JP6948123B2 - 画像ファイルリスト表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像ファイルリストを表示するための画像ファイルリスト表示方法に関する。
画像複写装置に、ネットワーク接続機能、ファクシミリ機能、データ通信機能、データ入出力機能、データ格納機能などを追加した複合機においては、メモリカード又はネットワークなどから入力した画像ファイルに格納されている画像データに基づいて、画像の印刷をすることがある。
この印刷の際には、入力した全ての画像ファイルに格納されている画像を印刷することもあるが、利用者により選択された画像ファイルに格納されている画像のみを印刷することもある。この選択のために、複合機においては、例えば、タッチパネル表示部に画像ファイルリストを表示する。利用者は、リストに含まれる画像ファイルから画像を印刷するものを選択する。
特許第4951398号公報 特許第4432886号公報
画像ファイルは、人物を含むものと含まないものに大きく分類することができるが、入力した画像ファイルは両者が混在している場合が多い。利用者は、人物を含む画像を印刷する場合が多いが、両者が混在していると、ファイルの選択が不便である。そこで、例えば、人物を含む画像を優先的に表示すると選択の効率が良くなる。しかし、これだけでは、十分効率的であるとはいえない。
特許文献1には、任意に設定された並替条件を満たす画像をマトリックスに従って抽出し、並替条件を充足する画像から優先的に画像を配列して一覧表示を行う発明が開示されている。しかし、特許文献1の発明では、画像に含まれる顔の数に応じて画像が並べ替えられることはないので、例えば、先頭部分に多人数の顔を含む画像が配置されてしまい、所定の条件を満たした顔がどの顔であるのかを利用者が判別することが困難となる場合がある。また、特許文献1の発明では、画像に含まれる顔の方向に応じて画像が並べ替えられることがないので、例えば、同一人物であっても縦の顔の画像と横の顔の画像がランダムに並ぶことになり、画像リストが見づらいものとなってしまう。しかも、人数を表す表示も顔の向きを表す表示もないので、利用者は、満遍と画像を見ることとなってしまい、そのようなランダムな表示となっていることさえ掴むことができない場合もある。
特許文献2(特許文献2には撮影回数に応じて並べ替えることの記載はありますが、焦点調整することの記載は無いかと思われます。別の特許文献でしょうか?)には、カメラにおいて、被写体に登録した人物が含まれている場合には、その人物に適合するように焦点調整する発明と、被写体に登録した人物が複数含まれている場合に、優先して焦点調整に利用するために登録された人物に対して優先順位付けを利用者にさせるための画面において、人物を被写体とした撮影回数に応じて人物を並べ替える発明が開示されている。しかし、特許文献1の発明では、画像に含まれる顔の方向に応じて画像が並べ替えられることはなく、画像に含まれる人物の数に応じて画像が並べ替えられることもない。
そこで、本発明は、上記の課題を解決し、画像ファイルを選択する際に、その選択操作を利用者が効率的に行うことを可能とする画像ファイルリスト表示装置、画像ファイルリスト表示方法及び画像ファイルリスト表示用プログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、画像ファイルリストを表示する画像ファイルリスト表示装置であって、各画像を識別するための画像ファイル識別情報に、その画像に含まれる各顔を識別するための顔識別情報及び各顔の方向を表す顔方向情報の一方又は双方を少なくとも対応付けた顔関連情報を保持する保持手段と、前記顔関連情報に基づいて、所定の顔を含む画像を表す画像ファイルに対して、画像に含まれる顔の数及び画像に含まれる顔の方向の一方又は双方を表すためのマークを付するマーク追加手段と、前記所定の顔を含む画像を表す画像ファイルを少なくとも含む画像ファイルリストを表示する表示手段と、を備えることを特徴とする画像ファイルリスト表示装置が提供される。
また、本発明によれば、上記画像ファイルリスト表示装置を備えることを特徴とする複合機が提供される。
更に、本発明によれば、画像ファイルリストを表示する画像ファイルリスト表示方法であって、各画像を識別するための画像ファイル識別情報に、その画像に含まれる各顔を識別するための顔識別情報及び各顔の方向を表す顔方向情報の一方又は双方を少なくとも対応付けた顔関連情報を保持手段に保持する保持ステップと、前記顔関連情報に基づいて、所定の顔を含む画像を表す画像ファイルに対して、画像に含まれる顔の数及び画像に含まれる顔の方向の一方又は双方を表すためのマークを付するマーク追加ステップと、前記所定の顔を含む画像を表す画像ファイルを少なくとも含む画像ファイルリストを表示する表示ステップと、を有することを特徴とする画像ファイルリスト表示方法が提供される。
更に、本発明によれば、コンピュータを上記の画像ファイルリスト表示装置として機能させるための画像ファイルリスト表示用プログラムが提供される。
本発明によれば、画像ファイルを選択する際に、その選択操作を利用者が効率的に行うことが可能となる。
本発明の第1の実施の形態で表示される画像を用いた画像ファイルリストを示す図である。 (“更新日時”と“サイズ”部分がずれています。貼り付け部分の位置調整をお願いします。) 本発明の第1の実施の形態で表示される文字を用いた画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第2の実施の形態で表示される画像を用いた第1の画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第2の実施の形態で表示される画像を用いた第2の画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第2の実施の形態で表示される画像を用いた第3の画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第4の実施の形態で表示される画像を用いた画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第5、第6及び第7の実施の形態で表示される画像を用いた第1の画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第5の実施の形態で表示される画像を用いた第2の画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第6の実施の形態で表示される画像を用いた文字を用いた画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第7の実施の形態で表示される画像を用いた画像を用いた画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第8の実施の形態で表示される画像を用いた画像を用いた画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第9の実施の形態で表示される画像を用いた画像を用いた第1の画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第9の実施の形態で表示される画像を用いた画像を用いた第2の画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第12の実施の形態で表示される画像を用いた画像を用いた第2の画像ファイルリストを示す図である。 本発明の第13の実施の形態による複合機の概略の構成を示す断面図である。 本発明の第13の実施の形態による複合機の機能ブロック図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1を参照すると、画像を用いた画像ファイルリスト301には、画像301a乃至301hが、各画像ファイルを表す画像として表示される。画像301a、301b、301c、301dは、人物を含み、画像301e、301f、301g、301hは人物を含まない。人物を含む画像301a、301b、301c、301dには、矢印のマークが付されるが、人物を含まない画像301e、301f、301g、301hには、矢印のマークは付されない。従って、画像に矢印のマークが付されているか否かを見ることのみにより、利用者は、その画像が人物を含むか否かを判断することができる。
また、画像301a、301bの画像は、ポートレイトの画像であり、画像301c、301dの画像は、ランドスケープの画像であるが、画像301a、301bの画像に付される矢印は、上向きであり、画像301c、301d画像に付される矢印は、右向きであり、従って、利用者は、矢印の向きにより、画像がポートレートの画像であるのか、又は、ランドスケープの画像であるのかを判断することができる。また、人物を含まない画像と判断する際、画像全体に含まれる顔の面積がある一定の値よりも低ければ人物として認識しない、または画像に含まれる一人あたりの顔の面積が一定の値よりも低ければ、その人物を人物として認識しない。
図2を参照すると、文字を用いた画像ファイルリスト303には、属性値303a乃至303eが、各画像ファイルを表す属性値として表示される。属性値303a、303b、303c、303dにより表される画像ファイルの画像は、人物を含み、属性値303eにより表される画像ファイルの画像は人物を含まない。人物を含む画像に対応する属性値303a、303b、303c、303dには、矢印のマークが付されるが、人物を含まない画像に対応する属性値303eには、矢印のマークは付されない。従って、属性値に矢印のマークが付されているか否かを見ることのみにより、利用者は、その属性値により表される画像ファイルの画像が人物を含むか否かを判断することができる。
また、属性値303a、303bに対応する画像は、ポートレイトの画像であり、属性値303c、303dに対応する画像は、ランドスケープの画像であるが、属性値303a、303bに付される矢印は、上向きであり、属性値303c、303dに付される矢印は、右向きであり、従って、利用者は、矢印の向きにより、属性値に対応する画像がポートレートの画像であるのか、又は、ランドスケープの画像であるのかを判断することができる。
なお、マークを、数字付の矢印として、これにより画像に含まれる顔の数と顔の方向の双方を表すようにしたが、他のマークを用いて、顔の数のみ又は顔の方向のみを表すようにしてもよい。また、そのようなマークを同時に付するようにしてもよい。また、マークを用いない代わりに、ファイル名に顔の数や顔の方向を表すように情報を付してもよい。例えば、顔の数が1人で、顔の方向が上方向であれば、「1_上_File1.jpg」である。これによって、ファイル名によるソートも容易となる。
第1の実施の形態においては、特に、顔の指定をしない。少なくとも1つの顔を含む画像に対して、顔の数と方向を示すマークが付される。また、顔の数と方向に基づいて、画像ファイルが並び替えられる。
[第2の実施の形態]
図3を参照すると、画像を用いた画像ファイルリスト305には、各画像ファイルを表す画像として画像305a乃至305hが表示されている。画像305a、305b、305c、305d、305eは、女性の医師を含み、画像305f、305g、305hは女性の医師を含まない。また、画像305d、305e、305fは、男性の医師を含み、画像305a、305b、305c、305g、305hは、男性の医師を含まない。
ここで、利用者が、女性の医師に着目し、女性の医師を含んでいる画像305a、305b、305c、305d、305eのうちの何れかの画像を選択すると、図4に示すように、画像305a、305b、305c、305d、305eの全ての画像に星マークが付される。ここで、利用者は、画像305a、305b、305c、305d、305eのうちの何れかの画像を選択する時点においては、これらの全ての画像が女性の医師を含んでいることを認識しているとは限らず、そうでなくても、画像305a、305b、305c、305d、305eのうちの何れかの画像を選択した後には、画像305a、305b、305c、305d、305eの全ての画像に星マークが付されるので、その時点になって、女性の医師を含んでいる画像305a、305b、305c、305d、305eを容易に認識することができる。
次に、利用者が、男性の医師に着目し、男性の医師を含んでいる画像305d、305e、305fのうちの何れかの画像を選択すると、図5に示すように、画像305d、305e、305fの全ての画像に星マークが付される。ここで、利用者は、画像305d、305e、305fのうちの何れかの画像を選択する時点においては、これらの全ての画像が男性の医師を含んでいることを認識しているとは限らず、そうでなくても、画像305d、305e、305fのうちの何れかの画像を選択した後には、画像305d、305e、305fの全ての画像に星マークが付されるので、その時点になって、男性の医師を含んでいる画像305d、305e、305fを容易に認識することができる。なお、図4の画面で女性の医師に付すマークと、図5の画面で男性の医師に付すマークを異ならせてもよい。また、男性の医師は、画像ファイルリストから選択してもよいし、顔リストから選択してもよい。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、第2の実施の形態の一部を変更したものである。
第2の実施の形態では、女性の医師又は男性の医師を画像ファイルリスト305から直接選択することとしたが、第3の実施の形態では、予め人物リストを作成しておいて、利用者が人物リストから女性の医師又は男性の医師を選択する。ここで、画像ファイルに一人以上の人物が含まれていれば、それらの人物に対応したIDが画像ファイル自体又は画像ファイルに関連付けられたファイルに記録され、又は、データベースに画像ファイルとそれらの人物に対応したIDが記録される。また、人物リストにおいては、同一人物に対しては、上記と同一のIDが記録されている。また、通常は、人物リストには、人物の顔などの画像も含まれている。従って、利用者が人物リストから特定の一人の人物を選択すれば、その人物を含むすべての画像が画像ファイルリスト305において、星マーク付きで表示される。
なお、選択が行われるまでは、どの画像にも星マークが付けられていない。また、画像ファイルは、女性の医師を含む画像が先頭に配置されるように並び替えられていない。選択の後、図4に示すような画面が表示される。
[第4の実施の形態]
図6を参照すると、画像を用いた画像ファイルリスト309には、各画像ファイルを表す画像として画像309a乃至309hが表示されている。画像309a、309b、309c、309dは、女性の医師を含み、画像309e、309f、309g、309hは女性の医師を含まない。また、画像309dは、男性の医師を含み、画像309a、309b、309c、309e、309f、309g、309hは、男性の医師を含まない。従って、画像309a、309b、309cは、女性の医師である一人の人物を含み、画像309dは、女性の医師と男性の医師の二人の人物を含む。
ここで、第4の実施の形態においては、第2の実施の形態と同様に、人物リストに含まれる各人物と、各画像に含まれる一人以上の人物が両者に共通な又は対応付けられたIDにより管理される。
従って、例えば、人物リストから女性の医師と男性の医師を特定して選択すると、図6に示すように、女性の医師及び男性の医師のうちの少なくとも一人を含む画像309a、309b、309c、309dに星マークが付けられる。
また、上述したように、画像309a、309b、309cは、女性の医師である一人の人物を含み、画像309dは、女性の医師と男性の医師の二人の人物を含むので、画像309a、309b、309cには、一つの星印が付され、画像30dには、二つの星印が付される。但し、星印の数ではなく、星印の色などで、人数を表すようにしてもよい。
また、画像309a、309b、309c、309dには、画像が人物を含むことを示す矢印も付される。そして、ポートレイト画像に付される矢印は上向きであり、ランドスケープ画像に付される矢印は、右向きである。更に、矢印には、画像に含まれる指定した人物の数を表す数値が追加される。具体的には、画像309a、309b、309cに付される矢印には「1」が追加され、画像309dに付される矢印には「2」が追加される。
[第5の実施の形態]
図7を参照すると、画像を用いた画像ファイルリスト311には、各画像ファイルを表す画像として画像311a乃至311hが表示されている。画像311a、311b、311c、311dは、女性の医師を含み、画像311e、311f、311g、311hは女性の医師を含まない。ここで、実際には、画像311a、311b、311c、311dは、同一の女性の医師を含むが、所定の画像認識を適用した場合、画像311a、311b、311cは、同一の女性の医師を含むが、画像311dは、それとは同一人物の顔ではないが類似した顔の女性の医師を含むと認識されるとする。
そのような場合、第2又は第3の実施の形態と同様であれば、図7に示すように、画像311a、311b、311cに対して星印が付されるが、画像311dに対しては星印は付されない。
本実施形態では、画像311a、311b、311cの何れかの画像、何れの画像に付されている星印を押下したり、メニューから類似画像の項目を選択したり、画面にある類似画像ボタンを押したり、類似画像表示のコマンドを入力することにより、図8に示すように、画像311a、311b、311cに付されている星印が削除され、画像311dに星印が付される。但し、画像311a、311b、311cに付されている星印を維持したまま、画像311dに星印を付してもよい。これらの場合、画像311a、311b、311cに付す星印と、画像311dに付す星印を異なったものにして、同一の顔と類似の顔との区別が付くようにしても良い。
なお、顔からは様々な特徴量を抽出することができ、各特徴量を成分とするベクトルを特徴ベクトルとして顔に対応付けることができる。このベクトルを顔同士で比較し、これらのベクトルの近似度が所定範囲内であれば、顔が同一のものであると判断し、その範囲内にないがもう少し広い別の所定範囲内にあれば顔が近似すると判断することができる。
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態では、第4の実施の形態における図7に示す画像ファイルリストをまず表示する。図7を参照すると、第4の実施の形態と同様に、画像を用いた画像ファイルリスト311には、各画像ファイルを表す画像として画像311a乃至311hが表示されている。画像311a、311b、311c、311dは、女性の医師を含み、画像311e、311f、311g、311hは女性の医師を含まない。ここで、実際には、画像311a、311b、311c、311dは、同一の女性の医師を含むが、所定の画像認識を適用した場合、画像311a、311b、311cは、同一の女性の医師を含むが、画像311dは、それとは同一人物の顔ではないが類似した顔の女性の医師を含むと認識されるとする。
そのような場合、第4の実施の形態と同様であれば、図7に示すように、画像311a、311b、311cに対して星印が付されるが、画像311dに対しては星印は付されない。
本実施形態では、画像311a、311b、311cの何れかの画像、何れかの画像に付されている星印を押下したり、メニューから属性表示の項目を選択したり、画面にある属性表示ボタンを押したり、属性表示のコマンドを入力することにより、図9に示すように、画面が画像リストから属性リストに切り替わる。
図9を参照すると、属性リストには、属性として、ファイル名、顔面積、顔の向きが含まれている。また、図9の例では、ファイル名の順番に画像ファイルが表示されている。顔面積、顔の向きは、顔認識の結果得られたものである。ここで、ファイル名、顔面積、又は、顔の向きを選択することにより、ファイルの順序をこれらに従った順序に変更することができる。また、再度、ファイル名、顔面積、又は、顔の向きを選択することにより、順序を逆にすることができる。また、ある特定ファイル中の顔、または予め登録されたリストから選択された顔を基準として、各ファイルに類似度を表示してもよい。
[第7の実施の形態]
図10を参照すると、第1の実施の形態と同様な画像を用いた画像ファイルリスト301には、画像301a乃至301hが、各画像ファイルを表す画像として表示される。画像301a、301b、301c、301dは、人物を含み、画像301e、301f、301g、301hは人物を含まない。人物を含む画像301a、301b、301c、301dには、矢印のマークが付されるが、人物を含まない画像301e、301f、301g、301hには、矢印のマークは付されない。従って、画像に矢印のマークが付されているか否かを見ることのみにより、利用者は、その画像が人物を含むか否かを判断することができる。
また、画像301a、301bの画像は、ポートレイトの画像であり、画像301c、301dの画像は、ランドスケープの画像であるが、画像301a、301bの画像に付される矢印は、上向きであり、画像301c、301d画像に付される矢印は、右向きであり、従って、利用者は、矢印の向きにより、画像がポートレートの画像であるのか、又は、ランドスケープの画像であるのかを判断することができる。
ここで、利用者が画像301bを選択すると、これに対応したプレビュー画面317bを表示する。画像301bは、正立したポートレイトの画像であるが、画像317bも正立したポートレイトの画像である。
また、利用者が画像301cを選択すると、これに対応したプレビュー画面317cを表示する。画像301cは、90度回転したランドスケープの画像であるが、画像317cは正立したランドスケープの画像である。
更に、利用者が画像301dを選択すると、これに対応したプレビュー画面317dを表示する。画像301dは、90度回転したランドスケープの画像であるが、画像317dは正立したランドスケープの画像である。
上記の例に限らず、画像の向きとは無関係に、プレビューの画像は、正立したものとなる。これにより、画像に含まれる人物の顔を利用者は認識することが容易となる。
[第8の実施の形態]
図11を参照すると、画像を用いた画像ファイルリスト319には、画像319a乃至319hが、各画像ファイルを表す画像として表示される。画像319a、319b、319c、319dは、人物を含み、画像319e、319f、319g、319hは人物を含まない。人物を含む画像319a、319b、319c、319dには、矢印のマークが付されるが、人物を含まない画像319e、319f、319g、319hには、矢印のマークは付されない。従って、画像に矢印のマークが付されているか否かを見ることのみにより、利用者は、その画像が人物を含むか否かを判断することができる。
また、画像319a、319bの画像は、ポートレイトの画像であり、画像319c、319dの画像は、ランドスケープの画像であるが、画像319aの画像に付される矢印は、上向きであり、画像319bの画像に付される矢印は、下向きであり、画像319cに付される矢印は、右向きであり、画像319dに付される矢印は、左向きであり、従って、利用者は、矢印の向きにより、画像が正立したポートレートの画像であるのか、画像が上下が反転したポートレートの画像であるのか、右側に画像の上端が対応するランドスケープの画像であるのか、又は、左側に画像の上端が対応するランドスケープの画像であるのかを判断することができる。
ここで、利用者が画像319aを選択して、印刷を実行すると、用紙には、正立した向きで画像321aが印刷される。また、利用者が画像319bを選択して、印刷を実行すると、用紙には、正立した向きで画像321bが印刷される。更に、利用者が画像319cを選択して、印刷を実行すると、用紙には、左辺に画像の上端が対応する向きで画像321cが印刷される。更に、利用者が画像319dを選択して、印刷を実行すると、用紙には、左辺に画像の上端が対応する向きで画像321dが印刷される。
何れの場合であっても、ポートレイトの画像は、常に、正立した向き(上側に画像の上端が対応した)で印刷される。また、ランドスケープの画像は、常に、左辺に画像の上端が対応した向きで印刷される。これにより、利用者は、印刷後の用紙の向きを変更する必要がなくなる。右辺に画像の上端が対応した向きに印刷してもよい。
[第9の実施の形態]
図12を参照すると、画像を用いた画像ファイルリスト323には、画像323a乃至323hが、各画像ファイルを表す画像として表示される。画像323a、323b、323c、323dは、同一の女性の医師を人物として含み、画像323e、323f、323g、323hは人物を含まない。人物を含む画像323a、323b、323c、323dには、矢印のマークが付されるが、人物を含まない画像323e、323f、323g、323hには、矢印のマークは付されない。従って、画像に矢印のマークが付されているか否かを見ることのみにより、利用者は、その画像が同一の女性の医師を人物として含むか否かを判断することができる。
ここで、利用者が、画像323a、323b、323c若しくは323d、若しくは、これらの画像の何れかに付されている星マークを選択し、又は、確認のためのメニュー項目を選択したり、確認のためのコマンドを入力すると、図13に示すような画像ファイルリスト325に画面が変化する。画像323a、323b、323c、323dに対応する画像ファイルリスト325中の画像325a、325b、325c、325dにおいては、女性の医師の顔が円形のマーカにより囲まれる。これにより、利用者は、女性の医師の顔が画像中のどこにあるのかを容易に認識することができ、これにより、女性の医師の顔自体も容易に認識することができるようになる。従って、利用者は、仮に、図12に示す画像ファイルリスト323を見ても、女性の医師の顔を認識することが困難であるとしても、図13に示す画像ファイルリスト325を見ることにより、これが容易となる。例えば、画像ファイルリスト323の画像323cにおいては、女性の医師の顔を認識することが困難であるが、画像ファイルリスト325の画像325cにおいては、女性の医師の顔を認識することが容易となる。
また、
[第10の実施の形態]
上記の実施形態では、画像ファイルリストを画像により表す場合においても、属性値の文字列による表す場合においても、何れかの人物を含む画像ファイルや、特定の条件を満たす人物を含む画像ファイルに対して、矢印や、星マークなどを付することにより、利用者が、そのような画像ファイルを他の画像ファイルと区別して認識することができるようにしたが、他の方法によって、利用者が、そのような画像ファイルを他の画像ファイルと区別して認識することができるようにしてもよい。例えば、何れかの人物を含む画像ファイルや、特定の条件を満たす人物を含む画像ファイルのみを表示するようにしてもよいし、そのようなファイルをリストの先頭部分に表示するようにしても良いし、そのようなファイルを点滅表示してもよいし、拡大表示してもよい。また、条件を満たさないファイルを満たすファイルに対して相対的に目立たないように表示してもよい。
[第11の実施の形態]
画像に含まれる顔の数が所定数又は所定の範囲にある画像を他の画像と区別が付くように表示してもよい。また、所定数又は所定の範囲を複数種類用意して、複数種類を同時に表示してもよい。
顔を含む画像のうち、画像が所定の方向を向いている画像を他の画像と区別が付くように表示してもよい。
例えば、利用者による指定により顔を複数種類選択し、これらのうちの少なくとも一人の顔を含む画像を他の画像と区別が付くように表示してもよいし、これら全員の顔を含む画像を他の画像と区別が付くように表示してもよい
[第12の実施の形態]
図14は、第1乃至第10の実施の形態を実行するための画像ファイルリスト表示装置100の構成を示す機能ブロック図である。
図14を参照すると、この画像ファイルリスト表示装置100は、画像ファイル入力部101、画像ファイル記憶部103、顔認識部105、画像ファイル識別情報、顔識別情報、顔方向情報、顔特徴量、類似情報記憶部107、同一画像認識部109、顔識別情報、顔画像抽出部111、顔画像記憶部112、顔指定部113、画像特定部115、マーク追加部117、ファイル並替部118、及び画像ファイルリスト表示部119を含む。
画像ファイル入力部101は、外部から画像ファイルを入力する。
画像ファイル記憶部103は、画像ファイル入力部101が入力した画像ファイルを記憶する。
顔認識部105は、画像ファイル記憶部103に格納されている各画像ファイルから顔を認識する。また、顔認識部105は、顔を認識したならば、その顔の識別情報(顔識別情報)を付与し、その顔を含んでいる画像のファイル識別情報(画像ファイル識別情報)に、顔識別情報と、認識した顔の顔特徴量と、画像における顔方向を表す顔方向情報を対応付けて、これらを、顔関連情報として、画像ファイル識別情報、顔識別情報、顔方向情報、顔特徴量、類似情報記憶部107に格納する。ここで、顔方向情報は、ランドスケープ、ポートレートに関係ない、絶対的な方向である。なお、画像に複数の顔が含まれている場合、画像に含まれる顔の方向は、必ずしも、全部が一致するとは限らない。全部が一致すれば、一致している方向を画像に対応付けた顔方向とするが、そうでない場合には、例えば、多数決などを用いて出した方向を画像に対応付けた顔方向にする。
同一画像認識部109は、画像ファイル識別情報、顔識別情報、顔方向情報、顔特徴量、類似情報記憶部107に格納されている顔識別情報毎の顔特徴量を相互に比較し、同一の顔に対応する顔識別情報があれば、顔識別情報を統一する。また、似ている顔同士の顔識別情報を結びつける類似情報を、画像ファイル識別情報、顔識別情報、顔方向情報、顔特徴量、類似情報記憶部107に格納する。
顔画像抽出部111は、画像ファイル識別情報、顔識別情報、顔方向情報、顔特徴量、類似情報記憶部107に格納されている顔関連情報に基づいて、画像ファイル記憶部103に格納されている対応する画像ファイルのうちの各顔識別情報が対応付けられている画像ファイルから顔画像を抽出し、抽出した顔画像を顔識別情報に対応付けて顔識別情報、顔画像記憶部112に格納する。なお、抽出の際には、顔方向情報に基づいて、顔方向を補正する。
顔指定部113は、顔識別情報、顔画像記憶部112に格納されている顔画像と顔識別情報に基づいて、利用者に顔を指定させるためのユーザインターフェースを提供し、利用者による顔の指定を入力する。また、顔指定部113は、画像ファイルリスト表示部119が表示している画像ファイルリストからも、利用者による顔の指定を入力する。更に、顔指定部113は、個別の顔の指定を入力することの他に、不特定の顔の指定を入力することもできる。指定される顔の数は、単数の場合もあるし、複数の場合もある。
画像特定部115は、顔指定部113が指定を受けた顔に対応する顔識別情報と、画像ファイル識別情報、顔識別情報、顔方向情報、顔特徴量、類似情報記憶部107に格納されている画像ファイル識別情報、顔識別情報に基づいて、顔指定部113が指定を受けた顔を含む画像ファイルを特定する。なお、画像特定部115は、顔指定部113が複数の顔を指定していれば、各顔毎にそれを含む画像を特定する。また、特定した画像ファイルに対しては、それに含まれる顔の数に関する情報も付加する。更に、顔毎に、顔方向情報(絶対的な方向を示すもの)等に基づいて画像の方向を示す画像方向情報を生成し、これを付加する。なお、顔を含まない画像に対しては、他の方法により画像方向情報を生成し、これを付加する。
マーク追加部117は、画像指定部115から入力した、画像特定情報、顔の数に関する情報、顔の方向に関する情報に基づいて、画像につけるマークを生成し、それを対象の画像に付加する。
ファイル並替部118は、画像ファイルリストに含めるべき画像ファイルを並べ替える。ファイル並替部118は、例えば、画像に含まれる顔の数、顔の向き又はこれらの組合せにより画像ファイルを並べ替える。また、図2、又は図9のリストにおいて、指定された項目をキーにして画像ファイルを並べ替える。
画像ファイルリスト表示部119は、マークが付けられた画像とマークが付けられない画像のリストを表示する。但し、マークが付けられた画像のみのリストを表示してもよい。
プレビュー表示部121は、指定された画像のプレビューを表示する。表示の際には、画像ファイル記憶部103に格納されている画像ファイルの画像を画像特定部115から入力した画像方向情報により補正する。
印刷部123は、指定された画像を印刷する。印刷の際には、画像ファイル記憶部103に格納されている画像ファイルの画像を画像特定部115から入力した画像方向情報により補正する。
[第13の実施の形態]
第13の実施の形態は、第12の実施の形態による画像ファイルリスト表示装置100を含む複合機800に関するものである。図15及び図16は、複合機800の構成などを示すものである。
図15及び図16に示すように、複合機800は、原稿の画像を読み取る原稿読取装置820と、シートに画像を形成する複合機本体(画像形成部本体)215と、原稿読取装置820及び複合機本体215を操作するための操作パネル部217と、操作パネル部217による操作に基づいて原稿読取装置820及び複合機本体215を制御する演算処理部213と、を備えている。操作パネル217が、顔指定部113の少なくとも一部と画像ファイルリスト表示部119の少なくとも一部を構成するようにしてもよい。
画像読取りのために原稿読取装置820を単体で用いること、画像形成のために画像形成部本体215を単体で用いることの他に、画像を複写するためにこれらを連動させることもできる。また、複合機800は図示しない記憶装置及びファクシミリ装置を含んでいてもよい。記憶装置は、原稿読取装置により読み取られた画像やファクシミリ装置により受信した画像を格納することができる。ファクシミリ装置は、原稿読取装置により読み取られた画像や記憶装置に格納されている画像を送信することと、外部から画像を受信することができる。更に、複合機800は、ネットワークを介してパーソナルコンピュータと接続するためのインターフェースを含んでいてもよい。複合機800に接続されたパーソナルコンピュータは、これが管理できるデータについて複合機の機能を利用することができる。
原稿読取装置820は、原稿を自動給送する原稿自動給送部SPF(Single Pass Feeder)824と、原稿の画像を読み取る読取装置本体822と、を備えている。なお、原稿読取装置820は、図16に示す構成要素の他に、図16には示されないが図15に示される構成要素も含む。
複合機本体215は、シートを給送するシート給送部10と、シートを手差し給送可能な手差し給送部20と、シート給送部10又は手差し給送部20により給送されるシートに画像を形成する画像形成部30と、を備えている。
シート給送部10は、シートを積載するシート積載部11と、シート積載部11に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部12と、を備えている。シート積載部11は、回転軸13を中心に回動する中板14を備えており、中板14は、シートを給送する際に回動してシートを上方に持ち上げる。分離給送部12は、中板14により持ち上げられたシートを給送するピックアップローラ15と、ピックアップローラ15により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ対16と、を備えている。
手差し給送部20は、シートを積載可能な手差しトレイ21と、手差しトレイ21に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部22と、を備えている。手差しトレイ21は、複合機本体215に回動自在に支持されており、手差し給送する際には、所定の角度に固定させることでシートを積載可能になる。分離給送部22は、手差しトレイ21に積載されたシートを給送するピックアップローラ23と、ピックアップローラ23により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ24及び分離パッド25と、を備えている。
画像形成部30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像を形成する4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kと、後述する感光体ドラム740Y〜740Kと、これらの表面を露光する露光装置32と、感光体ドラム740Y〜740Kの表面に形成されたトナー像をシートに転写する転写部(転写手段)33と、転写したトナー像をシートに定着させる定着部34と、を備えている。なお、符号の最後に付すアルファベット(Y、M、C、K)は、それぞれの色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)を示している。
4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kのそれぞれは、複合機本体215から取り外し可能に構成されており、交換可能となっている。なお、4つのプロセスカートリッジ31Y〜32Kは、形成する画像の色が異なること以外は同様な構成であるため、イエロー(Y)の画像を形成するプロセスカートリッジ31Yの構成のみの説明し、プロセスカートリッジ31M〜31Kの説明は省略する。
プロセスカートリッジ31Yは、像担持体としての感光体ドラム740Yと、感光体ドラム740Yを帯電させる帯電器741Yと、感光体ドラム740Y上に形成された静電潜像を現像する現像装置742Yと、感光体ドラム740Yの表面に残留するトナーを除去するドラムクリーナと、を備えている。現像装置742Yは、感光体ドラム740Yを現像する現像装置本体(詳細には図示せず)と、現像装置本体にトナーを供給するトナーカートリッジ(詳細には図示せず)と、を備えている。トナーカートリッジは、現像装置本体に着脱可能に構成されており、収容されたトナーが無くなると、現像装置本体から取り外して、交換することができるようになっている。
露光装置32は、レーザ光を照射する光源(図示せず)と、レーザ光を感光体ドラム740Y〜740Kに導く複数のミラー(図示せず)等と、を備えている。転写部33は、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を担持する中間転写ベルト35と、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト35に一次転写する一次転写ローラ36Y〜36Kと、中間転写ベルト35に転写されたトナー像をシートに二次転写する二次転写ローラ37と、中間転写ベルト35に残留するトナーを除去するベルトクリーナ38と、を備えている。中間転写ベルト35は、駆動ローラ39a及び従動ローラ39bに掛け渡されており、一次転写ローラ36Y〜36Kによって感光体ドラム740Y〜740Kに押し付けられている。二次転写ローラ37は、駆動ローラ39aとで中間転写ベルト35をニップ(挟持)しており、ニップ部Nで中間転写ベルト35が担持するトナー像をシートに転写する。定着部34は、シートを加熱する加熱ローラ34aと、加熱ローラ34aに圧接する加圧ローラ34bと、を備えている。
操作パネル部217は、所定の情報を表示する表示部211と、利用者が原稿読取装置820及び複合機本体215への指示を入力する入力部203と、を備えている。本実施形態においては、操作パネル部217は、読取装置本体822の正面側に配設されている。なお、正面側は図15の紙面の手前側に対応し、裏面側は図15の背面側に対応する。
図16に示すように、演算処理部213は、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び原稿読取装置820を駆動制御するCPU213aと、CPU213aを動作させるための各種プログラムとCPU213aが用いる各種情報等を記憶するメモリ213bと、を備えている。演算処理部213は、利用者による操作パネル部217への操作に基づいて、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び原稿読取装置820の動作を統合して制御し、シートに画像を形成させる。
なお、演算処理部213に、図14に示す画像ファイルリスト表示装置が含まれていてもよい。
次に、上述のように構成された複合機800による画像形成動作(演算処理部213による画像形成制御)について説明する。本実施形態においては、原稿自動給送部824により給送され、読取装置本体822により読み取られた読取原稿の画像を、シート給送部10により給送されるシートに画像形成部30が形成する画像形成動作を例にとり説明する。
利用者による操作パネル部217の入力部203への入力により、画像形成開始信号が発信されると、利用者により原稿自動給送部824に載置された読取原稿が原稿読取位置に向けて自動給送され、原稿読取位置で読取装置本体822によって画像が読み取られる。
読取装置本体822により原稿の画像が読み取られると、読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置32が感光体ドラム740Y〜740Kに向けて、それぞれに対応する複数のレーザ光を照射する。このとき、感光体ドラム740Y〜740Kは、それぞれ、帯電器741Y〜741Bにより予め帯電されており、それぞれに対応するレーザ光が照射されることで感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれの静電潜像が形成される。その後、現像装置742Y〜742Kにより感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれ形成された静電潜像が現像され、感光体ドラム740Y〜740K上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のトナー像が形成される。感光体ドラム740Y〜740K上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ36Y〜36Kによって中間転写ベルト35に重畳転写され、重畳転写されたトナー像(フルカラーのトナー像)は、中間転写ベルト35に担持された状態でニップ部Nまで搬送される。
上述の画像形成動作に並行して、シート積載部11に積載されたシートが、分離給送部12によって1枚ずつに分離されながら、ピックアップローラ15によりシート搬送路26に給送される。そして、ニップ部Nのシート搬送方向上流にあるレジストローラ対27で、斜行が補正されると共に、所定の搬送タイミングでニップ部Nに搬送される。ニップ部Nに搬送されたシートは、二次転写ローラ37によって中間転写ベルト35が担持するフルカラーのトナー像が転写される。
トナー像が転写されたシートは、定着部34で加熱・加圧されることでトナー像が溶融定着され、排出ローラ対18により装置外に排出される。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。
なお、シートの両面(第1面及び第2面)に画像を形成する場合に、第1面に画像が形成されたシートが装置外に排出される前に、排出ローラ対18を逆回転させて両面搬送路17に搬送し、両面搬送路17を介して画像形成部30に再搬送する。そして、第1面と同様に、第2面に画像を形成し、装置外に排出する。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。
なお、上記の画像ファイルリスト表示装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。また、上記の画像ファイルリスト表示装置により行なわれる画像ファイルリスト表示方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらに組合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
さらに、上記に列挙した実施例やその一部構成を種々組み合わせることで、様々な実施形態が考えられる。
本発明は、画像ファイルをリスト表示するために利用することができる。
101 画像ファイル入力部
103 画像ファイル記憶部
105 顔認識部
107 画像ファイル識別情報、顔識別情報、顔方向情報、顔特徴量、類似情報記憶部
109 同一画像認識部
111 顔識別情報、顔画像抽出部
112 顔画像記憶部
113 顔指定部
115 画像特定部
117 マーク追加部
118 ファイル並替部
119 画像ファイルリスト表示部

Claims (7)

  1. 画像ファイルリストを表示する画像ファイルリスト表示方法であって、
    各画像を識別するための画像ファイル識別情報に、その画像に含まれる各顔を識別するための顔識別情報及び各顔の方向を表す顔方向情報の一方又は双方を少なくとも対応付けた顔関連情報を保持手段に保持する保持ステップと、
    前記顔関連情報に基づいて、所定の顔を含む画像を表す画像ファイルに対して、画像に含まれる顔の数及び画像に含まれる顔の方向の一方又は双方を表すためのマークを付するマーク追加ステップと、
    前記所定の顔を含む画像を表す画像ファイルを少なくとも含む画像ファイルリストを表示する表示ステップと、
    を有する画像ファイルリスト表示方法において、
    前記所定の顔を含む画像を表す画像ファイルにおいて、画像全体に含まれる顔の面積が、ある一定の値よりも低い場合、前記画像ファイルの画像は人物を含まない画像であると判断する判断ステップをさらに有し、
    前記顔関連情報は、顔同士の類似関係を示す類似情報を含み、
    前記表示ステップでは、画像ファイルリストに表示されている顔で指定可能なもののうちの何れかが指定されたならば、指定された顔に類似した顔を含む画像を表す画像ファイルと、指定された顔に類似した顔を含まない画像を表す画像ファイルとの双方の区別が付くように、互いが一画面で表示されるよう前記画像ファイルリストを表示することを特徴とする画像ファイルリスト表示方法。
  2. 請求項1に記載の画像ファイルリスト表示方法であって、
    前記所定の顔とは、指定された1又は2以上の顔であることを特徴とする画像ファイルリスト表示方法。
  3. 請求項1又は2に記載の画像ファイルリスト表示方法であって、
    画像に含まれる顔の数、画像に含まれる顔の方向若しくはこれらの組合せ、顔面積、又は、画像ファイルの所定の属性に基づいて、前記画像ファイルリストに含める画像ファイルを並べ替える並替ステップを更に備えることを特徴とする画像ファイルリスト表示方法。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像ファイルリスト表示方法であって、
    前記表示ステップでは、画像が1又は2以上の任意の顔を含むこと、画像が1又は2以上の所定の顔を含むこと、画像が所定数又は所定範囲の数の顔を含むこと、画像に含まれる顔が所定の方向を向いていることのうちの1つ又は2以上の組合せにより設定した所定の条件を満たす画像と、満たさない画像との区別が付くように画像ファイルリストを表示することを特徴とする画像ファイルリスト表示方法。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載の画像ファイルリスト表示方法であって、
    前記表示ステップでは、画像ファイルリストに表示されている顔で指定可能なものの何れか指定されたならば、指定された顔を含む1又は2以上の画像において、指定された顔にマークを付けて、前記画像ファイルリストを表示することを特徴とする画像ファイルリスト表示方法。
  6. 請求項1乃至の何れか1項に記載の画像ファイルリスト表示方法であって、
    画像の天が上に位置するようにプレビュー表示をする表示画像方向調整ステップを含むことを特徴とする画像ファイルリスト表示方法。
  7. 請求項1乃至の何れか1項に記載の画像ファイルリスト表示方法であって、
    ランドスケープの画像の天の位置が所定方向に対応するように印刷し、ポートレイトの画像の天の位置が所定方向に対応するように印刷する印刷方向調整ステップを更に含むことを特徴とする画像ファイルリスト表示方法。
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