JP6938338B2 - 天板付什器 - Google Patents

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Description

本発明は、天板付什器に関する。
各種施設(例えば、オフィスや公共施設、医療施設、介護施設等)には、天板を備えた天板付什器(例えば、デスク装置、テーブル装置、カウンター装置等)が設置されている。この種の天板付什器には、使用者の身長や好み、使用用途等に応じ、天板の高さを上下に変更可能とする昇降機能を備えたものがある。
天板の昇降機能は、天板を支持する脚体を上下方向に伸縮可能とすることによって実現される場合が多い。このような脚体は、下方に位置する筒状の下部脚体の内側に、上部脚体を収容して構成される。この構成によれば、脚体の伸縮時には、上部脚体が下部脚体に対して上下方向に昇降する。
上述した天板付什器の一つとして、天板が脚体に対して回動自在に支持された構成が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。この種の天板付什器は、天板が床面と平行に配置された使用状態と、天板が床面に対して起立した非使用状態と、の間で使用態様が変更可能に構成されている。この構成によれば、非使用状態において、天板を起立させることで、什器収納時における省スペース化、什器移動時における取扱いの容易化を図ること等ができる。
例えば特許文献1には、上記したような天板の昇降機能と、天板の回動機能と、を兼ね備えた天板付什器が開示されている。
特開2009−233077号公報
ところで、昇降機能と回動機能とを兼ね備える天板付什器においては、下部脚体が上部脚体から上方に突出した状態では、下部脚体の上端面と天板の下面との間には上下方向の隙間が形成される。そのため、上部脚体が下部脚体に対して昇降する過程で、天板と下部脚体の上端面との上下方向の相対位置が変化する。特に、昇降機能と回動機能とを兼ね備える天板付什器では、天板が非使用状態にあるとき脚体が簡単にアクセス可能な位置に露呈する。このため、天板を非使用状態から使用状態へと回動させるときや、天板を昇降させるとき等に、天板と下部脚体の上端面との間に、物品等を挟み込んでしまう場合がある。すると、天板を所望の使用態様に移行させることができず、天板付什器の使用に支障が生じる可能性がある。
本発明は、天板の使用態様の変更を確実に行うことのできる天板付什器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る天板付什器は、上下方向に伸縮可能とされ、床面上に互いに離間して配置された一対の脚体と、前記脚体の上方に配置された天板と、前記脚体及び前記天板間を連結するとともに、前記天板の上面が前記床面に沿って配置された使用状態、及び前記天板の上面が前記床面に対して傾いて配置された非使用状態の間で、前記天板を回動可能に支持する天板支持部と、を備え、前記脚体は、下方に向かって開口した収容凹部を有し、前記天板支持部が連結された上部脚体と、前記上部脚体の前記収容凹部内に少なくとも上端部が収容され、前記収容凹部の下端開口を通じて前記上部脚体に対して上下方向に移動可能な下部脚体と、を備え、前記天板支持部と前記上部脚体の上端部とを連結する連結ブラケットをさらに備え、前記連結ブラケットは、前記上部脚体の上端面に沿って設けられる上面部と、前記上面部から下方に向かって延び、前記上部脚体の第一側面に沿って設けられる側面部と、前記側面部の幅方向両側から前記側面部に交差する方向に延び、前記上部脚体のうち、前記第一側面に対して隣り合う一対の第二側面に沿ってそれぞれ設けられる一対の延設部と、を備え、前記延設部は、前記上面部に連なっている
この構成によれば、脚体の伸縮時には、上部脚体の収容凹部内に少なくとも上端部が収容された下部脚体が、収容凹部の下端開口を通じて上部脚体に対して上下方向に移動する。すなわち、脚体を伸縮させても、上部脚体に対する天板支持部や天板との位置関係は変化しない。したがって、天板を回動させて、天板付什器の使用形態を使用状態と非使用状態との間で変更する場合や、天板を昇降させる場合等に、上部脚体と天板との間に、物品等を挟み込むのを抑えることができる。その結果、天板の使用態様の変更を確実に行うことが可能となる。
また、この構成によれば、上面部及び側面部が上部脚体の上端部(上端面から第一側面に至る部分)に沿って配置されるので、上部脚体に対して連結ブラケットを強固に取り付けることができる。これにより、脚体と天板支持部とを、連結ブラケットを介して強固に連結し、天板を安定的に支持することができる。
また、この構成によれば、連結ブラケットをより強固なものとすることができ、天板を確実に支持することができる。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る天板付什器上下方向に伸縮可能とされ、床面上に互いに離間して配置された一対の脚体と、前記脚体の上方に配置された天板と、前記脚体及び前記天板間を連結するとともに、前記天板の上面が前記床面に沿って配置された使用状態、及び前記天板の上面が前記床面に対して傾いて配置された非使用状態の間で、前記天板を回動可能に支持する天板支持部と、を備え、前記脚体は、下方に向かって開口した収容凹部を有し、前記天板支持部が連結された上部脚体と、前記上部脚体の前記収容凹部内に少なくとも上端部が収容され、前記収容凹部の下端開口を通じて前記上部脚体に対して上下方向に移動可能な下部脚体と、を備え、前記天板支持部と前記上部脚体の上端部とを連結する連結ブラケットをさらに備え、前記連結ブラケットは、前記上部脚体の上端面に沿って設けられる上面部と、前記上面部から下方に向かって延び、前記上部脚体の第一側面に沿って設けられる側面部と、を備え、前記天板支持部は、前記連結ブラケットの前記側面部に連結されてい
この構成によれば、天板支持部を、連結ブラケットの上面部に連結せず、側面部に連結することで、連結ブラケッ(上部脚体の上端面)上に、天板支持部が存在せず、脚体上をフラットにすることができる。また、天板支持部を連結ブラケットの上面部に連結する場合に比べ、天板高さを高くすることなく脚体の上下長さを長くすることが可能となり、上下昇降させることが可能な範囲(ストローク)を大きくできる。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る天板付什器上下方向に伸縮可能とされ、床面上に互いに離間して配置された一対の脚体と、前記脚体の上方に配置された天板と、前記脚体及び前記天板間を連結するとともに、前記天板の上面が前記床面に沿って配置された使用状態、及び前記天板の上面が前記床面に対して傾いて配置された非使用状態の間で、前記天板を回動可能に支持する天板支持部と、を備え、前記脚体は、下方に向かって開口した収容凹部を有し、前記天板支持部が連結された上部脚体と、前記上部脚体の前記収容凹部内に少なくとも上端部が収容され、前記収容凹部の下端開口を通じて前記上部脚体に対して上下方向に移動可能な下部脚体と、を備え、前記天板支持部と前記上部脚体の上端部とを連結する連結ブラケットをさらに備え、前記連結ブラケットは、前記上部脚体の上端面に沿って設けられる上面部と、前記上面部から下方に向かって延び、前記上部脚体の第一側面に沿って設けられる側面部と、を備え、前記使用状態において、前記連結ブラケットの前記上面部と前記天板との間には、上下方向に隙間が設けられてい
この構成によれば、使用状態において、連結ブラケットの上面部と天板との間に、上下方向の隙間よりも小さい物品等を挟み込むのを抑えることができる。
本発明の一態様によれば、天板の使用態様の変更を確実に行うことができる。
本発明の実施形態に係る天板付什器の全体構成を示す斜視図である。 上記天板付什器非使用状態を示す斜視図である。 上記天板付什器を、天板の長手方向から見た側面図である。 上記天板付什器の要部を拡大した側面図である。 上記天板付什器の脚体の上端部と天板支持部の一部を示す斜視図である。 上記脚体の上端部と天板支持部の一部を、図5とは異なる方向から見た斜視図である。 上記脚体の上端部に設けられる連結ブラケットを示す斜視図である。 上記天板が使用状態であるときに、第一ロックプレートによる拘束を解除した状態の天板付什器を示す側面図である。 上記天板を起立させている途中の状態における天板付什器を示す側面図である。 上記天板を起立させて非使用状態としたときの天板付什器を示す側面図である。 天板を上昇させた状態における天板付什器を示す側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による天板付什器を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る天板付什器10の全体構成を示す斜視図である。図2は、天板付什器10の非使用状態を示す斜視図である。図3は、天板付什器10を天板11の長手方向から見た側面図である。
図1〜図3に示すように、天板付什器10は、天板11と、一対の脚体20と、天板支持部30と、を備えている。
本実施形態において、天板11は、上下方向から見た平面視外形が長方形の平板状をなしている。但し、天板11の平面視外形は、正方形や円形等、適宜変更が可能である。
一対の脚体20は、床面F上に、天板11の長手方向に互いに離間して配置されている。
各脚体20は、上下方向に伸縮可能とされている。各脚体20は、床面Fに沿って設けられるベース部材21と、ベース部材21上に設けられて上下方向に延びる脚部材22と、を備えている。
ベース部材21は、床面Fと平行に、天板11の短手方向に延びている。ベース部材21の下面には、床面Fに接地するキャスター部材23が複数設けられている。本実施形態では、天板付什器10がキャスター部材23によって移動可能な構成について説明するが、この構成のみに限られない。例えば、ベース部材21が床面Fに直接接地された構成であってもよい。
図4は、上記天板付什器の要部を拡大した側面図である。
図3、図4に示すように、脚部材22は、上部脚体24と、下部脚体25と、を備えている。
上部脚体24は、上下方向に延びる角筒状をなしている。上部脚体24の上端部には、上部脚体24の上端開口を塞ぐ閉塞部材26が設けられている。図4に示すように、閉塞部材26は、上部脚体24の上端開口に挿入された挿入部26aと、挿入部26aに対して拡径する拡径部26bと、拡径部26bから上方に延びる上部支持部26cと、を一体に備える。閉塞部材26は、挿入部26aが上部脚体24の上端開口に挿入され、拡径部26bが上部脚体24の上端開口縁上に支持された状態で上部脚体24に組み付けられる。上部支持部26cは、閉塞部材26が上部脚体24に組み付けられた状態で、上部脚体24の上端開口から上方に突出している。上部支持部26cは上部脚体24の上端面24tを形成する。
上部脚体24の内側は、下方に向かって開口する収容凹部24kを構成している。収容凹部24kは、上部脚体24の下端開口から上述した挿入部26aの下端面まで上下方向に延在している。
図3、図4に示すように、下部脚体25は、上部脚体24の収容凹部24k内に少なくとも上端部が収容されている。下部脚体25は、上部脚体24(収容凹部24k)の下端開口を通じて上部脚体24に対して上下方向に移動可能(昇降可能)に構成されている。すなわち、下部脚体25は、上部脚体24の下端開口に対して出没可能とされている。
脚部材22は、下部脚体25が上部脚体24から下方に向かって出没することによって、その全長が上下方向に伸縮する。なお、脚部材22は、手動によって伸縮するようにしてもよく、電動により伸縮駆動されるようにしてもよい。脚部材22を手動で伸縮させる場合は、上部脚体24と下部脚体25とを、上下方向の複数段階で係合させる適宜のラチェット機構等を脚部材22の内部に内蔵させる。脚部材22を電動で伸縮させるときには、下部脚体25に対して上部脚体24を上下方向に昇降させる適宜の昇降機構を、脚部材22の内部に内蔵させる。
図5は、脚体20の上端部と天板支持部30の一部を示す斜視図である。図6は、脚体20の上端部と天板支持部30の一部を、図5とは異なる方向から見た斜視図である。図7は、脚体20の上端部に設けられる連結ブラケット40を示す斜視図である。
図5、図6に示すように、脚体20の上部脚体24上には、連結ブラケット40が設けられている。連結ブラケット40は、上部脚体24の上端部と天板支持部30とを連結する。図5〜図7に示すように、連結ブラケット40は、上面部41と、側面部42と、一対の延設部43と、を一体に備える。
上面部41は、上部脚体24の上端面24tに沿って設けられる。上面部41は、平面視矩形で、上部脚体24の上端面24t(閉塞部材26の上部支持部26cの上面)にボルト(図示無し)等によって固定される。
側面部42は、上面部41の外周部の一辺(天板11の長手方向において、内側(天板11の中心に向かう方向)に位置する辺)から下方に向かって延び、上部脚体24の第一側面24sに沿って設けられる。
一対の延設部43は、側面部42の幅方向(天板11の短手方向)両側から側面部42に交差する方向(天板11の長手方向において、外側に向かう方向)に延びている。各延設部43は、上部脚体24の第一側面24sに対して隣り合う一対の第二側面24rに沿って設けられる。各延設部43は、上部脚体24の第二側面24rに沿った幅寸法が、下方から上方に向かって漸次拡大している。各延設部43の上端部は、上面部41に一体に連なっている。
このようにして、側面部42と一対の延設部43とは、平面視において、天板11の長手方向で上部脚体24の外側に向かう方向に開口するC字状をなしている。
天板支持部30は、天板11の上面11tが床面Fに平行に配置された使用状態(図1参照)と、天板11の上面11tが床面Fに対して起立した非使用状態(図2参照)と、の間で天板11を回動可能に支持する。図4〜図6に示すように、天板支持部30は、連結杆31と、回動支持部32と、天板側部材33と、を備える。なお、天板支持部30の構成は、あくまでも一例に過ぎず、適宜他の構成に置き換えることができる。
連結杆31は、天板11の長手方向に沿って延び、一対の脚体20同士を連結する。連結杆31の端部は、連結ブラケット40の側面部42に設けられた連結部材34に、回動支持部32を介して固定されている。
回動支持部32は、連結杆31の両端部にそれぞれ設けられている。図4に示すように、回動支持部32は、天板11を水平軸(天板11の長手方向に平行な軸)周りに回動自在に支持する支軸35と、天板11を使用状態に拘束する第一ロックピン36と、天板11を非使用状態に拘束する第二ロックピン37と、を備える。
天板側部材33は、天板11の下面において、天板11の長手方向における両端部にそれぞれ設けられている。天板側部材33は、天板11の短手方向に延びている。天板側部材33には、支軸35が回動自在に連結されている。これにより、天板11は、支軸35を中心として水平軸周りに回動自在に支持されている。
図4〜図6に示すように、天板側部材33には、ピン収容溝33mが形成されている。天板側部材33において、ピン収容溝33mの近傍には、第一ロックプレート38が設けられている。第一ロックプレート38は、支軸35と平行に延びる軸38sを中心として、ピン収容溝33m内に進退可能に回動する。第一ロックプレート38は、図示しないスプリング等によって、ピン収容溝33m内に進入する方向に付勢されている。第一ロックプレート38には、操作ワイヤ50の第一端部が連結されている。操作ワイヤ50の第二端部は、天板11の下面に設けられた操作部材51(図2参照)に連結されている。第一ロックプレート38は、操作ワイヤ50で引っ張ることで、ピン収容溝33mから退避可能となっている。
図4に示すように、第一ロックピン36は、天板11が使用状態にあるときにピン収容溝33m内に収容される。第一ロックプレート38は、天板11が使用状態にあるときに、ピン収容溝33mに突出して第一ロックピン36に係合し、第一ロックピン36がピン収容溝33mから退避する方向に移動するのを拘束する。
図8は、天板11が使用状態であるときに、第一ロックプレート38による拘束を解除した状態の天板付什器10を示す側面図である。図9は、天板11を起立させている途中の状態の天板付什器10を示す側面図である。図10は、天板11を起立させて非使用状態としたときの天板付什器10を示す側面図である。
天板11を使用状態から非使用状態に移行させるとき、使用者は、操作部材51を操作する。すると、図8に示すように、第一ロックプレート38は、操作ワイヤ50によって引っ張られて軸38s周りに回動し、ピン収容溝33mから退避する。これにより、第一ロックピン36の拘束が解除される。この状態で、図9、図10に示すように、天板11を使用状態から起こす方向に回動させ、非使用状態へと移行させることができる。
図5に示すように、天板側部材33には、ピン収容溝33nが形成されている。天板側部材33において、ピン収容溝33nの近傍には、図4に示すように、第二ロックプレート39が設けられている。第二ロックプレート39は、支軸35と平行に延びる軸39sを中心として、ピン収容溝33n内を移動可能に回動する。第二ロックプレート39は、ピン収容溝33n内に接近する方向に、図示しないスプリング等によって付勢されている。第二ロックプレート39には、連結ワイヤ52の第一端部が連結されている。連結ワイヤ52の第二端部は、第一ロックプレート38に連結されている。連結ワイヤ52は、操作部材51の操作により操作ワイヤ50が引っ張られて第一ロックプレート38が回動すると、第二ロックプレート39を、ピン収容溝33n内から退避する方向に回動させる。
図10に示すように、天板11が支軸35周りに回動し、使用状態から非使用状態へと移行し、天板11が所定の角度まで起立すると、ピン収容溝33n内で、第二ロックピン37に第二ロックプレート39が係合する。これにより、起立した天板11が倒れるのを拘束する。天板11を非使用状態から使用状態に移行させるとき、使用者は、操作部材51を操作する。すると、操作ワイヤ50、第一ロックプレート38を介して連結ワイヤ52が引っ張られて、第二ロックプレート39が軸39s周りに回動し、ピン収容溝33nから退避する。これにより、第二ロックピン37の拘束が解除され、天板11を倒して使用状態へと移行させることができる。
図3に示すように、上記したような天板付什器10は、天板11の上面11tを床面Fと平行とした使用状態では、連結ブラケット40の上面部41と、天板11と、の間に上下方向の隙間Sが設けられている。
図11は、天板11を上昇させた状態における天板付什器10を示す側面図である。
図11に示すように、天板11は、脚体20を伸縮させることによって天板11の高さを変更しても、上部脚体24及び連結ブラケット40間、並びに連結ブラケット40及び天板11間の上下方向での相対位置は変化しない。すなわち、天板11の高さに関わらず、連結ブラケット40の上面部41と、天板11と、の隙間Sの寸法は変動しない。
本実施形態では、使用状態及び非使用状態に回動可能な天板付什器10において、下部脚体25が上部脚体24の収容凹部24k内に収容された状態で上部脚体24に対して上下方向に移動可能に構成した。
この構成によれば、脚体20の伸縮時には、上部脚体24の収容凹部24k内に少なくとも上端部が収容された下部脚体25が、上部脚体24の下端開口を通じて上部脚体24に対して上下方向に移動する。すなわち、脚体20を伸縮させても、上部脚体24に対する天板支持部30や天板11の位置関係は変化しない。したがって、天板11を回動させて、天板付什器10の使用形態を使用状態と非使用状態との間で変更する場合や、脚部材22を伸縮させて天板11の高さを変更する場合に、脚体20の上部脚体24と天板11との間に、物品等を挟み込むのを抑えることができる。その結果、天板11の使用態様の変更を確実に行うことが可能となる。
本実施形態では、連結ブラケット40が上面部41及び側面部42を備える構成とした。
この構成によれば、上面部41及び側面部42が上部脚体24の上端部(上端面24tから第一側面24sに至る部分)に沿って配置されるので、上部脚体24に対して連結ブラケット40を強固に取り付けることができる。これにより、脚体20と天板支持部30とを、連結ブラケット40を介して強固に連結し、天板11を安定的に支持することができる。
本実施形態では、連結ブラケット40が側面部42の幅方向両側から側面部42に交差する方向に延びるとともに、上面部41に連なる一対の延設部43を備える構成とした。
この構成によれば、連結ブラケット40をより強固なものとすることができ、天板11を確実に支持することができる。
本実施形態では、天板支持部30が連結ブラケット40の側面部42に連結されている構成とした。
この構成によれば、天板支持部30を、連結ブラケット40の上面部41に連結せず、側面部42に連結することで、連結ブラケット40上(上部脚体24の上端面24t)上に、天板支持部30が存在せず、脚体20上をフラットにすることができる。また、天板支持部30を連結ブラケット40の上面部41に連結する場合に比べ、天板高さを高くすることなく脚体20の上下長さを長くすることが可能となり、上下昇降させることが可能な範囲(ストローク)を大きくできる。
本実施形態では、使用状態において、連結ブラケット40の上面部41と天板11との間に、上下方向に隙間Sが設けられている構成とした。
この構成によれば、使用状態において、連結ブラケット40の上面部41と天板11との間に、上下方向の隙間Sよりも小さい物品等を挟み込むのを抑えることができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、本発明の天板付什器は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上述した実施形態では、使用状態において、連結ブラケット40の上面部41と天板11との間に隙間Sが設けられた構成について説明したが、この構成のみに限られない。すなわち、連結ブラケット40の上面部41と天板11とは、隙間Sを隔てずに、互いに突き当たるようにしてもよい。
上述した実施形態では、連結ブラケット40を介して脚体20に天板支持部30が連結される構成について説明したが、この構成のみに限られない。脚体20に天板支持部30が直接連結されていてもよい。この場合には、使用状態において、上部脚体24の上端面24tと天板11の下面との間に隙間が設けられていても、上部脚体24の上端面24tと天板11の下面とが突き当たっていてもよい。
上述した実施形態では、上部脚体24及び下部脚体25を備える二段筒により脚体20が構成されている場合について説明したが、この構成のみに限られない。すなわち、三段以上の多段筒により脚体20を構成してもよい。このような場合においても、下方に位置する脚体が上方に位置する脚体の内側に上下方向に移動可能に収容されていればよい。
上述した実施形態では、非使用状態において、天板11が起立(天板11の上面11tと床面Fとのなす角度が直角)する構成について説明したが、この構成のみに限られない。天板11は、非使用状態において、使用状態に比べて床面Fとのなす角度が大きくなっていればよい。これにより、非使用状態において、天板11を床面Fに投影した際の投影面積が、使用状態に比べて小さくなるので、非使用時等において、天板付什器10を近接させて保管しておくことができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 天板付什器
11 天板
20 脚体
24 上部脚体
24k 収容凹部
24r 第二側面
24s 第一側面
24t 上端面
25 下部脚体
30 天板支持部
40 連結ブラケット
41 上面部
42 側面部
43 延設部
F 床面
S 隙間

Claims (3)

  1. 上下方向に伸縮可能とされ、床面上に互いに離間して配置された一対の脚体と、
    前記脚体の上方に配置された天板と、
    前記脚体及び前記天板間を連結するとともに、前記天板の上面が前記床面に沿って配置された使用状態、及び前記天板の上面が前記床面に対して傾いて配置された非使用状態の間で、前記天板を回動可能に支持する天板支持部と、を備え、
    前記脚体は、
    下方に向かって開口した収容凹部を有し、前記天板支持部が連結された上部脚体と、
    前記上部脚体の前記収容凹部内に少なくとも上端部が収容され、前記収容凹部の下端開口を通じて前記上部脚体に対して上下方向に移動可能な下部脚体と、を備え
    前記天板支持部と前記上部脚体の上端部とを連結する連結ブラケットをさらに備え、
    前記連結ブラケットは、
    前記上部脚体の上端面に沿って設けられる上面部と、
    前記上面部から下方に向かって延び、前記上部脚体の第一側面に沿って設けられる側面部と、
    前記側面部の幅方向両側から前記側面部に交差する方向に延び、前記上部脚体のうち、前記第一側面に対して隣り合う一対の第二側面に沿ってそれぞれ設けられる一対の延設部と、を備え、
    前記延設部は、前記上面部に連なっている天板付什器。
  2. 上下方向に伸縮可能とされ、床面上に互いに離間して配置された一対の脚体と、
    前記脚体の上方に配置された天板と、
    前記脚体及び前記天板間を連結するとともに、前記天板の上面が前記床面に沿って配置された使用状態、及び前記天板の上面が前記床面に対して傾いて配置された非使用状態の間で、前記天板を回動可能に支持する天板支持部と、を備え、
    前記脚体は、
    下方に向かって開口した収容凹部を有し、前記天板支持部が連結された上部脚体と、
    前記上部脚体の前記収容凹部内に少なくとも上端部が収容され、前記収容凹部の下端開口を通じて前記上部脚体に対して上下方向に移動可能な下部脚体と、を備え
    前記天板支持部と前記上部脚体の上端部とを連結する連結ブラケットをさらに備え、
    前記連結ブラケットは、
    前記上部脚体の上端面に沿って設けられる上面部と、
    前記上面部から下方に向かって延び、前記上部脚体の第一側面に沿って設けられる側面部と、を備え、
    前記天板支持部は、前記連結ブラケットの前記側面部に連結されている天板付什器。
  3. 上下方向に伸縮可能とされ、床面上に互いに離間して配置された一対の脚体と、
    前記脚体の上方に配置された天板と、
    前記脚体及び前記天板間を連結するとともに、前記天板の上面が前記床面に沿って配置された使用状態、及び前記天板の上面が前記床面に対して傾いて配置された非使用状態の間で、前記天板を回動可能に支持する天板支持部と、を備え、
    前記脚体は、
    下方に向かって開口した収容凹部を有し、前記天板支持部が連結された上部脚体と、
    前記上部脚体の前記収容凹部内に少なくとも上端部が収容され、前記収容凹部の下端開口を通じて前記上部脚体に対して上下方向に移動可能な下部脚体と、を備え
    前記天板支持部と前記上部脚体の上端部とを連結する連結ブラケットをさらに備え、
    前記連結ブラケットは、
    前記上部脚体の上端面に沿って設けられる上面部と、
    前記上面部から下方に向かって延び、前記上部脚体の第一側面に沿って設けられる側面部と、を備え、
    前記使用状態において、前記連結ブラケットの前記上面部と前記天板との間には、上下方向に隙間が設けられている天板付什器。
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