JP6935998B2 - サイドマーカーランプ - Google Patents

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Description

本発明は、車両の両側部に設けられるサイドマーカーランプに関するものである。
車両用灯具の配光を制御するために、透明なレンズにフルートカットを形成することが行われている(例えば、特許文献1,2参照)。このフルートカットには、上下方向の配光を制御する横フルートカットと、左右方向の配光を制御する縦フルートカットとがある。又、上下及び左右方向の配光を制御するクロスカットがある。
ところで、車両前部の左右両側部に配置されるサイドマーカーランプには、機能の点から左右方向(車両前後軸)の配光制御が求められるため、レンズには縦フルートカットだけを形成すれば良い。
ところが、例えばレンズがリフレックスリフレクタ(再帰反射板)としての機能を備えるものである場合、このレンズの一部にサイドマーカーランプ用の縦フルートカットを形成すると、この縦フルートカットが形成された部分が他の格子状カットが形成された部分(リフレックスリフレクタとしての機能を有する部分)に対して意匠的な違和感を与えるという問題がある。
特開2010−165485号公報 特開2013−206798号公報
上記問題を解決するためには、レンズのサイドマーカーランプとして機能する部分に縦フルートカットと横フルートカットを組み合わせた格子状のクロスカットを形成すれば良いが、機能上からは必要のない横フルートカットを形成すると、この横フルートカットによって不要な上下方向の配光が行われるために光量が低下して暗くなるという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、左右方向のみの配光制御を実現して光量の低下を防ぎつつ、縦フルートカットを意匠的には格子状に見せることができるサイドマーカーランプを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車両の両側部に設けられる灯具であって、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、少なくとも光源と、該光源からの光の配光を制御するインナレンズを収容するとともに、前記インナレンズに、上下方向に長い凸曲面状の凸レンズ又は凹曲面状の凹レンズを横方向に複数連続的に配列して成る縦フルートカットを形成して成るサイドマーカーランプにおいて、前記縦フルートカットの各凸レンズ又は各凹レンズに、高さの異なる正面視矩形の2種類の凸部又は凹部を上下方向に沿って交互にそれぞれに配置し、前記インナレンズは、前記光源からの光の入射面側に前記縦フルートカットの各レンズ又は各凹レンズが形成されており、前記インナレンズの出射面は縦断面において直線を成し、前記凸部又は前記凹部は、正面視において横方向に一列に配置され、前記凸部又は前記凹部の前記光源からの光の入射面は、縦断面において前記インナレンズの出射面と平行な直線を成し、前記インナレンズの出射面と、前記凸部又は前記凹部の入射面とは、前記光源からの光を上下方向に屈折しないで直進させることを特徴とする。

請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記2種類の凸部又は凹部の入射面は、前記インナレンズの出射面からの距離が互いに異なっていることを特徴とする。


請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記凸部又は前記凹部は、同一形状及び同一寸法に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、縦フルートカットの各凸レンズ(略凸状円筒面のレンズ)又は各凹レンズ(略凹状円筒面のレンズ)に、高さの異なる正面視矩形の2種類の凸部又は凹部を上下方向に沿って交互にそれぞれに配置したため、縦フルートカットが意匠的には格子状に見え、この縦フルートカットを周りの意匠に合わせることができる。そして、この縦フルートカットは、左右方向の配光のみを制御するために光量の低下が防がれる。
本発明に係るサイドマーカーランプを備えるフロントコンビネーションランプの正面図である。 本発明に係るサイドマーカーランプのバルブとインナレンズを内側から見た斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 本発明に係るサイドマーカーランプのインナレンズに形成された縦フルートカットを示す図である。 図4のB−B線断面図である。 図4のC−C線断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るサイドマーカーランプを備えるフロントコンビネーションランプの正面図、図2は本発明に係るサイドマーカーランプのバルブとインナレンズを内側から見た斜視図、図3は図2のA−A線断面図、図4は本発明に係るサイドマーカーランプのインナレンズに形成された縦フルートカットを示す図、図5は図4のB−B線断面図、図6は図4のC−C線断面図である。
図1に示すフロントコンビネーションランプ1は、車両前部の左側(車両正面視で右側)に配置されるものであって、車幅方向(図1の左右方向)中央に配置されたプロジェクタ型のロービーム用ランプ20と、その左右にそれぞれ配置されたリフレクタ型のハイビーム用ランプ30と本発明に係るサイドマーカーランプ(側方灯)1を備えている。尚、右側(車両正面視で左側)に配置されたフロントコンビネーションランプの基本構成は同じであるため、これについての図示及び説明は省略する。
上記サイドマーカーランプ1は、車両の側部(図1の右側部)に配置されて車両の側方に向けて光を照射するものであって、図3に示すように、ハウジング2とその開口部を覆う透明なアウタレンズ3によって画成されて灯室4内に、光源であるバルブ5と、該バルブ5から出射する光の配光を制御するインナレンズ6と、該インナレンズ6の周囲に配置されてエクステンション7を収容して構成されている。
上記ハウジング2は、光を透過しない不透明樹脂によって一体成形されており、その一部には、前記バルブ5のソケット8が挿通保持されており、バルブ5は、車両の斜め前方(図3の斜め左前方)に向けて取り付けられている。
前記インナレンズ6は、リフレックスリフレクタ機能(再帰反射機能)を備える透明なレンズであって、その外面は略平面であり、その内面には再起反射のための素子(カット)が格子状に形成されている。そして、このインナレンズ6のバルブ5に対向する一部(図2及び図3に示す矩形の領域R)には、バルブ5から出射する光を左右方向へ拡散させるように配光制御するための縦フルートカットが形成されている。
ここで、インナレンズ6に形成された前記縦フルートカットは、図4及び図5に示すように、上下方向を谷筋とする凹曲面状の凹レンズ9を横方向に複数連続的に配列して構成されており、各凹レンズ9には、図4及び図6に示すように、高さ(インナレンズ6のアウタレンズ3側の面からバルブ5側の面までの距離)の異なる正面視矩形の2種類の凹部9a,9bが上下方向に沿って交互にそれぞれに配置されている。より詳細には、各凹レンズ9において、高さの高い凹部(図4において斜線を付したもの)9aと高さの低い凹部(図4において白抜きのもの)9bとが、図6に示すように、上下方向に沿って交互に配置されており、本実施の形態では、これらの凹部6a,6bの段差Hは0.2mmに設定されている。
そして、本実施の形態では、図4に示すように、各凹レンズ9に形成された複数の凹部9a,9bは、それぞれ横方向に一列に配置されている。又、高さの異なる2種類の凹部9a,9bは、同一形状及び同一寸法に形成されており、本実施の形態では、各凹部9a,9b(図5には一方の凹部9aのみ図示)の上下方向のピッチpは2mm、曲率半径rは5mmに設定されている。
以上のように構成されたサイドマーカーランプ1において、バルブ5が点灯すると、該バルブ5から出射される光のうち、インナレンズ6の縦フルートカットが形成された領域Rに入射する光は、図3に示すように、縦フルートカットの各凹レンズ9(図4及び図5参照)で左右方向に屈折した後、アウタレンズ3を透過して車両側方に向かって出射する。このため、バルブ5から出射する光は、インナレンズ6に形成された縦フルートカットによって配光が車両前方斜め45°、車両後方斜め45°の角度範囲で左右方向に配光が制御される。これに対して、インナレンズ6に形成された縦フルートカットの各凹レンズ9の凹部9a,9bは縦断面において平面を成すため、バルブ5から出射する光は、図6に示すように、上下方向には屈折しないで直進し、従って、縦フルートカットによって上下方向の配光制御はなされない。
而して、本実施の形態に係るサイドマーカーランプ1においては、インナレンズ6に形成された縦フルートカットの各凹レンズ9に、高さの異なる正面視矩形の2種類の凹部9a,9bを上下方向に沿って交互にそれぞれに配置したため、図4に示すように、縦フルートカットが意匠的には格子状に見え、この縦フルートカットを周りの意匠に合わせることができる。従って、当該サイドマーカーランプ1の非点灯時の見栄えが高められる。そして、この縦フルートカットは、前述のように左右方向の配光のみを制御し、上下方向の配光を制御しないため、光量の低下が防がれるという効果も得られる。
又、凹レンズ9は、領域Rに入射する光に対して負の焦線を有するために該領域Rに入射する光が拡散する方向へ屈折させるため、各凹レンズ9を凸レンズとした場合より曲率半径rを大きく設定することができ(各凹レンズ9の凹凸差を小さくでき)、凹部9a,9bを有するインナレンズ6の成形が容易化する。
尚、以上の実施の形態では、インナレンズ6に形成される縦フルートカットとして、上下方向に長い凹状の凹レンズ9を横方向に複数配置したものを使用したが、上下方向に長い凸状(かまぼこ状)の凸レンズを横方向に複数配置したものを使用することもできる。
又、以上の実施の形態では、高さの異なる2種類の凹部9a,9bとして同一形状及び同一寸法のものを使用したが、2種類の凹部9a,9bとして例えば形状や寸法が異なるものを使用すれば、各凹部9a,9bでの光の屈折角度が異なるために光の拡散状況を任意に変化させることができる。
1 サイドマーカーランプ
2 ハウジング
3 アウタレンズ
4 灯室
5 バルブ(光源)
6 インナレンズ
7 エクステンション
8 ソケット
9 凹レンズ
9a,9b 凹レンズの凹部
10 フロントコンビネーションランプ
20 ロービーム用ランプ
30 ハイビーム用ランプ
H 凹レンズの凹部の段差
p 凹レンズの凹部のピッチ
R インナレンズの縦フルートカットが形成された領域
r 凹レンズの凹部の曲率半径

Claims (3)

  1. 車両の両側部に設けられる灯具であって、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、少なくとも光源と、該光源からの光の配光を制御するインナレンズを収容するとともに、前記インナレンズに、上下方向に長い凸曲面状の凸レンズ又は凹曲面状の凹レンズを横方向に複数連続的に配列して成る縦フルートカットを形成して成るサイドマーカーランプにおいて、
    前記縦フルートカットの各凸レンズ又は各凹レンズに、高さの異なる正面視矩形の2種類の凸部又は凹部を上下方向に沿って交互にそれぞれに配置し、
    前記インナレンズは、前記光源からの光の入射面側に前記縦フルートカットの各レンズ又は各凹レンズが形成されており、前記インナレンズの出射面は縦断面において直線を成し、
    前記凸部又は前記凹部は、正面視において横方向に一列に配置され、
    前記凸部又は前記凹部の前記光源からの光の入射面は、縦断面において前記インナレンズの出射面と平行な直線を成し、
    前記インナレンズの出射面と、前記凸部又は前記凹部の入射面とは、前記光源からの光を上下方向に屈折しないで直進させることを特徴とするサイドマーカーランプ。

  2. 前記2種類の凸部又は凹部の入射面は、前記インナレンズの出射面からの距離が互いに異なっていることを特徴とする請求項1記載のサイドマーカーランプ。


  3. 前記凸部又は前記凹部は、同一形状及び同一寸法に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のサイドマーカーランプ。
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