JP6947383B2 - 洗浄用泡供給装置 - Google Patents

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本発明は、人等の身体洗浄の際に用いる洗浄用泡供給装置に関する。
身体を石鹸等の洗浄剤で洗う際は、身体に洗浄剤を直接塗って擦る方法や、洗浄剤を泡立ててタオルやスポンジ等で擦る方法が取られている。これらの身体の洗浄行為は、体表面の汚れを落とすとともに、皮膚の油分も洗い流し、皮膚油分量を減少させる。このため、身体を洗う際には皮膚油分量の減少を抑えるように、タオルやスポンジ等で十分に洗浄剤を泡立て、泡の弾力を利用し、擦りすぎずに優しく洗う必要がある。
特に高齢者は、洗浄後の皮膚油分量の回復が遅いことから長時間にわたり皮膚乾燥の状態が継続して皮膚掻痒感が誘発されやすい状態となり、皮膚のトラブルへ繋がる可能性がある(非特許文献1)。一方で、高齢者を対象とした介護サービスでは、短時間に20人以上の入浴介護を行うこともあるため、洗浄剤を十分に泡立てる手間が大きい。
ここで、特許文献1には、洗浄液を貯留する給水部、洗浄液を配水ポンプにより皮膚面に供給する洗浄アダプタ、皮膚面を洗浄した排液を吸引ポンプにより吸引し貯留する排水部とからなる洗浄装置が開示されている。
また、特許文献2には、水道配管又は貯水タンクからシャワーヘッドに水を供給する水供給配管と、液体洗浄剤を水供給配管に導く液体洗浄剤供給配管と、気体を水供給配管に導く気体供給配管とを備え、液体洗浄剤供給配管の水供給配管への洗浄剤混合部を、気体供給配管の水供給配管への気体混合部よりも上流に設けた身体洗浄用泡供給装置が開示されている。
特開2014−30511号公報 特開2015−47236号公報
中野雅子著 高齢者の入浴後の皮膚油分・水分の回復プロセスと皮膚乾燥傾向に関する研究,京都市立看護短期大学紀要,第34号,75−81
特許文献1の洗浄装置は、高齢者をベット等に寝かせたまま身体洗浄するものであって、浴場等に設置して高齢者や介護従事者といった使用者が手軽に使うことはできない。また、排液を回収するポンプや洗浄液を温める加温装置等を必要とするものであるから、構成が複雑で小型化が困難である。
また、特許文献2の身体洗浄用泡供給装置は、均質な泡を十分に発生させることを主目的としており、装置の小型化や使い勝手の向上について開示するものではない。
そこで本発明は、浴場等における個別洗浄スペースのような小スペースにも設置することができ、使用者が手軽に使える洗浄用泡供給装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の洗浄用泡供給装置は、水配管、洗浄剤配管及び気体配管を有し、水に洗浄剤及び圧縮気体を混合して泡を生成する泡生成部と、前記洗浄剤が貯留される洗浄剤貯留タンクと、前記泡生成部を収容した筐体とを備え、前記筐体の側方に前記洗浄剤貯留タンクが配置されていることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の洗浄用泡供給装置において、前記筐体の下部に側方へ延設した延設部を有し、前記延設部に前記洗浄剤貯留タンクが配置されており、前記延設部には前記洗浄剤配管に接続された洗浄剤供給口が設けられており、前記洗浄剤貯留タンクから、前記洗浄剤が前記洗浄剤供給口を介して前記洗浄剤配管に供給されることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の洗浄用泡供給装置において、前記洗浄剤貯留タンクは、正面視で、前記筐体の右方に配置されていることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置において、前記泡の放射と前記水の放射を切換える切換レバーを、前記洗浄剤貯留タンクよりも左方に設けたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置において、前記洗浄剤貯留タンクは、前記筐体から取り外し可能であることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項5に記載の洗浄用泡供給装置において、前記洗浄剤貯留タンクが前記筐体の側面と密接して装着され、前記筐体の前面には、前記洗浄剤貯留タンクと密接する前記側面にかけて窪み部が形成されていることを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の洗浄用泡供給装置において、前記洗浄剤貯留タンクと密接する前記筐体の前記側面に、前記泡生成部の点検口が設けられていることを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項2を引用する請求項7に記載の洗浄用泡供給装置において、前記点検口を覆う点検口蓋を備え、前記点検口蓋が、前記洗浄剤供給口を構成する部材の押えを兼ねていることを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置において、前記泡生成部は、生成された前記泡を細かくする攪拌器と、水の流れを利用して前記洗浄剤を吸引するアスピレータと、前記洗浄剤の逆流を防止する洗浄剤用逆止弁とを備え、前記攪拌器、前記アスピレータ及び前記洗浄剤用逆止弁は、それぞれの内部を通る流体が鉛直方向に流れるように配置されていることを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置において、前記水又は前記泡を吐出する吐出口を前記泡生成部の下部に配置したことを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置において、前記筐体と設置面との距離をあけるスタンド部を備えたことを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置において、前記筐体を壁面に固定する固定部を備え、前記固定部は、前記壁面に配置される壁面側固定部と、前記筐体の背面に設けられた筐体側固定部とからなり、前記壁面側固定部と前記筐体側固定部が係合した状態で、前記筐体を前記壁面から引き離す方向に所定以上の力が加わった場合には、前記壁面側固定部から前記筐体側固定部が離脱することを特徴とする。
請求項13記載の本発明は、請求項11を引用する請求項12に記載の洗浄用泡供給装置において、前記設置面からの前記筐体の落下を防止する落下防止用紐状部材を備え、前記落下防止用紐状部材の一端を前記壁面側固定部に接続し、前記落下防止用紐状部材の他端を前記筐体に接続したことを特徴とする。
請求項14記載の本発明は、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置において、前記泡生成部は、三方弁を前記水配管に備え、前記三方弁は、前記水が前記水配管と前記気体配管との接続部である気体配管接続部を通らずに流入する第一流入口と、前記水が前記気体配管接続部を通って流入する第二流入口と、流入した前記水が流出する流出口とを有し、前記水の放射時には、前記第一流入口が開、前記第二流入口が閉となり、前記第一流入口と前記気体配管接続部との間の前記水配管には、前記第二流入口側から前記第一流入口側への逆流を防止する水用逆止弁が設けられていることを特徴とする。
本発明の洗浄用泡供給装置によれば、浴場等における個別洗浄スペースのような小スペースにも設置することができ、使用者が手軽に使える洗浄用泡供給装置を提供することができる。
本実施例による洗浄用泡供給装置の配管系統図 同洗浄用泡供給装置の流体の流れの説明図 同洗浄用泡供給装置を浴場に設置した状態を示す図 同洗浄用泡供給装置の外観図 同洗浄用泡供給装置の固定部の説明図 同洗浄用泡供給装置の固定部の壁面側固定部の外観図 同洗浄用泡供給装置の洗浄剤貯留タンクを筐体から取り外した状態を示す図 同洗浄用泡供給装置の延設部の洗浄剤供給口の構成図
本発明の第1の実施の形態による洗浄用泡供給装置は、水配管、洗浄剤配管及び気体配管を有し、水に洗浄剤及び圧縮気体を混合して泡を生成する泡生成部と、洗浄剤が貯留される洗浄剤貯留タンクと、泡生成部を収容した筐体とを備え、筐体の側方に洗浄剤貯留タンクが配置されているものである。
本実施の形態によれば、小型の洗浄用泡供給装置を提供できる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による洗浄用泡供給装置において、筐体の下部に側方へ延設した延設部を有し、延設部に洗浄剤貯留タンクが配置されており、延設部には洗浄剤配管に接続された洗浄剤供給口が設けられており、洗浄剤貯留タンクから、洗浄剤が洗浄剤供給口を介して洗浄剤配管に供給されるものである。
本実施の形態によれば、洗浄剤貯留タンクを延設部によって下方から支持し、筐体から洗浄剤貯留タンクが不慮に脱落することを防止できる。また、洗浄剤を円滑に供給することができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態による洗浄用泡供給装置において、洗浄剤貯留タンクは、正面視で、筐体の右方に配置されているものである。
本実施の形態によれば、洗浄剤の補給や洗浄剤貯留タンクの洗浄を右手を使って行いやすくなる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3のいずれか1つの実施の形態による洗浄用泡供給装置において、泡放射と水放射を切換える切換レバーを、洗浄剤貯留タンクよりも左方に設けたものである。
本実施の形態によれば、切換レバーへのアクセスが良く、操作効率が向上する。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4のいずれか1つの実施の形態によるによる洗浄用泡供給装置において、洗浄剤貯留タンクを筐体から取り外し可能としたものである。
本実施の形態によれば、洗浄剤貯留タンクを脱着自在とすることで、洗浄剤の補給や、洗浄剤貯留タンクの洗浄が容易となる。
本発明の第6の実施の形態は、第5の実施の形態による洗浄用泡供給装置において、洗浄剤貯留タンクが筐体の側面と密接して装着され、筐体の前面には、洗浄剤貯留タンクと密接する側面にかけて窪み部が形成されているものである。
本実施の形態によれば、洗浄剤貯留タンクを筐体の側面に密接させることで、筐体から延設した延設部の延設量を小さくすることができる。また、窪み部を設けることで、洗浄剤貯留タンクを掴みやすくなり、洗浄剤貯留タンクの脱着が容易となる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態による洗浄用泡供給装置において、洗浄剤貯留タンクと密接する筐体の側面に、泡生成部の点検口が設けられているものである。
本実施の形態によれば、筐体を分解することなく、泡生成部の調整やメンテナンスを行うことができる。
本発明の第8の実施の形態は、第2の実施の形態に基づく第7の実施の形態による洗浄用泡供給装置において、点検口を覆う点検口蓋を備え、点検口蓋が、洗浄剤供給口を構成する部材の押えを兼ねているものである。
本実施の形態によれば、部品点数を減らしメンテナンス性を向上させることができる。
本発明の第9の実施の形態は、第1から第8のいずれか1つの実施の形態による洗浄用泡供給装置において、泡生成部は、生成された泡を細かくする攪拌器と、水の流れを利用して洗浄剤を吸引するアスピレータと、洗浄剤の逆流を防止する洗浄剤用逆止弁とを備え、攪拌器、アスピレータ及び洗浄剤用逆止弁は、それぞれの内部を通る流体が鉛直方向に流れるように配置されているものである。
本実施の形態によれば、攪拌器により生成される泡をより均質化することができる。また、アスピレータが吸引する洗浄剤の流量を安定化することができる。また、洗浄剤用逆止弁の固着を防止することができる。また、筐体の設置必要面積を小さくすることができる。
本発明の第10の実施の形態は、第1から第9のいずれか1つの実施の形態による洗浄用泡供給装置において、水又は泡を吐出する吐出口を泡生成部の下部に配置したものである。
本実施の形態によれば、例えばシャワーホースを引張ることにより発生する転倒方向のモーメントを小さくし、設置安定性を増すことができる。
本発明の第11の実施の形態は、第1から第10のいずれか1つの実施の形態による洗浄用泡供給装置において、筐体と設置面との距離をあけるスタンド部を備えたものである。
本実施の形態によれば、設置面及び筐体の下面の清掃が容易になり、衛生面が向上する。また、吐出口を泡生成部の下部に配置した場合には、筐体より下方に突設したエルボ管を介して吐出口を設けることができ、シャワーホースの可動範囲を広くできる。
本発明の第12の実施の形態は、第1から第11のいずれか1つの実施の形態による洗浄用泡供給装置において、筐体を壁面に固定する固定部を備え、固定部は、壁面に配置される壁面側固定部と、筐体の背面に設けられた筐体側固定部とからなり、壁面側固定部と筐体側固定部が係合した状態で、筐体を壁面から引き離す方向に所定以上の力が加わった場合には、壁面側固定部から筐体側固定部が離脱するものである。
本実施の形態によれば、筐体を壁面に固定することで、筐体が設置位置からずれたり落下したりすることを防止できる。また、過大荷重が加わった場合には、壁面側固定部から筐体側固定部を離脱させることで、筐体及び泡生成部の損傷を防止することができる。
本発明の第13の実施の形態は、第11の実施の形態に基づく第12の実施の形態による洗浄用泡供給装置おいて、設置面からの筐体の落下を防止する落下防止用紐状部材を備え、落下防止用紐状部材の一端を壁面側固定部に接続し、落下防止用紐状部材の他端を筐体に接続したものである。
本実施の形態によれば、筐体を壁面から引き離す方向に所定以上の力が加わって、壁面側固定部から筐体側固定部が離脱した場合に、筐体が床面に落下するのを防ぐことができる。
本発明の第14の実施の形態は、第1から第13のいずれか1つの実施の形態による洗浄用泡供給装置において、泡生成部は、三方弁を水配管に備え、三方弁は、水が水配管と気体配管との接続部である気体配管接続部を通らずに流入する第一流入口と、水が気体配管接続部を通って流入する第二流入口と、流入した水が流出する流出口とを有し、水の放射時には、第一流入口が開、第二流入口が閉となり、第一流入口と気体配管接続部との間の水配管には、第二流入口側から第一流入口側への逆流を防止する水用逆止弁が設けられているものである。
本実施の形態によれば、使用者が圧縮気体供給部の圧縮気体の供給と停止の操作をする必要がない。また、圧縮気体供給部を泡供給部と離れた場所に設置することが可能となる。
以下、本発明の一実施例による洗浄用泡供給装置について説明する。
図1は、本実施例による洗浄用泡供給装置の配管系統図である。図2は、同洗浄用泡供給装置の流体の流れの説明図である。
洗浄用泡供給装置1は、水に洗浄剤と圧縮気体を混合して泡を生成する泡生成部10と、液状の洗浄剤が貯留されている洗浄剤貯留タンク30と、圧縮気体を供給する圧縮気体供給部40を備える。圧縮気体供給部40は、例えばコンプレッサや加圧ボンベである。また、圧縮気体は、空気、酸素、窒素、又は二酸化炭素等である。
泡生成部10は、水配管11、洗浄剤配管12、気体配管13、水用レギュレータ14、フィルター15、絞り16、アスピレータ17、三方弁18、攪拌器19、気体用逆止弁20、洗浄剤用逆止弁21、及び水用逆止弁22を有する。
水配管11には、蛇口2から供給される水(温水又は冷水)が流れる。洗浄剤配管12には、洗浄剤貯留タンク30から供給される洗浄剤が流れる。気体配管13には、圧縮気体供給部40から供給される圧縮気体が流れる。圧縮気体供給部40と気体用逆止弁20の間には、加圧された気体の圧力を一定にする気体用レギュレータ41が設けられている。水配管11には、気体配管接続部11aにおいて気体配管13が接続されている。
アスピレータ17は、水の流れを利用して負圧を生じさせて、洗浄剤貯留タンク30に貯留されている洗浄剤を吸引する。絞り16はアスピレータ17に吸引される洗浄剤の流量を絞る。フィルター15は、洗浄剤をろ過して絞り16の詰まりを防止する。
攪拌器19は、例えば、開孔を有する網状体からなる撹拌部材を内部の発泡流路に設けたものであり、洗浄剤及び気体が混合された水は、撹拌部材を通過する際に流れが乱され撹拌されることで均一に分散・混合されて良質の泡となり、シャワーヘッド50に供給される。シャワーヘッド50は、泡を放射状に放出させる。
図2に示すように、三方弁18は、第一流入口18A、第二流入口18B、流出口18C及びレバー18Dを有し、水配管11に設けられている。第一流入口18Aには、水が水配管11と気体配管13との接続部である気体配管接続部11aを通らずに流入する。第二流入口18Bには、水が気体配管接続部11aを通って流入する。また、第一流入口18Aと気体配管接続部11aとの間の水配管11には、第二流入口18B側から第一流入口18A側への水又は気体の逆流を防止する水用逆止弁22が設けられている。レバー18Dの操作により第一流入口18A及び第二流入口18Bを開閉することで、シャワーヘッド50から水を放射する水放射と、シャワーヘッド50から泡を放射する泡放射とを選択的に切換えることができる。
図2(a)は水放射時の流体の流れを示し、図2(b)は泡放射時の流体の流れを示している。図2(a)(b)においては、水又は泡の流れを白抜き矢印で示している。図2(b)においては、水に混合される前の洗浄剤の流れを点線で示し、水に混合される前の圧縮気体の流れを一点鎖線で示している。
第一流入口18Aを開、第二流入口18Bを閉としたときは水放射となる。水放射時は、図2(a)に示すように、蛇口2から供給された水は、水用レギュレータ14を通って、三方弁18に第一流入口18Aから流入して流出口18Cから流出し、攪拌器19を通ってシャワーヘッド50から放射される。
第一流入口18Aを閉、第二流入口18Bを開としたときは泡放射となる。泡放射時は、図2(b)に示すように、蛇口2から供給された水は、水用レギュレータ14及びアスピレータ17を通って、三方弁18に第二流入口18Bから流入して流出口18Cから流出し、攪拌器19に流入する。また、洗浄剤貯留タンク30に貯留されている洗浄剤は、アスピレータ17によって吸引され、フィルター15及び絞り16、洗浄用逆止弁21を通ってアスピレータ17に流入して水に混合する。また、圧縮気体供給部40により供給された圧縮気体は、気体用レギュレータ41及び気体用逆止弁20を通って、洗浄剤混じりの水に混合する。攪拌器19に流入した洗浄剤混じりの水と圧縮気体は、泡となってシャワーヘッド50へ向かう。
このように、三方弁18を設けることで、同一のシャワーヘッド50で、泡放射と水放射の両方を行うことができる。
また、攪拌器19を三方弁18よりも下流の泡と水の共通流路に設けることで、泡放射後に攪拌器19内に残留した泡を、水放射時に流れる水で洗い流すことができる。これにより、攪拌器19の網状体に洗浄剤が固まって詰まることを防止できる。
水用レギュレータ14は、泡放射時はアスピレータ17にかかる水圧を一定にする。特に、水配管11に水道水を供給する場合、水道圧は設置環境や周囲の水道使用状況等によって大きく変動するが、水用レギュレータ14と絞り16を併用することにより、水道圧が変動しても安定してアスピレータ17が洗浄剤を吸引することができる。一方、水放射時には水道圧を抑えて節水や水の当たりを優しくする。
三方弁18が水放射に切換えられると、図2(a)に示すように、三方弁18の第二流入口18Bが閉となり、圧縮気体供給部40が供給した圧縮気体が遮断されるため、気体配管13の圧力が上昇する。圧縮気体供給部40がコンプレッサの場合は、所定圧を上回ったことが検知されるとコンプレッサに付属した圧力スイッチが作動し、圧縮気体供給部40の運転を停止させる。一方、圧縮気体供給部40が加圧ボンベの場合は、レギュレータ設定圧以上に圧縮気体が供給されることはない。また、泡放射に切換えられると、図2(b)に示すように、三方弁18の第二流入口18Bが開となり、圧縮気体が攪拌器19側に流れるため、圧縮気体の供給が始まる。このように、泡生成部10の気体配管13を流れる圧縮気体を水放射時に遮断することによって、レバー18Dの動作に連動させて圧縮気体の供給と停止ができるため、使用者が圧縮気体供給部40の供給と停止の操作をする必要がない。また、圧縮気体供給部40を泡生成部10と離れた場所に設置することが可能となる。
図3は、本実施例による洗浄用泡供給装置が介護施設等の浴場に設置された状態を示す図である。
浴場には、高齢者等の使用者が身体を洗浄する個別洗浄スペースが複数設けられており、各洗浄スペースには、蛇口2とシャワー3が備え付けられている。また、蛇口2の下方には、石鹸やシャンプー等が置かれる棚4が設置されている。
蛇口2は、水の温度を調節する温度調節操作部2Aと、水の出し止めを行う水操作部2Bと、温水又は冷水を吐水する吐水口2Cを有する。
シャワー3は、シャワーホース3Aの先端にシャワーヘッド50を有する。シャワーヘッド50は、シャワー3と対向する使用者側から見て蛇口2よりも右方に配置されている。
洗浄用泡供給装置1は、棚4に載置されている。洗浄用泡供給装置1の水配管11に繋がる水供給口23は、配管を介して吐水口2Cに接続されている。洗浄用泡供給装置1の吐水口24には、シャワーホース3Aの後端が接続されている。また、洗浄用泡供給装置1の気体配管13に繋がる気体供給口25には、浴場外に設置された圧縮気体供給部40が供給した圧縮気体の供給配管が接続されている。また、棚4がない場合は、装置専用台の設置や、装置のスタンド部を長くして床面に設置してもよい。なお、装置のスタンド部については後述する。
図4は、洗浄用泡供給装置の外観図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は背面図、図4(c)は右側面図、図4(d)は左側面図、図4(e)は斜視図、図4(f)は底面図、図4(g)はスタンド部を外した状態における底面図である。
泡生成部10は、筐体60に収容されている。筐体60の下部には、側方に延設した延設部61が設けられている。延設部61の上面には洗浄剤貯留タンク30が装着される。洗浄剤貯留タンク30は延設部61に下方から支持されるため、筐体60から不慮に脱落することがない。
洗浄剤貯留タンク30は上部に開口を有しており、その開口は蓋31で塞がれている。洗浄剤が少なくなった場合は、蓋31を外して開口から補給する。なお、洗浄剤貯留タンク30は、洗浄剤の残量を目視できるように、少なくとも一部を透明又は半透明とすることが好ましい。
筐体60の前面には、切換レバー70が設けられている。切換レバー70は、三方弁18のレバー18D(図1参照)に接続されており、切換レバー70の操作によって第一流入口18A及び第二流入口18Bの開閉が行われ、泡放射と水放射を切換えることができる。切換レバー70は、洗浄剤貯留タンク30よりも左方に設けられている。
切換レバー70を筐体60の側面ではなく前面に設けることで、使用者の視認性及び操作性が向上する。また、切換レバー70を洗浄剤貯留タンク30よりも左方に設けることで、蛇口2の水操作部2B(図3参照)と切換レバー70の距離が近くなり、使用者の操作効率が向上する。
洗浄用泡供給装置1は、筐体60と設置面との距離をあけるスタンド部80を備えている。スタンド部80を備えることで、筐体60の下面を設置面となる棚4の上面から浮かすことができる。これにより、棚4の上面や筐体60の下面の清掃が容易になり、衛生面が向上する。
スタンド部80は、柱状部81と脚部82とからなる。柱状部81は、一端が筐体60の下面に接続され、他端が脚部82に接続されている。脚部82は柱状部81に対して垂直に突出した4本の板状部材からなる。
脚部82の板状部材は、筐体60の前面側に向けて突出した前面側板状部材82aと、筐体60の後面側に向けて突出した後面側板状部材82bとからなる。前面側板状部材82aのほうが後面側板状部材82bよりも長く形成されている。これにより、筐体60がシャワーホース3等によって前方へ引っ張られた場合でも、棚4から落下し難くなっている。
図5は、本実施例による洗浄用泡供給装置の固定部の説明図であり、図5(a)は筐体を正面下方からみた斜視図、図5(b)、(c)は筐体を背面左下方からみた斜視図である。図6は、同壁面側固定部の外観図である。
洗浄用泡供給装置1は、筐体60を設置箇所の壁面に固定する固定部90を備える。
固定部90は、壁面側固定部91と、筐体60の背面に設けられた筐体側固定部92とからなる。
壁面側固定部91は、図6に示すように、本体部91Aと、一対の保持部91Bと、紐状部材係止部91Cを有する。保持部91B及び紐状部材係止部91Cは、本体部91Aの前面に配置されている。紐状部材係止部91Cは、一対の保持部91Bの間に位置している。一対の保持部91Bは、それぞれ弧状に形成され、離間して配置されている。
筐体側固定部92は、図5(b)に示すように、筐体60の背面に設けられている。筐体側固定部92は、一対の差込部92Aを有する。一対の差込部92Aは、それぞれ略円筒状に形成され、離間して配置されている。
図5(a)(b)は、壁面側固定部91と筐体側固定部92を係合させる前の状態を示している。図5(a)(b)に示すように、紐状部材係止部91Cには、落下防止用紐状部材100の一端が接続されている。落下防止用紐状部材100の他端は、筐体60の下面に接続されている。
図5(c)は、壁面側固定部91と筐体側固定部92を係合させた状態を示している。壁面側固定部91を設置箇所の壁面に両面テープ等で貼り付け、筐体側固定部92の差込部92Aを壁面側固定部91の保持部91Bに係合させると、図5(c)の状態となる。
このように固定部90を用いて筐体60を壁面に固定することで、筐体60が動いたり棚4から落下したりすることを防止できる。また、筐体60の背面に筐体側固定部92を設けることで、筐体60の背面と壁面との間に指が入るほどの隙間を設けることができ、洗浄剤貯留タンク30を掴みやすくなり、洗浄剤貯留タンク30の脱着が容易となる。
また、前方へ一定以上の荷重が加わった場合には、壁面側固定部91と筐体側固定部92との係合が解除されるように、保持部91Bの保持力が設定されている。保持部91Bの保持力は、通常の使用想定を超える張力が加わった場合に、差込部92Aが保持部91Bから外れるように設定されていることが好ましい。これにより、シャワーホース3Aに使用者の足が引っ掛かるなどして筐体60が前方へ強い力で引っ張られた時に泡生成部10や筐体60が破損することを防止できる。
なお、落下防止用紐状部材100の一端が壁面側固定部91に接続され、落下防止用紐状部材100の他端が筐体60の下面に接続されているため、筐体60が前方へ強い力で引っ張られて壁面側固定部91と筐体側固定部92との係合が解除された場合であっても、筐体60が床面に落下することは無い。
次に、図1から図4を用いて、洗浄座用泡供給装置の内部の配置について説明する。 洗浄剤を吸引するアスピレータ17は、水の入口を上側、水の出口を下側として配置されている。洗浄剤配管12は、アスピレータ17の入口と出口の間の位置に接続されている。アスピレータ17を縦に配置し、内部を通る水が鉛直に流れるようにすることで、配管に存在する気泡がアスピレータ17の内部に侵入しにくくなり、洗浄剤の吸引流量を安定化することができる。
三方弁18の下方に位置する攪拌器19は、水の入口を上側、水の出口を下側として配置されている。攪拌器19を縦に配置することで、供給された圧縮気体が泡になる前に流出することを防止し、泡放射時において、攪拌器19の内部に設けられた撹拌部材による撹拌がより一層促進され、泡が均質化されやすくなる。
洗浄剤用逆止弁21は、洗浄剤の入口を下側、洗浄剤の出口を上側として配置されている。洗浄剤用逆止弁21を縦に配置することで、内部を通る洗浄剤を洗浄剤用逆止弁21に滞留させ、洗浄剤用逆止弁21の固着を防止できる。
また、アスピレータ17、攪拌器19及び洗浄剤用逆止弁21の長手方向を縦に配置することで、筐体30の設置必要面積を小さくすることができる。
攪拌器19の下方には水又は泡を吐出する吐出口24が設けられている。吐出口24にはシャワーホース3Aが接続される。シャワーホース3Aに接続される吐出口24を下部に設けることで、シャワーホース3Aを引張ることにより発生する転倒方向のモーメントを小さくし、設置安定性を増すことができる。
また、上述のとおり、筐体60はスタンド部80によって棚4から上方へ離されているため、筐体60の下方に突設したエルボ管26を介して吐出口24を設けることができる。エルボ管26を水平方向に回動自在とすることで、吐出口24はシャワーホース3Aの動きに追随して左右に首を振ることができ、シャワーホース3Aの可動範囲が広がる。また、気体供給口25も筐体60より下方へ突出させることができる。
水用レギュレータ14は、筐体60に泡生成部10を収容したときに攪拌器19よりも延設部61寄りに位置するように配置されている。水用レギュレータ14の上方には圧力測定口が配置され、水用レギュレータ14の下方には、後述する洗浄剤供給口62に繋がるタンク接続口が配置されている。
図7は、本実施例による洗浄用泡供給装置の洗浄剤貯留タンクを筐体から取り外した状態を示す図である。図8は、本実施例による洗浄用泡供給装置の延設部に設けられた洗浄剤供給口の概略構成図である。
延設部61の上面には、洗浄剤供給口62が設けられている。洗浄剤供給口62には、図8に示すように、洗浄剤の漏れを防ぐVパッキン62Aが設けられている。
洗浄剤供給口62の周囲には、U字状に凹部63が形成されている。洗浄剤貯留タンク30は、下部に凹部63に対応した形状の凸部32を有しており、凸部32を凹部63に嵌合することで、洗浄剤貯留タンク30を延設部61に装着し、洗浄剤を洗浄剤貯留タンクから流出させることができる。
装着された洗浄剤貯留タンク30は、筐体60の側面に密接する。洗浄剤貯留タンク30を筐体60に密接又は近接させることで、装置の設置必要面積を小さくすることができる。
また、図7に示すように、筐体60の前面には、延設部61側の側面から吐出口24の上方にかけて流線形状の窪み部64が形成されている。窪み部64を設けることで、筐体60に密接している洗浄剤貯留タンク30を掴みやすくなり、洗浄剤貯留タンク30の脱着が容易となる。また、窪み部64を吐出口24の上方に形成することで、吐出口24に接続されたシャワーホース3Aの左右への可動範囲を大きくできる。
洗浄剤貯留タンク30は、上方に引き抜いて取り外すことができるが、延設部61の先端側には凹部63から立ち上がる壁部を設けず、切欠いた状態としているため、洗浄剤貯留タンク30を側方に引き抜いて取り外すこともできる。よって、洗浄剤貯留タンク30の上方に障害物があって上方への引き抜きが難しい場所であっても、洗浄用泡供給装置1を設置することができる。
また、洗浄剤貯留タンク30は、図7に示すように、正面視で、筐体60の右方に装着されることが好ましい。これにより、使用者は右手で洗浄剤貯留タンク30を脱着させることができる。また、洗浄剤貯留タンク30を右方に配置することで、切換レバー70を洗浄剤貯留タンク30よりも左方に設けることができ、上述のように、切換レバー70へのアクセスがよくなり、使用者の操作効率が向上する。
図8に示すように、筐体60の延設部61側の側面には、泡生成部の点検口65が設けられている。上述のように、水用レギュレータ14及び圧力測定口が延設部61寄りに配置されているため、点検口65から水用レギュレータ14の調整や水圧測定を行うことができる。このように、点検口65を筐体60に設けることで、筐体60を分解することなく筐体60に収容されている泡生成部10のメンテナンスや調整を容易に行うことができる。
点検口65は、メンテナンスや調整時以外は点検口蓋66で覆われている。点検口蓋66は、鉛直部66Aと水平部66Bとで略L字状に形成されている。水平部66BにはVパッキン62Aよりも小径の孔が洗浄剤の流路となる位置に形成されている。鉛直部66Aは点検口65を覆う。水平部66Bは洗浄剤供給口62を構成する部品を洗浄剤の流路を除いて覆うことでVパッキン62Aを上から押さえる。このように点検口蓋66が、洗浄剤供給口62を構成する部品の押さえも兼ねることで、部品点数を減らし、メンテナンス性を向上させることができる。
以上のように、洗浄用泡供給装置1は、筐体60を浴場の個別洗浄スペースの棚4にも載置可能なサイズとすることで、使用者が手軽に使用することができる。なお、棚4が設置されていない場合は、筐体60を床面に載置してもよい。
また、上記実施形態では、筐体60に延設部61を設け、洗浄剤貯留タンク30を筐体60に脱着可能に装着する例を説明したが、延設部61を設けず、筐体60の側面に洗浄剤貯留タンク30を取り付ける構造とすることもでき、洗浄剤貯留タンク30を筐体60から取り外せない構造とすることもできる。
本発明による洗浄用泡供給装置は、介護施設の浴室内等の洗浄箇所に、小型の筐体を設置してシャワーヘッドから洗浄用の泡を連続して放射することが可能であるため、使用者や愛玩動物等の肌健康の向上を図れると共に、使用者の泡立ての手間と負担を軽減することができる。
1 洗浄用泡供給装置
2 蛇口
2A 温度調節操作部
2B 水操作部
2C 吐水口
3 シャワー
3A シャワーホース
4 棚
10 泡生成部
11 水配管
11a 気体配管接続部
12 洗浄剤配管
13 気体配管
14 水用レギュレータ
15 フィルター
16 絞り
17 アスピレータ
18 三方弁
18A 第一流入口
18B 第二流入口
18C 流出口
18D レバー
19 攪拌器
20 気体用逆止弁
21 洗浄剤用逆止弁
22 水用逆止弁
23 水供給口
24 吐出口
25 気体供給口
26 エルボ管
30 洗浄剤貯留タンク
31 蓋
32 凸部
40 圧縮気体供給部
41 気体用レギュレータ
50 シャワーヘッド
60 筐体
61 延設部
62 洗浄剤供給口
62A Vパッキン
63 凹部
64 窪み部
65 点検口
66 点検口蓋
66A 鉛直部
66B 水平部
70 切換レバー
80 スタンド部
81 柱状部
82 脚部
82a 前面側板状部材
82b 後面側板状部材
90 固定部
91 壁面側固定部
91A 本体部
91B 保持部
91C 紐状部材係止部
92 筐体側固定部
92A 差込部
100 落下防止用紐状部材

Claims (14)

  1. 水配管、洗浄剤配管及び気体配管を有し、水に洗浄剤及び圧縮気体を混合して泡を生成する泡生成部と、
    前記洗浄剤が貯留される洗浄剤貯留タンクと、
    前記泡生成部を収容した筐体とを備え、
    前記筐体の側方に前記洗浄剤貯留タンクが配置されていることを特徴とする洗浄用泡供給装置。
  2. 前記筐体の下部に側方へ延設した延設部を有し、前記延設部に前記洗浄剤貯留タンクが配置されており、
    前記延設部には前記洗浄剤配管に接続された洗浄剤供給口が設けられており、前記洗浄剤貯留タンクから、前記洗浄剤が前記洗浄剤供給口を介して前記洗浄剤配管に供給されることを特徴とする請求項1に記載の洗浄用泡供給装置。
  3. 前記洗浄剤貯留タンクは、正面視で、前記筐体の右方に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄用泡供給装置。
  4. 前記泡の放射と前記水の放射を切換える切換レバーを、前記洗浄剤貯留タンクよりも左方に設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置。
  5. 前記洗浄剤貯留タンクは、前記筐体から取り外し可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置。
  6. 前記洗浄剤貯留タンクが前記筐体の側面と密接して装着され、
    前記筐体の前面には、前記洗浄剤貯留タンクと密接する前記側面にかけて窪み部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の洗浄用泡供給装置。
  7. 前記洗浄剤貯留タンクと密接する前記筐体の前記側面に、前記泡生成部の点検口が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の洗浄用泡供給装置。
  8. 前記点検口を覆う点検口蓋を備え、
    前記点検口蓋が、前記洗浄剤供給口を構成する部材の押えを兼ねていることを特徴とする請求項2を引用する請求項7に記載の洗浄用泡供給装置。
  9. 前記泡生成部は、生成された前記泡を細かくする攪拌器と、水の力で負圧を生じさせて前記洗浄剤を吸引するアスピレータと、前記洗浄剤の逆流を防止する洗浄剤用逆止弁とを備え、
    前記攪拌器、前記アスピレータ及び前記洗浄剤用逆止弁は、それぞれの内部を通る流体が鉛直方向に流れるように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置。
  10. 前記水又は前記泡を吐出する吐出口を前記泡生成部の下部に配置したことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置。
  11. 前記筐体と設置面との距離をあけるスタンド部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置。
  12. 前記筐体を壁面に固定する固定部を備え、
    前記固定部は、前記壁面に配置される壁面側固定部と、前記筐体の背面に設けられた筐体側固定部とからなり、
    前記壁面側固定部と前記筐体側固定部が係合した状態で、前記筐体を前記壁面から引き離す方向に所定以上の力が加わった場合には、前記壁面側固定部から前記筐体側固定部が離脱することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置。
  13. 前記設置面からの前記筐体の落下を防止する落下防止用紐状部材を備え、
    前記落下防止用紐状部材の一端を前記壁面側固定部に接続し、前記落下防止用紐状部材の他端を前記筐体に接続したことを特徴とする請求項11を引用する請求項12に記載の洗浄用泡供給装置。
  14. 前記泡生成部は、三方弁を前記水配管に備え、
    前記三方弁は、前記水が前記水配管と前記気体配管との接続部である気体配管接続部を通らずに流入する第一流入口と、前記水が前記気体配管接続部を通って流入する第二流入口と、流入した前記水が流出する流出口とを有し、前記水の放射時には、前記第一流入口が開、前記第二流入口が閉となり、
    前記第一流入口と前記気体配管接続部との間の前記水配管には、前記第二流入口側から前記第一流入口側への逆流を防止する水用逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の洗浄用泡供給装置。
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