JP6947700B2 - ガス濃度測定ユニット - Google Patents

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本発明は、ガス濃度測定ユニットに関し、詳しくは、測定対象ガスに含まれる不純物成分の濃度を連続的に検出するためのガス濃度測定ユニットに関する。
一般的に、窒素、アルゴンなどの工業ガスの製造プロセスや、半導体デバイスを製造する半導体デバイス製造装置では、各種ガスに含まれている不純物ガス成分の濃度を管理する必要があることから、様々な手法を適用したガス濃度測定装置が開発されてきている。ガス濃度の測定装置として、特定のガス成分に感応して光学的性質が変化する感応剤を含む検知素子と光学機器とを用い、試料ガスを連続的に供給しながら、前記検知素子の光学的性質変化を検出することにより、試料ガス中に含まれている不純物成分の濃度を測定するユニット及び方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2018−017650号公報
特許文献1に開示されたガス濃度検出ユニットは、直線状の試料ガス通路内に検知素子が固定され、検知素子の平面方向に対して垂直にガスが流れ、検知素子をガスが透過する際に測定対象不純物と感応剤が接触する構造になっている。しかし、この構造だと、試料ガスの圧力が変動した際に、検知素子の形状が変化することで光透過性が変化し、正確な濃度の測定が困難になるおそれがある。また、検知素子の機械的強度が不足している場合には、急激な圧力変動によって検知素子が損壊するおそれもあった。
そこで本発明では、試料ガスの圧力変動が生じた際にも検知素子の物理的形状変化が生じることがなく、正確な不純物ガス成分の濃度を安定して測定することができるガス濃度測定ユニットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のガス濃度測定ユニットは、試料ガスに含まれる不純物ガス成分の濃度を連続的に検出するためのガス濃度検出ユニットにおいて、内部に測定室を有する測定ブロックの前記測定室を挟んで対向配置された第1光路及び第2光路と、前記測定室に試料ガスを導入する試料ガス導入路及び該測定室から試料ガスを導出する試料ガス導出路と、前記測定室と前記第1光路とを仕切る透光性の第1仕切部材と、前記測定室と前記第2光路とを仕切る透光性の第2仕切部材と、該第2仕切部材の測定室側の面に配置されて前記不純物ガス成分に感応して特定波長の光の吸光度が変化する感応剤を固定化した平面状の検知素子と、前記第1光路の外端と前記第2光路の外端とに、前記測定室に向けて測定光を照射する光源部と、前記検知素子の吸光度の変化を検出する受光部とを対向配置したものであり、前記試料ガスが、前記検知素子内の平面方向に対して前記検知素子内を平行に流れることを特徴としている。
さらに、本発明のガス濃度測定ユニットは、前記測定ブロックが、前記第1光路を有する第1ブロックと、前記第2光路を有する第2ブロックと、両ブロック間に配置されて前記測定室、前記試料ガス導入路及び前記試料ガス導出路を有する中央ブロックとの3個のブロック部材で形成され、該中央ブロックには、第1ブロック側に、前記測定室より大径に形成された前記第1仕切部材を無端状パッキンを介して気密に収納する第1仕切部材収納部が、第2ブロック側に前記測定室より大径に形成された前記第2仕切部材を無端状パッキンを介して気密に収納する第2仕切部材収納部が、それぞれ設けられるとともに、前記試料ガス導入路は、前記測定室における第1仕切部材側に開口し、前記試料ガス導出路は、前記測定室の外周側で、かつ、前記第2仕切部材の無端状パッキンの内周側に位置する前記検知素子に向かって開口していることを特徴としている。
また、前記第1仕切部材収納部は、前記測定室側の小径部と前記第1ブロック側の大径部とを段部面にて接続した段付凹部で形成され、前記第1仕切部材は、前記小径部に挿入される小径凸部と、前記大径部に挿入される大径基部とを有する断面凸状に形成され、前記無端状パッキンは、前記大径基部と前記段部面との間に設けられていることを特徴としている。
そして、前記光源部は、波長が200〜800nmの光を照射すること、前記不純物ガス成分が水分であり、前記感応剤が、金属イオンと該金属イオンと配位結合する有機配位子とからなる多孔性金属錯体、具体的には、銅ベンゼン−1,3,5−トリカルボキシレートであることを特徴としている。
本発明のガス濃度測定ユニットによれば、試料ガス導入路から測定室内に導入される試料ガスに圧力変動があっても、試料ガス導出路から試料ガスを導出できるので、測定室内の圧力変動を回避することができ、検知素子の形状変化が生じることがなく、測定対象となる不純物ガス成分の濃度測定の信頼性を向上させることができるとともに、試料ガスと検知素子との接触機会が十分に確保できることから、応答性の向上も図ることができる。
本発明のガス濃度測定ユニットの一形態例を示す概略断面図である。 比較例1として使用したガス濃度測定ユニットの構造を示す概略断面図である。 比較例1のガス濃度測定ユニットを使用して試料ガスの導入圧力を変動させたときの測定結果を示す図である。 図1に示す構造のガス濃度測定ユニットを使用して試料ガスの導入圧力を変動させたときの測定結果を示す図である。 比較例2として使用したガス濃度測定ユニットの構造を示す概略断面図である。 比較例2のガス濃度測定ユニットを使用して試料ガスに含まれる不純物ガス成分の濃度を変動させたときの測定結果を示す図である。 図1に示す構造のガス濃度測定ユニットを使用して試料ガスに含まれる不純物ガス成分の濃度を変動させたときの測定結果を示す図である。
図1は、本発明のガス濃度測定ユニットの一形態例を示す概略断面図である。本形態例に示すガス濃度測定ユニット11は、第1ブロックである光源側ブロック12と、第2ブロックである受光側ブロック13と、両ブロック12,13間に配置された中央ブロック14との3個の金属製ブロック部材を結合した測定ブロック15を有している。測定ブロック15の内部には、筒状の測定室16が設けられており、該測定室16を挟んで、光源側ブロック12には光源部17を備えた第1光路である光源側光路18が、受光側ブロック13には、光源部17に対向配置される受光部19を備えた第2光路である受光側光路20が直線状に対向配置されている。
前記中央ブロック14には、光源側ブロック12側に、測定室16より大径に形成された第1仕切部材収納部である光源側仕切部材収納部21が設けられており、受光側ブロック13側に、測定室16より大径に形成された第2仕切部材収納部である受光側仕切部材収納部22が設けられている。光源側仕切部材収納部21は、測定室16側で測定室16の内径より大きな内径を有する小径部21aと、光源側ブロック12側で小径部21aより大きな内径を有する大径部21bとを段部面21cにて接続した段付凹部で形成されており、段部面21cには、無端状パッキン23を嵌着するためのリング状溝21dが設けられている。
光源側仕切部材収納部21には、測定室16の光源部17側を気密に閉塞する透光性材料からなる第1仕切部材である光源側仕切部材24が装着されている。光源側仕切部材24は、光源側仕切部材収納部21の小径部21aの内径及び長さに対応した測定室16側の小径凸部24aと、光源側仕切部材収納部21の大径部21bの内径及び長さに対応した光源部17側の大径基部24bとを有する断面凸状に形成されている。光源側仕切部材24は、小径凸部24aを小径部21aに挿入し、大径基部24bを大径部21bに挿入した状態で、中央ブロック14に光源側ブロック12を取り付けることによって光源側仕切部材収納部21内に固定され、無端状パッキン23によって段部面21cと大径基部24bとの間の気密性が確保される。さらに、光源側仕切部材24を断面凸状に形成することにより、測定室16の光源部17側を、ガス溜まりを生じることなく確実に閉塞できる。
また、受光側仕切部材収納部22は、測定室16の内径より大きな内径、例えば、前記光源側仕切部材収納部21の大径部21bと同じ内径を有しており、底面には、前記リング状溝21dと同形状のリング状溝22aが設けられ、前記無端状パッキン23と同形状の無端状パッキン25が嵌着されている。この受光側仕切部材収納部22に装着される第2仕切部材である受光側仕切部材26は、受光側仕切部材収納部22の内径及び長さに対応した平面形状を有しており、受光側仕切部材収納部22に挿入した状態で、中央ブロック14に受光側ブロック13を取り付けることによって受光側仕切部材収納部22内に固定され、無端状パッキン25によって気密性が確保される。これにより、測定室16は、外部への試料ガスの漏洩や、測定室16内への外部のガスの侵入が防止されている。
さらに、受光側仕切部材26の測定室16側の面と測定室16の周壁端面との間には、測定室16の内径より大きな外径を有する平面状の検知素子27が受光側仕切部材26に沿うようにして配置されている。この検知素子27は、測定対象となる不純物ガス成分に感応し、不純物ガス成分の濃度に応じて特定波長の光の吸光度が変化する感応剤を、光透過性及びガス透過性を有する基材に固定化したものであって、感応剤には、試料ガスの種類や不純物ガス成分の種類に応じて適宜最適な感応剤が選択されている。
光源部17には、前記感応剤の種類に応じた波長の測定光を照射できる光源が用いられ、例えば、LED光源を用いることができる。また、受光部19は、検知素子27及び受光側仕切部材26を透過した光の強度を電圧に変換するもので、フォトダイオードや光電子増倍管を用いることができる。さらに、この受光部19には、変換した電圧に基づいて測定対象である不純物ガス成分の濃度を算出する演算部(図示せず)が接続されている。
そして、中央ブロック14には、中央ブロック14の側方から測定室16の中心方向に向かって直線状に穿孔された試料ガス導入路28と試料ガス導出路29とが設けられている。試料ガス導入路28の内端は、測定室16の光源側仕切部材24側に開口しており、試料ガス導入路28から導入された試料ガスは、測定室16内に流入した後、受光側仕切部材26の方向に屈曲して検知素子27に向かって流れる。
また、試料ガス導出路29は、中央ブロック14内で屈曲した状態に形成されており、測定室16の外周側で、かつ、受光側仕切部材26の無端状パッキン25の内周側に位置する検知素子27に向かって開口するガス導出路30を有している。したがって、試料ガス導入路28から測定室16に流入した試料ガスは、検知素子27に向かって流れ、検知素子27の感応剤に十分に接触しながら検知素子27内を平面方向に流れ、ガス導出路30を通って試料ガス導出路29から外部に導出されるので、検知素子27と測定対象となる不純物ガス成分との接触機会が十分に確保され、優れた応答性を得ることができる。
このように形成したガス濃度測定ユニット11を使用して、試料ガス経路内を流れる試料ガス中の不純物ガス成分の濃度を連続的に計測する際には、試料ガス経路の上流側を試料ガス導入路28に接続し、試料ガス導出路29を試料ガス経路の下流側に接続する。これにより、試料ガス経路を流れる試料ガスの全量がガス濃度測定ユニット11の測定室16を常時連続して流れる状態になる。この状態で、検知素子27は、受光側仕切部材26の測定室側の平面に配置されているので、測定室16に導入される試料ガスの圧力が変動しても変形したり、移動したりすることはなく、長期間にわたって平面状態を維持することができ、安定した測定結果を得ることができる。
測定室16内を試料ガスが流れている状態で光源部17を作動させ、光源側光路18、光源側仕切部材24及び測定室16を通して検知素子27に、あらかじめ設定された波長で、あらかじめ設定された強度の測定光を照射するとともに、検知素子27及び受光側仕切部材26を透過した測定光の強度を受光部19で受光し、受光部19で計測した電圧の変化を演算部で処理することにより、試料ガス中の不純物ガス成分の濃度を連続して測定することができる。
例えば、試料ガス中に含まれる不純物ガス成分として水分濃度を検出する場合には、検知素子27の感応剤として金属イオン及び該金属イオンに配位結合する有機配位子からなる多孔性金属錯体を用いることができる。具体的には、銅ベンゼン−1,3,5−トリカルボキシレートを用いることができる。また、感応剤を固定化する基材には、PTFE製メッシュやガラス製メッシュで、厚さが0.1〜5mmの範囲の基材を用いることができる。一方、測定光としては、波長が200〜800nmの範囲内の測定光を照射可能なLEDランプを使用することができる。
ここで、図2に示すように、検知素子27の周縁をパッキン31を介して分割形成した測定ブロック32,32で気密に固定し、試料ガスの全量が検知素子27を通過する構造のガス濃度測定ユニット33を比較例1として使用し、図1に示す構造のガス濃度測定ユニット11に対して、試料ガスの圧力を変動させたときの影響を比較する実験を行った。なお、以下の説明において、前記形態例に示したガス濃度測定ユニット11の構成要素と同一又は類似の構成要素の主要部に同一符号を付して詳細な説明は省略する。
光源部17の光源には、OptoSupply製のLEDランプOSB5XNE1C1Eを用い、受光部29の受光素子には、TAOS製のTSL−257を用いた。また、検知素子27には、ADVANTEC社製のガラスろ紙GA−100を基材とし、銅ベンゼン−1,3,5−トリカルボキシレートを感応剤として固定化したものを用いた。この検知素子27は、試料ガス中に含まれる水分濃度に感応して特定波長の吸光度が変化する。
試料ガスには、ベースガスが窒素であって、水分濃度を500ppbとした大陽日酸株式会社製の標準ガスを用いた。試料ガスの圧力は、101.5kPaで40秒と、101kPaで20秒とに、繰り返して変化させた。
比較例1のガス濃度測定ユニット33を使用して水分濃度を測定した結果を図3に示す。図3に示す結果から明らかなように、水分濃度が一定であるにもかかわらず、圧力の変動によって測定電圧が乱れることが確認できた。これは、試料ガスの全量が検知素子27を透過する構造であることから、試料ガスの圧力が高いときには、周縁のみが固定されている検知素子27が大きく撓んでメッシュを形成する繊維間の距離が長くなることで測定光の透過量が多くなるのに対し、試料ガスの圧力が低いと撓み量が小さくなって繊維間の距離が短くなって測定光の透過量が少なくなるためである。
一方、検知素子27を受光側仕切部材26の平面部に固定した状態のガス濃度測定ユニット11の場合は、同じ条件で圧力を変動させても検知素子27が撓むことがないので、図4に示すように、安定した測定電圧、即ち濃度測定結果を得ることができた。
したがって、本発明のガス濃度測定ユニットを用いれば、ガス経路の試料ガスに圧力変動が想定される場合であっても、検知素子の物理的形状変化が生じることがなく、正確な不純物成分の濃度を長期間安定して測定することが可能になる。
また、図5に示すように、適宜な支持部材(図示せず)によって支持した検知素子27の周縁に、少量のガスが通過可能な隙間34を設けた構造のガス濃度測定ユニット35を比較例2として使用し、図1に示す構造のガス濃度測定ユニット11に対して、試料ガス中の水分濃度を変動させたときの影響を比較する実験を行った。光源、受光素子、検知素子は、前記実験と同一である。
一方、試料ガスには、水分濃度が500ppbの前記標準ガスと、純度99.9999%以上の大陽日酸株式会社製の高純度窒素ガスとを使用し、標準ガスと高純度窒素ガスとを一定時間毎に切り替えて導入した。比較例2のガス濃度測定ユニット35を使用して水分濃度を測定した結果を図6に示す。また、図1に示す構造のガス濃度測定ユニット11を使用して同一条件で水分濃度を測定した結果を図7に示す。
図6及び図7に示す結果から明らかなように、比較例2のガス濃度測定ユニット35の場合は、試料ガスの一部が隙間34を通り抜け、検知素子27に接触せずに通過してしまうため、試料ガスと検知素子との接触機会が少なくなるのに対し、図1に示す構造のガス濃度測定ユニット11では、試料ガスの全量が検知素子に接触するため、試料ガスと検知素子との接触機会が多くなり、水分濃度の変動に対する応答性が向上していることがわかる。
したがって、本発明のガス濃度測定ユニットを用いれば、ガス経路を流れる試料ガス中の不純物ガス成分に濃度変動が想定される場合であっても、正確な不純物成分の濃度を長期間安定して測定することが可能になる。
なお、前記形態例では、第1ブロックを、光源部及び光源側光路を有する光源側ブロックとし、第2ブロックを受光部及び受光側光路を有する受光側ブロックとしたが、光源部を第1ブロック側に設け、受光部を第2ブロック側に設けることもできる。
11…ガス濃度測定ユニット、12…光源側ブロック、13…受光側ブロック、14…中央ブロック、15…測定ブロック、16…測定室、17…光源部、18…光源側光路、19…受光部、20…受光側光路、21…光源側仕切部材収納部、21a…小径部、21b…大径部、21c…段部面、21d…リング状溝、22…受光側仕切部材収納部、22a…リング状溝、23…無端状パッキン、24…光源側仕切部材、24a…小径凸部、24b…大径基部、25…無端状パッキン、26…受光側仕切部材、27…検知素子、28…試料ガス導入路、29…試料ガス導出路、30…ガス導出路、31…パッキン、32…測定ブロック、33…ガス濃度測定ユニット、34…隙間、35…濃度測定ユニット

Claims (6)

  1. 試料ガスに含まれる不純物ガス成分の濃度を連続的に検出するためのガス濃度検出ユニットにおいて、内部に測定室を有する測定ブロックの前記測定室を挟んで対向配置された第1光路及び第2光路と、前記測定室に試料ガスを導入する試料ガス導入路及び該測定室から試料ガスを導出する試料ガス導出路と、前記測定室と前記第1光路とを仕切る透光性の第1仕切部材と、前記測定室と前記第2光路とを仕切る透光性の第2仕切部材と、該第2仕切部材の測定室側の面に配置されて前記不純物ガス成分に感応して特定波長の光の吸光度が変化する感応剤を固定化した平面状の検知素子と、前記第1光路の外端と前記第2光路の外端とに、前記測定室に向けて測定光を照射する光源部と、前記検知素子の吸光度の変化を検出する受光部とを対向配置したものであり、前記試料ガスが、前記検知素子内の平面方向に対して前記検知素子内を平行に流れることを特徴とするガス濃度測定ユニット。
  2. 前記測定ブロックは、前記第1光路を有する第1ブロックと、前記第2光路を有する第2ブロックと、両ブロック間に配置されて前記測定室、前記試料ガス導入路及び前記試料ガス導出路を有する中央ブロックとの3個のブロック部材で形成され、該中央ブロックには、第1ブロック側に、前記測定室より大径に形成された前記第1仕切部材を無端状パッキンを介して気密に収納する第1仕切部材収納部が、第2ブロック側に前記測定室より大径に形成された前記第2仕切部材を無端状パッキンを介して気密に収納する第2仕切部材収納部が、それぞれ設けられるとともに、前記試料ガス導入路は、前記測定室における第1仕切部材側に開口し、前記試料ガス導出路は、前記測定室の外周側で、かつ、前記第2仕切部材の無端状パッキンの内周側に位置する前記検知素子に向かって開口していることを特徴とする請求項1記載のガス濃度測定ユニット。
  3. 前記第1仕切部材収納部は、前記測定室側の小径部と前記第1ブロック側の大径部とを段部面にて接続した段付凹部で形成され、前記第1仕切部材は、前記小径部に挿入される小径凸部と、前記大径部に挿入される大径基部とを有する断面凸状に形成され、前記無端状パッキンは、前記大径基部と前記段部面との間に設けられていることを特徴とする請求項2記載のガス濃度測定ユニット。
  4. 前記光源部は、波長が200〜800nmの光を照射することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のガス濃度測定ユニット。
  5. 前記不純物ガス成分が水分であり、前記感応剤が、金属イオンと該金属イオンと配位結合する有機配位子とからなる多孔性金属錯体であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のガス濃度測定ユニット。
  6. 前記多孔性金属錯体は、銅ベンゼン−1,3,5−トリカルボキシレートであることを特徴とする請求項5記載のガス濃度測定ユニット。
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