JP6941766B2 - 軟磁性合金粉末とその製造方法、および、それを用いた圧粉磁心 - Google Patents

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本願発明は、軟磁性合金粉末とその製造方法、および、それを用いた圧粉磁心に関する。特に、本願発明は、チョークコイル、リアクトル、トランス等のインダクタに用いられる軟磁性合金粉末とその製造方法、および軟磁性合金粉末を用いた圧粉磁心に関するものである。
近年、ハイブリッド自動車(HEV)やプラグインハイブリッド自動(PHEV)、電気自動車(EV)など、車両の電動化が急速に進んでおり、更なる燃費向上のためシステムの小型・軽量化が求められている。その電動化市場に牽引されて、様々な電子部品に対して小型化および軽量化が求められる中、チョークコイル、リアクトル、トランスなどで使用される軟磁性合金粉末およびそれを用いた圧粉磁心に対してますます高い性能が要求されている。
この軟磁性合金粉末およびそれを用いた圧粉磁心においては、小型化・軽量化のために、材質としては、飽和磁束密度が高いことが優れ、コアロスが小さくことが要求されている。さらに、この軟磁性合金粉末およびそれを用いた圧粉磁心は、直流重畳特性に優れることも要求されている。
中でも、アモルファス相中に微小なαFe結晶相が析出したナノ結晶軟磁性合金は、高飽和磁束密度と低コアロスの両立が可能な優れた軟磁性材料である。
例えば、特許文献1には、高飽和磁束密度でナノスケールの結晶粒からなるFe基のナノ結晶軟磁性合金粉末の製造方法と、優れた磁気特性を示すナノ結晶軟磁性合金粉末および磁性部品が記載されている。
特許第5445888号公報
図2に、特許文献1に記載された軟磁性合金粉末内部のミクロ組織の模式図を示す。ナノ軟磁性合金粉末は、平均粒径60nm以下のαFe結晶相1が、アモルファス相2中に体積分率で30%以上分散している。
しかしながら、この中には、数nm以下の大きさで結晶化が足りない微結晶粒や、数十nm以上の肥大化した結晶粒も含まれる。この場合、ナノ軟磁性合金粉末の磁気異方性が大きくなり、ナノ軟磁性合金粉末の保磁力が増加する。さらに、それを用いた圧粉磁心のコアロスも増加する。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、高飽和磁束密度でかつ優れた軟磁気特性が得られる結晶軟磁性合金粉末とその製造方法、および、それを用いた圧粉磁心を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、アモルファス相と、上記アモルファス相中に位置するαFe結晶相と、を有し、上記αFe結晶相の結晶子の体積分布の最頻値が1nm以上15nm以下であり、上記αFe結晶相の結晶子体積分布の半値幅が3nm以上50nm以下である軟磁性合金粉末を用いる。
また、アモルファス相を有する合金組成物を粉末にする粉砕工程と、上記粉末を熱処理してαFe結晶相を析出させ、かつ、上記αFe結晶相の結晶子の体積分布の最頻値が1nm以上15nm以下、上記αFe結晶相の結晶子の体積分布の半値幅が3nm以上50nm以下にする熱処理工程と、を含む軟磁性合金粉末の製造方法を用いる。
以上のように、本実施の形態で開示する手段によれば、軟磁性合金粉末の保磁力を低減でき、高飽和磁束密度でかつ優れた軟磁気特性が得られるナノ結晶軟磁性合金粉末とそれを用いた圧粉磁心を提供することができる。
本実施の形態により製造した軟磁性合金粉末の結晶子の体積分布を示す図 特許文献1に記載された軟磁性合金粉末内部のミクロ組織の模式図
<軟磁性合金粉末の製造>
まず、本実施の形態の軟磁性合金粉末の製造方法について説明する。
(1)αFe結晶相の微細結晶を析出する合金組成物を、高周波加熱などによって融解し、液体急冷法でアモルファス相の薄帯または薄片を作製する。アモルファス相の薄帯を作製する液体急冷法としては、Fe基アモルファス薄帯の製造などに使用される単ロール式のアモルファス製造装置や、双ロール式のアモルファス製造装置を使用することができる。
(2)次に、薄帯または薄片を粉砕して粉末化する。薄帯または薄片の粉砕は、一般的な粉砕装置を使用できる。例えば、ボールミル、スタンプミル、遊星ミル、サイクロンミル、ジェットミル、回転ミルなどが使用できる。また、粉砕して得られた粉末を、ふるいを用いて分級することにより、所望の粒度分布を有する軟磁性合金粉末が得られる。
(3)次に、薄帯または薄片の粉砕粉を熱処理して、αFe結晶相を析出させる。熱処理装置は、例えば、熱風炉、ホットプレス、ランプ、シースー金属ヒーター、セラミックヒーター、ロータリーキルンなどを使用できる。特に、ホットプレスで、粉末を挟んで熱処理するのが好ましい。粉体自体の温度を正確に制御できる。
熱処理時の粉末の温度を均一にすることにより、数nm以下の結晶化不足の微結晶粒や数十nm以上の肥大化した結晶粒ができるのを防ぎ、適切なサイズのαFe結晶相の結晶粒を析出させることができる。単に、容器に入れて、炉に入れるだけでは、粉末の温度が不均一となる。粉末の温度を均一にしないと、結晶化の度合いが場所で異なり、不均質な大きさの結晶となる。
その結果、高飽和磁束密度でかつ優れた軟磁気特性が得られる結晶軟磁性合金粉末が得られる。
<圧粉磁心の作製>
(1)本実施の形態における圧粉磁心の作製は、上記の軟磁性合金粉末と、フェノール樹脂やシリコーン樹脂などの絶縁性が良好で耐熱性が高いバインダーとを混合して造粒粉を作製する。
(2)次に造粒粉を所望の形状を有する耐熱性が高い金型に充填し、加圧成形して圧粉体を得る。
(3)その後、バインダーが加熱硬化し、かつα結晶相が析出しない温度で熱処理を行うことで、高飽和磁束密度でかつ優れた軟磁気特性が得られる圧粉磁心が得られる。
(評価方法)
<結晶子の体積分布>
軟磁性合金粉末における結晶子の体積分布は、まず、X線回折装置(XRD)によって得られた粉末試料のX線回折プロファイルを取得する。次に、プロファイル形状を、体積荷重分布関数を用いて表現し、直径に対する体積比率を計算することによって、結晶子の体積分布が得られる。
<結晶化度>
また、軟磁性合金粉末におけるαFe結晶相の割合を示す結晶化度は、X線回折装置(XRD)によって得られた粉末試料のX線回折パターンから得ることができる。αFe結晶相の回折パターンと、アモルファス相に特有のブロードな回折パターンを分離する。次に、それぞれの回折強度を求めた後、全回折強度に対するαFe結晶相の回折強度の比を計算することによって、結晶化度が得られる。
なお、X線回折装置(XRD)は、RINT−Ultima(リガク社製)を使用し、照射X線はCu−Kα、光学系は集中ビーム系、検出器はゴニオメータ型を使用した。
(実施例、比較例)
急冷単ロール法により作製したFe73.5−Cu1−Nb3−Si13.5−B9(原子%)のFe系アモルファス合金薄帯を、回転ミルを用いて粉砕し、アモルファス相の軟磁性合金粉末を得た。粉砕は、粗粉砕3分後、微粉砕20分実施した。
次に、粉砕粉を熱処理して、αFe結晶相を析出させた。熱処理は、実施例1〜4の他に、比較用として、比較例1、比較例2の6通り実施した。
<熱処理>
実施例1は、ホットプレスで550℃、20秒加熱した。
実施例2は、熱風炉で390℃、12時間加熱した後、ホットプレスで550℃、7分加熱した。
実施例3は、ホットプレスで550℃、20秒加熱した。
実施例4は、ホットプレスで550℃、20秒加熱した。
比較例1は、熱風炉で530℃、10分加熱した。
比較例2は、ホットプレスで550℃、20秒加熱した後、熱プラズマにより再溶融させた。
図1に、得られたそれぞれのナノ結晶軟磁性合金粉末に対して、X線回折装置(XRD)を用いて、結晶子サイズの度数分布を算出した結果を示す。図1の度数分布より、それぞれの結晶子サイズの度数分布の最頻値と半値幅を算出した。最頻値は、最大度数のところの結晶子サイズである。また、上述した結晶化度の算出方法により、結晶化度を算出した。
また、シリコーン樹脂をバインダーとして混合し、造粒を行い、造粒粉を作製した。次に、造粒粉を金型に投入し、加圧成形を行って圧粉体を作製した。シリコーン樹脂は、軟磁性合金粉末の3重量%程度とした。
得られたそれぞれの圧粉体に対して、B−Hアナライザーを用いて、周波数1MHz、磁束密度25mTにおけるコア損失を測定した。コア損失の合否基準は、1300kW/m以下とした。その理由は、一般的な金属系の材料のコア損失以下となることを目標としたためである。
表1に、実施例1〜4、比較例1、比較例2の結晶子サイズの体積分布の最頻値と半値幅、結晶化度、コア損失を示す。なお、比較例2のコア損失は、軟磁性粉末の保磁力が実施例1の4倍程度あり、コア損失が大きく装置限界を超えて測定できなかったため、4000kW/m以上と推定している。
Figure 0006941766
<結晶サイズの体積分布の最頻値および半値幅、結晶化度>
表1の結果をみると、結晶子の体積分布の最頻値および半値幅が小さすぎても大きすぎてもコア損失が増加し、結晶子の体積分布には、コア損失を小さくする最適な結晶子サイズの体積分布があることがわかる。さらに、結晶化度が高い方がコア損失を小さくできることもわかる。
<体積分布の最頻値と半値幅>
したがって、結晶子の体積分布の最頻値が1nm以上15nm以下、かつ、結晶子サイズの体積分布の半値幅が3nm以上50nm以下がよい。
また、結晶子の体積部分の最頻値は、6nm以上15nm以下がよい。
結晶子の体積分布の最頻値が8nm以上15nm以下、かつ、結晶子サイズの体積分布の半値幅が10nm以上20nm以下が好ましい。
さらに、結晶子の体積分布の最頻値が8nm以上11nm以下、かつαFe結晶相の結晶子の体積分布の半値幅が10nm以上15nm以下がよい。
<結晶化度>
加えて、結晶化度が55%より高いと、さらにコア損失が小さい圧粉磁心が得られる。
結晶化度は、70%%以上であると好ましい。さらに、結晶化度が、80%以上であると好ましい。

なお、実施例2は実施例1に対して、熱処理時間を長くして粉末の周囲に形成される酸化膜の厚みを増やし、圧粉磁心の耐圧を向上させている。
実施例2は、実施例1に対して、結晶サイズの体積分布が少し大きくなるが、コア損失は比較例1より小さく、合否基準を満たすことができる。よって、信頼性を高めた上で優れた磁気特性が得られていると考えられる。
比較例1は、結晶子が数nm以下で小さく、結晶化が不足している微粒子を多数含み、結晶化度が低い。比較例2は、数十nm以上の肥大化した結晶粒を多数含み、結晶化度が低い。
したがって、比較例1、比較例2とも、ナノ軟磁性合金粉末の磁気異方性が大きくなり、ナノ軟磁性合金粉末の保磁力が増加する。さらに、それを用いた圧粉磁心のコア損失も増加する。
一方、実施例1、実施例2は、結晶子が数nm以下や数十nm以上の割合が少なく、さらに、結晶化度も高く、ナノ軟磁性合金粉末の磁気異方性が平均化されて小さくなり、ナノ軟磁性合金粉末の保磁力が小さくなる、と考えられる。さらに、それを用いた圧粉磁心のコア損失も低減できる。
<考察>
粉末の集合体は、粉末間に空隙が存在し熱伝導性が低い。そのため、熱風炉で熱処理すると、一部の粉末は熱が十分に伝わらず、粉末の熱処理時の温度が十分に上がらない。
一方、熱風炉には吸熱機能がないため、一部の粉末は、αFe結晶相析出に伴う自己発熱により熱暴走し、粉末の熱処理時の温度が上がりすぎる。
よって、熱風炉での熱処理は、熱処理時の粉末の温度が不均一になり、数nm以下の微結晶粒と数十nm以上の肥大化した結晶粒が多数混在した状態となり、軟磁性合金粉末の保磁力が増加する。
一方、ホットプレスでの熱処理は、上下から粉末を、加熱板で挟み込んで加熱するため、熱伝導性が高い。さらに、αFe結晶相析出に伴う自己発熱により、粉末の温度がホットプレスより高くなると、粉末の発熱を加熱板で吸熱することができる。
したがって、熱処理時の全ての粉末の温度を均一にでき、最適なサイズのαFe結晶相を析出させることができる。よって、高飽和磁束密度でかつ優れた軟磁気特性が得られる結晶軟磁性合金粉末が得られる。
(全体として)
なお、Fe基アモルファス合金薄帯は、実施例の組成の薄帯に限定されるものではなく、αFe結晶相の微細結晶を析出できるものであればよい。
また、結晶子サイズ体積分布、結晶化度も、実施例の組成でなくとも、同様である。
本実施の形態によれば、高飽和磁束密度でかつ優れた軟磁気特性が得られるナノ結晶軟磁性合金粉末とそれを用いた圧粉磁心を提供することができる。
1 αFe結晶相
2 アモルファス相

Claims (11)

  1. アモルファス相と、
    前記アモルファス相中に位置するαFe結晶相と、
    を有し、
    前記αFe結晶相の結晶子の体積分布の最頻値が1nm以上15nm以下であり、
    前記αFe結晶相の結晶子の体積分布の半値幅が3nm以上50nm以下である軟磁性合金粉末。
  2. 前記αFe結晶相の結晶子の体積分布の最頻値が6nm以上15nm以下である請求項1記載の軟磁性合金粉末。
  3. 前記αFe結晶相の結晶子の体積分布の最頻値が8nm以上15nm以下である請求項1記載の軟磁性合金粉末。
  4. 前記αFe結晶相の結晶子の体積分布の半値幅が10nm以上20nm以下である請求項1または2記載の軟磁性合金粉末。
  5. 前記αFe結晶相の結晶子の体積分布の最頻値が8nm以上11nm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の軟磁性合金粉末。
  6. 前記αFe結晶相の結晶子の体積分布の半値幅が10nm以上15nm以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の軟磁性合金粉末。
  7. 前記αFe結晶相の結晶化度が55%より高い請求項1〜6のいずれか1項に軟磁性合金粉末。
  8. 前記αFe結晶相の結晶化度が70%以上である請求項7項に軟磁性合金粉末。
  9. 前記αFe結晶相の結晶化度が80%以上である請求項7項に軟磁性合金粉末。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の軟磁性合金粉末と、バインダーとを、含む圧粉磁心。
  11. アモルファス相を有する合金組成物を粉末にする粉砕工程と、
    前記粉末を熱処理してαFe結晶相を析出させ、かつ、前記αFe結晶相の結晶子サイズの体積分布の最頻値が1nm以上15nm以下、前記αFe結晶相の結晶子サイズの体積分布の半値幅が3nm以上50nm以下にする熱処理工程と、を含む軟磁性合金粉末の製造方法であり、
    前記熱処理工程では、ホットプレスで前記粉末を挟んで熱処理する軟磁性合金粉末の製造方法。
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