JP6947423B2 - ジャッキ - Google Patents

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本発明は、自動車の点検や修理の際に使用されるジャッキに関する。
自動車のタイヤのパンクの修理等のため、自動車の前輪あるいは後輪を持ち上げる際に使用されるジャッキは、車軸を支持するための受金の位置が低く、低寸の車体の下方へ挿入しうるように全体として低寸であり、かつ受金をなるべく垂直に持ち上げるようになっていることが必要である。従来、このような要求に応える種々のジャッキが提案されている。(例えば、特許文献1、2等参照。)。
特許文献1に記載のジャッキは、スコットラッセル機構を応用し、油圧シリンダの伸縮により、主リンク上端の受台を垂直に昇降させるように構成されている。不使用時には、すべてのリンク類や油圧シリンダが、左右に重合するようにほぼ水平となるので、ジャッキの高さが著しく低くなるという効果を奏する。しかしながら、特許文献1に記載のジャッキでは、駆動軸と枢軸間の間隔を長くして上昇量を多くしようとすると、駆動軸と摺動軸との間隔が短く、すなわちピストンのストロークが短くなり、ピストンの油圧力を大きくする必要があり、ピストンの直径が太くなる。このように、ピストン径が太くなると、ピストン等を収納するためのフレームの高さが高くなり、低床車両の床下内へジャッキを挿入することができなくなるという問題がある。
これに対し、特許文献2に記載のジャッキは、同様にスコットラッセル機構を応用して、油圧シリンダの伸縮により、主リンク上端の受台を垂直に昇降させるものであるが、特にシリンダの後端を、主リンクの後端のローラ(軸支点)と連結することなく、別個にフレーム側に設けている。そして、主リンクの軸支点から受皿までの長さを、軸支点からローラまでの長さよりも長く形成して受皿の上昇量を大きくし、かつ、ピストンのストロークを、アームの軸支点からローラまでの長さよりも長くして小さい油圧力で昇降操作を可能にしている。これにより、ピストンのシリンダの直径を細くし、このシリンダを収納するフレームの背丈を低くすることができ、低床車両の床下内にジャッキを容易に挿入することができるという効果を奏する。
特許第2553914号公報 特許第3606840号公報
しかしながら、特許文献2に記載のジャッキは、シリンダの後端をフレーム側に設けているため、シリンダ推力に耐えうるフレーム強度を確保するために、フレームには一定以上の高さが必要である。一方、昨今の自動車では、一層の低床化が進んでおり、これに対応するためにジャッキの本体高さをさらに小型化することが求められるが、従来構造では高さの小型化に限界があるという問題があった。
本発明は、構成各部の体格を抑制しつつ昇降能力を向上可能なジャッキを提供することを目的とする。
本発明に係るジャッキ(1)は、左右に対向する一対の側辺部(2c)を有し、前記各側辺部の内側に前後方向へ水平に伸びるガイドレール(2d)を設けた矩形状のフレーム(2)と、前記フレームに取付けられ、シリンダ本体(11)及び前記シリンダ本体に対して軸方向に駆動されるピストンロッド(12)を有するシリンダ機構(10)と、前記フレームに取付けられ前記シリンダ機構を挟んで左右に設けられる一対のリンク機構(20)と、前記リンク機構の前端に設けられる受台(30)とを備え、前記シリンダ機構により前記リンク機構を駆動して前記受台を昇降させるジャッキである。
そして、本発明に係るジャッキは、前記シリンダ機構は、前記シリンダ本体後端に軸支されたシリンダローラ(11r)が前記ガイドレールに前後移動可能に支持され、前記リンク機構は、前端が前記フレームの前記側辺部に回動可能に支持され、後端が前記ピストンロッド前端に回動可能に連結される作動リンク(21)と、前記作動リンクと前後方向中間で交差し且つ回動可能に連結され、後端に軸支された主リンクローラ(22r)が前記ガイドレールに前後移動可能に支持されると共に、前端にて前記受台を取付け支持してなる主リンクと、前記シリンダ本体後端と前記主リンクの前後方向中間とをそれぞれ回動可能に連結する連結リンク(23)と、を備える。
この構成によれば、シリンダ機構の後端をフレームに対して前後移動可能に設けると共に、シリンダ機構前端のピストンロッドによって駆動される作動リンクに連結された主リンクとシリンダ本体との間をシリンダステイリンクによって連結する構成としたので、シリンダ機構から作動リンクを介して主リンクに作用する力とシリンダステイリンクを介して主リンクに作用する力との協働作用によって、昇降能力の向上を図ることができる。
また、昇降能力の向上が図られることから、必要な昇降能力を確保しつつシリンダ機構の体格を抑制することが可能となる。さらに、シリンダローラや主リンクローラからフレームのガイドレールに対して作用する力は、シリンダ本体後端と主リンクの前後方向中間とを連結する連結リンクによって概略打ち消されるため、極めて小さくなる。よって、シリンダ機構及びリンク機構が取り付けられるフレームの高さを低減できるので、構成各部の体格を抑制して、ジャッキの機高を低く抑えることが可能となる。
また、本発明に係るジャッキは、前記主リンクは、前記作動リンクとの交差支点(22c)から前記主リンクローラの軸支点(22p)までの距離(L1)に対して、前記交差支点(22c)から前記受台取付け用の受台支点(22b)までの距離(L2)が長く設定されている。
この構成によれば、作動リンクと側辺部とを連結する固定支点(21a)よりも受台支点(22b)が前方側に位置するため、受台支点と固定支点とが上下に重なることを回避して、受台の下限時高さを低くすることができるという効果を奏する。
また、本発明に係るジャッキは、前記受台支点(22b)が略垂直に昇降するように、前記作動リンクと前記主リンクとの長さ比率及び角度関係が設定されている。
この構成によれば、受台支点と固定支点とが上下に重なることを回避しつつ、作動リンクと主リンクとの長さ比率及び角度関係の設定により、スコットラッセル機構に近似した略垂直の昇降動作を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明に係るジャッキは、前記主リンクは、前記作動リンクとの前記交差支点(22c)と前記受台支点(22b)との間の部分が、くの字状に下向きに屈曲している。
この構成によれば、受台支点と固定支点とが上下に重なることを回避しつつ、交差支点軸と受台支点との間の部分を、くの字状に下向きに屈曲させることにより、受台の下限時高さを可及的に低くすることができるという効果を奏する。
また、本発明に係るジャッキは、前記ガイドレール(2d)は、少なくとも前記受台の上限時に前記主リンクローラを第1高さ位置(C1)で案内する第1ガイド部(2f1)と、前記第1ガイド部の後方側に設けられ、少なくとも前記受台の下限時に前記主リンクローラを前記第1高さ位置よりも低い第2高さ位置(C2)で案内する第2ガイド部(2f2)とを備える。
この構成によれば、少なくとも受台の上限時に主リンクローラが第1ガイド部により第1高さ位置で案内されて受台の上限高さを確保できると共に、少なくとも受台の下限時に主リンクローラが第2ガイド部により第1高さ位置よりも低い第2高さ位置で案内されるので、受台の下限高さを可及的に低くすることが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るジャッキの下限状態を示す側面図である。 ジャッキの下限状態を示す平面図である。 ジャッキの下限状態を示す正面図である。 ジャッキの下限状態を示す斜視図である。 ジャッキの上限状態を示す側面図である。 ジャッキの上限状態を示す平面図である。 作動リンクを示す側面図である。 主リンクを示す側面図である。 シリンダステイリンクを示す側面図である。 サブリンクを示す側面図である。 下限状態のリンク機構を示す側面図である。 上限状態のリンク機構を示す側面図である。 下限状態においてリンク機構各部の長さ比率及び角度関係、並びに各部に作用する力を示す模式的側面図である。 上限状態においてリンク機構各部の長さ比率及び角度関係、並びに各部に作用する力を示す模式的側面図である。 シリンダローラ軸からガイドレールに作用する力F2を説明するためのベクトル図である。 主リンク各部に発生する力を説明するためのベクトル図である。 主リンクローラ軸からガイドレールに作用する力F3を説明するためのベクトル図である。 変形例における下限状態のリンク機構を示す側面図である。 変形例における上限状態のリンク機構を示す側面図である。
以下、本発明を適用したジャッキの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態のジャッキ1は、作業者が押したり引いたりすることで移動可能な垂直昇降ジャッキであって、特にトラック等の大型車両のフロント側アクスルシャフト又はリヤ側フレームを受台にて昇降させて整備を行うのに好適に使用できる移動リフトとも称される装置である。
(1.ジャッキ1の全体構成)
まず、本実施形態のジャッキ1の全体構成について、図1乃至図9を参照しつつ説明する。図1は、ジャッキ1の下限状態を示す側面図、図2は平面図、図3は正面図、図4は斜視図である。図3では、受台30にフレーム受台30bを取り付けた状態を示している。フレーム受台30bは、自動車のリヤ側フレームを持ち上げる際に使用されるアタッチメントである。図5は、ジャッキ1の上限状態を示す側面図、図6は平面図である。尚、図4では、油圧シリンダ10の上面を覆うシリンダカバー10c及び油圧供給ユニット7を覆う油圧供給ユニットカバー7cをそれぞれ取り付けた状態を示しており、図1、図2、図5、図6では、シリンダカバー10c及び油圧供給ユニットカバー7cを取り外した状態を示している。
図7は、作動リンク21を示す側面図、図8は、主リンク22を示す側面図、図9は、シリンダステイリンク23を示す側面図、図10は、サブリンク24を示す側面図である。図11は、下限状態のリンク機構20を示す側面図、図12は上限状態における図11相当の側面図である。図13は、下限状態においてリンク機構20各部の長さ比率及び角度関係、並びに各部に作用する力を示す模式的側面図、図14は上限状態における図13相当の模式的側面図である。
ジャッキ1は、図1乃至図13に示すように、フレーム2と、フレーム2に取付けられる油圧供給ユニット7と、フレーム2に取付けられ、油圧供給ユニット7から油圧が供給される左右一対の油圧シリンダ10と、フレーム2に取付けられ、油圧シリンダ10を挟んで左右に設けられる一対のリンク機構20と、リンク機構20の前端に設けられる受台30とを備え、油圧シリンダ10によりリンク機構20を駆動して受台30を昇降させるジャッキである。
フレーム2は、平面視矩形状の枠体であって、平面視コ字状の前辺部2aと、後辺部2bと、左右に対向する一対の側辺部2cとを備え、一対の側辺部2cの前端に前辺部2aを、後端に後辺部2bをそれぞれ取付け固定して構成される。各側辺部2cの内側には、前後に延びる上レール片2eと下レール片2fとを上下に適宜間隔を有して水平方向に並設されるガイドレール2dが設けられている。
前辺部2aは、前端の左右両側が側辺部2cよりも側方へ数cm突出し、当該突出部分の後面にそれぞれスプリングを介して前車輪3が設けられている。また、各側辺部2cの前後方向中間の下部には、中車輪4がそれぞれ設けられている。また、後辺部2bの左寄り下部には後車輪5が設けられている。各側辺部2cは、前辺部2aに対して後方に向かって斜め上方に僅かに傾斜し、全体として「く」の字状に上向きに屈曲している。後辺部2bには、ハンドル6が上下に回動可能に取り付けられ、起立状態と伏臥状態とを自在に切り替え可能となっている。自動車の点検や修理を行うためにジャッキ1を所定位置まで移動させる際や、車体の下側に挿抜する際は、作業者がハンドル6を掴んでジャッキ1を前後方向に押し引きし、前車輪3及び中車輪4を転動させて前進後退を行う。一方、ジャッキ1を方向転換させる際は、作業者がハンドル6を掴んでフレーム2後方側を押し下げて後車輪5を床面FLに着け、中車輪4を支点としてフレーム2前方側を床面FLから浮かせた状態で左右方向に旋回を行う。
油圧供給ユニット7は、一対の油圧シリンダ10に油圧を供給する装置であり、フレーム2内側の後辺部2b前側に配設されている。油圧供給ユニット7は、一対の油圧シリンダ10に共通する1台の油圧ポンプを備え、油圧ポンプに2つの油圧室と1つのピストン室とが設けられている。そして、油圧供給ユニット7は、空圧回路を介してピストン室を外部のコンプレッサ(不図示)にエアホース7aを介して接続し、2つの油圧室を別々の油圧回路を介し各油圧シリンダ10に接続することにより高精度に同調制御することができる。尚、油圧供給ユニット7は、特許第3877105号公報に記載された油圧同調装置と同様の構成を有するものである。
ハンドル6には、エアホース7aの他端のエア供給口7bが配置されており、エア供給口7bにコンプレッサを接続するようになっている。そして、操作バルブ8をオン操作して、油圧供給ユニット7の空圧回路へ圧縮空気を供給することにより、ピストンを駆動して油圧室で圧油の吸い込みと油圧シリンダ10への供給とを行うことによりピストンロッド12を前進駆動させて受台30を上昇させる。また、操作バルブ8をオフにしハンドル6の上端に設けたリリースつまみ9を緩め操作することにより、油圧シリンダ10内の油圧を解除してピストンロッド12の後退を可能にして受台30がこれに作用する荷重によって下降させる。
油圧シリンダ10は、シリンダ本体11と、シリンダ本体11に対して軸方向に駆動されるピストンロッド12とを備えて構成される。尚、一対の油圧シリンダ10は、左右対称の構成を有するので一方についてのみ説明する。シリンダ本体11は、配管を介して油圧供給ユニット7と接続され、油圧が供給されるようになっている。シリンダ本体11の後端には、シリンダローラ軸11pに軸支されたシリンダローラ11rが設けられ、シリンダローラ11rは側辺部2cの内側に設けられたガイドレール2dに前後移動可能に支持されている。ピストンロッド12は、前端がロッド支点軸12aを介して作動リンク21(後述)の後端に回動可能に連結されている。
リンク機構20は、作動リンク21と、主リンク22と、連結リンク23と、サブリンク24とを備えて構成される。尚、一対のリンク機構20は、左右対称の構成を有するので一方についてのみ説明する。作動リンク21は、前端が固定支点軸21aを介して側辺部2cに前後移動不能且つ回動自在に連結され、後端がロッド支点軸12aを介してピストンロッド12の前端に回動可能に連結されている。
主リンク22は、作動リンク21と前後方向中間で交差し且つ交差支点軸22cで回動可能に連結される。主リンク22の後端には、主リンクローラ軸22pに軸支された主リンクローラ22rが設けられ、主リンクローラ22rは側辺部2cの内側に設けられたガイドレール2dに前後移動可能に支持されている。主リンク22における主リンクローラ22rと反対側の前端には、受台30が受台支点軸22bを介して回動可能に取り付けられている。
また、主リンク22は、図13及び図14に示すように、作動リンク21との交差支点軸22cから主リンクローラ軸22pまでの距離L1に対し、交差支点軸22cから受台支点軸22bまでの距離L2を長く設定している。本実施形態では、具体的には、L1とL2との長さの比率は、L1:L2=3:4に設定されている。つまり、作動リンク21と主リンク22とは、スコットラッセル機構を基本とする構成を有しつつ、主リンク22において交差支点軸22cから先端側(すなわち受台支点軸22b側)を、交差支点軸22cから基端側(すなわち主リンクローラ軸22p側)よりも長く設定した構成を有している。
そして、作動リンク21と主リンク22とは、受台支点軸22bが略垂直に昇降するように、作動リンク21と主リンク22との長さ比率及び角度関係が設定されている。本実施形態では、具体的には、交差支点軸22cから主リンクローラ軸22pまでの距離L1と、交差支点軸22cから固定支点軸21aまでの距離L3との比率は、L1:L3=3:√7に設定されている。
また、図13に示すように、下限位置において、前方から後方に向かって、固定支点軸21aと、交差支点軸22cと、主リンクローラ軸22pとが略同一直線上に並ぶ。換言すれば、交差支点軸22cと主リンクローラ軸22pとを結ぶ直線と、交差支点軸22cとを固定支点軸21aとを結ぶ直線とのなす角θは、θ≒180°となる。一方、図14に示すように、上限位置において、交差支点軸22cと主リンクローラ軸22pとを結ぶ直線と、交差支点軸22cと固定支点軸21aとを結ぶ直線とのなす角θは、θ≒90°となる。
また、主リンク22は、図16等に示すように、交差支点軸22cと受台支点軸22bとの間の部分が「く」の字状に下向きに屈曲している。よって、受台支点軸22bと固定支点軸21aとが上下に重なることを回避しつつ、交差支点軸22cと受台支点軸22bとの間の部分を「く」の字状に下向きに屈曲させることにより、受台30の下限時高さを可及的に低くすることができる。
シリンダステイリンク23は、後端がシリンダ本体11後端のシリンダローラ軸11pでシリンダローラ11rと同軸に回動可能に連結され、前端が主リンク22の前後方向中間の連結支点軸23aで回動可能に連結されている。
サブリンク24は、後端が連結支点軸24aを介して作動リンク21の前後方向中間に回動可能に連結されている。サブリンク24の前端は、受台30下面のブラケット30aにブラケット支点軸24bを介して回動可能に連結されている。
(2.昇降動作におけるジャッキ1各部の作動)
次に、ジャッキ1を昇降動作させる場合の各部の作動について説明する。まず、ジャッキ1を下限位置から上限位置まで上昇動作させる場合の各部の作動について説明する。作業者が操作バルブ8をオン操作すると、油圧供給ユニット7の空圧回路へ圧縮空気が供給され、ピストンを駆動して油圧室で圧油の吸い込みと油圧シリンダ10への供給が行われ、ピストンロッド12がシリンダ本体11に対して軸方向前方へ駆動される。すなわち、油圧シリンダ10が伸長することにより、ピストンロッド12に連結された作動リンク21が、フレーム2の側辺部2cに設けられた固定支点軸21aを中心に前回り(図1等で時計回り)に回動して後端側が起立していく。
交差支点軸22cで作動リンク21に連結された主リンク22は、交差支点軸22cを中心に後回り(図1等で反時計回り)に回動して前端が上昇しつつ、下端の主リンクローラ22rがガイドレール2dに案内されて前進していく。連結支点軸23aで主リンク22に連結されたシリンダステイリンク23は、前端が連結支点軸23aと一体に前進しつつ上昇すると共に、シリンダローラ11rがガイドレール2dに案内されて前進するのに伴って下端が前進する。連結支点軸24aで作動リンク21に連結されたサブリンク24は、前端のブラケット支点軸24bでブラケット30aを介して受台30を水平姿勢に保ちつつ、後端の連結支点軸24aの上昇に伴って後回り(図1等で反時計回り)に回動しつつ上昇する。このようにして、主リンク22及びサブリンク24の前端に設けられた受台30が、略垂直な移動経路で上限位置まで上昇する。
次に、受台30を上限位置から下限位置まで下降動作させる場合の各部の作動について説明する。作業者が操作バルブ8をオフにしハンドル6の上端に設けたリリースつまみ9を緩め操作することにより、油圧シリンダ10内の油圧を解除すると、受台30に作用する荷重によって、ピストンロッド12がシリンダ本体11に対して軸方向後方へ移動していく。すなわち、油圧シリンダ10が収縮することにより、ピストンロッド12に連結された作動リンク21がフレーム2の側辺部2cに設けられた固定支点軸21aを中心に後回り(図5等で反時計回り)に回動して後端側が伏臥していく。
交差支点軸22cで作動リンク21に連結された主リンク22は、交差支点軸22cを中心に前回り(図5等で時計回り)に回動して前端が下降しつつ、下端の主リンクローラ22rが後退していく。連結支点軸23aで主リンク22に連結されたシリンダステイリンク23は、前端が連結支点軸23aと一体に後退しつつ下降すると共に、シリンダローラ11rがガイドレール2dに案内されて後退するのに伴って下端が後退する。連結支点軸24aで作動リンク21に連結されたサブリンク24は、前端のブラケット支点軸24bでブラケット30aを介して受台30を水平姿勢に保ちつつ、後端の連結支点軸24aの下降に伴って前回り(図5等で時計回り)に回動しつつ下降する。このようにして、主リンク22及びサブリンク24の前端に設けられた受台30が、略垂直な移動経路で下限位置まで下降する。受台30は、下限状態において、作動リンク21の固定支点軸21aよりも前方に位置しているため、固定支点軸21aとの上下の重なりを回避して可及的に低い位置まで下降させることができる。
(3.ジャッキ1各部に作用する力の関係)
次に、昇降時にジャッキ1各部に作用する力の関係について、図13乃至図17を参照しつつ説明する。図15は、シリンダローラ軸11pからガイドレール2dに作用する力F2を説明するためのベクトル図、図16は、主リンク22各部に発生する力を説明するためのベクトル図、図17は、主リンクローラ軸22pからガイドレール2dに作用する力F3を説明するためのベクトル図である。
まず、シリンダローラ軸11pからシリンダローラ11rを介してフレーム2のガイドレール2dに作用する力F2について、図13乃至図15を参照しつつ説明する。受台30が下限位置の時、油圧シリンダ10とシリンダステイリンク23とは、各々の中心線が同一方向となっている。このため、ピストンロッド12の前端に作用する力のベクトルFCと、シリンダステイリンク23の前端に作用する力のベクトルF1とは、大きさが同一で方向が反対向きとなる。このとき、シリンダ本体11の後端には、ベクトルFCと大きさが同一で方向が反対向きの力(ベクトルFC’)が作用する。シリンダステイリンク23の後端には、ベクトルF1と大きさが同一で方向が反対向きの力(ベクトルF1’)が作用する。
そして、フレーム2のガイドレール2dには、ベクトルFC’とベクトルF1’との合成ベクトルF2の力がシリンダローラ11rを介して作用することになる。ベクトルFC’とベクトルF1’とは、大きさが同一で方向が反対向きであり、合成ベクトルF2は大きさがゼロとなる。つまり、シリンダローラ11rからフレーム2のガイドレール2dに対して作用する力は、シリンダ本体11後端と主リンク22の前後方向中間とを連結するシリンダステイリンク23によって略打ち消される。
一方、受台30が下限位置から上昇した状態では、油圧シリンダ10とシリンダステイリンク23とは、各々の中心線の方向が僅かに異なっており、各中心線同士のなす角が微小角度(例えば、0°より大きく且つ10°以下の角度)となっている。このため、ピストンロッド12の前端に作用する力のベクトルFCと、シリンダステイリンク23の前端に作用する力のベクトルF1とは、大きさが略同一で且つ方向が微小角度だけ異なる略反対向きとなる。このとき、シリンダ本体11の後端には、ベクトルFCと大きさが同一で方向が反対向きの力(ベクトルFC’)が作用する。シリンダステイリンク23の後端には、ベクトルF1と大きさが同一で方向が反対向きの力(ベクトルF1’)が作用する。
よって、フレーム2のガイドレール2dには、ベクトルFC’とベクトルF1’との合成ベクトルF2がシリンダローラ11rを介して作用することになる。ベクトルFC’とベクトルF1’とは、ベクトルFCとベクトルF1との関係と同様に、大きさが略同一で且つ方向が略反対向きであるため、これらの合成ベクトルの鉛直成分F2は大きさが極めて小さい下向きとなる。つまり、シリンダローラ11rからフレーム2のガイドレール2dに対して作用する力は、シリンダ本体11後端と主リンク22の前後方向中間とを連結するシリンダステイリンク23によって概略打ち消されるため、極めて小さくなる。
次に、主リンク22各部に作用する力について、図13、図14、図16、図17を参照しつつ説明する。図13、図14に示すように、主リンク22が交差支点軸22cを中心に後回り(図13等で反時計回り)に回転して受台30を上昇させる時、交差支点軸22cには、油圧シリンダ10による回転モーメントFC×R1と、シリンダステイリンク23による回転モーメントF1×R2との両方が作用する。つまり、油圧シリンダ10の推力とシリンダステイリンク23の回転力とが協働して作用するので、シリンダ推力FCが小さくても受台30の上昇力を大きく確保することができる。
また、必要なシリンダ推力FCを小さくできることから、油圧シリンダ10として体格が小型(すなわち小径)のものを用いることができる。更に、交差支点軸22cの回転半径R1を小さく設定することができ、受台30下限時におけるジャッキ1の機高を低く抑えることが可能となる。
そして、主リンクローラ軸22pから主リンクローラ22rを介してフレーム2のガイドレール2dに対して作用する力F3は、図14、図17に示すように、シリンダステイリンク23前端の連結支点軸23aに作用する力のベクトルF1と、交差支点軸22cに作用する力のベクトルF4と、受台30に作用する荷重Wとがつり合う力のベクトルF3として表すことができる。図17から明らかなように、主リンクローラ22rからガイドレール2dに対して作用する力F3は相対的に小さいため、主リンクローラ22rを小径にできると共に、主リンクローラ22rが係合して支持されるガイドレール2dの上下幅も小さくできる。よって、ガイドレール2dが配設されるフレーム2の高さを低くすることができる。
以上の通り、油圧シリンダ10を小径にできる点、交差支点軸22cの回転半径R1を小さく設定できる点、及びガイドレール2dが配設されるフレーム2の高さを低くすることができる点を総合した結果として、必要な昇降能力を確保しつつジャッキ1の機高を低く抑えることができるという効果を奏する。
(4.まとめ)
1.本実施形態のジャッキ1は、左右に対向する一対の側辺部2cを有し、各側辺部2cの内側に前後方向へ水平に伸びるガイドレール2dを設けた矩形状のフレーム2と、シリンダ本体11及びシリンダ本体11に対して軸方向に駆動されるピストンロッド12を有するシリンダ機構としての油圧シリンダ10と、油圧シリンダ10を挟んで設けられる左右一対のリンク機構20と、リンク機構20の前端に設けられる受台30とを備え、油圧シリンダ10によりリンク機構20を駆動して受台30を昇降させるジャッキであって、油圧シリンダ10は、シリンダ本体11後端でシリンダローラ軸11pに軸支されたシリンダローラ11rをガイドレール2dに前後移動可能に係合してなり、リンク機構20は、前端がフレーム2の側辺部2cに固定支点軸21aで回動可能に支持され、後端がピストンロッド12前端のロッド支点軸12aに回動可能に連結される作動リンク21と、作動リンク21と前後方向中間で交差し且つ交差支点軸22cで回動可能に連結され、後端の主リンクローラ軸(軸支点)22pに軸支された主リンクローラ22rをガイドレール2dに前後移動可能に係合すると共に、前端の受台支点軸22bに受台30を回動可能に軸支してなる主リンク22と、後端がシリンダ本体11後端のシリンダローラ軸11pでシリンダローラ11rと同軸に回動可能に連結され、前端が主リンク22の前後方向中間の連結支点軸23aで回動可能に連結される連結リンクとしてのシリンダステイリンク23と、を備える。
この構成によれば、油圧シリンダ10の後端をフレーム2に対して前後移動可能に設けると共に、油圧シリンダ10前端のピストンロッド12によって駆動される作動リンク21に連結された主リンク22とシリンダ本体11との間をシリンダステイリンク23によって連結する構成としたので、油圧シリンダ10から作動リンク21を介して主リンク22に伝わる力とシリンダステイリンク23を介して主リンク22に伝わる力との協働作用によって、昇降能力の向上を図ることが可能であるという効果を奏する。
また、昇降能力の向上が図られることから、必要な昇降能力を確保しつつ油圧シリンダ10の体格を小型化することが可能となる。さらに、シリンダローラ11rや主リンクローラ22rからフレーム2のガイドレール2dに対して作用する力は、シリンダ本体11後端と主リンク22の前後方向中間とを連結するシリンダステイリンク23によって概略打ち消されるため、極めて小さくなる。よって、油圧シリンダ10及びリンク機構20が取り付けられるフレーム2の高さを低減できるので、構成各部の体格を抑制して、ジャッキ1の機高を低く抑えることが可能となる。
2.主リンク22は、作動リンク21との交差支点としての交差支点軸22cから主リンクローラ軸22pまでの距離L1に対して、交差支点軸22cから受台支点としての受台支点軸22bまでの距離L2が長く設定されている。
この構成によれば、作動リンク21と側辺部2cとを連結する固定支点軸21aよりも受台支点軸22bが前方側に位置するため、受台支点軸22bと固定支点軸21aとが上下に重なることを回避して、受台30の下限時高さを低くすることができるという効果を奏する。
3.受台支点軸22bが略垂直に昇降するように、作動リンク21と主リンク22との長さ比率及び角度関係が設定されている。
この構成によれば、受台支点軸22bと固定支点軸21aとが上下に重なることを回避しつつ、作動リンク21と主リンク22との長さ比率及び角度関係の設定により、スコットラッセル機構に近似した略垂直の昇降動作を行うことができるという効果を奏する。
4.主リンク22は、交差支点軸22cと受台支点軸22bとの間の部分が「く」の字状に下向きに屈曲している。
この構成によれば、受台支点軸22bと固定支点軸21aとが上下に重なることを回避しつつ、交差支点軸22cと受台支点軸22bとの間の部分を「く」の字状に下向きに屈曲させることにより、受台30の下限時高さを可及的に低くすることができるという効果を奏する。
(5.変形例)
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変更を施すことが可能である。上記実施形態で示した油圧シリンダ10各部の形状や、リンク機構20各部の形状は一例であり、これらには限られるものではなく、要求される使用に応じて如何なる形状に変更して実施してもよい。
上述した実施形態では、フレーム2のガイドレール2dにおいて、前後方向に延びる下レール片2fを全長に亘って同一の高さに設定したが、これには限られない。ここで、図18は、変形例における下限状態のリンク機構20を示す側面図であり、図19は、上限状態における図18相当の側面図である。図18、図19に示すように、ガイドレール2dの下レール片2fは、前方から後方に向かって、第1ガイド部2f1、第2ガイド部2f2、第3ガイド部2f3が順に形成されている。第1ガイド部2f1と第3ガイド部2f3とは同一高さであり、第2ガイド部2f2は第1ガイド部2f1及び第3ガイド部2f3よりも高さが低い凹状に形成されている。
より詳細には、第1ガイド部2f1は、受台30が上下限の中間位置と上限位置との間を昇降する間に主リンクローラ22rを前後方向に案内する部分であり、主リンクローラ軸22pが第1高さ位置(中心線C1)となるように設定されている。第2ガイド部2f2は、受台30が上下限の中間位置と下限位置との間を昇降する間に主リンクローラ22rを前後方向に案内する部分であり、主リンクローラ軸22pが第1高さ位置よりも低い第2高さ位置(中心線C2の高さ)となるように設定されている。第3ガイド部2f3は、受台30が上限位置と下限位置との間を昇降する間にシリンダローラ11rを前後方向に案内する部分であり、シリンダローラ軸11pが第1高さ位置(中心線C1の高さ)となるように設定されている。
すなわち、変形例において、ガイドレール2dは、少なくとも受台30の上限時に主リンクローラ22rを第1高さ位置で案内する第1ガイド部2f1と、第1ガイド部2f1の後方側に設けられ、少なくとも受台30の下限時に主リンクローラ22rを第1高さ位置よりも低い第2高さ位置で案内する第2ガイド部2f2とを備える。
この構成によれば、少なくとも受台30の上限時に主リンクローラ22rが第1ガイド部2f1により第1高さ位置で案内されて受台30の上限高さを確保できると共に、少なくとも受台30の下限時に主リンクローラ22rが第2ガイド部2f2により第1高さ位置よりも低い第2高さ位置で案内されるので、受台30の下限高さを可及的に低くすることが可能になるという効果を奏する。
1…ジャッキ、2…フレーム、2c…側辺部、2d…ガイドレール、2f1…第1ガイド部、2f2…第2ガイド部、10…油圧シリンダ(シリンダ機構)、11…シリンダ本体、11p…シリンダローラ軸、11r…シリンダローラ、12…ピストンロッド、20…リンク機構、21…作動リンク、21a…固定支点軸、22…主リンク、22b…受台支点軸、22c…交差支点軸、22p…主リンクローラ軸、22r…主リンクローラ、23…シリンダステイリンク(連結リンク)、30…受台。

Claims (5)

  1. 左右に対向する一対の側辺部を有し、前記各側辺部の内側に前後方向へ水平に伸びるガイドレールを設けた矩形状のフレームと、前記フレームに取付けられ、シリンダ本体及び前記シリンダ本体に対して軸方向に駆動されるピストンロッドを有するシリンダ機構と、前記フレームに取付けられ、前記シリンダ機構を挟んで左右に設けられる一対のリンク機構と、前記リンク機構の前端に設けられる受台とを備え、前記シリンダ機構により前記リンク機構を駆動して前記受台を昇降させるジャッキであって、
    前記シリンダ機構は、前記シリンダ本体後端に軸支されたシリンダローラが前記ガイドレールに前後移動可能に支持され、
    前記リンク機構は、
    前端が前記フレームの前記側辺部に回動可能に支持され、後端が前記ピストンロッド前端に回動可能に連結される作動リンクと、
    前記作動リンクと前後方向中間で交差し且つ回動可能に連結され、後端に軸支された主リンクローラが前記ガイドレールに前後移動可能に支持されると共に、前端にて前記受台を取付け支持してなる主リンクと、
    前記シリンダ本体後端と前記主リンクの前後方向中間とをそれぞれ回動可能に連結する連結リンクと、を備えるジャッキ。
  2. 前記主リンクは、前記作動リンクとの交差支点から前記主リンクローラの軸支点までの距離に対して、前記交差支点から前記受台との取付け支点までの距離が長く設定されている、請求項1に記載のジャッキ。
  3. 前記受台との前記取付け支点が略垂直に昇降するように、前記作動リンクと前記主リンクとの長さ比率及び角度関係が設定されている、請求項2に記載のジャッキ。
  4. 前記主リンクは、前記作動リンクとの前記交差支点と前記受台との前記取付け支点との間の部分が「く」の字状に下向きに屈曲している、請求項2又は3に記載のジャッキ。
  5. 前記ガイドレールは、少なくとも前記受台の上限時に前記主リンクローラを第1高さ位置で案内する第1ガイド部と、前記第1ガイド部の後方側に設けられ、少なくとも前記受台の下限時に前記主リンクローラを前記第1高さ位置よりも低い第2高さ位置で案内する第2ガイド部とを備える、請求項1乃至4の何れか一項に記載のジャッキ。
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