JP6944855B2 - 公営競技投票システム、ホストコンピュータ及び公営競技投票方法 - Google Patents

公営競技投票システム、ホストコンピュータ及び公営競技投票方法 Download PDF

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Description

本発明は、公営競技投票システム、ホストコンピュータ及び公営競技投票方法に関する。
競馬、競輪、競艇及びオートレース等の公営競技では、投票券の購入者(以下では「投票券購入者」と呼ぶことがある)は、過去の戦績、レース当日の馬や選手の状態、オッズ等の情報を踏まえながらレース結果を予想し、予想した結果に基づいた買い目に該当するマークを印したマークカードを投票端末に読み取らせることにより投票を行う。
買い目は、レースの開催日(以下では単に「開催日」と呼ぶことがある)と、レースの開催場(以下では単に「場」と呼ぶことがある)と、レース番号と、式別と、組番(または、馬番)とにより特定される。
特開2008−033539号公報 特開2007−323522号公報
ここで、投票券購入者自身が希望する払戻金額(以下では「希望払戻金額」と呼ぶことがある)が予め決まっている投票券購入者は、購入金額(つまり、投票金額)と、投票時点でのオッズとに基づいて、的中した場合に希望払戻金額となる買い目を決定し、決定した買い目に該当するマークをマークカードに印すことにより投票内容を指定する。このため、希望払戻金額が予め決まっている投票券購入者は、場内の表示モニタやオッズプリンタ等が設置されている場所に行ってオッズを参照し、参照したオッズを基に投票券購入者自身で払戻金額を計算して買い目を決定する必要があった。例えば、10,000円の払戻金額を希望する投票券購入者は、購入金額が1,000円である場合、多数のオッズの中から10倍のオッズを有する買い目を投票券購入者自身で選択する必要があった。このため、特に投票券購入者がビギナーである場合は、買い目の選択に手間取ることがあった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、公営競技の投票の負担を軽減することを目的とする。
開示の態様では、公営競技投票システムは、ホストコンピュータと投票端末とを有する。前記投票端末は、前記投票端末に入力された購入金額、購入点数及び希望払戻金額を前記ホストコンピュータへ送信する。前記ホストコンピュータは、受信した前記購入金額、前記購入点数及び前記希望払戻金額と、各買い目のオッズとに基づいて、買い目候補を選択し、選択した前記買い目候補を前記投票端末へ送信する。
開示の態様によれば、公営競技の投票の負担を軽減することができる。
図1は、実施例1の公営競技投票システムの構成例を示す図である。 図2は、実施例1の投票端末の外観の一例を示す図である。 図3は、実施例1のホストコンピュータの構成例を示す図である。 図4は、実施例1の公営競技投票システムの処理の説明に供する処理シーケンスである。 図5は、実施例1の投票端末の動作の説明に供する図である。 図6は、実施例1の投票端末の動作の説明に供する図である。 図7は、実施例1の投票端末の動作の説明に供する図である。 図8は、実施例1のホストコンピュータの処理の説明に供するフローチャートである。 図9は、実施例1のホストコンピュータの処理の説明に供するフローチャートである。 図10は、実施例1の購入金額分配テーブルの一例を示す図である。 図11は、実施例1の購入金額分配テーブルの一例を示す図である。 図12は、実施例1の選択対象オッズ算出テーブルの一例を示す図である。 図13は、実施例1の分配金額及び選択対象オッズの算出例を示す図である。 図14は、実施例1の分配金額及び選択対象オッズの算出例を示す図である。 図15は、実施例2のホストコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する公営競技投票システム、ホストコンピュータ及び公営競技投票方法を図面に基づいて説明する。なお、この実施例により本願の開示する公営競技投票システム、ホストコンピュータ及び公営競技投票方法が限定されるものではない。また、各実施例において同一の機能を有する構成、及び、同一の処理を行うステップには同一の符号を付す。
[実施例1]
<公営競技投票システムの構成>
図1は、実施例1の公営競技投票システムの構成例を示す図である。図1において、公営競技投票システム5は、投票端末10−1〜10−3と、投票サーバ20と、ホストコンピュータ40とを有する。以下では、投票端末10−1〜10−3を区別しない場合には「投票端末10」と総称することがある。投票端末10と投票サーバ20とホストコンピュータ40とは、互いにネットワーク30を介して接続されており、相互に通信可能である。このように、投票端末10、投票サーバ20及びホストコンピュータ40は、公営競技投票システム5に用いられるものである。図1では3台の投票端末10を一例として挙げているが、ネットワーク30に接続可能な投票端末10の台数は3台に限定されない。また、以下では、公営競技の一例として競馬を挙げて説明するが、開示の技術が適用可能な公営競技は競馬に限定されない。
<投票端末の外観>
図2は、実施例1の投票端末の外観の一例を示す図である。図2において、投票端末10は、運用状況表示窓101と、投票券投入口102と、投票券排出口103と、マークカード投入排出口104と、紙幣投入排出口105と、硬貨投入口106と、硬貨排出口107と、タッチパネル108とを有する。
運用状況表示窓101は、投票端末10において投票券の発券受付中であるか発券停止中であるかを表示する。また、運用状況表示窓101は、投票端末10において的中券の払戻受付中であるか払戻停止中であるかを表示する。
投票券投入口102には、当たりか外れかが確定している投票券が投入される。
投票券排出口103は、購入された投票券を排出する。
マークカード投入排出口104は、マークカードを投入される一方で、返却されるマークカードを排出する。
紙幣投入排出口105は、紙幣を投入される一方で、返却される紙幣または釣銭とされる紙幣を排出する。
硬貨投入口106は、硬貨を投入される。
硬貨排出口107は、返却される硬貨または釣銭とされる硬貨を排出する。
タッチパネル108は、操作案内、レース案内、及び、マークカードによる投票内容等の各種の画面を表示し、各種の入力や投票内容の修正等の際にタッチ操作される。
なお、投票端末10において、投票券投入口102と投票券排出口103とを一体構成としても良い。また、硬貨投入口106と硬貨排出口107とを一体構成としても良い。また、マークカード投入排出口104を、マークカード投入口とマークカード排出口とのように、別体構成としても良い。また、紙幣投入排出口105を、紙幣投入口と紙幣排出口とのように、別体構成としても良い。
<ホストコンピュータの構成>
図3は、実施例1のホストコンピュータの構成例を示す図である。図3において、ホストコンピュータ40は、通信部401と、制御部402と、記憶部403と、選択部404とを有する。通信部401は、受信部401aと送信部401bとを有する。
受信部401aは、投票サーバ20から所定の周期(例えば、10分周期)で送信される「オッズデータ」をネットワーク30を介して受信し、受信したオッズデータを制御部402へ出力する。オッズデータには、各買い目毎の各オッズが、各オッズの算出日時に対応付けて含まれている。また、受信部401aは、投票端末10から送信される「指定内容データ」をネットワーク30を介して受信し、受信した指定内容データを制御部402へ出力する。指定内容データには、投票券購入者による投票端末10への入力により指定された各種の情報が含まれる。
送信部401bは、制御部402から入力される「買い目候補データ」をネットワーク30を介して投票端末10へ送信する。
制御部402は、受信部401aから入力されるオッズデータを記憶部403へ出力して記憶部403に記憶させる。これにより、記憶部403には、各買い目毎の各オッズが時系列に記憶される。また、制御部402は、受信部401aから入力される指定内容データを選択部404へ出力する。また、制御部402は、選択部404から入力される選択結果に基づいて買い目候補データを生成し、生成した買い目候補データを送信部401bへ出力する。
選択部404は、制御部402から入力される指定内容データに基づいて記憶部403を参照し、指定内容データと、記憶部403に記憶されているオッズデータとに基づいて、最新のオッズデータの中から買い目候補を選択し、買い目候補の選択結果を制御部402へ出力する。
<公営競技投票システムの処理>
図4は、実施例1の公営競技投票システムの処理の説明に供する処理シーケンスである。
図4において、まず、投票券購入者によりタッチパネル108を用いて指定される各種の情報が指定内容として投票端末10に入力される(ステップS201)。
投票端末10への指定内容の入力が完了すると、投票端末10は、投票端末10への入力により指定された各種の情報を含む指定内容データを生成し、生成した指定内容データをホストコンピュータ40へ送信する(ステップS203)。
次いで、ホストコンピュータ40の受信部401aにより指定内容データが受信されると、選択部404は、記憶部403に記憶されている最新のオッズデータの中から買い目候補を選択する(ステップS205)。
次いで、制御部402は、買い目候補の選択結果に基づいて買い目候補データを生成し、送信部401bは、生成された買い目候補データを投票端末10へ送信する(ステップS207)。
次いで、買い目候補データを受信した投票端末10は、受信した買い目候補データに従って、タッチパネル108に買い目候補を表示させる(ステップS209)。
次いで、投票券購入者が、タッチパネル108に表示された買い目候補において、自身が希望する買い目をタッチして選択することにより、購入する買い目が決定される(ステップS211)。
次いで、投票端末10は、決定された買い目と購入金額とを含む投票内容データを生成し、生成した投票内容データを投票サーバ20へ送信する(ステップS213)。
次いで、投票内容データを受信した投票サーバ20は、受信した投票内容データと投票サーバ20に記憶されているレースの運用情報(以下では「レース運用情報」と呼ぶことがある)とを照合する(ステップS215)。投票サーバ20は、投票内容データとレース運用情報との照合により、例えば、投票内容データに含まれる開催日、場、レース番号、式別、及び、組番(または、馬番)に対応する情報がレース運用情報に存在するか否かを確認することで、投票内容データが有効か無効かを判断し、投票内容データが有効な場合は照合結果を「OK」とする一方で、投票内容データが無効な場合は照合結果を「NG」とする。
次いで、投票サーバ20は、照合結果を投票端末10へ送信する(ステップS217)。
次いで、照合結果を受信した投票端末10では、照合結果が「OK」の場合は(ステップS219:Yes)、投票内容が印刷された投票券が発行される(ステップS221)。一方で、照合結果が「NG」の場合は(ステップS219:No)、投票端末10のタッチパネル108に警告が表示される(ステップS223)。
<投票端末の動作>
図5〜図7は、実施例1の投票端末の動作の説明に供する図である。
投票端末10への指定内容の入力(図4のステップS201)にあたり、投票端末10のタッチパネル108は、図5に示すような「指定内容入力画面」を表示する。この指定内容入力画面は、開催場入力欄F1と、レース番号入力欄F2と、軸組番入力欄F31,F32,F33と、単勝オッズ入力欄F41,F42と、購入金額入力欄F5と、購入点数入力欄F6と、希望払戻金額入力欄F7と、分配方法入力欄F81,F82,F83と、売れ筋指定入力欄F91,F92とを有する。これらの入力欄F1,F2,F31,F32,F33,F41,F42,F5,F6,F7,F81,F82,F83,F91,F92を用いて、図4のステップS201における指定内容の入力が行われる。
開催場入力欄F1には、投票券購入者が投票の対象とするレースの開催場が入力される。
レース番号入力欄F2には、投票券購入者が投票の対象とするレースの番号が入力される。
軸組番入力欄F31,F32,F33への入力により、買い目候補のすべてを軸組番の買い目とするか(F31)、買い目候補の何れも軸組番の買い目としないか(F32)、または、買い目候補の一部を軸組番の買い目とするか(つまり、買い目候補に軸組番であるものと軸組番でないものとを混在させるか)(F33)の何れかが指定される。買い目候補のすべてを軸組番の買い目とする場合は入力欄F31がタッチされ、買い目候補の何れも軸組番の買い目としない場合は入力欄F32がタッチされ、買い目候補の一部を軸組番の買い目とする場合は入力欄F33がタッチされる。
単勝オッズ入力欄F41,F42への入力により、買い目候補の中に単勝の買い目候補を含めるか否かが指定される。買い目候補の中に単勝の買い目候補を含める場合は入力欄F41がタッチされ、買い目候補の中に単勝の買い目候補を含めない場合は入力欄F42がタッチされる。また、軸組番入力欄F31,F32,F33のうち入力欄F31がタッチされた場合は(つまり、買い目候補のすべてを軸組番の買い目とするという指定が為された場合は)、単勝オッズ入力欄F41,F42へのタッチが不可となり、自動的に、買い目候補の中に単勝の買い目候補を含めないという指定が為される。
購入金額入力欄F5には、購入金額が入力される。
購入点数入力欄F6には、購入点数が入力される。
希望払戻金額入力欄F7には、希望払戻金額が入力される。
分配方法入力欄F81,F82,F83への入力により、購入金額の分配方法が指定される。購入金額を購入点数で等分に分配する場合は入力欄F81がタッチされ、購入金額を的中確率に応じて分配する場合は入力欄F82がタッチされ、購入金額を本命の買い目と大穴の買い目とに分配する場合は入力欄F83がタッチされる。
売れ筋指定入力欄F91,F92への入力により、買い目候補を売れ筋に従って選択するか否かが指定される。買い目候補を売れ筋に従って選択する場合は入力欄F91がタッチされ、買い目候補を売れ筋とは関係なく選択する場合は入力欄F92がタッチされる。
図4のステップS203において投票端末10からホストコンピュータ40へ送信される指定内容データには、入力欄F1,F2,F31,F32,F33,F41,F42,F5,F6,F7,F81,F82,F83,F91,F92への入力結果が含まれる。すなわち、指定内容データには、レースの開催場と、レースの番号と、買い目候補における軸組番の買い目の存在状態を示す情報(以下では「軸組番情報」と呼ぶことがある)と、買い目候補の中に単勝の買い目候補を含めるか否かを示す情報(以下では「単勝オッズ情報」と呼ぶことがある)と、購入金額と、購入点数と、希望払戻金額と、購入金額の分配方法を示す情報(以下では「分配情報」と呼ぶことがある)と、買い目候補を売れ筋に従って選択するか否かを示す情報(以下では「売れ筋指定情報」と呼ぶことがある)とが含まれる。軸組番情報は、1〜3の何れかの値(1:軸組番あり,2:軸組番なし,3:軸組番あり/なし混在)を採り、入力欄F31がタッチされた場合は「1」にセットされ、入力欄F32がタッチされた場合は「2」にセットされ、入力欄F33がタッチされた場合は「3」にセットされる。また、単勝オッズ情報は、1または2の何れかの値(1:単勝オッズあり,2:単勝オッズなし)を採り、入力欄F41がタッチされた場合は「1」にセットされ、入力欄F42がタッチされた場合は「2」にセットされる。また、分配情報は、1〜3の何れかの値(1:等分,2:的中確率,3:本命/大穴)を採り、入力欄F81がタッチされた場合は「1」にセットされ、入力欄F82がタッチされた場合は「2」にセットされ、入力欄F83がタッチされた場合は「3」にセットされる。また、売れ筋指定情報は、1または2の何れかの値(1:売れ筋指定あり,2:売れ筋指定なし)を採り、入力欄F91がタッチされた場合は「1」にセットされ、入力欄F92がタッチされた場合は「2」にセットされる。
一方で、図4のステップS209では、ホストコンピュータ40から投票端末10へ送信される買い目候補データに従って、投票端末10のタッチパネル108には、例えば図6または図7に示すようにして、買い目候補が表示される。すなわち、ホストコンピュータ40で生成される買い目候補データは、一つまたは複数の買い目候補の情報(以下では「買い目候補情報」と呼ぶことがある)を含み、各買い目候補情報は、各買い目候補の式別と、組番(または、馬番)と、オッズと、オッズ変動率とから形成される。オッズ変動率はホストコンピュータ40の制御部402によって算出されるものであり、直近の所定時間内(例えば、直近10分)のオッズ変動率を表す。例えば、制御部402は、最新のオッズデータと、最新のオッズデータの一つ前のオッズデータとを比較することにより、オッズ変動率を算出する。図6及び図7において、「↑」はオッズが高くなったことを表し、「←」はオッズに変動がないことを表し、「↓」はオッズが低くなったことを表す。オッズ変動率は、直近の投票動向を示す情報として投票券購入者に利用される。このため、タッチパネル108には、図6及び図7に示すように、各買い目候補毎に、買い目候補に対応付けてオッズ変動率が表示される。制御部402が算出したオッズ変動率は、指定内容データとともに選択部404へ出力される。
また、制御部402は、指定内容データに基づいて、希望払戻金額に達するには所定の値以上のオッズ(図7の例では100倍以上のオッズ)が必要になるのに対し、その所定の値以上のオッズの買い目が存在しないと判断した場合は、タッチパネル108には、注意メッセージM1が表示される。つまり、注意メッセージM1は、希望払戻金額に達するのに必要なオッズを有する買い目が存在しないことを示すメッセージである。制御部402が注意メッセージM1を含んだ買い目候補データを生成することにより、タッチパネル108に注意メッセージM1が表示される。
買い目候補がタッチパネル108に表示されると、投票券購入者が購入を希望する買い目に対応する「選択ボタン」が投票券購入者によってタッチされることにより、購入する買い目が決定される。投票端末10では、購入すると決定された買い目に従って投票内容データが生成される。
<ホストコンピュータの処理>
図4のステップS203において指定内容データが受信されたホストコンピュータ40では、選択部404によって、以下のようにして、買い目候補が選択される。図8及び図9は、実施例1のホストコンピュータの処理の説明に供するフローチャートである。
図8において、まず、選択部404は、ステップS301において、指定内容データにおいて軸組番情報を参照し、軸組番情報が1〜3の何れの値にセットされているかを判断する。軸組番情報が「1」または「3」にセットされている場合(軸組番が「あり」の場合、または、軸組番が「あり/なし混在」の場合)は(ステップS301:Yes)、処理はステップS313へ進み、軸組番情報が「2」にセットされている場合(軸組番が「なし」の場合)は(ステップS301:No)、処理はステップS303へ進む。
ステップS303では、選択部404は、指定内容データにおいて単勝オッズ情報を参照し、単勝オッズが1または2の何れの値にセットされているかを判断する。単勝オッズ情報が「1」にセットされている場合(単勝オッズが「あり」の場合)は(ステップS303:Yes)、処理はステップS329へ進み、単勝オッズ情報が「2」にセットされている場合(単勝オッズが「なし」の場合)は(ステップS303:No)、処理はステップS305へ進む。
ステップS305では、選択部404は、購入金額分配処理(図9)を行う。
図9のステップS501において、選択部404は、指定内容データにおいて分配情報を参照し、分配情報が1〜3の何れの値にセットされているかを判断する。分配情報が「1」にセットされている場合(分配方法が「等分」の場合)は(ステップS501:Yes)、処理はステップS503へ進み、分配情報が「2」または「3」にセットされている場合(分配方法が「的中確率」または「本命/大穴」の場合)は(ステップS501:No)、処理はステップS505へ進む。
ステップS503では、選択部404は、指定内容データにおいて購入金額、購入点数及び希望払戻金額を参照し、購入金額を購入点数で等分に分配して購入点数分の分配金額を算出し、算出した分配金額に基づいて選択対象オッズを算出する。例えば、購入金額が5,000円、購入点数が5点、希望払戻金額が20,000円の場合、選択部404は、まず、「5,000円/5」の計算を行って購入金額を購入点数で等分に分配することにより、ベット1〜5の5点の各ベットの分配金額を1,000円と算出する。そして、選択部404は、「20,000円/1,000円」の計算を行って希望払戻金額を分配金額で割ることにより、ベット1〜5の5点の各ベットの選択対象オッズを20倍と算出する。
ステップS505では、選択部404は、指定内容データにおいて分配情報を参照し、分配情報が2または3の何れの値にセットされているかを判断する。分配情報が「2」にセットされている場合(分配方法が「的中確率」の場合)は(ステップS505:Yes)、処理はステップS507へ進み、分配情報が「3」にセットされている場合(分配方法が「本命/大穴」の場合)は(ステップS505:No)、処理はステップS509へ進む。
ここで、記憶部403には、購入金額分配テーブルTA1,TA2(図10,図11)、及び、選択対象オッズ算出テーブルTA3(図12)が記憶されている。図10及び図11は、実施例1の購入金額分配テーブルの一例を示す図であり、図12は、実施例1の選択対象オッズ算出テーブルの一例を示す図である。
ステップS507では、選択部404は、指定内容データにおいて購入金額、購入点数及び希望払戻金額を参照するとともに、購入金額分配テーブルTA1(図10)を参照し、購入金額分配テーブルTA1に従って分配金額を算出し、算出した分配金額に基づいて、選択対象オッズ算出テーブルTA3(図12)に従って選択対象オッズを算出する。
購入金額分配テーブルTA1(図10)における文字「A」は、指定内容データに含まれる購入金額を示す。すなわち、購入金額分配テーブルTA1には、例えば、購入点数が1点の場合は、購入金額の全額がベット1の1点のベットの分配金額として算出され、購入点数が2点の場合は、購入金額の80%(十の位四捨五入)がベット1の分配金額B、A−B(つまり、購入金額の20%)がベット2の分配金額として算出され、購入点数が3点の場合は、購入金額の60%(十の位四捨五入)がベット1の分配金額C、購入金額の30%(十の位四捨五入)がベット2の分配金額D、A−C−D(つまり、購入金額の10%)がベット3の分配金額として算出され、購入点数が4点の場合は、購入金額の50%(十の位四捨五入)がベット1の分配金額E、購入金額の30%(十の位四捨五入)がベット2の分配金額F、購入金額の15%(十の位四捨五入)がベット3の分配金額G、A−E−F−G(つまり、購入金額の5%)がベット4の分配金額として算出され、購入点数が5点の場合は、購入金額の40%(十の位四捨五入)がベット1の分配金額H、購入金額の30%(十の位四捨五入)がベット2の分配金額I、購入金額の15%(十の位四捨五入)がベット3の分配金額J、購入金額の10%(十の位四捨五入)がベット4の分配金額K、A−H−I−J−K(つまり、購入金額の5%)がベット5の分配金額として算出されることが設定されている。
また、選択対象オッズ算出テーブルTA3(図12)における文字「X」は、指定内容データに含まれる希望払戻金額を示す。すなわち、選択対象オッズ算出テーブルTA3には、例えば、購入点数が1点の場合は、ベット1の1点のベットの選択対象オッズがX/Aの計算により算出され、購入点数が2点の場合は、ベット1の選択対象オッズがX/B、ベット2の選択対象オッズがX/(A−B)の計算により算出され、購入点数が3点の場合は、ベット1の選択対象オッズがX/C、ベット2の選択対象オッズがX/D、ベット3の選択対象オッズがX/(A−C−D)の計算により算出され、購入点数が4点の場合は、ベット1の選択対象オッズがX/E、ベット2の選択対象オッズがX/F、ベット3の選択対象オッズがX/G、ベット4の選択対象オッズがX/(A−E−F−G)の計算により算出され、購入点数が5点の場合は、ベット1の選択対象オッズがX/H、ベット2の選択対象オッズがX/I、ベット3の選択対象オッズがX/J、ベット4の選択対象オッズがX/K、ベット5の選択対象オッズがX/(A−H−I−J−K)の計算により算出されることが設定されている。
よって、例えば、購入金額が5,000円、購入点数が5点、希望払戻金額が20,000円の場合、ステップS507において、選択部404は、まず、購入金額分配テーブルTA1(図10)に従って、図13に示すように、ベット1の分配金額を2,000円、ベット2の分配金額を1,500円、ベット3の分配金額を800円、ベット4の分配金額を500円、ベット5の分配金額を200円と算出する。またステップS507において、選択部404は、ベット1〜5の各ベットの分配金額に基づいて、選択対象オッズ算出テーブルTA3(図12)に従って、ベット1の選択対象オッズを10倍、ベット2の選択対象オッズを13.3倍、ベット3の選択対象オッズを25倍、ベット4の選択対象オッズを40倍、ベット5の選択対象オッズを100倍と算出する。図13は、実施例1の分配金額及び選択対象オッズの算出例を示す図である。
ここで、オッズと的中確率とは負の比例関係にあり、オッズが高いほど的中確率は低くなる。また、図13では、ベット1〜5の各選択対象オッズの関係は、「ベット1の選択対象オッズ<ベット2の選択対象オッズ<ベット3の選択対象オッズ<ベット4の選択対象オッズ<ベット5の選択対象オッズ」となる。つまり、図13では、ベット1〜5の各的中確率の関係は、「ベット1の的中確率>ベット2の的中確率>ベット3の的中確率>ベット4の的中確率>ベット5の的中確率」となる。また図13では、2,000円の分配金額が10倍のオッズに、1,500円の分配金額が13.3倍のオッズに、800円の分配金額が25倍のオッズに、500円の分配金額が40倍のオッズに、200円の分配金額が100倍のオッズにそれぞれ対応している。つまり、ステップS507において、選択部404は、購入金額を的中確率に応じて分配し、的中確率がより高いベットほど、より多い分配金額を割り当てている。
一方で、ステップS509では、選択部404は、指定内容データにおいて購入金額、購入点数及び希望払戻金額を参照するとともに、購入金額分配テーブルTA2(図11)を参照し、購入金額分配テーブルTA2に従って分配金額を算出し、算出した分配金額に基づいて、選択対象オッズ算出テーブルTA3(図12)に従って選択対象オッズを算出する。
購入金額分配テーブルTA2(図11)における文字「A」は、指定内容データに含まれる購入金額を示す。すなわち、購入金額分配テーブルTA2には、例えば、購入点数が1点の場合は、購入金額の全額がベット1の1点のベットの分配金額として算出され、購入点数が2点の場合は、購入金額の90%(十の位四捨五入)がベット1の分配金額B、A−B(つまり、購入金額の10%)がベット2の分配金額として算出され、購入点数が3点の場合は、購入金額の90%(十の位四捨五入)がベット1の分配金額C、購入金額の5%(十の位四捨五入)がベット2の分配金額D、A−C−D(つまり、購入金額の5%)がベット3の分配金額として算出され、購入点数が4点の場合は、購入金額の90%(十の位四捨五入)がベット1の分配金額E、購入金額の3%(十の位四捨五入)がそれぞれベット2,3の分配金額F,G、A−E−F−G(つまり、購入金額の4%)がベット4の分配金額として算出され、購入点数が5点の場合は、購入金額の90%(十の位四捨五入)がベット1の分配金額H、購入金額の2%(十の位四捨五入)がそれぞれベット2,3,4の分配金額I,J,K、A−H−I−J−K(つまり、購入金額の4%)がベット5の分配金額として算出されることが設定されている。
よって、例えば、購入金額が5,000円、購入点数が5点、希望払戻金額が20,000円の場合、ステップS509において、選択部404は、まず、購入金額分配テーブルTA2(図11)に従って、図14に示すように、ベット1の分配金額を4,500円、ベット2,3,4の分配金額をそれぞれ100円、ベット5の分配金額を200円と算出する。またステップS509において、選択部404は、ベット1〜5の各ベットの分配金額に基づいて、選択対象オッズ算出テーブルTA3(図12)に従って、ベット1の選択対象オッズを4.4倍、ベット2,3,4の選択対象オッズをそれぞれ200倍、ベット5の選択対象オッズを100倍と算出する。図14は、実施例1の分配金額及び選択対象オッズの算出例を示す図である。
ここで、例えば、5倍未満のオッズの買い目を「本命」と規定し、100倍以上のオッズの買い目を「大穴」と規定する。図14では、4,500円の分配金額が4.4倍のオッズ(本命)に、100円の分配金額が200倍のオッズ(大穴)に、200円の分配金額が100倍のオッズ(大穴)にそれぞれ対応している。つまり、ステップS509において、選択部404は、購入金額を本命と大穴とに分配し、本命と大穴とのうち本命により多くの購入金額を分配している。
以上、購入金額分配処理の一例について説明した。
図8に戻り、ステップS305の処理の後、選択部404は、ステップS307において、指定内容データにおいて売れ筋指定情報を参照し、売れ筋指定情報が1または2の何れの値にセットされているかを判断する。売れ筋指定情報が「1」にセットされている場合(売れ筋指定が「あり」の場合)は(ステップS307:Yes)、処理はステップS311へ進み、売れ筋指定情報が「2」にセットされている場合(売れ筋指定が「なし」の場合)は(ステップS307:No)、処理はステップS309へ進む。
ステップS309では、選択部404は、各ベット毎に、記憶部403に記憶されている最新のオッズデータの中から、ステップS305で算出した選択対象オッズ以上のオッズで、かつ、ステップS305で算出した選択対象オッズに最も近いオッズを有する買い目を買い目候補として選択する。また、ステップS309では、選択部404は、買い目候補の何れも軸組番の買い目とせず、かつ、買い目候補の中に単勝の買い目候補を含めない。
ここで、直近の所定時間内(例えば、直近10分)においてオッズが所定の値(例えば20%)以上上昇している買い目、つまり、直近の所定時間内(例えば、直近10分)のオッズ上昇率が所定の値(例えば20%)以上の買い目を、売れ筋の買い目と規定する。そこで、ステップS311では、選択部404は、各ベット毎に、記憶部403に記憶されている最新のオッズデータの中から、ステップS305で算出した選択対象オッズ以上のオッズで、かつ、直近の所定時間内の上昇率が所定の値以上のオッズを有する買い目を買い目候補として選択する。つまり、ステップS311では、選択部404は、オッズ変動率に基づいて買い目候補を選択する。また、ステップS311では、選択部404は、買い目候補の何れも軸組番の買い目とせず、かつ、買い目候補の中に単勝の買い目候補を含めない。
また、ステップS329では、選択部404は、ステップS305と同様の購入金額分配処理を行う。
ステップS329の処理後、ステップS331において、選択部404は、指定内容データにおいて売れ筋指定情報を参照し、売れ筋指定情報が1または2の何れの値にセットされているかを判断する。売れ筋指定情報が「1」にセットされている場合(売れ筋指定が「あり」の場合)は(ステップS331:Yes)、処理はステップS335へ進み、売れ筋指定情報が「2」にセットされている場合(売れ筋指定が「なし」の場合)は(ステップS331:No)、処理はステップS333へ進む。
ステップS333では、選択部404は、各ベット毎に、記憶部403に記憶されている最新のオッズデータの中から、ステップS329で算出した選択対象オッズ以上のオッズで、かつ、ステップS329で算出した選択対象オッズに最も近いオッズを有する買い目を買い目候補として選択する。また、ステップS333では、選択部404は、買い目候補の何れも軸組番の買い目とせず、かつ、買い目候補の中に単勝の買い目候補を含める。
一方で、ステップS335では、選択部404は、各ベット毎に、記憶部403に記憶されている最新のオッズデータの中から、ステップS329で算出した選択対象オッズ以上のオッズで、かつ、直近の所定時間内の上昇率が所定の値以上のオッズを有する買い目を買い目候補として選択する。つまり、ステップS335では、選択部404は、オッズ変動率に基づいて買い目候補を選択する。また、ステップS335では、選択部404は、買い目候補の何れも軸組番の買い目とせず、かつ、買い目候補の中に単勝の買い目候補を含める。
また、ステップS313では、選択部404は、ステップS305と同様の購入金額分配処理を行う。
ステップS313の処理後、ステップS315において、選択部404は、指定内容データにおいて軸組番情報を参照し、軸組番情報が1または3の何れの値にセットされているかを判断する。軸組番情報が「1」にセットされている場合(軸組番が「あり」の場合)は(ステップS315:No)、処理はステップS317へ進み、軸組番情報が「3」にセットされている場合(軸組番が「あり/なし混在」の場合)は(ステップS315:Yes)、処理はステップS323へ進む。
ステップS317では、選択部404は、指定内容データにおいて売れ筋指定情報を参照し、売れ筋指定情報が1または2の何れの値にセットされているかを判断する。売れ筋指定情報が「1」にセットされている場合(売れ筋指定が「あり」の場合)は(ステップS317:Yes)、処理はステップS321へ進み、売れ筋指定情報が「2」にセットされている場合(売れ筋指定が「なし」の場合)は(ステップS317:No)、処理はステップS319へ進む。
ステップS319では、選択部404は、各ベット毎に、記憶部403に記憶されている最新のオッズデータの中から、ステップS313で算出した選択対象オッズ以上のオッズで、かつ、ステップS313で算出した選択対象オッズに最も近いオッズを有する買い目を買い目候補として選択する。また、ステップS319では、選択部404は、買い目候補のすべてを軸組番の買い目とする。
一方で、ステップS321では、選択部404は、各ベット毎に、記憶部403に記憶されている最新のオッズデータの中から、ステップS313で算出した選択対象オッズ以上のオッズで、かつ、直近の所定時間内の上昇率が所定の値以上のオッズを有する買い目を買い目候補として選択する。つまり、ステップS321では、選択部404は、オッズ変動率に基づいて買い目候補を選択する。また、ステップS321では、選択部404は、買い目候補のすべてを軸組番の買い目とする。
また、ステップS323では、選択部404は、指定内容データにおいて売れ筋指定情報を参照し、売れ筋指定情報が1または2の何れの値にセットされているかを判断する。売れ筋指定情報が「1」にセットされている場合(売れ筋指定が「あり」の場合)は(ステップS323:Yes)、処理はステップS327へ進み、売れ筋指定情報が「2」にセットされている場合(売れ筋指定が「なし」の場合)は(ステップS323:No)、処理はステップS325へ進む。
ステップS325では、選択部404は、各ベット毎に、記憶部403に記憶されている最新のオッズデータの中から、ステップS313で算出した選択対象オッズ以上のオッズで、かつ、ステップS313で算出した選択対象オッズに最も近いオッズを有する買い目を買い目候補として選択する。また、ステップS325では、選択部404は、買い目候補の一部を軸組番の買い目とする。つまり、ステップS325では、選択部404は、軸組番以外の買い目も買い目候補に含めることにより、軸組番の買い目と軸組番以外の買い目とを買い目候補に混在させる。
一方で、ステップS327では、選択部404は、各ベット毎に、記憶部403に記憶されている最新のオッズデータの中から、ステップS313で算出した選択対象オッズ以上のオッズで、かつ、直近の所定時間内の上昇率が所定の値以上のオッズを有する買い目を買い目候補として選択する。つまり、ステップS327では、選択部404は、オッズ変動率に基づいて買い目候補を選択する。また、ステップS327では、選択部404は、買い目候補の一部を軸組番の買い目とする。つまり、ステップS327では、選択部404は、軸組番以外の買い目も買い目候補に含めることにより、軸組番の買い目と軸組番以外の買い目とを買い目候補に混在させる。
なお、入力欄F31,F32,F33,F41,F42,F81,F82,F83,F91,F92のうち一部の入力欄だけをタッチパネル108に表示し、軸組番情報、単勝オッズ情報、分配情報、売れ筋指定情報のうち一部の情報だけを入力可能としても良い。また例えば、入力欄F31,F32,F33,F41,F42,F81,F82,F83,F91,F92をタッチパネル108に表示させずに、軸組番情報、単勝オッズ情報、分配情報及び売れ筋指定情報の入力を不可として、購入金額を購入点数で等分に分配する分配方法を所定の分配方法としても良い。
以上のように、実施例1では、公営競技投票システム5は、ホストコンピュータ40と投票端末10とを有する。投票端末10は、投票端末10に入力された購入金額、購入点数及び希望払戻金額をホストコンピュータ40へ送信する。ホストコンピュータ40は、受信した購入金額、購入点数及び希望払戻金額と、各買い目のオッズとに基づいて、買い目候補を選択し、選択した買い目候補を投票端末へ送信する。
また、ホストコンピュータ40は、受信部401aと、選択部404と、送信部401bとを有する。受信部401aは、投票端末10に入力された購入金額、購入点数及び希望払戻金額を投票端末10から受信する。選択部404は、受信された購入金額、購入点数及び希望払戻金額と、各買い目のオッズとに基づいて、買い目候補を選択する。送信部401bは、選択された買い目候補を投票端末へ送信する。
こうすることで、投票券購入者は、希望払戻金額となる買い目を選択して投票を行う際に、表示モニタやオッズプリンタ等を用いてオッズを参照する必要がなくなるため、投票券購入者の投票の負担を軽減することができる。
また実施例1では、投票端末10は、分配情報をホストコンピュータ40へ送信し、ホストコンピュータ40は、分配情報に基づいて買い目候補を選択する。
また、投票端末10は、軸組番情報をホストコンピュータ40へ送信し、ホストコンピュータ40は、軸組番情報に基づいて買い目候補を選択する。
また、投票端末10は、単勝オッズ情報をホストコンピュータ40へ送信し、ホストコンピュータ40は、単勝オッズ情報に基づいて買い目候補を選択する。
また、投票端末10は、売れ筋指定情報をホストコンピュータ40へ送信し、ホストコンピュータ40は、売れ筋指定情報に基づいて買い目候補を選択する。
また、ホストコンピュータ40は、買い目候補の直近の投票動向を示す情報(例えば、直近のオッズ変動率)を投票端末10へ送信し、投票端末10は、買い目候補に対応付けてその情報を表示する。
こうすることで、投票券購入者の意思をより反映した投票が可能となる。
また実施例1では、ホストコンピュータ40は、希望払戻金額に達するのに必要なオッズを有する買い目が存在しないことを示す注意メッセージM1を投票端末10へ送信し、投票端末10は、買い目候補とともに注意メッセージM1を表示する。
こうすることで、投票券購入者は、希望払戻金額に達するのに必要なオッズを有する買い目が存在しないことを承知した上で、投票を行うことが可能になる。
[実施例2]
<ホストコンピュータのハードウェア構成>
ホストコンピュータ40は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図15は、実施例2のホストコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図15において、ホストコンピュータ40は、ハードウェアの構成要素として、プロセッサ40aと、メモリ40bと、ディスクドライブ40cと、ネットワークインタフェースモジュール40dとを有する。プロセッサ40aの一例として、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。メモリ40bの一例として、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
通信部401は、例えばネットワークインタフェースモジュール40dによって実現される。制御部402及び選択部404は、例えばプロセッサ40aによって実現される。記憶部403は、例えばメモリ40bまたはディスクドライブ40cによって実現される。
また、ホストコンピュータ40の上記説明における各処理は、各処理に対応するプログラムをプロセッサ40aに実行させることによって実現しても良い。例えば、上記説明における各処理に対応するプログラムがメモリ40bまたはディスクドライブ40cに記憶され、プログラムがプロセッサ40aによってメモリ40bまたはディスクドライブ40cから読み出されて実行されても良い。
[実施例3]
実施例1では、投票端末10のタッチパネル108に入力欄F1,F2,F31,F32,F33,F41,F42,F5,F6,F7,F81,F82,F83,F91,F92を表示することにより、指定内容の入力を可能にした。
これに対し、実施例3では、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイスのタッチパネルに入力欄F1,F2,F31,F32,F33,F41,F42,F5,F6,F7,F81,F82,F83,F91,F92を表示することにより、指定内容の入力が行われる。
入力欄F1,F2,F31,F32,F33,F41,F42,F5,F6,F7,F81,F82,F83,F91,F92を用いて指定内容の入力が行われたスマートデバイスは、生成した指定内容データをホストコンピュータ40へ送信するのではなく、生成した指定内容データを二次元コードに変換し、変換後の二次元コードを記憶する。
スマートデバイスを所有する投票券購入者は、スマートデバイスのタッチパネルに二次元コードを表示させ、表示させた二次元コードを、投票端末10が有するコードリーダに読み取らせる。二次元コードを読み取った投票端末10は、読み取った二次元コードを逆変換して指定内容データを生成し、生成した指定内容データをホストコンピュータ40へ送信する。
こうすることで、スマートデバイスを所有する投票券購入者は、投票端末10が設置されている場所以外の場所(例えば、自宅等)で、指定内容の入力を行うことが可能になる。
5 公営競技投票システム
10−1,10−2,10−3 投票端末
40 ホストコンピュータ
401 通信部
402 制御部
403 記憶部
404 選択部

Claims (5)

  1. ホストコンピュータと投票端末とを具備する公営競技投票システムであって、
    前記投票端末は、
    前記投票端末に入力された購入金額、購入点数、希望払戻金額、前記購入金額を本命の買い目と大穴の買い目とに分配するか否かの指定を示す情報である第一情報、及び、買い目候補を売れ筋に従って選択するか否かの指定を示す情報である第二情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、
    受信した前記購入金額、前記購入点数、前記希望払戻金額、前記第一情報、及び、前記第二情報と、各買い目のオッズとに基づいて買い目候補を選択し、選択した前記買い目候補を前記投票端末へ送信する一方で、
    前記第一情報において前記購入金額を本命の買い目と大穴の買い目とに分配することが指定されている場合には、本命の買い目候補と大穴の買い目候補のうち本命の買い目候補に対してより多くの購入金額を分配
    前記第二情報において買い目候補を売れ筋に従って選択することが指定されている場合には、直近の所定時間内のオッズ上昇率が所定の値以上の買い目を前記買い目候補として選択する、
    公営競技投票システム。
  2. 前記ホストコンピュータは、前記買い目候補の直近の投票動向を示す情報である第情報を前記投票端末へさらに送信し、
    前記投票端末は、前記買い目候補に対応付けて前記第情報を表示する、
    請求項1に記載の公営競技投票システム。
  3. 前記ホストコンピュータは、前記希望払戻金額に達するのに必要なオッズを有する買い目が存在しないことを示すメッセージを前記投票端末へさらに送信し、
    前記投票端末は、前記買い目候補とともに前記メッセージを表示する、
    請求項1に記載の公営競技投票システム。
  4. 投票端末に入力された購入金額、購入点数、希望払戻金額、前記購入金額を本命の買い目と大穴の買い目とに分配するか否かの指定を示す情報である第一情報、及び、買い目候補を売れ筋に従って選択するか否かの指定を示す情報である第二情報を前記投票端末から受信する受信部と、
    受信された前記購入金額、前記購入点数、前記希望払戻金額、前記第一情報、及び、前記第二情報と、各買い目のオッズとに基づいて買い目候補を選択する際に、前記第一情報において前記購入金額を本命の買い目と大穴の買い目とに分配することが指定されている場合には、本命の買い目候補と大穴の買い目候補のうち本命の買い目候補に対してより多くの購入金額を分配し、前記第二情報において買い目候補を売れ筋に従って選択することが指定されている場合には、直近の所定時間内のオッズ上昇率が所定の値以上の買い目を前記買い目候補として選択する選択部と、
    選択された前記買い目候補を前記投票端末へ送信する送信部と、
    を具備するホストコンピュータ。
  5. 公営競技投票システムの投票端末が、
    前記投票端末に入力された購入金額、購入点数、希望払戻金額、前記購入金額を本命の買い目と大穴の買い目とに分配するか否かの指定を示す情報である第一情報、及び、買い目候補を売れ筋に従って選択するか否かの指定を示す情報である第二情報を、前記公営競技投票システムのホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータが、
    受信した前記購入金額、前記購入点数、前記希望払戻金額、前記第一情報、及び、前記第二情報と、各買い目のオッズとに基づいて買い目候補を選択し、選択した前記買い目候補を前記投票端末へ送信する一方で、
    前記第一情報において前記購入金額を本命の買い目と大穴の買い目とに分配することが指定されている場合には、本命の買い目候補と大穴の買い目候補のうち本命の買い目候補に対してより多くの購入金額を分配
    前記第二情報において買い目候補を売れ筋に従って選択することが指定されている場合には、直近の所定時間内のオッズ上昇率が所定の値以上の買い目を前記買い目候補として選択する、
    公営競技投票方法。
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