JP6941855B2 - 屋根上設置物の取付構造及び取付装置 - Google Patents

屋根上設置物の取付構造及び取付装置 Download PDF

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Description

本発明は、屋根上設置物の取付構造及び取付装置に関するものである。
屋根は、垂木や野地板等の屋根構造材に、瓦、スレート、板金屋根、アスファルトシングル、等の屋根表面材が葺かれることにより構成されている。この屋根上に、太陽電池モジュール、太陽熱温水器、緑化パネル、空調室外機、等の屋根上設置物を取付ける取付構造としては、屋根表面材に載置された支持金具に対して、取付ネジを上方から支持金具及び屋根表面材を通して屋根構造材にねじ込むことにより、支持金具を屋根表面材上に取付け、その支持金具に屋根上設置物を取付けている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1の技術では、屋根上設置物からの下方への荷重が、支持金具を介して屋根表面材に作用するため、支持金具が取付けられている部位において、屋根構造材と屋根表面材との間に隙間を有していると、屋根表面材が変形したり割れたりする恐れがあった。
一方、屋根表面材を通して屋根構造材に荷重受用ネジをねじ込んだ上で、荷重受ネジの頭部に支持金具を載置すると共に、支持金具及び屋根表面材を通して取付ネジを屋根構造材にねじ込むことで、支持金具を屋根表面材上に取付けるようにしたものが提案されている(特許文献2)。この特許文献2の技術によれば、屋根上設置物からの下方への荷重を、支持金具を介して荷重受用ネジで受けることができるため、その荷重が屋根表面材に作用することはなく、屋根表面材が変形したり割れたりすることを回避させることができる。また、屋根上設置物を持ち上げようとする上方への荷重に対しては、取付ネジにより対応することができる。
しかしながら、特許文献2の技術では、屋根構造材にねじ込まれる複数のネジの半分しか、屋根上設置物からの荷重を支持しないため、屋根構造材にネジをねじ込む手間に比べて、屋根上設置物からの下方や上方への耐荷重性が低い問題があった。
特開2013−117110号公報 特開2014−77317号公報
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、屋根表面材への負担を軽減させると共に、耐荷重性を高めることが可能な屋根上設置物の取付構造及び取付装置の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る屋根上設置物の取付構造は、「屋根構造材に葺かれた屋根表面材の上方に、取付装置によって取付けられている屋根上設置物の取付構造であって、前記取付装置は、前記屋根表面材の上面に載置されている平板状の第一基部、該第一基部を貫通している複数の取付孔、前記第一基部から上方へ延出している平板状の第一連結部、及び、該第一連結部を貫通している第一連結孔、を有している第一部材と、複数の前記取付孔、及び、前記屋根表面材を通して前記屋根構造材にねじ込まれており、頭部の下面が前記第一基部の上面に夫々当接している複数の取付ネジと、全ての該取付ネジの頭部の上面に当接しており、前記第一連結孔に挿通される連結ボルトにより前記第一連結部に取付けられていると共に、前記屋根上設置物が取付けられている第二部材とを具備する」ことを特徴とする。
ここで、「屋根構造材」としては、「野地板」、「垂木」、を例示することができる。また、「屋根表面材」としては、「瓦」、「スレート」、「板金屋根」、「アスファルトシングル」、を例示することができる。また、「屋根上設置物」としては、「太陽電池モジュール」、「太陽熱温水器」、「緑化パネル」、「空調用室外機」、「屋根上用床材」、を例示することができる。
また、「第一部材」としては、「平行に延出している複数の第一連結部の間に、複数の取付孔を有しているもの」、「一つの第一連結部を境にして両側に複数の取付孔を有しているもの」、「第一連結部を境にして一方側にのみ複数の取付孔を有しているもの」、を例示することができる。
本構成の屋根上設置物の取付構造によれば、第一部材を取付けている全ての取付ネジの頭部の上面に、屋根上設置物が取付けられている第二部材が当接しているため、屋根上設置物からの下方への荷重を、第二部材を介して全ての取付ネジで受けることができる。また、第二部材が第一連結部を介して第一部材に取付けられていると共に、第一部材の第一基部の上面が、取付ネジの頭部の下面に当接しているため、屋根上設置物を持ち上げようとする上方への荷重が作用した場合には、第二部材から第一部材を介して全ての取付ネジで対応することができる。
このように、屋根上設置物から下方や上方へ荷重が作用しても、屋根構造材にねじ込まれている全ての取付ネジによってその荷重を受けさせることができるため、屋根表面材に加わる負担を軽減させることができると共に、従来の技術よりも屋根上設置物に対する耐荷重性を高めることができる。
また、屋根表面材への負担を軽減させることができるため、屋根表面材と屋根構造材との間に隙間を有していたり、屋根表面材と屋根構造材との間に断熱材や防音材等を有していたりしても、屋根上設置物からの荷重により屋根表面材が変形したり割れたりして破損することを回避させることができると共に、屋根表面材の破損による雨漏りや、断熱材や防音材が潰れることによる性能の低下、等の危惧を低減させることができ、屋根上への屋根上設置物の取付けに対する信頼性を向上させることができる。
本発明に係る屋根上設置物の取付構造は、上記の構成に加えて、「前記第一部材の前記第一連結部は、複数の前記取付孔を間にして平行に一対、有しており、前記第二部材は、一対の前記第一連結部の間に挿入されている」ことを特徴としても良い。
本構成の屋根上設置物の取付構造によれば、一対の第一連結部の間に、複数の取付孔を有するようにしていると共に、第二部材を挿入して取付けているため、第一部材に対して第二部材が傾き難くいものすることができる。これにより、第二部材が傾くことで、屋根上設置物からの荷重が一部の取付ネジに大きく作用することを抑制することができ、全ての取付ネジに対して荷重を均等に作用させて、所望の耐荷重性を発揮させることができる。
本発明に係る屋根上設置物の取付装置は、上記の屋根上設置物の取付構造に使用される取付装置であって、「平板状の第一基部、該第一基部を貫通している複数の取付孔、前記第一基部から上方へ延出している平板状の第一連結部、及び、該第一連結部を貫通している第一連結孔、を有している第一部材と、複数の前記取付孔を通して頭部の下面が前記第一基部の上面に夫々当接している複数の取付ネジと、全ての該取付ネジの頭部の上面に当接しており、前記第一連結孔に挿通されている連結ボルトと該連結ボルトに螺合されている連結ナットとにより前記第一連結部に取付けられていると共に、屋根上設置物が取付けられる第二部材とを具備する」ことを特徴とする。
本構成の取付装置は、屋根表面材に第一部材を載置した状態で、複数の取付孔及び屋根表面材を通して複数の取付ネジを屋根構造材にねじ込むことで、第一部材を屋根表面材に取付ける。そして、第二部材を、全ての取付ネジの頭部の上面に当接させた状態で、第一部材の第一連結部に取付けた後に、その第二部材に屋根上設置物を取付ける。これにより、上記の屋根上設置物の取付構造で、屋根上に屋根上設置物を取付けることができ、上記と同様の作用効果を奏することができる。
以上のように、本発明の効果として、屋根表面材への負担を軽減させると共に、耐荷重性を高めることが可能な屋根上設置物の取付構造及び取付装置を、提供することができる。
本発明の一実施形態である屋根上設置物の取付装置の斜視図である。 図1の取付装置の分解斜視図である。 図1の取付装置を屋根表面材上に取付けた状態の斜視図である。 図3において屋根の流れ方向に切断した断面図である。 図4におけるA−A線で切断した断面図である。 形状の異なる屋根表面材に取付けられることを示す説明図である。 異なる実施形態の取付装置の分解斜視図である。 図7の取付装置を屋根表面材上に取付けると共に、屋根を流れ方向に切断して斜視図である。 図8において屋根の流れ方向に切断した断面図である。 更に異なる実施形態の取付装置の断面図である。 更に異なる実施形態の取付装置の断面図である。
本発明の一実施形態である屋根上設置物の取付装置1について、図1乃至図6を参照して詳細に説明する。本実施形態の取付装置1は、屋根構造材としての野地板11に葺かれている波状の屋根表面材12に、太陽電池モジュール、太陽熱温水器、緑化パネル、空調用室外機、屋根上用床材、等の屋根上設置物の一部を構成している桟部材13を取付けるためのものである。この取付装置1は、平面視の形状が長方形に形成されており、以下では、長辺の延びている方向を長手方向、短辺の延びている方向を幅方向、長辺および短辺により形成される面に対して垂直な方向を上下方向、と称して説明する。
取付装置1は、平板状の第一基部2a、第一基部2aを貫通している複数の取付孔2b、及び、第一基部2aから上方へ延出している平板状の第一連結部2c、を有している第一部材2と、複数の取付孔2bを通して頭部3aの下面が第一基部2aの上面に夫々当接している複数の取付ネジ3と、全ての取付ネジ3の頭部3aの上面に当接しており、第一連結部2cに取付けられていると共に、屋根上設置物が取付けられる第二部材4と、第一部材2と第二部材4とを連結している連結ボルト5及び連結ナット6と、第一基部2aの下面に貼り付けられている防水シート7と、を備えている。
第一部材2の第一基部2aは、平面視の形状が長手方向へ長い長方形に形成されている。第一基部2aの上面は、二つの長辺の間(幅方向)の中央部分が平坦で最も高く、二つの長辺と中央部分との間が長辺よりも低く窪んでいる。第一基部2aの下面は、上面に類似したような形状に形成されており、上面における最も低くなっている二つの部位の間が、幅方向の中央が最も高く長辺側へ低くなるように湾曲している。
複数(ここでは四つ)の取付孔2bは、取付ネジ3のネジ部3bが通過し、頭部3aが通過しない大きさに形成されている。複数の取付孔2bは、第一基部2aの幅方向の中央で、長手方向へ一列に形成されている。第一連結部2cは、第一基部2aの長手方向に延びている二つの長辺から上方へ夫々延出している。つまり、第一連結部2cは、互いに平行に一対、設けられている。
第一部材2は、第一連結部2cにおける第一基部2aの長手方向の中央で、上下に長く貫通している長孔状の第一連結孔2dを有している。この第一連結孔2dには、連結ボルト5の雄ネジ部5aが挿通される。また、第一部材2は、第一基部2aの上面における幅方向の中央に中心識別部2eを有している。中心識別部2eは、長手方向へ延びた線である。中心識別部2eは、第一基部2aの長手方向の両端から当該両端に最も近い取付孔2bまでの途中まで延びている。
第一部材2は、第一基部2aと第一連結部2cとが、長手方向へ断面形状が一定に延びている。
第二部材4は、第一部材2における一対の第一連結部2cの間に挿入されている。第二部材4は、平面視の形状が幅方向に長い長方形で、同一面上において長手方向へ互いに離隔している一対の平板状の第二基部4aと、一対の第二基部4aの互いに接近している長辺同士を繋いでいる第二連結部4bと、第二連結部4bを幅方向へ貫通している第二連結孔4cと、第二連結部4bから上方に突出している載置部4dと、載置部4dの上面において上方に開口しているボルト保持溝4eと、を備えている。
載置部4dの上面は、長手方向の一方側が低くなるように傾斜している。つまり、載置部4dの上面は、第二基部4aの下面に対して傾斜している。載置部4dの上面は、取付装置1を屋根表面材12に取付けた時に、屋根構造材としての野地板11の面と平行になるように形成されている(図4を参照)。ボルト保持溝4eは、載置部4dの長手方向の中央付近で開口しており、長手向の断面が逆T字状に形成されている。このボルト保持溝4e内に、桟部材13を取付けるための後述する根角ボルト14の頭部14aを挿入させると、が挿入されることで、根角ボルト14を雄ネジ部14bの軸周りに対して回転不能に保持することができると共に、幅方向へスライド可能に保持することができる(図4を参照)。このボルト保持溝4eにより、載置部4dの上面が長手方向へ二つに分断されている。
また、第二部材4は、一対の第二基部4aにおける第二連結部4bにより繋がれている長辺とは反対側の長辺から下方へ夫々延出している一対の平板状の水切部4fと、一対の水切部4fの夫々と連続して載置部4dよりも低く上方へ延出している一対の平板状の立壁部4gと、立壁部4gの上端辺と載置部4dの長手方向の端辺とを繋いでいる平板状の天壁部4hと、第二基部4aにおける長手方向の中央付近と載置部4dの長手方向の端辺とを繋いでいる平板状の補強壁部4iと、を備えている。
更に、第二部材4は、載置部4dにおける長手方向に分断されている二つの上面の一方側に形成されており、断面がV字状のV溝4jと、載置部4dのV溝4jの形成されていない残りの上面に形成されており、屋根表面材12に取付ける時の棟の方向を示す方向識別部4kと、を備えている。本実施形態では、載置部4dの二つの上面の内、低い側にV溝4jが、高い側に方向識別部4kが、夫々形成されている。本実施形態の方向識別部4kは、図1及び図2等に示すように、棟の方向を示す矢印と「ムネ」の文字から構成されている。
第二部材4は、方向識別部4kを除いた全体が、幅方向へ断面形状が一定に延びている。第二部材4は、幅方向の長さが、第一部材2における一対の第一連結部2cの間の距離よりも若干短い。
第二部材4の一対の第二基部4aは、取付装置1に組立てた状態で、下面に取付ネジ3の頭部3aの上面が当接している。また、一対の第二基部4aは、第二連結部4bにより繋がれている長手方向の端辺とは反対側の端辺が、第一部材2の長手方向の端部よりも僅かに外方へ突出している。第二連結孔4cは、第一部材2の第一連結孔2dと同軸上に位置している。載置部4dの上面とボルト保持溝4eは、第一部材2の第一連結部2cよりも上方に位置している。
また、一対の水切部4fは、下端辺が、第一部材2の第一基部2aの最も高い部位と最も低い部との間の高さに位置している。一対の立壁部4gは、上端辺が、第一部材2の第一連結部2cの上端よりも若干高い高さに位置している。
防水シート7は、第一部材2の第一基部2aの下面において、幅方向の中央部分の湾曲している部位に貼り付けられている。
この取付装置1は、第一部材2及び第二部材4が、アルミニウム合金等の金属の押出型材により形成されている。第一部材2の複数の取付孔2bと一対の第一連結孔2dは、打抜き加工により形成されている。また、第一部材2の中心識別部2eと第二部材4の方向識別部4kは、刻印により形成されている。防水シート7は、ブチルゴムシートである。
次に、本実施形態の取付装置1を使用して、屋根構造材としての野地板11の上面に、金属板からなる波状の屋根表面材12が葺かれた屋根上への屋根上設置物の一部を構成している桟部材13の取付けについて、図3乃至図5等を参照して説明する。初めに、屋根表面材12は、屋根の傾斜方向に対して直角方向(屋根の横方向)へ波打っており、上面が野地板11の上面に対して傾斜している。従って、野地板11と屋根表面材12との間には、殆どの部位において隙間が形成されている。
まず、取付装置1を分解した状態で、第一部材2を、長手方向を屋根の傾斜方向へ向けて、屋根表面材12の波状の最も高くなっている部位に載置する。この際に、屋根表面材12に、屋根の傾斜方向へ延びた取付線を罫書き、その取付線に対して第一部材2の中心識別部2eを一致させる。
続いて、取付ネジ3のネジ部3bを、上方から第一部材2の複数の取付孔2bを通して、防水シート7及び屋根表面材12を貫通させた上で、野地板11にねじ込み、頭部3aの下面を第一基部2aの上面に当接させる。この際に、全ての取付ネジ3の頭部3aの上面が、第一基部2aの上面と平行な同一面上となるように、ねじ込み量を調整する。これにより、第一部材2が、屋根表面材12に取付けられた状態となる。
この状態で、第二部材4を、方向識別部4kが示す方向を屋根の棟へ向けた状態で、第一部材2の一対の第一連結部2cの間に挿入し、一対の第二基部4aの下面を、全ての取付ネジ3の頭部3aの上面に当接させる。この状態では、載置部4dの上面が野地板11の面と平行になる(図4を参照)。その後、第一部材2の一対の第一連結孔2dに対して、第二連結孔4cを一致させる。
その後、連結ボルト5の雄ネジ部5aを、一方の第一連結部2cの外側から、第一連結孔2d及び第二連結孔4cを貫通させて、反対側の第一連結部2cよりも外側へ突出させた上で、連結ナット6を螺合させて締付ける。この際に、雄ネジ部5aを、平座金8やバネ座金9に挿通させる。これにより、取付装置1が組立てられた状態となると共に、取付装置1が屋根表面材12に取付けられた状態となる。
そして、屋根表面材12上に取付ける屋根上設置物の大きさに合わせて、複数の取付装置1を、屋根の傾斜方向と屋根の横方向とに間隔をあけて取付ける。複数の取付装置1を取付けたら、各取付装置1において、第二部材4のボルト保持溝4eに、頭部14aを下にした根角ボルト14の頭部14aを挿入し、雄ネジ部14bを載置部4dの上面から上方へ突出させた状態にする。
この状態で、複数の取付装置1に、屋根の傾斜方向に並んでいる複数の取付装置1を跨ぐ長さの桟部材13を取付ける。複数の取付装置1の載置部4dから突出している根角ボルト14の雄ネジ部14bを、桟部材13の底壁を貫通させた状態で、複数の取付装置1の載置部4dに桟部材13を載置する。そして、根角ボルト14の雄ネジ部14bにナット15を螺合させて締付けた後に、上方から桟部材13の底壁を通してビス16を載置部4dにねじ込む。この際に、V溝4jの位置にビス16をねじ込むことで、V溝4jがビス16の先端を案内して、ビス16が載置部4dの上面を滑ることなく載置部4dにねじ込まれる。
このようにして、屋根表面材12上に屋根上設置物を取付けることができると共に、屋根上設置物の取付構造を構築することができる。
このように、本実施形態の取付装置1によれば、第一部材2を取付けている全ての取付ネジ3の頭部3aの上面に、桟部材13が取付けられている第二部材4が当接しているため、桟部材13からの下方への荷重を、第二部材4を介して全ての取付ネジ3で受けることができる。また、第二部材4が一対の第一連結部2cを介して第一部材2に取付けられていると共に、第一部材2の第一基部2aの上面が、取付ネジ3の頭部3aの下面に当接しているため、桟部材13を持ち上げようとする上方への荷重が作用した場合には、第二部材4から第一部材2を介して全ての取付ネジ3で対応することができる。
このように、本実施形態の取付装置1は、桟部材13から下方や上方へ荷重が作用しても、野地板11にねじ込まれている全ての取付ネジ3によってその荷重を受けさせることができるため、屋根表面材12に加わる負担を軽減させることができると共に、従来の技術よりも屋根上設置物に対する耐荷重性を高めることができる。
また、本実施形態の取付装置1は、屋根表面材12への負担を軽減させることができるため、屋根表面材12と野地板11との間に隙間を有しても、桟部材13からの荷重により屋根表面材12が変形したり割れたりして破損することを回避させることができると共に、屋根表面材12の破損による雨漏りの危惧を低減させることができ、屋根上への屋根上設置物の取付けに対する信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態の取付装置1によれば、一対の第一連結部2cの間に、複数の取付孔2bを有するようにしていると共に、第二部材4を挿入して取付けているため、第一部材2に対して第二部材4が傾き難くいものとすることができる。これにより、第二部材4が傾くことで、桟部材13からの荷重が一部の取付ネジ3に大きく作用することを抑制することができ、全ての取付ネジ3に対して荷重を均等に作用させて、所望の耐荷重性を発揮させることができる。
更に、本実施形態の取付装置1によれば、第一部材2の第一基部2aの下面を、上方へ湾曲させていると共に、その部位に防水シート7を貼り付けているため、取付ネジ3の締付けにより防水シート7が弾性変形することから、取付装置1が取付けられる波状の屋根表面材12に対して、波の曲率が大きいもの(図6において一点鎖線で示す)から小さいもの(図6において二点鎖線で示す)まで、様々な曲率の屋根表面材12に対応することができ、取付装置1の汎用性が高められている。
また、本実施形態の取付装置1によれば、第一部材2の第一基部2aにおいて、取付孔2bが形成されている幅方向の中央部分が最も高くなるようにしているため、一対の第一連結部2cの間に雨水等が浸入しても、取付孔2bの部位に到達し難く、取付孔2bに挿通された取付ネジ3を伝って屋根表面材12の裏側に雨水等が漏れることを防止することができる。
また、本実施形態の取付装置1によれば、第二部材4の載置部4d、水切部4f、立壁部4g、及び天壁部4hにより、第一部材2の第一基部2aの上方を覆っていると共に、水切部4fを、第一部材2の第一基部2aの最も高い部位と最も低い部との間の高さまで下方へ延出させているため、取付孔2bが形成されている第一基部2aの幅方向の中央部分への雨水等の浸入を防止することができると共に、第一基部2a上に浸入した雨水等を、第一基部2aの最も低い部と水切部4fとの間から軒側へ排出させることができる。
更に、本実施形態の取付装置1によれば、第一部材2の第一連結孔2dを、上下に長い長孔としているため、第一部材2に対する第二部材4の取付け高さを調整することができ、頭部3aの高さの異なる様々な種類の取付ネジ3に対応することができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。なお、以下では、構成が同じ部位については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
例えば、上記の実施形態では、取付装置1が取付けられる屋根表面材12として、金属板からなる波状のものを示したが、これに限定するものではなく、J形瓦(和瓦)、本葺瓦、S形瓦、波形瓦、洋瓦、等に取付装置1を取付けることができる。
また、上記の実施形態では、取付装置1の載置部4dに、屋根上設置物としての桟部材13を載置して取付けたものを示したが、これに限定するものではなく、屋根上設置物としての太陽電池モジュールを載置して取付けるようにしても良い。
更に、上記の実施形態では、波状の屋根表面材12に取付けるために第一部材2の第一基部2aの下面が湾曲している取付装置1を示したが、これに限定するものではなく、図7乃至図9に示すような、平らな屋根表面材17に取付けられる取付装置20としても良い。以下では、屋根表面材17に取付けた時に屋根の傾斜方向を長手方向、屋根の横方向を幅方向、と称して説明する。
取付装置20は、屋根表面材17の上面に載置されている第一部材21と、第一部材21及び屋根表面材17を通して屋根構造材としての野地板11にねじ込まれ頭部22aの下面が第一部材21に当接している取付ネジ22と、取付ネジ22の頭部22aの上面に当接しており第一部材21に取付けられていると共に屋根上設置物が取付けられている第二部材23と、第一部材21と第二部材23とを取付けている連結ボルト24及び連結ナット25と、第一部材21の下面に貼り付けられている防水シート26と、を備えている。
第一部材21は、屋根表面材17の上面に載置されている平板状の第一基部21aと、第一基部21aを貫通している複数の取付孔21bと、長手方向へ離隔しており複数の取付孔21bを間にして第一基部21aから上方へ平行に延出している一対の平板状の第一連結部21cと、一対の第一連結部21cを夫々貫通しており幅方向に長い長孔状の第一連結孔21dと、を有している。第一部材21は、第一基部21aと一対の第一連結部21cとが、一定の断面形状で幅方向へ延びている。
第一基部21aの下面は、一つの平面により形成されている。第一基部21aの上面は、長手方向の一方側が低くなるように傾斜しており、長手方向へ並んでいる複数の平面により形成されている。第一基部21aにおける一対の第一連結部21cの間の上面は、長手方向の中央部分と、長手方向の高くなっている側の端部付近とが、窪んでいる。第一基部21aの上面は、屋根表面材17に取付けた時に野地板11の面と平行になるように形成されている(図9を参照)。
複数の取付孔21bは、第一基部21aにおける一対の第一連結部21cの間において、長手方向と幅方向とに並んで四つ形成されている。一対の第一連結部21cは、第一基部21aの傾斜している上面に対して垂直で、第一基部21aの複数の取付孔21bが形成されている上面から同じ高さまで上方に延びている。一対の第一連結孔21dは、第一基部21aの傾斜している上面と平行な線に同軸上に形成されている。
第二部材23は、第二部材23は、第一部材21における一対の第一連結部21cの間に挿入されている。第二部材23は、平面視の形状が幅方向に長い長方形で、第一部材21の第一基部21aの上面と平行な平板状の第二基部23aと、第二基部23aの幅方向中央から上方へ突出している第二連結部23bと、第二連結部23bを長手方向で第二基部23aと平行に貫通している第二連結孔23cと、第二連結部23bから上方に突出していると共に第二基部23aと平行な平板状の載置部23dと、第二基部23a及び載置部23dの長手方向へ延びている二辺を夫々繋いでいると共に載置部23dよりも上方へ延出している一対の平板状の保持壁部23eと、を備えている。
第二部材23は、第二基部23aの長手方向へ延びている二辺から一対の保持壁部23eと連続するように下方へ延出している一対の平板状の水切部23fと、一対の保持壁部23eにおける載置部23dよりも上方で貫通しており上下に長い長孔状の一対の保持孔23gと、保持壁部23eの上部における保持孔23gを間にした両側で夫々貫通しているビス孔23hと、を備えている。
第二部材23は、第二基部23a、第二連結部23b、第二連結孔23c、載置部23d、保持壁部23e、及び水切部23fが、一定の断面形状で長手方向へ延びている。第二部材23は、長手方向の長さが、第一部材21の一対の第一連結部21cの間の距離よりも若干短い。第二基部23a及び載置部23dは、幅方向の長さが、第一部材21の幅方向の長さよりも若干長い。
この第二部材23は、取付装置20に組立てた時に、第二基部23aの下面に取付ネジ22の頭部22aの上面が当接している。また、載置部23dは、第一部材21の一対の第一連結部21cよりも上方に位置している。また、一対の水切部23fは、下端辺が、第一部材21の第一基部21aにおける一対の第一連結部21cの間の上面と、当該上面から窪んでいる部位の底面との間の高さに位置している。
この取付装置20は、第一部材21及び第二部材23が、アルミニウム合金等の金属の押出型材により形成されている。第一部材21の取付孔21bと第一連結孔21d、第二部材23の保持孔23gとビス孔23hは、打抜き加工により形成されている。なお、第一部材21の第一基部21aの上面に、取付装置1と同様の中心識別部及び方向識別部を設けても良い。
次に、取付装置20を使用した屋根上設置物の取付けについて説明する。この取付装置20が取付けられる屋根表面材17は、金属板を屈曲させて形成した板金屋根であり、裏面に断熱材18が取付けられている。まず、取付装置20を分解した状態で、第一部材21を、第一基部21aの板厚が厚くなっている方を屋根の棟側に向けて、屋根表面材17上に載置する。そして、上方から取付ネジ22のネジ部22bを、取付孔21b、防水シート26、屋根表面材17及び断熱材18を通して屋根構造材としての野地板11にねじ込み、頭部22aの下面を第一基部21aの上面に当接させる。
この状態で、一対の保持壁部23eの離隔している方向を屋根の横方向へ向けた第二部材23を、上方から第一部材21の一対の第一連結部21cの間に挿入し、第二基部23aの下面を、全ての取付ネジ22の頭部の22aの上面に当接させる。そして、一対の第一連結孔21dと第二連結孔23cとを一致させた状態で、連結ボルト24の雄ネジ部24aを、棟側から第一連結孔21d及び第二連結孔23cを貫通させて、軒側へ突出させた後に、連結ナット25を螺合して締付ける。この際に、雄ネジ部24aを、平座金27やバネ座金28に挿通させる。これにより、取付装置20が組立てられた状態となると共に、取付装置20が屋根表面材17に取付けられた状態となる。
その後、一対の保持壁部23eの間に屋根上設置物の一部を構成している桟部材13を挿入し、保持孔23gを通した図示しないボルト及びナットにより桟部材13を取付ける。そして、少なくとも一つのビス孔23hを通して桟部材13に図示しないビスをねじ込むことにより、取付装置20に対する桟部材13のズレを防止する。このようにすることで、屋根表面材17上に屋根上設置物を取付けることができると共に、屋根上設置物の取付構造を構築することができる。
この取付装置20によれば、第一部材21を取付けている全ての取付ネジ22の頭部22aの上面に、桟部材13が取付けられている第二部材23が当接しているため、桟部材13からの下方への荷重を、第二部材23を介して全ての取付ネジ22で受けることができる。また、第二部材23が一対の第一連結部21cを介して第一部材21に取付けられていると共に、第一部材21の第一基部21aの上面が、取付ネジ3の頭部22aの下面に当接しているため、桟部材13を持ち上げようとする上方への荷重が作用した場合には、第二部材23から第一部材21を介して全ての取付ネジ22で対応することができる。従って、この取付装置20においても、上記と同様の作用効果を奏することができる。
上記の図7乃至図9に示す実施形態では、取付装置20が取付けられる屋根表面材17として板金屋根材を示したが、これに限定するものではなく、平瓦、スレート、アスファルトシングル、等としても良い。
更に、上記の実施形態では、取付装置1の第二部材4及び取付装置20の第二部材23において、第二基部4a及び第二基部23aの長手方向の端辺から下方へ夫々延出している水切部4f及び水切部23fを有したものを示したが、これに限定するものではなく、水切部を有していない構成の第二部材としても良い。
また、上記の実施形態では、第一部材2に一対の第一連結部2cを備えた取付装置1を示したが、これに限定するものではなく、図10及び図11に示すように、取付装置30及び取付装置40としても良い。
図10に示す取付装置30は、平板状の第一基部31aと、第一基部31aを貫通している複数の取付孔31bと、第一基部31aの一辺から上方へ延出している平板状の第一連結部31cと、第一連結部31cを貫通している第一連結孔31dと、を有している第一部材31と、複数の取付孔31bに夫々挿通されており頭部32aの下面が第一基部31aの上面に当接している取付ネジ32と、全ての取付ネジ32の頭部32aの上面に下面が当接している平板状の第二基部33a、第二基部33aの一辺から第一連結部31cに沿って第一連結部31cよりも上方に延出している平板状の第二連結部33b、第二連結部33bを貫通している第二連結孔33c、第二連結部33bの上端から第二基部33aの上方へ延出しており屋根上設置物が載置される平板状の載置部33d、を有している第二部材33と、を備えている。
また、取付装置30は、第一部材31の第一連結孔31dと第二部材33の第二連結孔33cとを通して第一部材31と第二部材33とを取付けている連結ボルト34及び連結ナット35と、第一部材31の第一基部31aの下面に貼り付けられている防水シート36と、を備えている。
この取付装置30は、図10に示すように、第一部材31が、紙面に対して垂直な方向へL字状の断面形状で一定に延びている。複数の取付孔31bは、紙面に対して垂直な方向に並んでいる。取付装置30の第一部材31の第一基部31aは、上面が第一連結部31cに対して垂直であり、下面が第一連結部31cから遠ざかるに従って板厚が薄くなるように傾斜している。この取付装置30は、第一基部31aにおける第一連結部31cが延び出している一辺側を、屋根の棟側へ向けて取付けることにより、載置部33dの上面が野地板11と平行になる。この取付装置30によっても上記と同様の作用効果を奏することができる。
この取付装置30において、第二部材33の第二基部33aと載置部33dにおける第二連結部33bとは反対側の辺同士を連結して、長方形の断面形状としても良い。
図11に示す取付装置40は、平板状の第一基部41a、第一基部41aから上方へ延出している第一連結部41b、第一基部41aにおける第一連結部41bを間にした両側で夫々貫通している複数の取付孔41c、第一連結部41bを貫通している第一連結孔41d、を有している第一部材41と、複数の取付孔41cに夫々挿通されており頭部42aの下面が第一基部41aの上面に当接している取付ネジ42と、第一連結部41bを間にした両側において取付ネジ42の頭部42aの上面に当接している一対の平板状の第二基部43a、一対の第二基部43aにおける第一連結部41bに接近している端辺から第一連結部41bに沿って第一連結部41bよりも上方へ夫々延出している一対の平板状の第二連結部43b、一対の第二連結部43bを同軸上に夫々貫通している一対の第二連結孔43c、一対の第二連結部43bの上端同士を連結していると共に一対の第二基部43aの夫々の上方へ延出している平板状の載置部43d、を有している第二部材43と、を備えている。
また、取付装置40は、第一部材41の第一連結孔41d及び第二部材43の一対の第二連結孔43cを通して第一部材41と第二部材43とを取付けている連結ボルト44及び連結ナット45と、第一部材41の第一基部41aの下面に貼り付けられている防水シート46と、を備えている。
この取付装置40は、図11に示すように、第一部材41が、紙面に対して垂直な方向へ逆T字状の断面形状で一定に延びている。複数の取付孔41cは、紙面に対して垂直な方向に並んでいる。また、第二部材43の載置部43dは、一対の第二連結部43bが離隔している方向に対して一方側が低くなるように傾斜している。この取付装置40は、第二部材43における載置部43dの高くなっている側を、屋根の棟側へ向けて取付けることにより、載置部43dの上面が野地板11と平行になる。この取付装置40によっても上記と同様の作用効果を奏することができる。
1,20,30,40 取付装置
2,21,31,41 第一部材
2a,21a,31a,41a 第一基部
2b,21b,31b,41c 取付孔
2c,21c,31c,41b 第一連結部
3,22,32,42 取付ネジ
3a,22a,32a,42a 頭部
4,23,33,43 第二部材
5,24,34,44 連結ボルト
6,25,35,45 連結ナット
7,26,36,46 防水シート
11 野地板(屋根構造材)
12,17 屋根表面材
13 桟部材(屋根上設置物)

Claims (3)

  1. 屋根構造材に葺かれた屋根表面材の上方に、取付装置によって取付けられている屋根上設置物の取付構造であって、
    前記取付装置は、
    前記屋根表面材の上面に載置されている平板状の第一基部、該第一基部を貫通している複数の取付孔、前記第一基部から上方へ延出している平板状の第一連結部、及び、該第一連結部を貫通している第一連結孔、を有している第一部材と、
    複数の前記取付孔、及び、前記屋根表面材を通して前記屋根構造材にねじ込まれており、頭部の下面が前記第一基部の上面に夫々当接している複数の取付ネジと、
    全ての該取付ネジの頭部の上面に当接しており、前記第一連結孔に挿通されている連結ボルトと該連結ボルトに螺合されている連結ナットとにより前記第一連結部に取付けられていると共に、前記屋根上設置物が取付けられている第二部材と
    を具備することを特徴とする屋根上設置物の取付構造。
  2. 前記第一部材の前記第一連結部は、
    複数の前記取付孔を間にして平行に一対、有しており、
    前記第二部材は、
    一対の前記第一連結部の間に挿入されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の屋根上設置物の取付構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の屋根上設置物の取付構造に使用される取付装置であって、
    平板状の第一基部、該第一基部を貫通している複数の取付孔、前記第一基部から上方へ延出している平板状の第一連結部、及び、該第一連結部を貫通している第一連結孔、を有している第一部材と、
    複数の前記取付孔を通して頭部の下面が前記第一基部の上面に夫々当接している複数の取付ネジと、
    全ての該取付ネジの頭部の上面に当接しており、前記第一連結孔に挿通されている連結ボルトと該連結ボルトに螺合されている連結ナットとにより前記第一連結部に取付けられていると共に、屋根上設置物が取付けられる第二部材と
    を具備することを特徴とする屋根上設置物の取付装置。
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