JP6937413B2 - ガラス板合紙用木材パルプ及びその使用、ガラス板用合紙、それを用いた積層体、ガラス板の保護方法、並びにガラス板合紙用木材パルプ又はガラス板用合紙の検査方法 - Google Patents
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(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板合紙用木材パルプに関する。
(1)アルミニウム 1500ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 500ppm以下
(4)カルシウム 600ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 50.0ppm以下
(7)塩素 500ppm以下
(8)ナトリウム 1500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板用合紙に関する。
ガラス板合紙用木材パルプを用いてJIS P 8222に準拠して調製された手すき紙を蛍光X線分析に供する工程、
前記蛍光X線分析により前記手すき紙のアルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度を測定する工程、
前記濃度が下記
(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板合紙用木材パルプを選別する工程
を含む、ガラス板合紙用木材パルプの検査方法に関する。
ガラス板用合紙を蛍光X線分析に供する工程、
前記蛍光X線分析により前記ガラス板用合紙のアルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度を測定する工程、
前記濃度が下記
(1)アルミニウム 1500ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 500ppm以下
(4)カルシウム 600ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 50.0ppm以下
(7)塩素 500ppm以下
(8)ナトリウム 1500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板用合紙を選別する工程
を含む、ガラス板用合紙の検査方法に関する。
(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たす木材パルプからなる合紙、或いは、アルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度が下記
(1)アルミニウム 1500ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 500ppm以下
(4)カルシウム 600ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 50.0ppm以下
(7)塩素 500ppm以下
(8)ナトリウム 1500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たす合紙をガラス板に使用すると、ガラス板へ転写する汚染物質量が減少し、その結果、パネル形成時の問題を低減することができることが今回明らかとなった。
(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たす品質を備える。これにより、本発明の木材パルプからなるガラス板合紙の表面に存在する汚染物質を実質的に問題とならないレベルまで低減することができる。また、本発明のガラス板用合紙は、木材パルプからなるガラス板用合紙であって、蛍光X線分析による当該合紙表面のアルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度が下記
(1)アルミニウム 1500ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 500ppm以下
(4)カルシウム 600ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 50.0ppm以下
(7)塩素 500ppm以下
(8)ナトリウム 1500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たす。
(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
のいずれも満たさないもの、並びに木材パルプを原料とするガラス板用合紙の蛍光X線測定によって得られたアルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度が下記
(1)アルミニウム 1500ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 500ppm以下
(4)カルシウム 600ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 50.0ppm以下
(7)塩素 500ppm以下
(8)ナトリウム 1500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
のいずれも満たさないものについては存在する汚染物質の量が比較的多いとみなし、当該濃度を制限する。
R1 3SiO−(R1 2SiO)a−SiR1 3 (1)
R1は、それぞれ独立して、水素原子、水酸基、或いは、置換若しくは非置換の一価炭化水素基、アルコキシ基で示される基から選択される基であり、
aは、0〜1000の整数であり、
bは3〜100の整数であり、
cは1〜4の整数、好ましくは2〜4の整数である)
で表されるオルガノポリシロキサンが挙げられる。
R2 3SiO−(R1 2SiO)d−(R1ASiO)e−SiR2 3 (4)
(式中、
R1は、それぞれ独立して、上記と同様であり、
R2は、それぞれ独立して、R1又はAであり、
Aは、それぞれ独立して、R3Gで表される基であり、R3は、置換若しくは非置換の二価炭化水素基であり、Gはエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等の炭素数2〜5のアルキレンオキサイドを少なくとも1種含有してなるポリオキシアルキレン基を表し、
dは1〜500の整数を表し、
eは1〜50の整数を表す)。
xは20〜160、yは1〜25であり、x/yの値は50〜2であり、
Aは、例えば−(CH2)3O−(CH2CH2O)m−(CH2CH2CH2O)n−R4であり、mは7〜40、nは0〜40、m+nの値は少なくとも1であり、グラフト重合されたものでもランダム重合されたものでもよく、R4は水素原子又は上記置換若しくは非置換の一価炭化水素基を表す。好適には、mは7〜30、nは0〜30である)
(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たす木材パルプからなる合紙、或いは、アルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度が下記
(1)アルミニウム 1500ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 500ppm以下
(4)カルシウム 600ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 50.0ppm以下
(7)塩素 500ppm以下
(8)ナトリウム 1500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たす合紙をガラス板に使用することで、高精細ディスプレイ用などの高品質なガラス板が求められる場合であっても、品質不良を低減することができる。
(1)アルミニウム 1500ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 500ppm以下
(4)カルシウム 600ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 50.0ppm以下
(7)塩素 500ppm以下
(8)ナトリウム 1500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たし、着色の有無は問わない。したがって、本発明のガラス板用合紙は、着色されたものも未着色のものも包含する。
ガラス板合紙用木材パルプを用いてJIS P 8222に準拠して調製された手すき紙を蛍光X線分析に供する工程、
前記蛍光X線分析により前記手すき紙のアルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度を測定する工程、
前記濃度が下記
(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板合紙用木材パルプを選別する工程
を含む。
ガラス板用合紙を蛍光X線分析に供する工程、
前記蛍光X線分析により前記ガラス板用合紙のアルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度を測定する工程、
前記濃度が下記
(1)アルミニウム 1500ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 500ppm以下
(4)カルシウム 600ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 50.0ppm以下
(7)塩素 500ppm以下
(8)ナトリウム 1500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板用合紙を選別する工程
を含む。
(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板合紙用木材パルプを選別する工程、或いはガラス板用合紙の検査方法において、各元素の濃度が下記
(1)アルミニウム 1500ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 500ppm以下
(4)カルシウム 600ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 50.0ppm以下
(7)塩素 500ppm以下
(8)ナトリウム 1500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板用合紙を選別する工程は、例えば、予め設定された各元素の濃度の基準に従って、当該基準に合致するガラス板合紙用木材パルプ又はガラス板用合紙を手動又は自動で選別することによって実施することができる。
アルミ製で75度の角度がつけられたL字架台上のガラス載置面に発泡ウレタンを敷き、ガラス板を垂直方向に載置するための載置面と、載置面の後端部から垂直方向に延びる背もたれ面に向けて、サイズ680mm×880mm×0.7mmのガラス板120枚と各ガラス板の間にガラス板合紙を挿入して、背もたれ面に平行となるように立てかけ、架台に固定された帯状のベルトを後端部から背もたれ面へ全周にわたり掛け渡してガラス板を固定した。上記のようにセットされた架台は、外部からの埃や塵等の混入を防ぐため包装資材で全面を被覆した。その後、トラックでの輸送テストを実施した。輸送テスト条件は、輸送距離1000km(輸送途中に40℃×95%RHの環境下に5日間保管)でテストを実施した。
蛍光X線分析装置「EA−8000」(日立ハイテクサイエンス製)を用いて、アルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素のX線強度を分析した。なお、必要に応じて、測定する紙を複数枚重ねて分析した。
蒸解工程と、洗浄工程と、酸素脱リグニン反応工程と、二酸化塩素及び過酸化水素による多段晒漂白工程とからなる針葉樹晒クラフトパルプの製造装置において、多段晒漂白工程で得られたパルプをイオン交換水で洗浄し、針葉樹晒クラフトパルプを得た。この針葉樹晒クラフトパルプを原料としてJIS P 8222に準拠した方法で50g/m2の手すき紙を作製した。この手すき紙について蛍光X線分析を行ったところ、アルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの濃度はそれぞれ、67.7ppm、372ppm、89.5ppm、53.3ppm、509ppm、55.2ppm、201ppm、1560ppm、22.2ppm、6.30ppm及び238ppmであった。
木材パルプとして前記針葉樹晒クラフトパルプを100質量部用意し、これを離解して叩解度を520mlc.s.f.に調製したスラリーに硫酸アルミニウムを全パルプ質量に対して0.7質量部添加し、イオン交換水を使用して0.4%濃度のパルプスラリーを調製した。これを、長網抄紙機を使用して、坪量50g/m2のガラス合紙を得た。このガラス板合紙について蛍光X線分析を行ったところ、アルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの濃度はそれぞれ、1140ppm、241ppm、144ppm、46.2ppm、492ppm、20.9ppm、40.3ppm、952ppm、13.4ppm、6.0ppm及び170ppmであった。
Claims (6)
- ガラス板合紙用木材パルプであって、
前記木材パルプを用いてJIS P 8222に準拠した方法で調製された手すき紙の蛍光X線分析による該手すき紙のアルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度が下記
(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板合紙用木材パルプ。 - アルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの少なくとも1つが無機鉱物として存在する、請求項1に記載のガラス板合紙用木材パルプ。
- 前記ガラス板がディスプレイ用である、請求項1又は2に記載のガラス板合紙用木材パルプ。
- 前記ディスプレイがTFT液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイである、請求項3に記載のガラス板合紙用木材パルプ。
- ガラス板合紙の製造のための、請求項1から4のいずれか一項に記載の木材パルプの使用。
- ガラス板合紙用木材パルプを用いてJIS P 8222に準拠して調製された手すき紙を蛍光X線分析に供する工程、
前記蛍光X線分析により前記手すき紙のアルミニウム、ケイ素、硫黄、カルシウム、マグネシウム、鉄、塩素、ナトリウム、カリウム、リン及びニッケルの各元素の濃度を測定する工程、
前記濃度が下記
(1)アルミニウム 120ppm以下
(2)ケイ素 1000ppm以下
(3)硫黄 300ppm以下
(4)カルシウム 800ppm以下
(5)マグネシウム 800ppm以下
(6)鉄 100ppm以下
(7)塩素 700ppm以下
(8)ナトリウム 3500ppm以下
(9)カリウム 50.0ppm以下
(10)リン 20.0ppm以下
(11)ニッケル 400ppm以下
の条件の少なくとも1つを満たすガラス板合紙用木材パルプを選別する工程
を含む、ガラス板合紙用木材パルプの検査方法。
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JP2020117230A JP6937413B2 (ja) | 2016-05-27 | 2020-07-07 | ガラス板合紙用木材パルプ及びその使用、ガラス板用合紙、それを用いた積層体、ガラス板の保護方法、並びにガラス板合紙用木材パルプ又はガラス板用合紙の検査方法 |
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JP2020117230A JP6937413B2 (ja) | 2016-05-27 | 2020-07-07 | ガラス板合紙用木材パルプ及びその使用、ガラス板用合紙、それを用いた積層体、ガラス板の保護方法、並びにガラス板合紙用木材パルプ又はガラス板用合紙の検査方法 |
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