JP6948731B2 - みまもりシステム、みまもり方法及びプログラム - Google Patents

みまもりシステム、みまもり方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6948731B2
JP6948731B2 JP2020110196A JP2020110196A JP6948731B2 JP 6948731 B2 JP6948731 B2 JP 6948731B2 JP 2020110196 A JP2020110196 A JP 2020110196A JP 2020110196 A JP2020110196 A JP 2020110196A JP 6948731 B2 JP6948731 B2 JP 6948731B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
terminal
user terminal
past
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020110196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021013160A (ja
Inventor
誠智 森脇
誠智 森脇
Original Assignee
株式会社ヤマップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヤマップ filed Critical 株式会社ヤマップ
Publication of JP2021013160A publication Critical patent/JP2021013160A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6948731B2 publication Critical patent/JP6948731B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、みまもりシステム、みまもり方法及びプログラムに関し、特に、山などであっても使用されることが可能なみまもりシステム等に関する。
山は天候の急変などもあり、遭難のリスクがあるため山岳者は事前に登山ルートを提出するなどが行なわれ、対策がとられている。
ところで、近年は、全地球測位システム(GPS)が使われることになり、車のナビゲーションシステムやスマートフォンにも搭載され、端末は常時所定の移動距離や時間間隔等で自身の位置を特定できるようになっている。
このような全地球測位システム(GPS)を用いるものとしては、例えば、特許文献1及び2のような技術がある。
特許文献1は、子供の見守りを想定した技術であり、被保護者である子供にGPS機能を有さないタグを持たせ、そのタグと通信可能で子供の目的地までの経路の途中に複数の見守り人にGPS機能を有する端末を持たせ、見守り人のGPS機能を使って子供の位置を特定するシステムとしている。
特許文献2は、遺失物を発見する技術であり、財布やカバンなどの所有者が紛失したくないと思う対象物にチップ型の位置検知端末が取り付けられ、その対象物が遺失物となった場合に、位置検知端末と通信できる情報端末の距離が近づくと通信を行って、情報端末のGPS機能を用いて、遺失物の位置を特定できるようにしている。
特許文献1及び2の技術のいずれも、みまもる対象側はGPS機能を有さず、その対象側と近くで通信する側がGPS機能を有しており、そのGPS機能を用いてみまもる対象の位置を特定できるようになっている。
特許第5891468号公報 特許第5894309号公報
しかしながら、特許文献1及び2の技術は、いずれもみまもる対象とGPS機能を有する端末がオンライン状態のエリアにあることが前提になっており、山などのオフライン状態があるエリアでは使えない場合が発生するシステムである。ここで、オンライン状態とは、GPS機能を有する端末が位置情報を管理するサーバに位置情報を送信できる状態をいう。このようなオンライン状態とならなければ(オフライン状態であれば)、サーバ側から家族の端末などにメール等のお知らせができず、みまもりが実行される状態にならないことから、特許文献1及び特許文献2のいずれにおいても、オンライン状態が前提になっている。
特に、山では上記したように天候の急変などもあって遭難のリスクがあり、特許文献1のように通常のみまもりが行われることを原則にしてトラブルが起こることを例外に位置づけたシステムでは足りず、特許文献2の所有物の紛失のように遭難が起こることを前提に、命に関わることがあるという点からもできるだけ速やかに救助に向かう必要があるという緊急性の点を認識する必要があり、この点からも、特許文献1及び2は不十分なシステムとなっている。
ゆえに、本発明は、山などのオフライン状態があるエリアであっても使用されることが可能なみまもりシステム等を提供することを課題とする。
本発明の第1の観点は、全地球測位システムにより常時自身の位置を特定できる機能を有する第1ユーザ端末を第1ユーザが保持し、前記第1ユーザの位置の情報を送受信が可能なオンライン状態では位置情報管理端末で受信して前記第1ユーザをみまもるみまもりシステムにおいて、前記第1ユーザ端末は前記第1ユーザが通過してきた位置の情報のうちの少なくとも直近の位置の情報を記録しており、前記第1ユーザが他の第2ユーザに近接して前記第1ユーザ端末と前記第2ユーザが保持する第2ユーザ端末との間で通信が可能な場合には、前記第1ユーザ端末から前記第2ユーザ端末に前記記録された前記第1ユーザの少なくとも直近の位置の情報が送信され、前記第2ユーザが前記第1ユーザにオフライン状態で近接して前記第2ユーザ端末が前記第1ユーザの少なくとも直近の位置の情報を受信した後に前記第2ユーザがオンライン状態になった場合に、前記位置情報管理端末は、前記第1ユーザ端末から受信した前記第1ユーザが通過した位置の少なくとも直近の位置の情報を前記第2ユーザ端末から受信できるものである。
ここで、上記した「常時」は、必ずしもリアルタイムである必要はなく、所定の距離間隔で受信する場合の他、所定の時間間隔で受信する場合も含む、概念とする。さらに、所定の距離間隔又は時間間隔は、厳密に同じ一定のタイミングであることだけを指すのではなく、端末の動作の不安定さ、或いは使用環境による誤差も含めた間隔も含めた広い概念とする。以下も同様とする。また、オンライン状態とオフライン状態は、エリアの問題だけでなく、機内モードなどのユーザ端末の設定でオフライン状態になっている場合もあり、以下も含め、オフライン状態は、位置情報管理端末と通信できない状態を指すものとする。したがって、オンライン状態になるとは、ユーザ端末の設定は通信可能でオフライン状態のエリアからオンライン状態のエリアに移動する場合の他、オンライン状態のエリアにはいるがユーザ端末の設定でオフライン設定からオンライン設定に切り替わった場合も含むものとする。
この観点によれば、第2ユーザが第1ユーザにオフライン状態で近接して第2ユーザ端末が第1ユーザの少なくとも直近の位置の情報を受信した後に第2ユーザがオンライン状態になった場合(例えばオンライン状態のエリアに移動した場合)には、第1ユーザがオフライン状態であったとしても(オフライン状態のエリアにいたとしても)、位置情報管理端末は上記第1ユーザの少なくとも直近の位置の情報を受信できる。
本発明の第2の観点は、第1の観点において、前記位置情報管理端末は、前記第1ユーザの位置の情報を所定の端末に送信できるものである。
この観点によれば、第1ユーザの家族などの端末が第1ユーザの位置の情報を受信できるので、第1ユーザの家族は安否などを確認できる。
本発明の第3の観点は、第1又は第2の観点において、前記第1ユーザが前記第2ユーザに近接する前にさらに他の第3ユーザと近接して前記第1ユーザ端末と前記第3ユーザが保持する第3ユーザ端末との間で通信が可能な場合に、前記第3ユーザ端末から前記第1ユーザ端末に前記第3ユーザの少なくとも直近の位置の情報が送信され、前記第1ユーザ端末は前記第3ユーザの少なくとも直近の位置の情報も記録しており、前記第2ユーザが前記第1ユーザにオフライン状態で近接して前記第2ユーザ端末が前記第1ユーザの少なくとも直近の位置の情報及び前記記録された第3ユーザの少なくとも直近の位置の情報を受信した後に前記第2ユーザがオンライン状態になった場合に、前記位置情報管理端末は、前記第1ユーザ端末から受信した前記第1ユーザが通過した位置の少なくとも直近の位置の情報及び前記記録された第3ユーザの少なくとも直近の位置の情報を前記第2ユーザ端末から受信できるものである。
この観点によれば、第3ユーザがオフライン状態であったとしても(オフライン状態のエリアにいたとしても)、位置情報管理端末は上記第3ユーザの少なくとも直近の位置の情報も受信できる。
本発明の第4の観点は、第3の観点において、前記位置情報管理端末は、前記第3ユーザの位置の情報を所定の端末に送信できるものである。
この観点によれば、第3ユーザの家族などの端末が第3ユーザの位置の情報を受信できるので、第3ユーザの家族は安否などを確認できる。
本発明の第5の観点は、第1から第4のいずれかの観点において、前記第2ユーザ端末も、全地球測位システムにより常時自身の位置を特定できる機能を有するものであり、さらに、前記第2ユーザの位置の情報を送受信が可能なオンライン状態では前記位置情報管理端末に送信でき、前記第2ユーザ端末は前記第2ユーザが通過してきた位置のうちの少なくとも直近の位置の情報を記録しており、前記第1ユーザと前記第2ユーザが近接して前記第1ユーザ端末と前記第2ユーザ端末との間で通信が可能な場合には、前記第2ユーザ端末から前記第1ユーザ端末に前記記録された前記第2ユーザの少なくとも直近の位置の情報が送信され、前記第1ユーザが前記第2ユーザにオフライン状態で近接して前記第1ユーザ端末が前記第2ユーザの少なくとも直近の位置の情報を受信した後に前記第1ユーザがオンライン状態になった場合に、前記位置情報管理端末は、前記第2ユーザ端末から受信した前記第2ユーザが通過した位置の少なくとも直近の位置の情報を前記第1ユーザ端末から受信でき、前記第2ユーザをみまもることが可能なことを特徴とするものである。
この観点によれば、第1ユーザが第2ユーザにオフライン状態で近接して第1ユーザ端末が第2ユーザの少なくとも直近の位置の情報を受信した後に第1ユーザがオンライン状態になった場合(例えば、オンライン状態のエリアに移動した場合)には、第2ユーザがオフライン状態であったとしても(オフライン状態のエリアにいたとしても)、位置情報管理端末は上記第2ユーザの少なくとも直近の位置の情報を受信できる。このような複数の双方向の通信が行われることにより、ユーザ数が増えれば増えるほど、各ユーザがオフライン状態であったとしても(オフライン状態のエリアにいたしても)、各ユーザの少なくとも直近の位置の情報を位置情報管理端末は把握できることになる。
本発明の第6の観点は、第5の観点において、前記位置情報管理端末は、前記第2ユーザの位置の情報を所定の端末に送信できるものである。
この観点によれば、第2ユーザの家族などの端末が第2ユーザの位置の情報を受信できるので、第2ユーザの家族は安否などを確認できる。
本発明の第7の観点は、全地球測位システムにより常時自身の位置を特定できる機能を有するユーザ端末をユーザが保持し、前記ユーザの位置の情報を送受信が可能なオンライン状態では位置情報管理端末で受信して前記ユーザをみまもるみまもり方法において、前記ユーザ端末は前記ユーザが通過してきた位置の情報のうちの少なくとも直近の位置の情報を記録する第1ステップと、前記ユーザが他のユーザに近接して前記ユーザ端末と前記他のユーザが保持する他のユーザ端末との間で通信が可能な場合には、前記ユーザ端末は前記他のユーザ端末に前記記録された前記ユーザの少なくとも直近の位置の情報を送信する第2ステップと、前記他のユーザが前記ユーザにオフライン状態で近接して前記他のユーザ端末が前記ユーザの少なくとも直近の位置の情報を受信した後に前記他のユーザがオンライン状態になった場合に、前記他のユーザ端末は、前記ユーザ端末から受信した前記ユーザが通過した位置の少なくとも直近の位置の情報を前記位置情報管理端末に送信する第3ステップとを含む、ものである。
本発明の第8の観点は、第7の観点に記載の第1ステップ及び第2ステップの動作を前記ユーザ端末に行わせるプログラムである。
本発明の第9の観点は、第7の観点に記載の第3のステップの動作を前記他のユーザ端末に行わせるプログラムである。
本発明によれば、山などのオフライン状態があるエリアであってもみまもりが可能になる。特に、ユーザ数が増えれば増えるほど早く正確に各ユーザの位置を把握でき、遭難などが発生してもできるだけ速やかな救助が行えることになる。
本発明の実施の形態に係るみまもりシステムの全体ブロック図である。 図1のブロック図の動作を説明するフロー図である。 図1のブロック図及び図2のフロー図を補足する図である。 本発明の他の実施の形態に係るみまもりシステムの全体ブロック図である。 図3のブロック図の動作を説明するフロー図である。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態に係るみまもりシステムの全体ブロック図である。
みまもりシステム1は、全地球測位システムの人工衛星3とデータ通信を行って自身の位置を特定できる機能を有する第1ユーザ端末5及び第2ユーザ端末7(具体的にはスマートフォンなどの携帯端末)と、第1ユーザ端末5及び第2ユーザ端末7とオンライン状態で通信が可能なエリアでは情報通信ネットワーク9を介して繋がっている位置情報管理端末11と、位置情報管理端末11とオンライン状態で繋がっている(図示は省略するが情報通信ネットワーク9を介して繋がっている)第1家族端末13及び第2家族端末15とを、備える。
第1ユーザ端末5は第1ユーザ4が保持している端末であり、第2ユーザ端末7は第2ユーザ6が保持しているものである。第1家族端末13は、第1ユーザ4の第1家族12が保持している端末であり、第2家族端末15は、第2ユーザ6の第2家族14が保持しているものである。位置情報管理端末11は、第1ユーザ4の位置の情報を第1家族端末13に電子メール等で知らせることができ、第2ユーザ6の位置の情報を第2家族端末15に電子メール等で知らせることができるようになっている。
第1ユーザ4及び第2ユーザ6が山にいる場合においても、第1ユーザ端末5及び第2ユーザ端末7は、人工衛星3とのやり取りを常時行っており、具体的に所定の移動距離毎に通信を行って、少なくとも直近の位置を認識してその情報を記録している。第1ユーザ端末5及び第2ユーザ端末7は、位置情報管理端末11とオンライン状態であれば、その位置情報を位置情報管理端末11に送信できるようになっている。一方で、第1ユーザ端末5及び第2ユーザ端末7は、位置情報管理端末11とオフライン状態であれば、その位置情報を位置情報管理端末11に送信できないようになっている。ここで、第1ユーザ端末5及び第2ユーザ端末7が行う情報の記録は、移動軌跡の全ての位置の情報を記録しておいてもよく、オンライン状態では位置情報管理端末11に位置情報を送った後にはデータを残しても残さなくてもよく、オフライン状態では位置情報を全て記録して残しておくようにしてもよい。
ところで、山にいる場合には、第1ユーザ4及び第2ユーザ6がオンライン状態のエリアとオフラインの状態のエリアのいずれのエリアに多くの時間を滞在しているかというと、状況によるが、オフライン状態のエリアにいることが多いことがある。このことから、位置情報管理端末11は、第1ユーザ端末5及び第2ユーザ端末7とは通信できない状態が多くなり、第1ユーザ4及び第2ユーザ6の位置を常時どころか、ほとんど把握できていない状況になっている。そのため、以下のような工夫がなされている。
第1ユーザ4と第2ユーザ6が山の中で近接してBluetooth(登録商標)等での近接通信が可能な場合には、第1ユーザ端末5から第2ユーザ端末7に第1ユーザ4の少なくとも直近の位置の情報が送られ、第2ユーザ端末7から第1ユーザ端末5に第2ユーザ6の少なくとも直近の位置の情報が送られる。ここで、第1ユーザ4と第2ユーザ6が近接して端末同士が通信可能な場合とは、出会うなどの互いの認識の有無は問わず、第1ユーザ端末5と第2ユーザ端末7との間で直接の通信が可能かどうかを近接通信ができているか否かの判断とする。そして、両方又は一方がBluetooth(登録商標)等での近接通信をオフ設定にしている場合にはこの情報のやり取りは行われないが、以下では、両方がBluetooth(登録商標)等での近接通信が可能な状況という前提で説明する。また、この情報のやり取りは、第1ユーザ端末5及び第2ユーザ端末7と位置情報管理端末11とがオンライン状態のエリアであってもオフライン状態のエリアであっても行われるが、以下では、特にオフライン状態のエリアであった場合にポイントがあるため、その内容を詳しく説明する。
図2は図1のブロック図の動作を説明するフロー図である。図3は図1のブロック図及び図2のフロー図を補足する図である。
ステップS1において、オフライン状態で、第1ユーザ4と第2ユーザ6とが出会い、第1ユーザ端末5から第2ユーザ端末7に第1ユーザ4の直近の位置の情報が送られる。図2では記載を省略しているが、第2ユーザ端末7から第1ユーザ端末5に第2ユーザ6の直近の位置の情報が送られる。ステップS2において、第2ユーザ端末7は受信した第1ユーザ4の直近の位置の情報を記録して保持する。図2では記載を省略しているが、第1ユーザ端末5は受信した第2ユーザ6の直近の位置の情報を記録して保持する。
ステップS3において、第2ユーザ端末7の電波状態の変化が起こるまで待機が行われる。この待機は、ステップS4のループ処理が終えるまで続き、第2ユーザ6がオフライン状態のエリアからオンライン状態のエリアに移動するまで行われることになる。図2では記載を省略しているが、第1ユーザ端末5の電波状態の変化が起こるまで待機が行われる。この待機は、第1ユーザ4がオフライン状態のエリアからオンライン状態のエリアに移動するまで行われることになる。ステップS4において、第2ユーザ端末7がオンラインになったか否かが判断される。オンライン状態になるとステップS5に進み、オフライン状態が続くとステップS3に戻る。図2では記載を省略しているが、第1ユーザ端末5についても、同様に処理される。
ステップS5では、第2ユーザ端末7から第1ユーザ4の直近の位置の情報が位置情報管理端末11に送信される。位置情報管理端末11は、第1ユーザ4がオフライン状態のエリアに居続けても、第2ユーザ端末7を介して出会った位置で受け取った第1ユーザ4の直近の位置の情報を得ることができ、第1家族12の第1家族端末13にその位置情報を送ることができる。図2では記載を省略しているが、第1ユーザ端末5についても、同様に処理されて、位置情報管理端末11は、第2家族14の第2家族端末15に第2ユーザ6の位置情報を送ることができる。
ここで、もしこのような仕組みがなければ、第1ユーザ4の位置の情報はオンライン状態のエリアに第1ユーザ4が移動しない限り、位置情報管理端末11は把握できない。例えば、第1ユーザ4が遭難等になったとすると、第1ユーザ4がオンライン状態で位置情報管理端末11に送信された位置の情報が最も新しい情報となる結果、捜索等での情報としては古い不十分な情報になる。しかしながら、上記のような仕組みにより、新しい情報を位置情報管理端末11が把握することになり、状況によるがオフライン状態が多い傾向にある山では大きな意義が出てくることなる。特に、このような仕組みを多数のユーザによって補い合うことにより、全ユーザのより新しい位置の情報を位置情報管理端末11が把握できることになる。
図4は本発明の他の実施の形態に係るみまもりシステムの全体ブロック図である。
みまもりシステム21は、図1のみまもりシステム1に加えて、全地球測位システムの人工衛星3とデータ通信を行って自身の位置を特定できる機能を有する第3ユーザ端末8(具体的にはスマートフォンなどの携帯端末)と、位置情報管理端末11とオンライン状態で繋がっている(図示は省略するが情報通信ネットワーク9を介して繋がっている)第3家族端末16を、さらに備える。
第3ユーザ端末8は第3ユーザ10が保持している端末である。第3家族端末16は、第3ユーザ10の第3家族17が保持している端末である。位置情報管理端末11は、第3ユーザ10の位置の情報を第3家族端末16に電子メール等で知らせることができるようになっている。
第3ユーザ10が山にいる場合においても、第3ユーザ端末8は、人工衛星3とのやり取りを常時行っており、具体的に所定の移動距離毎に通信を行って、少なくとも直近の位置を認識してその情報を記録している。第3ユーザ端末8は、位置情報管理端末11とオンライン状態であれば、その位置情報を位置情報管理端末11に送信できるようになっている。一方で、第3ユーザ端末8は、位置情報管理端末11とオフライン状態であれば、その位置情報を位置情報管理端末11に送信できないようになっている。ここで、第3ユーザ端末8が行う情報の記録は、移動軌跡の全ての位置の情報を記録しておいてもよく、オンライン状態では位置情報管理端末11に位置情報を送った後にはデータを残しても残さなくてもよく、オフライン状態では位置情報を全て記録して残しておくようにしてもよい。
オフラインの問題は、上記したように第1ユーザ4と第2ユーザ6だけの問題ではなく、第3ユーザ10についても同様であり、第1ユーザ4と第2ユーザ6とが出合って近接する前に、オフラインで第1ユーザ4と第3ユーザ10とが出合って近接した場合も同様のことが起こる。この実施例においては、第1ユーザ4の第1ユーザ端末5には、出会った際に得られた第3ユーザ10の直近の位置の情報も保持され、第1ユーザ端末5は第1ユーザ4自身と第3ユーザ10の少なくとも直近の位置の情報を保持した状態で、第1ユーザ4は第2ユーザ6とオフラインで出合い、第1ユーザ4及び第3ユーザ10はオフラインのエリアに残っていて第2ユーザ6がオンライのエリアに移動する場合を説明する。
図5は図4のブロック図の動作を説明するフロー図である。
ステップT1において、オフライン状態で、第1ユーザ4と第2ユーザ6とが出会い、第1ユーザ端末5から第2ユーザ端末7に第1ユーザ4及び保持した第3ユーザ10の直近の位置の情報が送られる。図5では記載を省略しているが、第2ユーザ端末7から第1ユーザ端末5に第2ユーザ6の直近の位置の情報の他、保持されたユーザの位置の情報が送られる。ステップT2において、第2ユーザ端末7は受信した第1ユーザ4の直近の位置の情報及び保持した第3ユーザ10の直近の位置の情報を記録して保持する。図5では記載を省略しているが、第1ユーザ端末5は受信した第2ユーザ6の直近の位置の情報及び他のユーザの位置の情報を記録して保持する。
ステップT3において、第2ユーザ端末7の電波状態の変化が起こるまで待機が行われる。この待機は、ステップT4のループ処理が終えるまで続き、第2ユーザ6がオフライン状態のエリアからオンライン状態のエリアに移動するまで行われることになる。図5では記載を省略しているが、第1ユーザ端末5の電波状態の変化が起こるまで待機が行われる。この待機は、第1ユーザ4がオフライン状態のエリアからオンライン状態のエリアに移動するまで行われることになる。ステップT4において、第2ユーザ端末7がオンラインになったか否かが判断される。オンライン状態になるとステップT5に進み、オフライン状態が続くとステップT3に戻る。図5では記載を省略しているが、第1ユーザ端末5についても、同様に処理される。
ステップT5では、第2ユーザ端末7から第1ユーザ4及び第3ユーザ10の直近の位置の情報が位置情報管理端末11に送信される。位置情報管理端末11は、第1ユーザ4及び第3ユーザ10がオフライン状態のエリアに居続けても、第2ユーザ端末7を介して出会った位置で受け取った第1ユーザ4及び第3ユーザ10の直近の位置の情報を得ることができ、第1家族12の第1家族端末13及び第3家族17の第3家族端末16にその位置情報を送ることができる。図5では記載を省略しているが、第1ユーザ端末5についても、同様に処理されて、位置情報管理端末11は、第2家族14の第2家族端末15に第2ユーザ6の位置情報を送ることができ、その他の家族にも同様に位置情報を送ることができる。
この実施例では、実際に直接出合わない関係についても、位置情報管理端末11は把握でき、その家族に知らせることができる。このような仕組みにより、新しい情報を位置情報管理端末11が把握することになり、状況によるがオフライン状態が多い傾向にある山では大きな意義が出てくることなる。特に、このような仕組みを多数のユーザによってより補い合うことにより、全ユーザのより新しい位置の情報を位置情報管理端末11が把握できることになる。
なお、オフライン状態のエリアにいるかは、通信キャリアや山域も関係して、状況による。そして、上記ではオフライン状態か否かはエリアの問題として説明したが、例えば、バッテリーの節約のために機内モードに設定していれば、オフライン状態であり、この場合も同様であり、この場合もオフライン状態には含まれるものとする。
1、21・・・みまもりシステム、3・・・人工衛星、4・・・第1ユーザ、5・・・第1ユーザ端末、6・・・第2ユーザ、7・・・第2ユーザ端末、8・・・第3ユーザ端末、9・・・情報通信ネットワーク、10・・・第3ユーザ、11・・・位置情報管理端末、12・・・第1家族、13・・・第1家族端末、14・・・第2家族、15・・・第2家族端末、16・・・第3家族端末、17・・・第3家族

Claims (9)

  1. 全地球測位システムにより常時自身の位置を特定できる機能を有する第1ユーザ端末を第1ユーザが保持し、前記第1ユーザの位置の情報を送受信が可能なオンライン状態では位置情報管理端末で受信して前記第1ユーザをみまもるみまもりシステムにおいて、
    前記第1ユーザ端末は前記第1ユーザが通過してきた位置のうちの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を記録しており、
    前記第1ユーザが他の第2ユーザに近接して前記第1ユーザ端末と前記第2ユーザが保持する第2ユーザ端末との間で通信が可能な場合には、前記第1ユーザ端末から前記第2ユーザ端末に前記記録された前記第1ユーザの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報が送信され、
    前記第2ユーザが前記第1ユーザにオフライン状態で近接して前記第2ユーザ端末が前記第1ユーザの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を受信した後に前記第2ユーザがオンライン状態になった場合に、前記位置情報管理端末は、前記第1ユーザ端末から受信した前記第1ユーザが通過した位置のうちの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を前記第2ユーザ端末から受信できる、みまもりシステム。
  2. 前記位置情報管理端末は、前記第1ユーザの位置の情報を所定の端末に送信できる、請求項1記載のみまもりシステム。
  3. 前記第1ユーザが前記第2ユーザに近接する前にさらに他の第3ユーザと近接して前記第1ユーザ端末と前記第3ユーザが保持する第3ユーザ端末との間で通信が可能な場合に、前記第3ユーザ端末から前記第1ユーザ端末に前記第3ユーザが通過してきた位置のうちの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報が送信され、前記第1ユーザ端末は前記第3ユーザの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報も記録しており、
    前記第2ユーザが前記第1ユーザにオフライン状態で近接して前記第2ユーザ端末が前記第1ユーザの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報及び前記記録された第3ユーザの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を受信した後に前記第2ユーザがオンライン状態になった場合に、前記位置情報管理端末は、前記第1ユーザ端末から受信した前記第1ユーザが通過した位置のうちの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報及び前記記録された第3ユーザが通過した位置のうちの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を前記第2ユーザ端末から受信できる、請求項1又は2記載のみまもりシステム。
  4. 前記位置情報管理端末は、前記第3ユーザの位置の情報を所定の端末に送信できる、請求項3記載のみまもりシステム。
  5. 前記第2ユーザ端末も、全地球測位システムにより常時自身の位置を特定できる機能を有するものであり、さらに、前記第2ユーザの位置の情報を送受信が可能なオンライン状態では前記位置情報管理端末に送信でき、
    前記第2ユーザ端末は前記第2ユーザが通過してきた位置のうちの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を記録しており、
    前記第1ユーザと前記第2ユーザが近接して前記第1ユーザ端末と前記第2ユーザ端末との間で通信が可能な場合には、前記第2ユーザ端末から前記第1ユーザ端末に前記記録された前記第2ユーザの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報が送信され、
    前記第1ユーザが前記第2ユーザにオフライン状態で近接して前記第1ユーザ端末が前記第2ユーザの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を受信した後に前記第1ユーザがオンライン状態になった場合に、前記位置情報管理端末は、前記第2ユーザ端末から受信した前記第2ユーザが通過した位置のうちの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を前記第1ユーザ端末から受信でき、前記第2ユーザをみまもることが可能なことを特徴とする、請求項1から4のいずかに記載のみまもりシステム。
  6. 前記位置情報管理端末は、前記第2ユーザの位置の情報を所定の端末に送信できる、請求項5記載のみまもりシステム。
  7. 全地球測位システムにより常時自身の位置を特定できる機能を有するユーザ端末をユーザが保持し、前記ユーザの位置の情報を送受信が可能なオンライン状態では位置情報管理端末で受信して前記ユーザをみまもるみまもり方法において、
    前記ユーザ端末は前記ユーザが通過してきた位置のうちの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を記録する第1ステップと、
    前記ユーザが他のユーザに近接して前記ユーザ端末と前記他のユーザが保持する他のユーザ端末との間で通信が可能な場合には、前記ユーザ端末は前記他のユーザ端末に前記記録された前記ユーザの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を送信する第2ステップと、
    前記他のユーザが前記ユーザにオフライン状態で近接して前記他のユーザ端末が前記ユーザの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を受信した後に前記他のユーザがオンライン状態になった場合に、前記他のユーザ端末は、前記ユーザ端末から受信した前記ユーザが通過した位置のうちの直近の位置の情報と過去の他の1つの位置の情報とを少なくとも含む移動軌跡の位置の情報を前記位置情報管理端末に送信する第3ステップとを含む、みまもり方法。
  8. 請求項7に記載の第1ステップ及び第2ステップの動作を前記ユーザ端末に行わせるプログラム。
  9. 請求項7に記載の第3のステップの動作を前記他のユーザ端末に行わせるプログラム。
JP2020110196A 2019-07-03 2020-06-26 みまもりシステム、みまもり方法及びプログラム Active JP6948731B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019124545 2019-07-03
JP2019124545 2019-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021013160A JP2021013160A (ja) 2021-02-04
JP6948731B2 true JP6948731B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=74226926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020110196A Active JP6948731B2 (ja) 2019-07-03 2020-06-26 みまもりシステム、みまもり方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6948731B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5264590B2 (ja) * 2009-03-27 2013-08-14 三菱電機株式会社 移動無線機、基地局、位置情報管理装置
JP6191367B2 (ja) * 2013-09-30 2017-09-06 トヨタ自動車株式会社 安否情報伝達方法および安否情報伝達システム
JP2018110025A (ja) * 2018-03-05 2018-07-12 ポケットシェルター株式会社 安否確認情報提供装置、携帯端末、安否確認情報提供方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021013160A (ja) 2021-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6405416B2 (ja) データ送信システム、及びデータ送信方法
CN105745675B (zh) 用于使用无线节点网络来管理物品的装运的方法和系统
JP6774597B2 (ja) 無人移動装置、引継方法、プログラム
KR102112391B1 (ko) 통합된 추적 시스템 및 방법
CN108139218A (zh) 导航系统、装置和方法
US10755582B2 (en) Drone physical and data interface for enhanced distance coverage
JP6595923B2 (ja) 位置管理システム及び位置管理方法
US20170147929A1 (en) Information processing apparatus, information presentation method, and program
US20180307907A1 (en) System for identifying an unmanned moving object
CN100479002C (zh) 使用车辆远程信息处理服务的车辆驾驶员保护系统及其控制方法
CN110154940A (zh) 车辆控制系统及车辆控制方法
JP6948731B2 (ja) みまもりシステム、みまもり方法及びプログラム
JPWO2019198231A1 (ja) 移動体端末及び現在位置補正システム
US11740629B2 (en) Control device for autonomous operating machines, control method for autonomous operating machines, and recording medium having control program for autonomous operating machines stored thereon
KR101214533B1 (ko) 승하차 정보 안내 시스템 및 방법, 이를 위한 차량 단말기 및 승하차 정보 안내 서버
Merabet et al. WPT-enabled multi-UAV path planning for disaster management deep Q-network
Gunasundari et al. Gesture Controlled Drone Swarm System for Violence Detection Using Machine Learning for Women Safety
JP2021056702A (ja) 安全判定装置及び安全判定方法
WO2022269958A1 (ja) 転送装置
US9231694B1 (en) Method for establishing platform for translating between device inputs
JP7318526B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20190308745A1 (en) Method and system for controlling mission of unmanned aerial vehicle on basis of user position
JP2008234281A (ja) 移動端末、移動端末のプログラムならびに移動端末を用いたメール送信システム
JP6654852B2 (ja) 警備業務支援システム及び遠隔装置
KR101534031B1 (ko) 도착 알림 메시지 전송 방법 및 이를 수행하는 서버

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210608

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6948731

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150