JP6941677B2 - 画像認識装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、撮像デバイスで撮像した周囲の画像に基づいて対象物の認識を行う画像認識装置に関する。
従来、車両に搭載され、画像認識装置を備えた車載カメラ装置が知られている。最近では、安全運転や自動運転に向けた社会的認知度の向上に伴い、車載カメラ装置における各種物体認識に対する要求は高いレベルになってきている。
車載カメラ装置は、例えば一対のカメラで車外を撮像した画像を用いて、画像による視覚的な情報と、対象物への距離情報とを同時に計測するため、車両周辺の様々な対象物(人、他の車両、立体物、白線・路面、標識など)を詳細に把握することができ、運転支援時の安全性の向上に寄与する装置である。
例えば、特許第4973736号公報には、撮影した映像から認識する路面標示(T字交差点を示すT字標示)と、撮影した映像から認識する道路形状(T字交差点)と、を対応付け、誤認識を低減しようとする発明が開示されている。
特許第4973736号公報
しかし、上述の特許第4973736号公報に記載の発明では、路面標示や道路形状についての認識については開示しているが、その他の対象物の認識については何ら記載がないものであった。
一例として、制限速度の規制などの標識の認識について検討すると、最近では、画像認識技術の精度が向上する反面、その意図をどのように解釈するかが課題となることが増えてきた。例えば、画像処理技術の向上により、カメラで撮像した画像内に映ったあらゆる標識を認識することが可能となってきたが、その一方で、どの標識が自車両に対する有効な指示なのかを判定することができないという問題があった。
本発明の目的は、撮像画像から標識を認識するとともにその標識の自車両との関連を判断することができる画像認識装置を提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するために、車両に搭載され、前記撮像画像から該車両に対して有効な標識を判定する画像認識装置であって、撮像画像を撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像した撮像画像に基づき前記車両の走行領域を検知する検知部と、前記撮像部で撮像した撮像画像に基づき標識情報を認識する認識部と、前記検知部によって検知した走行領域を走行する前記車両と前記認識部によって認識した標識情報との関連を判断する判断部と、を備え、前記検知部は、前記撮像画像から前記車両が走行している道路の路端を検知する路端検知部を有し、前記認識部は、前記撮像画像から標識を認識する標識認識部を有し、前記路端検知部は、前記撮像画像から検知した路面上にある一定高さ以上の凸状物体のうち連続している箇所を前記路端として検知し、前記判断部は、前記撮像画像から各要素を認識する要素認識部と、前記要素認識部によって認識した各要素に基づき前記車両の走行状況を認識する走行状況理解部と、前記標識認識部によって認識した標識のうち前記車両に適用される標識を、前記走行状況理解部によって認識した走行状況及び前記路端検知部による検知結果に基づいて判定する有効標識判定部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、撮像画像から標識を認識するとともにその標識の自車両との関連を判断することができる画像認識装置を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る画像認識装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係る車載ステレオカメラ装置を備える車載システムの概略構成を示すブロック図。 図2に示した車載ステレオカメラ装置100における、認識アプリケーションの処理フローを示す図。 図3に示した各種物体認識処理209及び走行状況理解・標識判定処理211を実行する構成を示すブロック図。 路端検知部304で検知した路端を示す図。 分岐路において路端検知部304で検知した路端を示す図。 合流路において路端検知部304で検知した路端を示す図。 図4に示した走行状況理解部309による走行状況の認識の手順を示す遷移図。 走行状況と有効標識の関係を示す図。 走行状況と有効標識の関係を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、添付図面や以下の説明は、本発明の原理に則った具体的な実施例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
図1は、本発明に係る画像認識装置の概略構成を示すブロック図である。
画像認識装置1は、例えば車両に搭載され、撮像画像に基づき自車両の走行領域を検知する検知部2と、撮像画像に基づき標識情報を認識する認識部3と、検知部2によって検知した走行領域を走行する前記車両と認識部3によって認識した標識情報との関連を判断する判断部4と、を備えている。
画像認識装置1によれば、判断部4が、検知部2によって検知した走行領域を走行する自車両と認識部3によって認識した標識情報との関連を判断することで、例えば撮像画像から標識を認識するとともに自車両に対して有効な標識であるか否かの判定を行うことができる。なお、検知部2によって検知した走行領域を走行する自車両と認識部3によって認識した標識情報との関連とは、例えば、その標識が自車両に対して適用されるものであるか、その標識が自車両に対して適用されないものであるか、自車両が進行することによってその標識が自車両に対して適用されるようになるものであるか、自車両が進行することによってその標識が自車両に対して適用されないようになるものであるか、という関連であるとすることができる。
例えば、判断部4は、検知部2が検知した走行領域から所定範囲内に、認識部3が認識した標識情報が位置する場合に、該標識情報が自車両に適用されるものであると判断する。
また例えば、判断部4は、検知部2が検知した走行領域から所定範囲内に、認識部3が認識した標識情報が位置しない場合に、該標識情報が自車両に適用されないものであると判断し、該標識情報を外部に出力しない、または該標識情報を自車両に適用されないものである旨とともに外部に出力する。
図2は、本発明の実施例1に係る車載ステレオカメラ装置を備える車載システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施例では、本発明に係る画像認識装置の一例としての車載ステレオカメラ装置100について説明する。本実施例の車載ステレオカメラ装置100は、不図示の車両に搭載され、車両前方の撮影対象領域の画像をカメラ101及び102によって撮像し、その撮像画像に基づいて車外環境を認識する装置である。
車載ステレオカメラ装置100は、例えば、道路の白線、歩行者、車両、その他の立体物、信号、標識、点灯ランプなどの認識を行い、この車載ステレオカメラ装置100を搭載した車両(自車両)のブレーキ、ステアリング調整などの調整を行う。また、車載ステレオカメラ装置100を車両に搭載した後に、車両工場において光軸や測距誤差の補正量等を計算するエーミング処理も、この車載ステレオカメラ装置100によって行う。
車載ステレオカメラ装置100は、画像情報を取得(画像を撮像)する左右に配置された二つのカメラ101及び102と、カメラ101及び102の撮像を制御して、撮像した画像を取り込むための画像入力インタフェース103と、を有する。この画像入力インタフェース103を通して取り込まれたカメラ101及び102による撮像画像は、内部バス109を通してそのデータが送られ、画像処理部104や、演算処理部105で処理され、処理途中の結果や最終結果となる画像データなどが記憶部106に記憶される。
画像処理部104は、ステレオカメラであるカメラ101及び102のうちカメラ101の撮像素から得られる第一の画像と、ステレオカメラであるカメラ101及び102のうちカメラ102の撮像素子から得られる第二の画像と、を比較して、それぞれの画像に対して、撮像素子に起因するデバイス固有の偏差の補正や、ノイズ補間などの画像補正を行い、これを記憶部106に記憶する。更に第一の画像と第二の画像との間で、相互に対応する箇所を計算して、視差情報を計算し、この処理された画像情報等を記憶部106に記憶する。
演算処理部105は、記憶部106に蓄えられた画像および視差情報(画像上の各点に対する距離情報)を使い、車両周辺の環境を知覚するために必要な、各種物体の認識を行う。各種物体とは、人、他の車両、その他の障害物、信号機、標識、他の車両のテールランプやヘッドライド、などである。これら認識結果や中間的な計算結果の一部が、先程と同様に記憶部106に記録される。撮像した画像に対して各種物体認識を行った後に、これら認識結果を用いて車両の制御を計算する。
計算の結果として得られた車両の制御方針や、物体認識結果の一部はCAN(Controller Area Network)インタフェース107を通して、車載ネットワークCAN110に伝えられ、これにより車両の制御が行われる。また、これらの動作について、各処理部が異常動作を起こしていないか、データ転送時にエラーが発生していないかどうかなどを、制御処理部108が監視しており、異常動作を防ぐ仕掛けをなっている。
また、画像処理部104は、内部バス109を介して、制御処理部108と、記憶部106と、演算処理部105と、画像入力インタフェース103と、CANインタフェース107と、に接続されている。
制御処理部108、画像処理部104、記憶部106、演算処理部105、画像入力インタフェース103、及びCANインタフェース107のそれぞれは、単一または複数のコンピュータユニットにより構成されている。
記憶部106は、例えば、画像処理部104によって画像処理された画像情報等や、演算処理部105によって演算処理された画像情報等を記憶するメモリ等により構成されている。
車載ネットワークCAN110との入出力を行うCANインタフェース107は、車載ステレオカメラ装置100から出力された情報を、車載ネットワークCAN110を介して自車両の制御システム(図示せず)に出力する。
続いて、図3を参照して、車載ステレオカメラ装置100の内部における処理フローについて説明する。
図3は、図2に示した車載ステレオカメラ装置100における、認識アプリケーションの処理フローを示す図である。
まず、車載ステレオカメラ装置100では、左右のカメラ101及び102により車両の外部を撮像する。
次に、このカメラ101及び102の各々で撮像した画像データ203及び204のそれぞれについて、カメラ101及び102の撮像素子(不図示)が持つ固有の癖を吸収するための補正などの画像処理205を行う。この画像処理205は既知の如何なる手法を用いてもよい。画像処理205の処理結果である補正された二つの画像(左右画像)は画像バッファ206に蓄えられる。画像バッファ206は、図1の記憶部106に設けられる。
続いて、補正された二つの画像(画像バッファ206に蓄えられている画像)を使って、画像同士の照合を行い、これにより左右のカメラ101及び102で得た画像の視差情報を得る。左右画像の視差により、対象物上のある着目点が、左右のカメラ101及び102で得た画像上の何処と何処に対応するかが明らかとなり、例えば三角測量の原理によって、対象物までの距離が得られることになる。これを行うのが視差処理207である。画像処理205および視差処理207は、図1の画像処理部104で行われ、最終的に得られた画像、および視差情報は記憶部106に蓄えられる。
続いて、記憶部106に記憶された画像、および視差情報、すなわち、画像処理205および視差処理207の処理結果を用いて、各種物体認識処理209を行う。認識対象の物体としては、人、他の車両、その他の立体物、標識、信号機、テールランプ、路端、路面上立体物などがあるが、認識の際は必要に応じて認識辞書210を利用する。本実施例では、認識辞書210は記憶部106に記憶されているが、不図示の他の記憶装置に記憶されているものであってもよい。認識辞書210は、例えば、認識対象の形状や動作の特徴を、その種類(名称)や意味合いと対応付けて、辞書として記憶したものである。各種物体認識処理209では、画像処理205および視差処理207によって記憶部106に記憶された画像や視差情報を、認識辞書210と対比させて物体の認識を行う。各種物体認識処理209における物体の認識処理は既知の如何なる手法を用いてもよい。
続いて、各種物体認識処理209による物体認識の結果と、自車両の状態(速度、舵角など)(例えば、不図示の速度センサや操舵角センサなどで取得し、車載ネットワークCAN110及びCANインタフェース107を介して得た値)とを勘案して、走行状況理解・標識判定処理211において、走行状況理解及び自車両に対する有効な指示標識の判定を行う。この走行状況理解・標識判定処理211について詳しくは後述する。
走行状況理解・標識判定処理211による自車両に対する有効指示標識の結果に基づき、車両制御処理212では、例えば、乗員に速度超過や検知した標識の種別に関する警告を発し、自車両のブレーキングや舵角調整などの制動を行う、あるいは、対象物の回避制御を行う方針を決め、その警告や制動や回避制御などの方針を、CANインタフェース107を通して出力する。
各種物体認識処理209および走行状況理解・標識判定処理211、並びに車両制御処理212は、図1の演算処理部105で行われ、車載ネットワークCAN110への出力は、CANインタフェース107にて行われる。これらの各処理各手段は、例えば単一または複数のコンピュータユニットにより構成され、相互にデータを交換可能に構成されている。
次に、図4を参照して本実施例において物体を認識する処理についてさらに説明する。
図4は、図3に示した各種物体認識処理209及び走行状況理解・標識判定処理211を実行する構成を示すブロック図である。
要素認識部301は、撮像画像から各種物体である各要素を認識する。本実施例では、要素認識部301は、各要素の一つである信号機を認識する信号機認識部302と、各要素の一つである立体物・歩行者の検知を行う立体物・歩行者検知部303と、各要素の一つである路端の検知を行う路端検知部304と、各要素の一つである標識の認識を行う標識認識部305と、各要素の一つである路面マークのゼブラゾーン(導流帯)や路面に表示された白線や案内を認識するゼブラゾーン認識部306と、各要素の一つである路面上の立体物を認識する路面立体物認識307と、各要素の一つである高速道路の行き先を示す看板を認識する行き先看板認識部308と、を有して、それぞれで各要素の認識、検知を行う。
路端検知部304では、自車両が走行している道路の路端を検知する。この路端の検知について、図5A、図5B及び図5Cを参照しながら、説明する
図5Aは、路端検知部304で検知した路端を示す図である。図5Aは、左右のカメラ101及び102で自車両の前方を撮像した撮像画像の一例である。
図5Bは、分岐路において路端検知部304で検知した路端を示す図である。図5Bは、図5Aとは別の道路で、左右のカメラ101及び102で自車両の前方を撮像した撮像画像を俯瞰した図に加工した図の一例である。
図5Cは、合流路において路端検知部304で検知した路端を示す図である。図5Cは、図5A及び図5Bとは別の道路で、左右のカメラ101及び102で自車両の前方を撮像した撮像画像を俯瞰した図に加工した図の一例である。
例えば、図4に示した立体物・歩行者検知部303によれば、路面上にある一定高さ以上の凸状物体を検知することができる。路端検知部304では、この立体物・歩行者検知部303で検知した凸状物体のうち連続している箇所を検知し、これにより、ガードレール、側壁、縁石などの道路の端部を検知するのが路端検知である。路端検知の結果である路端320は、図5A、図5B及び図5Cに四角で囲んで示すように検知される。
この検知した路端320を参照し、図5Aのように、自車両の進行方向の前方に向けて、左側の路端320と右側の路端320とがほぼ同じ角度で内側に傾いて続いている場合には、一本道であることが分かる。
有効標識判定部310では、自車両の走行領域(左側の路端320と右側の路端320との間の領域)に基づき、この走行領域から予め定めた範囲内に、標識認識部305により認識した標識がある場合に、その標識が自車両に適用される標識(有効な標識)であると判定する。走行領域から予め定めた範囲内の標識とは、例えば、左側の路端320及び右側の路端320から数m(例えば2m)以内の標識としてもよい。また、有効標識判定部310では、自車両の走行領域(左側の路端320と右側の路端320との間の領域)に基づき、この走行領域から予め定めた範囲外に、標識認識部305により認識した標識がある場合に、その標識が自車両に適用されない標識(有効ではない標識)であると判定してもよい。
なお、路面立体物認識307により対向車を認識した場合には、右側の路端320が対向車よりも右側である場合には(車両が左側通行である場合を想定している。)、左側の路端320から数m(例えば2m)以内の標識は、自車両に適用される標識(有効な標識)であると判定し、右側の路端320から数m(例えば2m)以内の標識は、自車両に適用されない標識(有効ではない標識)(対向車に適用される標識)であると判定してもよい。
なお、路面立体物認識307により自車両よりも右側に自車両と進行方向が同じである先行車を認識した場合には、右側の路端320が先行車よりも右側である場合であっても(車両が左側通行である場合を想定している。)、左側の路端320から数m(例えば2m)以内の標識は、自車両に適用される標識(有効な標識)であると判定し、右側の路端320から数m(例えば2m)以内の標識は、自車両に適用される標識(有効な標識)であると判定してもよい。
なお、路面立体物認識307により自車両よりも左側に自車両と進行方向が同じである先行車を認識した場合には、左側の路端320が先行車よりも左側である場合であっても(車両が左側通行である場合を想定している。)、左側の路端320から数m(例えば2m)以内の標識は、自車両に適用される標識(有効な標識)であると判定し、右側の路端320から数m(例えば2m)以内の標識は、自車両に適用される標識(有効な標識)であると判定してもよい。
図5Bの俯瞰図のように、自車両の進行方向の前方に向けて、左側の路端320は外側に傾き、右側の路端320は傾いていない場合には、左側に分岐路があることが分かる。また、図5Cの俯瞰図のように、自車両の進行方向の前方に向けて、左側の路端320は内側に傾き、右側の路端320は傾いていない場合には、左側に合流路があることが分かる。
図5Bでは、左側の分岐路を走行している車両に適用される標識321がある場合を示し、図5Cでは、左側の合流路を走行している車両に適用される標識321がある場合を示している。図5Bでは、標識認識部305は、左側の路端320の外側(走行領域から予め定めた範囲内)に標識321を認識し、図5Cでは、標識認識部305は、左側の路端320の外側(走行領域から予め定めた範囲内)に標識321を認識する。
路端検知部304で路端を検知することにより、路端の位置が判明し、道路の広がり方が距離に応じて変化することが検知できるため、道路に合流がある場合や分岐がある場合を検出することができ、標識321が自車両に対して適用される標識(有効な標識)であるか否かが判明する。
例えば、図5Bに示す場合において、自車両が本線を走行している走行状況のときは、分岐路に適用される標識321は、自車両に有効な標識ではない。また、図5Bに示す場合において、自車両が分岐路を走行している走行状況のときは、分岐路に適用される標識321は、自車両に有効な標識である。また、図5Cに示す場合において、自車両が本線を走行している走行状況のときは、合流路に適用される標識321は、自車両に有効な標識ではない。また、図5Cに示す場合において、自車両が合流路を走行している走行状況のときは、分岐路に適用される標識321は、自車両に有効な標識である。
なお、上述のように自車両の走行状況によって有効な標識が異なるため、図4に示した走行状況理解部309では自車両の走行状況の認識を行い、有効標識判定部310では、走行状況理解部309による認識結果を参照し、有効標識の判定を行う。有効標識判定部310では有効標識(有効と判定した標識)の情報を車両制御処理212に引き渡すことができ、CANインタフェース107を介して車載ネットワークCAN110に引き渡すことができる。また、有効標識判定部310では有効ではない標識(有効と判定しなかった標識)の情報を車両制御処理212に引き渡さないことができ、CANインタフェース107を介して車載ネットワークCAN110に引き渡さないことができる。また、有効標識判定部310では有効ではない標識(有効と判定しなかった標識)の情報であっても有効ではない旨とともに車両制御処理212に引き渡すことができ、CANインタフェース107を介して車載ネットワークCAN110に引き渡すことができる。
以下に、図6を参照して走行状況理解部309の処理についてさらに説明する。
図6は、図4に示した走行状況理解部309による走行状況の認識の手順を示す遷移図である。
走行状況理解部309では、要素認識部301による認識結果、検知結果を併せ見て、自車両が、現在どのような走行状況にあるかを認識する。本実施例では、走行状況として、自車両が高速道路の本線を走行中である「高速道路本線走行」、自車両が高速道路の支線を走行中であって本線に入ろうとしている(合流前)「支線走行(in)」、自車両が高速道路の支線を走行中であって本線から出たところである(分岐後)「支線走行(out)」、自車両が市内道路を走行中である「市内道路走行」及び、自車両が市外道路を走行中である「市外道路走行」の五種類の走行状況を認識するようにしている。なお走行状況理解部309で認識する走行状況としては、本実施例以外の走行状況を認識するようにしてもよい。
走行状況理解部309では、走行開始時の走行状況は、前回の停車時の走行状況と同じであるとして、処理を開始する。なお、走行開始時の走行状況は、五種類の走行状況のうちのいずれかであると仮定し、その後、例えば要素認識部301による認識結果、検知結果に応じて、現在の走行状況を認識するようにしてもよい。
現在の走行状況が「市内道路走行」である場合において、
・信号機認識部302や立体物・歩行者検知部303による最後の歩行者/信号機の検知、認識箇所から一定時間または距離が経過し、緯度経度も一定範囲の変化をした。
または、
・行き先看板認識部308によりCityExit看板を認識した。
の場合に、走行状況を「市外道路走行」に遷移させる。
現在の走行状況が「市内道路走行」である場合において、
・信号機認識部302により信号機を一定時間検知しない。
の場合に、走行状況を「高速道路本線走行」に遷移させる。
現在の走行状況が「市外道路走行」である場合において、
・信号機認識部302により信号機を一定時間検知しない。
の場合に、走行状況を「高速道路本線走行」に遷移させる。
現在の走行状況が「市外道路走行」である場合において、
・HighWayEntry看板を認識した。
の場合に、走行状況を「支線走行(in)」に遷移させる。
現在の走行状況が「市外道路走行」である場合において、
・信号機認識部302や立体物・歩行者検知部303により高い頻度で歩行者/信号機を検知、認識した。
または、
・行き先看板認識部308によりCityEntry看板を認識した。
の場合に、走行状況を「市内道路走行」に遷移させる。
現在の走行状況が「支線走行(in)」である場合において、
・標識認識部305により高速な速度(高速道路でのみ許容される速度)の速度制限標識を認識した。
または
・直線路に入ってから一定時間経過した。
の場合に、走行状況を「高速道路本線走行」に遷移させる。
現在の走行状況が「高速道路本線走行」である場合において、
・路端検知部304により前方道路エリアの道幅の拡大を検知した(支線の分岐路の出現により道幅が拡大)。
または、
・左端(または右端)車線への車線変更(舵角変更)があった。
または、
・標識認識部305により低速な速度(一般道で許容される速度)の速度制限標識を認識し、強いカーブ(曲率小のカーブ)に入った(支線への車線変更、支線特有の螺旋状のループ線を走行)。
の場合に、走行状況を「支線走行(out)」に遷移させる。
現在の走行状況が「高速道路本線走行」である場合において、
・信号機認識部302や立体物・歩行者検知部303により高い頻度で歩行者/信号機を検知、認識した。
または、
・行き先看板認識部308によりCityEntry看板を認識した。
の場合に、走行状況を「市内道路走行」に遷移させる。
現在の走行状況が「高速道路本線走行」である場合において、
・HighWayEnd看板を認識した。
または、
・信号機認識部302や立体物・歩行者検知部303により歩行者/信号機を検知、認識した。
の場合に、走行状況を「市外道路走行」に遷移させる。
現在の走行状況が「支線走行(out)」である場合において、
・信号機認識部302や立体物・歩行者検知部303により高い頻度で歩行者/信号機を検知、認識した。
または、
・行き先看板認識部308によりCityEntry看板を認識した。
の場合に、走行状況を「市内道路走行」に遷移させる。
以上のようにして走行状況理解部309によって認識した走行状況は、図4に示した有効標識判定部310に送られる。
なお、標識の中には高速道路に設置され、且つ市内道路には設置されない標識(以下「高速道路用標識」という。)や、市内道路に設置され、且つ高速道路には設置されない標識(以下「市内道路用標識」という。)が存在する。そこで、走行状況理解部309では、カメラ101及び102で撮像した画像を用いて標識認識部305により認識した標識が、高速道路用標識である場合には走行状況を「高速道路走行」にし、市内道路用標識である場合には走行状況を「市内道路走行」にするようにしてもよい。
図7A及び図7Bは走行状況と有効標識の関係を示す図である。図7A及び図7Bにおいて、標識321は、最高速度がAkmであることを示す速度制限標識である。
有効標識判定部310では、要素認識部301による認識結果、検知結果や、走行状況理解部309による走行状況に基づき、自車両に対する有効な標識を判定する。
例えば、
a)支線に進入する場合:標識認識結果と自車両の走行状況を取得後、自車両が減速した場合は支線に進入したと判断し(図7A参照)、支線に対する標識321を有効な標識であると判定し、出力する、
b)本線の走行を続ける場合:標識認識結果と自車両の走行状況を取得後、自車両の車速などの車両情報に大きな変化が無い場合は(図7B参照)、本線の走行を継続していると判断し、本線に対する標識を有効な標識であると判定し、出力する、
c)挙動が確定するまでの間は、本線と支線の両方の標識を、有効な標識である可能性があるものとして同時に出力し、その後の自車両挙動によって本線、支線の標識の有効性を判定する、
といったように、有効標識の判定を行う。
なお、高速道路において、合流・分岐エリアの有無を判断するためには、1)路端検知による判断、2)行き先看板認識による判断、3)白線・ゼブラソーン認識による判断、4)路面上の立体物認識による判断、などにより行うことができる。図5A、図5B及び図5Cに示したように、立体物・歩行者検知部303で検知した路端320を用いて、合流・分岐エリアにおいて、道路の広がり方が距離に応じて変化することが検知できるため、合流・分岐エリアの有無の判断が可能となる。
以上により、図7Aや図7Bに示したケースなどで、標識認識の一意性を同定することが可能となる。この場合、標識321は、三車線の本線に対する指示標識か、支線のみに対する指示標識かが存在位置(横位置)だけでは不明である。これに対して、本実施例の走行状況理解部309及び有効標識判定部310によれば、高速道路を走行中と判断される場合において、且つ、合流・分岐エリアと推定される場合において、車両が減速または車線変更で標識321に近づく場合、支線に行くものと判断して標識321を有効標識とする。また、車両に減速が見られない、直進するといった場合には標識321を有効標識とせず、高速道路の本線の制限速度を有効とするといった切り分けが可能となる。
なお、標識認識部305は、速度制限標識などの規制標識のほか、如何なる標識を認識するものであってもよく、例えば、案内標識や指示標識や補助標識を認識することによって、その認識結果を走行状況理解部309や有効標識判定部310で参照し、走行状況の認識や有効標識の判定の正確性を高めることができる。
また、標識認識部305が、案内標識や指示標識や補助標識を認識することによって、例えば「出口1km」のようにこれから先で生じる事象の予測を行うことができ、その予測結果を走行状況理解部309や有効標識判定部310で参照し、走行状況の認識や有効標識の判定の正確性を高めることができる。
また、ゼブラゾーン認識部306によって、分岐路の破線の白線を認識することで、その認識結果を走行状況理解部309や有効標識判定部310で参照し、走行状況の認識や有効標識の判定の正確性を高めることができる。
<付記1>
なお、以上説明した本発明は、
1.
撮像画像に基づき車両の走行領域を検知する検知部(例えば、検知部2)と、
撮像画像に基づき標識情報を認識する認識部(例えば、認識部3)と、
前記検知部によって検知した走行領域を走行する前記車両と前記認識部によって認識した標識情報との関連を判断する判断部(例えば、判断部4)と、
を備えた、
ことを特徴とする画像認識装置、としたので、
・撮像画像から標識を認識するとともにその標識の自車両との関連を判断することができる画像認識装置を提供することができる。
・また、判断部が、検知部によって検知した走行領域を走行する自車両と認識部によって認識した標識情報との関連を判断することで、例えば撮像画像から標識を認識するとともに自車両に対して有効な標識であるか否かの判定を行うことができる。
また、本発明は、
2.
1.に記載の画像認識装置において、
前記判断部は、前記検知部が検知した走行領域から所定範囲内に、前記認識部が認識した標識情報が位置する場合に、該標識情報が前記車両に適用されるものであると判断する、ことを特徴とする画像認識装置、としたので、
・判断部が、走行領域から所定範囲内に標識情報が位置する場合に、該標識情報が自車両に適用されるものであると判断することで、自動運転時や運転支援時の安全性の向上に寄与することができる。
また、本発明は、
3.
1.に記載の画像認識装置において、
前記判断部は、前記検知部が検知した走行領域から所定範囲内に、前記認識部が認識した標識情報が位置しない場合に、該標識情報が前記車両に適用されないものであると判断し、該標識情報を外部に出力しない、または該標識情報を前記車両に適用されないものである旨とともに外部に出力する、
ことを特徴とする画像認識装置、としたので、
・判断部が、走行領域から所定範囲内に標識情報が位置しない場合に、該標識情報が自車両に適用されないものであると判断することで、自動運転時や運転支援時の安全性の向上に寄与することができる。
また、本発明は、
4.
1.に記載の画像認識装置において、
前記車両に搭載され、前記撮像画像から該車両に対して有効な標識を判定する画像認識装置であって、
前記撮像画像を撮像する撮像部をさらに備え、
前記検知部は前記撮像画像から路端を検知する路端検知部を有し、
前記認識部は前記撮像画像から標識を認識する標識認識部を有し、
前記判断部は、前記撮像画像から各要素を認識する要素認識部と、前記要素認識部によって認識した各要素に基づき前記車両の走行状況を認識する走行状況理解部と、前記標識認識部によって認識した標識のうち前記車両に適用される標識を、前記走行状況理解部によって認識した走行状況及び前記路端検知部による検知結果に基づいて判定する有効標識判定部と、を有する、
ことを特徴とする画像認識装置、としたので、
・撮像画像から標識を認識するとともにその標識の自車両との関連(自車両に適用される標識であるか)を判断することができる画像認識装置を提供することができる。
また、本発明は、
5.
4.に記載の画像認識装置において、
前記撮像部は左右に配置された二つのカメラから成る、
ことを特徴とする画像認識装置、としたので、
・二つのカメラで視差画像を得ることによって、より高精度に各要素の認識を行うことができる。
また、本発明は、
6.
4.に記載の画像認識装置において、
前記検知部は、前記路端検知部で検知した右側の路端と左側の路端との間を走行領域として検知する、
ことを特徴とする画像認識装置、としたので、
・路端を検出することで、道路の幅が進行方向に向けて広がっているのか、狭まっているのかを知ることができ、これにより合流路や分岐路などの道路状況を知ることができて、自車両に対して適用される標識の見極めをより正確に行うことができる。
また、本発明は、
7.
4.に記載の画像認識装置において、
前記走行状況理解部は、前記車両が高速道路の本線を走行中であるという走行状況と前記車両が高速道路の支線を走行中であるという走行状況とを認識する、
ことを特徴とする画像認識装置、としたので、
・高速道路の本線を走行中か、支線を走行中かを認識することで、自車両に対して適用される標識の見極めをより正確に行うことができる。
また、本発明は、
8.
4.に記載の画像認識装置において、
前記走行状況理解部は、前記標識認識部によって認識した標識が高速道路用標識である場合には前記車両が高速道路を走行中であるという走行状況と認識し、前記標識認識部によって認識した標識が市内道路用標識である場合には前記車両が市内道路を走行中であるという走行状況と認識する、
ことを特徴とする画像認識装置、としたので、
・標識の認識結果から、高速道路を走行中か、市内道路を走行中かを認識することで、自車両に対して適用される標識の見極めをより正確に行うことができる。
なお、本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上述した個々の実施例の各要素のいかなる組合せも本発明に含むものである。
1…画像認識装置、2…検知部、3…認識部、100…車載ステレオカメラ装置、101…左カメラ、102…右カメラ、103…画像入力インタフェース、104…画像処理部、105…演算処理部、106…記憶部、107…CANインタフェース、108…制御処理部、109…内部バス、110…車載ネットワークCAN。

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、前記撮像画像から該車両に対して有効な標識を判定する画像認識装置であって、
    撮像画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像した撮像画像に基づき前記車両の走行領域を検知する検知部と、
    前記撮像部で撮像した撮像画像に基づき標識情報を認識する認識部と、
    前記検知部によって検知した走行領域を走行する前記車両と前記認識部によって認識した標識情報との関連を判断する判断部と、
    を備え
    前記検知部は、前記撮像画像から前記車両が走行している道路の路端を検知する路端検知部を有し、
    前記認識部は、前記撮像画像から標識を認識する標識認識部を有し、
    前記路端検知部は、前記撮像画像から検知した路面上にある一定高さ以上の凸状物体のうち連続している箇所を路端として検知し、
    前記判断部は、前記撮像画像から各要素を認識する要素認識部と、前記要素認識部によって認識した各要素に基づき前記車両の走行状況を認識する走行状況理解部と、前記標識認識部によって認識した標識のうち前記車両に適用される標識を、前記走行状況理解部によって認識した走行状況及び前記路端検知部による検知結果に基づいて判定する有効標識判定部と、を有する、
    ことを特徴とする画像認識装置。
  2. 請求項1に記載の画像認識装置において、
    前記判断部は、前記検知部が検知した走行領域から所定範囲内に、前記認識部が認識した標識情報が位置する場合に、該標識情報が前記車両に適用されるものであると判断する、
    ことを特徴とする画像認識装置。
  3. 請求項1に記載の画像認識装置において、
    前記判断部は、前記検知部が検知した走行領域から所定範囲内に、前記認識部が認識した標識情報が位置しない場合に、該標識情報が前記車両に適用されないものであると判断し、該標識情報を外部に出力しない、または該標識情報を前記車両に適用されないものである旨とともに外部に出力する、
    ことを特徴とする画像認識装置。
  4. 請求項1に記載の画像認識装置において、
    前記撮像部は左右に配置された二つのカメラから成る、
    ことを特徴とする画像認識装置。
  5. 請求項1に記載の画像認識装置において、
    前記検知部は、前記路端検知部で検知した右側の路端と左側の路端との間を走行領域として検知する、
    ことを特徴とする画像認識装置。
  6. 請求項1に記載の画像認識装置において、
    前記走行状況理解部は、前記車両が高速道路の本線を走行中であるという走行状況と前記車両が高速道路の支線を走行中であるという走行状況とを認識する、
    ことを特徴とする画像認識装置。
  7. 請求項1に記載の画像認識装置において、
    前記走行状況理解部は、前記標識認識部によって認識した標識が高速道路用標識である場合には前記車両が高速道路を走行中であるという走行状況と認識し、前記標識認識部によって認識した標識が市内道路用標識である場合には前記車両が市内道路を走行中であるという走行状況と認識する、
    ことを特徴とする画像認識装置。
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