JP6936181B2 - 車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造 - Google Patents
車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6936181B2 JP6936181B2 JP2018070559A JP2018070559A JP6936181B2 JP 6936181 B2 JP6936181 B2 JP 6936181B2 JP 2018070559 A JP2018070559 A JP 2018070559A JP 2018070559 A JP2018070559 A JP 2018070559A JP 6936181 B2 JP6936181 B2 JP 6936181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument panel
- shielding sheet
- opening
- steering
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 23
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
インストルメントパネルの運転席側には、上記コラムカバーを挿通させるための開口が形成されている。
上部遮蔽カバーと下部遮蔽カバーは、ハンドルの上下調節の際に、コラムカバーの変位に追随しながら、開口を遮蔽することができる。
上縁に沿って挿通部が形成されたフレキシブルな遮蔽シートと、上記遮蔽シートの挿通部に通された伸縮可能な条体、とを備え、上記条体の両端部は上記開口の左右において上記インストルメントパネルの裏側に取り付けられ、上記遮蔽シートは、上記開口の周縁部において上記挿通部から下方に離れた箇所で、上記インストルメントパネルの裏側に取り付けられ、上記遮蔽シートが、上記コラムカバーの下面と上記開口の下部の周縁との間を遮蔽しており、上記コラムカバーの下方への変位に伴い、上記コラムカバーの下面に押されて上記条体が伸びるとともに上記遮蔽シートの上縁が下方に変位することを特徴とする。
上記構成によれば、遮蔽シートは溶着されているので、複雑な取付手段を必要とせず、よりコストの低減を図ることができる。
上記構成によれば、条体と遮蔽シートをロアカバーに取り付けるので、取付作業がより一層簡単になる。
さらに好ましくは、上記引掛部は鉤形状をなしており、上記ゴム紐はその両端部にリング部を有し、上記リング部が上記引掛部に掛けられている。
上記構成によれば、条体としてのゴム紐の取り付け作業がより一層簡単になる。
上記構成によれば、ゴム紐がコラムカバーに押されて下方に伸びた時に、ゴム紐の両端部を安定して支持することができる。また、規制部を設けることにより、ゴム紐の両端部の外れを確実に防止できる。
上記遮蔽シートの挿通部に挿通された上記ゴム紐の両端部を上記左右一対の引掛部に掛けることにより、上記遮蔽シートを上記開口に対して位置決めする工程と、次に、上記遮蔽シートを、上記挿通部から下方に離れた箇所で、上記インストルメントパネルの裏面に溶着する工程と、を備えたことを特徴とする。
上記方法によれば、最初にゴム紐をインストルメントパネルに取り付けて位置決めをした後で、遮蔽シートを溶着するので、遮蔽シートの取付作業をより一層簡単にすることができる。
遮蔽装置の上部構造については公知の構造を採用する。簡単に説明すると、この上部構造は、布や合成皮革等のフレキシブルな遮蔽シートを備えている。この遮蔽シートの外周縁がインストルメントパネル本体11の開口上部15aの周縁に取り付けられ、内周縁がコラムカバー20の上部周面に取り付けられている。この遮蔽シートは弛んでおり、コラムカバー20の上下方向の変位に追随して変形し、常に開口上部15aを遮蔽することができる。
遮蔽シート31の挿通部31aにゴム紐32を通した状態で、ゴム紐32の両端部のリング部32aをロアカバー12の左右一対の引掛部42に着脱可能に掛ける。具体的には、リング部32aの一部を凸部40のスリット44に押し込んで、引掛部42に引っ掛ける。これにより、遮蔽シート31はロアカバー12に位置決めされる。
溶着部50は、挿通部31aから下方に所定距離D以上離れている。後述する遮蔽シート31の上縁の変位を可能にするためである。
図4(A)は、コラムカバー20が最上位位置にある時の状態を示す。本実施形態では遮蔽シート31の上縁がコラムカバー20の下面と僅かな間隔だけ離れているが、遮蔽シート31の上縁がコラムカバー20の下面と接していてもよく、僅かに湾曲した状態で接していてもよい。
ゴム紐32が伸びた時に、リング部32aは鉤状の引掛部42により安定して支持することができる。また、ゴム紐32の伸び縮みの際に、規制部43によりリング部32aが引掛部42から外れるのを確実に防止できる。
11 インストルメントパネル本体
12 ロアカバー
15 開口
15a 開口上部
15b 開口下部
20 コラムカバー
30 遮蔽装置の下部構造
31 遮蔽シート
31a 挿通部
32 ゴム紐(条体)
32a リング部
42 引掛部
43 規制部
44 スリット(隙間)
50 溶着部
Claims (7)
- ステアリング装置のコラムカバーを通すためにインストルメントパネルに形成された開口を遮蔽する、車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造において、
上縁に沿って挿通部が形成されたフレキシブルな遮蔽シートと、上記遮蔽シートの挿通部に通された伸縮可能な条体、とを備え、
上記条体の両端部は上記開口の左右において上記インストルメントパネルの裏側に取り付けられ、
上記遮蔽シートは、上記開口の周縁部において上記挿通部から下方に離れた箇所で、上記インストルメントパネルの裏側に取り付けられ、
上記遮蔽シートが、上記コラムカバーの下面と上記開口の下部の周縁との間を遮蔽しており、
上記コラムカバーの下方への変位に伴い、上記コラムカバーの下面に押されて上記条体が伸びるとともに上記遮蔽シートの上縁が下方に変位することを特徴とする車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造。 - 上記遮蔽シートが樹脂製の布からなり、上記インストルメントパネルの裏面に溶着されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造。
- 上記インストルメントパネルは、インストルメントパネル本体と、このインストルメントパネル本体の運転席側の下部に連結されたロアカバーとを備え、上記開口が上記インストルメントパネル本体と上記ロアカバーにわたって形成され、
上記ロアカバーに上記条体の両端部と上記遮蔽シートが取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造。 - 上記インストルメントパネルの裏面には、上記開口の左右に一対の引掛部が突出して形成されており、
上記条体はゴム紐からなり、その両端部が上記引掛部に着脱可能に掛けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造。 - 上記引掛部は鉤形状をなしており、上記ゴム紐はその両端部にリング部を有し、上記リング部が上記引掛部に掛けられていることを特徴とする請求項4に記載の車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造。
- 上記鉤形状の引掛部は上方に延びる第1部分と、この第1部分の上端から車両後方に突出する第2部分とを有して鉤形状をなしており、
さらに上記インストルメントパネルの裏面には規制部が突出して形成され、上記規制部は上記引掛部の上方に配置され、上記引掛部の上端と上記規制部との間の隙間が、上記ゴム紐の太さより狭いことを特徴とする請求項5に記載の車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造。 - 請求項4〜6のいずれかに記載の車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造を製造する方法において、
上記遮蔽シートの挿通部に挿通された上記ゴム紐の両端部を上記左右一対の引掛部に掛けることにより、上記遮蔽シートを上記開口に対して位置決めする工程と、
次に、上記遮蔽シートを、上記挿通部から下方に離れた箇所で、上記インストルメントパネルの裏面に溶着する工程と、
を備えたことを特徴とする車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018070559A JP6936181B2 (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | 車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018070559A JP6936181B2 (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | 車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019181967A JP2019181967A (ja) | 2019-10-24 |
JP6936181B2 true JP6936181B2 (ja) | 2021-09-15 |
Family
ID=68338978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018070559A Active JP6936181B2 (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | 車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6936181B2 (ja) |
-
2018
- 2018-04-02 JP JP2018070559A patent/JP6936181B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019181967A (ja) | 2019-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7731226B2 (en) | Vehicle seat side air bag assembly | |
JP5714829B2 (ja) | スカイライトを有するコンバーチブルトップ | |
WO2015168401A1 (en) | Center side impact airbag module with control tether | |
JP5527534B2 (ja) | 自動車のルーフ構造 | |
CN105882540A (zh) | 内置地图袋 | |
JP4691727B2 (ja) | サイドエアバッグ内蔵シート | |
EP3369631A1 (en) | Pedestrian protection airbag device | |
JP2010221854A (ja) | コラム付けニーエアバッグ装置 | |
JP6936181B2 (ja) | 車両用ステアリング遮蔽装置の下部構造 | |
JP4547410B2 (ja) | ステアリングハンガービーム | |
JP5910441B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
US20020175532A1 (en) | Seating arrangement for a vehicle interior | |
JP2008018857A (ja) | 車両用遮蔽部材及び車両用遮蔽構造 | |
CN111094061B (zh) | 乘坐物用座椅 | |
JP6774608B2 (ja) | 車両の遮蔽構造 | |
JP2008213614A (ja) | 車両用サイドエアバッグ装置 | |
JP5322669B2 (ja) | インストルメントパネル用遮蔽部材の取付構造 | |
JP5324299B2 (ja) | コラムブラインド装置 | |
JP6417028B2 (ja) | カーテンエアバッグ用ストラップの保持部材、カーテンエアバッグ装置、並びに車両用カーテンエアバッグの設置構造 | |
JP7196505B2 (ja) | 車両の上部内装構造 | |
JP4832924B2 (ja) | 車両用シートバック | |
JP2014180966A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP6996270B2 (ja) | カーテンエアバッグ装置の搭載構造 | |
KR102460903B1 (ko) | 에어백 장치 | |
JP2011184006A (ja) | 車両のインストルメントパネル周辺構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200811 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210719 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210803 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210826 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6936181 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |