JP6735989B2 - コンピュータロックシステム - Google Patents

コンピュータロックシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6735989B2
JP6735989B2 JP2017083191A JP2017083191A JP6735989B2 JP 6735989 B2 JP6735989 B2 JP 6735989B2 JP 2017083191 A JP2017083191 A JP 2017083191A JP 2017083191 A JP2017083191 A JP 2017083191A JP 6735989 B2 JP6735989 B2 JP 6735989B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
unit
antenna signal
main body
status information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017083191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018181164A (ja
Inventor
健一 石原
健一 石原
Original Assignee
株式会社イージーディフェンス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イージーディフェンス filed Critical 株式会社イージーディフェンス
Priority to JP2017083191A priority Critical patent/JP6735989B2/ja
Priority to PCT/JP2018/000880 priority patent/WO2018193673A1/ja
Priority to EP18788522.3A priority patent/EP3614294A4/en
Priority to CN201880040548.5A priority patent/CN110753929A/zh
Publication of JP2018181164A publication Critical patent/JP2018181164A/ja
Priority to US16/658,959 priority patent/US20200184116A1/en
Priority to JP2020103300A priority patent/JP6945247B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6735989B2 publication Critical patent/JP6735989B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/70Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer
    • G06F21/82Protecting input, output or interconnection devices
    • G06F21/84Protecting input, output or interconnection devices output devices, e.g. displays or monitors
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication
    • G06F21/34User authentication involving the use of external additional devices, e.g. dongles or smart cards
    • G06F21/35User authentication involving the use of external additional devices, e.g. dongles or smart cards communicating wirelessly

Description

本発明は、コンピュータロックシステムに関し、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置と、からなるコンピュータロックシステムに関する。
〔従来の技術〕
従来、特定ユーザがコンピュータを操作中に中座したり、離れる場合にキーボードやマウスのデータ入力を無効とする処理装置の制御方法または装置が知られている。この例としては、例えば特開2001−268655号公報(特許文献1)が挙げられる。この特許文献1には、アンテナを備えたコンピュータと携帯型情報端末(PDA)とマウス等を有し、コンピュータに内蔵した近距離無線通信インターフェースに接続されたアンテナを介して携帯型情報端末と交信する構成を開示している。特定ユーザが携帯型情報端末を所持してコンピュータから離れて交信が不可能な状態になると、キーボードやマウス等のデータ入力を無効とする。また、携帯型情報端末を所持して戻ると、自動的に解除して再使用可能な状態に復帰する。
また、他の例としては、特開2000−222059号公報(特許文献2)が挙げられる。
特許文献2は、携帯用の無線タグ(RFIDカード等)とアンテナを有するPOS本体によって構成される情報処理装置において、正規ユーザが操作終了処理や中断処理を行わずに、POS本体から離れてしまった場合、データ入力を禁止する。近づいた場合はデータ入力を許可し、不正操作を防止する構成を開示している。
さらに、他の例としては、特開平6−259160号公報(特許文献3)が挙げられる。特許文献3では、個別の情報を受信するID情報を受信するレシーバをコンピュータ本体に内蔵させ、個別IDを内蔵したトランスポンダを持つ利用者が近づくだけでIDを認識できる装置を開示している。
特開2001−268655号公報 特開2000−222059号公報 特開平6−259160号公報
しかし、このような安全システムにも弱点がある。例えばコンピュータのロックがかかっていない状態で安全システムの一部をフリーズさせると、適正なロック解除無線信号が到達していないにもかかわらずフリーズ時の状態で固定されて不正利用されることがある。
フリーズの一例としてはプログラムに攻撃を加えることを挙げることができるが、その他アンテナの機能を無効化させてフリーズさせることも考えられる。一例としてはアンテナの接続を切ることである。アンテナからの信号が途絶えてしまえば適正なロック解除無線信号の発信源が交信圏外に出たのか、それとも交信圏内にあるが無線機能が損なわれたのか判断できなくなるからである。なぜならアンテナからの信号をもって判断するように構成されているところ、アンテナからの信号が届かなくなるからである。この判断ができなくなるとコンピュータのロックのステータスが固定化され、実際には交信圏外にいるにもかかわらずコンピュータが不正利用可能な状態となってしまう。
これらの問題の解決には安全システムの一部機能が不全となっても安全システムの重要部分が動作し続けるように構成しなければならない。
本発明の目的は、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置とからなるコンピュータロックシステムにおいて、受信アンテナ装置が取り外されたとしても、安全を保てるコンピュータロックシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明において、以下のコンピュータロックシステムを提供する。すなわち、第一の発明として、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置は、無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信するアンテナ信号受信部と、受信したアンテナ信号をコンピュータ本体に出力するアンテナ信号出力部と、からなり、コンピュータ本体は、前記アンテナ信号出力部から出力されるアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得部と、アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する判断部と、取得部信号に基づいて判断されたコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするか否かを示す利用可能ステータス情報を保持する利用可能ステータス情報保持部と、判断部での判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする利用可能化部と、判断部での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする利用不能化部と、利用可能ステータス情報保持部に保持されている利用可能ステータス情報に基づいてディスプレイインターフェースを制御する制御部と、を有する(請求項1対応)。
前記特徴に加え、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部と、判断部と、利用可能ステータス情報保持部と、利用可能化部と、利用不能化部と、制御部と、はコンピュータ稼働中は常に動作状態にあるように構成されている(請求項2対応)。
前記特徴に加え、受信アンテナ装置のアンテナ信号受信部と、アンテナ信号出力部と、は稼働中のコンピュータ本体に外部接続されている場合には、常に動作状態にあるように構成されている(請求項3対応)。
前記特徴に加え、コンピュータ本体は、インターフェースからの入力が所定時間ない場合にスクリーンセイバー画面をディスプレイ出力するスクリーンセイバー部と、制御部の動作と、スクリーンセイバー部の動作とが競合する場合には制御部の動作を優先する競合調整部と、をさらに有する(請求項4対応)。
前記特徴に加え、判断部での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果であり、コンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態である場合に、パスワードの入力を受け付けるパスワード入力受付部と、パスワードが正しいパスワードであるか判断するためのパスワード判断部と、パスワード判断部での判断結果がパスワードが正しいパスワードであるとの判断結果である場合に、強制的に利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を利用可能ステータスに固定とする利用可能ステータス固定部と、をさらに有する(請求項5対応)。
前記特徴に加え、利用可能ステータス固定部にて利用可能ステータス情報が利用可能ステータスに固定されている場合に、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部と、判断部と、利用不能化部と、によって、コンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とすることができないように機能を不活性化する不活性化部を有する(請求項6対応)。
前記特徴に加え、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置と、はUSBケーブル経由で接続され、受信アンテナ装置のアンテナ信号出力部と、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部と、はこのUSBケーブルにて信号の受け渡しをし、受信アンテナ装置は、このUSBケーブルにて給電されている(請求項7対応)。
前記特徴に加え、受信アンテナ装置のアンテナ信号受信部は、無電源RFIDから信号を受信するように構成されている(請求項8対応)。
前記特徴に加え、コンピュータ本体は、ネットワークを介して受信した信号にネットワークを介して接続されている接続コンピュータのアンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断するネットワーク経由信号判断部と、ネットワーク経由信号判断部での判断結果がロック解除信号が含まれるとの判断結果である場合にはコンピュータ本体のインターフェースが通常に利用可能な状態のインターフェース信号をネットワークを介して前記接続コンピュータに送信するネットワーク経由インターフェース信号出力部と、を有する(請求項9対応)。
前記のコンピュータロックシステムを備えたコンピュータ本体(請求項10対応)。
第二の発明として、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置と、からなるコンピュータロックシステムのコンピュータ本体の動作方法であって、受信アンテナ装置は、無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信するアンテナ信号受信部と、受信したアンテナ信号をコンピュータ本体に出力するアンテナ信号出力部と、を有し、コンピュータ本体を、前記アンテナ信号出力部から出力されるアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得ステップと、アンテナ信号取得ステップでのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得ステップでのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する判断ステップと、取得部信号に基づいて判断されたコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするか否かを示す利用可能ステータス情報を常時保持する利用可能ステータス情報保持ステップと、判断ステップでの判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする利用可能化ステップと、判断ステップでの判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持ステップの利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする利用不能化ステップと、利用可能ステータス情報保持ステップにて保持されている利用可能ステータス情報に基づいてディスプレイインターフェースを制御する制御ステップと、にて動作させるコンピュータ本体の動作方法(請求項11対応)。
第三の発明として、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置と、からなるコンピュータロックシステムのコンピュータ本体の動作プログラムであって、受信アンテナ装置は、無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信するアンテナ信号受信部と、受信したアンテナ信号をコンピュータ本体に出力するアンテナ信号出力部とを有し、コンピュータ本体を、前記アンテナ信号出力部から出力されるアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得ステップと、アンテナ信号取得ステップでのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得ステップでのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する判断ステップと、取得部信号に基づいて判断されたコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするか否かを示す利用可能ステータス情報を常時保持する利用可能ステータス情報保持ステップと、判断ステップでの判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする利用可能化ステップと、判断ステップでの判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持ステップの利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする利用不能化ステップと、利用可能ステータス情報保持ステップにて保持されている利用可能ステータスに基づいてディスプレイインターフェースを制御する制御ステップと、にて動作させるコンピュータ本体の動作プログラム(請求項12対応)。
上述した構成によれば、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置とからなるコンピュータロックシステムにおいて、受信アンテナ装置が取り外されたとしても、安全を保てるコンピュータロックシステムを提供することができる。
実施形態1のコンピュータロックシステムの概念図 実施形態1のコンピュータロックシステムの機能ブロック図 実施形態1のコンピュータ本体のアンテナ信号取得部における取得部信号を説明するための図 実施形態1のコンピュータロックシステムのハードウェア構成例を示す図 実施形態1のコンピュータロックシステムの処理フローチャート 実施形態2、3のコンピュータロックシステムを説明するための図 実施形態4のコンピュータロックシステムの機能ブロック図 実施形態4のコンピュータロックシステムの制御部とスクリーンセイバー部との競合状態のインターフェース利用について説明するための図 実施形態4のコンピュータロックシステムのハードウェア構成例を示す図 実施形態4のコンピュータロックシステムの処理フローチャート 実施形態5のコンピュータロックシステムの機能ブロック図 実施形態5のコンピュータロックシステムのハードウェア構成例を示す図 実施形態5のコンピュータロックシステムの処理フローチャート 実施形態6のコンピュータロックシステムの機能ブロック図 実施形態6のコンピュータロックシステムのハードウェア構成例を示す図 実施形態6のコンピュータロックシステムの処理フローチャート 実施形態7、8のコンピュータロックシステムの機能ブロック図 実施形態9のコンピュータロックシステムのネットワーク接続対応の概念図 実施形態9のコンピュータロックシステムの機能ブロック図 実施形態9のコンピュータロックシステムのハードウェア構成例を示す図 実施形態9のコンピュータロックシステムの処理フローチャート0100 コンピュータ本体0101 アンテナ信号取得部0102 判断部0103 利用可能ステータス情報保持部0104 利用可能化部0105 利用不能化部0106 制御部0110 受信アンテナ装置0111 アンテナ信号受信部0112 アンテナ信号出力部0201 CPU0202 不揮発性メモリ0203 主メモリ0204 インターフェース0205 ディスプレイインターフェース0206 キーボードインターフェース0207 ネットワークインターフェース0301 アンテナ信号受信ステップ0302 アンテナ信号出力ステップ0303 アンテナ信号取得ステップ0304 ロック解除ID判断ステップ0305 利用可能化ステップ0306 利用不能化ステップ0307 制御ステップ0407 スクリーンセイバー部0408 競合調整部0610 競合調整ステップ0611 スクリーンセイバーステップ0707、1007 パスワード入力受付部0708、1008 パスワード判断部0709、1009 利用可能ステータス固定部0909、1209 パスワード入力受付ステップ0910、1210 パスワード判断ステップ0911、1211 利用可能ステータス情報固定ステップ1010 不活性化部1212 不活性化ステップ1313 RFID1407 ネットワーク経由信号判断部1408 ネットワーク経由インターフェース信号出力部1601 ネットワーク経由信号判断ステップ1606 ネットワーク経由インターフェース信号出力ステップ
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、以下に記載する本装置の機能ブロックは、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPU(中央演算装置)や主メモリ、システムバス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクドライブや不揮発性メモリ、CDやDVDなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、情報入力に利用される入力デバイス、表示装置、アンテナ、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、RFID、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、ユーザ・インターフェース用アプリケーションなどが挙げられる。そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力され、メモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。あるいは本装置の機能ブロックは専用ハードウェアによって実現されてもよい。また、本装置は一つのハードウェアやソフトウェアにより構成される場合に限られず、複数のハードウェアやソフトウェアの組み合わせによって構成されてもよく、ネットワークを介在したサーバ装置を含んで構成されてもよい。
また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるプログラム、及びプログラムを固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
<実施形態1>
<概要>
図1に示すように、本コンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0100とコンピュータ本体0100に外部接続される受信アンテナ装置0101とからなり、例えばそのコンピュータにログインして作業しているユーザ(図1左図)が座席を離れたときに自動的にコンピュータインターフェース(ディスプレイインターフェース等)にロックがかかり(図1右図)、またユーザが席に戻り、近づいた状態でその受信アンテナ装置0101からのアンテナ信号に含まれるロック解除IDを受け取ると、自動的にロックが解除されるシステムを構成している。図1では、その他のハードウェアとして、ユーザが作業中に利用しているディスプレイ0102やキーボード0103を示している。図1左図のディスプレイ画面は作業中の画面を示し、図1右図のディスプレイ画面はコンピュータロック画面を示す。また、そのロック解除IDはユーザが所持している無電源RFIDを利用しても良い。
<実施形態1 構成>
図2に示すように、実施形態1のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0200と、受信アンテナ装置0210と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置0210は、アンテナ信号受信部0211、アンテナ信号出力部0212と、からなり、コンピュータ本体0200は、アンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0203と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206と、を有する。
<実施形態1 構成の説明>
<実施形態1 受信アンテナ装置>
「受信アンテナ装置」0210はコンピュータ本体0200に外部接続されており、コンピュータのログインしているユーザが会社などで在席して作業しており(図1左図)、作業中に席を離れ(図1右図)、受信アンテナ装置との有効交信範囲を超えてユーザが移動すると、ロック解除IDを所有しているユーザとの間で交信できなくなり、自動的にコンピュータにロックがかかる。すなわち、図1右図のような離席中のロック画面の表示になる。次にユーザが席に近づく、又は戻るときに、すなわち受信アンテナ装置の有効交信範囲内に入ると、ユーザが所有しているロック解除ID(たとえば、ユーザが所持しているカードや無線タグに内蔵している)を含むアンテナ信号を受信し、受信したアンテナ信号の中からコンピュータにロックがかかり利用不能状態からロックを解除するためのロック解除IDをコンピュータ本体に渡す機能を有している。受信アンテナ装置に接続されたコンピュータに対して、受信アンテナ装置のアンテナ信号出力部から自身を認識させるIDを出すと良い。
<実施形態1 アンテナ信号受信部>
「アンテナ信号受信部」0111は無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信する。無線のアンテナ信号は無電源RFID、近距離無線通信などが利用できる。受信したアンテナ信号にはノイズや無信号の状態も含まれ、上述したロック解除IDなども含まれる。
<実施形態1 アンテナ信号出力部>
「アンテナ信号出力部」0212は受信したアンテナ信号をコンピュータ本体0200に出力する。アンテナ信号出力部0212の出力はコンピュータ本体0200のアンテナ信号取得部0201に入力される。アンテナ信号にはロック解除IDが含まれる場合とロック解除IDが含まれない場合がある。接続コンピュータに認識させるIDをアンテナ信号出力部から出力させても良い。
<実施形態1 コンピュータ本体>
「コンピュータ本体」0200は、コンピュータ、ノートPC、タブレットPC、等が該当し、ディスプレイがコンピュータと別体のディスプレイの場合でもよく、またPCと一体型のディスプレイインターフェースのロックであっても良い。コンピュータの作業としては、会社や市役所、公的機関等の複数人のユーザが作業している環境で、作業中に席を離れても何ら設定することなく、コンピュータのロックがかかるシステムとなっている。また、席に戻ってきた場合は、コンピュータ本体0200に外部接続されている受信アンテナ装置0210を介してユーザが所持しているロック解除IDがアンテナ信号に含まれている場合にコンピュータのロックを解除することができる。ここで、コンピュータ本体に外部接続された受信アンテナ装置とユーザ(ロック解除IDを所持している)との有効通信範囲(有効交信範囲)は1〜2メートルの範囲で設定される。なお、受信アンテナ装置は、接続されているコンピュータ本体からの操作によって有効通信範囲(有効交信範囲)を変更できるように構成されていると便利である。送信をロック解除IDの受信に利用する場合には送信強度を上下させ、受信の場合には受信感度を調整するとよい。例えば、上記コンピュータの設置間隔が1メートル未満と狭い場合は有効通信範囲(有効交信範囲)を1メートル以下に設定しても良い。
<実施形態1 アンテナ信号取得部>
「アンテナ信号取得部」0201はアンテナ信号出力部0212から出力されるアンテナ信号を取得する。アンテナ信号取得部0201は後述する図3に示すようなアンテナ信号と非アンテナ信号を取得する。
<実施形態1 判断部>
「判断部」0202はアンテナ信号取得部0201からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部0201からのアンテナ信号を含まない信号(非アンテナ信号)である取得部信号にコンピュータ本体0200のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する。
図3に示すように、上述した取得部信号は、アンテナ信号とアンテナ信号を含まない非アンテナ信号からなる。取得部信号の形態としては、アンテナ信号(A)のみの場合と非アンテナ信号(B)のみの場合がある。アンテナ信号(A)のみの場合はロック解除ID(A−1)だけのときと、ロック解除ID(A−1)とその他の信号(A−2)が含まれる場合がある。また、アンテナ信号(A)と非アンテナ信号(B)との双方が含まれる場合は、更にロック解除ID(A−1)だけとロック解除ID及びその他の信号(A−1、A−2)が含まれる場合がある。
アンテナ信号(A)のロック解除IDやその他の信号にはアンテナID付取得部IDが含まれている。また、非アンテナ信号にはアンテナIDなしの取得部IDが含まれている。
ここで、非アンテナ信号としては、受信アンテナ装置が接続されていない場合などのコンピュータ本体の受信アンテナ差し込み口で発生する微弱電流も含まれる。従って判断部ないし判断部での判断結果を利用する各部は、取得信号にアンテナIDが含まれず、コンピュータロックシステムの一部が機能不全であると判断しても機能し続けるように構成される。アンテナ信号のその他の信号には、判断部や、利用可能化ステータス保持部、利用可能化部、利用不能化部、制御部などの各部のパラメータなどを変更するためのパラメータ変更可能キーが含まれるように構成してもよい。パラメータ変更可能化キーが含まれているかの判断を同じく判断部に担わせ、各部のパラメータの変更をコンピュータ本体のインターフェースから可能となるように構成することが考えられる。判断部のパラメータとしてはロック解除IDを挙げることができ、利用可能ステータス保持部のパラメータとしてはステータスそのものや、利用可能ステータスの有効期間、利用可能ステータスの履歴蓄積期間などを挙げることができ、利用可能化部や利用不能化部のパラメータとしては、利用可能ステータス保持部が複数ある場合にどの利用可能ステータス保持部のステータスを利用可能ステータスや利用不能ステータスとするかを挙げることができる。利用可能ステータス保持部が複数ある場合とは、OSに登録されているログインユーザが複数あるような場合(ログインユーザに応じて利用可能ファイルや利用可能データベース、利用可能外部接続装置、利用可能ネットワーク、利用可能アプリケーションが異なる)である。この場合にはAさんのロック解除IDが取得された場合にはユーザがAさんのログイン及びコンピュータ本体の通常の利用が可能となるが、他のユーザのログインには影響を及ぼさないように利用される。制御部のパラメータとしては、制御対象となるディスプレイインターフェースの種類を選別するような場合である。例えば、ディスプレイが一台のコンピュータに複数接続されているような場合にすべてのディスプレイに対して通常の操作が可能なように構成するのか、一部のディスプレイに関してのみ通常の操作が可能なように構成するのかの選択ができるような場合である。またディスプレイインターフェースの制御が時間や時刻に応じてことなるように制御されるように構成することも可能である。
判断部0202はこのような取得部信号に基づいてアンテナ信号や非アンテナ信号を間欠的に判断するので、コンピュータ本体に外部接続された受信アンテナ装置が取り外されたとしても、影響を受けることなく、取得部信号に基づいてコンピュータのロックとロック解除を行うことができる。
例えばコンピュータにロックがかかり、ディスプレイインターフェースが利用不能状態になっている場合、判断部0202はロック解除IDが含まれていると判断すると、利用可能化部0204により利用可能ステータス情報保持部0203の利用可能ステータス情報を利用可能ステータスとし、制御部0206の制御によりコンピュータのロックを解除する。このとき、ロック解除IDが含まれていない場合はコンピュータのロックを継続した状態を維持する。この判断部の動作は、間欠的に行うことが望ましい。間欠的な時間間隔は、作業内容によって選択されるものであるが、通常の作業であれば数秒から数十秒の時間で設定すれば良い。間欠的な時間間隔を調整するための時間間隔調整部をコンピュータ本体に備えていてもよい。
<実施形態1 利用可能ステータス情報保持部>
「利用可能ステータス情報保持部」0203は取得部信号に基づいて判断されたコンピュータ本体0200のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするか否かを示す利用可能ステータス情報を保持する。ディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とは、コンピュータ本体に接続されたキーボードやマウスによりデータ入力やマウスカーソルによる作業指示が可能な状態をいう。ただし、ロックされている状態でもロック画面にパスワードの入力をするためのカーソル移動や、キー操作は可能なように設計するので、この動作ができる状態を通常に利用可能な状態とは称さない。
<実施形態1 利用可能化部>
「利用可能化部」0204は判断部0202での判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部0205の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体0200のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする。
<実施形態1 利用不能化部>
「利用不能化部」0205は判断部0202での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部0203の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体0200のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする。
<実施形態1 制御部>
「制御部」0206は利用可能ステータス情報保持部0203に保持されている利用可能ステータス情報に基づいてディスプレイインターフェースを制御する。制御部0206は利用可能ステータス情報が利用可能ステータスであれば、ディスプレイインターフェースを通常に利用可能な制御を行う。また、利用可能ステータス情報が利用不能ステータスであれば、ディスプレイインターフェースを通常には利用できない状態とする。ロック画面になっており、パスワードの入力を受け付け、ロック解除可能なように構成されている画面は通常には利用可能でない状態である。ディスプレイインターフェースがパスワードの受付機能のみを有している状態で通常の作業を直ちに開始できる状態でないからである。ただし、ロック画面はこれに限定されず、パスワードの入力を受け付けない画面状態であるように構成してもよい。その場合にはマウスの入力も、キーボードの入力も、カーソルの入力も受け付けないように構成する。
上述したようなコンピュータロックシステムにおいて、受信アンテナ装置0210は取り外し可能にコンピュータ本体0200に接続されており、コンピュータロック中に受信アンテナ装置0210がコンピュータ本体から取り外されたとしても、コンピュータ本体0200は上述したような取得部信号に基づいてアンテナ信号や非アンテナ信号を判断しているので、安全を保つことができる。すなわち、受信アンテナ装置をコンピュータ本体から取り外す、取り外さないに影響を受けることがなく、安全を保つことができる。
また、受信アンテナ装置を他のアンテナ受信装置と取り換えても、第三者利用不可としている。
<実施形態1 作用:ハードウェア構成(コンピュータ本体)>
図4に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU401と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ0402と、D−RAM等の主メモリ0403と、インターフェース0404とから構成されている。不揮発性メモリ0402には、アンテナ信号取得プログラム、判断プログラム、利用可能ステータス情報保持プログラム、利用可能化プログラム、利用不能化プログラム、制御プログラム、等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ0403の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。また、インターフェース0404には、ディスプレイインターフェース0405、キーボードインターフェース0406、ネットワークインターフェース0407などがある。
<実施形態1 処理の流れ 受信アンテナ装置>
図5右図に示すように、受信アンテナ装置の動作は、アンテナ受信プログラムにより無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信するアンテナ信号受信ステップを実行する(ステップ0501)。このアンテナ信号は例えば無電源RFIDなどからの信号である。コンピュータ本体側でロック解除IDが含まれるか判断される。
次にアンテナ信号出力プログラムにより受信したアンテナ信号をコンピュータ本体に出力するアンテナ信号出力ステップを実行する(ステップ0502)。この処理により、アンテナ信号は外部接続されたコンピュータ本体に入力される。
<実施形態1 処理の流れ コンピュータ本体>
図5左図に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、アンテナ信号取得プログラムにより受信アンテナ装置のアンテナ信号出力部0212から出力されるアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得ステップを実行する(ステップ503)。
次に判断プログラムによりアンテナ信号取得ステップ0503でのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得ステップでのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する判断ステップを実行する(ステップ0504)。ここで、間欠的な判断動作は、通常の作業であれば、数秒から数十秒程度で設定される。
次に利用可能化プログラムにより判断ステップ0504での判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする利用可能化ステップを実行する(ステップ0505)。
ここで、利用可能ステータス情報保持プログラムにより取得部信号に基づいて判断されたコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするか否かを示す利用可能ステータス情報が常時保持されている。したがって、利用可能化ステップによって利用可能ステータスに変更されて保持される。また、ロック解除IDと該当コンピュータ本体のログインユーザ情報は関連づけて保持されている。複数台のコンピュータ本体があれば、個別にログイン解除IDを設定することもできるが、コンピュータ本体を共有設定で使用している環境においては、1つのロック解除IDを相互に利用したり、それぞれのロック解除IDを複数設定したりすることができる。さらに、会社や公的機関において該当コンピュータ本体担当のユーザが休んでも他のロック解除IDを設定して利用可能な状態にすることが望ましい。
次に判断ステップ0504での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持ステップの利用可能ステータス情報をコンピュータ本体0200のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする利用不能化ステップを実行する(ステップ0506)。
ここで、ロック解除IDでない場合は、ロック状態になっている場合は継続してロック状態を維持することを意味し、コンピュータ本体との対応関係で関連づけされていないコンピュータはセキュリティ対策が施せる。したがって、ディスプレイインターフェースはそのまま利用できない。これらの利用不能状態情報は利用可能ステータス情報保持部に保持されている。
次に制御プログラムにより利用可能ステータス情報保持部にて保持されている利用可能ステータス情報に基づいてディスプレイインターフェースを制御する制御ステップを実行する(ステップ0507)。
ユーザによるコンピュータ利用を終了しない場合は(ステップ0508)、上述した処理をアンテナ信号取得ステップに戻り、繰り返す。また、コンピュータ利用を終了する場合(ステップ0508)、例えばコンピュータの電源OFFされた場合は処理を終了する。
再びコンピュータの電源をONすると、コンピュータロックシステムを起動し、該当コンピュータに割り当てられたロック解除IDと利用者ステータス情報に基づいてロック状態とロック解除状態を何らのユーザの操作をすることなく、自動的に制御される。
このように、実施形態1によれば、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置とからなるコンピュータロックシステムにおいて、受信アンテナ装置が取り外されたとしても、安全を保てるコンピュータロックシステムを提供することができる。
<実施形態2>
<概要>
実施形態2は、実施形態1を基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態2では、コンピュータ本体0200のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0203と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206と、はコンピュータ本体稼働中は常に動作状態にあるように構成している点に特徴がある。
<実施形態2 構成>
図2に示すように、実施形態2のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0200と、受信アンテナ装置0210と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置0110は、アンテナ信号受信部0211、アンテナ信号出力部0212と、からなり、コンピュータ本体0200は、アンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0103と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206と、を有し、コンピュータ本体0200のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0203と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206と、はコンピュータ稼働中は常に動作状態にあるように構成されている。
<実施形態2 構成・作用の説明>
図6に示すように、ケース(CASE)1の例では、この場合は、コンピュータ本体の電源がON(コンピュータが稼働中)すると、必ず本コンピュータロックシステムもONとなり、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0103と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206とが動作状態となる。例えば、このような本コンピュータロックシステムの機能がソフトウェアによって実現される場合は、コンピュータロックシステムのソフトウェアがアプリケーションとしてインストールされコンピュータ本体のOS上に常駐することになる。そして、コンピュータ本体の電源がONとなり、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部0201の取得部信号を判断部0202で判断しているので、正常にコンピュータロックシステムが動作する。また、コンピュータ本体の電源がOFFすると、本コンピュータロックシステムもOFFとなる。すなわち、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0103と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206とが非動作状態となる。コンピュータ本体の電源ON、OFFと連動して、コンピュータロックシステムもそれぞれON、OFFとなる。
図6に示すように、ケース(CASE)2の例では、コンピュータ本体に受信アンテナ装置が接続または非接続の場合を示す。コンピュータ本体に受信アンテナ装置が外部接続されている場合にコンピュータ本体の電源がONすると、必ず本コンピュータロックシステムもONとなる。すなわち、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0103と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206とが動作状態となる。また、アンテナが外部接続されていても、コンピュータ本体の電源がOFFすると、本コンピュータロックシステムもOFFとなる。すなわち、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0103と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206とが非動作状態となる。
アンテナがOFF(受信アンテナ装置が取り外された状態)でも、コンピュータ本体の電源がONされると、本コンピュータロックシステムはONとなり、動作状態となる。すなわち、アプリケーションの起動命令がなくても動作する。アンテナがOFFの状態でコンピュータの電源をOFFすると、本コンピュータロックシステムはOFFとなり、ロック制御動作を終了する。コンピュータ本体の電源がONの状態でアンテナを引き抜いても本コンピュータロックシステムは動作を続行する。
このように、実施形態2によれば、実施形態1に加え、受信アンテナ装置が外部接続されていても、外部接続されていなくても、コンピュータ稼働中は常に動作状態にあるので、コンピュータ稼働中におけるセキュリティは継続して維持できる。
<実施形態3>
<概要>
実施形態3は、実施形態1又は実施形態2を基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態3では、受信アンテナ装置が稼働中のコンピュータ本体に外部接続されている場合は、常に動作状態にあるように構成されている点に特徴がある。
<実施形態3 構成>
図2に示すように、実施形態3のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0200と、受信アンテナ装置0210と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置0210は、アンテナ信号受信部0211、アンテナ信号出力部0212と、からなり、コンピュータ本体0200は、アンテナ信号取得部0201と、判断部0202と、利用可能ステータス情報保持部0203と、利用可能化部0204と、利用不能化部0205と、制御部0206と、を有し、受信アンテナ装置0210のアンテナ信号受信部0211と、アンテナ信号出力部0212と、は稼働中のコンピュータ本体0200に外部接続されている場合には、常に動作状態にあるように構成されている。
<実施形態3 構成・作用の説明>
実施形態3の構成・作用の説明は実施形態2の図6のケース(CASE)2の説明で詳細に説明したので、説明を省略する。
実施形態3においては、コンピュータ本体0200に外部接続される受信アンテナ装置0210はコンピュータ本0200体のアンテナ信号取得0201から電源供給されるので、受信アンテナ装置にはOFFスイッチがない。すなわち、受信アンテナ装置は自身で電源OFFする機能は持っていない。
上述した実施形態3の例では、受信アンテナ装置は電源を持たない構成を示したが、コンピュータ本体がノートパソコンのバッテリー駆動時や小型のタブレットなどを利用した場合は電源容量が不足する場合は受信アンテナ装置に外部電源を供給する構成を採用したり、内部に電池、充電可能な二次電池、例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池などを用いても良い。
このように、実施形態3によれば、実施形態1又は実施形態2に加え、コンピュータ本体に受信アンテナ装置が接続されている場合は常に電源供給されることになるので、受信アンテナ装置のアンテナ信号受信部とアンテナ信号出力部は常に動作状態にあるので、コンピュータロック、ロック解除が継続して行われる。
<実施形態4>
<概要>
実施形態4は、実施形態1から実施形態3を基本として一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態4では、スクリーンセイバーとコンピュータロックシステムとの競合調整機能を有する点に特徴がある。
<実施形態4 構成>
図7に示すように、実施形態4のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体0700と、受信アンテナ装置0710と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置0710は、アンテナ信号受信部0711、アンテナ信号出力部0712と、からなり、コンピュータ本体0700は、アンテナ信号取得部0701と、判断部0702と、利用可能ステータス情報保持部0703と、利用可能化部0704と、利用不能化部0705と、制御部0706と、を有し、さらにスクリーンセイバー部0707と、競合調整部0708と、を有する。
<実施形態4 構成の説明>
<実施形態4 スクリーンセイバー部>
「スクリーンセイバー部」0707はインターフェースからの入力が所定時間ない場合にスクリーンセイバー画面をディスプレイ出力する。インターフェースとしては、キーボード入力やマウス入力などが挙げられる。このような入力が所定時間ないとスクリーンセイバー画面を出力する。通常、ユーザ設定により数分から数十分の設定が可能である。このスクリーンセイバーを、例えばユーザが離席している時に勝手にコンピュータにアクセスできないようにロック目的で使用している場合は数分ぐらいに設定されているケースが多いと思われる。例えば、コンピュータ本体のOSがウィンドウズ(登録商標)パソコン(Windows10、Windows8.1、Windows7等)の場合、コントロールパネル画面を表示させ、ディスクトップのカスタマイズ→個人用設定を選択すると、スクリーンセイバーの設定ができる。そのスクリーンセイバー画面の「再開時にログオン画面に戻る」にチェックを入れておくと、スクリーンセイバーを中断して(例えばマウスを動かす、キーボードのキー入力を行うなどのインターフェース入力をきっかけに中断)入力作業等を行おうとしてときに、ログオン画面になりパスワード入力を要求される。
スクリーンセイバーなしの設定を行った場合はスクリーンセイバー画面が表示されないので、本コンピュータロックシステムには問題が発生しない。上述した「再開時にログオン画面に戻る」にチェックが入っていた場合は、本コンピュータロックシステムと競合する恐れがあるので、制御部0706の動作とスクリーンセイバー部0707の動作との競合を考える必要がある。
<実施形態4 競合調整部>
「競合調整部」0708は制御部0706の動作と、スクリーンセイバー部0707の動作とが競合する場合には制御部0706の動作を優先する。なお、スクリーンセイバー部の動作には、スクリーンセイバー画面の表示動作と、作業再開時のログオン画面表示動作の両者を含む。
図8に示すように、このような制御部の動作とスクリーンセイバー部との動作が競合する場合のインターフェースの利用について説明する。図8におけるインターフェース利用がOKとは、(1)スクリーンセイバーが起動しない場合と(2)スクリーンセイバーが起動するが、パスワード入力不要の場合を意味する。
スクリーンセイバー部の動作がOKで制御部の動作がOKの時は、インターフェース利用がOKである。スクリーンセイバー部の動作がNG(スクリーンセイバー画面表示動作ないしはログオン画面表示動作をすべきであるとスクリーンセイバー部が判断している場合)でも制御部の動作がOKの時は、インターフェース利用がOKであり、制御部の動作が優先される。また、スクリーンセイバー部の動作がOK(スクリーンセイバー画面表示動作ないしはログオン画面表示動作をすべきでないとスクリーンセイバー部が判断している場合)でも、制御部の動作がNGであれば、制御部の動作が優先されてインターフェース利用がNGとなる。スクリーンセイバー部と制御部の動作がともにNGであれば、インターフェース利用もNGとなる。
以上のように、本コンピュータロックシステムは動作することになる。
その他の構成は、実施形態1の図2の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態4 作用:ハードウェア構成(コンピュータ本体)>
図9に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU901と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ0902と、D−RAM等の主メモリ0903と、インターフェース0904、ディスプレイインターフェース0905、キーボードインターフェース0906、ネットワークインターフェース0907とから構成されている。不揮発性メモリ0902には、スクリーンセイバープログラム、競合調整プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ0903の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。その他のプログラムは実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態4 処理の流れ 受信アンテナ装置>
図10右図に示すように、アンテナ信号受信ステップ1001とアンテナ信号出力ステップ1002を実行すると、受信アンテナ装置0710からのアンテナ信号が外部接されたコンピュータ本体0700に入力される。アンテナ信号受信ステップ1001とアンテナ信号出力ステップ1003の処理は、実施形態1の図5のアンテナ信号受信ステップ0501とアンテナ信号出力ステップ0502と同様であるので、詳細な説明は省略する。

<実施形態4 処理の流れ コンピュータ本体>
図10左図に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、アンテナ信号取得ステップ1003、判断ステップ1004、利用可能化ステップ1005、利用不能化ステップ1006、制御ステップ1007を実行することにより、アンテナ信号取得部0701からの図3に示すような取得部信号にロック解除IDが含まれているか否かで判断し(ステップ1004)、利用可能化ステップ1005と利用不能化ステップ1006を実行し、利用可能ステータス情報保持部0703の利用可能ステータスまたは利用不能ステータスを利用可能ステータス情報として常時保持する。処理ステップ1003〜1007までの処理は、実施形態1の図5の処理ステップ0503から0507までの処理と同様であるので、詳細な説明を省略する。
上述したような状態において、スクリーンセイバー起動タイミングか判断するスクリーンセイバー起動タイミング判断ステップを実行する(ステップ1008)。スクリーンセイバー起動タイミング判断ステップ1008での判断結果、スクリーンセイバー起動タイミングの場合は制御プログラムとの動作とスクリーンセイバープログラムの動作とが競合するので、制御部の動作を優先する競合調整ステップを実行する(ステップ1009)。ここでスクリーンセイバー起動タイミングとは、スクリーンセイバーが起動していない状態からスクリーンセイバー部の判断でスクリーンセイバーを起動すべきであると判断するタイミングの他に、スクリーンセイバーがすでに起動しており、そのスクリーンセイバーの動作を続行すべきか判断するタイミングも含むものとする。またスクリーンセイバーの起動には、スクリーンセイバーを表示する動作の他にログオン画面を表示する動作も含まれるものとする。
競合調整ステップでの調整の結果を受けてスクリーンセイバーを起動状態とするかのスクリーンセイバー起動判断ステップを実行する(ステップ1010)。競合調整ステップでスクリーンセイバーの起動状態が認められる場合には、スクリーンセイバーステップを実行する(ステップ1011)。スクリーンセイバーステップは、スクリーンセイバーをディスプレイ上に表示するか、ログオン画面をディスプレイ上に表示する。スクリーンセイバーが起動しない場合は、制御部の制御に任せる。スクリーンセイバーの起動状態の後、又は、制御を制御部に任せたのち、利用終了判断ステップを実行する(ステップ1012)。
利用終了判断ステップにて利用終了と判断しない場合には再度アンテナ信号取得ステップに戻る。スクリーンセイバー起動状態でアンテナ信号取得ステップに戻る場合と、スクリーンセイバー起動なしでアンテナ信号取得ステップに戻る場合の二通りの戻り方がある。スクリーンセイバーが起動している場合とは、制御部が利用ステータス情報中のステータスである利用不能ステータスに基づいてディスプレイインターフェースを通常利用できない状態にしている場合であり、その制御状態が継続している限りスクリーンセイバーを起動状態に継続するか、制御状態を通常のディスプレイインターフェースを利用可能な状態にするかの競合調整ステップが繰り返し実行される。スクリーンセイバーが継続中にロック解除IDが取得部信号に含まれていると判断部が判断する場合には利用可能化部が利用可能ステータス情報を利用可能ステータスに変更し、これに伴って競合調整部は、スクリーンセイバー解除の判断がスクリーンセイバー部にて行われない場合でも制御部の制御を優先しディスプレイインターフェースを通常の利用が可能な状態とするとの競合調整をおこなう。これに伴ってスクリーンセイバー起動判断はスクリーンセイバー起動なし、つまりスクリーンセイバー終了との判断を下し、ディスプレイが通常の利用状態で利用可能な状態になる。
上述した処理を、ユーザがコンピュータ利用を終了するまで(ステップ1012)繰り返す。
このように、本実施形態4によれば、実施形態1から実施形態3に加え、例えばウィンドウズ(登録商標)パソコンのスクリーンセイバーとコンピュータロックシステムとが競合した場合はロックシステムの制御を優先するので、ユーザフレンドリーなセキュリティ確保が維持できる。
<実施形態5>
<概要>
実施形態5は、実施形態1から実施形態4のいずれかを基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態5では、ディスプレイインターフェースを通常には利用不能状態(コンピュータロックがかかっている状態)において、ロック解除IDが取得部信号に含まない場合でも正しいパスワードを受け付けたときには利用可能ステータス情報を利用可能ステータスに固定する点に特徴がある。
<実施形態5 構成>
図11に示すように、実施形態5のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1100と、受信アンテナ装置1110と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1110は、アンテナ信号受信部1111、アンテナ信号出力部1112と、からなり、コンピュータ本体1100は、アンテナ信号取得部1101と、判断部1102と、利用可能ステータス情報保持部1103と、利用可能化部1104と、利用不能化部1105と、制御部1106と、を有し、パスワード入力受付部1107と、パスワード判断部1108と、利用可能ステータス固定部1109と、をさらに有する。
<実施形態5 構成の説明>
<実施形態5 パスワード入力受付部>
「パスワード入力受付部」1107は、判断部1102での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果であり、コンピュータ本体1100のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態である場合に、パスワード入力の受け付け有無の判断を行う。例えば、コンピュータ本体に接続されたキーボードやタブレットPCのタッチ画面に表示されたソフトウェアキーボードなどからパスワードが入力されると、パスワード判断部1108の処理に進む。
<実施形態5 パスワード判断部>
「パスワード判断部」1108は、パスワードが正しいパスワードであるか判断する。ここで、例えばコンピュータ本体がウィンドウズ(登録商標)パソコンであれば、該当コンピュータのログインパスワードとして設定されたものと同じであれば、パスワードは正常と判断する。
<実施形態5 利用可能ステータス固定部>
「利用可能ステータス固定部」1108はパスワード判断部1108での判断結果がパスワードが正しいパスワードであるとの判断結果である場合に、強制的に利用可能ステータス情報保持部1103の利用可能ステータス情報を利用可能ステータスに固定とする。
すなわち、本コンピュータロックシステムは、パスワードが正常であれば、利用可能ステータス情報保持部1103の利用可能ステータス情報を利用不能ステータスから利用可能ステータスに固定とする。コンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常の利用可能な状態になる。このように構成するのは万が一ロック解除IDの発信源が故障したり、ロック解除IDの発信源を紛失したような場合の緊急避難策が必要だからである。従って、このパスワードは会社のシステム管理者などの高度の権限を有する者が秘匿して保持していることが好ましい。またいったんこのパスワードを利用してロック解除したのちに間欠的にロック解除IDの取得有無を判断させるとすると、ほんの数秒間しかロック解除状態を維持できないという問題が生じ、実質的にロック解除してコンピュータを操作するということ不可能になる。そこでパスワードを利用してロック解除した場合には、ロック解除IDの取得判断などの通常の処理をやめて常時利用可能ステータス情報のステータスが利用可能ステータスに固定しておくのである。その他の構成は、実施形態1の図2の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態5 作用:ハードウェア構成(コンピュータ本体)>
図12に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU1201と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ1202と、D−RAM等の主メモリ1203と、インターフェース1204、ディスプレイインターフェース1205、キーボードインターフェース1206、ネットワークインターフェース1207とから構成されている。不揮発性メモリ1202には、パスワード入力受付プログラム、パスワード判断プログラム、利用可能化ステータス固定プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ1203の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。その他のプログラムは実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態5 処理の流れ 受信アンテナ装置>
図13右図に示すように、アンテナ信号受信ステップ1301とアンテナ信号出力ステップ1302を実行すると、受信アンテナ装置1110からのアンテナ信号が外部接されたコンピュータ本体1100に入力される。アンテナ信号受信ステップ1301とアンテナ信号出力ステップ1302の処理は、実施形態1の図5のアンテナ信号受信ステップ0501とアンテナ信号出力ステップ0502と同様であるので、詳細な説明は省略する。
<実施形態5 処理の流れ コンピュータ本体>
図13左図に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、アンテナ信号取得ステップ1303、判断ステップ1304、利用可能化ステップ1305、利用不能化ステップ1306、制御ステップ1307を実行することにより、アンテナ信号取得部1101からの図3に示すような取得部信号にロック解除IDが含まれているか否かで判断し(ステップ1304)、利用可能化ステップ1305と利用不能化ステップ1306を実行し、利用可能ステータス情報保持部1103の利用可能ステータスまたは利用不能ステータスを利用可能ステータス情報として常時保持する。処理ステップ1303〜1307までの処理は、実施形態1の図5の処理ステップ0503から0507までの処理と同様であるので、詳細な説明を省略する。
上述したような状態で制御ステップ1307のロック制御下において、コンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない利用不能状態か否かの判断ステップを実行する(ステップ1308)。利用不能状態でない場合は(ステップ1308)、アンテナ信号取得ステップ1303の処理に戻る。
コンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態(利用不能状態)の場合は(ステップ1308)、パスワード入力受付プログラムによりパスワード入力の受け付け有無の判断を行うパスワード入力受付ステップを実行する(ステップ1309)。
次にパスワード判断プログラムによりパスワードが正しいパスワードであるか判断するためのパスワード判断ステップを実行する(ステップ1310)。
次にパスワード判断ステップ1310での判断結果がパスワードが正しいパスワードであるとの判断結果である場合に、利用可能ステータス情報固定プログラムにより強制的に利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を利用可能ステータスに固定とする利用可能ステータス固定ステップを実行する(ステップ1311)。
次に制御プログラムでのロック制御処理に制御を渡す(ステップ1312)制御部は利用可能ステータスに基づいて処理を行うが、利用可能ステータス情報は、利用可能ステータスで固定されているためにコンピュータの利用が終了とされるまで通常の状態でディスプレイが利用できる利用可能状態に制御される。さらに、電源オフにした後に再立ち上げする場合でも利用可能ステータスに固定されるように構成されることが好ましい。
次にユーザによるコンピュータの利用終了か否かを判断し(ステップ1313)、利用終了でない場合は制御ステップ1312に戻り上述した処理を繰り返す。
ユーザによるコンピュータの利用終了の場合(ステップ1313)、例えばコンピュータの電源OFFの場合はロックシステムを終了する。
このように、実施形態5によれば、実施形態1から実施形態4に加え、例えばウィンドウズ(登録商標)パソコンなどにおいて、コンピュータロック中であっても、正しいパスワードであれば、パスワード入力を受け付け、コンピュータ本体のディスプレイインターフェースが利用不能状態であっても、そのディスプレイインターフェースを通常の利用可能な状態に変更できるので、該当コンピュータの正当なユーザであれば、作業を継続して行うことができる。
<実施形態6>
<概要>
実施形態6は、実施形態5を基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態6では、利用可能ステータスに固定されている場合に機能を不活性化する不活性部を有する点に特徴がある。
<実施形態6 構成>
図14に示すように、実施形態6のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1400と、受信アンテナ装置1411と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1411は、アンテナ信号受信部1412、アンテナ信号出力部1413と、からなり、コンピュータ本体1400は、アンテナ信号取得部1401と、判断部1002と、利用可能ステータス情報保持部1003と、利用可能化部1004と、利用不能化部1405と、制御部1406と、パスワード入力受付部1407と、パスワード判断部1408と、利用可能ステータス固定部1409と、を有し、さらに不活性化部1410を有する。
<実施形態6 構成の説明>
<実施形態6 不活性化部>
「不活性化部」1410は利用可能ステータス固定部1409にて利用可能ステータス情報が利用可能ステータスに固定されている場合に、コンピュータ本体1400のアンテナ信号取得部1401と、判断部1402と、利用不能化部1405と、によってコンピュータ本体1400のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とすることができないように機能を不活性化する。すなわち、本コンピュータロックシステムの機能を停止することを意味する。
<実施形態6 作用:ハードウェア構成(コンピュータ本体)>
図15に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU1501と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ1502と、D−RAM等の主メモリ1503と、インターフェース1504、ディスプレイインターフェース1505、キーボードインターフェース1506、ネットワークインターフェース1507とから構成されている。不揮発性メモリ1502には、不活性化プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ1503の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。その他のプログラムは実施形態5の図12の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態6 処理の流れ 受信アンテナ装置>
図16右図に示すように、アンテナ信号受信ステップ1601とアンテナ信号出力ステップ1602を実行すると、受信アンテナ装置1411からのアンテナ信号が外部接されたコンピュータ本体1400に入力される。アンテナ信号受信ステップ1401とアンテナ信号出力ステップ1402の処理は、実施形態1の図5のアンテナ信号受信ステップ0501とアンテナ信号出力ステップ0502と同様であるので、詳細な説明は省略する。
<実施形態6 処理の流れ コンピュータ本体>
図16左図に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、アンテナ信号取得ステップ1603、判断ステップ1604、利用可能化ステップ1605、利用不能化ステップ1606、制御ステップ1607を実行することにより、アンテナ信号取得部1401からの図3に示すような取得部信号にロック解除IDが含まれているか否かで判断し(ステップ1604)、利用可能化ステップ1605と利用不能化ステップ1606を実行し、利用可能ステータス情報保持部1403に利用可能ステータスまたは利用不能ステータスを利用可能ステータス情報として常時保持する。処理ステップ1603〜1607までの処理は、実施形態1の図5の処理ステップ0503から0507までの処理と同様であるので、詳細な説明を省略する。
上述したような状態で制御ステップ1607のロック制御下において、コンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない利用不能状態か否かの判断ステップを実行する(ステップ1608)。利用不能状態でない場合は(ステップ1608)、アンテナ信号取得ステップ1603の処理に戻る。
コンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態(利用不能状態)の場合は(ステップ1608)、パスワード入力受付プログラムによりパスワードの入力を受け付けるか否かの判断を行う入力受付判断ステップを実行する(ステップ1609)。
パスワード入力受付判断ステップ1609において、パスワード入力を受付た場合、次にパスワード判断プログラムによりパスワードが正しいパスワードであるか判断するためのパスワード判断ステップを実行する(ステップ1610)。
次にパスワード判断ステップ1610での判断結果がパスワードが正しいパスワードであるとの判断結果である場合に、利用可能ステータス情報固定プログラムにより強制的に利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を利用可能ステータスに固定とする利用可能ステータス固定ステップを実行する(ステップ1611)。
上記パスワード入力受付判断ステップ1609において、パスワード入力受付がなかった場合、アンテナ信号取得ステップ1603に戻る。
次に不活性化プログラムにより利用可能ステータス固定部1409にて利用可能ステータス情報が利用可能ステータスに固定されている場合に、コンピュータ本体1400のアンテナ信号取得部1401と、判断部1402と、利用不能化部1405と、によってコンピュータ本体1400のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とすることができないように機能を不活性化する(ステップ1612)。すなわち、本コンピュータロックシステムの機能を停止することを意味する。
次に制御プログラムでのロック制御処理に制御を渡す(ステップ1613)。制御プログラムは利用可能ステータス情報に基づいて制御するが利用可能ステータス情報は利用可能ステータスに固定されているので制御は利用可能状態に固定される。
次にユーザによるコンピュータの利用終了か否かを判断し(ステップ1614)、利用終了でない場合は制御ステップ1613に戻り上述した処理を繰り返す。
ユーザによるコンピュータの利用終了の場合(ステップ1614)、例えばコンピュータの電源OFFの場合はロックシステムを終了する。ただし、電源OFFの後再度電源をONにしてコンピュータ本体を再立ち上げする場合には、再度ロックシステムが稼働すると不都合である場合があるので、再立ち上げ後も不活性化状態や、利用可能ステータス情報の固定化は再現されるように構成することが好ましい。
<実施形態7>
<概要>
実施形態7は、実施形態1から実施形態6のいずれかを基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態7では、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置とはUSBケーブル経由で接続され、コンピュータ本体から受信アンテナ装置への給電がされている点に特徴がある。
<実施形態7 構成>
図17に示すように、実施形態7のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1700と、受信アンテナ装置1710と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1710は、アンテナ信号受信部1711、アンテナ信号出力部1713と、からなり、コンピュータ本体1700は、アンテナ信号取得部1701と、判断部1702と、利用可能ステータス情報保持部1703と、利用可能化部1704と、利用不能化部1705と、制御部1706と、を有し、コンピュータ本体1700と、コンピュータ本体1700に外部接続される受信アンテナ装置1710とはUSBケーブル(インターフェースケーブル)経由で接続されている。
<実施形態7 構成の説明>
<実施形態7 USBケーブル接続給電>
コンピュータ本体1700と、コンピュータ本体1700に外部接続される受信アンテナ装置1710と、はUSBケーブル経由で接続され受信アンテナ装置1710のアンテナ信号出力部1712と、コンピュータ本体1700のアンテナ信号取得部1701と、はこのUSBケーブルにて信号の受け渡しをし、受信アンテナ装置1710は、このUSBケーブルにて給電されている。
ここで、コンピュータ本体1700のアンテナ信号取得部1701と受信アンテナ装置1710のアンテナ信号出力部1712とには、図示しないUSBコネクタを備えたUSBインターフェース回路をそれぞれ有しており、USBケーブルを接続することにより、プラグ&プレイでデバイスの認識を行うことができる。すなわち、アンテナ信号取得部1701は受信アンテナ装置1710のアンテナ信号出力部1712から自身のID情報とアンテナ信号等を取得することができる。USBコネクタとしては、USB Type-A、Type-B、Type-C、mini B、micro B等のいずれのコネクタを用いても良い。USBインターフェースは、USB2.0、USB3.0、USB3.1等のインターフェースが利用できる。給電能力としては、USB2.0で5V、500ミリアンペア、USB3.0では、5V、900ミリアンペア、USB3.1では5V、1000ミリアンペアが確保できる。USB給電を行う場合は、受信アンテナ装置の有効交信範囲の距離によって使用される電力が異なってくるので、USBインターフェースは必要な電力に合わせて選択すれば良い。コンピュータ本体が小型のタブレットPCなどの場合は、コネクタが小さいのでmicro BコネクタのUSBケーブルを利用しても良い。コンピュータ本体のUSBインターフェースから所望の電力給電が得られない場合は、コンピュータ本体の電源をバッテリー駆動ではなく、AC電源アダプタを介してAC電源に接続し、アンテナ信号取得部から給電を行うようにしても良い。
その他の構成については、実施形態1の図2の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態7 作用:ハードウェア構成(コンピュータ本体)>
実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態7 処理の流れ>
受信アンテナ装置とコンピュータ本体との処理の流れについては、実施形態1の図5の処理の流れと同様であるので、説明を省略する。
このように、実施形態7によれば、実施形態1から実施形態6に加え、コンピュータ本体と外部接続される受信アンテナ装置とは、USBケーブルで接続され、コンピュータ本体から受信アンテナ装置に給電されているので、受信アンテナ装置には電源を不要とすることができる。
<実施形態8>
<概要>
実施形態8は、実施形態1から実施形態7のいずれかを基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。実施形態8では、受信アンテナ装置のアンテナ信号受信部は、無電源RFIDから信号を受信するように構成されている点に特徴がある。
<実施形態7 構成>
図17に示すように、実施形態8のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1700と、受信アンテナ装置1710と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1710は、アンテナ信号受信部1711、アンテナ信号出力部1712と、からなり、コンピュータ本体1700は、アンテナ信号取得部1701と、判断部1702と、利用可能ステータス情報保持部1703と、利用可能化部1704と、利用不能化部1705と、制御部1706と、を有し、受信アンテナ装置1710のアンテナ信号受信部1711は、無電源RFID1713から信号を受信するように構成されている。
<実施形態8 構成の説明>
受信アンテナ装置1710のアンテナ信号受信部1711は、無電源RFID1713から信号を受信するように構成されている。ここで、無電源RFID1713は、カード型、無線タグ等の形状を問わない。例えば、社員用のようなカード型でも良く、無線タグのような小型の装置でも良い。
無電源RFID1713と受信アンテナ装置1710との有効交信範囲を1メートルぐらいに設定すれば、コンピュータ本体が複数台隣接して設置された場合でも、他の受信アンテナ装置との混信を防ぐことができる。なお受信アンテナは指向性があるアンテナであることが好ましい。アンテナの高感度志向は、そのコンピュータ本体の操作をする利用者の座席方向に向けられていることが好ましい。
その他の構成については、実施形態1の図2の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態8 作用:ハードウェア構成(コンピュータ本体)>
実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態8 処理の流れ>
受信アンテナ装置とコンピュータ本体との処理の流れについては、実施形態1の図5の処理の流れと同様であるので、詳細な説明を省略し、実施形態8のポイントを説明する。例えばカード型の社員証のような無電源RFIDや、無線タグのような小型の無電源RFIDをユーザが首にかけたり、衣服のポケットに入れて置けば、コンピュータの作業中に席を離れて有効交信範囲を超えると、自動的にコンピュータにロックがかかり、席に近づく、又は席に戻ると、すなわち有効交信範囲内に入ると、自動的にロックが解除される。この有効交信範囲とは、例えば受信アンテナ装置が外部接続されたコンピュータ本体からの距離が1メートルぐらいの範囲が望ましい。
このように、実施形態8によれば、実施形態1から実施形態7に加え、例えばカード型の社員証のような無電源RFIDや、無線タグのような小型の無電源RFIDをユーザが首にかけたり、衣服のポケットに入れて置けば、ユーザがコンピュータの作業中に有効交信範囲を超えて席を離れると、自動的にコンピュータにロックがかかり、ユーザが席に近づき有効交信範囲内に入ると、自動的にロックが解除される。例えばユーザとコンピュータ本体からの距離が1メートルぐらいの範囲であれば、ロック解除ができる。
<実施形態9>
<概要>
実施形態9は、実施形態1から実施形態8のいずれか一を基本として、一部に特徴を有するコンピュータロックシステムである。
図18に示すように、コンピュータ本体、コンピュータ本体に外部接続された受信アンテナ装置、ディスプレイ等から構成されるコンピュータ(システム)1800はネットワーク(有線LAN、無線LAN、モバイルネットワーク、クラウドネットワーク、インターネット、ブロードバンド等を含む)1801を介してコンピュータ1800と同様な構成を備えたコンピュータ1802に接続されており、コンピュータ本体のネットワーク接続対応機能を有している点に特徴がある。
<実施形態9 構成>
図19に示すように、実施形態9のコンピュータロックシステムは、コンピュータ本体1900と、受信アンテナ装置1910と、からなるコンピュータロックシステムであって、受信アンテナ装置1910は、アンテナ信号受信部1911、アンテナ信号出力部1913と、からなり、コンピュータ本体1900は、アンテナ信号取得部1901と、判断部1902と、利用可能ステータス情報保持部1903と、利用可能化部1904と、利用不能化部1905と、制御部1906と、を有し、ネットワーク経由信号判断部1907と、ネットワーク経由インターフェース信号出力部1908と、をさらに有する。
<実施形態9 構成の説明>
<実施形態9 ネットワーク経由信号判断部>
「ネットワーク経由信号判断部」1907はネットワーク(有線LAN、無線LAN、モバイルネットワーク、クラウドネットワーク、インターネット、ブロードバンド等を含む)1909を介して受信した信号にそのネットワークを介して接続されている接続コンピュータ(図18右図を参照)のアンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体1900のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する。ここで、間欠的な判断動作は、通常の作業であれば、数秒から数十秒程度で設定される。これは、リモートディスクトップを実現するもので、ネットワーク1909介して接続されたコンピュータからコンピュータ本体1900に真正のロック解除IDがネットワーク経由で送られてきたかをネットワーク経由信号判断部1907で判断すると、コンピュータのロック中であっても、コンピュータ本体1900のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とする。
すなわち、コンピュータ本体1900はネットワーク1909に接続された他のコンピュータ本体に取得部信号を送信して渡す。
<実施形態9 ネットワーク経由インターフェース信号出力部>
「ネットワーク経由インターフェース信号出力部」1908はネットワーク経由信号判断部1907での判断結果がロック解除ID信号が含まれるとの判断結果である場合にはコンピュータ本体のインターフェースが通常に利用可能な状態のインターフェース信号をネットワークを介して前記接続コンピュータに送信する(図18左図を参照)。このネットワーク経由インターフェース信号を受信した接続コンピュータによるディスプレイインターフェースの通常の利用が可能となり、リモートディスクトップが実現できる。ロック解除ID信号を含まない場合はコンピュータがロック中であれば、ロックを継続されることになる。
<実施形態9 作用:ハードウェア構成(コンピュータ本体)>
図20に示すように、コンピュータ本体の計算機の構成は、CPU2001と、HDD、ROM等の不揮発性メモリ2002と、D−RAM等の主メモリ2003と、インターフェース2004、ディスプレイインターフェース2005、キーボードインターフェース2006、ネットワークインターフェース2007とから構成されている。不揮発性メモリ2002には、ネットワーク経由信号判断プログラム、ネットワークインターフェース信号出力プログラム等のプログラムが格納されている。データとしては、アンテナ信号、ロック解除ID、利用可能ステータス情報などがある。これらのプログラムやデータは、主メモリ2003の保持領域に読み込まれ、作業領域で実行される。その他のプログラムは実施形態1の図4の構成と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態9 処理の流れ コンピュータ本体>
図16に示すように、上述したようなコンピュータ本体の計算機の動作は、ネットワーク経由信号判断プログラムによりネットワークを介して受信した信号にネットワークを介して接続されている接続コンピュータのアンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断するネットワーク経由信号判断ステップを実行する(ステップ2101)。
次に判断プログラムによりネットワーク経由信号判断ステップ2102でのアンテナ信号を含む又は、ネットワーク経由信号判断ステップ2102でのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する判断ステップを実行する(ステップ2102)。
次に利用可能化プログラムにより判断ステップ2102での判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする利用可能化ステップを実行する(ステップ2103)。
次に判断ステップ2102での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持ステップの利用可能ステータス情報をコンピュータ本体2100のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする利用不能化ステップを実行する(ステップ2104)。
次に制御プログラムにより利用可能ステータス情報保持部にて保持されている利用可能ステータスに基づいてディスプレイインターフェースを制御する制御ステップを実行する(ステップ2105)。
ネットワーク経由インターフェース信号出力部1908はネットワーク経由信号判断部1907での判断結果がロック解除信号が含まれるとの判断結果である場合にはコンピュータ本体のインターフェースが通常に利用可能な状態のインターフェース信号をネットワークを介して前記接続コンピュータに送信するネットワーク経由インターフェース信号出力ステップを実行する(ステップ2106)。
ユーザによるコンピュータ利用を終了しない場合は(ステップ2107)、上述した処理をネットワーク経由信号判断ステップ2101に戻り、繰り返す。また、コンピュータ利用を終了する場合(ステップ2107)、例えばコンピュータの電源OFFされた場合は処理を終了する。
再びコンピュータの電源をONすると、コンピュータロックシステムを起動し、該当コンピュータに割り当てられたロック解除IDと利用者ステータス情報に基づいてロック状態とロック解除状態を何らのユーザの操作をすることなく、自動的に制御される。
このように、実施形態9によれば、実施形態1から実施形態8に加え、コンピュータ本体のネットワーク接続対応が可能となるので、リモートコンピュータ接続によるロックとロック解除の制御が実現できる。
このように、実施形態1から実施形態9によれば、コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置とからなるコンピュータロックシステムにおいて、受信アンテナ装置が取り外されたとしても、安全を保てるコンピュータロックシステムを提供することができる。

Claims (12)

  1. コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置と、からなるコンピュータロックシステムであって、
    受信アンテナ装置は、
    無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信するアンテナ信号受信部と、
    受信したアンテナ信号をコンピュータ本体に出力するアンテナ信号出力部と、
    からなり、
    コンピュータ本体は、
    前記アンテナ信号出力部から出力されるアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得部と、
    アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する判断部と、
    取得部信号に基づいて判断されたコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするか否かを示す利用可能ステータス情報を保持する利用可能ステータス情報保持部と、
    判断部での判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする利用可能化部と、
    判断部での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする利用不能化部と、
    利用可能ステータス情報保持部に保持されている利用可能ステータス情報に基づいてディスプレイインターフェースを制御する制御部と、
    を有するコンピュータロックシステム。
  2. コンピュータ本体のアンテナ信号取得部と、判断部と、利用可能ステータス情報保持部と、利用可能化部と、利用不能化部と、制御部と、はコンピュータ稼働中は常に動作状態にあるように構成されている請求項1に記載のコンピュータロックシステム。
  3. 受信アンテナ装置のアンテナ信号受信部と、アンテナ信号出力部と、は稼働中のコンピュータ本体に外部接続されている場合には、常に動作状態にあるように構成されている請求項1又は2に記載のコンピュータロックシステム。
  4. コンピュータ本体は、
    インターフェースからの入力が所定時間ない場合にスクリーンセイバー画面をディスプレイ出力するスクリーンセイバー部と、
    制御部の動作と、スクリーンセイバー部の動作とが競合する場合には制御部の動作を優先する競合調整部と、
    をさらに有する請求項1から請求項3のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。
  5. 判断部での判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果であり、コンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態である場合に、パスワードの入力を受け付けるパスワード入力受付部と、
    パスワードが正しいパスワードであるか判断するためのパスワード判断部と、
    パスワード判断部での判断結果がパスワードが正しいパスワードであるとの判断結果である場合に、強制的に利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報を利用可能ステータスに固定とする利用可能ステータス固定部と、
    をさらに有する請求項1から請求項4のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。
  6. 利用可能ステータス固定部にて利用可能ステータス情報が利用可能ステータスに固定されている場合に
    コンピュータ本体のアンテナ信号取得部と、判断部と、利用不能化部と、によってコンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とすることができないように機能を不活性化する不活性化部を有する請求項5に記載のコンピュータロックシステム。
  7. コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置と、はUSBケーブル経由で接続され、受信アンテナ装置のアンテナ信号出力部と、コンピュータ本体のアンテナ信号取得部と、はこのUSBケーブルにて信号の受け渡しをし、受信アンテナ装置は、このUSBケーブルにて給電されている請求項1から6のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。
  8. 受信アンテナ装置のアンテナ信号受信部は、無電源RFIDから信号を受信するように構成されている請求項1から7のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。
  9. コンピュータ本体は、
    ネットワークを介して受信した信号にネットワークを介して接続されている接続コンピュータのアンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得部からのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断するネットワーク経由信号判断部と、
    ネットワーク経由信号判断部での判断結果がロック解除信号が含まれるとの判断結果である場合にはコンピュータ本体のインターフェースが通常に利用可能な状態のインターフェース信号をネットワークを介して前記接続コンピュータに送信するネットワーク経由インターフェース信号出力部と、
    を有する請求項1から請求項8のいずれか一に記載のコンピュータロックシステム。
  10. 請求項1から請求項9に記載のコンピュータ本体。
  11. コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置と、からなるコンピュータロックシステムのコンピュータ本体の動作方法であって、
    受信アンテナ装置は、
    無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信するアンテナ信号受信部と、
    受信したアンテナ信号をコンピュータ本体に出力するアンテナ信号出力部と、を有し、
    コンピュータ本体を、
    前記アンテナ信号出力部から出力されるアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得ステップと、
    アンテナ信号取得ステップでのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得ステップでのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する判断ステップと、
    取得部信号に基づいて判断されたコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするか否かを示す利用可能ステータス情報を常時保持する利用可能ステータス情報保持ステップと、
    判断ステップでの判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする利用可能化ステップと、
    判断ステップでの判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持ステップの利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする利用不能化ステップと、
    利用可能ステータス情報保持ステップにて保持されている利用可能ステータス情報に基づいてディスプレイインターフェースを制御する制御ステップと、
    にて動作させるコンピュータ本体の動作方法。
  12. コンピュータ本体と、コンピュータ本体に外部接続される受信アンテナ装置と、からなるコンピュータロックシステムのコンピュータ本体の動作プログラムであって、
    受信アンテナ装置は、
    無線にてノイズ・無信号を含みうるアンテナ信号を受信するアンテナ信号受信部と、
    受信したアンテナ信号をコンピュータ本体に出力するアンテナ信号出力部とを有し、
    コンピュータ本体を、
    前記アンテナ信号出力部から出力されるアンテナ信号を取得するためのアンテナ信号取得ステップと、
    アンテナ信号取得ステップでのアンテナ信号を含む又は、アンテナ信号取得ステップでのアンテナ信号を含まない信号である取得部信号にコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするためのIDであるロック解除IDが含まれるか間欠的に判断する判断ステップと、
    取得部信号に基づいて判断されたコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするか否かを示す利用可能ステータス情報を常時保持する利用可能ステータス情報保持ステップと、
    判断ステップでの判断結果が有効な解除IDを含むとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持部の利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースが通常に利用可能な状態とするための利用可能ステータスとする利用可能化ステップと、
    判断ステップでの判断結果が有効な解除IDを含まないとの判断結果である場合には利用可能ステータス情報保持ステップの利用可能ステータス情報をコンピュータ本体のディスプレイインターフェースがディスプレイを通常には利用できない状態とするための利用不能ステータスとする利用不能化ステップと、
    利用可能ステータス情報保持ステップにて保持されている利用可能ステータス情報に基づいてディスプレイインターフェースを制御する制御ステップと、
    にて動作させるコンピュータ本体の動作プログラム。
JP2017083191A 2017-04-19 2017-04-19 コンピュータロックシステム Active JP6735989B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017083191A JP6735989B2 (ja) 2017-04-19 2017-04-19 コンピュータロックシステム
PCT/JP2018/000880 WO2018193673A1 (ja) 2017-04-19 2018-01-15 コンピュータロックシステム
EP18788522.3A EP3614294A4 (en) 2017-04-19 2018-01-15 COMPUTER LOCKING SYSTEM
CN201880040548.5A CN110753929A (zh) 2017-04-19 2018-01-15 计算机锁定系统
US16/658,959 US20200184116A1 (en) 2017-04-19 2019-10-21 Computer lock system
JP2020103300A JP6945247B2 (ja) 2017-04-19 2020-06-15 コンピュータロックシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017083191A JP6735989B2 (ja) 2017-04-19 2017-04-19 コンピュータロックシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020103300A Division JP6945247B2 (ja) 2017-04-19 2020-06-15 コンピュータロックシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018181164A JP2018181164A (ja) 2018-11-15
JP6735989B2 true JP6735989B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=63856518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017083191A Active JP6735989B2 (ja) 2017-04-19 2017-04-19 コンピュータロックシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20200184116A1 (ja)
EP (1) EP3614294A4 (ja)
JP (1) JP6735989B2 (ja)
CN (1) CN110753929A (ja)
WO (1) WO2018193673A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022092997A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法とプログラム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259160A (ja) 1993-03-02 1994-09-16 Toshiba Corp コンピュータセキュリティシステム
JP2000222059A (ja) 1999-02-03 2000-08-11 Sharp Corp 情報処理装置およびpos端末装置
JP2001268655A (ja) 2000-03-17 2001-09-28 Seiko Epson Corp 処理装置の動作制御方法及び動作制御装置
JP3762908B2 (ja) * 2002-07-11 2006-04-05 三星電子株式会社 コンピュータシステムの制御方法及びコンピュータシステム
TWI227400B (en) * 2003-10-28 2005-02-01 Primax Electronics Ltd Security system and method for protecting computer system
JP4359616B2 (ja) * 2005-04-25 2009-11-04 ソフトバンクモバイル株式会社 機能停止制御方法及び移動通信端末装置
GB0600465D0 (en) * 2006-01-11 2006-02-22 Ibm System And Method For Locking Electronic Devices
KR100769965B1 (ko) * 2006-12-29 2007-10-25 주식회사 씨에스인코 플래시 메모리 겸용 유에스비 무선 피씨 잠금 장치
JP4953318B2 (ja) * 2008-03-17 2012-06-13 シャープ株式会社 移動通信端末および移動通信端末をロックする方法
US9449165B2 (en) * 2014-02-06 2016-09-20 Untethered Labs, Inc. System and method for wireless proximity-based access to a computing device
CN106557802B (zh) * 2015-09-30 2019-08-30 东芝存储器株式会社 存储装置以及信息处理系统

Also Published As

Publication number Publication date
CN110753929A (zh) 2020-02-04
EP3614294A4 (en) 2021-01-06
US20200184116A1 (en) 2020-06-11
JP2018181164A (ja) 2018-11-15
EP3614294A1 (en) 2020-02-26
WO2018193673A1 (ja) 2018-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020133713A1 (en) Security system for preventing a personal computer from being stolen or used by unauthorized people
US20110055606A1 (en) Computer system, integrated chip, super io module and control method of the computer system
US20080184355A1 (en) System and method of wireless security authentication
JP2006139757A (ja) 施錠システム及び施錠方法
WO2015112493A1 (en) Authentication device and method
KR101422122B1 (ko) 페어링 수행 디지털 시스템 및 그 제공방법
EP2795515A1 (en) Always-available embedded theft reaction subsystem
US8307055B2 (en) Secure platform management device
US20070106891A1 (en) Computer system having an identification device
WO2013099958A1 (ja) 携帯端末、端末機能管理システム、端末機能管理方法、端末機能管理プログラム、及びそのプログラムを記録するコンピュータ読取可能な記録媒体
TW201028883A (en) Secure platform management device
JP6735989B2 (ja) コンピュータロックシステム
JP6360778B2 (ja) ウェアラブル端末及び携帯端末
WO2015084328A1 (en) Security cable for a mobile platform with electronically controlled lock
JP6945247B2 (ja) コンピュータロックシステム
JP2010191552A (ja) 認証対象装置およびキー、並びに無線認証システム
JP7398809B2 (ja) コンピュータロックシステム及びコンピュータロックシステムの動作方法
US11200574B2 (en) Secure mode for electronic access control readers
JP6902225B2 (ja) 認証システム
JP3930367B2 (ja) 情報処理装置
KR101233461B1 (ko) 컴퓨터의 보안시스템 및 그 제어방법
JP5293931B2 (ja) Rfidを利用した情報処理端末のセキュリティ管理システム及びその方法
TW201101202A (en) Computer system, integrated chip, super IO module and control method of the computer system
KR20140007263A (ko) 페어링 디지털 시스템 및 그 제공방법
US9235699B2 (en) Computer system and method of controlling computer

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191002

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191003

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200518

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20200601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6735989

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250