JP6943754B2 - タイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤ Download PDF

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Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関するものである。
従来、タイヤに用いられるゴム組成物においては、湿潤路面におけるグリップ性能(ウエットグリップ性能)と低燃費性に寄与する転がり抵抗性能を高次元でバランスさせることが求められている。しかし、これらは背反特性であるため、同時に改良することは容易ではない。
このような問題に対して、特許文献1には、タイヤの転動抵抗を実質的に悪化させずに湿潤路面でのグリップ性能を向上させることを目的として、ジエン系ゴムに対し、ナフサの熱分解によって得られるC5留分とスチレン又はビニルトルエンの共重合樹脂を配合したゴム組成物が開示されている。
また、特許文献2には、ヒステリシスロスが大きく路面グリップ力に優れ、かつ、破壊強度及び耐摩耗性が良好な高性能タイヤトレッドゴム組成物を提供することを目的として、ゴム成分が炭化水素溶媒中で有機リチウム化合物を開始剤とする重合反応により得られ、かつ2000〜50000の分子量を有する低分子量ビニル芳香族・ジエン共重合体の10〜60重量%とジエン系ゴムの残部からなることを特徴とする高性能タイヤトレッドゴム組成物が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載のゴム組成物は、常温でのゴム硬度の低下により、操縦安定性が悪化し、低温ではゴム組成物の弾性率が上昇しグリップ性能が悪化するという問題がある。また、特許文献2に記載のゴム組成物は、硬度の低下が大きく、操縦安定性が低下するという問題がある。
このような問題に対して、特許文献3では、常温での硬度低下と低温での弾性率上昇と転がり抵抗性能の悪化を抑えながら、ウエットグリップ性能を向上することができるゴム組成物として、ジエン系ゴムからなるゴム成分100質量部に対し、所定の構成単位を有しかつ反応性シリル基を持たない(メタ)アクリレート系重合体からなる、ガラス転移点が−70〜0℃かつ平均粒径が10nm以上100nm未満の微粒子を、1〜100質量部含有するゴム組成物が開示されている。
特許第3636546号公報 特開昭61−203145号公報 特開2017−110069号公報
しかしながら、特許文献3に記載のポリマー粒子を用いた場合、破断特性が悪化することがあった。
本発明は、以上の点に鑑み、破断特性及び転がり抵抗性能(低燃費性)の悪化を抑制しつつ、ウエットグリップ性能が向上したタイヤが得られる、タイヤ用ゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明に係るタイヤ用ゴム組成物は、ジエン系ゴムからなるゴム成分100質量部に対して、式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレート単位を構成単位として有し、架橋されたポリマー粒子を1〜100質量部含有し、上記ポリマー粒子のトルエン膨潤時粒径(M)とラテックス粒径(M)との比(M/M)が1.20〜10.0であるものとする。
Figure 0006943754
式中、Rは水素原子又はメチル基であり、同一分子中のRは同一でも異なっていてもよく、Rは炭素数4〜18のアルキル基であり、同一分子中のRは同一でも異なっていてもよい。
本発明に係る空気入りタイヤは、上記タイヤ用ゴム組成物を用いて作製されたものとする。
本発明のタイヤ用ゴム組成物によれば、破断特性及び転がり抵抗性能(低燃費性)の悪化を抑制しつつ、ウエットグリップ性能が向上したタイヤが得られる。
以下、本発明の実施に関連する事項について詳細に説明する。
本実施形態に係るタイヤ用ゴム組成物は、ジエン系ゴムからなるゴム成分に、特定の(メタ)アクリレート系重合体からなるポリマー粒子を配合してなるものである。
ゴム成分としてのジエン系ゴムとしては、例えば、天然ゴム(NR)、合成イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、スチレン−イソプレン共重合体ゴム、ブタジエン−イソプレン共重合体ゴム、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム等が挙げられ、これらはいずれか1種単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。これらの中でも、NR、BR及びSBRからなる群から選択された少なくとも1種であることが好ましい。
上記で列挙した各ジエン系ゴムの具体例には、その分子末端又は分子鎖中において、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、アルコキシ基、アルコキシシリル基、及びエポキシ基からなる群から選択された少なくとも1種の官能基が導入されることで、当該官能基により変性された変性ジエン系ゴムも含まれる。変性ジエン系ゴムとしては、変性SBR及び/又は変性BRが好ましい。一実施形態において、ジエン系ゴムは、変性ジエン系ゴム単独でもよく、変性ジエン系ゴムと未変性のジエン系ゴムとのブレンドでもよい。一実施形態において、ジエン系ゴム100質量部中、変性SBRを30質量部以上含んでもよく、変性SBRを50〜90質量部と未変性ジエン系ゴム(例えば、BR及び/又はNR)を50〜10質量部含むものでもよい。
上記ポリマー粒子としては、下記一般式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレート単位を構成単位(繰り返し単位とも称される。)として有する(メタ)アクリレート系重合体からなるものであって、架橋されたものが用いられる。また、ポリマー粒子の架橋度は、トルエン膨潤時粒径(M)とラテックス粒径(M)との比(M/M)から評価することができ、この比が1.20〜10.0であるものとし、好ましくは1.2〜5.0である。この比が上記範囲内であることにより、破断特性、特に、引張り強さ、破断時伸び、及び耐摩耗性の悪化を抑えやすい。ここで、ラテックス粒径(M)とは、ラテックス中に分散するポリマー粒子の平均粒径のことであり、キュムラント法により求めた値とする。具体的には、動的光散乱法(DLS)により測定される粒度分布における積算値50%での粒径(50%径:D50)であり、光子相関法(JIS Z8826準拠)により測定し(入射光と検出器との角度90°)、得られた自己相関関数からキュムラント法により求めた値である。また、トルエン膨潤時粒径(M)とは、トルエンに24時間浸漬した後のポリマー粒子の平均粒径のことであり、上記と同様に測定することができる。
Figure 0006943754
式中、Rは水素原子又はメチル基であり、同一分子中のRは同一でも異なっていてもよく、Rは炭素数4〜18のアルキル基であり、同一分子中のRは同一でも異なっていてもよい。Rのアルキル基は直鎖でも分岐していてもよい。Rは、炭素数6〜16のアルキル基であることが好ましく、より好ましくは炭素数8〜15のアルキル基である。
(メタ)アクリレート系重合体は、1種又は2種以上のアルキル(メタ)アクリレートを含むモノマーを重合してなるものである。ここで、(メタ)アクリレートとは、アクリレート及びメタクリレートのうちの一方又は両方を意味する。また、(メタ)アクリル酸は、アクリル酸及びメタクリル酸のうちの一方又は両方を意味する。
アルキル(メタ)アクリレートとしては、例えば、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸n−ペンチル、アクリル酸n−ヘキシル、アクリル酸n−ヘプチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸n−ノニル、アクリル酸n−デシル、アクリル酸n−ウンデシル、アクリル酸n−ドデシル、アクリル酸n−トリデシル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸n−ペンチル、メタクリル酸n−ヘキシル、メタクリル酸n−ヘプチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸n−ノニル、メタクリル酸n−デシル、メタクリル酸n−ウンデシル、及びメタクリル酸n−ドデシル等の(メタ)アクリル酸n−アルキル;アクリル酸イソブチル、アクリル酸イソペンチル、アクリル酸イソヘキシル、アクリル酸イソヘプチル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸イソウンデシル、アクリル酸イソドデシル、アクリル酸イソトリデシル、アクリル酸イソテトラデシル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸イソペンチル、メタクリル酸イソヘキシル、メタクリル酸イソヘプチル、メタクリル酸イソオクチル、メタクリル酸イソノニル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸イソウンデシル、メタクリル酸イソドデシル、メタクリル酸イソトリデシル、及びメタクリル酸イソテトラデシル等の(メタ)アクリル酸イソアルキル;アクリル酸2−メチルブチル、アクリル酸2−エチルペンチル、アクリル酸2−メチルヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−エチルヘプチル、メタクリル酸2−メチルペンチル、メタクリル酸2−メチルヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、及びメタクリル酸2−エチルヘプチルなどが挙げられる。これらはいずれか1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。
ここで、イソアルキルとは、アルキル鎖端から2番目の炭素原子にメチル側鎖を有するアルキル基をいう。例えば、イソデシルとは、鎖端から2番目の炭素原子にメチル側鎖を持つ炭素数10のアルキル基をいい、8−メチルノニル基だけでなく、2,4,6−トリメチルヘプチル基も含まれる概念である。
一実施形態として、(メタ)アクリレート系重合体は、式(1)で表される構成単位として下記一般式(2)で表される構成単位を有する重合体であることが好ましい。
Figure 0006943754
式(2)中、Rは、水素原子又はメチル基であり(好ましくはメチル基)、同一分子中のRは同一でも異なってもよい。Zは、炭素数1〜15のアルキレン基であり、同一分子中のZは同一でも異なってもよい。Zは直鎖でも分岐していてもよい。
式(2)の構成単位は、式(1)中のRが下記一般式(2A)で表される場合である。
Figure 0006943754
式(2A)中のZは、式(2)のZと同じである。
このような構成単位を生じる(メタ)アクリレートとしては、上記の(メタ)アクリル酸イソアルキルが挙げられる。かかるイソアルキル基を有する(メタ)アクリレート(好ましくは、メタクリレート)を用いる場合、本実施形態による効果を高めやすい。式(2)及び(2A)中のZは、炭素数5〜12のアルキレン基であることが好ましく、より好ましくは炭素数6〜10のアルキレン基である。特に好ましくは、炭素数7のアルキレン基であり、一例として、(メタ)アクリレート系重合体は、メタクリル酸イソデシルを含むモノマーの重合体であることが好ましい。
他の実施形態において、上記(メタ)アクリレート系重合体は、式(1)で表される構成単位として、下記一般式(3)で表される構成単位を有する重合体でもよく、あるいはまた、式(2)で表される構成単位と式(3)で表される構成単位を有する重合体でもよい。後者の場合、両構成単位の付加形態は、ランダム付加でもブロック付加でもよく、好ましくはランダム付加である。
Figure 0006943754
式(3)中、Rは、水素原子又はメチル基であり(好ましくはメチル基)、同一分子中のRは同一でも異なってもよい。Qは、炭素数1〜6(好ましくは1〜3)のアルキレン基であり、直鎖でも分岐でもよく(好ましくは直鎖)、同一分子中のQは同一でも異なってもよい。Qは、メチル基又はエチル基であり(好ましくはエチル基)、同一分子中のQは同一でも異なっていてもよい。
式(3)の構成単位は、式(1)中のRが下記一般式(3A)で表される場合である。
Figure 0006943754
式(3A)中、Q及びQは、それぞれ式(3)のQ及びQと同じである。
(メタ)アクリレート系重合体が、このような式(2)の構成単位と式(3)の構成単位との共重合体である場合、転がり抵抗性能の悪化を抑えながら、優れたウエットグリップ性能が得られやすい。また、常温でのゴム組成物の硬度低下を抑えやすく、優れた操縦安定性が得られやすい。また、低温でのゴム組成物の弾性率の上昇を抑えやすく、優れたグリップ性能が得られやすい。
ここで、該共重合体において、式(2)の構成単位を生じる(メタ)アクリレートの具体例としては、上記の(メタ)アクリル酸イソアルキルが挙げられ、特に好ましくは、メタクリル酸イソデシルである。また、式(3)の構成単位を生じる(メタ)アクリレートの具体例としては、上記列挙のアルキル(メタ)アクリレートのうち、(メタ)アクリル酸n−アルキルおよび(メタ)アクリル酸イソアルキルを除くものが挙げられ、特に好ましくは、メタクリル酸2−エチルヘキシルである。
このような共重合体の場合、式(2)の構成単位と式(3)の構成単位の比率(共重合比)は、特に限定されない。例えば、式(2)の構成単位/式(3)の構成単位のモル比で、30/70〜90/10でもよく、40/60〜85/15でもよい。
本実施形態に係るポリマー粒子を構成する(メタ)アクリレート系重合体は架橋されたものであり、その架橋点となるモノマーは特に限定されないが、多官能ビニルモノマーを架橋点とする架橋構造の重合体であることが好ましい。すなわち、好ましい実施形態において、(メタ)アクリレート系重合体は、式(1)で表される構成単位とともに、多官能ビニルモノマーに由来する構成単位を含み、該多官能ビニルモノマーに由来する構成単位を架橋点とする架橋構造を有する。
多官能ビニルモノマーとしては、フリーラジカル重合によって重合可能な少なくとも2個のビニル基を有する化合物が挙げられ、例えば、ジオールまたはトリオール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパンなど)のジ(メタ)アクリレートまたはトリ(メタ)アクリレート;メチレンビス−アクリルアミドなどのアルキレンジ(メタ)アクリルアミド;ジイソプロペニルベンゼン、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼンなどの少なくとも2個のビニル基を持つビニル芳香族化合物などが挙げられ、これらはいずれか1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。
(メタ)アクリレート系重合体は、特に限定するものではないが、(メタ)アクリレート系重合体を構成する全構成単位(全繰り返し単位)に対する式(1)の構成単位のモル比が50モル%以上であることが好ましく、より好ましくは80モル%以上であり、更に好ましくは90モル%以上である。式(1)の構成単位のモル比の上限は、特に限定しないが、例えば上記の多官能ビニルモノマーを添加する場合、99.5モル%以下でもよく、99モル%以下でもよい。多官能ビニルモノマーに基づく構成単位のモル比は、0.5〜20モル%でもよく、1〜10モル%でもよく、1〜5モル%でもよい。
一実施形態において、(メタ)アクリレート系重合体が式(2)の構成単位を有する重合体である場合、当該重合体の全構成単位に対する式(2)の構成単位のモル比は25モル%以上であることが好ましく、より好ましくは35モル%以上であり、50モル%以上でもよく、80モル%以上でもよい。当該モル比の上限は、特に限定しないが、例えば多官能ビニルモノマーを上記のモル比で添加する場合、99.5モル%以下でもよく、99モル%以下でもよい。
一実施形態において、(メタ)アクリレート系重合体が式(3)の構成単位を有する重合体である場合、当該重合体の全構成単位に対する式(3)の構成単位のモル比は25モル%以上であることが好ましく、より好ましくは35モル%以上であり、50モル%以上でもよく、80モル%以上でもよい。当該モル比の上限は、特に限定しないが、例えば多官能ビニルモノマーを上記のモル比で添加する場合、99.5モル%以下でもよく、99モル%以下でもよい。
また、他の実施形態において、(メタ)アクリレート系重合体が式(2)の構成単位と式(3)の構成単位の共重合体である場合、当該共重合体の全構成単位に対する式(2)の構成単位のモル比が25〜90モル%で、式(3)の構成単位のモル比が5〜60モル%でもよく、式(2)の構成単位のモル比が35〜85モル%で、式(3)の構成単位のモル比が8〜55モル%でもよい。また、式(2)の構成単位と式(3)の構成単位のモル比の合計で80モル%以上でもよく、90モル%以上でもよく、またその上限は、例えば多官能ビニルモノマーを上記のモル比で添加する場合、99.5モル%以下でもよく、99モル%以下でもよい。
本実施形態では、上記(メタ)アクリレート系重合体として、反応性シリル基を持たないものであることが好ましい。すなわち、本実施形態において、ポリマー粒子はシリカに代わる補強性充填剤として配合するものではないので、該ポリマー粒子を構成する(メタ)アクリレート系重合体の分子末端又は分子鎖中に反応性シリル基を有していないものであることが好ましい。これにより、転がり抵抗性能の悪化を抑えながら、優れたウエットグリップ性能が得られやすい。また、常温でのゴム組成物の硬度低下を抑えやすく、優れた操縦安定性が得られやすい。また、低温でのゴム組成物の弾性率の上昇を抑えやすく、優れたグリップ性能が得られやすい。ここで、反応性シリル基とは、式:≡Si−Xで表される官能基(式中、Xはヒドロキシルまたは加水分解可能な基である。)であり、1〜3個のヒドロキシル基又は加水分解可能な1価の基が4価のケイ素原子に結合した構造を有する基である。Xとしては、ヒドロキシル基、アルコキシ基、及びハロゲン原子が挙げられる。
本実施形態において、上記(メタ)アクリレート系重合体からなるポリマー粒子のガラス転移温度(Tg)は、特に限定されないが、−70〜0℃の範囲内であることが好ましく、−50〜−10℃であることが好ましく、より好ましくは−40〜−20℃である。ガラス転移温度の設定は、(メタ)アクリレート系重合体を構成するモノマー組成等により行うことができる。ガラス転移温度が0℃以下である場合、低温性能の悪化をより効果的に抑えやすい。また、ガラス転移温度が−70℃以上である場合、ウエットグリップ性能の改善効果を高めやすい。ここで、ガラス転移温度とは、JIS K7121に準拠して示差走査熱量測定(DSC)法により、昇温速度:20℃/分(測定温度範囲:−150℃〜150℃)にて測定される値である。
本実施形態において、上記ポリマー粒子の平均粒径(ラテックス粒径(M))は、特に限定されないが、10nm〜100nmであることが好ましく、より好ましくは20〜90nmであり、更に好ましくは30〜80nmである。上記特定の構成単位を含む(メタ)アクリレート系重合体を、このような微細な粒子としてジエン系ゴム中に添加する場合、転がり抵抗性能の悪化を抑えながら、優れたウエットグリップ性能が得られやすい。また、常温でのゴム組成物の硬度低下を抑えやすく、優れた操縦安定性が得られやすい。また、低温でのゴム組成物の弾性率の上昇を抑えやすく、優れたグリップ性能が得られやすい。
上記ポリマー粒子の製造方法は、特に限定されず、例えば、公知の乳化重合を利用して合成することができる。好ましい一例を挙げれば次の通りである。すなわち、(メタ)アクリレートを、架橋剤としての多官能ビニルモノマーとともに、乳化剤を溶解した水等の水性媒体に分散させ、得られたエマルションに水溶性のラジカル重合開始剤(例えば、過硫酸カリウムなどの過酸化物)を添加してラジカル重合させることにより、水性媒体中に(メタ)アクリレート系重合体からなるポリマー粒子が生成されるので、該水性媒体と分離することでポリマー粒子が得られる。その他のポリマー粒子の製造方法として、公知の懸濁重合や分散重合、沈殿重合、ミニエマルション重合、ソープフリー乳化重合(無乳化剤乳化重合)およびマイクロエマルション重合などの重合方法を利用することができる。
本実施形態に係るゴム組成物において、上記(メタ)アクリレート系重合体からなるポリマー粒子の配合量は、ジエン系ゴムからなるゴム成分100質量部に対して1〜100質量部であり、好ましくは2〜50質量部であり、より好ましくは3〜30質量部である。
本実施形態に係るゴム組成物には、上記(メタ)アクリレート系重合体からなるポリマー粒子の他に、補強性充填剤、シランカップリング剤、オイル、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤、ワックス、加硫剤、加硫促進剤など、ゴム組成物において一般に使用される各種添加剤を配合することができる。
補強性充填剤としては、例えば、湿式シリカ(含水ケイ酸)等のシリカやカーボンブラックが用いられる。好ましくは、転がり抵抗性能とウエットグリップ性能のバランスを向上するために、シリカ単独使用又はシリカとカーボンブラックの併用が好ましい。補強性充填剤の配合量は、特に限定されず、例えば、ゴム成分100質量部に対して20〜150質量部でもよく、30〜100質量部でもよい。シリカの配合量も特に限定されず、例えば、ゴム成分100質量部に対して20〜150質量部でもよく、30〜100質量部でもよい。
シリカを配合する場合、シランカップリング剤を併用することが好ましく、その場合、シランカップリング剤の配合量は、シリカ質量の2〜20質量%であることが好ましく、より好ましくは4〜15質量%である。
上記加硫剤としては、硫黄が好ましく用いられる。加硫剤の配合量は、特に限定するものではないが、ゴム成分100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。また、上記加硫促進剤としては、例えば、スルフェンアミド系、チウラム系、チアゾール系、及びグアニジン系などの各種加硫促進剤が挙げられ、いずれか1種単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。加硫促進剤の配合量は、特に限定するものではないが、ゴム成分100質量部に対して0.1〜7質量部であることが好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部である。
本実施形態に係るゴム組成物は、通常用いられるバンバリーミキサーやニーダー、ロール等の混合機を用いて、常法に従い混練し作製することができる。すなわち、例えば、第一混合段階で、ジエン系ゴムに対し、上記ポリマー粒子とともに、加硫剤及び加硫促進剤を除く他の添加剤を添加混合し、次いで、得られた混合物に、最終混合段階で加硫剤及び加硫促進剤を添加混合してゴム組成物を調製することができる。
このようにして得られたタイヤ用ゴム組成物は、乗用車用タイヤ、トラックやバスの大型タイヤなど、各種用途・各種サイズの空気入りタイヤのトレッド部、サイドウォール部などタイヤの各部位に適用することができる。すなわち、該ゴム組成物は、常法に従い、例えば、押出加工によって所定の形状に成形され、他の部品と組み合わせてグリーンタイヤを作製した後、例えば140〜180℃でグリーンタイヤを加硫成形することにより、空気入りタイヤを製造することができる。これらの中でも、タイヤのトレッド用配合として用いることが特に好ましい。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[平均粒径の測定方法]
ポリマー粒子の平均粒径は、動的光散乱法(DLS)により測定される粒度分布における積算値50%での粒径(50%径:D50)であり、大塚電子株式会社製のダイナミック光散乱光度計「DLS-8000」を用いた光子相関法(JIS Z8826準拠)により測定し(入射光と検出器との角度90°)、得られた自己相関関数からキュムラント法により求めた。
[Tgの測定方法]
ポリマー粒子のTgは、JIS K7121に準拠して示差走査熱量測定(DSC)法により、昇温速度:20℃/分にて測定した(測定温度範囲:−150℃〜150℃)。
〈合成例1〉
15.0gのメタクリル酸2,4,6−トリメチルヘプチル(メタクリル酸イソデシル)、0.394gのエチレングリコールジメタクリレート、1.91gのドデシル硫酸ナトリウム、120gの水及び13.5gのエタノールを混合し、1時間撹拌させることによりモノマーを乳化させ、0.179gの過硫酸カリウムを添加した後、1時間の窒素バブリングを実施し、溶液を70℃で8時間保持することにより、ポリマー粒子分散エマルションを合成した。得られた溶液中へのメタノール添加による凝析により、ポリマー粒子1を得た。平均粒径(ラテックス粒径)は60nm、Tgは−37℃であった。また、トルエンに24時間浸漬した後のポリマー粒子の平均粒径を測定し、トルエン膨潤時粒径(M)とラテックス粒径(M)との比(M/M)を求めた。M/Mの比は、1.12であった。
〈合成例2〉
メタクリル酸2,4,6−トリメチルヘプチルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.263gに変更した以外は合成例1に準じて、ポリマー粒子2を得た。平均粒径は61nm、Tgは−38℃であった。M/Mの比は、1.31であった。
〈合成例3〉
メタクリル酸2,4,6−トリメチルヘプチルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.131gに変更した以外は合成例1に準じて、ポリマー粒子3を得た。平均粒径は60nm、Tgは−39℃であった。M/Mの比は、1.56であった。
〈合成例4〉
メタクリル酸2,4,6−トリメチルヘプチルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.0657gに変更した以外は合成例1に準じて、ポリマー粒子4を得た。平均粒径は59nm、Tgは−40℃であった。M/Mの比は、2.02であった。
〈合成例5〉
メタクリル酸2,4,6−トリメチルヘプチルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.0131gに変更した以外は合成例1に準じて、ポリマー粒子5を得た。平均粒径は60nm、Tgは−40℃であった。M/Mの比は、5.05であった。
〈合成例6〉
メタクリル酸2,4,6−トリメチルヘプチルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.0066gに変更した以外は合成例1に準じて、ポリマー粒子6を得た。平均粒径は60nm、Tgは−41℃であった。M/Mの比は、10.1であった。
〈合成例7〉
メタクリル酸2,4,6−トリメチルヘプチルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.0013gに変更した以外は合成例1に準じて、ポリマー粒子7を得た。平均粒径は62nm、Tgは−41℃であった。M/Mの比は、14.8であった。
〈合成例8〉
メタクリル酸2,4,6−トリメチルヘプチルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを1.97gに変更した以外は合成例1に準じて、ポリマー粒子8を得た。平均粒径は58nm、Tgは−27℃であった。M/Mの比は、1.03であった。
〈合成例9〉
メタクリル酸2,4,6−トリメチルヘプチルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを1.31gに変更した以外は合成例1に準じて、ポリマー粒子9を得た。平均粒径は59nm、Tgは−32℃であった。M/Mの比は、1.06であった。
〈合成例10〉
15.0gのメタクリル酸2−エチルヘキシル、0.450gのエチレングリコールジメタクリレート、2.18gのドデシル硫酸ナトリウム、120gの水及び13.5gのエタノールを混合し、1時間撹拌させることによりモノマーを乳化させ、0.204gの過硫酸カリウムを添加した以外は、合成例1と同様の手法により、ポリマー粒子10を得た。平均粒径(ラテックス粒径)は58nm、Tgは−10℃であった。また、M/Mの比は、1.10であった。
〈合成例11〉
メタクリル酸2−エチルヘキシルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを1.50gに変更した以外は合成例10に準じて、ポリマー粒子11を得た。平均粒径は57nm、Tgは−5℃であった。M/Mの比は、1.05であった。
〈合成例12〉
メタクリル酸2−エチルヘキシルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.150gに変更した以外は合成例10に準じて、ポリマー粒子12を得た。平均粒径は60nm、Tgは−12℃であった。M/Mの比は、1.52であった。
〈合成例13〉
メタクリル酸2−エチルヘキシルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.015gに変更した以外は合成例10に準じて、ポリマー粒子13を得た。平均粒径は60nm、Tgは−15℃であった。M/Mの比は、4.96であった。
〈合成例14〉
15.0gのメタクリル酸n−ドデシル、0.351gのエチレングリコールジメタクリレート、1.70gのドデシル硫酸ナトリウム、120gの水及び13.5gのエタノールを混合し、1時間撹拌させることによりモノマーを乳化させ、0.159gの過硫酸カリウムを添加した以外は、合成例1と同様の手法により、ポリマー粒子14を得た。平均粒径(ラテックス粒径)は62nm、Tgは−65℃であった。また、M/Mの比は、1.11であった。
〈合成例15〉
メタクリル酸n−ドデシルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを1.17gに変更した以外は合成例14に準じて、ポリマー粒子15を得た。平均粒径は61nm、Tgは−60℃であった。M/Mの比は、1.05であった。
〈合成例16〉
メタクリル酸n−ドデシルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.117gに変更した以外は合成例14に準じて、ポリマー粒子16を得た。平均粒径は59nm、Tgは−68℃であった。M/Mの比は、1.54であった。
〈合成例17〉
メタクリル酸n−ドデシルを15.0gに、エチレングリコールジメタクリレートを0.0117gに変更した以外は合成例14に準じて、ポリマー粒子17を得た。平均粒径は60nm、Tgは−70℃であった。M/Mの比は、5.09であった。
ラボミキサーを使用し、下記表1,2に示す配合(質量部)に従って、まず、第一混合段階で、ジエン系ゴム成分に対し硫黄及び加硫促進剤を除く他の配合剤を添加し混練した(排出温度=160℃)。次いで、得られた混練物に、最終混合段階で、硫黄と加硫促進剤を添加し混練して(排出温度=90℃)、ゴム組成物を調製した。表1,2中の各成分の詳細は、以下の通りである。
・変性SBR:JSR(株)製「HPR350」
・BR:宇部興産(株)製「BR150B」
・シリカ:東ソー・シリカ(株)製「ニップシールAQ」
・シランカップリング剤:ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、エボニックジャパン(株)製「Si69」
・ポリマー粒子1〜17:上記合成例1〜17でそれぞれ得られたポリマー粒子
・亜鉛華:三井金属鉱業(株)製「亜鉛華1種」
・老化防止剤:大内新興化学工業(株)製「ノクラック6C」
・ステアリン酸:花王(株)製「ルナックS−20」
・硫黄:細井化学工業(株)製「ゴム用粉末硫黄150メッシュ」
・加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製「ノクセラーCZ」
・2次加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製「ノクセラーD」
得られた各ゴム組成物について、160℃×20分で加硫して所定形状の試験片を作製し、得られた試験片を用いて、ウエットグリップ性能、低燃費性、及び破断特性(引張り強さ、破断時伸び、耐摩耗性)を測定し、表1,2に示した。測定方法は以下の通りである。
・ウエットグリップ性能:UBM社製レオスペクトロメーターE4000を用いて、周波数10Hz、静歪み10%、動歪み2%、温度0℃の条件で損失係数tanδを測定し、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が大きいほど、tanδが大きく、ウエットグリップ性能に優れることを示す。
・低燃費性:温度を60℃に変え、その他は0℃でのtanδと同様にしてtanδ測定し、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が小さいほど、発熱しにくく、タイヤでの転がり抵抗が小さくて転がり抵抗性能(即ち、低燃費性)に優れることを示す。
・引張り強さ、破断時伸び:JIS K6251に準拠した引張試験(ダンベル状3号形)を行い、引張り強さ及び破断時伸びを測定し、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が大きいほど、破断特性に優れることを示し、100未満であっても95以上であれば許容できるものとする。
・耐摩耗性:JIS K6264に準拠し、ランボーン摩耗試験機を用いて、荷重29.4N、スリップ率20%、温度23℃、落砂量20g/分で摩耗量を測定し、摩耗量の逆数について、比較例1の値を100とした指数で表示した。指数が大きいほど、耐摩耗性に優れることを示し、100未満であっても95以上であれば許容できるものとする。
Figure 0006943754
Figure 0006943754
結果は、表1,2に示す通りであり、実施例1〜9は、比較例1との対比より、低燃費性を維持し、引張り強さ、破断時伸び、及び耐摩耗性の悪化を抑制しつつ、ウエットグリップ性能が向上していることがわかる。
一方、架橋度を示すM/Mの比が所定範囲外であるポリマー粒子を用いた比較例2〜9は、比較例1との対比より、引張り強さ、破断時伸び、及び耐摩耗性がいずれも劣っていることがわかる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、乗用車、ライトトラック・バス等の各種タイヤ用ゴム組成物に用いることができる。

Claims (2)

  1. ジエン系ゴムからなるゴム成分100質量部に対して、
    式(1)で表されるアルキル(メタ)アクリレート単位を構成単位として有し、架橋されたポリマー粒子を1〜100質量部含有し、
    前記ポリマー粒子のトルエン膨潤時粒径(M)とラテックス粒径(M)との比(M/M)が1.20〜10.0である、タイヤ用ゴム組成物。
    Figure 0006943754
    式中、Rは水素原子又はメチル基であり、同一分子中のRは同一でも異なっていてもよく、Rは炭素数4〜18のアルキル基であり、同一分子中のRは同一でも異なっていてもよい。
  2. 請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物を用いて作製された、空気入りタイヤ。
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