JP6945247B2 - コンピュータロックシステム - Google Patents
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Description
前記のコンピュータロックシステムを備えたコンピュータ本体。
<概要>
図1に示すように、本コンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0100とコンピュータ本体0100に外部接続される受信アンテナ装置0101とからなり、例えばそのコンピュータにログインして作業しているユーザ(図1左図)が座席を離れたときに自動的にコンピュータインターフェース(ディスプレイインターフェース等)にロックがかかり(図1右図)、またユーザが席に戻り、近づいた状態でその受信アンテナ装置0101からのアンテナ信号に含まれるロック解除IDを受け取ると、自動的にロックが解除されるシステムを構成している。図1では、その他のハードウェアとして、ユーザが作業中に利用しているディスプレイ0102やキーボード0103を示している。図1左図のディスプレイ画面は作業中の画面を示し、図1右図のディスプレイ画面はコンピュータロック画面を示す。また、そのロック解除IDはユーザが所持している無電源RFIDを利用しても良い。
図2に示すように、実施形態1のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0200と、受信アンテナ装置0210と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置0210は、アンテナ信号受信部0211、アンテナ信号出力部0212と、からなり、コンピュータ本体0200は、アンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0203と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206と、を有する。
<実施形態1 受信アンテナ装置>
「受信アンテナ装置」0210はコンピュータ本体0200に外部接続されており、コンピュータのログインしているユーザが会社などで在席して作業しており(図1左図)、作業中に席を離れ(図1右図)、受信アンテナ装置との有効交信範囲を超えてユーザが移動すると、ロック解除IDを所有しているユーザとの間で交信できなくなり、自動的にコンピュータにロックがかかる。すなわち、図1右図のような離席中のロック画面の表示になる。次にユーザが席に近づく、又は戻るときに、すなわち受信アンテナ装置の有効交信範囲内に入ると、ユーザが所有しているロック解除ID(たとえば、ユーザが所持しているカードや無線タグに内蔵している)を含むアンテナ信号を受信し、受信したアンテナ信号の中からコンピュータにロックがかかり利用不能状態からロックを解除するためのロック解除IDをコンピュータ本体に渡す機能を有している。受信アンテナ装置に接続されたコンピュータに対して、受信アンテナ装置のアンテナ信号出力部から自身を認識させるIDを出すと良い。
「アンテナ信号受信部」0111は無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信する。無線のアンテナ信号は無電源RFID、近距離無線通信などが利用できる。受信したアンテナ信号にはノイズや無信号の状態も含まれ、上述したロック解除IDなども含まれる。
「アンテナ信号出力部」0212は受信したアンテナ信号をコンピュータ本体0200に出力する。アンテナ信号出力部0212の出力はコンピュータ本体0200のアンテナ信号取得部0201に入力される。アンテナ信号にはロック解除IDが含まれる場合とロック解除IDが含まれない場合がある。接続コンピュータに認識させるIDをアンテナ信号出力部から出力させても良い。
「コンピュータ本体」0200は、コンピュータ、ノートPC、タブレットPC、等が該当し、ディスプレイがコンピュータと別体のディスプレイの場合でもよく、またPCと一体型のディスプレイインターフェースのロックであっても良い。コンピュータの作業としては、会社や市役所、公的機関等の複数人のユーザが作業している環境で、作業中に席を離れても何ら設定することなく、コンピュータのロックがかかるシステムとなっている。また、席に戻ってきた場合は、コンピュータ本体0200に外部接続されている受信アンテナ装置0210を介してユーザが所持しているロック解除IDがアンテナ信号に含まれている場合にコンピュータのロックを解除することができる。ここで、コンピュータ本体に外部接続された受信アンテナ装置とユーザ(ロック解除IDを所持している)との有効通信範囲(有効交信範囲)は1〜2メートルの範囲で設定される。なお、受信アンテナ装置は、接続されているコンピュータ本体からの操作によって有効通信範囲(有効交信範囲)を変更できるように構成されていると便利である。送信をロック解除IDの受信に利用する場合には送信強度を上下させ、受信の場合には受信感度を調整するとよい。例えば、上記コンピュータの設置間隔が1メートル未満と狭い場合は有効通信範囲(有効交信範囲)を1メートル以下に設定しても良い。
<実施形態1 アンテナ信号取得部>
「アンテナ信号取得部」0201はアンテナ信号出力部0212から出力されるアンテナ信号を取得する。アンテナ信号取得部0201は後述する図3に示すようなアンテナ信号と非アンテナ信号を取得する。
「判断部」0202はアンテナ信号取得部0201からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部0201からのアンテナ信号を含まない信号(非アンテナ信号)である取得部信号にコンピュータ本体0200のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する。
アンテナ信号(A)のロック解除IDやその他の信号にはアンテナID付取得部IDが含まれている。また、非アンテナ信号にはアンテナIDなしの取得部IDが含まれている。
ここで、非アンテナ信号としては、受信アンテナ装置が接続されていない場合などのコンピュータ本体の受信アンテナ差し込み口で発生する微弱電流も含まれる。従って判断部ないし判断部での判断結果を利用する各部は、取得信号にアンテナIDが含まれず、コンピュータロックシステムの一部が機能不全であると判断しても機能し続けるように構成される。アンテナ信号のその他の信号には、判断部や、利用可能化ステータス保持部、利用可能化部、利用不能化部、制御部などの各部のパラメータなどを変更するためのパラメータ変更可能キーが含まれるように構成してもよい。パラメータ変更可能化キーが含まれているかの判断を同じく判断部に担わせ、各部のパラメータの変更をコンピュータ本体のインターフェースから可能となるように構成することが考えられる。判断部のパラメータとしてはロック解除IDを挙げることができ、利用可能ステータス保持部のパラメータとしてはステータスそのものや、利用可能ステータスの有効期間、利用可能ステータスの履歴蓄積期間などを挙げることができ、利用可能化部や利用不能化部のパラメータとしては、利用可能ステータス保持部が複数ある場合にどの利用可能ステータス保持部のステータスを利用可能ステータスや利用不能ステータスとするかを挙げることができる。利用可能ステータス保持部が複数ある場合とは、OSに登録されているログインユーザが複数あるような場合(ログインユーザに応じて利用可能ファイルや利用可能データベース、利用可能外部接続装置、利用可能ネットワーク、利用可能アプリケーションが異なる)である。この場合にはAさんのロック解除IDが取得された場合にはユーザがAさんのログイン及びコンピュータ本体の通常の利用が可能となるが、他のユーザのログインには影響を及ぼさないように利用される。制御部のパラメータとしては、制御対象となるディスプレイインターフェースの種類を選別するような場合である。例えば、ディスプレイが一台のコンピュータに複数接続されているような場合にすべてのディスプレイに対して通常の操作が可能なように構成するのか、一部のディスプレイに関してのみ通常の操作が可能なように構成するのかの選択ができるような場合である。またディスプレイインターフェースの制御が時間や時刻に応じてことなるように制御されるように構成することも可能である。
「利用可能ステータス情報保持部」0203は取得部信号に基づいて判断されたコンピュータ本体0200のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするか否かを示す利用可能ステータス情報を保持する。ディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とは、コンピュータ本体に接続されたキーボードやマウスによりデータ入力やマウスカーソルによる作業指示が可能な状態をいう。ただし、ロックされている状態でもロック画面にパスワードの入力をするためのカーソル移動や、キー操作は可能なように設計するので、この動作ができる状態を通常に利用可能な状態とは称さない。
「利用可能化部」0204は判断部0202での判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部0205の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体0200のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする。
「利用不能化部」0205は判断部0202での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部0203の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体0200のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする。
「制御部」0206は利用可能ステータス情報保持部0203に保持されている利用可能ステータス情報に基づいてディスプレイインターフェースを制御する。制御部0206は利用可能ステータス情報が利用可能ステータスであれば、ディスプレイインターフェースを通常に利用可能な制御を行う。また、利用可能ステータス情報が利用不能ステータスであれば、ディスプレイインターフェースを通常には利用できない状態とする。ロック画面になっており、パスワードの入力を受け付け、ロック解除可能なように構成されている画面は通常には利用可能でない状態である。ディスプレイインターフェースがパスワードの受付機能のみを有している状態で通常の作業を直ちに開始できる状態でないからである。ただし、ロック画面はこれに限定されず、パスワードの入力を受け付けない画面状態であるように構成してもよい。その場合にはマウスの入力も、キーボードの入力も、カーソルの入力も受け付けないように構成する。
図4に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU401と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ0402と、D−RAM等の主メモリ0403と、インターフェース0404とから構成されている。不揮発性メモリ0402には、アンテナ信号取得プログラム、判断プログラム、利用可能ステータス情報保持プログラム、利用可能化プログラム、利用不能化プログラム、制御プログラム、等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ0403の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。また、インターフェース0404には、ディスプレイインターフェース0405、キーボードインターフェース0406、ネットワークインターフェース0407などがある。
図5右図に示すように、受信アンテナ装置の動作は、アンテナ受信プログラムにより無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信するアンテナ信号受信ステップを実行する(ステップ0501)。このアンテナ信号は例えば無電源RFIDなどからの信号である。コンピュータ本体側でロック解除IDが含まれるか判断される。
図5左図に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、アンテナ信号取得プログラムにより受信アンテナ装置のアンテナ信号出力部0212から出力されるアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得ステップを実行する(ステップ503)。
再びコンピュータの電源をONすると、コンピュータロックシステムを起動し、該当コンピュータに割り当てられたロック解除IDと利用者ステータス情報に基づいてロック状態とロック解除状態を何らのユーザの操作をすることなく、自動的に制御される。
<概要>
実施形態2は、実施形態1を基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態2では、コンピュータ本体0200のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0203と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206と、はコンピュータ本体稼働中は常に動作状態にあるように構成している点に特徴がある。
図2に示すように、実施形態2のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0200と、受信アンテナ装置0210と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置0110は、アンテナ信号受信部0211、アンテナ信号出力部0212と、からなり、コンピュータ本体0200は、アンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0103と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206と、を有し、コンピュータ本体0200のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0203と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206とは、コンピュータ稼働中は常に動作状態にあるように構成されている。
図6に示すように、ケース(CASE)1の例では、この場合は、コンピュータ本体の電源がON(コンピュータが稼働中)すると、必ず本コンピュータロックシステムもONとなり、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0103と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206とが動作状態となる。例えば、このような本コンピュータロックシステムの機能がソフトウェアによって実現される場合は、コンピュータロックシステムのソフトウェアがアプリケーションとしてインストールされコンピュータ本体のOS上に常駐することになる。そして、コンピュータ本体の電源がONとなり、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部0201の取得部信号を判断部0202で判断しているので、正常にコンピュータロックシステムが動作する。また、コンピュータ本体の電源がOFFすると、本コンピュータロックシステムもOFFとなる。すなわち、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0103と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206とが非動作状態となる。コンピュータ本体の電源ON、OFFと連動して、コンピュータロックシステムもそれぞれON、OFFとなる。
<概要>
実施形態3は、実施形態1又は実施形態2を基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態3では、受信アンテナ装置が稼働中のコンピュータ本体に外部接続されている場合は、常に動作状態にあるように構成されている点に特徴がある。
図2に示すように、実施形態3のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0200と、受信アンテナ装置0210と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置0210は、アンテナ信号受信部0211、アンテナ信号出力部0212と、からなり、コンピュータ本体0200は、アンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0203と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206と、を有し、受信アンテナ装置0210のアンテナ信号受信部0211と、アンテナ信号出力部0212と、は稼働中のコンピュータ本体0200に外部接続されている場合には、常に動作状態にあるように構成されている。
実施形態3の構成・作用の説明は実施形態2の図6のケース(CASE)2の説明で詳細に説明したので、説明を省略する。
<概要>
実施形態4は、実施形態1から実施形態3を基本として一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態4では、スクリーンセイバーとコンピュータロックシステムとの競合調整機能を有する点に特徴がある。
図7に示すように、実施形態4のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0700と、受信アンテナ装置0710と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置0710は、アンテナ信号受信部0711、アンテナ信号出力部0712と、からなり、コンピュータ本体0700は、アンテナ信号取得部0701と、判断部0702と、利用可能ステータス情報保持部0703と、利用可能化部0704と、利用不能化部0705と、制御部0706と、を有し、さらにスクリーンセイバー部0707と、競合調整部0708と、を有する。
<実施形態4 スクリーンセイバー部>
「スクリーンセイバー部」0707はインターフェースからの入力が所定時間ない場合にスクリーンセイバー画面をディスプレイ出力する。インターフェースとしては、キーボード入力やマウス入力などが挙げられる。このような入力が所定時間ないとスクリーンセイバー画面を出力する。通常、ユーザ設定により数分から数十分の設定が可能である。このスクリーンセイバーを、例えばユーザが離席している時に勝手にコンピュータにアクセスできないようにロック目的で使用している場合は数分ぐらいに設定されているケースが多いと思われる。例えば、コンピュータ本体のOSがウィンドウズ(登録商標)パソコン(Windows10、Windows8.1、Windows7等)の場合、コントロールパネル画面を表示させ、ディスクトップのカスタマイズ→個人用設定を選択すると、スクリーンセイバーの設定ができる。そのスクリーンセイバー画面の「再開時にログオン画面に戻る」にチェックを入れておくと、スクリーンセイバーを中断して(例えばマウスを動かす、キーボードのキー入力を行うなどのインターフェース入力をきっかけに中断)入力作業等を行おうとしてときに、ログオン画面になりパスワード入力を要求される。
スクリーンセイバーなしの設定を行った場合はスクリーンセイバー画面が表示されないので、本コンピュータロックシステムには問題が発生しない。上述した「再開時にログオン画面に戻る」にチェックが入っていた場合は、本コンピュータロックシステムと競合する恐れがあるので、制御部0706の動作とスクリーンセイバー部0707の動作との競合を考える必要がある。
「競合調整部」0708は制御部0706の動作と、スクリーンセイバー部0707の動作とが競合する場合には制御部0706の動作を優先する。なお、スクリーンセイバー部の動作には、スクリーンセイバー画面の表示動作と、作業再開時のログオン画面表示動作の両者を含む。
その他の構成は、実施形態1の図2の構成と同様であるので、説明を省略する。
図9に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU901と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ0902と、D−RAM等の主メモリ0903と、インターフェース0904、ディスプレイインターフェース0905、キーボードインターフェース0906、ネットワークインターフェース0907とから構成されている。不揮発性メモリ0902には、スクリーンセイバープログラム、競合調整プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ0903の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。その他のプログラムは実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
図10右図に示すように、アンテナ信号受信ステップ1001とアンテナ信号出力ステップ1002を実行すると、受信アンテナ装置0710からのアンテナ信号が外部接されたコンピュータ本体0700に入力される。アンテナ信号受信ステップ1001とアンテナ信号出力ステップ1003の処理は、実施形態1の図5のアンテナ信号受信ステップ0501とアンテナ信号出力ステップ0502と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図10左図に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、アンテナ信号取得ステップ1003、判断ステップ1004、利用可能化ステップ1005、利用不能化ステップ1006、制御ステップ1007を実行することにより、アンテナ信号取得部0701からの図3に示すような取得部信号にロック解除IDが含まれているか否かで判断し(ステップ1004)、利用可能化ステップ1005と利用不能化ステップ1006を実行し、利用可能ステータス情報保持部0703の利用可能ステータスまたは利用不能ステータスを利用可能ステータス情報として常時保持する。処理ステップ1003〜1007までの処理は、実施形態1の図5の処理ステップ0503から0507までの処理と同様であるので、詳細な説明を省略する。
<概要>
実施形態5は、実施形態1から実施形態4のいずれかを基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態5では、ディスプレイインターフェースを通常には利用不能状態(コンピュータロックがかかっている状態)において、ロック解除IDが取得部信号に含まない場合でも正しいパスワードを受け付けたときには利用可能ステータス情報を利用可能ステータスに固定する点に特徴がある。
図11に示すように、実施形態5のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1100と、受信アンテナ装置1110と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1110は、アンテナ信号受信部1111、アンテナ信号出力部1112と、からなり、コンピュータ本体1100は、アンテナ信号取得部1101と、判断部1102と、利用可能ステータス情報保持部1103と、利用可能化部1104と、利用不能化部1105と、制御部1106と、を有し、パスワード入力受付部1107と、パスワード判断部1108と、利用可能ステータス固定部1109と、をさらに有する。
<実施形態5 パスワード入力受付部>
「パスワード入力受付部」1107は、判断部1102での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果であり、コンピュータ本体1100のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態である場合に、パスワード入力の受け付け有無の判断を行う。例えば、コンピュータ本体に接続されたキーボードやタブレットPCのタッチ画面に表示されたソフトウェアキーボードなどからパスワードが入力されると、パスワード判断部1108の処理に進む。
「パスワード判断部」1108は、パスワードが正しいパスワードであるか判断する。ここで、例えばコンピュータ本体がウィンドウズ(登録商標)パソコンであれば、該当コンピュータのログインパスワードとして設定されたものと同じであれば、パスワードは正常と判断する。
「利用可能ステータス固定部」1108はパスワード判断部1108での判断結果がパスワードが正しいパスワードであるとの判断結果である場合に、強制的に利用可能ステータス情報保持部1103の利用可能ステータス情報を利用可能ステータスに固定とする。
すなわち、本コンピュータロックシステムは、パスワードが正常であれば、利用可能ステータス情報保持部1103の利用可能ステータス情報を利用不能ステータスから利用可能ステータスに固定とする。コンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常の利用可能な状態になる。このように構成するのは万が一ロック解除IDの発信源が故障したり、ロック解除IDの発信源を紛失したような場合の緊急避難策が必要だからである。従って、このパスワードは会社のシステム管理者などの高度の権限を有する者が秘匿して保持していることが好ましい。またいったんこのパスワードを利用してロック解除したのちに間欠的にロック解除IDの取得有無を判断させるとすると、ほんの数秒間しかロック解除状態を維持できないという問題が生じ、実質的にロック解除してコンピュータを操作するということ不可能になる。そこでパスワードを利用してロック解除した場合には、ロック解除IDの取得判断などの通常の処理をやめて常時利用可能ステータス情報のステータスが利用可能ステータスに固定しておくのである。その他の構成は、実施形態1の図2の構成と同様であるので、説明を省略する。
図12に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU1201と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ1202と、D−RAM等の主メモリ1203と、インターフェース1204、ディスプレイインターフェース1205、キーボードインターフェース1206、ネットワークインターフェース1207とから構成されている。不揮発性メモリ1202には、パスワード入力受付プログラム、パスワード判断プログラム、利用可能化ステータス固定プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ1203の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。その他のプログラムは実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
図13右図に示すように、アンテナ信号受信ステップ1301とアンテナ信号出力ステップ1302を実行すると、受信アンテナ装置1110からのアンテナ信号が外部接されたコンピュータ本体1100に入力される。アンテナ信号受信ステップ1301とアンテナ信号出力ステップ1302の処理は、実施形態1の図5のアンテナ信号受信ステップ0501とアンテナ信号出力ステップ0502と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図13左図に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、アンテナ信号取得ステップ1303、判断ステップ1304、利用可能化ステップ1305、利用不能化ステップ1306、制御ステップ1307を実行することにより、アンテナ信号取得部1101からの図3に示すような取得部信号にロック解除IDが含まれているか否かで判断し(ステップ1304)、利用可能化ステップ1305と利用不能化ステップ1306を実行し、利用可能ステータス情報保持部1103の利用可能ステータスまたは利用不能ステータスを利用可能ステータス情報として常時保持する。処理ステップ1303〜1307までの処理は、実施形態1の図5の処理ステップ0503から0507までの処理と同様であるので、詳細な説明を省略する。
<概要>
実施形態6は、実施形態5を基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態6では、利用可能ステータスに固定されている場合に機能を不活性化する不活性部を有する点に特徴がある。
図14に示すように、実施形態6のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1400と、受信アンテナ装置1411と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1411は、アンテナ信号受信部1412、アンテナ信号出力部1413と、からなり、コンピュータ本体1400は、アンテナ信号取得部1401と、判断部1002と、利用可能ステータス情報保持部1003と、利用可能化部1004と、利用不能化部1405と、制御部1406と、パスワード入力受付部1407と、パスワード判断部1408と、利用可能ステータス固定部1409と、を有し、さらに不活性化部1410を有する。
<実施形態6 不活性化部>
「不活性化部」1410は利用可能ステータス固定部1409にて利用可能ステータス情報が利用可能ステータスに固定されている場合に、コンピュータ本体1400のアンテナ信号取得部1401と、判断部1402と、利用不能化部1405と、によってコンピュータ本体1400のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とすることができないように機能を不活性化する。すなわち、本コンピュータロックシステムの機能を停止することを意味する。
図15に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU1501と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ1502と、D−RAM等の主メモリ1503と、インターフェース1504、ディスプレイインターフェース1505、キーボードインターフェース1506、ネットワークインターフェース1507とから構成されている。不揮発性メモリ1502には、不活性化プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ1503の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。その他のプログラムは実施形態5の図12の構成と同様であるので、説明を省略する。
図16右図に示すように、アンテナ信号受信ステップ1601とアンテナ信号出力ステップ1602を実行すると、受信アンテナ装置1411からのアンテナ信号が外部接されたコンピュータ本体1400に入力される。アンテナ信号受信ステップ1401とアンテナ信号出力ステップ1402の処理は、実施形態1の図5のアンテナ信号受信ステップ0501とアンテナ信号出力ステップ0502と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図16左図に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、アンテナ信号取得ステップ1603、判断ステップ1604、利用可能化ステップ1605、利用不能化ステップ1606、制御ステップ1607を実行することにより、アンテナ信号取得部1401からの図3に示すような取得部信号にロック解除IDが含まれているか否かで判断し(ステップ1604)、利用可能化ステップ1605と利用不能化ステップ1606を実行し、利用可能ステータス情報保持部1403に利用可能ステータスまたは利用不能ステータスを利用可能ステータス情報として常時保持する。処理ステップ1603〜1607までの処理は、実施形態1の図5の処理ステップ0503から0507までの処理と同様であるので、詳細な説明を省略する。
ユーザによるコンピュータの利用終了の場合(ステップ1614)、例えばコンピュータの電源OFFの場合はロックシステムを終了する。ただし、電源OFFの後再度電源をONにしてコンピュータ本体を再立ち上げする場合には、再度ロックシステムが稼働すると不都合である場合があるので、再立ち上げ後も不活性化状態や、利用可能ステータス情報の固定化は再現されるように構成することが好ましい。
<概要>
実施形態7は、実施形態1から実施形態6のいずれかを基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態7では、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置とはUSBケーブル経由で接続され、コンピュータ本体から受信アンテナ装置への給電がされている点に特徴がある。
図17に示すように、実施形態7のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1700と、受信アンテナ装置1710と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1710は、アンテナ信号受信部1711、アンテナ信号出力部1713と、からなり、コンピュータ本体1700は、アンテナ信号取得部1701と、判断部1702と、利用可能ステータス情報保持部1703と、利用可能化部1704と、利用不能化部1705と、制御部1706と、を有し、コンピュータ本体1700と、コンピュータ本体1700に外部接続される受信アンテナ装置1710とはUSBケーブル(インターフェースケーブル)経由で接続されている。
<実施形態7 USBケーブル接続給電>
コンピュータ本体1700と、コンピュータ本体1700に外部接続される受信アンテナ装置1710と、はUSBケーブル経由で接続され受信アンテナ装置1710のアンテナ信号出力部1712と、コンピュータ本体1700のアンテナ信号取得部1701と、はこのUSBケーブルにて信号の受け渡しをし、受信アンテナ装置1710は、このUSBケーブルにて給電されている。
その他の構成については、実施形態1の図2の構成と同様であるので、説明を省略する。
実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
受信アンテナ装置とコンピュータ本体との処理の流れについては、実施形態1の図5の処理の流れと同様であるので、説明を省略する。
<概要>
実施形態8は、実施形態1から実施形態7のいずれかを基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態8では、受信アンテナ装置のアンテナ信号受信部は、無電源RFIDから信号を受信するように構成されている点に特徴がある。
図17に示すように、実施形態8のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1700と、受信アンテナ装置1710と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1710は、アンテナ信号受信部1711、アンテナ信号出力部1712と、からなり、コンピュータ本体1700は、アンテナ信号取得部1701と、判断部1702と、利用可能ステータス情報保持部1703と、利用可能化部1704と、利用不能化部1705と、制御部1706と、を有し、受信アンテナ装置1710のアンテナ信号受信部1711は、無電源RFID1713から信号を受信するように構成されている。
受信アンテナ装置1710のアンテナ信号受信部1711は、無電源RFID1713から信号を受信するように構成されている。ここで、無電源RFID1713は、カード型、無線タグ等の形状を問わない。例えば、社員用のようなカード型でも良く、無線タグのような小型の装置でも良い。
無電源RFID1713と受信アンテナ装置1710との有効交信範囲を1メートルぐらいに設定すれば、コンピュータ本体が複数台隣接して設置された場合でも、他の受信アンテナ装置との混信を防ぐことができる。なお受信アンテナは指向性があるアンテナであることが好ましい。アンテナの高感度志向は、そのコンピュータ本体の操作をする利用者の座席方向に向けられていることが好ましい。
その他の構成については、実施形態1の図2の構成と同様であるので、説明を省略する。
実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態8 処理の流れ>
受信アンテナ装置とコンピュータ本体との処理の流れについては、実施形態1の図5の処理の流れと同様であるので、詳細な説明を省略し、実施形態8のポイントを説明する。例えばカード型の社員証のような無電源RFIDや、無線タグのような小型の無電源RFIDをユーザが首にかけたり、衣服のポケットに入れて置けば、コンピュータの作業中に席を離れて有効交信範囲を超えると、自動的にコンピュータにロックがかかり、席に近づく、又は席に戻ると、すなわち有効交信範囲内に入ると、自動的にロックが解除される。この有効交信範囲とは、例えば受信アンテナ装置が外部接続されたコンピュータ本体からの距離が1メートルぐらいの範囲が望ましい。
<概要>
実施形態9は、実施形態1から実施形態8のいずれか一を基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。
図19に示すように、実施形態9のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1900と、受信アンテナ装置1910と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1910は、アンテナ信号受信部1911、アンテナ信号出力部1913と、からなり、コンピュータ本体1900は、アンテナ信号取得部1901と、判断部1902と、利用可能ステータス情報保持部1903と、利用可能化部1904と、利用不能化部1905と、制御部1906と、を有し、ネットワーク経由信号判断部1907と、ネットワーク経由インターフェース信号出力部1908と、をさらに有する。
<実施形態9 ネットワーク経由信号判断部>
「ネットワーク経由信号判断部」1907はネットワーク(有線LAN、無線LAN、モバイルネットワーク、クラウドネットワーク、インターネット、ブロードバンド等を含む)1909を介して受信した信号にそのネットワークを介して接続されている接続コンピュータ(図18右図を参照)のアンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体1900のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する。ここで、間欠的な判断動作は、通常の作業であれば、数秒から数十秒程度で設定される。これは、リモートディスクトップを実現するもので、ネットワーク1909介して接続されたコンピュータからコンピュータ本体1900に真正のロック解除IDがネットワーク経由で送られてきたかをネットワーク経由信号判断部1907で判断すると、コンピュータのロック中であっても、コンピュータ本体1900のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とする。
すなわち、コンピュータ本体1900はネットワーク1909に接続された他のコンピュータ本体に取得部信号を送信して渡す。
「ネットワーク経由インターフェース信号出力部」1908はネットワーク経由信号判断部1907での判断結果がロック解除ID信号が含まれるとの判断結果である場合にはコンピュータ本体のインターフェースが通常に利用可能な状態のインターフェース信号をネットワークを介して前記接続コンピュータに送信する(図18左図を参照)。このネットワーク経由インターフェース信号を受信した接続コンピュータによるディスプレイインターフェースの通常の利用が可能となり、リモートディスクトップが実現できる。ロック解除ID信号を含まない場合はコンピュータがロック中であれば、ロックを継続されることになる。
図20に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU2001と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ2002と、D−RAM等の主メモリ2003と、インターフェース2004、ディスプレイインターフェース2005、キーボードインターフェース2006、ネットワークインターフェース2007とから構成されている。不揮発性メモリ2002には、ネットワーク経由信号判断プログラム、ネットワークインターフェース信号出力プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ2003の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。その他のプログラムは実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
図16に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、ネットワーク経由信号判断プログラムによりネットワークを介して受信した信号にネットワークを介して接続されている接続コンピュータのアンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断するネットワーク経由信号判断ステップを実行する(ステップ2101)。
再びコンピュータの電源をONすると、コンピュータロックシステムを起動し、該当コンピュータに割り当てられたロック解除IDと利用者ステータス情報に基づいてロック状態とロック解除状態を何らのユーザの操作をすることなく、自動的に制御される。
0101 アンテナ信号取得部
0102 判断部
0103 利用可能ステータス情報保持部
0104 利用可能化部
0105 利用不能化部
0106 制御部
0110 受信アンテナ装置
0111 アンテナ信号受信部
0112 アンテナ信号出力部
0201 CPU
0202 不揮発性メモリ
0203 主メモリ
0204 インターフェース
0205 ディスプレイインターフェース
0206 キーボードインターフェース
0207 ネットワークインターフェース
0301 アンテナ信号受信ステップ
0302 アンテナ信号出力ステップ
0303 アンテナ信号取得ステップ
0304 ロック解除ID判断ステップ
0305 利用可能化ステップ
0306 利用不能化ステップ
0307 制御ステップ
0407 スクリーンセイバー部
0408 競合調整部
0610 競合調整ステップ
0611 スクリーンセイバーステップ
0707、1007 パスワード入力受付部
0708、1008 パスワード判断部
0709、1009 利用可能ステータス固定部
0909、1209 パスワード入力受付ステップ
0910、1210 パスワード判断ステップ
0911、1211 利用可能ステータス情報固定ステップ
1010 不活性化部
1212 不活性化ステップ
1313 RFID
1407 ネットワーク経由信号判断部
1408 ネットワーク経由インターフェース信号出力部
1601 ネットワーク経由信号判断ステップ
1606 ネットワーク経由インターフェース信号出力ステップ
Claims (11)
- コンピュータ本体のロック/ロック解除を制御するコンピュータロックシステムであって、
前記コンピュータ本体は、
前記コンピュータ本体に接続された受信アンテナ装置からアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得部と、
前記アンテナ信号取得部からの取得部信号に、ロックされている前記コンピュータ本体をロック解除するためのロック解除IDが含まれるか否かを間欠的に判断する判断部と、
前記コンピュータ本体が利用可能な第1の状態又は利用不能な第2の状態のいずれかを示す利用可能ステータス情報を保持する利用可能ステータス情報保持部と、
前記取得部信号に、有効な前記ロック解除IDが含まれる場合に、前記利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を、前記第1の状態とする利用可能化部と、
前記取得部信号に、有効な前記ロック解除IDが含まれない場合に、前記利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を、前記第2の状態とする利用不能化部と、
前記利用可能ステータス情報保持部に保持されている前記利用可能ステータス情報に基づいて、前記コンピュータ本体の前記ロック/ロック解除を制御する制御部と、
前記判断部により前記取得部信号に有効な解除IDが含まれないと判断され、前記コンピュータ本体が前記第2の状態である場合に、パスワードの入力を受け付けるパスワード入力受付部と、
前記パスワードが正しいパスワードであるか否かを判断するためのパスワード判断部と、
前記パスワード判断部により前記パスワードが正しいパスワードであると判断される場合に、前記利用可能ステータス情報保持部の前記利用可能ステータス情報を強制的に前記第1の状態に固定する利用可能ステータス固定部と、を有する、
コンピュータロックシステム。 - 前記アンテナ信号取得部と、前記判断部と、前記利用可能ステータス情報保持部と、前記利用可能化部と、前記利用不能化部と、前記制御部とは、前記コンピュータ本体が稼働中は動作状態にあるように構成される、
請求項1に記載のコンピュータロックシステム。 - 前記受信アンテナ装置は、
前記アンテナ信号を受信するアンテナ信号受信部と、
受信した前記アンテナ信号を前記コンピュータ本体に出力するアンテナ信号出力部と、
を有し、
前記アンテナ信号受信部と、アンテナ信号出力部とは、稼働中の前記コンピュータ本体に接続されている場合には、動作状態にあるように構成される、
請求項1又は2に記載のコンピュータロックシステム。 - 前記コンピュータ本体は、
インターフェースからの入力が所定時間ない場合に、スクリーンセイバー画面をディスプレイ出力するスクリーンセイバー部と、
前記制御部の動作と、前記スクリーンセイバー部の動作とが競合する場合には、前記制御部の動作を優先する競合調整部と、をさらに有する、
請求項1から3のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。 - 前記利用可能ステータス固定部により前記利用可能ステータス情報が第1の状態に固定されている場合に、前記利用不能化部の動作を不活性化する不活性化部をさらに有する、
請求項1から4のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。 - 前記受信アンテナ装置は、前記コンピュータ本体とUSB接続される、
請求項1から5のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。 - 前記受信アンテナ装置は、無電源RFIDから信号を受信するように構成される、
請求項1から6のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。 - 前記コンピュータ本体は、
ネットワークを介して接続される他のコンピュータ本体から受信する信号に、前記ロック解除IDが含まれるか否かを判断するネットワーク経由信号判断部と、
前記ネットワーク経由信号判断部により前記信号に有効なロック解除IDが含まれるとの判断される場合に、前記コンピュータ本体のインターフェースを利用可能にするインターフェース信号を、前記ネットワークを介して、前記他のコンピュータ本体に送信するネットワーク経由インターフェース信号出力部と、を有する、
請求項1から7のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。 - コンピュータ本体のロック/ロック解除を制御するコンピュータロックシステムであって、
前記コンピュータ本体は、
前記コンピュータ本体に接続された受信アンテナ装置からアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得部と、
前記アンテナ信号取得部からの取得部信号に、ロックされている前記コンピュータ本体をロック解除するためのロック解除IDが含まれるか否かを間欠的に判断する判断部と、
前記コンピュータ本体が利用可能な第1の状態又は利用不能な第2の状態のいずれかを示す利用可能ステータス情報を保持する利用可能ステータス情報保持部と、
前記取得部信号に、有効な前記ロック解除IDが含まれる場合に、前記利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を、前記第1の状態とする利用可能化部と、
前記取得部信号に、有効な前記ロック解除IDが含まれない場合に、前記利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を、前記第2の状態とする利用不能化部と、
前記利用可能ステータス情報保持部に保持されている前記利用可能ステータス情報に基づいて、前記コンピュータ本体の前記ロック/ロック解除を制御する制御部と、
ネットワークを介して接続される他のコンピュータ本体から受信する信号に、前記ロック解除IDが含まれるか否かを判断するネットワーク経由信号判断部と、
前記ネットワーク経由信号判断部により前記信号に有効なロック解除IDが含まれるとの判断される場合に、前記コンピュータ本体のインターフェースを利用可能にするインターフェース信号を、前記ネットワークを介して、前記他のコンピュータ本体に送信するネットワーク経由インターフェース信号出力部と、を有する、
コンピュータロックシステム。 - コンピュータ本体のロック/ロック解除を制御する方法であって、
前記コンピュータ本体のアンテナ信号取得部が、前記コンピュータ本体に接続された受信アンテナ装置からアンテナ信号を取得することと、
前記コンピュータ本体の判断部が、前記アンテナ信号取得部からの取得部信号に、ロックされている前記コンピュータ本体をロック解除するためのロック解除IDが含まれるか否かを間欠的に判断することと、
前記コンピュータ本体の利用可能化部が、前記判断部により前記取得部信号に有効な前記ロック解除IDが含まれると判断される場合に、利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を、前記コンピュータ本体が利用可能な第1の状態とすることと、
前記コンピュータ本体の利用不能化部が、前記判断部により前記取得部信号に有効な前記ロック解除IDが含まれないと判断される場合に、前記利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を、前記コンピュータ本体が利用不能な第2の状態とすることと、
前記コンピュータ本体の制御部が、前記利用可能ステータス情報保持部に保持されている前記利用可能ステータス情報に基づいて、前記コンピュータ本体の前記ロック/ロック解除を制御することと、
前記取得部信号に有効な解除IDが含まれないと判断され、前記コンピュータ本体が前記第2の状態である場合に、パスワードの入力を受け付けることとと、
前記パスワードが正しいパスワードであるか否かを判断することと、
前記パスワードが正しいパスワードであると判断される場合に、前記利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を強制的に前記第1の状態に固定することと、を含む、
方法。 - コンピュータ本体に、該コンピュータ本体のロック/ロック解除を制御する方法を実現させるコンピュータプログラムであって、
前記方法は、
前記コンピュータ本体のアンテナ信号取得部が、前記コンピュータ本体に接続された受信アンテナ装置からアンテナ信号を取得することと、
前記コンピュータ本体の判断部が、前記アンテナ信号取得部からの取得部信号に、ロックされている前記コンピュータ本体をロック解除するためのロック解除IDが含まれるか否かを間欠的に判断することと、
前記コンピュータ本体の利用可能化部が、前記判断部により前記取得部信号に有効な前記ロック解除IDが含まれると判断される場合に、利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を、前記コンピュータ本体が利用可能な第1の状態とすることと、
前記コンピュータ本体の利用不能化部が、前記判断部により前記取得部信号に有効な前記ロック解除IDが含まれないと判断される場合に、前記利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を、前記コンピュータ本体が利用不能な第2の状態とすることと、
前記コンピュータ本体の制御部が、前記利用可能ステータス情報保持部に保持されている前記利用可能ステータス情報に基づいて、前記コンピュータ本体の前記ロック/ロック解除を制御することと、
前記取得部信号に有効な解除IDが含まれないと判断され、前記コンピュータ本体が前記第2の状態である場合に、パスワードの入力を受け付けることとと、
前記パスワードが正しいパスワードであるか否かを判断することと、
前記パスワードが正しいパスワードであると判断される場合に、前記利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を強制的に前記第1の状態に固定することと、を含む、
コンピュータプログラム。
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