぞれで、初めの始動制御励磁パターンと、途中の減速制御励磁パターンと、最後の減速・バウンド・停止制御励磁パターンの3つを共通の励磁パターンとしたが、例えば、最初と最後の励磁パターンのみ共通とするなど、これらの一部の励磁パターンを共通とする構成であってもよい。
また、リール演出の最後で、図柄(「X1」または「X2」)が入賞ラインに一旦停止したあとは、各リール13L,13M,13Rが、同じタイミングで通常回転制御に移行するようにしたが、通常回転制御の開始タイミングが、所定の時間内でランダムに変化する、ランダム遅延を行うようにしてもよい。
本発明は、複数種類の図柄を可変表示するリールを複数有する表示手段と、前記リールそれぞれに対して個別に設けられたステッピングモータと、前記ステッピングモータの励磁相を制御することによって前記リールそれぞれの回転を個別に制御可能なリール回転制御手段とを備える遊技機に適用することができる。