JP6940073B2 - 燃焼具 - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼床に載置した固体燃料を用いて燃焼を行わせる燃焼具に関するものである。
近年、木材の有効活用を図るために、木質チップや木質ペレットなどの木質の固体燃料が使用されてきている。
この木質の固体燃料を燃焼させるための装置(燃焼具)としては、上下に貫通する複数の吸気孔を有する燃焼床の上部に固体燃料を載置し、燃焼床の下方から上方へ向けて鉛直上向きに空気を供給する構成となっている(たとえば、特許文献1参照。)。
そして、従来の燃焼具では、燃焼床の上部で固体燃料から気化した燃焼ガスと燃焼床の吸気孔から鉛直上向きに供給される空気とを反応させて、燃焼床の上部で燃焼を行わせるようになっている。
特開2017−67425号公報
ところが、上記従来の燃焼具では、燃焼床の下部において空気が下方から上方へ向けて鉛直上向きに供給されるために、空気の流速が速く、燃焼ガスとの反応が十分に行われず、不完全燃焼を起こして多量の煙を排出していた。
そこで、請求項1に係る本発明では、上下に貫通する複数の吸気孔を有する燃焼床の上部に固体燃料を載置する燃焼具において、燃焼床に複数の吸気孔を燃焼床の外縁から中心に向けて漸次密となるように分散させて配設するとともに、燃焼床の下部に複数の脚体を形成し、隣接する脚体の間に燃焼床の下面に沿って空気を流入させるための吸入口を形成し、燃焼床の下部であって吸入口よりも内側の燃焼床の中央側で吸入口と対向する位置に傾斜させた旋回板を形成して、吸入口から流入する空気を燃焼床の下方で旋回させることにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記燃焼床の旋回板よりも内側に前記吸気孔よりも大きな開口面積の連通孔を設けることにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、上下に貫通する複数の吸気孔を有する燃焼床の上部に固体燃料を載置する燃焼具において、燃焼床の下部に燃焼床の下面に沿って空気を流入させるための吸入口を形成することにしているために、空気と燃焼ガスとの反応を十分に行わせて完全燃焼させることができ、煙の発生量を抑制することができる。
特に、燃焼床の下部に吸入口から流入する空気を燃焼床の下方で旋回させるための旋回板を形成した場合には、火炎の表面積を増大させることができ、燃焼を促進させることができる。
また、燃焼床の旋回板よりも内側に吸気孔よりも大きな連通孔を設けた場合には、吸入口から連通孔へ向けて空気を円滑に流すことができ、これによっても、火炎の表面積を増大させることができ、燃焼を促進させることができる。
燃焼具の使用状態を示す平面図(a)、同側面断面図(b)。 燃焼具を示す平面図(a)、底面図(b)、側面図(c)。
以下に、本発明に係る燃焼具の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
本発明は、木質チップや木質ペレットなどの木質の固体燃料を蒸発燃焼させる際に、地面や床などの上に直接載置して使用したり、或は、図1に示すように、容器2の内側に載置して使用する燃焼具1であり、暖房器具や加熱調理器具などの燃焼部に適用することができるものである。
この燃焼具1は、図1及び図2に示すように、固体燃料を載置するための平板状の燃焼床3に上下に貫通する複数の吸気孔4を形成している。なお、燃焼床3は、平面視で矩形状に限られず、円形状や多角形状などであってもよい。また、複数の吸気孔4は、燃焼床3に均等に分布させて配設してもよく、燃焼床3の外縁から中心に向けて漸次密となるように分散させて配設してもよい。
また、燃焼具1は、燃焼床3の外縁下部に所定の高さの複数の脚体5を間隔をあけて形成している。各脚体5は、水平方向に伸延する燃焼床3に対して直交するように垂直方向に伸延させている。これにより、燃焼具1は、燃焼床3の外縁下部において、隣接する脚体5の間に垂直に向けて(燃焼床3と直交する方向に向けて)外部から燃焼床3の下方に空気を流入させるための吸入口6が形成される。
このように、燃焼具1では、吸入口6が燃焼床3と直交する向きに形成されているために、外部から吸入口6を介して燃焼床3の下方に吸入した空気が、燃焼床3の下面(水平面)に沿って水平に流れることになる。
また、燃焼具1は、燃焼床3の下部であって吸入口6(脚体5)よりも内側(燃焼床3の中央側)に空気を旋回させるための複数の旋回板7を形成している。各旋回板7は、水平方向に伸延する燃焼床3に対して直交するように垂直方向に伸延させている。また、旋回板7は、吸入口6と対向する位置に吸入口6に対して同一方向(燃焼床3の中央に向けた方向)に傾斜させている。これにより、燃焼具1では、燃焼床3の下部において、各吸入口6から吸入した空気が各旋回板7の作用で燃焼床3の下面に沿ってゆっくりと旋回しながら燃焼床3の中央に向けて流れるようになっている。
さらに、燃焼具1は、燃焼床3の旋回板7よりも内側(燃焼床3の中央)に上下に貫通する連通孔8を形成している。連通孔8は、吸気孔4よりも大きな開口面積としている。
この燃焼具1は、たとえば、図1に示すように、支持体9で支持された逆ピラミッド型の容器2の内側に燃焼床3が水平になるように載置され、燃焼床3の上部に固体燃料を載置して使用される。
その際に、固体燃料に着火すると、固体燃料が気化して燃焼ガスが発生する。また、燃焼用の空気は、外部から燃焼具1の吸入口6に流入し、燃焼床3の下面に沿って旋回状に流れる。
そして、燃焼具1では、空気が燃焼床3の下面に沿って流れるために、燃焼具1の各吸気孔4では、下側の空気の流れの作用で負圧が生じて上側から下側へ向けて流れる力が発生する。そのため、燃焼床3の上部で気化した燃焼ガスが吸気孔4から燃焼床3の下面側にまで流れ込み、燃焼床3の下面側でも燃焼ガスと空気とが反応して燃焼が行われる。また、燃焼に寄与しなかった余剰の空気は、中央側の吸気孔4や連通孔8から燃焼床3の上面側に流れ込み、燃焼床3の上面側で燃焼ガスと反応して燃焼が行われる。
以上に説明したように、上記燃焼具1は、燃焼床3の下部に燃焼床3の下面に沿って空気を流入させるための吸入口6を形成した構成となっている。
そのため、上記構成の燃焼具1では、燃焼床3の下面に沿って流れる空気の作用で吸気孔4から燃焼ガスの一部を吸引して燃焼床3の下部でも燃焼を行わせることができるので、空気と燃焼ガスとの反応を十分に行わせて完全燃焼させることができ、煙の発生量を抑制することができる。
また、上記燃焼具1は、燃焼床3の下部に吸入口6から流入する空気を燃焼床3の下方で旋回させるための旋回板7を形成した構成となっている。
そのため、上記構成の燃焼具1では、燃焼床3の下方で空気をゆっくりと旋回させながら流すことができるので、火炎の表面積を増大させることができ、燃焼を促進させることができる。
また、上記燃焼具1は、燃焼床3の旋回板7よりも内側に吸気孔4よりも大きな連通孔8を設けた構成となっている。
そのため、上記構成の燃焼具1では、吸入口6から連通孔8へ向けて空気を円滑に流すことができるので、これによっても、火炎の表面積を増大させることができ、燃焼を促進させることができる。
1 燃焼具 2 容器
3 燃焼床 4 吸気孔
5 脚体 6 吸入口
7 旋回板 8 連通孔
9 支持体

Claims (2)

  1. 上下に貫通する複数の吸気孔を有する燃焼床の上部に固体燃料を載置する燃焼具において、
    燃焼床に複数の吸気孔を燃焼床の外縁から中心に向けて漸次密となるように分散させて配設するとともに、燃焼床の下部に複数の脚体を形成し、隣接する脚体の間に燃焼床の下面に沿って空気を流入させるための吸入口を形成し、燃焼床の下部であって吸入口よりも内側の燃焼床の中央側で吸入口と対向する位置に傾斜させた旋回板を形成して、吸入口から流入する空気を燃焼床の下方で旋回させたことを特徴とする燃焼具。
  2. 前記燃焼床の旋回板よりも内側に前記吸気孔よりも大きな開口面積の連通孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の燃焼具。
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