JP2004322917A - 車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドライトやルームランプの消し忘れ、ドアロックのし忘れを運転者に知らせることができる車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置を提供する。
【解決手段】車載器側コントロールユニット2は、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器ONとドアロックOFFの少なくとも一方が所定時間継続した場合に、携帯機4に対し、警告出力指令を出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】車載器側コントロールユニット2は、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器ONとドアロックOFFの少なくとも一方が所定時間継続した場合に、携帯機4に対し、警告出力指令を出力する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘッドライトやルームランプ等の消し忘れと、施錠し忘れを車両から離れた運転者へ携帯機を用いて車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に搭載されているライト消し忘れ警報装置としては、ヘッドライトを点灯させたままイグニッションキーをOFFしたとき、車内のブザーにより運転者へ警報を発するものが知られている。
【0003】
また、キーレス等の施錠装置に関する先行例としては、運転者が車両から離れようとしたことを携帯機との電波強度で判断し、携帯機にて運転者にライト消し忘れを報知するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−164807号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例のうち前者にあっては、ルームランプ消し忘れや施錠し忘れについては、運転者が車両に戻るまで気付かないため、結果的にバッテリー上がりや盗難が発生するおそれがある。
【0006】
また、後者にあっては、電波が十分届く範囲では通報されなかったり、環境により突然電波強度が低下するような場合に、携帯機との通信が不可能となり、報知できないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ヘッドライトやルームランプの消し忘れ、ドアロックのし忘れを運転者に知らせることができる車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明請求項1に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置では、車両の駐車状態を検出する駐車状態検出部と、少なくともヘッドライトとルームランプを含むバッテリー電力を消費する機器のON/OFFを検出するバッテリー消費機器ON/OFF検出部と、ドアロックのON/OFFを検出するドアロックON/OFF検出部と、無線電波により外部に信号を出力する送信部と、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器とドアロックのON/OFF状態に応じて、送信部に対し、警告信号を出力する車載器側制御部と、を有する車載器と、前記送信部から出力される警告信号を受信する受信部と、運転者に警告を発する警告部と、この警告部に対し、警告信号に応じて警告出力指令を出力する携帯機側制御部と、を有する携帯機と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置において、前記車載器側制御部を、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器ONとドアロックOFFの少なくとも一方が所定時間継続した場合に、携帯機に対し、警告出力指令を出力する手段としたことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置において、前記車載器に、バッテリー電圧を検出するバッテリー電圧検出手段を設け、前記車載器側制御部を、バッテリー電圧が予め設定された規定レベル以下、または所定期間内のバッテリー電圧低下率がしきい値を超えたとき、携帯機に対し、警告出力指令を出力する手段としたことを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明では、車両の駐車状態を検出する駐車状態検出部と、少なくともヘッドライトとルームランプを含むバッテリー電力を消費する機器のON/OFFを検出するバッテリー消費機器ON/OFF検出部と、ドアロックのON/OFFを検出するドアロックON/OFF検出部と、無線電波により外部に信号を出力する送信部と、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器とドアロックのON/OFF状態に応じて、送信部に対し、車両情報信号を出力する車載器側制御部と、を有する車載器と、前記送信部から出力される車両情報信号を受信する受信部と、運転者に警告を発する警告部と、この警告部に対し、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器とドアロックのON/OFF状態に応じて警告出力指令を出力する携帯機側制御部と、を有する携帯機と、を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置において、前記携帯機側制御部を、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器ONとドアロックOFFの少なくとも一方が所定時間継続した場合に、警告部に対し、警告出力指令を出力する手段としたことを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】
請求項1および請求項4に記載の発明では、車両を駐車したとき、ヘッドライトやルームランプ等のバッテリー消費機器のON/OFF状態、およびドアロックのON/OFF状態が携帯機に送信され、携帯機で警告が発せられるため、運転者は車両から離れた位置でこれらの状態を確認できる。よって、運転者がヘッドライトやルームランプを消し忘れて、あるいはドアロックを掛け忘れて車両から離れた場合に、運転者に注意を喚起できるため、バッテリ上がりや盗難の発生を防止できる。
【0014】
請求項2に記載の発明では、車両が駐車状態となってから所定時間が経過したとき、携帯機から警告を発することとしたため、適切なタイミングで警告を発することができ、不必要な警告を低減できる。
【0015】
請求項3に記載の発明では、バッテリー電圧が規定レベルまたは所定期間内に著しく低下したとき、携帯機から発することとしたため、駐車してから所定時間が経過しなくてもバッテリ上がりを防止できる。
【0016】
請求項5に記載の発明では、携帯機側でバッテリー消費機器ONとドアロックOFFの継続時間を判断することとしたため、車載器から電波が届かない状態となっても、電波が途切れる直前の車両情報が携帯機に記録されているため、駐車してから所定時間経過後には、運転者に警告を発することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置を実現する実施の形態を、第1実施例と第2実施例に基づいて説明する。
【0018】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置の車載器を示すシステムブロック図、図2は第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置の携帯機を示すシステムブロック図である。
【0019】
図において、1は車両に設けられる車載器、4は運転者が車外へ持ち出し可能な携帯機であり、車載器1は、車載器側コントロールユニット(車載器側CU)2と、送信回路3とを備えている。一方、携帯機4は、携帯機側コントロールユニット(携帯機側CU)5と、受信回路6と、表示器7と、警報器8と、操作スイッチ9とを備えている。
【0020】
なお、車載器1と携帯機4は、キーレスエントリーシステムと共有しており、携帯機4の操作スイッチ9により車外からドアロックのON/OFFを行うことができる。
【0021】
車載器側CU2には、ヘッドライトスイッチ状態信号、ルームランプスイッチ状態信号、バッテリー電圧信号、ドア施錠状態信号、ドア開閉状態信号およびイグニッションキースイッチ状態信号が入力される。
【0022】
車載器側CU2は、上記の各信号に基づいて、ヘッドライトスイッチ、ルームランプスイッチ、バッテリー電圧、ドアロック、ドアの開閉およびイグニッションキースイッチの状態を監視し、これらの車両状態を送信回路3を介して携帯機4へ送信する。また、車載器側CU2は、車両が駐車してからヘッドライト、ルームランプのON状態、またはドアロックのOFF状態が所定時間継続したとき、送信回路3を介して警告出力指令信号を出力する。
【0023】
さらに、車載器側CU2は、バッテリー電圧が、予め設定された規定レベル以下、または所定期間内のバッテリー電圧低下率がしきい値を超えたとき、送信回路3を介して警告出力信号を出力する。
【0024】
携帯機側CU5は、受信回路6を介して受信した車両状態を表示器7に表示させる。また、携帯機側CU5は、受信した警告出力指令信号に応じて表示器7に警告を表示させるとともに、警報器8により警報音を発して運転者にライト消し忘れやドアロックし忘れを知らせる。
【0025】
操作スイッチ9は、上述したようにキーレスエントリーシステムの操作用スイッチであるとともに、警報機能のON/OFFを切り換えるものであり、運転者が操作スイッチ9をOFFしている場合には、携帯機4から警告が発せられない。
【0026】
次に、作用を説明する。
[ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理]
【0027】
(車載器側)
図3は、車載器側CU2で実行されるライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートであり、イグニッションキースイッチがOFFされたときに処理が開始される。また、処理の途中でイグニッションキースイッチがONされたときには、処理を中止する。
【0028】
ステップS1では、タイマーをイニシャライズ処理する。
【0029】
ステップS2では、ヘッドライトスイッチ状態信号とルームランプスイッチ信号、およびドア施錠信号に基づいて、ライトスイッチがONであるか、またはドアロックがOFFであるかどうかを判断する。YESの場合にはS3へ進み、NOの場合にはS1へ戻る。
【0030】
ステップS3では、タイマーをカウント処理する。
【0031】
ステップS4では、タイマーが予め設定されたカウント値に到達したかどうかを判断する。YESの場合にはステップS5へ進み、NOの場合にはS2へ戻る。
【0032】
ステップS5では、携帯機4に警告出力指令を出力して本制御を終了する。
【0033】
(携帯機側)
図4は、携帯機側CU4で実行されるライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【0034】
ステップS11では、携帯機4の操作スイッチ9がON、すなわち、警報機能がONであるかどうかを判断する。YESの場合にはステップS12へ進み、NOの場合には本制御を終了する。
【0035】
ステップS12では、表示器7にライト消し忘れ、またはドアロックし忘れの警告表示指令を出力する。
【0036】
ステップS13では、警報器8に警報指令を出力して本制御を終了する。
【0037】
[ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御作用]
運転者がルームランプを点灯させたまま、またはドアロックをせずに駐車した車両から離れた場合には、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4へと進み、タイマが目標値に到達してからステップS5へと進む。
【0038】
すなわち、ステップS2によりライトスイッチがONであると判断され、ステップS3とステップS4によりタイマが目標値に達するまでカウントされ、ステップS5により携帯機4に対して警告出力指令が出力される。
【0039】
続いて、図4のフローチャートにおいて、ステップS11→ステップS12→ステップS13へと進む。すなわち、ステップS11により警報機能がONであると判断され、ステップS12により表示器7にライト消し忘れ、またはドアロックし忘れが表示され、ステップS13により警報器8から警報が発せられる。
【0040】
次に、効果を説明する。
第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置にあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
【0041】
(1) 運転者がヘッドライトやルームランプを消し忘れ、あるいはドアロックを掛け忘れた状態で車両から離れた場合でも、タイマーが予め設定されたカウント値に到達したとき、携帯機4の表示器7に警告が表示されるとともに、警報器8から警報が発せられるため、ライト消し忘れによるバッテリ上がり、ドアロックし忘れを防止できる。
【0042】
(2) バッテリー電圧が規定レベルまたは所定期間内に著しく低下したとき、携帯機から発することとしたため、駐車してからタイマーがカウント値に到達していなくても、運転者にバッテリ上がりの可能性を警告できる。
【0043】
(第2実施例)
第2実施例の構成は、第1実施例の構成と同一であるが、車載器側CU2と携帯機側CU4でそれぞれ実行される処理が異なる。
【0044】
すなわち、第1実施例では、車載器1側でライトONまたはドアロックOFFの時間をカウントし、ライトONまたはドアロックOFF時間が所定時間継続したとき、携帯機4に警告出力信号を出力したのに対し、第2実施例では、車載器1から携帯機4に車両状態信号を送信し、携帯機4側でライトONまたはドアロックOFFの継続時間をカウントする。
【0045】
次に、作用を説明する。
[ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理]
【0046】
(車載器側)
図5は、車載器側CU2で実行されるライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートであり、イグニッションキースイッチがOFFされたときに処理が開始される。
【0047】
ステップS21では、イグニッションキースイッチ信号により、イグニッションキースイッチがONであるかどうかを判断する。YESの場合にはステップS22へ進み、NOの場合にはステップS23へ進む。
【0048】
ステップS22では、携帯機4に車両状態信号を送信して本制御を終了する。
【0049】
ステップS23では、車両状態監視処理を開始する。具体的には、イグニッションキースイッチの状態、ライトスイッチの状態、施錠状態、バッテリ電圧の状態等を記憶する。
【0050】
ステップS24では、1制御周期前の車両状態と今回の車両状態とを比較し、車両状態が変化したかどうかを判断する。YESの場合にはS25へ進み、NOの場合にはステップS21へ戻る。
【0051】
ステップS25では、車両状態信号を携帯機4へ送信して本制御を終了する。
【0052】
(携帯機側)
図7は、携帯機側CU4で実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【0053】
ステップS31では、タイマーをイニシャライズ処理する。
【0054】
ステップS32では、車両状態信号を受信したかどうかを判断する。YESの場合にはステップS33へ進み、NOの場合にはステップS34へ進む。
【0055】
ステップS33では、受信した車両状態信号を格納する情報テーブルを更新する。
【0056】
ステップS34では、イグニッションキースイッチ信号からイグニッションキースイッチがOFFされたかどうかを判断する。YESの場合にはステップS35へ進み、NOの場合にはステップS31へ戻る。
【0057】
ステップS35では、ヘッドライトスイッチ状態信号とルームランプスイッチ信号、およびドア施錠信号に基づいて、ライトスイッチがONであるか、またはドアロックがOFFであるかどうかを判断する。YESの場合にはS36へ進み、NOの場合にはS31へ戻る。
【0058】
ステップS36では、タイマーをカウント処理する。
【0059】
ステップS37では、タイマーが予め設定されたカウント値に到達したかどうかを判断する。YESの場合にはステップS5へ進み、NOの場合にはS32へ戻る。
【0060】
ステップS38では、警報器8に警報指令を出力して本制御を終了する。
【0061】
[ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御作用]
運転者がルームランプを点灯させたまま、あるいはドアロックをせずに駐車した車両から離れた場合には、図6のフローチャートにおいて、ステップS31→ステップSステップ32→ステップS34→ステップS35→ステップS36→ステップS37→ステップs38へと進む流れとなる。
【0062】
すなわち、ステップS34によりイグニッションキースイッチがOFFであると判断され、ステップS35によりライトスイッチがON、またはドアロックがOFFであると判断され、ステップS36とステップS37によりタイマが目標値に達するまでカウントされ、ステップS38により警報器8から警報が発せられる。
【0063】
次に、効果を説明する。
第2実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置にあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
【0064】
(3) 携帯機4側でバッテリー消費機器ONとドアロックOFFの継続時間を判断することとしたため、車載器1から電波が届かない状態となっても、電波が途切れる直前の車両情報が携帯機4の情報テーブルに記録されているため、駐車してから所定時間経過後には、運転者に警告を発することができる。
【0065】
(その他の実施の形態)
以上、本発明を実現する実施の形態を第1実施例と第2実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は第1実施例と第2実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0066】
例えば、バッテリー消費機器は任意であり、ヘッドライトとルームランプに限られない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置の車載器を示すシステムブロック図である。
【図2】第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置の携帯機を示すシステムブロック図である。
【図3】車載器側CUで実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】携帯機側CU4で実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】車載器側CUで実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】携帯機側CU4で実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車載器
2 車載器側コントロールユニット
3 送信回路
4 携帯機
5 携帯機側コントロールユニット
6 受信回路
7 表示器
8 警報器
9 操作スイッチ
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘッドライトやルームランプ等の消し忘れと、施錠し忘れを車両から離れた運転者へ携帯機を用いて車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に搭載されているライト消し忘れ警報装置としては、ヘッドライトを点灯させたままイグニッションキーをOFFしたとき、車内のブザーにより運転者へ警報を発するものが知られている。
【0003】
また、キーレス等の施錠装置に関する先行例としては、運転者が車両から離れようとしたことを携帯機との電波強度で判断し、携帯機にて運転者にライト消し忘れを報知するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−164807号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例のうち前者にあっては、ルームランプ消し忘れや施錠し忘れについては、運転者が車両に戻るまで気付かないため、結果的にバッテリー上がりや盗難が発生するおそれがある。
【0006】
また、後者にあっては、電波が十分届く範囲では通報されなかったり、環境により突然電波強度が低下するような場合に、携帯機との通信が不可能となり、報知できないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ヘッドライトやルームランプの消し忘れ、ドアロックのし忘れを運転者に知らせることができる車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明請求項1に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置では、車両の駐車状態を検出する駐車状態検出部と、少なくともヘッドライトとルームランプを含むバッテリー電力を消費する機器のON/OFFを検出するバッテリー消費機器ON/OFF検出部と、ドアロックのON/OFFを検出するドアロックON/OFF検出部と、無線電波により外部に信号を出力する送信部と、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器とドアロックのON/OFF状態に応じて、送信部に対し、警告信号を出力する車載器側制御部と、を有する車載器と、前記送信部から出力される警告信号を受信する受信部と、運転者に警告を発する警告部と、この警告部に対し、警告信号に応じて警告出力指令を出力する携帯機側制御部と、を有する携帯機と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置において、前記車載器側制御部を、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器ONとドアロックOFFの少なくとも一方が所定時間継続した場合に、携帯機に対し、警告出力指令を出力する手段としたことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置において、前記車載器に、バッテリー電圧を検出するバッテリー電圧検出手段を設け、前記車載器側制御部を、バッテリー電圧が予め設定された規定レベル以下、または所定期間内のバッテリー電圧低下率がしきい値を超えたとき、携帯機に対し、警告出力指令を出力する手段としたことを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明では、車両の駐車状態を検出する駐車状態検出部と、少なくともヘッドライトとルームランプを含むバッテリー電力を消費する機器のON/OFFを検出するバッテリー消費機器ON/OFF検出部と、ドアロックのON/OFFを検出するドアロックON/OFF検出部と、無線電波により外部に信号を出力する送信部と、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器とドアロックのON/OFF状態に応じて、送信部に対し、車両情報信号を出力する車載器側制御部と、を有する車載器と、前記送信部から出力される車両情報信号を受信する受信部と、運転者に警告を発する警告部と、この警告部に対し、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器とドアロックのON/OFF状態に応じて警告出力指令を出力する携帯機側制御部と、を有する携帯機と、を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置において、前記携帯機側制御部を、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器ONとドアロックOFFの少なくとも一方が所定時間継続した場合に、警告部に対し、警告出力指令を出力する手段としたことを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】
請求項1および請求項4に記載の発明では、車両を駐車したとき、ヘッドライトやルームランプ等のバッテリー消費機器のON/OFF状態、およびドアロックのON/OFF状態が携帯機に送信され、携帯機で警告が発せられるため、運転者は車両から離れた位置でこれらの状態を確認できる。よって、運転者がヘッドライトやルームランプを消し忘れて、あるいはドアロックを掛け忘れて車両から離れた場合に、運転者に注意を喚起できるため、バッテリ上がりや盗難の発生を防止できる。
【0014】
請求項2に記載の発明では、車両が駐車状態となってから所定時間が経過したとき、携帯機から警告を発することとしたため、適切なタイミングで警告を発することができ、不必要な警告を低減できる。
【0015】
請求項3に記載の発明では、バッテリー電圧が規定レベルまたは所定期間内に著しく低下したとき、携帯機から発することとしたため、駐車してから所定時間が経過しなくてもバッテリ上がりを防止できる。
【0016】
請求項5に記載の発明では、携帯機側でバッテリー消費機器ONとドアロックOFFの継続時間を判断することとしたため、車載器から電波が届かない状態となっても、電波が途切れる直前の車両情報が携帯機に記録されているため、駐車してから所定時間経過後には、運転者に警告を発することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置を実現する実施の形態を、第1実施例と第2実施例に基づいて説明する。
【0018】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置の車載器を示すシステムブロック図、図2は第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置の携帯機を示すシステムブロック図である。
【0019】
図において、1は車両に設けられる車載器、4は運転者が車外へ持ち出し可能な携帯機であり、車載器1は、車載器側コントロールユニット(車載器側CU)2と、送信回路3とを備えている。一方、携帯機4は、携帯機側コントロールユニット(携帯機側CU)5と、受信回路6と、表示器7と、警報器8と、操作スイッチ9とを備えている。
【0020】
なお、車載器1と携帯機4は、キーレスエントリーシステムと共有しており、携帯機4の操作スイッチ9により車外からドアロックのON/OFFを行うことができる。
【0021】
車載器側CU2には、ヘッドライトスイッチ状態信号、ルームランプスイッチ状態信号、バッテリー電圧信号、ドア施錠状態信号、ドア開閉状態信号およびイグニッションキースイッチ状態信号が入力される。
【0022】
車載器側CU2は、上記の各信号に基づいて、ヘッドライトスイッチ、ルームランプスイッチ、バッテリー電圧、ドアロック、ドアの開閉およびイグニッションキースイッチの状態を監視し、これらの車両状態を送信回路3を介して携帯機4へ送信する。また、車載器側CU2は、車両が駐車してからヘッドライト、ルームランプのON状態、またはドアロックのOFF状態が所定時間継続したとき、送信回路3を介して警告出力指令信号を出力する。
【0023】
さらに、車載器側CU2は、バッテリー電圧が、予め設定された規定レベル以下、または所定期間内のバッテリー電圧低下率がしきい値を超えたとき、送信回路3を介して警告出力信号を出力する。
【0024】
携帯機側CU5は、受信回路6を介して受信した車両状態を表示器7に表示させる。また、携帯機側CU5は、受信した警告出力指令信号に応じて表示器7に警告を表示させるとともに、警報器8により警報音を発して運転者にライト消し忘れやドアロックし忘れを知らせる。
【0025】
操作スイッチ9は、上述したようにキーレスエントリーシステムの操作用スイッチであるとともに、警報機能のON/OFFを切り換えるものであり、運転者が操作スイッチ9をOFFしている場合には、携帯機4から警告が発せられない。
【0026】
次に、作用を説明する。
[ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理]
【0027】
(車載器側)
図3は、車載器側CU2で実行されるライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートであり、イグニッションキースイッチがOFFされたときに処理が開始される。また、処理の途中でイグニッションキースイッチがONされたときには、処理を中止する。
【0028】
ステップS1では、タイマーをイニシャライズ処理する。
【0029】
ステップS2では、ヘッドライトスイッチ状態信号とルームランプスイッチ信号、およびドア施錠信号に基づいて、ライトスイッチがONであるか、またはドアロックがOFFであるかどうかを判断する。YESの場合にはS3へ進み、NOの場合にはS1へ戻る。
【0030】
ステップS3では、タイマーをカウント処理する。
【0031】
ステップS4では、タイマーが予め設定されたカウント値に到達したかどうかを判断する。YESの場合にはステップS5へ進み、NOの場合にはS2へ戻る。
【0032】
ステップS5では、携帯機4に警告出力指令を出力して本制御を終了する。
【0033】
(携帯機側)
図4は、携帯機側CU4で実行されるライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【0034】
ステップS11では、携帯機4の操作スイッチ9がON、すなわち、警報機能がONであるかどうかを判断する。YESの場合にはステップS12へ進み、NOの場合には本制御を終了する。
【0035】
ステップS12では、表示器7にライト消し忘れ、またはドアロックし忘れの警告表示指令を出力する。
【0036】
ステップS13では、警報器8に警報指令を出力して本制御を終了する。
【0037】
[ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御作用]
運転者がルームランプを点灯させたまま、またはドアロックをせずに駐車した車両から離れた場合には、図3のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4へと進み、タイマが目標値に到達してからステップS5へと進む。
【0038】
すなわち、ステップS2によりライトスイッチがONであると判断され、ステップS3とステップS4によりタイマが目標値に達するまでカウントされ、ステップS5により携帯機4に対して警告出力指令が出力される。
【0039】
続いて、図4のフローチャートにおいて、ステップS11→ステップS12→ステップS13へと進む。すなわち、ステップS11により警報機能がONであると判断され、ステップS12により表示器7にライト消し忘れ、またはドアロックし忘れが表示され、ステップS13により警報器8から警報が発せられる。
【0040】
次に、効果を説明する。
第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置にあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
【0041】
(1) 運転者がヘッドライトやルームランプを消し忘れ、あるいはドアロックを掛け忘れた状態で車両から離れた場合でも、タイマーが予め設定されたカウント値に到達したとき、携帯機4の表示器7に警告が表示されるとともに、警報器8から警報が発せられるため、ライト消し忘れによるバッテリ上がり、ドアロックし忘れを防止できる。
【0042】
(2) バッテリー電圧が規定レベルまたは所定期間内に著しく低下したとき、携帯機から発することとしたため、駐車してからタイマーがカウント値に到達していなくても、運転者にバッテリ上がりの可能性を警告できる。
【0043】
(第2実施例)
第2実施例の構成は、第1実施例の構成と同一であるが、車載器側CU2と携帯機側CU4でそれぞれ実行される処理が異なる。
【0044】
すなわち、第1実施例では、車載器1側でライトONまたはドアロックOFFの時間をカウントし、ライトONまたはドアロックOFF時間が所定時間継続したとき、携帯機4に警告出力信号を出力したのに対し、第2実施例では、車載器1から携帯機4に車両状態信号を送信し、携帯機4側でライトONまたはドアロックOFFの継続時間をカウントする。
【0045】
次に、作用を説明する。
[ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理]
【0046】
(車載器側)
図5は、車載器側CU2で実行されるライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートであり、イグニッションキースイッチがOFFされたときに処理が開始される。
【0047】
ステップS21では、イグニッションキースイッチ信号により、イグニッションキースイッチがONであるかどうかを判断する。YESの場合にはステップS22へ進み、NOの場合にはステップS23へ進む。
【0048】
ステップS22では、携帯機4に車両状態信号を送信して本制御を終了する。
【0049】
ステップS23では、車両状態監視処理を開始する。具体的には、イグニッションキースイッチの状態、ライトスイッチの状態、施錠状態、バッテリ電圧の状態等を記憶する。
【0050】
ステップS24では、1制御周期前の車両状態と今回の車両状態とを比較し、車両状態が変化したかどうかを判断する。YESの場合にはS25へ進み、NOの場合にはステップS21へ戻る。
【0051】
ステップS25では、車両状態信号を携帯機4へ送信して本制御を終了する。
【0052】
(携帯機側)
図7は、携帯機側CU4で実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【0053】
ステップS31では、タイマーをイニシャライズ処理する。
【0054】
ステップS32では、車両状態信号を受信したかどうかを判断する。YESの場合にはステップS33へ進み、NOの場合にはステップS34へ進む。
【0055】
ステップS33では、受信した車両状態信号を格納する情報テーブルを更新する。
【0056】
ステップS34では、イグニッションキースイッチ信号からイグニッションキースイッチがOFFされたかどうかを判断する。YESの場合にはステップS35へ進み、NOの場合にはステップS31へ戻る。
【0057】
ステップS35では、ヘッドライトスイッチ状態信号とルームランプスイッチ信号、およびドア施錠信号に基づいて、ライトスイッチがONであるか、またはドアロックがOFFであるかどうかを判断する。YESの場合にはS36へ進み、NOの場合にはS31へ戻る。
【0058】
ステップS36では、タイマーをカウント処理する。
【0059】
ステップS37では、タイマーが予め設定されたカウント値に到達したかどうかを判断する。YESの場合にはステップS5へ進み、NOの場合にはS32へ戻る。
【0060】
ステップS38では、警報器8に警報指令を出力して本制御を終了する。
【0061】
[ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告制御作用]
運転者がルームランプを点灯させたまま、あるいはドアロックをせずに駐車した車両から離れた場合には、図6のフローチャートにおいて、ステップS31→ステップSステップ32→ステップS34→ステップS35→ステップS36→ステップS37→ステップs38へと進む流れとなる。
【0062】
すなわち、ステップS34によりイグニッションキースイッチがOFFであると判断され、ステップS35によりライトスイッチがON、またはドアロックがOFFであると判断され、ステップS36とステップS37によりタイマが目標値に達するまでカウントされ、ステップS38により警報器8から警報が発せられる。
【0063】
次に、効果を説明する。
第2実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置にあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
【0064】
(3) 携帯機4側でバッテリー消費機器ONとドアロックOFFの継続時間を判断することとしたため、車載器1から電波が届かない状態となっても、電波が途切れる直前の車両情報が携帯機4の情報テーブルに記録されているため、駐車してから所定時間経過後には、運転者に警告を発することができる。
【0065】
(その他の実施の形態)
以上、本発明を実現する実施の形態を第1実施例と第2実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は第1実施例と第2実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0066】
例えば、バッテリー消費機器は任意であり、ヘッドライトとルームランプに限られない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置の車載器を示すシステムブロック図である。
【図2】第1実施例の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置の携帯機を示すシステムブロック図である。
【図3】車載器側CUで実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】携帯機側CU4で実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】車載器側CUで実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】携帯機側CU4で実行されるライト消し忘れ警告制御処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車載器
2 車載器側コントロールユニット
3 送信回路
4 携帯機
5 携帯機側コントロールユニット
6 受信回路
7 表示器
8 警報器
9 操作スイッチ
Claims (5)
- 車両の駐車状態を検出する駐車状態検出部と、
少なくともヘッドライトとルームランプを含むバッテリー電力を消費する機器のON/OFFを検出するバッテリー消費機器ON/OFF検出部と、
ドアロックのON/OFFを検出するドアロックON/OFF検出部と、
無線電波により外部に信号を出力する送信部と、
車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器とドアロックのON/OFF状態に応じて、送信部に対し、警告信号を出力する車載器側制御部と、
を有する車載器と、
前記送信部から出力される警告信号を受信する受信部と、
運転者に警告を発する警告部と、
この警告部に対し、警告信号に応じて警告出力指令を出力する携帯機側制御部と、
を有する携帯機と、
を備えることを特徴とする車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置。 - 請求項1に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置において、
前記車載器側制御部を、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器ONとドアロックOFFの少なくとも一方が所定時間継続した場合に、携帯機に対し、警告出力指令を出力する手段としたことを特徴とする車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置において、
前記車載器に、バッテリー電圧を検出するバッテリー電圧検出手段を設け、
前記車載器側制御部を、バッテリー電圧が予め設定された規定レベル以下、または所定期間内のバッテリー電圧低下率がしきい値を超えたとき、携帯機に対し、警告出力指令を出力する手段としたことを特徴とする車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置。 - 車両の駐車状態を検出する駐車状態検出部と、
少なくともヘッドライトとルームランプを含むバッテリー電力を消費する機器のON/OFFを検出するバッテリー消費機器ON/OFF検出部と、
ドアロックのON/OFFを検出するドアロックON/OFF検出部と、
無線電波により外部に信号を出力する送信部と、
車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器とドアロックのON/OFF状態に応じて、送信部に対し、車両情報信号を出力する車載器側制御部と、
を有する車載器と、
前記送信部から出力される車両情報信号を受信する受信部と、
運転者に警告を発する警告部と、
この警告部に対し、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器とドアロックのON/OFF状態に応じて警告出力指令を出力する携帯機側制御部と、
を有する携帯機と、
を備えることを特徴とする車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置。 - 請求項4に記載の車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置において、
前記携帯機側制御部を、車両が駐車状態となったとき、バッテリー消費機器ONとドアロックOFFの少なくとも一方が所定時間継続した場合に、警告部に対し、警告出力指令を出力する手段としたことを特徴とする車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置。
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JP2003122352A JP2004322917A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | 車両用ライト消し忘れ・ドアロックし忘れ警告装置 |
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Family Applications (1)
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- 2003-04-25 JP JP2003122352A patent/JP2004322917A/ja not_active Withdrawn
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