JP6943387B2 - スクリーンマスク及びスクリーンマスクの製造方法 - Google Patents
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Description
また、本発明に係るスクリーンマスクの製造方法は、簡易な構造でありながら、印刷ペーストの印刷厚みを低減可能なスクリーンマスクの製造方法となっている。
なお、以下に示す構造は本発明の一例であり、本発明の内容はこれに限定されるものではない。
また、以下の説明において、図1(a)を基準に、スクリーンメッシュ2に対する被印刷物6の位置を「下」又は「下方」とし、被印刷物6に対するスクリーンメッシュ2の位置を「上」又は「上方」とする。また、図1(a)を基準に、上下方向と略直交するスクリーンメッシュ2が設けられた方向を「左右方向」又は「水平方向」とする。
なお、本発明を適用したスクリーンマスクの製造方法は以下に記載する内容に限定されるものではなく、適宜変更しうるものである。
第1の実施の形態では、感光波長が異なる2種類の感光性乳剤を用いて、スクリーンメッシュ2上に、各パターン層を設ける方法となっている。第1の乳剤は、波長375nmの光の照射により硬化する乳剤であり、第2の乳剤は、波長405nmの光の照射により硬化する乳剤である。各乳剤の組成を以下に示す。なお、組成における数値は、全量基準の重量比率(%)である。
(第1の乳剤)
水:60〜70%、光重合性樹脂(KAYARADシリーズ、日本化薬(株)社製):20〜30%、PVA(クラレポバール、クラレ(株)社製):10%未満、ジアゾ(ジアゾ化合物、レスペケミカル(株)社製):5%未満、光開始剤(IRGACURE(登録商標)シリーズ、BASF社製、波長375nm付近に感光波長をもつ材料):5%未満
(第2の乳剤)
水:60〜70%、光重合性樹脂(KAYARADシリーズ、日本化薬(株)社製):20〜30%、PVA(クラレポバール、クラレ(株)社製):10%未満、ジアゾ(ジアゾ化合物、レスペケミカル(株)社製):5%未満、光開始剤(IRGACURE(登録商標)シリーズ、BASF社製、波長405nm付近に感光波長をもつ材料):5%未満
まず、スクリーンマスク1の枠となるフレームを洗浄して、スクリーンメッシュ2の取り付けを行う。スクリーンメッシュ2はスクリーンマスク1のユーザーの指定及び素材の種類に応じた指定値の張力で引っ張り、テンションをかけながら、フレーム2に接着剤で固定する。
スクリーンメッシュ2の被印刷物と対向する側の面に、第1のパターン層3の一部及び第2のパターン層4となる第1の乳剤層11をコート作業にて形成する(図4(a)参照)。コート作業は、シート状の感光性乳剤の貼り付け、又は、感光性乳剤の塗布による方法が採用しうる。例えば、シート状の感光性乳剤の貼付けであれば、垂直にしたスクリーンメッシュ2に液状の感光性乳剤を塗って、スクリーンメッシュ2の下方から第1の乳剤のフィルムシートを貼り付けて第1の乳剤層11とする。
続いて、上記のコート作業で形成した第1の乳剤層11及び第2の乳剤層12に対してマスクレス露光機13(図7参照)を用いてパターン形成を行う。マスクレス露光機13は、375nm及び405nmの2波長のレーザー光を照射可能なLEDユニット13aを有し、各波長のレーザー光を単独又は複合で照射可能となっている。
露光作業の後に、未硬化領域11c及び未硬化領域12cを水で洗浄して洗い流すと同部分に貫通孔が形成され、パターン孔7となる。また、硬化領域11b及び硬化領域12bは、そのまま第1のパターン層3と、第2のパターン層4を構成する部分となる(図4(d)参照)。即ち、第1のパターン層3は第1の乳剤層及び第2の乳剤層から形成され、第2のパターン層4は、第1の乳剤層から形成される。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、感光波長が異なる2種類の感光性乳剤を用いずに1種類の感光性乳剤を用いて感光性乳剤の層を形成してもよい。また、露光作業は、上述したマスクレス露光機13を用いてもよく、感光性乳剤の層を所望の硬化領域と未硬化領域にわけるためのフォトマスクを利用してもよい。以下、第2の実施の形態の流れについて説明する。なお、以下では第1の実施の形態と重複する部分についての詳細な記載は省略する。
スクリーンメッシュ2の被印刷物と対向する側の面に、第1のパターン層3の一部及び第2のパターン層4となる第1の乳剤層14をコート作業にて形成する(図5(a)参照)。コート作業は、上述したように、シート状の感光性乳剤の貼り付け、又は、感光性乳剤の塗布による方法が採用しうる。
上記のコート作業で形成した第1の乳剤層14に対してマスクレス露光機13を用いてパターン形成を行う。第1の乳剤層14に対して、感光性乳剤の感光波長のレーザー光14aを照射し、第1の乳剤層14に、レーザー光の照射で硬化した硬化領域14bと未硬化領域14cが形成される(図4(b)参照)。なお、ここでは、マスクレス露光機13を用いた露光作業を示したが、この代わりに、硬化領域14b及び未硬化領域14cに対応したパターンが形成されたフォトマスクを重ねた上で、レーザー光14aを照射する工程であってもよい。後述する2回目のコート作業も同様である。また、フォトマスクの製造については、既知の方法を利用して製造が可能である。
第1の乳剤が硬化した硬化領域14bと未硬化領域14cの被印刷物と対向する側の面に、第1のパターン層3の一部となる第2の乳剤層15をコート作業にて形成する(図5(c)参照)。コート作業は、上述したように、シート状の感光性乳剤の貼り付け、又は、感光性乳剤の塗布による方法が採用しうる。また、第2の乳剤層15は、第1の乳剤層14を構成する感光性乳剤と同一の種類の感光性乳剤でもよいし、これとは感光性波長が異なる感光性乳剤が採用されてもよい。
上記のコート作業で形成した第1の乳剤層14及び第2の乳剤層15に対してマスクレス露光機13を用いてパターン形成を行う。第1の乳剤層14及び第2の乳剤層15に対して、感光性乳剤の感光波長のレーザー光15aを照射し、第1の乳剤層14及び第2の乳剤層15に、レーザー光の照射で硬化した硬化領域15bと未硬化領域15cが形成される(図5(d)参照)。即ち、本工程の露光作業において、第1の乳剤層14と第2の乳剤層15に亘って上下方向に一体化した硬化領域15bが形成される。
露光作業の後に、未硬化領域14c及び未硬化領域15cを水で洗浄して洗い流すと同部分に貫通孔が形成され、パターン孔7となる。また、硬化領域14b及び硬化領域15bは、そのまま第1のパターン層3と、第2のパターン層4を構成する部分となる(図5(e)参照)。即ち、第1のパターン層3は第1の乳剤層及び第2の乳剤層から形成され、第2のパターン層4は、第1の乳剤層から形成される。洗浄作業後の乾燥工程を経て、スクリーンマスク1が完成する。
第3の実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、感光波長が異なる2種類の感光性乳剤を用いずに1種類の感光性乳剤を用いて感光性乳剤の層を形成してもよい。また、露光作業は、上述したマスクレス露光機13を用いてもよく、感光性乳剤の層を所望の硬化領域と未硬化領域にわけるためのフォトマスクを利用してもよい。また、第2の実施の形態とは、幾つかの工程の順序が異なっている。以下、第3の実施の形態の流れについて説明する。なお、以下では第1の実施の形態及び第2の実施の形態と重複する部分についての詳細な記載は省略する。
スクリーンメッシュ2の被印刷物と対向する側の面に、第2のパターン層4となる第1の乳剤層16をコート作業にて形成する(図6(a)参照)。コート作業は、上述したように、シート状の感光性乳剤の貼り付け、又は、感光性乳剤の塗布による方法が採用しうる。
上記のコート作業で形成した第1の乳剤層16に対してマスクレス露光機13を用いてパターン形成を行う。第1の乳剤層16に対して、感光性乳剤の感光波長のレーザー光16aを照射し、第1の乳剤層16に、レーザー光の照射で硬化した硬化領域16bと未硬化領域16cが形成される(図6(b)参照)。なお、ここでは、マスクレス露光機13を用いた露光作業を示したが、この代わりに、硬化領域16b及び未硬化領域16cに対応したパターンが形成されたフォトマスクを重ねた上で、レーザー光16aを照射する工程であってもよい。後述する2回目のコート作業も同様である。また、フォトマスクの製造については、既知の方法を利用して製造が可能である。
1回目の露光作業の後に、未硬化領域16cを水で洗浄して洗い流すと、スクリーンメッシュ2に第2のパターン層4となる硬化領域16bが残るものとなる(図6(c)参照)。
スクリーンメッシュ2に形成された第2のパターン層4となる硬化領域16bの側方及び被印刷物と対向する側の面に、第1のパターン層3となる第2の乳剤層17をコート作業にて形成する(図6(d)参照)。コート作業は、上述したように、シート状の感光性乳剤の貼り付け、又は、感光性乳剤の塗布による方法が採用しうる。また、第2の乳剤層17は、第1の乳剤層16を構成する感光性乳剤と同一の種類の感光性乳剤でもよいし、これとは感光性波長が異なる感光性乳剤が採用されてもよい。
上記のコート作業で形成した第2の乳剤層17に対してマスクレス露光機13を用いてパターン形成を行う。第2の乳剤層17に対して、感光性乳剤の感光波長のレーザー光17aを照射し、第2の乳剤層17に、レーザー光の照射で硬化した硬化領域17bと未硬化領域17cが形成される(図6(e)参照)。
2回目の露光作業の後に、未硬化領域17cを水で洗浄して洗い流すと同部分に貫通孔が形成され、パターン孔7となる。また、硬化領域17bは、そのまま第1のパターン層3を構成する部分となる(図7(f)参照)。また、硬化領域16bはその周囲が除去され、第2のパターン層4となる。この後、洗浄作業後の乾燥工程を経て、スクリーンマスク1が完成する。
また、本発明に係るスクリーンマスクの製造方法は、簡易な構造でありながら、印刷ペーストの印刷厚みを低減可能なスクリーンマスクの製造方法となっている。
2 スクリーンメッシュ
3 第1のパターン層
3a (第1のパターン層の)下面
4 第2のパターン層
4a (第2のパターン層の)下面
5 印刷ペースト
6 被印刷物
7 パターン孔
8 バスバー電極
81a バスバー電極
81b 抜き部
82a バスバー電極
82b 抜き部
83a バスバー電極
83b 抜き部
9 グリッド電極
11 第1の乳剤層
11a レーザー光
11b 硬化領域
11c 未硬化領域
12 第2の乳剤層
12a レーザー光
12b 硬化領域
12c 未硬化領域
14 第1の乳剤層
14a レーザー光
14b 硬化領域
14c 未硬化領域
15 第2の乳剤層
15a レーザー光
15b 硬化領域
15c 未硬化領域
16 第1の乳剤層
16a レーザー光
16b 硬化領域
16c 未硬化領域
17 第2の乳剤層
17a レーザー光
17b 硬化領域
17c 未硬化領域
13 マスクレス露光機
13a (マスクレス露光機の)LEDユニット
13b (マスクレス露光機の)照射部
13c (マスクレス露光機の)基台
10 スクリーンマスク
20 スクリーンメッシュ
30 第1のパターン層
70 パターン孔
Claims (10)
- シリコン太陽電池の太陽電池セルの表面に設けられるバスバー電極及びグリッド電極を形成するためのスクリーンマスクであって、
枠体と、
該枠体内に張設されたスクリーンメッシュと、
該スクリーンメッシュに設けられ、被印刷物に転写する印刷パターン孔が形成された第1のパターン層と、
前記スクリーンメッシュに設けられ、前記印刷パターン孔の少なくとも一部の内周面の内側かつ同内周面から所定の距離離れて形成されると共に、前記被印刷物と対向する面の突出量が、前記第1のパターン層の同被印刷物と対向する面の突出量よりも小さく形成された第2のパターン層とを備え、
前記印刷パターン孔は、前記バスバー電極及び前記グリッド電極に対応しており、
前記印刷パターン孔のうち、前記バスバー電極に対応する印刷パターン孔の少なくとも一部に、その形状が、ライン状、島状及びライン状と島状の混合のうち少なくとも1つである前記第2のパターン層が複数形成され、
前記第1のパターン層の前記被印刷物と対向する面の突出量と、前記第2のパターン層の同被印刷物と対向する面の突出量との差が10〜30μmの範囲内である
スクリーンマスク。 - 前記第2のパターン層は、その形状が、ライン状の形状であり、前記バスバー電極の長手方向と略平行な向きに形成された、または、同バスバー電極の長手方向と略直交する向きに形成された
請求項1に記載のスクリーンマスク。 - 平面視した前記印刷パターン孔の内側の領域の面積に対して、平面視した前記第2のパターン層の面積が10〜50%の範囲内である
請求項1または請求項2に記載のスクリーンマスク。 - 平面視した前記第2のパターン層の形状がライン状であり、その線幅が30〜150μmの範囲内である
請求項1、請求項2又は請求項3に記載のスクリーンマスク。 - シリコン太陽電池の太陽電池セルの表面に設けられるバスバー電極及びグリッド電極を形成するためのスクリーンマスクの製造方法であって、
枠体内にスクリーンメッシュを張設して、該スクリーンメッシュに被印刷物に転写する印刷パターン孔が形成された第1のパターン層を設けるスクリーンマスクの製造方法であって、
前記スクリーンメッシュに、第1の感光性乳剤から成る第1乳剤層を設ける第1工程と、
前記第1乳剤層の被印刷物と対向する面に、前記第1の感光性乳剤とは感光波長が異なる第2の感光性乳剤から成る第2乳剤層を設ける第2工程と、
前記第1乳剤層及び前記第2乳剤層に、前記第1の感光性乳剤の感光波長を有する光を照射して、前記印刷パターン孔となる未硬化領域と、同印刷パターン孔の少なくとも一部の内周面の内側かつ同内周面から所定の距離離れた第2のパターン層となる硬化領域を有する第1の層を形成する第3工程と、
前記第1乳剤層及び前記第2乳剤層に、前記第2の感光性乳剤の感光波長を有する光を照射して、同第2乳剤層に前記印刷パターン孔となる未硬化領域を有する第2の層を形成する第4工程と、
前記第1の層及び前記第2の層を洗浄して未硬化領域を洗い流すことにより、前記第1のパターン層及び前記第2のパターン層を形成する第5工程とを備え、
前記印刷パターン孔は、前記バスバー電極及び前記グリッド電極に対応しており、
前記印刷パターン孔のうち、前記バスバー電極に対応する印刷パターン孔の少なくとも一部に、その形状が、ライン状、島状及びライン状と島状の混合のうち少なくとも1つである前記第2のパターン層が複数形成され、
前記第1のパターン層の前記被印刷物と対向する面の突出量と、前記第2のパターン層の同被印刷物と対向する面の突出量との差が10〜30μmの範囲内である
スクリーンマスクの製造方法。 - シリコン太陽電池の太陽電池セルの表面に設けられるバスバー電極及びグリッド電極を形成するためのスクリーンマスクの製造方法であって、
枠体内にスクリーンメッシュを張設して、該スクリーンメッシュに被印刷物に転写する印刷パターン孔が形成された第1のパターン層を設けるスクリーンマスクの製造方法であって、
前記スクリーンメッシュに、感光性乳剤から成る第1乳剤層を設けると共に、光を照射して、前記印刷パターン孔の少なくとも一部の内周面の内側かつ同内周面から所定の距離離れた第2のパターン層となる硬化領域を有する第1の層を形成する第1工程と、
前記第1の層の被印刷物と対向する面に、感光性乳剤から成る第2乳剤層を設けると共に、前記第1の層及び前記第2乳剤層に、光を照射して、同第1の層及び同第2乳剤層に前記第1のパターン層となる硬化領域を有する第2の層を形成する第2工程と、
前記第2の層を洗浄して未硬化領域を洗い流すことにより、前記第1のパターン層及び前記第2のパターン層を形成する第3工程とを備え、
前記印刷パターン孔は、前記バスバー電極及び前記グリッド電極に対応しており、
前記印刷パターン孔のうち、前記バスバー電極に対応する印刷パターン孔の少なくとも一部に、その形状が、ライン状、島状及びライン状と島状の混合のうち少なくとも1つである前記第2のパターン層が複数形成され、
前記第1のパターン層の前記被印刷物と対向する面の突出量と、前記第2のパターン層の同被印刷物と対向する面の突出量との差が10〜30μmの範囲内である
スクリーンマスクの製造方法。 - シリコン太陽電池の太陽電池セルの表面に設けられるバスバー電極及びグリッド電極を形成するためのスクリーンマスクの製造方法であって、
枠体内にスクリーンメッシュを張設して、該スクリーンメッシュに被印刷物に転写する印刷パターン孔が形成された第1のパターン層を設けるスクリーンマスクの製造方法であって、
前記スクリーンメッシュに、感光性乳剤から成る第1乳剤層を設けると共に、光を照射して、前記印刷パターン孔の少なくとも一部の内周面の内側かつ同内周面から所定の距離離れた第2のパターン層となる硬化領域を有する第1の層を形成する第1工程と、
前記第1の層を洗浄して未硬化領域を洗い流すことにより、前記第2のパターン層を形成する第2工程と、
前記第2のパターン層の外側及び同第2のパターン層の被印刷物と対向する面に、感光性乳剤から成る第2乳剤層を設けると共に、光を照射して、前記第2乳剤層に前記第1のパターン層となる硬化領域を有する第2の層を形成する第3工程と、
前記第2の層を洗浄して未硬化領域を洗い流すことにより、前記第1のパターン層を形成する第4工程とを備え、
前記印刷パターン孔は、前記バスバー電極及び前記グリッド電極に対応しており、
前記印刷パターン孔のうち、前記バスバー電極に対応する印刷パターン孔の少なくとも一部に、その形状が、ライン状、島状及びライン状と島状の混合のうち少なくとも1つである前記第2のパターン層が複数形成され、
前記第1のパターン層の前記被印刷物と対向する面の突出量と、前記第2のパターン層の同被印刷物と対向する面の突出量との差が10〜30μmの範囲内である
スクリーンマスクの製造方法。 - 光の照射は、少なくとも2つの波長を有するレーザー光を、デジタルミラーデバイス素子を介して単独又は複合で照射可能なマスクレス露光機で行う
請求項5、請求項6又は請求項7に記載のスクリーンマスクの製造方法。 - シリコン太陽電池の太陽電池セルの表面に設けられるバスバー電極及びグリッド電極を形成するためのスクリーンマスクの製造方法であって、
枠体内にスクリーンメッシュを張設して、該スクリーンメッシュに被印刷物に転写する印刷パターン孔が形成された第1のパターン層を設けるスクリーンマスクの製造方法であって、
前記スクリーンメッシュに、前記印刷パターン孔の少なくとも一部の内周面の内側かつ同内周面から所定の距離離れた位置に、前記被印刷物と対向する面の突出量が、前記第1のパターン層の同被印刷物と対向する面の突出量よりも小さな第2のパターン層を形成する工程を備え、
前記印刷パターン孔は、前記バスバー電極及び前記グリッド電極に対応しており、
前記印刷パターン孔のうち、前記バスバー電極に対応する印刷パターン孔の少なくとも一部に、その形状が、ライン状、島状及びライン状と島状の混合のうち少なくとも1つである前記第2のパターン層が複数形成され、
前記第1のパターン層の前記被印刷物と対向する面の突出量と、前記第2のパターン層の同被印刷物と対向する面の突出量との差が10〜30μmの範囲内である
スクリーンマスクの製造方法。 - 前記第2のパターン層は、その形状が、ライン状の形状であり、前記バスバー電極の長手方向と略平行な向きに形成された、または、同バスバー電極の長手方向と略直交する向きに形成された
請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9に記載のスクリーンマスクの製造方法。
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