JP2008226078A - コンピュータセキュリティシステム - Google Patents

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JP2008226078A JP2007066293A JP2007066293A JP2008226078A JP 2008226078 A JP2008226078 A JP 2008226078A JP 2007066293 A JP2007066293 A JP 2007066293A JP 2007066293 A JP2007066293 A JP 2007066293A JP 2008226078 A JP2008226078 A JP 2008226078A
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Abstract

【課題】不必要なセキュリティロックを防止する快適な使用環境のセキュリティ方法を提供する。
【解決手段】利用者がログインしたパーソナルコンピュータにおいて、パーソナルコンピュータに内蔵(または外付け)のRFID読取部と、利用者が携帯しているアクティブ型RFID内蔵の社員証の間で、定期的あるいは無操作状態が続いた時に無線通信することにより動作を継続するようにし、再ログインを伴う不必要なセキュリティロックを掛けない。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータのセキュリティシステムに関する。
情報処理技術の進歩に伴って、様々な場面でパーソナルコンピュータが使用されるようになってきている。パーソナルコンピュータで扱われる情報を保護する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。一般的なパーソナルコンピュータのセキュリティ方法として、利用者が一定時間操作しないとロックされるようなセキュリティ方法が知られている。
また、特許文献1(特開2004−021408号公報)には、パソコンに設けられたマスタ通信機器と、マスタ通信機器と無線通信をする複数のスレーブ通信機器(指輪、眼鏡、時計など)に異なるパスワードを保持させておき、各パスワードが全て正しい場合に、パソコンのセキュリティを解除する技術が開示されている。また、特許文献2(特開2005−222211号公報)には、パソコンの正当なユーザを認証するための認証システムに関する技術が記載されている。
特開2004−021408号公報 特開2005−222211号公報
従来のセキュリティ方法では、パーソナルコンピュータがロックされた場合は、その都度ユーザIDおよびパスワードの入力が要求される。したがって、例えば、在席したまま他の作業をしている間にロックされてしまった場合には、セキュリティが保たれていてもユーザIDおよびパスワードの入力が求められ、ユーザに対して負担となる場合がある。
また、特許文献1に記載の技術では、ユーザは常にこれら複数の通信機器を全て所持していることが求められる。これら複数の通信機器の所持は、ユーザにとって負担となってしまうことがある。また、特許文献2に記載の技術では、例えば、在席したまま他の作業をしている間に所定時間を経過した場合に、必ずパソコンがロックされてしまう。
本発明が解決しようとする課題は、不必要なセキュリティロックを防止して、コンピュータの快適な使用環境を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、情報の入力を禁止するセキュリティロックモードと通常動作モードとを有するパーソナルコンピュータ本体(11)と、RFID(7)を備えるIDカード(3)とを具備するようなコンピュータセキュリティシステムを構築する。ここにおいて、前記パーソナルコンピュータ本体(11)は、前記RFID(7)と無線通信を行うRFID読取部(14)と、前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うロック判定部(15)とを備えることが好ましい。ここで、前記RFID読取部(14)は、前記パーソナルコンピュータ本体(11)に対して情報の入出力が行われない無操作状態が一定時間継続しているときに、前記RFID(7)との通信が可能か否かを前記ロック判定部(15)に通知する。そして、前記ロック判定部(15)は、前記RFID(7)との前記通信が可能なときに、前記通常動作モードを継続し、前記RFID(7)との前記通信が不可能なときに、前記通常動作モードから前記セキュリティロックモードに移行するコンピュータセキュリティシステムによってセキュリティを確保する。
そのコンピュータセキュリティシステムにおいて、前記RFID読取部(14)は、前記パーソナルコンピュータ本体(11)が前記セキュリティロックモードのときに前記RFID(7)との通信が可能か否かを前記ロック判定部(15)に通知するような機能を備えていることが好ましい。そして、前記ロック判定部(15)は、前記RFID(7)との前記通信が可能なときに、前記パーソナルコンピュータ本体(11)の動作モードを前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードに移行することで、コンピュータのセキュリティを保持するシステムを構築する。
そのコンピュータセキュリティシステムにおいて、前記RFID(7)は、モード継続用データ(24)を保持する記憶部(23)を備える構成であることが好ましい。ここで、前記パーソナルコンピュータ本体(11)は、前記モード継続用データ(24)に一対一に対応する確認用データ(20)を保持する。また、前記RFID読取部(14)は、前記記憶部(23)から読み出した前記モード継続用データ(24)を前記ロック判定部(15)に供給する。そして、前記ロック判定部(15)は、前記モード継続用データ(24)と前記確認用データ(20)とを照合して、前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うか否かを判定するコンピュータセキュリティシステムを構築する。
そのコンピュータセキュリティシステムにおいて、さらに、認証サーバ(4)を備える構成であっても良い。この場合において、前記ロック判定部(15)は、前記セキュリティロックモード時に、前記RFID読取部(14)と前記RFID(7)との通信が確立したことに応答してIDとパスワードとの入力を要求し、前記要求に応答してユーザの操作によって入力されたIDとパスワードとを前記認証サーバ(4)に供給する。そして、前記認証サーバ(4)は、入力された前記IDと前記パスワードとの認証に基づいて、前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードへの移行を指示する。このとき、前記ロック判定部(15)は、前記指示に応答して前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードへ移行するコンピュータセキュリティシステムによってセキュリティを向上させる。
上記課題を解決するために、情報の入力を禁止するセキュリティロックモードと通常動作モードとを有し、IDカード(3)に備えられたRFID(7)との通信状態に基づいて前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとを切り換えるコンピュータを以下のように構成する。ここにおいて、前記コンピュータは、前記RFID(7)と無線通信を行うRFID読取部(14)と、前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うロック判定部(15)とを備えることが好ましい。また、前記RFID読取部(14)は、前記パーソナルコンピュータ本体(11)に対して情報の入出力が行われない無操作状態が一定時間継続しているときに、前記RFID(7)との通信が可能か否かを前記ロック判定部(15)に通知する。そして、前記ロック判定部(15)は、前記RFID(7)との前記通信が可能なときに、前記通常動作モードを継続し、前記RFID(7)との前記通信が不可能なときに、前記通常動作モードから前記セキュリティロックモードに移行する。
そのコンピュータにおいて、前記RFID読取部(14)は、前記コンピュータが前記セキュリティロックモードのときに前記RFID(7)との通信が可能か否かを前記ロック判定部(15)に通知する機能を備えていることが好ましい。この場合において、前記ロック判定部(15)は、前記RFID(7)との前記通信が可能なときに、前記パーソナルコンピュータ本体(11)の動作モードを前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードに移行することでコンピュータのセキュリティを確保する。
そのコンピュータにおいて、前記ロック判定部(15)は、前記RFID(7)に備えられた記憶部(23)に保持されるモード継続用データ(24)に一対一に対応する確認用データ(20)を保持する構成であっても良い。この場合に、前記RFID読取部(14)は、前記記憶部(23)から読み出した前記モード継続用データ(24)を前記ロック判定部(15)に供給する。そして、前記ロック判定部(15)は、前記モード継続用データ(24)と前記確認用データ(20)とを照合して、前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うか否かを判定する。
そのコンピュータにおいて、さらに、認証サーバ(4)と通信する通信装置を備えていても良い。この場合において、前記ロック判定部(15)は、前記セキュリティロックモード時に、前記RFID読取部(14)と前記RFID(7)との通信が確立したことに応答してIDとパスワードとの入力を要求し、前記要求に応答してユーザの操作によって入力されたIDとパスワードとを前記通信装置を介して前記認証サーバ(4)に供給することが好ましい。また、前記通信装置は、前記認証サーバ(4)から、前記IDと前記パスワードとによる個人認証が完了したことを示す個人認証完了通知を受信することが好ましい。そして、前記ロック判定部(15)は、前記個人認証完了通知の受信に応答して前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードへ移行することでコンピュータのセキュリティを快適な環境を維持しつつ確保する。
上記課題を解決するために、ユーザが携帯するIDカード(3)に備えられたRFID(7)と無線通信を行うRFID読取部(14)と、情報の入力を禁止するセキュリティロックモードと通常動作モードとの切り替えを行うロック判定部(15)とを備えるコンピュータで実行されるセキュリティプログラムを以下の手順で実行する。そのセキュリティプログラムは、
[a]前記パーソナルコンピュータ本体(11)に対して情報の入出力が行われない無操作状態が一定時間継続しているときに、前記RFID(7)との通信が可能か否かを前記ロック判定部(15)に通知するステップと、
[b]前記通知に基づいて、前記RFID(7)との前記通信が可能なときに、前記通常動作モードを継続し、前記RFID(7)との前記通信が不可能なときに、前記通常動作モードから前記セキュリティロックモードに移行するステップを具備する方法をコンピュータにより実行するための手順を示していることが好ましい。
そのセキュリティプログラムにおいて、さらに、
[c]前記コンピュータが前記セキュリティロックモードのときに前記RFID(7)との通信が可能か否かを前記ロック判定部(15)に通知するステップと、
[d]前記セキュリティロックモード時に前記RFID(7)との前記通信が可能なときに、前記パーソナルコンピュータ本体(11)の動作モードを前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードに移行するステップ
を具備する方法をコンピュータにより実行するための手順を示していることが好ましい。
そのセキュリティプログラムにおいて、記ロック判定部(15)が、前記RFID(7)に備えられた記憶部(23)に保持されるモード継続用データ(24)に一対一に対応する確認用データ(20)を保持するときに、
[e]前記記憶部(23)から読み出した前記モード継続用データ(24)を前記ロック判定部(15)に供給するステップと、
[f]前記モード継続用データ(24)と前記確認用データ(20)とを照合して、前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うか否かを判定するステップ
を具備する方法をコンピュータにより実行するための手順を示していることが好ましい。
そのセキュリティプログラムにおいて、さらに、
[g]前記セキュリティロックモード時に、前記RFID読取部(14)と前記RFID(7)との通信が確立したことに応答してIDとパスワードとの入力を要求し、前記要求に応答してユーザの操作によって入力されたIDとパスワードとを認証サーバ(4)に供給するステップと、
[h]前記認証サーバ(4)から、前記IDと前記パスワードとによる個人認証が完了したことを示す個人認証完了通知を受信するステップと、
[i]前記個人認証完了通知の受信に応答して前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードへ移行するステップ
を具備する方法をコンピュータにより実行するための手順を示していることが好ましい。
換言すると、利用者がログインしたパーソナルコンピュータにおいて、パーソナルコンピュータに内蔵(または外付け)のRFID読取部と、利用者が携帯しているアクティブ型RFID内蔵の社員証の間で、定期的あるいは無操作状態が続いた時に無線通信することにより動作を継続するようにし、再ログインを伴う不必要なセキュリティロックを掛けない。
本発明によると不必要なセキュリティロックを防止して、コンピュータの快適な使用環境を提供することが可能となる。
以下に図面を参照して本発明を実施するための形態について説明を行う。図1は、本実施形態のコンピュータセキュリティシステム1の構成を例示するブロック図である。本実施形態のコンピュータセキュリティシステム1は、パーソナルコンピュータ2と、認証サーバ4と、RFID7を備えるRFID付社員証3とを含んで構成されている。パーソナルコンピュータ2と認証サーバ4とは、ネットワーク5を介して情報通信可能に接続されている。パーソナルコンピュータ2とRFID付社員証3のRFID7とは、無線通信による情報通信可能に構成されている。認証サーバ4は、複数の利用者6のそれぞれに付与されたIDとパスワードの認証を行う。認証サーバ4は、その認証結果に基づいて、利用者6にパーソナルコンピュータ2の使用許可を与えている。
パーソナルコンピュータ2は、セキュリティ保護のためのロック機能を備えている。パーソナルコンピュータ2は、情報の入出力が一定時間行なわれない場合に、通常動作モードからセキュリティロックモードに移行する。セキュリティロックモードに移行したパーソナルコンピュータ2は、そのセキュリティロックが解除されない場合に、ロックを解除するための命令以外の新たな情報の受付を禁止する。
RFID付社員証3は、利用者6に携帯されている。RFID付社員証3に備えられたRFID7は、そのRFID付社員証3に対応する利用者6の情報を備えている。RFID7は、所定の通信可能範囲を有している。RFID7は、その通信可能範囲に存在するリーダ/ライタ(後述するRFID読み取り部14)と通信を行う。
図2は、本実施形態のコンピュータセキュリティシステム1における、パーソナルコンピュータ2とRFID付社員証3の詳細な構成を例示するブロック図である。図2を参照すると、パーソナルコンピュータ2は、パーソナルコンピュータ本体11と、入力装置12と、表示装置13とを含んで構成されている。パーソナルコンピュータ本体11は、プログラムによって情報処理を高速に行う演算装置である。パーソナルコンピュータ本体11は、入力、記憶、演算、制御および出力の五つの機能を備えている。入力装置12は、パーソナルコンピュータ本体11へデータを入力するためのマンマシンインターフェースである。例えば、キーボードやマウスが入力装置12として例示される。表示装置13は、パーソナルコンピュータ本体11での処理結果を外部に出力するためのマンマシンインターフェースである。例えば、ディスプレイやプリンタなどが表示装置13として例示される。
パーソナルコンピュータ本体11は、RFID読み取り部14と、ロック判定部15と、記憶部16と、CPU17と、NIC18とを含んで構成され、それらはバス19を介して接続されている。RFID読み取り部14は、利用者6が携帯しているRFID7内蔵のRFID付社員証3と無線通信をする。ロック判定部15は、通常動作モードからセキュリティロックモードに移行するか否かの判定(以下、ロック判定と呼ぶ)を行う。記憶部16は、ロック判定を行うときに参照されるPC側個人データ20を保持している。CPU17は、パーソナルコンピュータ本体11に備えられた各種装置の制御や、パーソナルコンピュータ本体11に入出力されるデータの処理を行う。NIC18は、ネットワーク5を介して行われる通信を制御する。
上述のように、RFID付社員証3には、RFID7が備えられている。RFID7は、パーソナルコンピュータ2のRFID読み取り部14と通信する無線通信部21と、RFID7の各種装置や回路の制御を行う制御回路22と、情報を記憶するメモリ23とを含んで構成されている。メモリ23は、RFID側個人データ24を保持している。
以下に、本実施形態の動作について説明を行う。図3は、本実施形態のコンピュータセキュリティシステム1の動作を例示するフローチャートである。ステップS101において、利用者6は、パーソナルコンピュータ2に本人のユーザIDおよびパスワードを入力する。パーソナルコンピュータ2は、ネットワーク5を介して接続された認証サーバ4と通信し、入力されたユーザIDとパスワードの認証を要求する。認証サーバ4は、入力されたユーザIDおよびパスワードが正しければ、パーソナルコンピュータ2に対するログインを許可し、ログインが成立する。その後、パーソナルコンピュータ2は、通常動作を行うための通常動作モードで稼動する。
ステップS102において、ログイン完了後、パーソナルコンピュータ2に内蔵(または外付け)のRFID読み取り部14は、利用者6が携帯しているRFID付社員証3の備えられたRFID7と無線通信をする。RFID読み取り部14は、メモリ23に保持されているRFID側個人データ24を受け取り、PC側個人データ20として一時的に記憶部16に保存する。
ステップS103において、パーソナルコンピュータ2に対する情報の入出力が行われない状態(以下、無操作状態と呼ぶ)が継続したか否かの判断を実行する。例えば、利用者6がパーソナルコンピュータ2の使用を一時的に中断し、他の作業をすることで無操作状態が一定時間継続した場合、処理はステップS104に進む。無操作状態が、短時間で終了した場合、セキュリティロックは掛からずそのまま通常動作モードを継続する。
ステップS104において、RFID読み取り部14は、利用者6が携帯しているRFID付社員証3のRFID7との無線通信が可能かどうかの判断を行う。利用者6のRFID付社員証3のRFID7との無線通信が確立した場合、処理はステップS105に進む。その無線通信が確立しなかった場合、処理はステップS106に進み、ロック判定部15によってセキュリティロックが掛けられる。これによって例えば、利用者6が席を離れ、パーソナルコンピュータ2との通信圏外となった場合は、パーソナルコンピュータ2は自動的にセキュリティロックが掛かり、他人が無断使用できないようになる。
ステップS105において、RFID読み取り部14は、無線通信を確立したRFID7のメモリ23からRFID側個人データ24を読み出す。RFID読み取り部14は、読み出したRFID側個人データ24をロック判定部15に供給する。ロック判定部15は、供給されたRFID側個人データ24と、記憶部16に保存されているPC側個人データ20と比較する。ロック判定部15は、それぞれが同一であればセキュリティロックをかけることなくそのまま通常動作モードを継続する。供給されたRFID側個人データ24と、記憶部16に保存されているPC側個人データ20とが一致しなければ、処理はステップS106に進み、セキュリティロックを掛ける。これによって例えば、正式な利用者6が席を離れているときに、RFID読み取り部14が他の利用者6のRFID付社員証3からRFID側個人データ24を読み取ってしまった場合でも、自動的にセキュリティロックをかけることができる。
ステップS107において、RFID7が通信圏内に存在するか否かの判断を行う。RFID読み取り部14がRFID7と通信できない場合には、処理はステップS106に戻り、セキュリティロックモードを継続する。RFID7が通信圏内に存在する場合(例えば、離席していた利用者6が席に戻った場合)には、処理はステップS108に進む。ステップS108において、RFID読み取り部14は、無線通信を確立したRFID7のメモリ23からRFID側個人データ24を読み出す。RFID読み取り部14は、読み出したRFID側個人データ24をロック判定部15に供給する。ステップS109において、ロック判定部15は、供給されたRFID側個人データ24と、記憶部16に保存されているPC側個人データ20と比較することで本人判定を行う。PC側個人データ20とRFID側個人データ24とが同一であれば、処理はステップS110に進み、自動的にセキュリティロックが解除される。このとき、他の利用者6が席に着いたとしても、他の利用者6が携帯するRFID付社員証3のRFID7に格納されているRFID側個人データ24は、パーソナルコンピュータ2の記憶部16に保存されているPC側個人データ20と異なるため、セキュリティロックは解除されない。
このように、パーソナルコンピュータ2に内蔵(または外付け)のRFID読み取り部14と、利用者6が携帯しているRFID7内蔵のRFID付社員証3との間で無線通信をすることにより、例えば、パーソナルコンピュータ2の利用者が一時作業を中断し、他の作業をしている場合であっても不必要にセキュリティロックが掛かることなく、快適に作業ができる。なお、上述のステップS110の動作においては、セキュリティ向上のため、設定によりユーザIDおよびパスワードを再入力することで起動するようにもできる。また、RFID7が備えられているRFID付社員証3を例示して、本実施形態の説明を行ってきたが、これは、本願発明におけるRFID7が、RFID付社員証3にのみ備えられることを意味するものではない。
図1は、本実施形態のコンピュータセキュリティシステム1の構成を例示するブロック図である。 図2は、本実施形態のパーソナルコンピュータ2とRFID付社員証3の詳細な構成を例示するブロック図である。 図3は、本実施形態の動作を例示するフローチャートである。
符号の説明
1…コンピュータセキュリティシステム
2…パーソナルコンピュータ
3…RFID付社員証
4…認証サーバ
5…ネットワーク
6…利用者
7…RFID
11…パーソナルコンピュータ本体
12…入力装置
13…表示装置
14…RFID読み取り部
15…ロック判定部
16…記憶部
17…CPU
18…NIC
19…バス
20…PC側個人データ
21…無線通信部
22…制御回路
23…メモリ
24…RFID側個人データ

Claims (12)

  1. 情報の入力を禁止するセキュリティロックモードと通常動作モードとを有するパーソナルコンピュータ本体と、
    RFIDを備えるIDカードと
    を具備し、
    前記コンピュータ本体は、
    前記RFIDと無線通信を行うRFID読取部と、
    前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うロック判定部と
    を備え、
    前記RFID読取部は、
    前記コンピュータ本体に対して情報の入出力が行われない無操作状態が一定時間継続しているときに、前記RFIDとの通信が可能か否かを前記ロック判定部に通知し、
    前記ロック判定部は、
    前記RFIDとの前記通信が可能なときに、前記通常動作モードを継続し、
    前記RFIDとの前記通信が不可能なときに、前記通常動作モードから前記セキュリティロックモードに移行する
    コンピュータセキュリティシステム。
  2. 請求項1に記載のコンピュータセキュリティシステムにおいて、
    前記RFID読取部は、
    前記コンピュータ本体が前記セキュリティロックモードのときに前記RFIDとの通信が可能か否かを前記ロック判定部に通知し、
    前記ロック判定部は、
    前記RFIDとの前記通信が可能なときに、前記コンピュータ本体の動作モードを前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードに移行する
    コンピュータセキュリティシステム。
  3. 請求項2に記載のコンピュータセキュリティシステムにおいて、
    前記RFIDは、
    モード継続用データを保持する記憶部を備え、
    前記コンピュータ本体は、
    前記モード継続用データに一対一に対応する確認用データを保持し、
    前記RFID読取部は、
    前記記憶部から読み出した前記モード継続用データを前記ロック判定部に供給し、
    前記ロック判定部は、
    前記モード継続用データと前記確認用データとを照合して、前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うか否かを判定する
    コンピュータセキュリティシステム。
  4. 請求項3に記載のコンピュータセキュリティシステムにおいて、さらに、
    認証サーバを備え、
    前記ロック判定部は、
    前記セキュリティロックモード時に、前記RFID読取部と前記RFIDとの通信が確立したことに応答してIDとパスワードとの入力を要求し、前記要求に応答してユーザの操作によって入力されたIDとパスワードとを前記認証サーバに供給し、
    前記認証サーバは、
    入力された前記IDと前記パスワードとの認証に基づいて、前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードへの移行を指示し、
    前記ロック判定部は、
    前記指示に応答して前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードへ移行する
    コンピュータセキュリティシステム。
  5. 情報の入力を禁止するセキュリティロックモードと通常動作モードとを有し、IDカードに備えられたRFIDとの通信状態に基づいて前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとを切り換えるコンピュータであって、
    前記コンピュータは、
    前記RFIDと無線通信を行うRFID読取部と、
    前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うロック判定部とを備え、
    前記RFID読取部は、
    前記コンピュータ本体に対して情報の入出力が行われない無操作状態が一定時間継続しているときに、前記RFIDとの通信が可能か否かを前記ロック判定部に通知し、
    前記ロック判定部は、
    前記RFIDとの前記通信が可能なときに、前記通常動作モードを継続し、
    前記RFIDとの前記通信が不可能なときに、前記通常動作モードから前記セキュリティロックモードに移行する
    コンピュータ。
  6. 請求項5に記載のコンピュータにおいて、
    前記RFID読取部は、
    前記コンピュータが前記セキュリティロックモードのときに前記RFIDとの通信が可能か否かを前記ロック判定部に通知し、
    前記ロック判定部は、
    前記RFIDとの前記通信が可能なときに、前記コンピュータ本体の動作モードを前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードに移行する
    コンピュータ。
  7. 請求項6に記載のコンピュータにおいて、
    前記ロック判定部は、
    前記RFIDに備えられた記憶部に保持されるモード継続用データに一対一に対応する確認用データを保持し、
    前記RFID読取部は、
    前記記憶部から読み出した前記モード継続用データを前記ロック判定部に供給し、
    前記ロック判定部は、
    前記モード継続用データと前記確認用データとを照合して、前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うか否かを判定する
    コンピュータ。
  8. 請求項7に記載のコンピュータにおいて、さらに、
    認証サーバと通信する通信装置を備え、
    前記ロック判定部は、
    前記セキュリティロックモード時に、前記RFID読取部と前記RFIDとの通信が確立したことに応答してIDとパスワードとの入力を要求し、前記要求に応答してユーザの操作によって入力されたIDとパスワードとを前記通信装置を介して前記認証サーバに供給し、
    前記通信装置は、
    前記認証サーバから、前記IDと前記パスワードとによる個人認証が完了したことを示す個人認証完了通知を受信し、
    前記ロック判定部は、
    前記個人認証完了通知の受信に応答して前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードへ移行する
    コンピュータ。
  9. ユーザが携帯するIDカードに備えられたRFIDと無線通信を行うRFID読取部と、情報の入力を禁止するセキュリティロックモードと通常動作モードとの切り替えを行うロック判定部とを備えるコンピュータで実行されるセキュリティプログラムであって、
    (a)前記コンピュータ本体に対して情報の入出力が行われない無操作状態が一定時間継続しているときに、前記RFIDとの通信が可能か否かを前記ロック判定部に通知するステップと、
    (b)前記通知に基づいて、前記RFIDとの前記通信が可能なときに、前記通常動作モードを継続し、前記RFIDとの前記通信が不可能なときに、前記通常動作モードから前記セキュリティロックモードに移行するステップ
    を具備する方法をコンピュータにより実行可能な
    セキュリティプログラム。
  10. 請求項9に記載のセキュリティプログラムにおいて、さらに、
    (c)前記コンピュータが前記セキュリティロックモードのときに前記RFIDとの通信が可能か否かを前記ロック判定部に通知するステップと、
    (d)前記セキュリティロックモード時に前記RFIDとの前記通信が可能なときに、前記コンピュータ本体の動作モードを前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードに移行するステップ
    を具備する方法をコンピュータにより実行可能な
    セキュリティプログラム。
  11. 請求項10に記載のセキュリティプログラムにおいて、
    前記ロック判定部が、前記RFIDに備えられた記憶部に保持されるモード継続用データに一対一に対応する確認用データを保持するときに、
    (e)前記記憶部から読み出した前記モード継続用データを前記ロック判定部に供給するステップと、
    (f)前記モード継続用データと前記確認用データとを照合して、前記通常動作モードと前記セキュリティロックモードとの切り替えを行うか否かを判定するステップ
    を具備する方法をコンピュータにより実行可能な
    セキュリティプログラム。
  12. 請求項11に記載のセキュリティプログラムにおいて、さらに、
    (g)前記セキュリティロックモード時に、前記RFID読取部と前記RFIDとの通信が確立したことに応答してIDとパスワードとの入力を要求し、前記要求に応答してユーザの操作によって入力されたIDとパスワードとを認証サーバに供給するステップと、
    (h)前記認証サーバから、前記IDと前記パスワードとによる個人認証が完了したことを示す個人認証完了通知を受信するステップと、
    (i)前記個人認証完了通知の受信に応答して前記セキュリティロックモードから前記通常動作モードへ移行するステップ
    を具備する方法をコンピュータにより実行可能な
    セキュリティプログラム。
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