JP6940850B2 - 放射線撮像装置および放射線治療装置 - Google Patents

放射線撮像装置および放射線治療装置 Download PDF

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本発明は、放射線撮像装置および放射線治療装置に関し、特に、被検体の透視画像を撮像する透視画像撮像部を備えた放射線撮像装置および放射線治療装置に関する。
従来、被検体の透視画像を撮像する透視画像撮像部を備えた放射線撮像装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、透視画像を撮像する透視画像撮像部と、透視画像を表示する表示部と、透視画像における特定部位(腫瘍など)の位置を被検体内に配置されたマーカーを手掛かりとして追跡する追跡位置取得部とを備える放射線撮像装置が開示されている。
上記特許文献1には明記されていないが、近年、穿刺などによりマーカーを体内に配置する際の被検体の身体的負担を軽減させるために、マーカーを体内に埋め込むことなく、テンプレートマッチングを利用して、追跡位置取得部により透視画像中で特定部位を追跡する方法が開発されている。なお、装置の操作者は、放射線治療中、常に特定部位が正しく追跡されているか否かを、表示部に表示される透視画像により監視している。
特許第4129053号公報
一般的に、透視画像撮像部による特定部位の撮像では、特定部位によっては、透視画像中においてコントラストが低くなるという不都合がある。このため、上記テンプレートマッチングを利用した特定部位の追跡方法を適用した場合には、被検体の生体活動に伴い移動する特定部位を正しく追跡しているか否かの判断が困難な場合があるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、被検体の生体活動に伴い移動する特定部位の追跡位置が正しいか否かを容易に判断することが可能な放射線撮像装置および放射線治療装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における放射線撮像装置は、被検体の透視画像を撮像する透視画像撮像部と、透視画像撮像部により撮像された透視画像を表示する表示部と、透視画像において特定部位を検知することにより、特定部位の追跡位置を順次取得する追跡位置取得部と、透視画像に、特定部位の追跡位置と、特定部位の透視画像中における移動軌跡を横切る第1補助線とを重ねて、表示部に表示する画像合成部とを備える。
この発明の第1の局面による放射線撮像装置では、上記のように、被検体の透視画像に、追跡位置取得部による特定部位の追跡位置と、特定部位の透視画像中における移動軌跡を横切る第1補助線とを重ねて、表示部に表示する画像合成部を設ける。これにより、透視画像に第1補助線が重ねて表示されるので、第1補助線を手掛かりとして、透視画像中で被検体の生体活動に伴い移動する特定部位の位置を把握しやすくなる。その結果、被検体の生体活動に伴い移動する特定部位の追跡位置が正しいか否かを容易に判断することができる。なお、特定部位の追跡位置が正しくない場合とは、たとえば、特定部位のコントラストが低いため、追跡位置取得部により、特定部位を特定部位のテンプレートと正しくマッチング(対応付け)することができずに、誤った位置に追跡位置が表示される場合などである。
上記第1の局面による放射線撮像装置において、好ましくは、追跡位置取得部は、被検体の生体活動である呼吸に伴い移動する特定部位としての治療部位を追跡することにより、追跡位置を取得するように構成されている。このように構成すれば、呼吸に伴い移動する治療部位の追跡位置が正しいか否かを容易に判断することができる。
上記第1の局面による放射線撮像装置において、好ましくは、画像合成部は、透視画像に、上記移動軌跡の延びる方向における特定部位としての治療部位の長さよりも小さい所定間隔を互いに隔てて複数配置される第1補助線を重ねて、表示部に表示するように構成されている。このように構成すれば、特定部位の移動範囲に第1補助線を重ねて配置した場合に、治療部位の近傍の所定位置に第1補助線を配置することにより、第1補助線を跨ぐように治療部位を移動させることができるので、被検体の生体活動に伴い移動する治療部位の追跡位置が正しいか否かをより容易に判断することができる。
上記第1の局面による放射線撮像装置において、好ましくは、画像合成部は、特定部位としての治療部位の移動範囲と第1補助線とが交差するように、透視画像に、第1補助線を重ねて、表示部に表示するように構成されている。このように構成すれば、治療部位の移動範囲と交差する第1補助線を基準として、治療部位の移動を監視することができるので、被検体の生体活動に伴い移動する治療部位の追跡位置が正しいか否かをより容易に判断することができる。
上記第1の局面による放射線撮像装置において、好ましくは、画像合成部は、被検体の生体活動に伴い移動するとともに、透視画像における特定部位としての治療部位の移動と比較可能な比較部位が透視画像中に含まれるように、透視画像に、追跡位置と第1補助線とを重ねて、表示部に表示するように構成されている。このように構成すれば、概して、治療部位と比較部位との移動方向が一致する場合には、治療部位の追跡位置の移動を、治療部位と同様に移動する比較部位と比較することができるので、被検体の生体活動に伴い移動する治療部位の追跡位置が正しいか否かをより容易に判断することができる。
この場合、好ましくは、画像合成部は、比較部位の概略形状を示す外形線と、外形線を基準とする第1補助線とを取得するとともに、透視画像に、外形線をさらに重ねて、表示部に表示するように構成されている。このように構成すれば、比較部位の概略形状を示す外形線を基準として、第1補助線が取得されるので、被検体の生体活動に伴い移動する治療部位の追跡位置が正しいか否かを一層容易に判断することができる。
上記透視画像に外形線をさらに重ねて表示部に表示する構成において、好ましくは、画像合成部は、外形線を第1補助線と識別可能な態様で表示するように構成されている。このように構成すれば、外形線と第1補助線とを容易に識別することができるので、被検体の生体活動に伴い移動する治療部位の追跡位置が正しいか否かをより一層容易に判断することができる。
上記第1の局面による放射線撮像装置において、好ましくは、画像合成部は、透視画像に、第1補助線に直交する方向に延びる第2補助線をさらに重ねて、表示部に表示するように構成されている。このように構成すれば、移動軌跡に直交する方向への治療部位の追跡位置が正しいか否かを容易に判断することができる。
この発明の第2の局面における放射線治療装置は、上記放射線撮像装置と、追跡位置取得部により検知された特定部位を治療部位とし、治療部位に放射線を照射する放射線照射部と、を備える。
この発明の第2の局面による放射線撮像装置では、上記のように、放射線撮像装置と、追跡位置取得部により検知された特定部位を治療部位とし、治療部位に放射線を照射する放射線照射部とを設ける。これにより、放射線撮像装置によって、透視画像に第1補助線が重ねて表示されるので、第1補助線を手掛かりとして、透視画像中で被検体の生体活動に伴い移動する特定部位の位置を把握しやすくなる。その結果、被検体の生体活動に伴い移動する特定部位の追跡位置が正しいか否かを容易に判断することが可能な放射線撮像装置を得ることができる。
本発明によれば、上記のように、特定部位の追跡位置が正しいか否かを容易に判断することが可能な放射線撮像装置および放射線治療装置を提供することができる。
本発明の一実施形態による放射線治療装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による放射線治療装置の正面図である。 本発明の一実施形態による透視画像に第1補助線と第2補助線と外形線とを重ねた状態を示す図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(放射線撮影装置)
まず、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態による放射線治療装置100の構成について説明する。
本実施形態による放射線治療装置100は、図1に示すように、被検体Hが横臥される天板1と、通信部2と、透視画像撮像部3(図1および図2参照)と、画像処理部4と、放射線照射機構5と、表示部6と、追跡位置取得部7と、記憶部8と、画像合成部9と、制御部10とを備えている。なお、放射線治療装置100は放射線撮像装置の機能を含んでいる。
本発明の放射線治療装置100は、図3に示すように、人体などの被検体Hが呼吸する際の横隔膜Dの移動に伴い周期的に移動する治療部位H1(腫瘍などの治療対象)に放射線を照射する装置である。また、放射線治療装置100は、図1に示すように、放射線照射機構5により放射線を被検体Hに照射する治療時において、透視画像撮像部3により撮影された治療部位H1を含む透視画像3a(図3参照)を表示部6に表示するように構成されている。この際、治療部位H1は、被検体H内における位置などによっては、透視画像3a中でコントラストが低くなり見えにくくなる(もしくは略見えない)場合がある。なお、横隔膜Dは、特許請求の範囲の「比較部位」の一例である。また、治療部位H1は、特許請求の範囲の「特定部位」の一例である。
そこで、放射線治療装置100は、放射線を照射する治療時において、追跡位置取得部7によるテンプレートマッチングにより、治療部位H1の追跡位置7a(図3参照)を取得するように構成されている。そして、放射線治療装置100は、画像合成部9により、図3に示すように、透視画像3aに治療部位H1の追跡位置7aを重ねて表示部6に表示するように構成されている。
また、放射線治療装置100(図1参照)は、画像合成部9(図1参照)により、治療部位H1の追跡位置7aに加えて、透視画像3aに第1補助線9a、第2補助線9bおよび外形線9cを重ねて、表示部6に表示するように構成されている。第1補助線9a、第2補助線9bおよび外形線9cは、操作者が治療部位H1の追跡位置7aを把握する際に参考にする線であり、透視画像3aに対して動かない線である。なお、操作者は、放射線を照射する治療時において、これらの第1補助線9a、第2補助線9bおよび外形線9cを常に監視するとともに、追跡位置が正しくない場合には、放射線照射機構5(図1参照)による放射線の照射を停止する。
なお、治療部位H1の追跡位置7aが正しくない場合とは、たとえば、治療部位H1のコントラストが低いため、追跡位置取得部7により、治療部位H1を治療部位H1のテンプレートと正しくマッチング(把握)することができずに、誤った位置に追跡位置7aが表示される場合などである。このような場合には、上記のように操作者により放射線照射機構5による放射線の照射が停止される。第1補助線9a、第2補助線9bおよび外形線9cの詳細については、後述する。
ここで、放射線治療の全体の流れを簡単に説明する。まず、図1に示す放射線治療装置100による治療に先立って、3次元画像撮像装置(図示せず)により、固定具(図示せず)によって一定の姿勢に保たれた被検体Hのコンピュータ断層撮影(Computed Tomography)が行われる。つまり、いわゆる放射線治療計画用CTが行なわれる。これにより、3次元画像撮像装置は、被検体Hの治療部位H1の位置情報や、呼吸に伴う治療部位H1の移動情報、治療部位H1の形状(画像)情報などの各種の被検体情報を取得する。各種の被検体情報はサーバ(図示せず)に記憶される。
そして、放射線治療装置100は、コンピュータ断層撮影により取得された各種の被検体情報を、通信部2を介してサーバから取得するとともに、記憶部8に記憶する。そして、放射線治療装置100は、被検体Hに放射線を照射する治療時において、各種の被検体情報に基づいて、天板1に対する被検体Hの位置合わせ、呼吸に伴い移動する治療部位H1への放射線の照射位置の位置合わせ、および、照射タイミングの調整などを行う。
次に、図1〜図3を参照して、放射線治療装置100の各部の詳細な構成について説明する。
透視画像撮像部3は、図1および図2に示すように、治療部位H1の透視画像3aを天板1の斜め方向から撮像するように構成されている。詳細には、透視画像撮像部3は、X線管31と、FPD(フラットパネルディテクタ)32とを含んでいる。X線管31は、天板1の斜め下方で、かつ、天板1のY方向の一方側に2つ配置されている。また、X線管31は、天板1に横臥された被検体Hに向けてX線を照射するように構成されている。また、FPD32は、天板1の斜め上方で、かつ、天板1のY方向の他方側に2つ配置されている。また、FPD32は、X線管31から出射されたX線を検出して、透視画像3aを撮像するように構成されている。2つのX線管31は、X線が交差するように、互いに異なる方向から被検体HにX線を照射するように構成されている。2つのFPD32は、互いに異なる方向からX線を検出するように構成されている。これにより、透視画像撮像部3は、3次元的に透視画像3aを撮像することが可能に構成されている。また、FPD32は、検出したX線を電気信号に変換するように構成されている。また、電気信号に変換されたX線の情報は、画像処理部4(図1参照)に送信される。なお、本明細書において、放射線照射機構5から照射される放射線とは、比較的強度の強いX線、ガンマ線および陽子線などを含んでいる。また、X線管31から照射されるX線は、比較的強度の弱いX線である。
図1に示す画像処理部4は、FPD32によりX線を検出したことによる電気信号に基づいて、透視画像3a(図3参照)を生成するように構成されている。また、透視画像3aの情報は、記憶部8に記憶される。
放射線照射機構5は、ライナックあるいはリニアックなどの直線加速器タイプの装置である。放射線照射機構5は、放射線照射部51と、図示しない放射線照射制御部と、放射線照射部51を軸α周りに回動させるガントリ52とを含んでいる。放射線照射部51は、透視画像撮像部3から出射されるX線よりも強力なX線や粒子線などの放射線を治療用放射線として出射するように構成されている。また、放射線照射部51は、被検体Hが呼吸する際の横隔膜Dの移動に伴い周期的に移動する治療部位H1に放射線を照射するように構成されている。放射線照射制御部は、周期的に移動する治療部位H1が所定の位置に到来した際に、放射線照射部51に放射線を治療部位H1に向けて出射させる信号を送信するように構成されている。その結果、放射線照射部51は、放射線をピンポイントで治療部位H1に照射するように構成されている。具体的には、周期的に移動する治療部位H1が所定の位置に到来した際に、放射線照射制御部は、上記信号に基づいて放射線を発生させて、放射線照射部51から治療部位H1に放射線を照射するように構成されている。
表示部6は、制御部10による制御の下、記憶部8に記憶されている透視画像3a(図3参照)を、透視画像撮像部3による被検体Hの透視画像3aの撮像と並行してリアルタイムで表示するように構成されている。また、表示部6は、画像処理部により処理された画像を表示するように構成されている。たとえば、表示部6には、図3に示す第1補助線9a、第2補助線9bおよび外形線9cが、透視画像3aに重ねて表示される。
追跡位置取得部7(図1参照)は、上記の通り、テンプレートマッチングを利用して、透視画像3aにおいて被検体Hの治療部位H1を検知することにより、治療部位H1の追跡位置7aを順次取得するように構成されている。また、追跡位置取得部7は、横隔膜Dの移動に伴い移動する治療部位H1を追跡することにより、追跡位置7aを取得するように構成されている。具体的には、追跡位置取得部7は、治療部位H1の透視画像3aを記憶部8(図1参照)から読み込んで、操作者がトリミングした治療部位H1の透視画像3aから治療部位H1の平均形状(テンプレート)を取得するように構成されている。また、追跡位置取得部7は、記憶部8または画像処理部4(図1参照)から透視画像3aを読み込んで、透視画像3a中の治療部位H1の形状とテンプレートとの類似性を判断するように構成されている。類似性の判断の結果、透視画像3a中の治療部位H1の形状とテンプレートとが類似していると判断された場合(類似部分を検出した場合)には、追跡位置取得部7は、追跡位置7aを順次取得するように構成されている。追跡位置7aは、透視画像3a中で、治療部位H1と重なる位置に表示される。なお、追跡位置7aは、表示部6(表示画面)において、治療部位H1の輪郭により示される。治療部位H1の輪郭は、3次元画像撮像装置(図示せず)において取得された治療部位H1の各種の被検体情報より取得する。また、追跡位置7aは、たとえば、緑色により示される。また、各追跡位置7aの中心を結んだ線が、移動軌跡Tとなる。
記憶部8(図1参照)には、第1補助線9a、第2補助線9bおよび外形線9cの画像情報(形状情報)が記憶されている。また、記憶部8は、上記の通り、通信部2を介して取得された各種の被検体情報、および、透視画像撮像部3(図1参照)により撮像された透視画像3aの情報などを記憶可能に構成されている。
画像合成部9(図1参照)は、記憶部8から第1補助線9a、第2補助線9bおよび外形線9cの画像情報(形状情報)を読み込むように構成されている。また、画像合成部9は、上記の通り、透視画像3aに、治療部位H1の追跡位置7aと、第1補助線9aと、第2補助線9bと、外形線9cとを重ねて、表示部6に表示するように構成されている。また、第1補助線9aは、治療部位H1の透視画像3a中における移動軌跡Tを横切る線である。また、第1補助線9aは、治療部位H1の透視画像3a中における移動軌跡Tと交わる箇所において、移動軌跡Tと略直交している。また、第1補助線9aは、緑色の追跡位置7aおよびモノクロの透視画像と容易に区別可能な色により示される。たとえば、第1補助線9aは、赤色により示される。また、第1補助線9aは、実線により示される。
第1補助線9aは、透視画像3aに、治療部位H1の移動軌跡Tの延びる方向における治療部位H1の長さL1よりも小さい間隔L2を互いに隔てて複数配置されている。たとえば、間隔L2は、移動軌跡Tの延びる方向における治療部位H1の長さL1の半分の長さに設定される。また、画像合成部9は、治療部位H1の移動範囲H2と第1補助線9aとが互いに交差するように透視画像3aに、記憶部8から読み込まれた第1補助線9aを重ねて、表示部6に表示するように構成されている。したがって、治療部位H1は、移動途中において、第1補助線9aを横切るように繰り返し移動する。
第2補助線9bは、第1補助線9aに略直交する方向に延びる線である。また、第2補助線9bは、緑色の追跡位置7aと容易に区別可能な色により示される。たとえば、第2補助線9bは、赤色により示される。また、第2補助線9bは、実線により示される。
画像合成部9は、透視画像3aにおける治療部位H1の移動と比較可能な横隔膜Dが透視画像3a中に含まれるように、透視画像3aに、第1補助線9aと第2補助線9bと追跡位置7aとを重ねて、表示部6に表示するように構成されている。すなわち、画像合成部9は、横隔膜Dと、横隔膜Dの移動に伴い移動される治療部位H1とが、共に1つの透視画像3a中に含まれるように、透視画像3aに、第1補助線9aと第2補助線9bと追跡位置7aとを重ねて、表示部6に表示するように構成されている。
画像合成部9は、透視画像3aに、外形線9cをさらに重ねて、表示部6に表示するように構成されている。外形線9cは、複数の第1補助線9aに沿った線で、第1補助線9aの基準となる線であり、第1補助線9aから略間隔L2を隔てて配置されている。ここで、基準とは、たとえば、外形線9cを基準の線として、外形線9cの近似線を第1補助線9aと設定することである。この他、一例ではあるが、外形線9cを基準の線として、外形線9cをオフセットした線や、外形線9cに沿った等高線状の線を、第1補助線9aとして設定してもよい。また、外形線9cは、透視画像3a中で、横隔膜Dと略重なる位置に配置されている。また、外形線9cは、横隔膜Dの概略形状を示している。具体例として、横隔膜Dの概略形状は、最大吸気時の横隔膜Dや、最大呼気時の横隔膜D、中間呼吸位相の横隔膜D、複数の横隔膜Dの画像の平均画像などにより把握することが可能である。なお、外形線9cは、上記の通り、透視画像3aに対して動かない線である。また、画像合成部9は、外形線9cを第1補助線9aと識別可能な態様で表示するように構成されている。具体的には、画像合成部9は、外形線9cを第1補助線9aよりも太い実線(形状)により示される。なお、外形線9cは、形状や透視画像3a中の配置などが、操作者により決定されるように構成してもよいし、自動で作成されるように構成してもよい。また、第1補助線9aおよび第2補助線9bも同様に、外形線9cや治療部位H1に対する配置および線同士の間隔などが、操作者などにより決定されるように構成してもよいし、治療部位H1の大きさや位置などに応じて自動で作成されるように構成してもよい。
図1に示す制御部10は、X線管31、FPD32および天板1にそれぞれ設けられた図示しないドライバに駆動信号を送信することによりX線管31、FPD32および天板1の各駆動部分を駆動させるように構成されている。そして、制御部10は、X線管31からのX線の出射と、FPD32によるX線の検出と、天板1の水平方向(X方向およびY方向)、上下方向および回転とを制御する。また、制御部10は、放射線照射機構5に放射線を出射するためのトリガー信号を送信するように構成されている。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、被検体Hの生体活動に伴い移動する透視画像3aに、追跡位置取得部7により取得される治療部位H1の追跡位置7aと、透視画像3a中における治療部位H1の移動軌跡Tを横切る第1補助線9aとを重ねて、表示部6に表示する画像合成部9を設ける。これにより、透視画像3aに第1補助線9aが重ねて表示されるので、第1補助線9aを手掛かりとして、透視画像3a中で被検体Hの生体活動に伴い移動する治療部位H1の位置を把握しやすくなる。その結果、被検体Hの生体活動に伴い移動する治療部位H1の追跡位置7aが正しいか否かを容易に判断することができる。なお、治療部位H1の追跡位置7aが正しくない場合とは、たとえば、治療部位H1のコントラストが低いため、追跡位置取得部7により、治療部位H1を治療部位H1のテンプレートと正しくマッチング(対応付け)することができずに、誤った位置に追跡位置7aが表示される場合などである。
また、本実施形態では、上記のように、追跡位置取得部7を、被検体Hの生体活動である呼吸に伴い移動する治療部位H1を追跡することにより、追跡位置7aを取得するように構成する。これにより、呼吸に伴い移動する治療部位H1の追跡位置7aが正しいか否かを容易に判断することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像合成部9を、透視画像3aに、移動軌跡Tの延びる方向における治療部位H1の長さよりも小さい所定間隔を互いに隔てて複数配置される第1補助線9aを重ねて、表示部6に表示するように構成する。これにより、治療部位H1の移動範囲に第1補助線9aを重ねて配置した場合に、治療部位H1の近傍の所定位置に第1補助線9aを配置することにより、第1補助線9aを跨ぐように治療部位H1を移動させることができるので、被検体Hの生体活動に伴い移動する治療部位H1の追跡位置7aが正しいか否かをより容易に判断することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像合成部9を、治療部位H1の移動範囲H2と第1補助線9aとが交差するように、透視画像3aに、第1補助線9aを重ねて、表示部6に表示するように構成する。これにより、治療部位H1の移動範囲H2と交差する第1補助線9aを基準として、治療部位H1の移動を監視することができるので、被検体Hの生体活動に伴い移動する治療部位H1の追跡位置7aが正しいか否かをより容易に判断することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像合成部9を、被検体Hの生体活動(横隔膜Dの移動)に伴い移動するとともに、透視画像3aにおける治療部位H1の移動と比較可能な横隔膜Dが透視画像3a中に含まれるように、透視画像3aに、追跡位置7aと第1補助線9aとを重ねて、表示部6に表示するように構成する。これにより、概して、治療部位H1と横隔膜Dとの移動方向が一致する場合には、治療部位H1の追跡位置7aの移動を、治療部位H1と同様に移動する横隔膜Dと比較することができるので、被検体Hの生体活動に伴い移動する治療部位H1の追跡位置7aが正しいか否かをより容易に判断することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像合成部9を、横隔膜Dの概略形状を示す外形線9cと、外形線9cを基準とする第1補助線9aとを取得するとともに、透視画像3aに、外形線9cをさらに重ねて、表示部6に表示するように構成する。これにより、横隔膜Dの概略形状を示す外形線9cを基準として、第1補助線9aが取得されるので、被検体Hの生体活動に伴い移動する治療部位H1の追跡位置7aが正しいか否かを一層容易に判断することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像合成部9を、外形線9cを第1補助線9aと識別可能な態様で表示するように構成する。これにより、外形線9cと第1補助線9aとを容易に識別することができるので、被検体Hの生体活動に伴い移動する治療部位H1の追跡位置7aが正しいか否かをより一層容易に判断することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像合成部9を、透視画像3aに、第1補助線9aに直交する方向に延びる第2補助線9bをさらに重ねて、表示部6に表示するように構成する。これにより、主な移動軌跡Tに直交する方向への治療部位H1の追跡位置7aが正しいか否かを容易に判断することができる。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記一実施形態では、本発明の比較部位を、横隔膜とした例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、本発明の比較部位を、鼓動する心臓や、伸縮する肺、蠕動運動する消化管などとしてもよい。
また、上記一実施形態では、透視画像に、第2補助線を重ねて表示した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、透視画像に、第1補助線を重ねて表示しているのであれば、透視画像に、第2補助線を重ねて表示しなくてもよい。
また、上記一実施形態では、透視画像に、外形線を重ねて表示した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、透視画像に、第1補助線を重ねて表示しているのであれば、透視画像に、外形線を重ねて表示しなくてもよい。
また、上記一実施形態では、第1補助線および第2補助線を赤色にする例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、第1補助線および第2補助線が追跡位置および透視画像と容易に識別可能であるならば、赤色にしなくてもよい。たとえば、第1補助線および第2補助線を青色にしてもよい。
また、上記一実施形態では、第1補助線を、移動軌跡の延びる方向における治療部位の長さよりも小さい間隔を互いに隔てて複数配置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、第1補助線を、移動軌跡の延びる方向における治療部位の長さよりも大きい間隔を互いに隔てて複数配置してもよい。
また、上記一実施形態では、第1補助線および第2補助線を実線で示した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、第1補助線および第2補助線を破線や一点鎖線などで示してもよい。
また、上記一実施形態では、第1補助線および第2補助線を、それぞれ、等間隔で配置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、第1補助線および第2補助線を、それぞれ、等間隔で配置しなくてもよい。
また、上記一実施形態では、比較部位が透視画像中に含まれるように、透視画像に、追跡位置と第1補助線とを重ねて、表示部に表示した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、たとえば、概して、比較部位の移動方向が特定部位の移動方向と略直交する場合などにおいては、比較部位を透視画像中に含まずに、透視画像に、追跡位置と第1補助線とを重ねて、表示部に表示してもよい。
3 透視画像撮像部
3a 透視画像
6 表示部
7 追跡位置取得部
7a 追跡位置
9 画像合成部
9a 第1補助線
9b 第2補助線
9c 外形線
51 放射線照射部
100 放射線治療装置
D 横隔膜(比較部位)
H 被検体
H1 治療部位(特定部位)
H2 移動範囲
T 移動軌跡

Claims (9)

  1. 被検体の透視画像を撮像する透視画像撮像部と、
    前記透視画像撮像部により撮像された前記透視画像を表示する表示部と、
    前記透視画像において特定部位を検知することにより、前記特定部位の追跡位置を順次取得する追跡位置取得部と、
    前記透視画像に、前記特定部位の前記追跡位置と、前記特定部位の前記透視画像中における移動軌跡を横切る第1補助線とを重ねて、前記表示部に表示する画像合成部とを備える、放射線撮像装置。
  2. 前記追跡位置取得部は、前記被検体の生体活動である呼吸に伴い移動する前記特定部位としての治療部位を追跡することにより、前記追跡位置を取得するように構成されている、請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記画像合成部は、前記透視画像に、前記移動軌跡の延びる方向における前記特定部位としての治療部位の長さよりも小さい所定間隔を互いに隔てて複数配置される前記第1補助線を重ねて、前記表示部に表示するように構成されている、請求項1または2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記画像合成部は、前記特定部位としての治療部位の移動範囲と前記第1補助線とが交差するように、前記透視画像に、前記第1補助線を重ねて、前記表示部に表示するように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記画像合成部は、前記被検体の生体活動に伴い移動するとともに、前記透視画像における前記特定部位としての治療部位の移動と比較可能な比較部位が前記透視画像中に含まれるように、前記透視画像に、前記追跡位置と前記第1補助線とを重ねて、前記表示部に表示するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記画像合成部は、前記比較部位の概略形状を示す外形線と、前記外形線を基準とする前記第1補助線とを取得するとともに、前記透視画像に、前記外形線をさらに重ねて、前記表示部に表示するように構成されている、請求項5に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記画像合成部は、前記外形線を前記第1補助線と識別可能な態様で表示するように構成されている、請求項6に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記画像合成部は、前記透視画像に、前記第1補助線に直交する方向に延びる第2補助線をさらに重ねて、前記表示部に表示するように構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
    前記追跡位置取得部により検知された前記特定部位を治療部位とし、前記治療部位に放射線を照射する放射線照射部と、を備える、放射線治療装置。
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