JP6935908B2 - プログラム及び廃棄物処理支援方法 - Google Patents
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Description
排出業者は、廃棄物の種類に応じて予め決められた収集運搬業者に連絡を行い、収集日を決める。この連絡は、一般的には電話やファクシミリを使って行われている。
また、排出業者が、取次業者に廃棄物の処分を依頼し、取引業者が予め排出業者が契約をした収集運搬業者及び処分業者と連絡を取り合って収集、運搬及び処分を行う場合がある。この場合には、連絡に伴う負担が大きい。そのため、各事業者が、受発注業務に追われ、営業活動等の本来行いたい業務ができない。また、属人的で複雑な管理が新人の負担になり、人材が定着しないという問題がある。
また、各事業者が、産業廃棄物の受発注を一元管理したいという要請がある。
図1は、本発明の実施形態に係る廃棄物処理支援システム1のシステム構成図である。
図1に示すように、廃棄物処理支援システム1は、例えば、排出業者21が使用するコンピュータ11、取次業者23が使用するコンピュータ13、運搬収集業者25が使用するコンピュータ15、処分業者27が使用するコンピュータ17及び管理業者35が使用するサーバ19を有し、これらがネットワークを介して通信を行う。
なお、排出業者21、取次業者23、運搬収集業者25及び処分業者27のそれぞれの数は任意である。
排出業者21は、廃棄物を排出する業者である。
取次業者23は、排出業者21が排出した廃棄物の収集運搬や処分を、運搬収集業者25及び処分業者27に取り次ぐ業者である。廃棄物の収集運搬及び処分は複数の取次業者23の取次により行われる場合もある。
処分業者27は、運搬収集業者25が運搬した廃棄物を処分する業者である。
排出業者21からの第1の廃棄物回収発注要求REQ1を第1のコンピュータ11から、第1の取次事業者23_1の第2のコンピュータ13_1に送信する。
第2のコンピュータ13_1が、第1の廃棄物回収発注要求REQ1に含まれる廃棄物属性及び処理業者を対応付けた発注パターンで示される取引が第1の取次事業者23_1が直接処理業者に発注要求をする取引である場合は(図2中実線矢印)、当該処理業者のコンピュータに対して第2の廃棄物回収発注要求REQ2を送信する。
図2の例では、取次業者23_1の第2のコンピュータ13_1が、処理業者である運搬収集業者25のコンピュータ15に第2の廃棄物回収発注要求REQ2を送信する。
第3のコンピュータ13_2は、第2の取次業者23_2の指示に応じて、第3の廃棄物回収発注要求REQ3に基づいて生成した第4の廃棄物回収発注要求REQ4を処理業者のコンピュータに送信する。具合的には、第3のコンピュータ13_2は、処理業者である運搬収集業者25のコンピュータ15に第4の廃棄物回収発注要求REQ4を送信する。
また、運搬収集業者25のコンピュータ15は、第4の廃棄物回収発注要求REQ4を受信した場合には第2の取次業者23_2の第3のコンピュータ13_2に処理結果を送信する。
また、排出業者21の第1のコンピュータ11が運搬収集業者25のコンピュータ15に対して廃棄物回収発注要求REQ11を送信するようにしてもよい。
サーバ19は、図3に示すように、例えば、インタフェース121、ディスプレイ122、操作部123、メモリ124および処理回路125を有し、これらがバス120を介して接続されている。
ディスプレイ22は、処理回路25が実行するプログラムPRGが提供する様々な画面を表示する。
メモリ24は、処理回路25が実行するプログラムPRG、処理回路25の処理に用いられるデータを一時的に記憶する。
処理回路25は、プログラムPRGを実行して、サーバ19の処理を統括的に制御する。
本実施形態で示されるサーバ19の処理は、プログラムPRGに記述されている。
[処理業者登録処理]
図4、図5及び図6は、発注パターン登録画面41を説明するための図である。
サーバ19の処理回路125は、インタフェース121を介して例えば排出業者21の第1のコンピュータ11から処理業者登録要求を受けると、図4〜図6に示す発注パターン登録画面41を、第1のコンピュータ11のディスプレイに表示する。
発注パターンの登録は、廃棄物種類と処理業者との組み合わせ毎に行う。
発注パターン登録画面41を用いて登録された発注パターンを基に、後述する廃棄物回収発注画面71が生成される。
画面種類選択欄407は、排出業者21の廃棄物の回収希望日程の候補を入力するために用いる画面の種類を選択するために用いられる。
権限入力欄411は、上記処理業者に与える権限を入力するために用いられる。
当該権限には、取次、運搬、処分から選択される。権限入力欄411は、それらを選択項目として表示する。
図7は、廃棄物回収発注画面71を説明するための図である。
サーバ19の処理回路125は、インタフェース121を介して例えば排出業者21の第1のコンピュータ11から廃棄物回収発注要求を受けると、図7に示す廃棄物回収発注画面71を、第1のコンピュータ11のディスプレイに表示する。
廃棄物回収発注画面71は、図4〜図6を用いて上述した発注パターン登録画面41を用いて登録された発注パターンを基に生成される。
第1の廃棄物属性入力欄81は、上述した処理業者登録処理に予め紐づけられた廃棄物属性及び処理業者の発注パターンを入力(選択)するために用いられる。当該発注パターンの選択項目は、前述した発注パターン登録画面41の第2の廃棄物属性入力欄401の入力で規定される。
回収希望日入力欄85は、廃棄物の回収希望日を入力するために用いられる。回収希望日入力欄85は、前述した発注パターン登録画面41の画面種類選択欄407の入力によって規定される。
オーダボタン87は、各欄に入力後に発注(オーダ)を確定するために用いられる。
排出業者21の第1のコンピュータ11は、上記発注データを基に、処理業者のコンピ
図8は、排出業者21から廃棄物回収発注要求を受けた運搬収集業者25のコンピュータ15に表示される処理業者受注画面91を説明するために図である。
図8に示すように、処理業者受注画面91は、例えば、基本情報表示欄93、第1のメッセージ欄95、第2のメッセージ欄97、配車情報入力欄99及び回収結果表示欄101を有する。
処理業者受注画面91は、前述したようにメモリ124に記憶された発注データを基に生成される。
第2のメッセージ欄97には、他の処理業者との間で送受信したメッセージが表示される。
配車情報入力欄99には、廃棄物を回収する車両の配車情報が入力される。
回収結果表示欄101に隣接して編集ボタン103を有する。
配車日後の回収後に編集ボタン103が指定されると、サーバ17によって処理業者のコンピュータの画面に廃棄物回収後画面105が表示される。
廃棄物回収後画面105は、回収を行った廃棄物の回収結果(数量)を入力する数量入力欄107を有する。
処理業者は、数量入力欄107に回収した廃棄物の数量を入力し、保存ボタン109を指定すると、入力した数量が回収結果表示欄101に反映される。
例えば、第1の取次業者23_1が運搬収集業者25に発注する場合には、例えば、サーバ19は、図4〜図7に示す画面をコンピュータ15に表示して入力させる。これにより発注処理が行われ、図8に示す画面がコンピュータ15に表示される。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
11…第1のコンピュータ
13…第2、第3のコンピュータ
15…コンピュータ
19…サーバ
21…排出業者
23…取次業者
25…運搬収集業者
27…処分業者
35…管理業者
41…発注パターン登録画面
71…廃棄物回収発注画面
91…処理業者受注画面
Claims (6)
- 排出業者からの廃棄物回収発注要求に応じて、当該排出業者に提供する廃棄物回収発注画面を生成する第1の工程
を有し、
前記廃棄物回収発注画面は、
予め紐づけられた廃棄物属性及び処理業者の発注パターンを入力する第1の廃棄物属性入力欄と、
発注内容を入力する第1の発注内容入力欄と、
回収希望日を入力する回収希望日入力欄と、
を有し、
前記第1の工程で生成した前記廃棄物回収発注画面で発注指示が入力されると、前記廃棄物回収発注画面で入力された発注パターンと、前記発注内容と、前記回収希望日とを関連付けて発注データとして記憶する第2の工程と、
前記発注データに基づいて、前記第1の廃棄物属性入力欄に入力された処理業者に提供す処理業者受注画面を生成する第3の工程と、
排出業者からの廃棄物回収登録要求に応じて、当該排出業者に提供する発注パターン登録画面を生成する第4の工程と
をさらに有し、
前記処理業者受注画面は、
前記発注パターンの前記廃棄物属性及び前記処理業者、並びに前記廃棄物回収発注画面の前記第1の発注内容入力欄に入力された発注内容を表示する表示欄と、
前記廃棄物回収発注画面の前記回収希望日入力欄に入力された前記回収希望日に関する情報を表示する回収希望日表示欄と、
を有し、
前記第1の工程において、
前記発注パターン登録画面で入力して登録された情報を基に前記廃棄物回収発注画面を生成し、
前記発注パターン登録画面は、
予め紐づけられた廃棄物属性及び処理業者の前記発注パターンを入力する第2の廃棄物属性入力欄と、
前記第1の発注内容入力欄において、前記排出業者からの発注内容として選択可能な項目を入力する第2の発注内容入力欄と、
前記処理業者を特定する情報を入力する処理業者入力欄と、
前記処理業者に与える権限を入力する権限入力欄と
を有し、
前記第1の工程、前記第2の工程、前記第3の工程及び前記第4の工程をコンピュータに実行させるプログラム。 - 前記処理業者受注画面は、
廃棄物を回収する車両の配車情報を入力する配車情報入力欄
を有し、
前記処理業者が前記廃棄物を回収後に、前記処理業者に提供する廃棄物回収後画面を生成する第3の工程
をコンピュータに実行させ、
前記廃棄物回収後画面は、
前記配車情報入力欄に入力された配車情報に対応して回収を行った前記廃棄物の回収結果を入力する回収結果入力欄
を有する
請求項1に記載のプログラム。 - 前記処理業者受注画面は、
前記排出業者との間でメッセージの送受信を行う第1のメッセージ欄と、
他の処理業者との間でメッセージの送受信を行う第2のメッセージ欄と
をさらに有する請求項1又は請求項2に記載のプログラム。 - 前記処理業者受注画面は、
廃棄事業者が処理業者に依頼をする際の注意事項を入力する注意事項入力欄と、
廃棄物の回収希望日程の候補を入力するために用いる画面の種類を選択する画面種類選択欄と
をさらに有する
請求項1〜3のいずれかに記載のプログラム。 - 前記発注パターンに係る前記処理業者は、前記排出業者によって予め規定されており、
前記権限入力欄は、前記廃棄物の取次、運搬及び処分のなかから選択する欄である
請求項4に記載のプログラム。 - 排出業者からの廃棄物回収発注要求に応じて、当該排出業者に提供する廃棄物回収発注画面を生成する第1の工程
を有し、
前記廃棄物回収発注画面は、
予め紐づけられた廃棄物属性及び処理業者の発注パターンを入力する第1の廃棄物属性入力欄と、
発注内容を入力する第1の発注内容入力欄と、
回収希望日を入力する回収希望日入力欄と、
を有し、
前記第1の工程で生成した前記廃棄物回収発注画面で発注指示が入力されると、前記廃棄物回収発注画面で入力された発注パターンと、前記発注内容と、前記回収希望日とを関連付けて発注データとして記憶する第2の工程と、
前記発注データに基づいて、前記第1の廃棄物属性入力欄に入力された処理業者に提供す処理業者受注画面を生成する第3の工程と、
排出業者からの廃棄物回収登録要求に応じて、当該排出業者に提供する発注パターン登録画面を生成する第4の工程と
をさらに有し、
前記処理業者受注画面は、
前記発注パターンの前記廃棄物属性及び前記処理業者、並びに前記廃棄物回収発注画面の前記第1の発注内容入力欄に入力された発注内容を表示する表示欄と、
前記廃棄物回収発注画面の前記回収希望日入力欄に入力された前記回収希望日に関する情報を表示する回収希望日表示欄と、
を有し、
前記第1の工程において、
前記発注パターン登録画面で入力して登録された情報を基に前記廃棄物回収発注画面を生成し、
前記発注パターン登録画面は、
予め紐づけられた廃棄物属性及び処理業者の前記発注パターンを入力する第2の廃棄物属性入力欄と、
前記第1の発注内容入力欄において、前記排出業者からの発注内容として選択可能な項目を入力する第2の発注内容入力欄と、
前記処理業者を特定する情報を入力する処理業者入力欄と、
前記処理業者に与える権限を入力する権限入力欄と
を有し、
前記第1の工程、前記第2の工程、前記第3の工程及び前記第4の工程をコンピュータに実行させる廃棄物処理支援方法。
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- 2017-05-08 JP JP2017092186A patent/JP6935908B2/ja active Active
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