JP6940205B2 - パーマロッド - Google Patents

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Description

本発明は、美容室等におけるパーマネントウェーブの施術に利用されるパーマロッドに関する。
一般に、美容室等におけるパーマネントウェーブの施術において、髪の毛を巻き付けるためのパーマロッドが利用されている。従来のパーマロッドとして、例えば、特許文献1に開示されたパーマネント用毛巻ロッドが知られている。
特許文献1に開示されたパーマネント用毛巻ロッドは、軸方向中央部の径が若干細い鼓形を成す合成樹脂製の円筒状に形成されている。パーマネント用毛巻ロッドの両端部には、周方向に所要間隔で、輪ゴム止め用の切欠部が並設されている。パーマネント用毛巻ロッドに巻き付けられた髪の毛は、切欠部に引っ掛けられる輪ゴムによって固定される。
また、他の従来技術の例として、特許文献2には、表面にスキン層を有し低発泡された中空の合成ゴムや熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂からなる弾性中空体を有するロッド部を備えたパーマネント用ロッドが開示されている。同文献のロッド部は、弾性中空体の中空部に挿入固定された中空状または中実状の合成樹脂製または木製で形成された芯材を有する。
同文献のパーマネント用ロッドは、ロッド部の芯材の端部に配設された結合部に固定されたキャップ部を備えている。そして、キャップ本体を形成する筒状体は、一端にロッド部の端部を外嵌する外嵌部を有し、筒状体の他端には、凹凸状に切り込まれたゴム止部が形成されている。
特開平9−37832号公報 特開2001−78824号公報
しかしながら、従来技術のパーマロッドは、美容師による施術の効率を高めると共に、美しいパーマネントウェーブを掛けるために改善すべき点があった。
具体的には、特許文献1に開示された従来技術のように両端部近傍の径が大きく中央近傍の径が小さい鼓形のパーマロッドでは、輪ゴムが掛けられても、中央付近では、パーマロッドの外周面と輪ゴムとの間に隙間ができてしまう。
また、特許文献2に開示された従来技術のようにロッド部の両端に取り付けられたキャップ本体の筒状体に凹凸状のゴム止部が形成されてる構成においても、上記と同様に、取り付けられた輪ゴムとロッド部の外周面との間に隙間が生じてしまう。
上記のようにパーマロッドの外周面と輪ゴムとの間に隙間が生ずる構成では、輪ゴムをきつく掛けないと毛束が緩み易いという問題点があった。毛束の緩みを防止するためには、輪ゴムを強く掛ける必要があり、輪ゴムの掛けが弱いと髪の毛がずれてしまう。
毛束のずれを押さえるために輪ゴムを強く掛け過ぎると、髪の毛が強く引かれて、お客様は苦痛を感じる恐れがある。また、輪ゴムを強く掛けることは、美容師の作業も難しくなり、パーマネント施術の作業性も悪くなる。
また、特許文献1に開示された従来技術のように、円筒状に形成された合成樹脂製のパーマロッドでは、外周面が硬く、髪の毛のホールド力も小さく、髪の毛が滑り易かった。また、中空状に形成されているため熱伝達が悪く、短時間で美しいウェーブカールを掛けることができないという問題点もあった。
特許文献2に開示された弾性中空体を有する従来技術のパーマロッドは、外周面が半径方向へ僅かに弾性変形可能であった。しかしながら、その変形量は不十分であり、お客様が感じる傷みを少なくしつつ髪の毛のずれを抑えることが難しかった。また、パーマロッドが軟らかすぎると、髪の毛を好適な形状にするためのウェーブカールの形成が難しくなる。
また、特許文献1及び特許文献2に開示された従来技術のように、両端部に輪ゴムを掛けるための切欠部(ゴム止部)が形成されているパーマロッドでは、切欠部に輪ゴムを掛ける作業が難しいという問題点があった。
また、切欠部は、髪の毛が掛けられる外周面に対して位置が固定されており、パーマロッドの回転方向に移動することはできなかった。そのため、パーマロッドに掛けられた髪の毛は、切欠部に掛けられた輪ゴムによって円周方向に移動できないよう強く固定されることになる。これにより、髪の毛が頭部から強く引かれた状態のまま維持され、お客様に痛みを感じさせてしまうことがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、容易な施術で美しいパーマネントウェーブを掛けることができるパーマロッドを提供することにある。
本発明のパーマロッドは、外周面に髪の毛が巻き付けられるパーマロッドであって、円柱状の芯部と、芯部の外周面を覆う弾性体から形成された弾性部と、弾性部の外周面を覆う防水性の表面部と、弾性部の両端部にそれぞれ複数本取り付けられた輪ゴム掛け用のピン部と、を有することを特徴とする。
本発明のパーマロッドによれば、円柱状の芯部と、芯部の外周面を覆う弾性体から形成された弾性部と、弾性部の外周面を覆う防水性の表面部と、弾性部の両端部に取り付けられたピン部と、を有する。これにより、容易な施術で、お客様に不快な痛みを感じさせることなく、美しいパーマネントウェーブを掛けることができる。
具体的には、パーマロッドの中心部に円柱状の芯部が設けられることにより、パーマロッド全体の強度を好適に確保することができる。芯部の外周には弾性部と表面部が設けられるので、パーマロッドの中心部近傍に中空部が形成されることなく、パーマロッド全体が略円柱状に形成される。これにより、美しいウェーブカールの施術に適した熱伝達性能が得られる。
そして、芯部の外周に弾性体から形成された弾性部が設けられることにより、パーマロッドに巻き掛けられる髪の毛を弾性部の変形によって好適なテンションで支持することができる。
また、弾性部の外周に防水性の表面部が形成されることにより、パーマロッド内へ薬液が流れ込むことを防止することができ、施術の効率を高めることができる。また、表面部が設けられることにより、巻き掛けられた毛束の滑りを抑えることができる。弾性部の優れた変形性と表面部の好適な摩擦性能によって、表面部の上に輪ゴムが緩く掛けられても毛束をしっかりと保持することができる。よって、ダメージの少ない美しいパーマネントウェーブを掛けることができる。
また、輪ゴムを掛けるためのピン部は、弾性部の両端部に取り付けられている。これにより、ピン部及びそこに掛けられた輪ゴムは、弾性部の変形によって弾性部の端部と共に移動することができる。よって、パーマネントウェーブが掛かり易い好適な動きが可能なテンションで髪の毛を支えることができる。
また、本発明のパーマロッドによれば、弾性部は、半径方向及び円周方向に弾性変形自在であっても良い。これにより、弾性部を半径方向へ縮めると共に円周方向へ僅かに回動させて髪の毛を巻き掛けることができる。パーマロッドに巻き掛けられた髪の毛は、弾性部の反発による好適なホールド力によって保持される。そのため、頭皮に痛みが生ずるほどの強い引っ張り力を与えることなく、髪の毛の緩みを防止することができ、美しいパーマネントウェーブを掛けることができる。
また、本発明のパーマロッドによれば、表面部は、弾性体の外周面から連続して芯部及び弾性部の端部を覆うよう形成されていても良い。これにより、パーマロッドの内部に薬液等が流れ込むことを防止し、美しいパーマネントウェーブの施術を効率良く行うことができる。
また、本発明のパーマロッドによれば、ピン部は、棒状体を曲折することによりU字状に形成されており、その両端部が弾性部に挿入されていても良い。これにより、輪ゴムを掛ける作業を容易に行うことができる。例えば、U字状の棒状体が弾性部に挿入されることによって形成されたピン部の孔部に輪ゴムを通して固定することも可能である。
また、本発明のパーマロッドによれば、表面部は、ゴム材料から形成されていても良い。これにより、パーマロッド内に薬液等が流れ込むことを防止する優れた防水性能と、巻き掛けられた髪の毛の滑りを防止するための優れた摩擦性能が得られる。
また、本発明のパーマロッドによれば、弾性部には、パーマロッドの情報を出力する電子回路が埋め込まれていても良い。電子回路から出力されたパーマロッドの情報を利用することにより、施術者は、それぞれのお客様に適した好適な施術を正確かつ高効率に行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係るパーマロッドの概略を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係るパーマロッドの概略を示す横断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係るパーマロッドの概略を示す縦断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係るパーマロッドのピン部近傍を示すA−A線断面図である。 図5は、本発明の実施形態に係るパーマロッドのピン部の配置を示す側面図である。 図6は、本発明の実施形態に係るパーマロッドのピン部の配置の他の例を示す側面図である。 図7は、本発明の実施形態に係るパーマロッドの弾性変形の例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るパーマロッドを図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るパーマロッド1の概略を示す斜視図である。パーマロッド1は、美容室等におけるパーマネントウェーブの施術に利用されるものである。図1に示すように、パーマロッド1は、略円柱状の形態を成す。パーマネントウェーブの施術時には、パーマロッド1の外周面に髪の毛が巻き付けられる。
パーマロッド1の外面は、略全域が防水性の表面部12に覆われている。即ち、パーマロッド1の外周部は、表面部12の一部分である表面部13によって覆われており、パーマロッド1の端部は、表面部13に連続する表面部14によって覆われている。
パーマロッド1の両端部には、複数本のピン部15が設けられている。ピン部15は、パーマネントウェーブの施術時に輪ゴムを掛ける部分である。詳しくは、パーマロッド1に髪の毛が巻き掛けられ、その髪の毛を外側から抑えるよう、パーマロッド1の一端側のピン部15と他端側のピン部15を繋ぐように輪ゴムが掛けられる。
図2は、パーマロッド1の概略を示す横断面図であり、図3は、パーマロッド1の概略を示す縦断面図である。図2及び図3に示すように、パーマロッド1は、円柱状の芯部10と、芯部10の外周面を覆う弾性部11と、弾性部11の外周面を覆う防水性の表面部12と、を有する。
芯部10は、木材、金属、樹脂等から形成された略円柱形状の棒材である。芯部10は、パーマロッド1の中心部を構成し、パーマロッド1の一方の端部から他方の端部まで延在している。このように略円柱状の芯部10が設けられることにより、パーマロッド1全体の強度を好適に確保することができる。
パーマロッド1の中心部に略円柱状の芯部10が設けられるので、前述のとおり、パーマロッド1は、全体として略円柱状に形成され、中心部近傍に中空部が形成されることはない。これにより、コールドパーマによる美しいウェーブカールの施術に適した熱伝達性能が得られる。また、使用する薬液の薬剤濃度を低くすることや、薬液の使用量を減らすことも可能である。
芯部10の外周には略円筒状の形態を成す弾性部11が設けられている。弾性部11は、例えば、略スポンジ状に形成された弾性変形可能な合成樹脂製の弾性体から形成されている。
弾性部11を形成する弾性体は、予め円筒状に成形された合成樹脂部材等であっても良く、その中心孔部に芯部10が挿入されても良い。また、弾性部11を形成する弾性体は、略板状に形成された合成樹脂部材等であっても良く、弾性部11は、その略板状の弾性体を芯部10の外周面に巻き付けることによって形成されても良い。
芯部10の外周に弾性体から形成された弾性部11が設けられることにより、パーマロッド1に巻き掛けられる髪の毛を弾性部11の変形によって好適なテンションで支持することができる。
なお、芯部10と弾性部11は、接着剤等によって完全に接着されている必要はなく、弾性部11の弾性力を利用して、弾性部11で芯部10を軽く押圧するように固定されていても良い。
また、図示を省略するが、弾性部11には、パーマロッド1の情報を出力する電子回路が埋め込まれていても良い。電子回路は、例えば、マイクロチップであり、どのような種類のパーマロッド1が、頭部のどの位置に、どのような向きで取り付けられ、どのような圧力、温度で、何時間使用されているか等の各種情報を、出力することができる。
電子回路から出力されたパーマロッド1の情報を受信して演算や記録等に利用することにより、施術者は、それぞれのお客様に適した好適な施術を正確かつ高効率に行うことができる。例えば、従来、施術者が手書きで記録していたパーマロッド1の使用記録等についても、電子回路からの出力を利用して自動で記録することができる。また、薬液による加工時間等も正確に把握することができるので、適切な施術時間で美しいパーマネントウェーブが得られる。
弾性部11の外周には、防水性の表面部12が形成されている。前述のとおり、表面部12は、パーマロッド1の外周部を覆う表面部13と、端部を覆う表面部14が連続するよう形成されている。即ち、弾性部11の外周面を覆う表面部13から連続して、芯部10及び弾性部11の端部を覆うよう表面部14が形成されている。
表面部12によって芯部10及び弾性部11が覆われることにより、パーマロッド1の内部に薬液等が流れ込むことを防止し、美しいパーマネントウェーブの施術を効率良く行うことができる。
表面部12は、ゴム材料から形成されている。これにより、パーマロッド1の内部に薬液等が流れ込むことを防止するための優れた防水性能が得られると共に、巻き掛けられた髪の毛の滑りを防止するための優れた摩擦性能が得られる。また、好適な種類のゴム材料を使用することにより、パーマロッド1の耐油性、耐溶剤性、耐薬品性を高めることができる。また、パーマロッド1の強度を高めることもできる。
弾性部11の優れた変形性と表面部12の好適な摩擦性能によって、表面部12の上に輪ゴムが緩く掛けられても毛束をしっかりと保持することができる。よって、ダメージの少ない美しいウェーブカールを掛けることができる。
弾性部11の両端部には、輪ゴムを掛けるためのピン部15が取り付けられている。ピン部15は、芯部10及び外周面側の表面部13に固定されるものではなく、弾性部11に挿入されて弾性部11のみに固定されている。なお、パーマロッド1の防水とピン部15の抜け防止のために、ピン部15の挿入部は、接着剤によって弾性部11及び表面部12に接着されても良い。
ピン部15が弾性部11に固定されることにより、ピン部15及びそこに掛けられた輪ゴムは、弾性部11の変形によって弾性部11の端部と共に移動することができる。そのため、パーマロッド1は、パーマネントウェーブが掛かり易い好適な動きが可能なテンションで髪の毛を支えることができる。
図4は、図3に示すA−A線の断面図であり、ピン部15が挿入されている部分の近傍を示している。図4に示すように、ピン部15は、金属製または合成樹脂製の棒状体を曲折することにより略U字状に形成されており、その両端部16が弾性部11に挿入されている。また、ピン部15は、弾性部11内に挿入される部分の長さが2cm程度であり、パーマロッド1の端部面より外側に出ている部分の長さが1cm程度である。
略U字形状のピン部15がパーマロッド1の端部に取り付けられていることにより、輪ゴムを掛ける作業を容易に行うことができる。具体的には、略U字状の曲折部があるために、その外側に容易に輪ゴムを掛けることができる。また、例えば、略U字状の棒状体が弾性部11に挿入されることによって形成されたピン部15の孔部17に輪ゴムを通して固定することも可能である。
図5は、パーマロッド1のピン部15の配置を示す側面図である。図5に示すように、ピン部15は、パーマロッド1の中心軸までの距離が両端部16側で略等しく、パーマロッド1の端部方向から見て円周方向に延在している。
図6は、パーマロッド1のピン部15の配置の他の例を示す側面図である。図6に示すように、ピン部15は、パーマロッド1の端部方向から見て、端部面の半径方向に対して斜めに傾斜して延在するよう配置されても良い。即ち、ピン部15は、一方の端部16側がパーマロッド1の中心軸に近く、他方の端部16側が外周面に近くなるよう取り付けられても良い。
図5または図6に記載されているような配置形態でピン部15が設けられることにより、ピン部15に輪ゴムを掛け易くすることができる。なお、ピン部15の本数は、4本に限定されるものではなく、3本以下または5本以上であっても良く、パーマロッド1の大きさ等に応じて適切に選択できる。
図7は、パーマロッド1の弾性変形の例を示す斜視図である。弾性部11は、半径方向r及び円周方向θに弾性変形自在である。これにより、弾性部11を半径方向rへ縮めると共に円周方向θへ僅かに回動させてパーマロッド1の外周面に髪の毛を巻き掛けることができ、巻き掛けられた髪の毛は、弾性部11の反発による好適なホールド力によって保持される。そのため、頭皮に痛みが生ずるほどの強い引っ張り力を与えることなく、髪の毛の緩みを防止することができ、美しいパーマネントウェーブを掛けることができる。
また、弾性部11は、軸方向の中央近傍が軟らかく、両端部近傍の方が中央近傍よりも硬く形成されている。そのため、パーマロッド1に髪の毛が巻き掛けられた際、弾性部11の半径方向rへの変形量は、中央近傍において多く、両端部近傍において少ない。即ち、パーマロッド1は、両端部近傍よりも中央近傍の方が小径になる。これにより、パーマロッド1の端部近傍に巻き掛けられた毛束は、パーマロッド1の中央方向へ流れ易くなる。そして、巻き掛けられた髪の毛は、パーマロッド1の両端部から外側に逃げ難くなる。
なお、上述した弾性部11の両端部近傍が中央近傍よりも硬い構成は、ピン部15を形成する棒状体が弾性体11の両端部に差し込まれることによって形成される。また、パーマロッド1の両端部近傍において、弾性部11を覆う表面部12で弾性体11を半径方向rに強く押しつけるように固定することによっても、弾性体11の両端部近傍を硬くすることが可能である。
以上説明したように、本発明のパーマロッド1によれば、毛束を巻き付けるワインディングを容易に行うことができ、お客様に不快な痛みを感じさせることなく、美しいパーマネントウェーブを掛けることができる。
また、パーマロッド1の本数を従来の2分の1から3分の1程度に減らすことができ、施術の時間を短縮することもできる。また、パーマ薬液として、髪へのダメージが少ない化成品ヘアカールローションを使用しても、施術者が意図した大きさや形状のウェーブカールをしっかりと美しく掛けることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 パーマロッド
10 芯部
11 弾性部
12 表面部
13 表面部
14 表面部
15 ピン部
16 端部
17 孔部
r 半径方向
θ 円周方向

Claims (6)

  1. 外周面に髪の毛が巻き付けられるパーマロッドであって、
    円柱状の芯部と、
    前記芯部の外周面を覆う弾性体から形成された弾性部と、
    前記弾性部の外周面を覆う防水性の表面部と、
    前記弾性部の両端部にそれぞれ複数本取り付けられた輪ゴム掛け用のピン部と、を有することを特徴とするパーマロッド。
  2. 前記弾性部は、半径方向及び円周方向に弾性変形自在であることを特徴とする請求項1に記載のパーマロッド。
  3. 前記表面部は、前記弾性体の外周面から連続して前記芯部及び前記弾性部の端部を覆うよう形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパーマロッド。
  4. 前記ピン部は、棒状体を曲折することによりU字状に形成されており、その両端部が前記弾性部に挿入されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のパーマロッド。
  5. 前記表面部は、ゴム材料から形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のパーマロッド。
  6. 前記弾性部には、パーマロッドの情報を出力する電子回路が埋め込まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のパーマロッド。
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