JP6948023B2 - 車両アクセス制限装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両アクセス制限装置に関する。
現在、携帯通信端末(スマートフォン等)から車両装備品への操作指示を行うことができるシステムが普及している。
特開2006‐352460号公報
しかしながら、上記システムは、ハッカー等により不正アクセスが行われる可能性がある。なお、この不正アクセスとは、ハッカーにより携帯通信端末がハッキングされたり、物理的に盗難に遭う等により、当該携帯通信端末から車両に対し不正に操作指示が行われる場合、あるいは、ハッカーにより携帯通信端末を介さず直接車両に対し不正に操作指示が行われる場合が考えられる。
上記特許文献1には、無線の通信回線が確立された車両通信端末による車両のリモート操作またはワイヤレス操作技術において、ユーザーと車両との距離に応じてユーザーの操作を実行するか否かを選択することで、セキュリティ低下を防止する技術が開示されている。
本発明は、上記技術的課題に鑑み、悪意あるハッカー等からの不正アクセスを抑制することで、車両への影響を低減させることができる、車両アクセス制限装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る車両アクセス制限装置は、
携帯通信端末からの操作指示に基づき、車両装備品を作動制御する車両装備品制御部と、
前記車両装備品制御部に対し、前記車両装備品に対する作動制御を禁止する禁止指令を行うことを可能とする車両装備品作動禁止指令部と、
前記操作指示を検出する車両装備品操作指示検出部と、
前記車両装備品を装備した前記車両の電源状態を判定するIG判定部と、
前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記操作指示の回数を記憶し、前記操作指示の回数が予め定めた規定回数か否かを判定する車両装備品操作指示回数判定部とを備え、
前記車両装備品作動禁止指令部は、
前記車両装備品操作指示回数判定部により前記操作指示の回数が前記規定回数であると判定した場合に、前記車両装備品制御部に対し、前記禁止指令を行う
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る車両アクセス制限装置は、
上記第1の発明に係る車両アクセス制限装置において、
前記車両装備品作動禁止指令部からの前記禁止指令に基づき、ユーザーに対する警告通知を行う通知部を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る車両アクセス制限装置は、
上記第1または2の発明に係る車両アクセス制限装置において、
前記車両から規定範囲にあるキーFOBを検出可能とするキーFOBエリア判定部を備え、
前記車両装備品操作指示回数判定部は、
前記キーFOBエリア判定部が前記キーFOBを検出している状態においては、前記車両装備品操作指示検出部により検出された前記操作指示を、記憶する前記操作指示の回数に加えない
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る車両アクセス制限装置は、
上記第1から3のいずれか1つの発明に係る車両アクセス制限装置において、
前記車両装備品作動禁止指令部は、
前記IG判定部の判定に基づき、前記車両が電源ON状態において、前記車両装備品操作指示検出部により前記操作指示を検出すると、前記禁止指令を行う
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る車両アクセス制限装置は、
上記第1から4のいずれか1つの発明に係る車両アクセス制限装置において、
前記車両装備品操作指示回数判定部は、
前記IG判定部の判定に基づき、前記車両が電源OFF状態から電源ON状態になった際、あるいは、前記車両が電源OFF状態から電源ON状態になった後、再度電源OFF状態になった際に、記憶した前記操作指示の回数をリセットする
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係る車両アクセス制限装置は、
上記第1から5のいずれか1つの発明に係る車両アクセス制限装置において、
前記車両装備品制御部は、
前記車両装備品のうちテールゲートを作動制御するテールゲート制御部と、
前記車両装備品のうちドアロック機構を作動制御するドアロック制御部と、
前記車両装備品のうちヘッドランプを作動制御するヘッドランプ制御部と、
前記車両装備品のうちハザードランプを作動制御するハザードランプ制御部とを備え、
前記車両装備品操作指示回数判定部は、
前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記テールゲートに対する前記操作指示の回数を記憶し、前記テールゲートに対する前記操作指示の回数が予め定めた第1規定回数か否かを判定するテールゲート操作指示回数判定部と、
前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記ドアロック機構に対する前記操作指示の回数を記憶し、前記ドアロック機構に対する前記操作指示の回数が予め定めた第2規定回数か否かを判定するドアロック操作指示回数判定部と、
前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記ヘッドランプに対する前記操作指示の回数を記憶し、前記ヘッドランプに対する前記操作指示の回数が予め定めた第3規定回数か否かを判定するヘッドランプ操作指示回数判定部と、
前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記ハザードランプに対する前記操作指示の回数を記憶し、前記ハザードランプに対する前記操作指示の回数が予め定めた第4規定回数か否かを判定するハザードランプ操作指示回数判定部とを備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明に係る車両アクセス制限装置は、
上記第6の発明に係る車両アクセス制限装置において、
前記第1規定回数、前記第2規定回数、前記第3規定回数、及び、前記第4規定回数は、同一である
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第8の発明に係る車両アクセス制限装置は、
上記第2の発明に係る車両アクセス制限装置において、
前記通知部は、
前記携帯通信端末のディスプレイに前記警告通知を表示する表示制御部、前記携帯通信端末のスピーカーから前記警告通知を音として出力する音声通知制御部、前記携帯通信端末を振動させることにより前記警告通知を行う振動通知制御部のうち、1つ以上を有する携帯通信端末側通知部を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第9の発明に係る車両アクセス制限装置は、
上記第2の発明に係る車両アクセス制限装置において、
前記通知部は、
前記車両の車載モニターに前記警告通知を表示する車両側通知部を備える
ことを特徴とする。
本発明に係る車両アクセス制限装置は、悪意あるハッカー等からの不正アクセスを抑制することで、車両への影響を低減させることができる。
本発明に係る車両アクセス制限装置を説明するブロック図である。 本発明に係る車両アクセス制限装置による処理を表すフローチャートである。 本発明の実施例1のステップS2aにおいて携帯通信端末のディスプレイに表示される警告画面の一例を示す概略図である。 本発明の実施例1のステップS3aにおいて携帯通信端末のディスプレイに表示される警告画面の一例を示す概略図である。
本発明に係る車両アクセス制限装置は、IGサイクル等の条件を基に、車両装備品の操作可能な回数を制限し、悪意あるハッカー等からの不正アクセスによる車両への影響を低減させるものである。なお車両装備品とは、テールゲート、ドアロック機構、ヘッドランプ、あるいは、ハザードランプ(いずれも図示略)等の機構を指しているものとする。
図1は、本発明に係る車両アクセス制限装置を説明するブロック図である。図1に示すように、本発明に係る車両アクセス制限装置は、車両装備品操作指示検出部11、携帯通信端末側通知部12、携帯通信端末側通信制御部13、IG判定部14、車両側通知部15、車両装備品作動禁止指令部16、車両装備品制御部17、車両装備品操作指示回数判定部18、キーFOBエリア判定部19、及び、車両側通信制御部20を備えている。
このうち、車両装備品操作指示検出部11、携帯通信端末側通知部12、及び、携帯通信端末側通信制御部13は、携帯通信端末1に設けられており、IG判定部14、車両側通知部15、車両装備品作動禁止指令部16、車両装備品制御部17、車両装備品操作指示回数判定部18、キーFOBエリア判定部19、及び、車両側通信制御部20は、車両2に設けられている。
また、携帯通信端末側通知部12には、表示制御部12a、音声通知制御部12b、及び、振動通知制御部12cが備わっており、車両装備品制御部17には、テールゲート制御部17a、ドアロック制御部17b、ヘッドランプ制御部17c、及び、ハザードランプ制御部17dが備わっており、車両装備品操作指示回数判定部18には、テールゲート操作指示回数判定部18a、ドアロック操作指示回数判定部18b、ヘッドランプ操作指示回数判定部18c、及び、ハザードランプ操作指示回数判定部18dが備わっている。
なお、携帯通信端末側通信制御部13、及び、車両側通信制御部20は、携帯通信端末1と車両2との間の信号の送受信に用いられ、例えばBlueTooth(登録商標)を利用するものとする。
車両装備品操作指示検出部11は、携帯通信端末1による操作指示を検出するものである。なお、車両装備品操作指示検出部11は、携帯通信端末1に設けられるものとしているが、車両2に設けられるものとしてもよい(既に説明したとおり、不正アクセスは携帯通信端末1を介する場合とそうでない場合とが考えられるためである)。その場合は、車両装備品操作指示検出部11と車両2との間で、携帯通信端末側通信制御部13、車両側通信制御部20間の送受信を用いる必要はない。
車両装備品制御部17は、携帯通信端末1からの操作指示に基づき、車両装備品を作動制御する。そして、車両装備品制御部17に備わるテールゲート制御部17aは、車両装備品のうちテールゲートを作動制御し、ドアロック制御部17bは、車両装備品のうちドアロック機構を作動制御し、ヘッドランプ制御部17cは、車両装備品のうちヘッドランプを作動制御し、ハザードランプ制御部17dは、車両装備品のうちハザードランプを作動制御するものである。
IG判定部14は、車両装備品を装備した車両2の電源ON,OFF、すなわち、IG‐ON,IG‐OFF(イグニッション電源ON,OFF)状態を判定する。
車両装備品操作指示回数判定部18は、車両装備品操作指示検出部11の検出、及び、IG判定部14の判定に基づき、車両2のIG‐OFF状態の継続時間中に行われた、上記操作指示の回数を記憶し、上記操作指示の回数が予め定めた規定回数か否かを判定する。
ただし、車両装備品操作指示回数判定部18は、後述するキーFOBエリア判定部19がキーFOBを検出している状態においては、車両装備品操作指示検出部11により検出された上記操作指示を、記憶する操作指示の回数に加えないものとする。
また、車両装備品操作指示回数判定部18は、IG判定部14の判定に基づき、車両2がIG‐OFF状態からIG‐ON状態になった際、あるいは、車両2がIG‐OFF状態からIG‐ON状態になった後、再度IG‐OFF状態になった際に、記憶した上記操作指示の回数をリセットする(0回とする)。
そして、車両装備品操作指示回数判定部18に備わるテールゲート操作指示回数判定部18aは、車両装備品操作指示検出部11の検出、及び、IG判定部14の判定に基づき、車両2のIG‐OFF状態の継続時間中に行われた、テールゲートに対する操作指示の回数を記憶し、この操作指示の回数が予め定めた第1規定回数か否かを判定するものである。
また、ドアロック操作指示回数判定部18bは、車両装備品操作指示検出部11の検出、及び、IG判定部14の判定に基づき、車両2のIG‐OFF状態の継続時間中に行われた、ドアロック機構に対する操作指示の回数を記憶し、この操作指示の回数が予め定めた第2規定回数か否かを判定するものである。
さらに、ヘッドランプ操作指示回数判定部18cは、車両装備品操作指示検出部11の検出、及び、IG判定部14の判定に基づき、車両2のIG‐OFF状態の継続時間中に行われた、ヘッドランプに対する操作指示の回数を記憶し、この操作指示の回数が予め定めた第3規定回数か否かを判定するものである。
さらに、ハザードランプ操作指示回数判定部18dは、車両装備品操作指示検出部11の検出、及び、IG判定部14の判定に基づき、車両2のIG‐OFF状態の継続時間中に行われた、ハザードランプに対する操作指示の回数を記憶し、この操作指示の回数が予め定めた第4規定回数か否かを判定するものである。
また、上述の第1規定回数、第2規定回数、第3規定回数、及び、第4規定回数は、同一の値とするのが好ましい。
車両装備品作動禁止指令部16は、車両装備品制御部17に対し、車両装備品に対する作動制御を禁止する禁止指令を行うことを可能とするものであり、特に、車両装備品操作指示回数判定部18により上記操作指示の回数が上記規定回数であると判定した場合に、車両装備品制御部17に対し当該禁止指令を行う。
また、車両装備品作動禁止指令部16は、車両装備品制御部17に対し禁止指令を行うと同時に、携帯通信端末側通知部12、及び、車両側通知部15に対しても禁止指令を行う。
さらに、車両装備品作動禁止指令部16は、IG判定部14の判定に基づき、車両2がIG‐ON状態において、車両装備品操作指示検出部11により上記操作指示を検出すると、上記禁止指令を行う。
携帯通信端末側通知部12、及び、車両側通知部15は、車両装備品作動禁止指令部16からの禁止指令に基づき、ユーザーに対する警告通知を行う通信部として機能するものである。
特に、携帯通信端末側通知部12は、携帯通信端末1のディスプレイに上記警告通知を表示する表示制御部12a、携帯通信端末1のスピーカーから上記警告通知を音として出力する音声通知制御部12b、携帯通信端末1を振動させることにより上記警告通知を行う振動通知制御部12cを有する(ただし、これらのうち1つ以上を有するとすればよい)。
また、車両側通知部15は、車両2から警告通知を行う。例えば車載モニター(図示略)に警告通知を表示するものとしてもよい。
キーFOBエリア判定部19は、車両2から規定範囲にあるキーFOBを検出可能とするものである。
図2は、本発明に係る車両アクセス制限装置による処理を表すフローチャートである。以下、図2を用いて本発明に係る車両アクセス制限装置による処理を説明する。
ステップS1では、車両装備品への操作指示の検出を行う。すなわち、ユーザーにより、あるいは、第三者の不正アクセスにより、携帯通信端末1から車両装備品への操作指示が行われると、車両装備品操作指示検出部11において当該操作指示を検出する。当該操作指示を検出した場合、ステップS2に移行する。
ステップS2では、車両2がIG‐OFF状態であるか否かを判定する。すなわち、上記操作指示を検出した車両装備品操作指示検出部11は、携帯通信端末側通信制御部13、及び、車両側通信制御部20を介して、IG判定部14に信号を送信する。当該信号を受信したIG判定部14は、車両2がIG‐OFF状態であるか否かを判定する。
IG判定部14においてIG‐OFF状態であると判定した場合はステップS3に移行し、IG‐ON状態であると判定した場合はステップS2aに移行する。
ステップS2aでは、車両装備品の作動を禁止するとともに、ユーザーに対して警告通知を行う。当該警告通知は、車両装備品への操作指示が車両2の状態からして適切ではないために車両装備品を操作することができない旨を通知する内容とする。
つまり、IG‐ON状態下において携帯通信端末1を用いて車両装備品を操作することは通常考えにくいため、これはユーザーによる操作指示ではなく、第三者の不正アクセスによる操作指示であると見做し、車両装備品を作動させないようにするとともに、ユーザーに対し、そのような操作ができない旨を警告するのである。
具体的に説明する。まず、車両2がIG‐ON状態であると判定したIG判定部14は、携帯通信端末側通知部12、車両側通知部15、及び、車両装備品作動禁止指令部16に対し、信号を送信する(携帯通信端末側通知部12に対しては、車両側通信制御部20、及び、携帯通信端末側通信制御部13を介して信号を送信する)。
そして、上記信号を受信した車両装備品作動禁止指令部16は、車両装備品制御部17に対し、車両装備品を作動させることを禁止する指令を行う。また、上記信号を受信した車両側通知部15は、車両2側からユーザーに対し警告通知を行う。これは、既に説明したごとく、車載モニターに車両装備品を操作することができない旨を警告する画面を表示する等によって行う。さらに、上記信号を受信した携帯通信端末側通知部12は、携帯通信端末1側からユーザーに対し警告通知を行う。
携帯通信端末側通知部12は、既に説明したごとく、例えば表示制御部12aにより、携帯通信端末1のディスプレイに、車両装備品を操作することができない旨を警告する画面を表示したり、携帯通信端末側通知部12のうち音声通知制御部12bにより、携帯通信端末1のスピーカーから上記警告の音声を発するものとしたり、あるいは、振動通知制御部12cにより、携帯通信端末1を振動させるものとしてもよい。また、表示制御部12a、音声通知制御部12b、及び、振動通知制御部12cのうち2つ以上の構成が並行して(同時に)作動するものとしてもよい。
次に、ステップS3では、車両装備品への操作指示回数が規定回数未満か否か(「規定回数か否か」としても同じである)を判定する。すなわち、IG判定部14により、車両2がIG‐ON状態であると判定した場合、車両装備品操作指示回数判定部18に記憶された上記操作指示回数が規定回数であればステップS3aに、規定回数未満であればステップS4に、それぞれ移行する。なお、車両装備品操作指示回数判定部18が上記操作指示回数をカウントするタイミングは、下記ステップS5の時点である。
そしてステップS3aでは、車両装備品の作動を禁止するとともに、ユーザーに対して警告通知を行う。当該警告通知は、操作指示回数が規定回数となったために車両装備品を操作することができなくなった旨を通知する内容とする。
つまり、規定回数を多めに設定しておけば、IG‐OFF状態の間(この期間については下記ステップS7,8で詳述する)に、車両装備品に対する操作指示回数が規定回数に達することは考えにくくなる。したがって、操作指示回数が規定回数に達することがあれば、これはユーザーによる操作指示ではなく、第三者の不正アクセスによる操作指示であると見做し、車両装備品を作動させないようにするとともに、ユーザーに対し、そのような操作ができない旨を警告するものである。
よって、上記操作指示回数が規定回数に達した場合、携帯通信端末側通知部12、車両側通知部15、及び、車両装備品作動禁止指令部16は、上記ステップS2aで説明した内容と同様の処理を行う。
ステップS4では、キーFOBが規定範囲(エリア)外か否かを判定する。LF圏内にあるキーFOBは、キーFOBエリア判定部19によって検出することができるため、当該エリアを例えばLF圏に設定することで、この「キーFOBがエリア外か否か」は、「キーFOBエリア判定部19によってキーFOBが検知できないか否か」と同義となる。
上記エリア外であると判定した(すなわちキーFOBを検出しない)場合はステップS5へ移行し、上記エリア内であると判定した(すなわちキーFOBを検出した)場合はステップS6へ移行する。
ステップS5では、車両装備品操作指示回数判定部18の記憶する上記操作指示回数に1回分を加算する。この1回は、上記ステップS1での操作指示分である。
なお、上記ステップS4において上記エリア内であると判定した(すなわちキーFOBを検出した)場合に、上記ステップS5を行わない理由は、このような場合、キーFOBを所持しているユーザー本人が車両2に近づいて操作指示を行っているものと見做すことができ、第三者の不正アクセスによる操作指示である可能性は低いため、上記ステップS3において不正アクセスか否かの判定基準となる上記操作指示回数を上げないようにする意図によるものである。
ステップS6では、上記ステップS1の操作指示に従い、車両装備品制御部17において車両装備品を作動制御する。
ステップS7では、車両装備品操作指示回数判定部18の記憶した上記操作指示回数をリセットするトリガー操作が行われたか否かを判定する。
上記トリガー操作は、IG‐OFF状態(上記ステップS2により、ステップS7の時点ではIG‐OFF状態しかない)から、IG‐ON状態にする操作、あるいは、IG‐ONにした後、再度IG‐OFF状態にする操作に設定しておき、これらの検出はIG判定部14によって行うものとする。
ステップS8では、上記トリガー操作があった場合、車両装備品操作指示回数判定部18の記憶した上記操作指示回数をリセットする。ステップS8を完了した後は、上記ステップS1に戻る。
上記ステップS7,S8の意味は、上記操作指示回数の記憶(カウント)が、ひとつのIG‐OFF状態の継続時間中のみ行われ続けるものであり、一度IG‐ON状態となり再度IG‐OFF状態となったときには、そのカウントが持ち越されないようにするということである。仮にカウントが持ち越されるようにしてしまうと、本発明に係る車両アクセス制限装置が故障でもしない限り、車両状態に関係なく常にカウントが続くことになり、当然いずれは規定回数に達してしまうことになってしまう。
このようにして本発明に係る車両アクセス制限装置は、悪意あるハッカー等の第三者からの不正アクセスに対して、アクセス回避を制限することで、車両への影響を低減させることができる。なお、この不正アクセスとは、既に説明したとおり、ハッカーにより携帯通信端末がハッキングされたり、物理的に盗難に遭う等により、当該携帯通信端末から不正に操作指示が行われる場合、あるいは、ハッカーにより携帯通信端末を介さず直接車両に対し不正に操作指示が行われる場合を想定している。
以下、本発明に係る車両アクセス制限装置について、車両装備品の具体例毎に、各実施例に分け、図面を用いて説明する。ただし、下記各実施例は、本発明に係る車両アクセス制限装置において、個別(単独)に実現されるのみならず、並行して(同時に)実現され得るものである。なお、以下では、上述した部分と重複する記載は極力省略する。
[実施例1]
本実施例では、上記車両装備品がテールゲートである場合について、図2のフローチャートに従って説明する。
ステップS1では、テールゲートへの開(または閉)操作指示の検出を行う。すなわち、携帯通信端末1からテールゲートへの開(または閉)操作指示が行われると、車両装備品操作指示検出部11において当該操作指示を検出する。当該操作指示を検出した場合、ステップS2に移行する。
ステップS2では、IG判定部14により車両2がIG‐OFF状態であるか否かを判定し、IG‐OFF状態であると判定した場合はステップS3に移行し、IG‐ON状態であると判定した場合はステップS2aに移行する。
ステップS2aでは、テールゲートの開(または閉)状態への作動を禁止するとともに、ユーザーに対して警告通知を行う。すなわち、車両装備品作動禁止指令部16により、車両装備品制御部17のテールゲート制御部17aに対し、テールゲートを作動させることを禁止する指令を行い、車両側通知部15及び携帯通信端末側通知部12により、ユーザーに対しテールゲートを操作することができない旨の警告通知を行う。
携帯通信端末側通知部12は、表示制御部12a、音声通知制御部12b、及び、振動通知制御部12cのうちいずれか1つ以上の構成によって上記警告通知を行う。ステップS2aにおいて表示制御部12aにより携帯通信端末1のディスプレイに表示される警告画面の一例を図3Aに示す。
ステップS3では、車両装備品操作指示回数判定部18のテールゲート操作指示回数判定部18aに記憶されたテールゲートへの操作指示回数が、規定回数未満か否かを判定し、操作指示回数が規定回数であればステップS3aに、規定回数未満であればステップS4に、それぞれ移行する。
ステップS3aでは、テールゲートの作動を禁止するとともに、上記ステップS2aで説明した内容と同様の処理を行い、ユーザーに対して警告通知を行う。ステップS3aにおいて表示制御部12aにより携帯通信端末1のディスプレイに表示される警告画面の一例を図3Bに示す。
ステップS4では、キーFOBがエリア外か否かを判定し、当該エリア外であればステップS5へ移行し、当該エリア内であればステップS6へ移行する。
ステップS5では、テールゲート操作指示回数判定部18aの記憶する上記操作指示回数に1回分を加算する。なお、上記ステップS1において検出した操作指示が開操作であっても閉操作であっても、ステップS5にて1回分を加算するものとする。
ステップS6では、上記ステップS1の操作指示に従い、車両装備品制御部17のテールゲート制御部17aにおいて、テールゲートを開(または閉)状態になるように作動させる。
ステップS7では、テールゲート操作指示回数判定部18aの記憶した上記操作指示回数をリセットするトリガー操作(IG‐ON状態にする操作、あるいは、IG‐ONにした後、再度IG‐OFF状態にする操作)が行われたか否かを判定する。
ステップS8では、上記トリガー操作があった場合、テールゲート操作指示回数判定部18aの記憶した上記操作指示回数をリセットする。ステップS8を完了した後は、上記ステップS1に戻る。
このようにして本発明に係る車両アクセス制限装置は、不正アクセスの操作指示によって、ユーザーが予期せぬ状況でテールゲートが開状態へ作動し後方の壁に衝突し損傷したり、テールゲートが開閉操作を繰り返すことでバッテリの電力が消費されたり等を防止することができる。
[実施例2]
本実施例では、上記車両装備品がドアロック機構である場合について、図2のフローチャートに従って説明する。
ステップS1では、ドアロック機構への操作指示の検出を行う。すなわち、携帯通信端末1からドアロック機構への操作指示が行われると、車両装備品操作指示検出部11において当該操作指示を検出する。当該操作指示を検出した場合、ステップS2に移行する。
ステップS2では、IG判定部14により車両2がIG‐OFF状態であるか否かを判定し、IG‐OFF状態であると判定した場合はステップS3に移行し、IG‐ON状態であると判定した場合はステップS2aに移行する。
ステップS2aでは、ドアロックの作動を禁止するとともに、ユーザーに対して警告通知を行う。すなわち、車両装備品作動禁止指令部16により、車両装備品制御部17のドアロック制御部17bに対し、ドアロックを作動させることを禁止する指令を行い、車両側通知部15及び携帯通信端末側通知部12により、ユーザーに対しドアロックを行うことができない旨の警告通知を行う。
携帯通信端末側通知部12は、表示制御部12a、音声通知制御部12b、及び、振動通知制御部12cのうちいずれか1つ以上の構成によって上記警告通知を行う。表示制御部12aにより携帯通信端末1のディスプレイに表示される警告画面は、ここでは図示していないが、上記図3Aを参考にされたい(下記実施例3,4も同様)。
ステップS3では、車両装備品操作指示回数判定部18のドアロック操作指示回数判定部18bに記憶されたドアロック機構への操作指示回数が、規定回数未満か否かを判定し、操作指示回数が規定回数であればステップS3aに、規定回数未満であればステップS4に、それぞれ移行する。
ステップS3aでは、ドアロック機構の作動を禁止するとともに、上記ステップS2aで説明した内容と同様の処理を行い、ユーザーに対して警告通知を行う。表示制御部12aにより携帯通信端末1のディスプレイに表示される警告画面は、ここでは図示していないが、上記図3Bを参考にされたい(下記実施例3,4も同様)。
ステップS4では、キーFOBがエリア外か否かを判定し、当該エリア外であればステップS5へ移行し、当該エリア内であればステップS6へ移行する。
ステップS5では、ドアロック操作指示回数判定部18bの記憶する上記操作指示回数に1回分を加算する。
ステップS6では、上記ステップS1の操作指示に従い、車両装備品制御部17のドアロック制御部17bにおいて、ドアロックを作動させる。
ステップS7では、ドアロック操作指示回数判定部18bの記憶した上記操作指示回数をリセットするトリガー操作(IG‐ON状態にする操作、あるいは、IG‐ONにした後、再度IG‐OFF状態にする操作)が行われたか否かを判定する。
ステップS8では、上記トリガー操作があった場合、ドアロック操作指示回数判定部18bの記憶した上記操作指示回数をリセットする。ステップS8を完了した後は、上記ステップS1に戻る。
このようにして本発明に係る車両アクセス制限装置は、ドアロック操作を繰り返すことでバッテリの電力が消費される等を防止することができる。
[実施例3]
本実施例では、上記車両装備品がヘッドランプである場合について、図2のフローチャートに従って説明する。
ステップS1では、ヘッドランプへのON(またはOFF)操作指示の検出を行う。すなわち、携帯通信端末1からヘッドランプへのON(またはOFF)操作指示が行われると、車両装備品操作指示検出部11において当該操作指示を検出する。当該操作指示を検出した場合、ステップS2に移行する。
ステップS2では、IG判定部14により車両2がIG‐OFF状態であるか否かを判定し、IG‐OFF状態であると判定した場合はステップS3に移行し、IG‐ON状態であると判定した場合はステップS2aに移行する。
ステップS2aでは、ヘッドランプの作動を禁止するとともに、ユーザーに対して警告通知を行う。すなわち、車両装備品作動禁止指令部16により、車両装備品制御部17のヘッドランプ制御部17cに対し、ヘッドランプを作動させることを禁止する指令を行い、車両側通知部15及び携帯通信端末側通知部12により、ユーザーに対しヘッドランプを操作することができない旨の警告通知を行う。
携帯通信端末側通知部12は、表示制御部12a、音声通知制御部12b、及び、振動通知制御部12cのうちいずれか1つ以上の構成によって上記警告通知を行う。
ステップS3では、車両装備品操作指示回数判定部18のヘッドランプ操作指示回数判定部18cに記憶されたヘッドランプへの操作指示回数が、規定回数未満か否かを判定し、操作指示回数が規定回数であればステップS3aに、規定回数未満であればステップS4に、それぞれ移行する。
ステップS3aでは、ヘッドランプの作動を禁止するとともに、上記ステップS2aで説明した内容と同様の処理を行い、ユーザーに対して警告通知を行う。
ステップS4では、キーFOBがエリア外か否かを判定し、当該エリア外であればステップS5へ移行し、当該エリア内であればステップS6へ移行する。
ステップS5では、ヘッドランプ操作指示回数判定部18cの記憶する上記操作指示回数に1回分を加算する。
ステップS6では、上記ステップS1の操作指示に従い、車両装備品制御部17のヘッドランプ制御部17cにおいて、ヘッドランプを作動させる。
ステップS7では、ヘッドランプ操作指示回数判定部18cの記憶した上記操作指示回数をリセットするトリガー操作(IG‐ON状態にする操作、あるいは、IG‐ONにした後、再度IG‐OFF状態にする操作)が行われたか否かを判定する。
ステップS8では、上記トリガー操作があった場合、ヘッドランプ操作指示回数判定部18cの記憶した上記操作指示回数をリセットする。ステップS8を完了した後は、上記ステップS1に戻る。
このようにして本発明に係る車両アクセス制限装置は、ヘッドランプのONOFF操作を繰り返すことでバッテリの電力が消費される等を防止することができる。
[実施例4]
本実施例では、上記車両装備品がハザードランプである場合について、図2のフローチャートに従って説明する。
ステップS1では、ハザードランプへのOFF(またはON)操作指示の検出を行う。すなわち、携帯通信端末1からハザードランプへのOFF(またはON)操作指示が行われると、車両装備品操作指示検出部11において当該操作指示を検出する。当該操作指示を検出した場合、ステップS2に移行する。
ステップS2では、IG判定部14により車両2がIG‐OFF状態であるか否かを判定し、IG‐OFF状態であると判定した場合はステップS3に移行し、IG‐ON状態であると判定した場合はステップS2aに移行する。
ステップS2aでは、ハザードランプの作動を禁止するとともに、ユーザーに対して警告通知を行う。すなわち、車両装備品作動禁止指令部16により、車両装備品制御部17のハザードランプ制御部17dに対し、ハザードランプを作動させることを禁止する指令を行い、車両側通知部15及び携帯通信端末側通知部12により、ユーザーに対しハザードランプを操作することができない旨の警告通知を行う。
携帯通信端末側通知部12は、表示制御部12a、音声通知制御部12b、及び、振動通知制御部12cのうちいずれか1つ以上の構成によって上記警告通知を行う。
ステップS3では、車両装備品操作指示回数判定部18のハザードランプ操作指示回数判定部18dに記憶されたハザードランプへの操作指示回数が、規定回数未満か否かを判定し、操作指示回数が規定回数であればステップS3aに、規定回数未満であればステップS4に、それぞれ移行する。
ステップS3aでは、ハザードランプの作動を禁止するとともに、上記ステップS2aで説明した内容と同様の処理を行い、ユーザーに対して警告通知を行う。
ステップS4では、キーFOBがエリア外か否かを判定し、当該エリア外であればステップS5へ移行し、当該エリア内であればステップS6へ移行する。
ステップS5では、ハザードランプ操作指示回数判定部18dの記憶する上記操作指示回数に1回分を加算する。
ステップS6では、上記ステップS1の操作指示に従い、車両装備品制御部17のハザードランプ制御部17dにおいて、ハザードランプを作動させる。
ステップS7では、ハザードランプ操作指示回数判定部18dの記憶した上記操作指示回数をリセットするトリガー操作(IG‐ON状態にする操作、あるいは、IG‐ONにした後、再度IG‐OFF状態にする操作)が行われたか否かを判定する。
ステップS8では、上記トリガー操作があった場合、ハザードランプ操作指示回数判定部18dの記憶した上記操作指示回数をリセットする。ステップS8を完了した後は、上記ステップS1に戻る。
このようにして本発明に係る車両アクセス制限装置は、ハザードランプをON状態とする必要がある状況下において、ユーザーの意志とは別にハザードランプがOFF状態となることによって、自車両(車両2)に対し他の車が接触する可能性が高まったり、ハザードランプのONOFF操作を繰り返すことでバッテリの電力が消費されたり等を防止することができる。
本発明は、車両アクセス制限装置として好適である。
1 携帯通信端末
2 車両
11 車両装備品操作指示検出部
12 携帯通信端末側通知部
12a 表示制御部
12b 音声通知制御部
12c 振動通知制御部
13 携帯通信端末側通信制御部
14 IG判定部
15 車両側通知部
16 車両装備品作動禁止指令部
17 車両装備品制御部
17a テールゲート制御部
17b ドアロック制御部
17c ヘッドランプ制御部
17d ハザードランプ制御部
18 車両装備品操作指示回数判定部
18a テールゲート操作指示回数判定部
18b ドアロック操作指示回数判定部
18c ヘッドランプ操作指示回数判定部
18d ハザードランプ操作指示回数判定部
19 キーFOBエリア判定部
20 車両側通信制御部

Claims (9)

  1. 携帯通信端末からの操作指示に基づき、車両装備品を作動制御する車両装備品制御部と、
    前記車両装備品制御部に対し、前記車両装備品に対する作動制御を禁止する禁止指令を行うことを可能とする車両装備品作動禁止指令部と、
    前記操作指示を検出する車両装備品操作指示検出部と、
    前記車両装備品を装備した前記車両の電源状態を判定するIG判定部と、
    前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記操作指示の回数を記憶し、前記操作指示の回数が予め定めた規定回数か否かを判定する車両装備品操作指示回数判定部とを備え、
    前記車両装備品作動禁止指令部は、
    前記車両装備品操作指示回数判定部により前記操作指示の回数が前記規定回数であると判定した場合に、前記車両装備品制御部に対し、前記禁止指令を行う
    ことを特徴とする車両アクセス制限装置。
  2. 前記車両装備品作動禁止指令部からの前記禁止指令に基づき、ユーザーに対する警告通知を行う通知部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両アクセス制限装置。
  3. 前記車両から規定範囲にあるキーFOBを検出可能とするキーFOBエリア判定部を備え、
    前記車両装備品操作指示回数判定部は、
    前記キーFOBエリア判定部が前記キーFOBを検出している状態においては、前記車両装備品操作指示検出部により検出された前記操作指示を、記憶する前記操作指示の回数に加えない
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両アクセス制限装置。
  4. 前記車両装備品作動禁止指令部は、
    前記IG判定部の判定に基づき、前記車両が電源ON状態において、前記車両装備品操作指示検出部により前記操作指示を検出すると、前記禁止指令を行う
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両アクセス制限装置。
  5. 前記車両装備品操作指示回数判定部は、
    前記IG判定部の判定に基づき、前記車両が電源OFF状態から電源ON状態になった際、あるいは、前記車両が電源OFF状態から電源ON状態になった後、再度電源OFF状態になった際に、記憶した前記操作指示の回数をリセットする
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両アクセス制限装置。
  6. 前記車両装備品制御部は、
    前記車両装備品のうちテールゲートを作動制御するテールゲート制御部と、
    前記車両装備品のうちドアロック機構を作動制御するドアロック制御部と、
    前記車両装備品のうちヘッドランプを作動制御するヘッドランプ制御部と、
    前記車両装備品のうちハザードランプを作動制御するハザードランプ制御部とを備え、
    前記車両装備品操作指示回数判定部は、
    前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記テールゲートに対する前記操作指示の回数を記憶し、前記テールゲートに対する前記操作指示の回数が予め定めた第1規定回数か否かを判定するテールゲート操作指示回数判定部と、
    前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記ドアロック機構に対する前記操作指示の回数を記憶し、前記ドアロック機構に対する前記操作指示の回数が予め定めた第2規定回数か否かを判定するドアロック操作指示回数判定部と、
    前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記ヘッドランプに対する前記操作指示の回数を記憶し、前記ヘッドランプに対する前記操作指示の回数が予め定めた第3規定回数か否かを判定するヘッドランプ操作指示回数判定部と、
    前記車両装備品操作指示検出部の検出、及び、前記IG判定部の判定に基づき、前記車両の電源OFF状態の継続時間中に行われた、前記ハザードランプに対する前記操作指示の回数を記憶し、前記ハザードランプに対する前記操作指示の回数が予め定めた第4規定回数か否かを判定するハザードランプ操作指示回数判定部とを備える
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両アクセス制限装置。
  7. 前記第1規定回数、前記第2規定回数、前記第3規定回数、及び、前記第4規定回数は、同一である
    ことを特徴とする請求項6に記載の車両アクセス制限装置。
  8. 前記通知部は、
    前記携帯通信端末のディスプレイに前記警告通知を表示する表示制御部、前記携帯通信端末のスピーカーから前記警告通知を音として出力する音声通知制御部、前記携帯通信端末を振動させることにより前記警告通知を行う振動通知制御部のうち、1つ以上を有する携帯通信端末側通知部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両アクセス制限装置。
  9. 前記通知部は、
    前記車両の車載モニターに前記警告通知を表示する車両側通知部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両アクセス制限装置。
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