JP6942483B2 - 血中尿酸値改善剤及び血中尿酸値改善用飲食品 - Google Patents

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Description

本発明は、血中尿酸値改善剤及び血中尿酸値改善用飲食品に関する。
高尿酸血症は血中尿酸値が高い状態を指し、痛風の原因となる。そのため、血中尿酸値を改善することは高尿酸血症の予防につながる。これまでにも、高尿酸血症の予防を目的として様々な開発がなされている。
例えば、特許文献1には、メタノール、エタノール、及び水から選ばれる極性溶媒により抽出して得られるレモン抽出物を有効成分として含有することを特徴とする血漿中尿酸値低下剤が開示されている。
特許第5545692号公報
本発明は、新規な血中尿酸値改善剤を提供することを目的とする。
本発明は、モノグルコシルヘスペリジンを有効成分とする、血中尿酸値改善剤に関する。
本発明に係る血中尿酸値改善剤は、モノグルコシルヘスペリジンを有効成分とするため、血中尿酸値を改善することができる。
本発明に係る血中尿酸値改善剤は、モノグルコシルヘスペリジンを含む酵素処理ヘスペリジンを有効成分とするものであることが好ましい。
本発明に係る血中尿酸値改善剤は、上記酵素処理ヘスペリジンがレモン抽出物の酵素処理物であることが好ましい。これにより、抽出原料に由来する臭気が低臭気となるため香味に優れたものとなる。
上記レモン抽出物は、グリーンレモン抽出物であることが好ましい。
本発明に係る血中尿酸値改善剤は、長期投与用であることが好ましい。これにより、血中尿酸値改善作用がより一層優れたものとなる。
本発明に係る血中尿酸値改善剤は、モノグルコシルヘスペリジンを有効成分としている。モノグルコシルヘスペリジンは、水溶性が良好であるため、水もしくは水分の多い食品に添加する際も、均一に溶解ないし分散させることが可能であるため、飲食品として好適に用いることができる。したがって、本発明はまた、モノグルコシルヘスペリジンを有効成分とする、血中尿酸値改善用飲食品にも関する。
本発明によれば、新規な血中尿酸値改善剤を提供することができる。
実施例1の結果を示すグラフである。 実施例2の結果を示すグラフである。 参考例1の結果を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、モノグルコシルヘスペリジンを有効成分とする。本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、血中尿酸値を正常な範囲内、又は正常な範囲に近い値に制御することができる。したがって、本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、血中尿酸値制御剤、血中尿酸値上昇抑制剤、血中尿酸値低下剤ということもできる。
なお、公益社団法人日本人間ドック学会によれば、血中尿酸値の基準値は、2.1〜7.0mg/dL程度とされている。
モノグルコシルヘスペリジンは、柑橘類に含まれるポリフェノールの1種であるヘスペリジンのルチノース単位中のグルコース残基にα−1,4結合により1つのグルコースが結合した化合物である。
モノグルコシルヘスペリジンは、市販のものを用いてもよく、化学合成によって得られたものを用いてもよく、ヘスペリジンを糖転移酵素(例えば、シクロデキストリングルコシルトランスフェラーゼ)による酵素処理を施すことよって得られたものを用いてもよい。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、モノグルコシルヘスペリジンを含む酵素処理ヘスペリジンを有効成分とすることが好ましい。ここで、酵素処理ヘスペリジンとは、既存添加物名簿収載品目リスト(公益財団法人日本食品化学研究振興財団、平成26年1月30日改正)に記載されている「酵素処理ヘスペリジン」と同義である。
酵素処理ヘスペリジンは、ヘスペリジンの酵素処理物であり、ヘスペリジン、α−グルコシルヘスペリジン、7−グルコシルヘスペレチン等のヘスペレチン配糖体を含むものである。ここで、α−グルコシルヘスペリジンとは、ヘスペリジンのルチノース単位中のグルコース残基にα−1,4結合により1つ以上のグルコースが結合した化合物(糖転移ヘスペリジン)であり、モノグルコシルヘスペリジンを含むものである。
本実施形態に係る酵素処理ヘスペリジンはモノグルコシルヘスペリジンを含む。上記酵素処理ヘスペリジンにおけるモノグルコシルヘスペリジンの含有率は、酵素処理ヘスペリジン全量を基準として、50〜95w/w%であってよく、好ましくは60〜90w/w%であってよく、より好ましくは75〜85w/w%であってよい。上記レモン抽出物の酵素処理物におけるモノグルコシルヘスペリジン含有率が上記範囲であることにより、血中尿酸値改善作用がより一層優れたものとなる。
酵素処理ヘスペリジンをヘスペリジンから酵素処理により得る場合、ヘスペリジンは、柑橘類からの抽出によって得られたものを用いてもよく、市販のものを用いてもよく、化学合成によって得られたものを用いてもよいが、柑橘類からの抽出によって得られたものを用いることが好ましい。
上記柑橘類としては、例えば、レモン、みかん、ライム等が挙げられる。これらの柑橘類は1種を単独で使用しても、2種以上を組み合わせて使用してもよい。上記柑橘類は、レモンであることが好ましい。これにより、抽出原料に由来する臭気が低臭気となるため香味に優れたものとなる。
温州みかん、ダイダイ由来のヘスペリジン抽出物の酵素処理ヘスペリジンとしては、例えば、東洋精糖(株)製の商品「αGヘスペリジンPS」、「αGヘスペリジンPA−T」が挙げられる。「αGヘスペリジンPS」には、モノグルコシルヘスペリジン85質量%、ヘスペリジン1質量%、7−グルコシルヘスペレチン10質量%が含まれおり、ヘスペレチンは含まれていない。「αGヘスペリジンPA−T」には、モノグルコシルヘスペリジン85質量%、ヘスペリジン10質量%が含まれており、7−グルコシルヘスペレチンおよびヘスペレチンは含まれていない。
レモン由来のヘスペリジン抽出物の酵素処理ヘスペリジンとしては、例えば、特開2005−343865号公報に記載の方法に準じて製造することもできる。
レモンとしては、グリーンレモンであることが好ましい。グリーンレモンとは、収穫時におけるレモンの果皮が緑色の状態であるレモン、いわゆるレモンの幼果を意味する。
レモンからの抽出に用いる原料(抽出原料)は、レモンの果実又はその構成成分が使用される。果実の構成成分としては、果皮、果汁、じょうのう膜、さのう及び種子が挙げられる。果実又はその構成成分のうち、ヘスペリジンを多量に得ることが容易である点から、抽出原料として、果皮を用いることが好ましい。上記抽出原料は、乾燥、凍結、加工、粉砕、選別等の処理が施されたものであってもよい。
レモンからの抽出は、レモンを溶媒に浸漬し、これを濾過することによって行うことができる。溶媒としては、例えば、水、水酸化ナトリウム水溶液等のアルカリ水溶液、エタノール等のアルコール等を用いることができる。溶媒は、1種を単独で使用しても、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
ヘスペリジンを含むレモン抽出物は、例えば、レモンをアルカリ水溶液(例えば、水酸化ナトリウム水溶液)に浸漬し、これを濾過し、酸性条件下で析出させることにより得ることができる。
酵素処理ヘスペリジンは、ヘスペリジン含有物をデンプン、デキストリン、オリゴ糖等の糖付与体の存在下でシクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ等の糖転移酵素に作用させた後、多孔性合成吸着樹脂、イオン交換樹脂、及びカーボン処理等による処理に供することでヘスペリジンの酵素処理物として得ることができる。上記酵素処理物は更に、他の酵素(例えば、グルコアミラーゼ等の糖加水分解酵素)により処理されたものであってもよく、クロマト分離装置等を用いて精製・分取されたものであってもよい。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤において、上記酵素処理ヘスペリジンはレモン抽出物の酵素処理物であることが好ましい。これにより、抽出原料に由来する臭気が低臭気となるため香味に優れたものとなる。上記レモン抽出物は、グリーンレモン抽出物であることが好ましい。
モノグルコシルヘスペリジン及び酵素処理ヘスペリジンの分析は、公知の方法(例えば、第8版食品添加物公定書(厚生労働省)に記載の条件によるHPLC)を用いて行うことができる。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、モノグルコシルヘスペリジンを有効成分とするため、摂取することによって、血中尿酸値を改善することができる。また、血中尿酸値濃度が高い状態が持続すると痛風の原因となるが、血中尿酸値濃度を改善することによって、痛風を予防することができる。したがって上記血中尿酸値改善剤は、痛風発症及び再発の予防のために用いることができる。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、固体(例えば、粉末)、液体(水溶性又は脂溶性の溶液又は懸濁液)、ペースト等のいずれの形状でもよく、また、散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、液剤、懸濁剤、乳剤、軟膏剤、硬膏剤等のいずれの剤形をとってもよい。また、放出制御製剤の形態をとることもできる。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、ヒトに投与(摂取)されても、非ヒト哺乳動物に投与されてもよい。本実施形態に係る血中尿酸値改善剤の投与量(摂取量)は、モノグルコシルヘスペリジンを基準として、1日あたり例えば10mg〜1000mgであってよく、好ましくは50mg〜800mgであり、より好ましくは、100mg〜600mgである。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、経口投与されてもよく、非経口投与されてもよいが、経口投与されることが好ましい。血中尿酸値改善剤は、1日あたりの投与量が上記範囲内にあれば、1日1回投与されてもよく、1日複数回に分けて投与されてもよい。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、一過性の血中尿酸値改善に限らず、長期投与による血中尿酸値改善に用いることができる。ここで、長期投与とは、8日以上の期間にわたって継続して投与(摂取)されることを意味する。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、長期投与用に好適に用いることができる。上記血中尿酸値改善剤は、長期投与によって、血中尿酸値改善効果がより一層顕著なものとなる。本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、8日以上の期間にわたり投与されることが好ましく、2週間以上の期間にわたり投与されることがより好ましく、4週間以上の期間にわたり投与されることが更に好ましい。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤は、医薬品、医薬部外品、飲食品(飲料、食品)、飲食品添加物、飼料、飼料添加物等の製品の成分として使用することができる。
本実施形態に係る血中尿酸値改善剤からなる、又は血中尿酸値改善剤を含む上記製品は、血中尿酸値改善用であってよく、血中尿酸値制御用であってよく、血中尿酸値上昇抑制用であってよく、血中尿酸値低下用であってよく、血中尿酸値維持用であってよい。また、上記製品には、血中尿酸値を改善する、血中尿酸値を制御する、血中尿酸値の上昇を抑制する、血中尿酸値を低下させる、血中尿酸値を適正化する、食事のプリン体が気になる方へ、お酒やおいしいものが好きな方へ等の表示が付されていてもよい。
本実施形態に係る血中尿酸値改善用飲食品は、モノグルコシルヘスペリジンを有効成分とする。これにより、血中尿酸値を改善することができる。
本実施形態に係る血中尿酸値改善用飲食品において、上記酵素処理ヘスペリジンはレモン抽出物の酵素処理物であることが好ましい。これにより、抽出原料に由来する臭気が低臭気となるため香味に優れたものとなる。上記レモン抽出物は、グリーンレモン抽出物であることが好ましい。
本実施形態に係る血中尿酸値改善用飲食品の摂取量は、モノグルコシルヘスペリジンを基準として、1日あたり例えば10mg〜1000mgであってよく、好ましくは50mg〜800mgであり、より好ましくは、100mg〜600mgである。
本実施形態に係る血中尿酸値改善用飲食品の摂取量は、上記酵素処理ヘスペリジンを基準として、1日あたり例えば13mg〜1300mgであってよく、好ましくは65mg〜1040mgであり、より好ましくは、130mg〜780mgである。
上記血中尿酸値改善用飲食品は、血中尿酸値改善用飲料及び血中尿酸値改善用食品を含む。本実施形態に係る血中尿酸値改善用飲食品は、一過性の血中尿酸値改善に限らず、長期投与による血中尿酸値改善に用いることができる。
上記血中尿酸値改善用飲料としては、例えば、清涼飲料、果汁飲料、乳飲料、炭酸飲料、アルコール飲料、ノンアルコール飲料、ビールテイスト飲料、スポーツドリンク、栄養ドリンク等が挙げられる。
上記血中尿酸値改善用食品としては、パン類、麺類、米類、豆腐、乳製品、醤油、味噌、菓子類、サプリメント剤等が挙げられる。また、健康食品、機能性表示食品、特別用途食品、栄養補助食品、サプリメント又は特定保健用食品等の関与成分として使用することもできる。
本実施形態に係る血中尿酸値改善用飲食品は、本発明の効果を損なわない範囲において、その他の成分(添加剤)を含有してもよい。その他の成分としては、例えば、甘味料、香料、酸味料、着色料、酸化防止剤、調味料、ビタミン類、ミネラル類、pH調整剤、安定剤、ゲル化剤、食物繊維、並びに難消化性デキストリン等を使用することができる。これらの成分は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
甘味料としては、砂糖、三温糖、黒糖、はちみつ、還元澱粉糖化物、オリゴ糖、糖アルコール、希少糖等の糖質、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、サッカリン、アリテーム、ネオテーム等の高甘味度甘味料等を使用することができる。これらの甘味料は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
香料としては、天然物、合成物のいずれの香料であっても使用することができる。香料としては、特に限定されるものではないが、例えば、柑橘フレーバー等を使用することができる。これらの香料は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
酸味料は、飲食品に使用するものであれば特に限定されずに使用することができる。酸味料としては、例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、リン酸、コハク酸、酒石酸、酢酸等を使用することができる。これらの酸味料は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
着色料としては、飲食品の色付けに用いるものであれば、天然着色料、及び合成着色料のいずれも使用できる。着色料としては、例えば、カラメル色素、クチナシ色素、マリーゴールド色素、カロテン色素、アントシアニン色素、果汁色素、野菜色素、合成色素等を使用することができる。これらの色素は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
本実施形態に係る血中尿酸値改善用飲食品は、容器詰め飲食品とすることもできる。容器詰め飲食品とする場合の容器としては、一般の飲食品と同様に、例えば、ガラス瓶、樹脂製成形容器、金属缶、金属箔又はプラスチィックフィルムと複合された紙容器等を用いることができる。容器の種類、形状及び色彩は特に制限されるものではない。
樹脂製成形容器を構成する樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン等のポリオレフィン等が挙げられる。これらの樹脂の重量平均分子量、結晶化度等は、特に制限されるものではなく、飲食品の流通条件、保管条件等に合わせて、適宜選択することが可能である。なお、ポリエチレンテレフタレートを使用した樹脂製成形容器は、一般にペットボトルと称される。ペットボトルとしては、飲食品の常温充填(アセプチック充填)を想定したアセプチック用ペットボトル、加温殺菌を行いながら飲食品を充填すること、又は加温販売を想定した耐熱ペットボトルなどに分類されるが、本実施形態においては、いずれも使用可能である。
金属缶としては、例えば、スチール缶、アルミ缶、ブリキ缶等が挙げられる。
本実施形態に係る血中尿酸値改善用飲食品を容器詰め飲食品とする場合、必要に応じて殺菌処理を行ってもよい。容器詰め飲食品とする場合の殺菌及び容器充填は、例えば、金属缶に充填後、食品衛生法に定められた条件での加熱殺菌が例示される。PETボトル、紙容器のようにレトルト殺菌できないものについては、あらかじめ上記と同等の殺菌条件、例えばプレート式熱交換器等で高温短時間殺菌後、一定の温度まで冷却して容器に充填する等の方法が例示される。
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例により限定されるものではない。
(試験試料の調製)
グリーンレモン抽出物の酵素処理物は、特開2005−343865号公報に記載の方法に準じて調製した。具体的な調製法については下記のとおりである。
グリーンレモン果皮1重量部当たりに水10重量部の量で加え、さらにアルカリ(苛性ソ−ダ)を加えてpH12のアルカリ液に調整した後、50℃で2時間攪拌しながら抽出を行った。ろ過により残渣を除去した後、塩酸でpH3.0に下げヘスペリジンを析出させた後、固液分離、乾燥してヘスペリジン含有物を得た。
このヘスペリジン含有物1重量部に水5000重量部を加え、常圧下、温度80℃で30分間加熱処理を行った。次に、得られたスラリーをアルカリ溶解した後、デキストリン(DE20、松谷化学工業株式会社社製)6重量部を加え加熱溶解させ、これにシクロデキストリングルカノトランスフェラ−ゼ(Toruzyme、Novozymes社製)をデキストリン1g当たり30単位加え、pH 6.0、70℃に維持して18時間反応させ、反応液を得た。
この反応液を多孔性合成樹脂吸着剤(商品名「HP−10」、三菱化成社製)が充填されたカラムにSV2.0で通液し、酵素処理ヘスペリジンを吸着させた。次に、このカラムを水で洗浄しデキストリン分解物、臭い物質を洗浄・除去した後、50v/v%エタノ−ル水溶液を通液し酵素処理ヘスペリジンなどを脱着した。得られた脱着液を濃縮して溶出液中のエタノールを留去し、乾燥粉末を得た。
得られた乾燥粉末1重量部にイオン交換水10重量部を加えて温度60℃に加熱し、含まれる固形分を溶解させた後、約30℃に冷却して強酸性陽イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSK1B」、三菱化成社製)と強塩基性イオン交換樹脂(商品名「ダイアイオンSA10A」、三菱化成社製)に接触させて脱塩、脱臭、脱色を行った。
得られた流出液に粉末活性炭(商品名「精製白鷺」、武田食品工業社製)0.01重量部を添加し、60℃で1時間攪拌した。次に、ろ過により粉末活性炭を除去した後、濃縮・乾燥し、酵素処理ヘスペリジンとして粉末状のグリーンレモン抽出物の酵素処理物(以下、「GLPP」とも称する)を得た。
得られたGLPPに含まれるモノグルコシルヘスペリジン及びヘスペリジンをHPLCにより分析した。表1にGLPPの成分組成を示す。
Figure 0006942483
表1に示すとおり、GLPPはモノグルコシルヘスペリジンを高含有するものである。
[実施例1:急性試験]
SDラット(雄性、5週齢)を温度23±1℃、湿度55%の飼育条件で、CRF−1飼料(オリエンタル酵母社製)及び水道水を自由摂取条件で1週間馴化飼育した。5匹(GLPP群)にGLPPを500mg/kg経口投与し、GLPP投与後2時間経過時にオキソン酸を250mg/kg腹腔内投与し、経時的な血中尿酸値の変化を調べた。また、GLPP非投与であること以外は上記同様にして、対照群についても同量の滅菌生理食塩水を経口投与し、経時的な血中尿酸値の変化を調べた。血中尿酸値は、オキソン酸投与時点を基準(0時間)として、0、1、2、4時間経過時に測定し、測定試料はラット尾静脈より採血して得た。また、血中尿酸値の変化率はオキソン酸投与から2時間前(GLPP群においてはGLPP投与時点)における各個体の血中尿酸値(1.0)を基準として、算出した。
なお、げっ歯類はヒトと異なり、プリン体代謝経路で合成された尿酸は速やかにウリカーゼという酵素によりアラントインに代謝されるため、血清尿酸値は通常低く保たれている。そこで、ウリカーゼ阻害薬であるオキソン酸によって尿酸代謝を抑制したラットを高尿酸血症モデルラットとして用いた。
血中尿酸値の測定は以下の方法により行った。すなわち、測定する血清10μLに蒸留水90μLを加えて希釈した後、10%トリクロロ酢酸/水20μLを更に加えて除タンパク質処理し、混和後、ボルテックスした試料を氷上で30分間静置し、遠心分離(15,000rpm、10min、4℃)した。得られた上清を0.45μmフィルター濾過して下記条件でLC−MS/MS分析に供した。標品は尿酸(和光純薬工業社製)を用いた。
<HPLC>
カラム:Symmetry Shield RP18、3.5μm、150mm×2.1mmi.d.(Waters社製)
HPLCシステム:Agilent 1100(Agilent technologies社製)
注入量:5μl
溶媒:A,10mMギ酸アンモニウム水溶液+0.1%ギ酸;B,MeCN
流速:0.5ml/min
溶離液:B 0%(0.00→2.00min)−40%(4.00min)−40%(4.01→6.00min)−0%(6.01→12.00min)
平衡化:6min
カラム温度:40℃
<検出>
MSシステム:3200Qtrap(AB SCIEX社製)
イオン化:ESI negative
Scan Type:MRM(Q1:m/z=167.1、Q3:m/z=124.1)
Source/Gas:CUR 20,CAD 4,IS−4500、TEM600、GS1 50、GS2 80
Compound:DP−30、EP−10、CE−25、CXP−4
図1に尿酸値測定結果の変化率を示す。グラフの値は、各群における尿酸値変化率の平均値を表し、エラーバーはその標準誤差を表す。
図1に示すとおり、ラットに尿酸値が上昇する処理を施す前にモノグルコシルヘスペリジンを含むGLPPを摂取させることで血中尿酸値の上昇が抑制されることが示された。
[実施例2:長期投与試験]
マウス(7週齢、C57BL/6Jマウス、チャールスリバー社)は、1週間の馴化飼育を経た後、8週齢の時点で試験に供した。馴化飼育期間及びその後の試験期間を通して、マウスは、温度23±1℃、湿度55%、12時間明暗サイクルの環境下で飼育した。馴化期間の飼料はMF飼料(オリエンタル酵母社製)を使用し、飼料及び水道水は自由摂取とした。
馴化飼育期間経過後、試験開始時に尾静脈より採血を行い、試験開始時の血中尿酸値が群間で差の無いように群分けした。その後、高尿酸血症誘導食として60%フルクトース(特級、和光純薬工業社製)、3%尿酸(和光純薬工業社製)、2%オキソン酸カリウム(シグマアルドリッチ社製)を含むMF飼料を試験飼料として対照群のマウスに与えた。また、GLPP群のマウスには試験飼料に更にGLPPをそれぞれ0.5%、1.0%混餌した飼料を与えた(1.0%はN=8、0.5%はN=7)。試験飼料を用いず、MF飼料を与えただけの群を非誘導群とした(N=5)。試験期間はプラスチック製イノケージに4匹/ケージで4週間集団飼育した。なお、GLPPを0.5%及び1.0%混餌した飼料を与えたGLPP群を以下、それぞれ「0.5%GLPP群」及び「1.0%GLPP群」ともいう。
試験飼料に含まれる60%フルクトース食は、肝臓へのインスリンを介さない糖の取り込みを増やし、尿酸の基質であるプリン体合成を促進させる食餌であり、マウスにおいて血清尿酸値を増加させることが報告されている。また、実施例1と同様、ウリカーゼ阻害薬であるオキソン酸カリウムを混餌し、高尿酸血症モデルマウスを作成した。更に3%の尿酸を混餌した。
週に1回体重測定を行い、2週毎に経時採血を尾静脈より行った。採血した血液はすぐに氷冷し、1時間経った後に遠心分離して血清を得た(分析時まで−20℃保存)。試験開始直後から4週後にかけて、実施例1と同様の方法により各群のマウスの血中尿酸値を測定した。
図2に血中尿酸値の測定結果を示す。試験開始後0週、2週及び4週における各群マウスの血中尿酸値測定結果を、それぞれ図2(a)、図2(b)、図2(c)に示す。グラフの値は、各群における血中尿酸値の平均値を表し、エラーバーはその標準誤差を表す。表中の0.5%及び1%はそれぞれ「0.5%GLPP群」及び「1.0%GLPP群」を示す。
図2に示すとおり、モノグルコシルヘスペリジンを含むGLPPを摂取させることで血中尿酸値の上昇が抑制されることが示された。すなわち、2週経過時点、4週経過時点ともに0.5%及び1.0%GLPP群においてt検定で有意差を確認することができ、有意に長期的な血中尿酸値の上昇が抑制されたことを確認することができた。
0.5%及び1.0%GLPP群において、2週経過時点の血中尿酸値の減少率はそれぞれ27%及び31%であり、4週経過時点の血中尿酸値の減少率はそれぞれ35%及び38%であった。なお、本明細書における血中尿酸値の減少率(%)とは、対照群マウスの血中尿酸値(平均値)とGLPP群マウスの血中尿酸値(平均値)との差の、対照群マウスの血中尿酸値(平均値)に対する割合である。
[参考例1:ヘスペリジンの長期投与試験]
ヘスペリジンは急性試験において血中尿酸値を改善することが報告されている(Redox Rep., 2012年,17巻(5号),pp.219−226)。そこで、ヘスペリジンの長期投与試験による血中尿酸値の改善効果について検証を実施した。
マウス(7週齢、C57BL/6Jマウス、チャールスリバー社)は、1週間の馴化飼育を経た後、8週齢の時点で試験に供した。馴化飼育期間及びその後の試験期間を通して、マウスは、温度23±1℃、湿度55%、12時間明暗サイクルの環境下で飼育した。馴化期間の飼料はMF飼料(オリエンタル酵母社製)を使用し、飼料及び水道水は自由摂取とした。
馴化飼育期間経過後、試験開始時に尾静脈より採血を行い、試験開始時の血中尿酸値が群間で差の無いように群分けした。その後、高尿酸血症誘導食として60%フルクトース(特級、和光純薬工業社製)、3%尿酸(和光純薬工業社製)、2%オキソン酸カリウム(シグマアルドリッチ社製)を含むMF飼料を試験飼料として対照群のマウスに与えた(N=9)。また、ヘスペリジン群のマウスには試験飼料に更にヘスペリジンを0.39%混餌した飼料を与えた(N=5)。ヘスペリジン投与試験ではプラスチック製イノケージに2−3匹/ケージで2週間集団飼育した。
なお、ヘスペリジン換算値を基準とすると、0.39%のヘスペリジンは、0.50%のGLPPに相当するものである。
週に1回体重測定を行い、2週後に経時採血を尾静脈より行った。採血した血液はすぐに氷冷し、1時間経った後に遠心分離して血清を得た(分析時まで−20℃保存)。試験開始直後から2週後にかけて、実施例1と同様の方法により各群のマウスの血中尿酸値を測定した。
図3にヘスペリジン群及び対照群の血中尿酸値の測定結果を示す。試験開始後0週及び2週における各群マウスの血中尿酸値測定結果を、図3(a)、図3(b)に示す。グラフの値は、各群における血中尿酸値の平均値を表し、エラーバーはその標準誤差を表す。
図3に示すとおり、ヘスペリジン群において、2週経過時点の血中尿酸値の減少率は12%であり、t検定において有意差は確認できなかった。
以上のとおり、ヘスペリジンを摂取させることで長期的な血中尿酸値の上昇が抑制されることは確認できなかった。

Claims (7)

  1. モノグルコシルヘスペリジンを含む酵素処理ヘスペリジンを有効成分として含有し、
    前記酵素処理ヘスペリジンがレモン由来のヘスぺリジン抽出物の酵素処理ヘスペリジンである、血中尿酸値改善剤。
  2. 前記レモン由来のヘスペリジン抽出物がグリーンレモン由来のヘスペリジン抽出物である、請求項1に記載の血中尿酸値改善剤。
  3. 長期投与用である、請求項1又は2に記載の血中尿酸値改善剤。
  4. モノグルコシルヘスペリジンを含む酵素処理ヘスペリジンを有効成分として含有する、血中尿酸値改善用飲食品。
  5. 前記酵素処理ヘスペリジンがレモン由来のヘスペリジン抽出物の酵素処理ヘスペリジンである、請求項4に記載の血中尿酸値改善用飲食品。
  6. 前記レモン由来のヘスペリジン抽出物がグリーンレモン由来のヘスペリジン抽出物である、請求項5に記載の血中尿酸値改善用飲食品。
  7. 長期投与用である、請求項4〜6のいずれか一項に記載の血中尿酸値改善用飲食品。
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