JP6948938B2 - 直流変換器 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体スイッチを用い、直流電力を直流電力に変換する直流変換器に関するものである。



直流電力を直流電力に変換する電力変換装置は従来から種々提案されている。半導体スイッチを用いて単相フルブリッジ変換器を構成し、その単相フルブリッジ変換器は直流電力を交流電力に変換する、あるいは交流電力を直流電力に変換する変換器である。その単相フルブリッジ変換器を2台使用し、各々の交流端子を変圧器を介して接続することで、1次側と2次側を絶縁したDC/DC変換が可能な電力変換装置を実現している。
また、単相フルブリッジの代わりに三相ブリッジの変換器を2台使用し、各々の交流端子を三相変圧器を介して接続するDC/DC変換回路もある(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
米国特許5027264号公報
R.W. A. A. De Doncker,D.M. Divan,and M.H. Kheraluwala,"A Three−Phase Soft−Switched High−Power−Density dc/dc Converter for High−Power Applications," IEEE Transactions on Industry Applications,vol.27,no.1,January/February,1991.
このような直流変換器において、変換器に接続される電源や負荷の電圧変動範囲が大きい場合、回路設計に用いた最適な運転条件からこれらの電圧が離れてしまうと、フルブリッジ回路を接続しているトランス部分に流れる電流が増加するという問題が生じる。その結果、半導体スイッチに流れる電流値も増加し、半導体スイッチに用いる半導体素子として電流定格の大きなものを選定する必要が生じ、半導体スイッチのサイズが大型化することや、半導体スイッチの損失が増加するため、冷却機構が大型化することや、トランスの電流定格を増加させるためにトランスが大型化するなどの問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、直流変換器に接続される電源や負荷の電圧変動範囲が広い場合でも電流増加を抑制することを目的にしている。
この発明に係る直流変換器は、1次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記1次側コンデンサに並列に接続された構成の1次側スイッチング回路と、2次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記2次側コンデンサに並列に接続された構成の2次側スイッチング回路と、前記1次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点と、前記2次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点を接続する少なくとも1つのインダクタンス要素からなる交流回路要素とを備えた直流変換器であって、前記1次側スイッチング回路および、前記2次側スイッチング回路の少なくともいずれか一方の回路状態を測定する回路状態測定手段と、予め回路状態範囲が記憶された記憶部および、変換器制御を行う制御部とを有し、前記回路状態は、前記交流回路要素における電流であり、前記回路状態を測定する前記回路状態測定手段としては、前記交流回路要素における電流を測定する交流リンク電流測定器であり、あるいは、前記回路状態は、前記1次側コンデンサの電圧と前記2次側コンデンサの電圧との差であり、前記回路状態を測定する前記回路状態測定手段としては、前記1次側コンデンサと前記2次側コンデンサとにおける電圧を測定するコンデンサ電圧測定器であり、記回路状態が、前記記憶部に記憶された前記回路状態範囲を逸脱した場合は、前記制御部が前記半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を変更することを特徴としたものである。
この発明によれば、回路状態測定手段で測定された回路状態の測定値が、記憶部に記憶された回路状態の許容範囲内にあるか否かで、半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を切り替えることにより、交流リンク電流を的確に抑制することができる、という効果を奏するものである。
本発明の実施の形態1による直流変換器の概略構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1によるインダクタンス要素の回路図である。 本発明の実施の形態1によるインダクタンス要素の回路図である。 本発明の実施の形態1による直流変換器の電流電圧波形を示す線図である。 本発明の実施の形態1による直流変換器の電流電圧波形を示す線図である。 本発明の実施の形態1による直流変換器の電流電圧波形を示す線図である。 本発明の実施の形態1による直流変換器の回路図である。 本発明の実施の形態2による直流変換器の回路図である。 本発明の実施の形態4による半導体スイッチの回路図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による直流変換器の概略構成を示す回路図である。半導体スイッチ111および半導体スイッチ112の直列接続でスイッチングレグ11が構成されている。同様に、半導体スイッチ121および半導体スイッチ122の直列接続でスイッチングレグ12が構成されている。1次側コンデンサ15、スイッチングレグ11、およびスイッチングレグ12がそれぞれ並列に接続され、1次側スイッチング回路1を構成する。
2次側も同様に、半導体スイッチ211および半導体スイッチ212の直列接続でスイッチングレグ21が構成されている。同様に、半導体スイッチ221および半導体スイッチ222の直列接続でスイッチングレグ22が構成されている。2次側コンデンサ25、スイッチングレグ21、およびスイッチングレグ22がそれぞれ並列に接続され、2次側スイッチング回路2を構成する。図1ではIGBTの記号によって半導体スイッチを表現しているが、半導体素子としてIGBTに限定しているわけではない。半導体スイッチは、バイポーラトランジスタ、MOSFET、JFETなど他の種類の素子であってもよい。
さらに、1次側スイッチング回路1内および2次側スイッチング回路2内には、回路状態測定手段3が取り付けられる。なお、回路状態測定手段3は、1次側スイッチング回路1、2次側スイッチング回路2のどちらか一方にのみ取り付けられていてもよい。ここで、回路状態とは、回路内の各部の電圧、電流、電力の大きさ、位相を指す。
1次側のスイッチングレグ11と2次側のスイッチングレグ21、および1次側のスイッチングレグ12と2次側のスイッチングレグ22は、インダクタンス要素5を介して半導体スイッチの接続点どうしがそれぞれ接続され、結果的に1次側スイッチング回路1と2次側スイッチング回路2がインダクタンス要素5によって接続された構成となる。ここで、インダクタンス要素5は、トランスもしくは、リアクトルとトランスを組み合わせたものである。
図2にインダクタンス要素5がトランス5aの場合、図3にインダクタンス要素5がリアクトル5bとトランス5cを組み合わせたものの場合の回路例を示す。図3では、トランス5cの全ての端子にリアクトル5bが接続されているが、必ずしも全ての端子にリアクトルを接続する必要はない。必要な大きさのリアクトル5bを1か所にまとめてトランス5cと接続しても、複数個所に分割しても集中定数回路と見た場合、インダクタンス要素の部分は同じ回路定数となるので、以下に説明する本発明における回路動作は同様である。この、1次側スイッチング回路1と2次側スイッチング回路2を接続する部分における交流回路要素を以下、交流リンクACLと呼ぶ。以上に述べた回路構成は、いわゆるDAB(Dual Active Bridge)と呼ばれるトポロジーである。
また、本回路は、1次側スイッチング回路1および2次側スイッチング回路2の半導体スイッチへ与えるゲート信号を演算、生成し、直流変換器の動作を制御する制御部6を備える。
本発明では、さらに、予め数値を記憶させることができる記憶部7を備えている。記憶部7は制御部6と情報の授受ができるように接続されている。図1では、記憶部7は制御部6の外部に設けられているように描かれているが、制御部6と記憶部7の接続関係を説明するためのものであり、実際には、記憶部7は、ROMやRAMのように基板上に実装される形で、制御部6に内蔵されていても構わないし、フラッシュメモリや、SDカードのような記憶媒体の形で制御部6に外部から接続されていても構わない。
DAB形式の回路の制御手法は、一般的に、固定パルスを用いた位相シフト方式が用いられる。つまり、1次側スイッチング回路1の半導体スイッチと、2次側スイッチング回路2の半導体スイッチに、同一周波数、固定パルス幅のパルスを入力する。パルス幅はデューティ比50%となるように選ばれることが多いが、1周期毎にみた場合、デッドタイムなどの影響で必ずしもデューティ比が50%丁度になるとは限らない。同一スイッチング回路内のレグどうしは、単相ブリッジの場合はπの位相差を与える。1次側スイッチング回路1へ与えるゲート信号と2次側スイッチング回路2へ与えるゲート信号に位相差を付加することで、1次側スイッチング回路1と2次側スイッチング回路2の間で変換される電力の大きさおよび、潮流の方向が制御できる。
以下の説明は、インダクタンス要素5が、巻数比1:1のトランスを含む場合に基づく。しかしながら、インダクタンス要素5に巻数比1:1以外のトランスが含まれる場合は、1次側もしくは2次側へ変換した等価回路で考えればよく、1次側スイッチング回路出力電圧V1 、2次側スイッチング回路出力電圧V2 、交流リンク電流iac を変換後の電圧、電流と読み替えれば成立する。
位相差φ、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 、2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 、1次側スイッチング回路1および2次側スイッチング回路2のスイッチング角周波数ω、インダクタンス要素5のインダクタンスLとしたとき、式(1)に示す関係式が成立する。
Figure 0006948938
図4は、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 が2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 以上の条件において、位相差φが与えられた単相ブリッジの場合のゲート信号波形および、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 、2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 、交流リンクの電流iac の概略波形である。ゲート信号波形の縦軸に記された数字は、それぞれゲート信号が入力される半導体スイッチの番号を示す。また、Vin1は1次側コンデンサ15の電圧、Vin2 は2次側コンデンサ25の電圧を示している。
交流リンク電流iacは、式(2)で表される。式中のθは位相を示す。
Figure 0006948938
なお、交流リンク電流iac の電流波形は半周期ごとに対称なので、半周期分のみを式で表している。式(2)からわかるように、インダクタンス要素5のインダクタンスの大きさによって、交流リンク電流iac の大きさが変化する。位相差φが同じ場合、インダクタンスが大きい方が交流リンク電流iac が小さくなることがわかる。しかしながら、インダクタンスを大きくしすぎると、回路動作が不能になる領域に入ってしまう場合があり、回路の動作条件ごとに、最適となるインダクタンス値が存在する。したがって、ある動作条件で最適インダクタンス値を設定しても、動作条件が変化すると、最適条件を外れてしまい、電流が増加してしまうことや、回路動作できなくなる可能性がある。
例えば、図4に示す動作の場合、電流が最大となる点は、θ=πである。このときの電流値は、式(3)となる。
Figure 0006948938
式(3)からわかるように、ある固定のインダクタンス値に対して、1次側スイッチング回路1の出力電圧、2次側スイッチング回路2の出力電圧が変動した場合、1次側スイッチング回路1の出力電圧が2次側スイッチング回路2の出力電圧と等しいときに、電流が最小になる。
また、図5は、1次側スイッチング回路1の出力電圧が2次側スイッチング回路2の出力電圧以下の条件において、位相差φが与えられた単相ブリッジ回路のゲート信号波形および、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 、2次側スイッチング回路2の出力電圧V2、交流リンク電流iacの概略波形である。この場合、電流が最大となる点は、θ=φである。このときの電流値は、式(4)となる。
Figure 0006948938
式(4)からわかるように、ある固定のインダクタンス値に対して、1次側スイッチング回路1の出力電圧、2次側スイッチング回路2の出力電圧が変動した場合、1次側スイッチング回路1の出力電圧が2次側スイッチング回路2の出力電圧と等しいときに電流が最小になる。
つまり、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1と、2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 がお互い離れる方向に電圧変動した場合、交流リンク電流iac が増大する。直流変換器の実応用上、1次側スイッチング回路1や、2次側スイッチング回路2に接続される負荷や電源の電圧が変動することは容易に考え得るため、電圧変動の最悪条件を考慮して回路設計する必要がある。そのため、交流リンク電流iac が増加する動作条件において設計することになってしまい、交流リンクに存在するインダクタンス要素や、交流リンクに流れる電流をオン・オフする半導体スイッチに流れる電流も増加することになり、それぞれ、大きな電流定格の素子を使わざるを得なくなる。
一方、DAB形式の回路の制御方式が、固定パルスの位相シフト方式ではない場合、スイッチング回路の出力電圧波形や、交流リンクの電流波形が変化するため、スイッチング回路の出力電圧が変動した場合の電流増加を低減できる可能性がある。そこで、交流リンクの電流ピーク値を低減するために、固定していたパルス幅を可変し、位相シフト制御に用いるパルスをPWM(パルス幅変調)方式にすることを考える。本発明において、以下、PWM方式は、位相シフト制御のパルス幅を変調することを指す。
図6は、パルス幅をτと表した場合の、PWM方式のゲート信号波形、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 、2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 、交流リンクの電流波形iac である。なお、図6は、φ<τ<πかつ、V1 >V2 の場合の例である。この場合、電流値は位相がτのときに最大値をとり、このときの最大電流は式(5)で表される。
Figure 0006948938
式(5)のように、最大電流値はτとφの関数になる。式(3)と比較すると、右辺第一項のπがτに変化しているので、同じ位相差φの場合、τ<πになるように調整することで、ピーク電流を削減することができる。なお、図6および式(5)は交流リンク電流の周期に対して、半導体スイッチのスイッチングパルス数が1の場合を示しているが、スイッチングパルスが2以上の多パルスであってもよい。
交流リンク電流iac の許容変動範囲は、スイッチング素子およびインダクタンス要素等の電流定格や許容損失などにより予め決められるので、記憶部7に予め交流リンク電流iac の許容範囲を記憶させておく。
図7に示すように、交流リンクACLに、電流センサやCT、シャント抵抗などの交流リンク電流測定器31を設け、制御部6は実測した交流リンク電流iac が記憶部7に記憶された許容範囲内にあるかを照らし合わせ、範囲内にあれば、固定パルスの位相シフト方式とし、範囲外にあればPWM方式によりパルス幅を変化させれば良い。
交流リンクACLの過電流保護のために、交流リンク電流iac を測定することがあるので、そのような場合は新たにセンサを追加することなく交流リンク電流iac の測定値が得られる。
以上のように、記憶部7に予め回路状態の許容変動範囲を記憶し、この許容範囲を逸脱した際に、半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を切り替えることで交流リンク電流iac を抑制することができる。
(1)本発明に係る実施の形態1における直流変換器は、図1から図6に示されている通り、次の構成が適用されている。
1次側コンデンサ15と、2つ以上の半導体スイッチ111,112,121,122の直列接続で構成される複数個のスイッチングレグ11,12が、前記1次側コンデンサ15に並列に接続された構成の1次側スイッチング回路1と、2次側コンデンサ25と、2つ以上の半導体スイッチ211,212,221,222の直列接続で構成される複数個のスイッチングレグ21,22が、前記2次側コンデンサ25に並列に接続された構成の2次側スイッチング回路2と、前記1次側スイッチング回路1の前記スイッチングレグ11,12の半導体スイッチの接続点と、前記2次側スイッチング回路2の前記スイッチングレグ21,22の半導体スイッチの接続点を接続する、トランス5aで構成され、もしくは、リアクトル5bとトランス5cを組み合わせて構成される、少なくとも1つのインダクタンス要素5からなる交流回路要素としての交流リンクACLとを備えた直流変換器であって、
前記1次側スイッチング回路1および前記2次側スイッチング回路2の少なくともいずれか一方の回路状態を測定する回路状態測定手段3と、予め回路状態範囲が記憶された記憶部7および変換器制御を行う制御部6とを有し、
前記回路状態測定手段3で測定された回路状態が、前記記憶部7に記憶された前記回路状態範囲を逸脱した場合は、前記制御部6が前記半導体スイッチ111〜122,211〜222に与えるゲート信号の変調方式を変更する。
前記回路状態が前記回路状態範囲内にあれば、固定パルスの位相シフト方式とし、範囲を逸脱した場合は、PWM方式によりパルス幅を変更する制御を行うものである。
この構成により、前記回路状態測定手段3で測定された回路状態の測定値が、記憶部7に記憶された回路状態の許容範囲内にあるか否かで、半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を切り替えることで、前記交流回路要素としての交流リンクACLにおける交流リンク電流iac を抑制することができる、という効果を奏する。
(2)本発明に係る実施の形態1における直流変換器は、前記(1)項の構成において、図7に示されている通り、次の構成が適用されている。
前記回路状態測定手段3は、前記交流回路要素としての交流リンクACLにおける交流リンク電流iac からなる交流回路電流を測定する交流リンク電流測定器31であり、前記回路状態は前記交流リンクACLにおける電流iacである。
この構成により、交流リンク電流iac からなる交流回路電流を実測して、変調方式を切り換える判別制御を的確に行うことができる。
(3)本発明に係る実施の形態1における直流変換器は、前記(1)項または前記(2)項の構成において、図1から図7までに示されている通り、次の構成が適用されている。
前記回路状態測定手段3で測定された回路状態が、前記記憶部7に記憶された前記回路状態範囲内の場合には、前記制御部6は1次側半導体スイッチ111,112,121,122のゲート信号へのパルスと、2次側半導体スイッチ211,212,221,222のゲート信号へのパルスの間に位相差を付加した固定パルス幅のゲート信号を与える第1の変調方式としての位相シフト方式とし、前記回路状態範囲を逸脱した場合は、前記1次側半導体スイッチ111,112,121,122のゲート信号へのパルスと、前記2次側半導体スイッチ211,212,221,222のゲート信号へのパルスの間に位相差を付加したパルス幅を変化させたゲート信号を与える第2の変調方式としてのPWM方式とすることを特徴とする。
この構成により、前記交流回路要素としての交流リンクACLにおける交流リンク電流iac からなる交流回路電流を抑制するための制御を的確に行うことができる。
(4)本発明に係る実施の形態1における直流変換器は、前記(3)項の構成において、次の構成が適用されている。
前記位相シフト方式および前記PWM方式におけるゲート信号の少なくともいずれか一方のパルス数が前記交流回路要素としての交流リンクACLにおける交流リンク電流iac の電流周期に対して2以上であることを特徴とする。
この構成により、交流回路要素としての交流リンクACLにおける交流リンク電流iac からなる交流回路電流を抑制するための制御をより的確に行うことができる。
実施の形態2.
また、回路状態測定手段として、電圧センサなどの、コンデンサ電圧測定器32を用いることも可能である。図8は、回路測定手段として、コンデンサ電圧測定器32を用いた場合の直流変換器の概略構成を示す回路図である。式(3)、式(4)、式(5)を見ると、交流リンク電流の最大値は、位相差φや、パルス幅τとともに、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 および、2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 の関数であることがわかる。また、上記の式より、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 と2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 の差が小さいほど、交流リンク電流iac のピークが減少することがわかる。
図4、図5、図6に示すように、DAB形式の回路では、スイッチング回路の出力電圧は、スイッチング回路のコンデンサ電圧を半導体スイッチによって交互に極性を反転させた方形波状の電圧となる。このコンデンサ電圧は、直流変換器の外部に接続される電源電圧や負荷電圧と同様に変動するため、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 および2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 も同様に変動する。
位相差φやパルス幅τは、制御部6にて演算により生成される値なので、それ以外の、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1および2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 が検出できれば、電流ピーク値が予測できる。
そのため、通常は、固定パルスの位相シフト方式で制御を行い、1次側および2次側スイッチング回路1,2の出力電圧の実測値を用いる。一方、式(3)や式(4)で予測されたピーク値が、交流リンク電流iac の許容値を超過しそうであれば、変調方式をPWMに切り替えて、電流ピーク値を抑制することができる。
しかしながら、逐一この演算を行うと、制御部6の計算リソースを消費してしまうこととなる。回路の動作範囲は予め定められているため、予め電流ピーク値が交流リンク電流iac の許容値を満たす、1次側スイッチング回路1の出力電圧変動範囲と2次側スイッチング回路2の出力電圧変動範囲がわかる。したがって、これらの電圧変動範囲を記憶しておいて、制御部6は実測したスイッチング回路1,2の出力電圧がこの範囲内にあるか否かを照らし合わせ、範囲内にあれば、固定パルスの位相シフト方式を、範囲外にあればPWM方式をとるようにする。
また、式(3)、式(4)、式(5)から、右辺第一項の1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 と2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 の差が広がると、交流リンク電流iac のピーク値が増加することがわかる。したがって、変調方式の切り替えを、1次側スイッチング回路1の出力電圧と2次側スイッチング回路2の出力電圧の差を基準に行ってもよい。すなわち、記憶部7には、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1 と2次側スイッチング回路2の出力電圧V2 の差の許容範囲を記憶しておき、コンデンサ電圧測定器32によって測定された1次側コンデンサ電圧V1 と2次側コンデンサ電圧V2 の差を照らし合わせ、許容範囲内にあれば、固定パルスの位相シフト方式を、範囲外にあれば、PWM方式をとるようにしても良い。
変調方式の切り替えに当たり、τの選び方の例を示す。式(3)と式(5)を比較すると、前述のとおり、右辺第一項のπがτに置き換わった式になっている。いま、V1 の定格電圧をV1rat、V2 の定格電圧をV2ratと表し、V1rat=V2rat=Vrat とする。これは、定格運転時に電流ピーク値が最小になる条件であり、一般的な設計である。また、V1 とV2 の変動範囲をいずれも定格電圧±r%とする。交流リンク電流iac の最大ピーク値は、固定パルスの場合は、式(3)より以下の式(6)で与えられる。
Figure 0006948938
一方、PWM方式の場合、交流リンク電流iac の最大ピーク値は式(5)より、以下の式(7)で与えられる。
Figure 0006948938
ここで、式(6)のiac(π)が交流リンク電流iac の許容最大値iacMAXをs%超過していたとする。式(6)と式(7)は右辺第二項が同一であるので、式(7)の右辺第一項で超過分を削減しなければならない。したがって、式(6)と式(7)の差分がiacMAX*s/100 を下回るようなτを得ればよい。すなわち、τを以下の式(8)に従う値にすれば良い。
Figure 0006948938
前述したように、1次側スイッチング回路1の出力電圧V1および2次側スイッチング回路2の出力電圧V2は、コンデンサ電圧に等しいため、コンデンサ電圧を測定すればよい。コンデンサ電圧は、通常変換器の制御のために測定しているため、新たにセンサを追加せずに測定することが可能である。
このように、1次側コンデンサ15のコンデンサ電圧および2次側コンデンサ25のコンデンサ電圧を測定し、これらの測定電圧もしくは測定電圧の差が記憶部7に記憶された許容変動範囲を逸脱した際に、半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を切り替えることで、交流リンク電流を抑制することができる。
(1)本発明に係る実施の形態2における直流変換器は、前記実施の形態1における構成において、図8に示されている通り、次の構成が適用されている。
前記回路状態測定手段3は前記1次側コンデンサ15と前記2次側コンデンサ25とにおける電圧を測定するコンデンサ電圧測定器32であり、前記回路状態は前記1次側コンデンサ15と前記2次側コンデンサ25とにおけるコンデンサ電圧であることを特徴とする。
この構成により、1次側コンデンサ15におけるコンデンサ電圧と2次側コンデンサ25におけるコンデンサ電圧によって、前記交流回路要素としての交流リンクACLの電流iac を推定し、変調方式を切り替える判別制御を的確に行うことができる。
(2)本発明に係る実施の形態2における直流変換器は、前記(1)項の構成において、図8に示されている通り、次の構成が適用されている。
前記回路状態測定手段3は前記1次側コンデンサ15と前記2次側コンデンサ25とにおける電圧を測定するコンデンサ電圧測定器であり、前記回路状態は前記1次側コンデンサ15のコンデンサ電圧と前記2次側コンデンサ25のコンデンサ電圧との差であることを特徴とする。
この構成により、1次側コンデンサ15におけるコンデンサ電圧と2次側コンデンサ25におけるコンデンサ電圧との差によって、前記交流回路要素としての交流リンクACLの電流iac を推定し、変調方式を切り替える判別制御を的確に行うことができる。
実施の形態3.
また、交流リンク電流iac を抑制するために、実施の形態1、実施の形態2で説明した半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を切り替える以外に、回路状態測定手段3で測定された回路状態が許容範囲を逸脱した際に、電流制御を行ってもよい。例えば、回路状態が記憶部7に記憶された許容範囲を逸脱した場合、交流リンク電流iac の許容範囲を上限とする、交流リンク電流指令値を生成して、この指令値に交流リンク電流値を追従させる電流制御ループを、回路状態が許容範囲内である場合に行っている制御に付加することで、交流リンク電流の抑制が行える。
本発明に係る実施の形態3における直流変換器は、前記実施の形態1または実施の形態2における構成において、次の構成が適用されている。
半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を切り替える制御を補足するため、前記回路状態測定手段3で測定された前記回路状態が前記記憶部7に記憶された許容範囲を逸脱し前記変調方式を変更した際に、前記交流回路要素としての交流リンクACLにおける電流値の制御を行う制御部6を備えたことを特徴とする。
前記回路状態測定手段3で測定された回路状態が前記記憶部7に記憶された許容範囲を逸脱した場合、前記交流回路要素としての交流リンクACLにおける交流リンク電流iac からなる交流回路電流の許容範囲を上限とする交流リンク電流指令値からなる交流回路電流指令値を生成して、この指令値に交流リンク電流値iac からなる交流回路電流値を追従させる電流制御ループを、前記回路状態が許容範囲内にある場合に行っている制御に付加するようにした制御部6を備えたものである。
この構成により、前記交流回路要素としての交流リンクACLにおける交流リンク電流iac からなる交流回路電流を抑制するための制御を更に的確に行うことができる。
実施の形態4.
また、1次側スイッチング回路1および2次側スイッチング回路2の、半導体スイッチ111〜122,211〜222をそれぞれ、複数個の半導体素子の並列接続で構成しても良い。図9は、半導体素子2並列で半導体スイッチを構成した例を示す回路図である。この構成にした場合、半導体スイッチ111〜122,211〜222でオン・オフできる電流容量が増加するため、直流変換器の定格電流を増加させることができる。また、同一の入力電圧および出力電圧に対して、直流変換器の定格電力を増加させることができる。
本発明に係る実施の形態4における直流変換器は、前記実施の形態1から実施の形態3の何れかにおける構成において、図9に示す通り、次の構成が適用されている。
前記半導体スイッチ111〜122,211〜222における各半導体スイッチは、2つ以上の半導体素子の並列接続でそれぞれ構成されることを特徴とする。
この構成により、半導体スイッチとして半導体素子の並列接続を適用することで直流変換器の定格電流値を上げ、定格電力を増加することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を自由に組合せたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 1次側スイッチング回路、2 2次側スイッチング回路、3 回路状態測定手段、5 インダクタンス要素、6 制御部、7 記憶部、11、12 スイッチングレグ、
15 1次側コンデンサ、21、22 スイッチングレグ、25 2次側コンデンサ、
31 交流リンク電流測定器、32 コンデンサ電圧測定器、111、112、121、122、211、212、221、222 半導体スイッチ。

Claims (6)

  1. 1次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記1次側コンデンサに並列に接続された構成の1次側スイッチング回路と、2次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記2次側コンデンサに並列に接続された構成の2次側スイッチング回路と、前記1次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点と、前記2次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点を接続する少なくとも1つのインダクタンス要素からなる交流回路要素とを備えた直流変換器であって、
    前記1次側スイッチング回路および前記2次側スイッチング回路の少なくともいずれか一方の回路状態を測定する回路状態測定手段と、予め回路状態範囲が記憶された記憶部および変換器制御を行う制御部とを有し、
    前記回路状態は、前記交流回路要素における電流であり、前記回路状態を測定する前記回路状態測定手段としては、前記交流回路要素における電流を測定する交流リンク電流測定器であり、
    あるいは、
    前記回路状態は、前記1次側コンデンサの電圧と前記2次側コンデンサの電圧との差であり、前記回路状態を測定する前記回路状態測定手段としては、前記1次側コンデンサと前記2次側コンデンサとにおける電圧を測定するコンデンサ電圧測定器であり、
    記回路状態が、前記記憶部に記憶された前記回路状態範囲を逸脱した場合は、前記制御部が前記半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を変更することを特徴とする直流変換器。
  2. 1次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記1次側コンデンサに並列に接続された構成の1次側スイッチング回路と、2次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記2次側コンデンサに並列に接続された構成の2次側スイッチング回路と、前記1次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点と、前記2次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点を接続する少なくとも1つのインダクタンス要素からなる交流回路要素とを備えた直流変換器であって、
    前記1次側スイッチング回路および前記2次側スイッチング回路の少なくともいずれか一方の回路状態を測定する回路状態測定手段と、予め回路状態範囲が記憶された記憶部および変換器制御を行う制御部とを有し、
    記回路状態が、前記記憶部に記憶された前記回路状態範囲内の場合には、前記制御部は1次側半導体スイッチのゲート信号へのパルスと、2次側半導体スイッチのゲート信号へのパルスの間に位相差を付加した固定パルス幅のゲート信号を与える第1の変調方式とし、前記回路状態範囲を逸脱した場合は、前記1次側半導体スイッチのゲート信号へのパルスと、前記2次側半導体スイッチのゲート信号へのパルスの間に位相差を付加したパルス幅を変化させたゲート信号を与える第2の変調方式とすることを特徴とする直流変換器。
  3. 前記第1の変調方式と前記第2の変調方式とにおける前記ゲート信号の少なくともいずれか一方のパルス数が前記交流回路要素における交流回路電流の電流周期に対して2以上であることを特徴とする請求項に記載の直流変換器。
  4. 1次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記1次側コンデンサに並列に接続された構成の1次側スイッチング回路と、2次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記2次側コンデンサに並列に接続された構成の2次側スイッチング回路と、前記1次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点と、前記2次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点を接続する少なくとも1つのインダクタンス要素からなる交流回路要素とを備えた直流変換器であって、
    前記1次側スイッチング回路および前記2次側スイッチング回路の少なくともいずれか一方の回路状態を測定する回路状態測定手段と、予め回路状態範囲が記憶された記憶部および変換器制御を行う制御部とを有し、
    前記回路状態が前記記憶部に記憶された許容範囲を逸脱した場合は前記制御部は前記半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を変更するとともに、前記交流回路要素における電流値の制御を行うことを特徴とする直流変換器。
  5. 1次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記1次側コンデンサに並列に接続された構成の1次側スイッチング回路と、2次側コンデンサと、2つ以上の半導体スイッチの直列接続で構成される複数個のスイッチングレグが、前記2次側コンデンサに並列に接続された構成の2次側スイッチング回路と、前記1次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点と、前記2次側スイッチング回路の前記スイッチングレグの半導体スイッチの接続点を接続する少なくとも1つのインダクタンス要素からなる交流回路要素とを備えた直流変換器であって、
    前記1次側スイッチング回路および前記2次側スイッチング回路の少なくともいずれか一方の回路状態を測定する回路状態測定手段と、予め回路状態範囲が記憶された記憶部および変換器制御を行う制御部とを有し、
    前記回路状態が前記記憶部に記憶された許容範囲を逸脱した場合前記制御部は前記半導体スイッチに与えるゲート信号の変調方式を変更するとともに、前記交流回路要素における交流回路電流の許容範囲を上限とする交流回路電流指令値を生成して、前記交流回路電流指令値に交流回路電流値を追従させる電流制御ループを、前記回路状態が許容範囲内にある場合に行っている制御に付加するようにしたことを特徴とする直流変換器。
  6. 前記半導体スイッチは、2つ以上の半導体素子の並列接続で構成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の直流変換器。
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