JP6945304B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
エンジンと、
刈取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置と機体横方向に並ぶ状態で位置して脱穀処理で得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、
前記脱穀装置と前記穀粒タンクとの間において上下方向に延設されて前記エンジンからの排気を外部に排出する排気管と、
前記排気管の上端部を保護する保護部材とが備えられ、
前記保護部材は、前記脱穀装置における前記穀粒タンク側部分のみに支持されている点にある。
本発明においては、前記保護部材は、前記排気管の排気出口を囲むように形成されていると好適である。
本発明においては、前記保護部材は、前記排気管の排気出口の上方と両側方とを通る略門形に形成され、前記保護部材の両方の下端部が、前記脱穀装置における前記穀粒タンク側部分に支持されていると好適である。
前記揚穀装置の上端部は、前記排気管と機体横方向に並ぶ状態で前記支持部材に支持されていると好適である。
前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンクの後部下側箇所から上方に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部から横向きに延びる横搬送部とが備えられ、
前記横搬送部が、縦軸芯周りで旋回移動可能で、且つ、先端部分に設けられた穀粒排出口が上下方向に移動するように横軸芯周りで上下揺動可能であり、
前記排気管は、前記脱穀装置の上端部よりも上側に突出しており、
前記保護部材は、機体内方側のホーム位置に格納されている前記横搬送部の上端部よりも下側に位置していると好適である。
前記保護部材は、前記穀粒タンク側部分に支持されている箇所から上方に延びる状態で設けられ、且つ、上下中間部より上方側箇所は前記脱穀装置側に向けて曲げられていると好適である。
つまり、高温の排気が穀粒タンク側に流動して、穀粒タンク内に貯留される穀粒が高温の排気によって加熱されることを回避できる。
図1及び図2に示すように、本発明に係るコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1によって自走する走行機体の前部に植立穀稈を刈り取る刈取部2が備えられている。走行機体の前部右側にキャビン3にて周囲が覆われた運転部4が備えられ、走行機体の後部には、刈取部2にて刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置5と、脱穀処理にて得られた穀粒を貯留する穀粒タンク6とが、横方向に並ぶ状態で備えられている。走行機体の運転部4における運転座席7の下方に位置する状態で原動部8が備えられ、穀粒タンク6に貯留された穀粒を機外に排出する穀粒排出装置としてのアンローダ9が備えられている。
この第2旋回領域H2では、中間位置T2よりも高い位置においてのみ旋回可能に設定されている。このような上下移動規制は、上下位置センサ及び旋回位置センサの検出情報に基づいて、制御装置が油圧シリンダ18の作動を制御するようになっている。尚、第2旋回領域H2において横送りスクリューコンベア9Bを下降作動するときは、他の領域において行われされる下降作動の速度よりも低速で下降するように速度が設定されている。
図1,2,3に示すように、原動部8にエンジン20が備えられている。図3に示すように、このエンジン20は、クランク軸方向が機体横方向となる搭載姿勢で、弾性支持体としてのゴム式マウント機構21を介して機体フレーム22に支持されている。
図3に示すように、第2排ガス処理装置24から排出される排ガスを、外部に排出する排気管26が備えられている。排気管26は、脱穀装置5の上端部よりも上側に突出している。排気管26は、脱穀装置5と穀粒タンク6との間において、排気出口27が脱穀装置5の上端よりも上方に位置するように、第2排ガス処理装置24の排ガス出口部25から後上がり傾斜姿勢で脱穀装置5の上端側箇所まで延ばされている。図2,4,10に示すように、排気管26の上端部に排気出口27が形成され、その排気管26の上端部が脱穀装置5側に向けて曲がる状態で延設されている。
図4,6に示すように、揚穀コンベア16の上部が前後両側の連結ブラケット33,34を介して脱穀装置5の右側の側壁5Aに支持されている。前後の連結ブラケット33,34のうちの後側の連結ブラケット33は、上下方向及び前後方向の夫々に幅広の板状部材にて構成されている。連結ブラケット33の一端部が揚穀コンベア16の外周面に溶接等により一体的に連結され、連結ブラケット33の他端部が脱穀装置5の右側の側壁5Aにボルト連結されている。
上下位置センサの検出精度が低下している等の横送りスクリューコンベア9Bの上下位置の検出精度が低下しているとき等においては、例えば、横送りスクリューコンベア9Bをホーム位置から一旦上昇させて少しだけ旋回させたのち下降させる場合に、横送りスクリューコンベア9Bが排気管26の上端部に接当するおそれがある。そこで、排気管26の上端部を保護する保護部材44が備えられている。
(1)上記実施形態では、連結ブラケット34により、揚穀コンベア16、排気管26、保護部材44を夫々支持する構成としたが、連結ブラケット34が揚穀コンベア16のみを支持する構成でもよく、連結ブラケット34が揚穀コンベア16と排気管26とを支持する構成でもよい。
5A 側壁(穀粒タンク側部分)
6 穀粒タンク
6a 入口部
9 穀粒排出装置
9A 縦搬送部
9B 横搬送部
20 エンジン
26 排気管
27 排気出口
34 支持部材
44 保護部材
X 横軸芯
Y1 縦軸芯
Claims (8)
- エンジンと、
刈取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置と機体横方向に並ぶ状態で位置して脱穀処理で得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、
前記脱穀装置と前記穀粒タンクとの間において上下方向に延設されて前記エンジンからの排気を外部に排出する排気管と、
前記排気管の上端部を保護する保護部材とが備えられ、
前記保護部材は、前記脱穀装置における前記穀粒タンク側部分のみに支持されているコンバイン。 - 前記保護部材は、前記排気管の排気出口を囲むように形成されている請求項1に記載のコンバイン。
- 前記保護部材は、前記排気管の排気出口の上方と両側方とを通る略門形に形成され、
前記保護部材の両方の下端部が、前記脱穀装置における前記穀粒タンク側部分に支持されている請求項1又は2に記載のコンバイン。 - 前記保護部材は、前記脱穀装置の側壁に支持されている請求項1から3のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記排気管を支持する支持部材が、前記穀粒タンク側部分に支持され、
前記保護部材が前記支持部材に支持されている請求項1から4のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記脱穀装置と前記穀粒タンクとの間に、前記脱穀装置の下部から穀粒を前記穀粒タンクの入口部に向けて揚送する揚穀装置が備えられ、
前記揚穀装置の上端部は、前記排気管と機体横方向に並ぶ状態で前記支持部材に支持されている請求項5に記載のコンバイン。 - 前記穀粒タンクに貯留される穀粒を外部に排出する穀粒排出装置が備えられ、
前記穀粒排出装置に、前記穀粒タンクの後部下側箇所から上方に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部から横向きに延びる横搬送部とが備えられ、
前記横搬送部が、縦軸芯周りで旋回移動可能で、且つ、先端部分に設けられた穀粒排出口が上下方向に移動するように横軸芯周りで上下揺動可能であり、
前記排気管は、前記脱穀装置の上端部よりも上側に突出しており、
前記保護部材は、機体内方側のホーム位置に格納されている前記横搬送部の上端部よりも下側に位置している請求項1から6のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記排気管の上端部は、排気出口が前記脱穀装置側に向けて開口するように曲げられ、
前記保護部材は、前記穀粒タンク側部分に支持されている箇所から上方に延びる状態で設けられ、且つ、上下中間部より上方側箇所は前記脱穀装置側に向けて曲げられている請求項1から7のいずれか1項に記載のコンバイン。
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Family Applications (1)
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- 2017-01-31 JP JP2017016316A patent/JP6945304B2/ja active Active
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