JP6936026B2 - 販売データ処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、販売データ処理装置およびプログラムに関する。
商品の販売促進の一環として、客が貯めたポイントを商品と交換することができるポイント交換商品のサービスがある。店舗は、チラシやWebページ、店頭のポップ表示等を介して、販促キャンペーンにてポイント交換の対象となるポイント交換商品を宣伝する。客は貯めたポイントを用いれば、対象商品を現金の支出無しで入手できるので、他の類似商品ではなくポイント交換商品を選ぶ動機付けとなる。
従来の一般的なポイント交換の方法としては、サービスカウンタにてクーポンを提示して、対象商品をクーポンと交換して受け取る方法がある。これに対して近年では、より手軽な交換方法として、レジカウンタにて他の商品の精算とあわせてポイント交換処理を行いたいという要望がある。また、クーポンを発行する手間、あるいは、クーポンを店舗に持参してレジカウンタで提示するといった一連の手間を省きたいという要望がある。このように従来、ポイント交換にかかる業務の簡便化が望まれていた。
本発明が解決しようとする課題は、ポイント交換業務の簡便化を図ることができる販売データ処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の販売データ処理装置は、ポイント読込手段と、コード受付手段と、コード変換手段と、情報読込手段と、登録手段と、を備える。ポイント読込手段は、ポイント記憶手段からポイント残高を読み込む。コード受付手段は、商品コードの入力を受付ける。コード変換手段は、商品コードと、ポイント交換商品に付された交換商品コードと、ポイント交換を適用する期間又は客に係る条件とを対応付けたコード変換表に基づき、前記コード受付手段が受付けた前記商品コードが前記コード変換表に存在し、且つ当該商品コードに対応付けられた前記条件を満たす場合に、当該商品コードを、当該商品コードに対応付けられた前記交換商品コードに変換する。情報読込手段は、前記交換商品コードに対応付けて前記ポイント交換商品の商品情報、および、ポイント交換時の利用ポイント数を記憶した記憶手段から、前記コード変換手段による変換後の前記交換商品コードに対応付けられている情報を読み込む。登録手段は、前記ポイント残高が前記利用ポイント数以上であれば、前記ポイント残高から前記利用ポイント数を減算して、前記ポイント交換商品をポイントと交換する処理を行い、前記ポイント残高が前記利用ポイント数未満であれば、商品コードと商品の価格とを対応付けた商品情報記憶手段から、前記コード受付手段が受付けた前記商品コードに対応する商品の価格を読み込んで、当該商品を販売登録する。
図1は、本実施形態にかかる店舗システムの概略構成図である。 図2は、本部サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、商品マスタのデータ構成例を示す図である。 図4は、会員マスタのデータ構成例を示す図である。 図5は、コード変換マスタのデータ構成例を示す図である。 図6は、コード変換マスタのその他のデータ構成例を示す図である。 図7は、店舗サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図8は、POS端末のハードウェア構成例および機能構成を示すブロック図である。 図9は、POS端末が表示する選択画面の一例を示した図である。 図10は、レシートの印字構成例を示す図である。 図11は、ジャーナルの印字構成例を示す図である。 図12は、POS端末が実行する登録処理の手順例を示したフローチャートである。
図1は、本実施形態にかかる店舗システム100の概略構成図である。店舗a〜cは、それぞれ少なくとも1台のPOS端末1を備えている。POS端末1は、商品の売上登録処理を行う販売データ処理装置である。尚、図1では2台のPOS端末1が店舗サーバ4に接続されて使用される例について示しているが、店舗において用いられるPOS端末1の台数は特に限定されない。
店舗サーバ4は、POS端末1から受信したデータやその他データを統括管理し、店舗の売上管理、在庫管理、経費管理等を行うサーバ装置である。店舗サーバ4とPOS端末1とは店内に設けられたLAN(Local Area Network)等の接続回線3で接続されている。店舗サーバ4は、専用回線8により本部サーバ6と接続されている。本部サーバ6は、複数の店舗での売上管理や在庫管理等を行うサーバである。次に、各装置の機能構成について説明する。
まず、本部サーバ6について説明する。
図2は、本部サーバ6のハードウェア構成例を示すブロック図である。本部サーバ6は、CPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータ構成の制御部61を備える。また、制御部61にはバス62及びI/O機器制御部64を介して、キーボード65、表示器66、プリンタ67及びHDD(Hard Disk Drive)68が接続されている。制御部61は、通信I/F(Interface)63及び専用回線8を介して店舗サーバ4との間でデータ通信を行う。
HDD68は、制御部61のCPUを動作させる各種プログラムの他、商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683を格納している。
本部サーバ6は商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683を管理、更新し、更新後のデータを系列店舗の店舗サーバ4に配布する。店舗サーバ4は配布されたデータに基づき自装置の商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683(ともに図7参照)を更新する。そして、同一店舗内のPOS端末1は、所定のタイミングやデータ更新の指示を受付けた際に、店舗サーバ4の商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683に最新データを問い合わせる。そして、POS端末1は、店舗サーバ4の最新データをコピーし、商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683(ともに図8参照)を更新する。
図3は、商品マスタ681のデータ構成例を示す図である。商品マスタ681は商品情報を管理するためのマスタファイルである。商品マスタ681は、代金の支払いにより通常の販売登録がなされる際に用いられる商品情報とともに、ポイント交換時の処理に用いられる利用ポイント数等の情報を記憶している。
図3に示すように、商品マスタ681は、商品コードと、代金の支払いを伴って販売される際の登録処理に用いられる商品情報とを対応付けて記憶している。即ち、商品コード00001234に対しては、商品名「XXXX」、価格「100」等の商品情報が対応付けられており、商品コード00001235に対しては、商品名「YYYY」、価格「200」等の商品情報が対応付けられている。
また、図3に示すように商品マスタ681は、ポイント交換商品について、ポイント交換の登録に用いる商品コード、即ち、交換商品コードと、ポイント交換商品の商品情報とを対応付けて記憶している。即ち、交換商品コード20001234に対しては、商品名「XXXX」、利用ポイント数「100p(ポイント)」等の商品情報が対応付けられている。
商品マスタ681には、ポイント交換商品に関する情報を管理する際の利便性を図って、付記情報が付記されてもよい。図3では、交換商品コード20001234、20001235に対して、「ポイント交換/変換後コード」なる付記が設定された例を示した。当該付記は、付記が付された情報がポイント交換処理に用いられる情報であり、付記が付されたコードは、本実施形態のPOS端末1がコード変換を行った後のコードであることを示している。
図4は、会員マスタ682のデータ構成例を示す図である。会員マスタ682は、会員ID、会員名、連絡先等の会員情報、および、ポイント残高を管理するためのマスタファイルである。
図5は、コード変換マスタ683のデータ構成例を示す図である。コード変換マスタ683は、商品コードと、ポイント交換商品に付された交換商品コードとを対応付けたコード変換表である。即ち、コード変換マスタ683は、POS端末1がコード変換する際に用いるコード変換表であり、同一商品について、変換前コードである商品コードと、変換後コードである交換商品コードとを対応付けている。
本実施形態の運用方法の一例では、客が、店舗の陳列棚等に並べられているポイント交換商品を、他の商品とともにカゴに入れてレジカウンタに持参する。そして、店員はPOS端末1により、ポイント交換商品であっても通常商品と同様に、商品に元から付されている商品コードをスキャンする。POS端末1は、読み取った商品コードを、コード変換マスタ683に問い合わせ、読み取った商品コードがコード変換マスタ683に登録されていれば、当該商品コードを交換商品コードに変換する。そして、POS端末1は、変換後の交換商品コードに対応する情報を、商品マスタ681(図3参照)から読み取って、ポイント交換処理や商品の登録処理、レシートデータ生成、ジャーナルデータ生成に利用する。処理の詳細については、POS端末1の構成とともに後述する。
尚、交換商品コードは、元の商品コードの一部を利用してもよいし、元の商品コードとは関係が無く付番されてもよい。交換商品コードは、本実施形態の店舗システム100を適用する店舗にて利用するものなので、店舗独自のコード体系、即ち、所謂インストアコードとして付番してもよい。
図6は、コード変換マスタ683のその他のデータ構成例を示す図である。コード変換マスタ683には、ポイント交換を適用する適用期間や、ポイント交換を適用する会員ランク等の情報を設定してもよい。そして、POS端末1は、適用期間あるいは適用ランクの客に限って、商品コードを交換商品コードに変換するとしてもよい。このように、コード変換マスタ683は、ポイント交換のキャンペーンを管理するマスタデータとしても用いることができる。
次に、店舗サーバ4について説明する。
図7は、店舗サーバ4のハードウェア構成例を示すブロック図である。店舗サーバ4は、CPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータ構成の制御部41を備えている。また、制御部41にはバス42及びI/O機器制御部44を介して、キーボード45、表示器46、プリンタ47及びHDD48が接続されている。
制御部41は、通信I/F431及び接続回線3を介してPOS端末1との間でデータ通信を行う。また、制御部41は、通信I/F432及び専用回線8を介して本部サーバ6との間でデータ通信を行う。また、制御部41は、POS端末1からの要求に応じて、本部サーバ6に各種データを送信するように要求する。加えて、制御部41は、本部サーバ6から受信したデータを、要求のあったPOS端末1に送信する。
HDD48には、制御部41のCPUを動作させる各種制御プログラムの他、商品マスタ681、会員マスタ682、コード変換マスタ683、売上データファイル(不図示)等の各種データファイルを格納している。
また、制御部41は所定時刻となると、あるいは店員が指示を入力すると、本部サーバ6から最新の商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683をダウンロードし、HDD48内の商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683を更新する。尚、データの更新方法は特に限定されず、差分データにより商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683を更新してもよい。
次に、POS端末1について説明する。
図8は、POS端末のハードウェア構成例および機能構成を示すブロック図である。POS端末1は、CPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータ構成の制御部11を備える。また、制御部11にはバス12及びI/O機器制御部14を介して、キーボード15、スキャナ16、店員用表示器17、客用表示器18、プリンタ19、HDD20、磁気カードRW(リーダライタ)21、非接触式RW22、スピーカ23が接続されている。店員用表示器17は、例えば液晶ディスプレイなどの表示装置である。店員用表示器17の表示画面上には、タッチパネルが積層されている。
HDD20には、制御部11が実行する各種プログラムの他、商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683が格納される。制御部11は、所定時刻または更新指示をトリガとして、店舗サーバ4の商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683をコピーし、当該コピーデータにより、HDD20内の商品マスタ681、会員マスタ682およびコード変換マスタ683を更新する。
磁気カードRW21は、磁気記憶式の会員カード等に対してデータの読み書きを行う。例えば、磁気カードRW21は、会員カードから会員コードを読み取る。尚、会員カードは磁気記憶式に限定されず、その他の記憶方式のカードを用いてもよい。その場合、会員カードのRWとしては、カードの記憶方式に沿うタイプのRWを用いる。
非接触式RW22は、非接触式ICカード、あるいは、非接触式ICチップを搭載した携帯型電子機器に対してデータの読み書きを行う。
制御部11は、通信I/F13及び接続回線3を介して店舗サーバ4との間でデータ通信を行う。また、制御部11は、専用回線8を更に介して本部サーバ6とデータ通信を行う。
次に、POS端末1の制御部11が実行する本実施形態のプログラムについて説明する。
なお、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、HDD20等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、図8に示すように、会員コード受付部51、商品コード受付部52、表示制御部53、登録部54、印字制御部55を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPUが上記記憶媒体(ROM)から本実施形態のプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされる。そして、CPUが主記憶装置上に、会員コード受付部51、商品コード受付部52、表示制御部53、登録部54、印字制御部55を生成する。
会員コード受付部51は、磁気カードRW21が会員カードから読み取った会員コードの入力を受付ける。尚、会員コード受付部51は、キーボード15、店員用表示器17上のタッチパネルを介して会員コードの入力を受付けてもよい。会員コード受付部51(ポイント読込手段)は、入力を受付けた会員コードに対応するポイント残高を、会員マスタ682(ポイント記憶手段)から読み込む。
商品コード受付部52(コード受付手段)は、スキャナ16が読み取った商品コード、または、キーボード15から入力された商品コードの入力を受付ける。
表示制御部53は、店員用表示器17または客用表示器18における表示処理を制御する。例えば、表示制御部53は、店員用表示器17に商品を販売登録するための登録画面を表示する。表示制御部53は、商品コード受付部52が受付けた商品コードに対応付けられている情報を、商品マスタ681から読み込んで登録画面上に表示する。
また、表示制御部53は、商品コード受付部52が受付けた商品コードがコード変換マスタ683に登録されている交換商品コードである場合には、図9に例示するような選択画面30を店員用表示器17に表示する。尚、表示制御部53は、会員マスタ682から読み込んだポイント残高が対象商品の利用ポイント数以上であれば、選択画面30を表示する。
図9は、POS端末1が表示する選択画面30の一例を示した図である。選択画面30(選択受付手段)は、商品コードが読み込まれた商品が、ポイント交換商品であることを通知し、当該ポイント交換商品を取得するに際し、ポイントを利用するか、あるいは、代金を支払うかのいずれかの選択操作を受付けるための画面である。
図9に例示するように、選択画面30は、商品コード受付部52が受付けた商品コードの商品が、ポイント交換商品であることを報知するメッセージを含んでいる。また、選択画面30は、ポイント交換商品の登録方法を選択するよう指示するメッセージを含んでいる。そして、選択画面30は、ポイント交換商品を、通常通り代金を支払って通常価格で購入するための通常登録キー31と、ポイント交換を行って登録するための交換キー32とを有している。尚、図9では、選択画面30を登録画面上にポップアップ表示する例を示したが、選択画面30の表示方法は特に限定されない。他の表示例としては、選択画面30を登録画面の一部に組み込んで表示してもよい。
尚、選択画面30の構成例は図9の例に限定されない。その他の構成として、選択画面30に、ポイント交換時に使用される利用ポイント数を表示してもよい。
図8に戻って、登録部54は、商品コード受付部52が受付けた商品コードに対応する商品情報を、商品マスタ681から読み込んで、販売対象商品の商品情報として登録する。
また、登録部54(コード変換手段)は、商品コード受付部52が受付けた商品コードがコード変換マスタ683に登録されている場合には、当該商品コードを、コード変換マスタ683において当該商品コードに対応付けられている交換商品コードに変換する。そして、登録部54(情報読込手段)は、変換後コードである交換商品コードに対応付けられた商品情報を、商品マスタ681から読み込む。
更に、登録部54(登録手段)は、会員コード受付部51が会員マスタ682から読み込んだポイント残高が、登録部54が商品マスタ681から読み込んだ利用ポイント数以上であれば、当該利用ポイント数をポイント交換商品と交換する処理を行う。即ち、登録部54は、会員コード受付部51が受付けた会員コードのポイント残高から、商品マスタ681から読み込んだ利用ポイント数を減算して会員マスタ682のポイント残高を更新する。このようにして登録部54は、ポイント交換商品を、客が貯めたポイントと交換する際の処理を行う。
登録部54は、ポイント交換商品にかかる商品情報を、表示制御部53および印字制御部55に出力する。表示制御部53は、入力された商品情報に基づいて、登録画面に、ポイント交換商品に関する商品情報を表示する。
また、登録部54は、会員コード受付部51が会員マスタ682から読み込んだポイント残高が、登録部54が商品マスタ681から読み込んだ利用ポイント数未満であれば、ポイント交換にかかる登録処理は行わない。この場合に登録部54は、商品マスタ681からコード変換前の商品コード(即ち、商品コード受付部52が先に受付けた商品コード)に対応する商品情報を読み込んで、当該商品を販売登録する。
また、登録部54は、通常の販売対象とする商品の商品情報を、表示制御部53および印字制御部55に出力する。表示制御部53は、入力された商品情報に基づいて、登録画面に販売対象商品に関する商品情報を表示する。
印字制御部55(レシート印字手段、ジャーナル印字手段)は、プリンタ19に印字データを出力して、レシートおよびジャーナルの印字発行を制御する。
印字制御部55は、選択画面30において交換キー32(ともに図9参照)が操作され、ポイント対象商品に対してポイントを利用する旨が選択された場合、レシートおよびジャーナルに、コード変換後の交換商品コードを印字する。一方、印字制御部55は、選択画面30において通常登録キー31が操作された場合には、ポイント対象商品であるが通常の販売として、その商品の価格をレシートに印字し、その商品の価格を合計請求金額に含めて印字する。
また、印字制御部55は、ジャーナルには、コード変換前の商品コードも併せて印字する。
図10は、レシート70の印字構成例を示す図である。図10に例示するように、レシート70には、ポイント交換を行った商品について、コード変換後の交換商品コード71が印字され、その隣に商品名「XXXX」が印字される。また、当該商品がポイント利用の処理を行ったことを示す表記72が印字される。表記72は、テキストで構成してもよいし、マークで構成してもよい。また、レシート70には、会員コード受付部51が会員マスタ682から読み込んだ累積ポイント73が印字される。また、累積ポイント73の下段には、この取引で利用された合計ポイント数74が印字され、更にその下段には、ポイント利用後のポイント残高75が印字される。
図11は、ジャーナル80の印字構成例を示す図である。図11に例示するように、ジャーナル80には、ポイント交換を行った商品について、当該商品がポイント交換商品であることを示す文字列81、交換商品コード82、商品名「XXXX」、ポイント利用の処理を行ったことを示す表記83等が表示される。また、ジャーナル80には、ポイント交換を行った商品の商品コード84が、変換前コードとして印字される。
次に、POS端末1が実行する登録処理の手順例について説明する。
図12は、POS端末が実行する登録処理の手順例を示したフローチャートである。会員コード受付部51は、磁気カードRW21が会員カードから読み取った会員コードの入力を受付ける(ステップS1)。そして、会員コード受付部51は、会員コードに対応するポイント残高を、会員マスタ682から読み込む(ステップS2)。
商品コード受付部52は、キーボード15またはスキャナ16を介して商品コードの入力を受付ける(ステップS3)。登録部54は、入力された商品コードがコード変換マスタ683に登録されているか検索する(ステップS4)。登録部54は、コード変換マスタ683に商品コードが登録されており、当該商品コードの商品がポイント交換商品であるか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5:Noであれば、ステップS12に移行する。
ステップS5:Yesであれば、登録部54は、コード変換マスタ683により商品コードを交換商品コードに変換し、変換後コードの交換商品コードに対して商品マスタ681が記憶している利用ポイント数を読み込む(ステップS6)。そして、登録部54は、ステップS2で読み込んだポイント残高が、ステップS6で読み込んだ利用ポイント数以上であるか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7:NoであればステップS3に戻る。
ポイント残高が利用ポイント数以上であれば(ステップS7:Yes)、表示制御部53は、店員用表示器17に選択画面30(図9参照)を表示する(ステップS8)。交換キー32が選択され、ポイント交換を行う旨の指示を受付けた場合(ステップS9:Yes)には、ステップS10に移行する。一方、通常登録キー31が選択され、ポイント交換は行わず通常の代金支払いとする旨の指示を受付けた場合(ステップS9:No)には、ステップS12に移行する。
ステップS12において、登録部54は、ステップS3で受付けた、元の、即ち、コード変換前の商品コードを用いて、当該商品を代金請求対象として販売データを登録する。つまり、登録部54は、変換前コードである商品コードに対応する商品情報を商品マスタ681から読み込んで、販売データとして、変換前コードである商品コード、商品名、価格、数量を登録する。また、登録部54は、数量分の金額により合計請求金額を更新する。表示制御部53は商品マスタ681から読み込んだ情報、および、更新した合計請求金額により登録画面の表示を更新する。
ステップS10において、登録部54は、ステップS6でコード変換した交換商品コードに対応付けられた商品情報を商品マスタ681から読み込んで、ポイント交換に関するデータ登録を行う。即ち、登録部54は、変換後コードである交換商品コード、商品名、価格、付記、数量、利用ポイント数を登録する。この際に、登録部54は、変換前コードである商品コードも併せて登録する。表示制御部53は、上述した情報を登録画面に表示する。
また、登録部54は、ステップS2で読み込んだポイント残高から、ステップS6で読み込んだ利用ポイント数を減算し、会員マスタ682において、ステップS1で受付けた会員コードに対応するポイント残高を更新する(ステップS11)。
現計キーの操作により取引終了が宣言されない間は(ステップS13:No)、ステップS3に戻り、残りの商品についてステップS3以降の手順を繰り返す。現計キーの操作により取引終了が宣言されると(ステップS13:Yes)、登録部54は、合計請求金額を店員用表示器17および客用表示器18に表示して、精算処理を行う(ステップS14)。また、登録部54は、今回の合計請求金額に応じたポイントを加算することにより、会員マスタ682のポイント残高を更新する。
印字制御部55は、上述のように登録画面上に登録された各種情報に基づいて、レシートおよびジャーナルの印字データを生成する。レシートおよびジャーナルの印字構成例は、図10、図11とともに上述したような構成とすればよい。印字制御部55は、生成した印字データをプリンタ19に出力し、レシートおよびジャーナルを印字発行する(ステップS15)。ステップS15により一取引の処理が完了すると、ステップS1に戻り、次の客との取引についてステップS1以降の処理を行う。
以上のように、本実施形態によれば、店員は、ポイント交換対象であるか否かを意識せず、他の商品と同様に商品のスキャンを行えばよい。従って、本実施形態によれば、商品マスタで管理されている一般商品をポイント交換対象とする際に、登録作業の簡便化を図ることができる。
また、客にとっても、陳列棚から取った他の購入商品と併せて、ポイント交換商品をカゴに入れる等してレジカウンタに持参できる。また、クーポンを提示せずとも自動的にポイント交換対象であることが判別されるので、販促キャンペーンやポイント交換について認識していなかった場合でも、ポイント交換の恩恵を受けることができる。
また、本実施形態では、上述のように、通常の代金授受を介する販売登録で用いられる商品情報と、ポイント交換処理で用いられる商品情報とを、単一の商品マスタ681で管理している。これにより、コード読取時に参照するデータファイルを一本化することができる。また、ポイント交換処理用の情報であっても、通常の販売登録用の商品情報と同様に、店員用表示器17または客用表示器18の表示データとして用いたり、レシートまたはジャーナルの印字データとして用いたりすることが簡便にできる。
また、ポイント交換商品について情報を登録する際にも、同一の商品マスタ681内を参照して、つまり、元の商品情報をコピーアンドペーストする等して登録作業を簡便化することができる。また、元の商品について商品情報を変更する必要が生じた際にも、同一の商品マスタ681内を参照しながら、通常の販売登録時に用いる商品情報と、ポイント交換時に用いる商品情報との双方について、もれなく修正することができる。
尚、ポイント交換商品に関する情報は、商品マスタ681以外のファイルが記憶するとしてもよい。そして、販売登録用のデータは商品マスタ681を参照するが、ポイント利用の登録時には商品マスタ681とは異なるファイルを参照するとしてもよい。
また、図9および図12のステップS8では、店員用表示器17に選択画面30を表示する例を説明したが、選択画面30の表示出力先はこれに限定されない。その他の例として、客用表示器18がタッチパネルを搭載するとし、表示制御部53は、図9に示したような選択画面30を客用表示器18に表示してもよい。そして、客が選択画面30に対してタッチ操作を行うことにより、通常の代金支払いを行うか、ポイント交換により商品を取得するかを直接選択するとしてもよい。
以上説明した通り、本実施形態のPOS端末1は、読み取った商品コードがコード変換マスタ683に記憶されていれば、商品コードを当該商品コードに対応付けられている交換商品コードに変換し、コード変換後の交換商品コードに対応付けられている情報を商品マスタ681から読み込んでポイント交換処理を行う。これにより、ポイント交換業務の簡便化を図ることができる販売データ処理装置およびプログラムを提供することができる。
尚、本実施形態のコード変換に係る機能を、コードスキャナに適用してもよい。そして、上述ではPOS端末1が行った処理の一部を当該コードスキャナが行う構成としてもよい。例えば、上述した選択画面30を、コードスキャナの店員用表示器または客用表示器に表示させて、コードスキャナの操作画面から、ポイント交換の可否を受付けてもよい。
また、上述においてレシート70に印字出力したデータを、電子レシートとして出力してもよい。さらに、上述においてジャーナル80に印字出力したデータを、電子ジャーナルとして出力してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 POS端末
4 店舗サーバ
6 本部サーバ
30 選択画面
70 レシート
80 ジャーナル
100 店舗システム
681 商品マスタ
682 会員マスタ
683 コード変換マスタ
特開2003−228772号公報

Claims (6)

  1. ポイント記憶手段からポイント残高を読み込むポイント読込手段と、
    商品コードの入力を受付けるコード受付手段と、
    商品コードと、ポイント交換商品に付された交換商品コードと、ポイント交換を適用する期間又は客に係る条件とを対応付けたコード変換表に基づき、前記コード受付手段が受付けた前記商品コードが前記コード変換表に存在し、且つ当該商品コードに対応付けられた前記条件を満たす場合に、当該商品コードを、当該商品コードに対応付けられた前記交換商品コードに変換するコード変換手段と、
    前記交換商品コードに対応付けて前記ポイント交換商品の商品情報、および、ポイント交換時の利用ポイント数を記憶した記憶手段から、前記コード変換手段による変換後の前記交換商品コードに対応付けられている情報を読み込む情報読込手段と、
    前記ポイント残高が前記利用ポイント数以上であれば、前記ポイント残高から前記利用ポイント数を減算して、前記ポイント交換商品をポイントと交換する処理を行い、前記ポイント残高が前記利用ポイント数未満であれば、商品コードと商品の価格とを対応付けた商品情報記憶手段から、前記コード受付手段が受付けた前記商品コードに対応する商品の価格を読み込んで、当該商品を販売登録する登録手段と、
    を備えた販売データ処理装置。
  2. 前記ポイント残高が前記利用ポイント数以上であれば、前記ポイント交換商品について、ポイントを利用するか、あるいは、代金を支払うかのいずれかの選択操作を受付ける選択受付手段を更に備えた、請求項1に記載の販売データ処理装置。
  3. 前記ポイント交換商品に対してポイントを利用するとした場合、レシートに、前記コード変換手段が変換した変換後の前記交換商品コードを印字するレシート印字手段を更に備えた、請求項1または2に記載の販売データ処理装置。
  4. 前記ポイント交換商品に対してポイントを利用するとした場合、ジャーナルに、前記コード変換手段が変換した変換後の前記交換商品コードと、変換前の商品コードと、を印字するジャーナル印字手段を更に備えた、請求項1ないし3のうちいずれか1つに記載の販売データ処理装置。
  5. 前記選択操作を受付ける選択画面を表示し、当該選択画面において前記利用ポイント数を表示する表示制御手段を更に備えた、請求項2に記載の販売データ処理装置。
  6. 販売データ処理装置を制御するコンピュータを、
    ポイント記憶手段からポイント残高を読み込むポイント読込手段と、
    商品コードの入力を受付けるコード受付手段と、
    商品コードと、ポイント交換商品に付された交換商品コードと、ポイント交換を適用する期間又は客に係る条件とを対応付けたコード変換表に基づき、前記コード受付手段が受付けた前記商品コードが前記コード変換表に存在し、且つ当該商品コードに対応付けられた前記条件を満たす場合に、当該商品コードを、当該商品コードに対応付けられた前記交換商品コードに変換するコード変換手段と、
    前記交換商品コードに対応付けて前記ポイント交換商品の商品情報、および、ポイント交換時の利用ポイント数を記憶した記憶手段から、前記コード変換手段による変換後の前記交換商品コードに対応付けられている情報を読み込む情報読込手段と、
    前記ポイント残高が前記利用ポイント数以上であれば、前記ポイント残高から前記利用ポイント数を減算して、前記ポイント交換商品をポイントと交換する処理を行い、前記ポイント残高が前記利用ポイント数未満であれば、商品コードと商品の価格とを対応付けた商品情報記憶手段から、前記コード受付手段が受付けた前記商品コードに対応する商品の価格を読み込んで、当該商品を販売登録する登録手段と、
    して機能させるプログラム。
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