JP6937596B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来、パンティライナー、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品として、透液性の表面シートとの不透液性の裏面シートとの間に吸収体が設けられたものが知られている。このような吸収性物品としては、体液の漏れを抑制するためや装着時の違和感を軽減するために、身体の形状に沿うよう変形可能に構成されたものが知られている。
例えば、特許文献1には、略前後方向に沿って延在する弧状のサイド圧搾凹部が形成されるとともに、排泄位置の前側及び後側に略幅方向に沿って延在する弧状の前後方向圧搾凹部が形成された吸収性物品が開示されている。
また、特許文献2には、吸収体が、吸収体における平均曲げ剛性よりも曲げ剛性が低く、且つ隣接する領域よりも曲げ剛性が低い複数の第1折曲領域と、幅方向の中心線に交差するように形成され長手方向において所定幅を有する複数の第2折曲領域とを備えた吸収性物品が開示されている。
特許第4521268号公報 特許第5171643号公報
特許文献1の吸収性物品が両脚からの力を側方から受けた場合、その力はサイド圧搾凹部を介して前方の領域にも伝わる。しかしながら、特許文献1の吸収性物品は、そのような力によって前方の領域が湾曲するように構成されていないので、身体の前側における装着感を低下させる可能性がある。また、体液が急速に排出された場合等には、サイド圧搾凹部を伝って体液が漏れるおそれがある。
また、特許文献2の形態では、吸収体にスリットを設けることにより第1折曲領域及び第2折曲領域を形成しているが、これらのスリットは、吸収性物品の身体の前側へのフィット性を考慮したものではない。
上記の点に鑑みて、本発明は、身体の前側へのフィット性を向上させた吸収性物品を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の第一の形態は、透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に設けられた吸収体とを有する本体を備えた吸収性物品であって、前記本体が、前後方向に所定の長さ及び当該前後方向と直交する方向に所定の幅を有する細長形状であり、前記本体には、前記表面シート側から前記裏面シート側に窪む圧搾部が形成されており、前記圧搾部が、前記本体の前後方向に延びる前後方向中心線を対称軸として線対称に、且つ前後方向に延在するように形成された一対の前後方向圧搾部と、前記一対の前後方向圧搾部の前方に、前記前後方向中心線を対称軸として線対称に、且つ前方に向かって外側に広がるように形成された一対の斜方向圧搾部とを含み、前記斜方向圧搾部の後端が、幅方向で見て、前記前後方向圧搾部の内側に配置されている。
上記第一の形態によれば、吸収性物品の前方において、前方に向かって外側に広がるように形成された一対の斜方向圧搾部が形成されている。そして、この斜方向圧搾部の後端が、幅方向で見て、前後方向圧搾部の内側に配置されているため、吸収性物品が両脚(両腿)からの力を両側から受けたとき、その力を利用して、斜方向圧搾部の後端を起点として吸収性物品の前方の領域を変形させることができる。これにより、吸収性物品の前方の領域を、身体の前側に良好にフィットさせることができ、快適な装着感を向上させることができる。
また、上述のように吸収性物品の前方領域のフィット性が向上するため、本体を身体の前側により良好に密着させることができる。これにより、体液の漏れを防止することができる。
本発明の第二の形態では、前記斜方向圧搾部の後端を通り且つ当該斜方向圧搾部に接する2つの仮想線によって形成される最大の角度を二分する線が、前記前後方向中心線に直交する直線に対して25〜80°の角度をなす。
上記第二の形態によれば、斜方向圧搾部が所定の角度で配置されているので、吸収性物品の前方の領域を、身体の前側の丸みに沿って一層良好に変形させることができる。
本発明の第三の形態では、前記一対の前後方向圧搾部の前方に、幅方向に延びる幅方向圧搾部が形成されており、前記斜方向圧搾部が、前記一対の前後方向圧搾部及び前記幅方向圧搾部から離間している。
上記第三の形態によれば、一対の前後方向圧搾部の前方に幅方向圧搾部が形成されていることで、前方領域を身体の前側へ向けて曲げることがより容易になり、体液の前方への漏れも防止することができる。また、斜方向圧搾部が前後方向圧搾部及び幅方向圧搾部から離間していることで、体液が大量に排出された場合等でも、前後方向圧搾部や幅方向圧搾部を伝って体液が漏れることをより確実に防止することができる。
本発明の第四の形態では、前記斜方向圧搾部の前端が、幅方向で見て、前記前後方向圧搾部の内側に配置されている。
上記第四の形態によれば、斜方向圧搾部の前端も前後方向圧搾部の内側に配置されているため、前方側部において斜方向圧搾部が肌に当たる部分を低減することができるので、違和感が低減され、快適な装着感を高めることができる。
本発明の第五の形態では、前記一対の前後方向圧搾部の後方に、前記前後方向中心線を対称軸として線対称に、且つ後方に向かって外側に広がるように形成された一対の第2斜方向圧搾部が形成されており、前記第2斜方向圧搾部の前端が、幅方向で見て、前記前後方向圧搾部の内側に配置されている。
上記第五の形態によれば、前方の領域に加えて、後方の領域においても、斜方向圧搾部が設けられていることで、後方においても身体の丸みに沿った変形が可能となる。これにより、吸収性物品全体の身体へのフィット性を高めることができる。
本発明の一形態によれば、身体の前側へのフィット性を向上させた吸収性物品を提供することができる。
本発明の一形態による吸収性物品の一部破断上面図である。 本発明の一形態による吸収性物品のI−I線断面図である。 本発明の一形態による吸収性物品の機能を説明するための図である。 本発明の一形態による吸収性物品の斜方向圧搾部の位置を説明するための図である。 本発明の一形態による吸収性物品の斜方向圧搾部の位置を説明するための図である。 本発明の一形態における斜方向圧搾部の拡大図である。 本発明の一形態における斜方向圧搾部の拡大図である。 本発明の一形態における斜方向圧搾部の拡大図である。 斜方向圧搾部の形状について説明するための図である。 本発明の一形態における斜方向圧搾部の拡大図である。 本発明の別の形態による吸収性物品を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
吸収性物品1は、図1及び図2に示すように、不透液性の裏面シート2と、透液性の表面シート3と、これら両シート2、3間に設けられた吸収体4とを有する本体(吸収性物品本体)8とを備えている。吸収体4の形状保持等のために、吸収体4は、クレープ紙又は不織布等からなる被包シート5によって包まれていてもよい。
本体8は、図1に示すように、全体としては、前後方向に所定の長さを有する細長形状を有しており、前後方向と直交する方向に略一定の所定の幅を有している。そして、吸収性物品1は、前後方向に延びる中心線CLに対し略線対称の形状になっている。また、吸収性物品1は、装着する際に体液排出口に対応させる領域(体液排出口対応領域)20を含む中央領域Mと、中央領域Mの前方にある前方端部領域Fと、中央領域Mの後方にある後方端部領域Rとを有する。中央領域Mは、その両側方から延びるウィングWGを有している。前方端部領域Fは、ウィングWGの前方の起点となる位置から前方の領域であり、後方端部領域Rは、ウィングWGの後方の起点となる位置から後方の領域とすることができる。なお、本形態による吸収性物品1は、ウィングWGが設けられていない形態とすることもできる。
表面シート3側の両側部には、それぞれ前後方向(長手方向)に沿ってサイド不織布7が設けられている。サイド不織布7は、本体8の側方に部分的に突出し、同じく側方に突出する裏面シート2に積層され、ホットメルト等の接着剤やヒートシール、超音波シール等の接着手段によって接合されており、これにより、本体8の両側部にウィングWGが形成されている。
裏面シート2としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シート等の少なくとも遮水性を有するシート材を用いることができる。ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在させて実質的に不透液性を確保した不織布の積層シート等を用いることができる。また、ムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられることがさらに望ましい。このような遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。
表面シート3は、経血、おりもの、尿等の体液を速やかに透過させる透液性のシートである。表面シート3としては、有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシート等が好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維、レーヨン、キュプラ等の再生繊維、及びこれらの混紡繊維、並びにコットン等の天然繊維を単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。また、不織布の加工法としては、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等が挙げられる。これらの加工法のうち、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む不織布を製造できる点で好ましく、サーマルボンド法は嵩高でソフトな不織布を製造できる点で好ましい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維、サイドバイサイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維を用いることができる。
裏面シート2と表面シート3との間に介在される吸収体4は、体液を吸収して保持できる材料であれば限定されないが、綿状パルプと吸水性ポリマーとを含むことが好ましい。吸水性ポリマーとしては、高吸水ポリマー粒状粉(superabsorbent polymer(SAP))、高吸水ポリマー繊維(superabsorbent fiber(SAF))及びこれらの組合せを用いることができる。パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられる。化学パルプの原料材としては、広葉樹材、針葉樹材等が用いられるが、繊維長が長いこと等から針葉樹材が好適に使用される。
また、吸収体4には合成繊維を混合してもよい。合成繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン等のポリアミド、及びこれらの共重合体を使用することができ、これらのうちの2種を混合して使用することもできる。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維、サイドバイサイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。なお、疎水性繊維を親水化剤で表面処理し、体液に対する親和性を付与したものを用いることもできる。
吸収体4の厚みは、0.5〜25mmの範囲内とすることができ、1.5〜6.5mmの範囲であると好ましい。吸収体4は、前面にわたり均一な厚みを有していなくともよく、体液排出口対応領域20等を膨出させた構造とすることもできる。また、吸収体4は、積繊又はエアレイド法によって製造されたものが好ましい。
サイド不織布7としては、撥水処理不織布又は親水処理不織布を使用することができる。例えば、経血やおりもの等が浸透するのを防止する効果又は肌触り感を高める場合は、シリコン系、パラフィン系、アルキルクロミッククロライド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いることが好ましい。また、ウィングWGにおける経血等の吸収性を高める場合には、不織布の材料として、親水処理された不織布を用いることが好ましい。不織布の種類としては、折り癖が付きにくく、シワに成りにくく柔らかいエアスルー不織布が好ましい。
ウィングWGの外縁には、サイド不織布7と裏面シート2との接合のため及び剛性を高める目的で、所定の箇所に、ドット状や所定の形状を有する圧搾部が設けられていてもよい。
吸収性物品1の全長は、13〜45cmとすることができ、14〜36cmであってよく、17〜27cmとすることができる。吸収性物品1の全長が17〜27cmである場合、吸収性物品1全体の構成又は本体8の構成を、前後対称とすることができる。
本形態の吸収性物品1には、複数の圧搾部(圧縮部、エンボスともいう)が設けられている。この圧搾部は、表面シート3から裏面シート2側に窪む凹部として形成されたものである。圧搾部は、吸収体4の上に表面シート3を積層させた積層体を、一対の加圧ロールの間に通過させることによって形成することができる。例えば、吸収体4と表面シート3との積層体を、表面シート3側及び吸収体4側に、凸状のロール及び平坦なロールがそれぞれ配置されるようにして通過させることができる。
吸収性物品1においては、圧搾部は、長手方向に延びる中心線(前後方向中心線)CLを対称軸として線対称に形成されている。圧搾部としては、図1に示すように、本体8の前後方向に延びる前後方向中心線CLを対称軸として線対称に、前後方向に延在するように形成された一対の前後方向圧搾部11、11が形成されている。図示の形態では、第1圧搾部11、11は、ほぼ中央領域Mにわたって前後方向に延在しているが、中央領域Mの範囲より狭い前後方向の範囲で、又は中央領域Mを前後に越えた範囲で設けられていてもよい。
吸収性物品1は、装着時には両側方から両脚からの力を受ける。この両脚からの力は、前後方向圧搾部11、11の前方及び後方にも伝わる。これにより、例えば前方領域Fの側部は後方へと引っ張られるため、前方領域F全体において引張り応力が生じて、身体の前側へ良好にフィットすることができない場合がある。
これに対し、本形態では、吸収性物品1の前方領域Fにおいて、前後方向中心線CLを対称軸として線対称に、一対の斜方向圧搾部12、12が配置されている。この一対の斜方向圧搾部12、12はそれぞれ、前方に向かって外側に広がるように形成されており、さらに、斜方向圧搾部12、12の後端12a、12aはそれぞれ、幅方向で見て、前後方向圧搾部11、11の内側に配置されている。このような一対の斜方向圧搾部12、12、特にその後端12a、12aには応力が集中しやすくなっている。そのため、斜方向圧搾部12、12の後端12a、12aを起点として、吸収性物品1を変形させることができる。
図3は、吸収性物品1の変形を模式的に示した図である。図3(a)(図3中央)は、吸収性物品1は図1に示したものと同じ吸収性物品の上面図である。図3(b)(図3左側)は、装着時の吸収性物品1のII−II断面を模式的に示した図であり、図3(c)(図3下側)は、装着時の吸収性物品1のIII−III断面を模式的に示した図である。図3(b)及び図3(c)においては、装着前(変形前)の吸収性物品を1'の符号で示す。
上述のように、吸収性物品1は、装着時には両脚からの力(図においては白抜きの矢印で表示)を受けて両側方から押され、その両脚の押力によって、吸収性物品1は脚の丸みに沿うように変形する。その際、脚の押力が前後方向圧搾部11、11を介して前後方向に伝わり、前方領域Fの側部は斜め後方へと引っ張られることになる。このような力により、吸収性物品1の前方の部分は、斜方向圧搾部12、12を起点として、前後方向中心線CLで切った断面(III−III線断面、図3(c))で見て身体側(上側)へと立ち上がる。それと同時に、幅方向で切った断面(II−II線断面、図3(b))で見て、前後方向中心線CL付近の領域が前方へ突出するように湾曲する。これにより、吸収性物品1の前方領域Fが、身体の前側の恥骨部の丸みに沿って三次元的に変形することができる。
本形態による斜方向圧搾部12は、表面シート3及び吸収体4を共に圧搾することによって形成されたものであるので、表面シート3が吸収体4から浮いて吸収体4がヨレるといった問題も生じにくい。そのため、長時間の使用においても快適な装着感を得ることができる。
また、このように、吸収性物品1の前方領域Fが、身体の前側部分の丸みに沿って変形できることから、吸収性物品1の身体の前側部分への密着性が高まる。そのため、体液の漏れも良好に抑制することができる。
なお、斜方向圧搾部12の後端12aが、幅方向で見て前後方向圧搾部11の内側に配置されている、とは、斜方向圧搾部12の後端12aから前後方向中心線CLまでの幅方向の距離dと、前後方向圧搾部11から前後方向中心線CLまでの幅方向の最大距離Dとを比較した場合、後者が大きいことを含む(図1)。図1の形態では、一対の前後方向圧搾部11、11は、等しい間隔を置いて前後方向に直線的に延びているため、一対の前後方向圧搾部11、11間の距離の2分の1が、距離Dに等しくなっている。
一対の前後方向圧搾部11、11は、図4A及び図4Bに示すように、湾曲している形状を有していてよい。図4Aに示す形態では、一対の前後方向圧搾部11、11は、幅方向外側に膨らんだ形状を有している。この場合には、前後方向圧搾部11の前後方向で見た中央における前後方向圧搾部11、11間の距離の2分の1が、上記距離Dとなっている。また、図4Bに示す形態では、一対の前後方向圧搾部11、11は、幅方向内側に括れた形状を有している。この場合には、前後方向圧搾部11の前端又は後端における前後方向圧搾部11、11間の距離の2分の1が、上記距離Dとなっている。図4A及び図4Bのいずれの形態においても、斜方向圧搾部12の後端12aから前後方向中心線CLまでの幅方向の距離dは、距離Dより小さくなっている。なお、図4A及び図4Bは、前後方向圧搾部11と斜方向圧搾部12との位置関係を示すための図であり、これらの図においては一部の参照符号を省略している。
また、上記の斜方向圧搾部12の後端12aが、幅方向で見て前後方向圧搾部11の内側に配置されている、とは、斜方向圧搾部12の後端12aの位置と、前後方向圧搾部11の前端の位置とを幅方向で比較した場合、後者が前後方向中心線CLにより近くなっていることを含んでいてもよい。なお、一対の前後方向圧搾部11、11の前方に、幅方向に延びる幅方向圧搾部15が設けられていて一対の前後方向圧搾部11、11と幅方向圧搾部15とが連結している場合(後述)には、前後方向圧搾部11の前端は、連結部における曲率変化点とすることができる。その場合、斜方向圧搾部12の後端12aの位置が、幅方向圧搾部15の端部の位置より内側になる。
図5に、斜方向圧搾部12の拡大図を示す。図5からも明らかであるように、斜方向圧搾部12は、後端12aから前方に向かって外側に広がる形状を有している。この場合、斜方向圧搾部12の後端12aを通り且つ斜方向圧搾部12に接する2本の仮想線X1、X2を、これらの仮想線X1、X2によって形成される角度βが最大となるように引いた場合、その角度βを二分する傾斜中心線Yと、前後方向中心線CLに直交する直線とがなす角度αが、25〜80°であると好ましく、45〜75°であるとより好ましい。角度αを上記範囲とすることによって、吸収性物品1の前方領域Fを、身体の前側の丸みに沿って変形させる効果をより良好に発揮させることができる。
斜方向圧搾部12は、その後端12aが、前後方向中心線CLから幅方向に1.0〜2.5cm離れるように配置されていると好ましく、1.5〜2.0cm離れるように配置されているとより好ましい。また、斜方向圧搾部12の後端12aは、前後方向で見て、吸収性物品1の全長の中央、又は中央領域の中央において、前後方向中心線CLと直交する線から5.0〜7.0cm離れていると好ましく、5.0〜6.0cm離れているとより好ましい。
図5の形態では、斜方向圧搾部12は溝状であるので、上記傾斜中心線Yは、溝の幅の中央を通る中心線となっている。斜方向圧搾部12が溝状である場合、斜方向圧搾部12の長さは、5〜20mm程度であると好ましい。
斜方向圧搾部12は、溝状以外の形態であってもよく、例えば図6に示すように、所定の面積を有する形状、例えばハート形を有していてもよい。斜方向圧搾部12が所定の面積を有する形状であると、その箇所の剛性が高まるため、湾曲の起点としての機能がより確実になる。
図6の形態でも、図4の形態で説明したように、斜方向圧搾部12の後端12aを通り且つ斜方向圧搾部12に接する仮想線X1、X2を、これらの仮想線X1、X2によって形成される角度βが最大となるように引いたとき、この角度βを二分する傾斜中心線Yと、前後方向中心線CLに直交する直線とがなす角度αは25〜80°であると好ましく、45〜75°であるとより好ましい。
また、斜方向圧搾部12は、図7に示すように、独立した圧搾部を複数含むものであってもよい。図示の形態では、2つのハート形の斜方向圧搾部12'、12''が傾斜中心線Y上に並んで配置されている。この場合、複数の独立した斜方向圧搾部の形状や大きさは同じとすることもできるし、異ならせることもできる。
斜方向圧搾部12の形状は、特に限定されず、上記の溝状(図5)、ハート形(図6、7)以外の形状であってよい。例えば、図8(a)〜(d)にそれぞれ示すような、滴形、矢形、逆三角形、逆五角形等であってよい。図8(a)〜(d)に示すように、斜方向圧搾部12はそれぞれ、湾曲の起点となる後端12aを有している。
また、斜方向圧搾部12は、図示のように、高圧搾部122と、その周囲に形成された高圧搾部122(黒色で表示)より浅い窪みを有する低圧搾部121(白色で表示)とを有していてもよい。低圧搾部121は、高圧搾部122の全体を囲むように形成されていてもよいし、高圧搾部122の輪郭の一部と低圧搾部121の輪郭の一部が重なりあっていてもよい。
図6〜図8に示す斜方向圧搾部12の形状は、線対称となっている。そのため、上述の傾斜中心線Y(斜方向圧搾部12の後端12aを通り且つ斜方向圧搾部12に接する2つの仮想線X1、X2によって形成される最大角度βを二分する線)は、斜方向圧搾部12の対称線となっている。しかし、斜方向圧搾部12の形状は、線対称になっていなくともよい。
図9に、別の形状を有する斜方向圧搾部12の拡大図を示す。図9の形態では、斜方向圧搾部12はハート形状であるが、ハート形状自体が線対称ではない。図9の形態のように斜方向圧搾部12の形状が線対称でない場合、線対称の図形(図6等)と比較して幅方向外側の領域がより大きくなっていると好ましい。
図6〜図9に示す形態においては、斜方向圧搾部12の後端12aのみならず、前端12bも、幅方向で見て、前後方向圧搾部11の内側に配置されているが、前端12bは、前後方向圧搾部11の外側にあってもよい。しかし、斜方向圧搾部12の後端12aと前端12bとが共に、幅方向で見て、前後方向圧搾部11の内側に配置されていることによって、前方領域Fの側部において、斜方向圧搾部12が肌に当って違和感が生じることを防止することができる。なお、斜方向圧搾部12の前端12bは、上述の傾斜中心線Y上における傾斜方向圧搾部12の前方の端部を指す。
図1の形態では、一対の前後方向圧搾部11、11の前方に、幅方向に延びる幅方向圧搾部(前方幅方向圧搾部)15が設けられている。このような前方幅方向圧搾部15が設けられていることにより、この溝状の圧搾部が折れの起点になるため、装着時に、吸収性物品1の前方領域Fを身体の前側へ向けてより容易に湾曲させることができる。また、前方幅方向圧搾部15によって、前方への体液の漏れを防止することもできる。
斜方向圧搾部12は、前方幅方向圧搾部15と連結していてもよいし連結していなくともよい。しかし、図1等に示すように、斜方向圧搾部12と前方幅方向圧搾部15とが連結せず、互いに離間している場合には、体液が前方幅方向圧搾部15を伝って拡散し、漏れることを防止することができる。その場合、離間する距離は、2.0mm以上であると好ましい。また、離間する距離は、前方幅方向圧搾部15による折れとの関係から、10mm以下であると好ましい。
なお、図1の形態では、一対の前後方向圧搾部11、11の後方には、幅方向に延びる幅方向圧搾部(後方幅方向圧搾部)16が設けられている。本形態では、これらの一対の前後方向圧搾部11、11は、その前方で前方幅方向圧搾部15にそれぞれ連結されており、その後方で後方幅方向圧搾部16にそれぞれ連結されていて、これにより、環状の溝状圧搾部が形成されている。このように、連結された圧搾部が形成されることにより、主に体液排出口対応領域20に排出される体液の漏れを全方向で防止することができる。
以上においては、斜方向圧搾部12が前方領域Fのみに形成されている場合について説明したが、斜方向圧搾部12は、後方領域Rにも形成されていてもよい。その場合、後方領域Rに形成される一対の第2斜方向圧搾部は、幅方向で見て前後方向圧搾部11、11の内側に配置されて身体に丸みに合せて湾曲するという効果を奏する限り、前方領域Fに形成されている一対の斜方向圧搾部12、12とは同じ形状、大きさ、及び/又は配置であってもよいし、異なっていてもよい。
図10に、本発明の別の形態の吸収性物品1Aを示す。吸収性物品1Aは、圧搾部の構成が異なる点で、図1に示す吸収性物品1と異なっている。吸収性物品1には、一対の前後方向圧搾部11A、11Aが形成されており、その前方に、前方に向かって外側に広がる斜方向圧搾部12A、12Aが設けられている。さらに、一対の前後方向圧搾部11A、11Aの後方において、第2斜方向圧搾部13A、13Aが形成されている。一対の前後方向圧搾部11A、11Aの前方及び後方には、それぞれ前方幅方向圧搾部15A及び後方幅方向圧搾部16Aが形成されており、一対の前後方向圧搾部11A、11A、前方幅方向圧搾部15A、及び後方幅方向圧搾部16Aは連結して環状の圧搾部が形成されている。図10に示すように、吸収性物品には、体液の漏れの抑制や身体にフィットさせるための形状の変形を容易にするために、環状の圧搾部の内側に追加的に、圧搾部群17A、18A、内側環状圧搾部19A等を形成することができる。
1、1A 吸収性物品
2 裏面シート
3 表面シート
4 吸収体
5 被包シート
7 サイド不織布
8、8A 本体(吸収性物品本体)
11、11A 前後方向圧搾部
12、12'、12''、12A 斜方向圧搾部
12a 斜方向圧搾部12の後端
12b 斜方向圧搾部12の前端
13A 第2斜方向圧搾部
15、15A、16、16A 幅方向圧搾部
20、20A 体液排出口対応領域
121 低圧搾部
122 高圧搾部
CL 吸収性物品1、1Aの前後方向中心線
F 前方領域
M 中央領域
R 後方領域
X1、X2 仮想線
Y 傾斜中心線
WG ウィング

Claims (3)

  1. 透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に設けられた吸収体とを有する本体を備えた吸収性物品であって、
    前記本体が、前後方向に所定の長さ及び当該前後方向と直交する方向に所定の幅を有する細長形状であり、
    前記本体には、前記表面シート側から前記裏面シート側に窪む圧搾部が形成されており、
    前記圧搾部が、
    前記本体の前後方向に延びる前後方向中心線を対称軸として線対称に、且つ前後方向に延在するように形成された一対の前後方向圧搾部と、
    前記一対の前後方向圧搾部の前方に、前記前後方向中心線を対称軸として線対称に、記前後方向中心線に対して傾斜した傾斜線に沿って互いに離間して形成された一対の斜方向圧搾部とを含み、
    前記傾斜線が、前記斜方向圧搾部の後端を通り且つ当該斜方向圧搾部に接する2つの仮想線によって形成される最大の角度を二分する線であり、前方に向かって前記前後方向中心線に近付くことなく外側に広がり、前記前後方向中心線に直交する直線に対して45〜75°の角度をなし、
    前記斜方向圧搾部の後端が、幅方向で見て、前記前後方向圧搾部の内側に配置されており、
    前記一対の前後方向圧搾部の前方に、幅方向に延びる幅方向圧搾部が形成されており、
    前記幅方向圧搾部より前方の、前記一対の斜向圧搾部の間には圧搾部が形成されておらず、
    前記斜方向圧搾部の前端が、幅方向で見て、前記前後方向圧搾部の内側に配置されている、吸収性物品。
  2. 前記斜方向圧搾部が、前記一対の前後方向圧搾部及び前記幅方向圧搾部から離間している、請求項に記載の吸収性物品。
  3. 前記一対の前後方向圧搾部の後方に、前記前後方向中心線を対称軸として線対称に、且つ後方に向かって外側に広がるように形成された一対の第2斜方向圧搾部が形成されており、
    前記第2斜方向圧搾部の前端が、幅方向で見て、前記前後方向圧搾部の内側に配置されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
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