JP6935724B2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6935724B2 JP6935724B2 JP2017211076A JP2017211076A JP6935724B2 JP 6935724 B2 JP6935724 B2 JP 6935724B2 JP 2017211076 A JP2017211076 A JP 2017211076A JP 2017211076 A JP2017211076 A JP 2017211076A JP 6935724 B2 JP6935724 B2 JP 6935724B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- connector
- portions
- axial direction
- lock member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1を参照して、電気コネクタの概要について説明する。図1に示されるように、電気コネクタ1は、プラグコネクタ10(第1コネクタ)と、ロック部材30とを備える。電気コネクタ1は、ケーブル状の信号伝送媒体を基板の電気回路に電気的に接続するコネクタであり、例えば、無線通信で使用される高周波用コネクタとしてのRF(Radio Frequency)コネクタである。信号伝送媒体とは、携帯電話等の種々の電子機器の信号を伝送する媒体であり、例えば同軸ケーブルSCである。基板とは、例えば印刷配線基板200である。すなわち、本実施形態の電気コネクタ1は、同軸ケーブルSCを印刷配線基板200の電気回路に電気的に接続する同軸型電気コネクタである。電気コネクタ1では、同軸ケーブルSCの端末部分に取り付けられたプラグコネクタ10が、印刷配線基板200に実装されたリセプタクルコネクタ100と嵌合することにより、同軸ケーブルSCと印刷配線基板200の電気回路とを電気的に接続する。
次に、図2(a)〜図2(e)及び図3(a)〜図3(d)を参照して、プラグコネクタ10の詳細について説明する。プラグコネクタ10は、同軸ケーブルSCの先端部分(一端)に取り付けられたコネクタである。図2(a)〜図2(e)に示されるように、プラグコネクタ10は、導電性の外部導体シェル11(第1コンタクト)と、絶縁性の絶縁ハウジング12(図2(b)参照)と、内部導体コンタクト13(図2(b)参照)とを備える。以下、プラグコネクタ10が取り付けられる同軸ケーブルSC、並びに、プラグコネクタ10を構成する外部導体シェル11、絶縁ハウジング12、及び内部導体コンタクト13について、詳細に説明する。
同軸ケーブルSCは、携帯電話等の小型端末に内蔵される各種の信号処理要素(例えば、アンテナ、アンテナを制御する制御チップ、基板等)間で高周波信号を伝送するために、当該小型端末内において用いられる配線である。同軸ケーブルSCは、内部導体と、内部導体の周囲に設けられた絶縁体と、絶縁体の周囲に設けられた外部導体と、外部導体の周囲に設けられた保護被膜とを備える。同軸ケーブルSCは、プラグコネクタ10が取り付けられる先端に向かうにつれて、外部導体、絶縁体及び内部導体がこの順に段状に露出される。
外部導体シェル11は、同軸ケーブルSCの外部導体に電気的に接続される導電性のグランドコンタクト部材である。外部導体シェル11は、絶縁ハウジング12(図2(b)参照)の周囲を覆うように設けられる。外部導体シェル11は、相手方のコネクタであるリセプタクルコネクタ100(第2コネクタ)のグランドコンタクト部材103(コンタクト,図1参照)に電気的に接続されて、グランド回路を構成する。外部導体シェル11は、例えば、薄板状の金属部材から形成されている。外部導体シェル11は、嵌合部11aと、一対の腕部11b,11b(図3(a)参照)と、カバー部11cと、を有している。
絶縁ハウジング12は、図2(b)に示すように、円筒形状に形成されており、内部導体コンタクト13を内部に保持すると共に外部導体シェル11と内部導体コンタクト13との間を絶縁するための絶縁体である。絶縁ハウジング12の外周面は嵌合部11aの内周面と接している。
内部導体コンタクト13は、図3(a)及び図3(b)に示すように、絶縁ハウジング12の内部に、圧入等により取り付けられている導電性の部材である。内部導体コンタクト13は、同軸ケーブルSCの内部導体を接続する部分と、当該接続する部分からZ方向(嵌合方向)に延び、内部導体と電気的に接続される部分とを有する。当該内部導体と電気的に接続される部分は、Z方向に弾性的に変位可能に構成されており、リセプタクルコネクタ100の信号コンタクト部材102(後述)と接触する。
次に、図4(a)〜図4(d)を参照して、ロック部材30の詳細について説明する。ロック部材30は、プラグコネクタ10に装着される。ロック部材30は、プラグコネクタ10とリセプタクルコネクタ100との嵌合後において、プラグコネクタ10の嵌合部11aにおける外径の拡径を規制することにより、プラグコネクタ10とリセプタクルコネクタ100との嵌合状態を強固に維持するものである。ロック部材30は、プラグコネクタ10に装着された状態において、X方向に沿って移動可能に構成されている。ロック部材30は、例えば、薄板状の金属部材から形成されている。ロック部材30は、規制部31と、ガイド部32とを有する。
規制部31は、一対の腕部11b,11bを外方から挟み込むことにより嵌合部11aの拡径を規制する。より詳細には、規制部31は、一対の挟持部11k,11kを外方から挟み込むことにより、一対の挟持部11k,11kを介して一対の腕部11b,11bを外方から挟み込む。規制部31は、X方向においてガイド部32と連続しており、ガイド部32よりもX方向の後方に位置している。
ガイド部32は、規制部31が一対の挟持部11k,11kよりも後方(同軸ケーブルSCの基端寄り)に位置する待機位置と、規制部31が一対の挟持部11k,11kを外方から挟み込む規制位置との間を、X方向に沿って移動可能となるように、規制部31をガイドする。移動をガイドするとは、ロック部材30がプラグコネクタ10から外れることなく、ある領域から別の領域への移動を案内することだけでなく、例えばロック部材30がプラグコネクタ10から外れた状態から規制位置に至るまでの移動を案内することも含んでいる。規制位置及び待機位置とは、一対の挟持部11k,11kに対する規制部31の相対的な位置である。
次に、図5〜図7を参照して、プラグコネクタ10へのロック部材30の装着及びロック処理について詳細に説明する。なお、図5〜図7においては、プラグコネクタ10と嵌合されるリセプタクルコネクタ100(図1参照)の図示を省略している。
次に、上述した電気コネクタ1の作用効果について説明する。
Claims (8)
- ケーブルの先端に取り付けられた第1コネクタと、前記第1コネクタに装着されるロック部材と、を備え、
前記第1コネクタは、相手方のコネクタである第2コネクタのコンタクトに電気的に接続される導電性の第1コンタクトを備え、
前記第1コンタクトは、
前記第2コネクタのコンタクトに嵌合され、前記第2コネクタのコンタクトに対する挿抜時に拡径可能に構成された筒状の嵌合部と、
前記嵌合部の側面から前記ケーブルの軸方向に延び、前記嵌合部の拡径に連動して互いの離間距離を長くする一対の腕部と、を有し、
前記ロック部材は、前記一対の腕部を外方から挟み込むことにより、前記嵌合部の拡径を規制する規制部を有する、電気コネクタ。 - 前記第1コンタクトは、前記嵌合部における、前記第2コネクタのコンタクトを受け入れる開口の反対の開口を覆うと共に前記軸方向に延びるカバー部を更に有し、
前記カバー部は、前記一対の腕部を外方から挟持する一対の挟持部を有し、
前記規制部は、前記一対の挟持部を外方から挟み込むことにより、前記一対の挟持部を介して前記一対の腕部を外方から挟み込む、請求項1記載の電気コネクタ。 - 前記ロック部材は、前記軸方向に沿って移動可能に構成されている、請求項2記載の電気コネクタ。
- 前記ロック部材は、前記規制部が前記一対の挟持部よりも前記ケーブルの基端寄りに位置する待機位置と、前記規制部が前記一対の挟持部を外方から挟み込む規制位置との間を、前記軸方向に沿って移動可能となるように、前記規制部をガイドするガイド部を更に有する、請求項3記載の電気コネクタ。
- 前記規制部及び前記一対の挟持部のいずれか一方は、他方に向かって突出した突起部を有し、前記他方は、前記軸方向に沿った前記ロック部材の移動において前記規制部の位置が前記規制位置に到達したときに前記突起部と係合する係合部を有する、請求項4記載の電気コネクタ。
- 前記カバー部は、前記嵌合部の前記反対の開口を覆う蓋部と、前記蓋部に連続して設けられ前記軸方向に延びるレール部と、を有し、
前記ガイド部は、前記軸方向に延び、前記レール部に沿ってスライドすることにより、前記軸方向への前記規制部の移動をガイドするスライド部を有する、請求項4又は5記載の電気コネクタ。 - 前記スライド部は、前記レール部を外方から覆うと共に前記レール部に係合している、請求項6記載の電気コネクタ。
- 前記規制部は、前記軸方向に沿って延びる第1部分と、該第1部分における前記軸方向の端部において折り返し、前記軸方向と直交する方向となる篏合方向で前記第1部分と対向するように前記軸方向に沿って延びる第2部分とを有する、請求項1〜7のいずれか一項記載の電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017211076A JP6935724B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017211076A JP6935724B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | 電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019083170A JP2019083170A (ja) | 2019-05-30 |
JP6935724B2 true JP6935724B2 (ja) | 2021-09-15 |
Family
ID=66670841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017211076A Active JP6935724B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6935724B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6617816B2 (ja) * | 2017-12-19 | 2019-12-11 | 第一精工株式会社 | 同軸コネクタ装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016100190A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | 第一精工株式会社 | 同軸コネクタ組立て |
JP6135834B1 (ja) * | 2017-01-20 | 2017-05-31 | 第一精工株式会社 | 電気コネクタ、及び電気コネクタのロック部材 |
-
2017
- 2017-10-31 JP JP2017211076A patent/JP6935724B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019083170A (ja) | 2019-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI595713B (zh) | Electrical connector and electrical connector locking member | |
EP3352306B1 (en) | Electrical connector and locking member of electrical connector | |
TWI287324B (en) | Substrate connection connector with integrated coaxial connector | |
JP4803743B2 (ja) | コネクタ | |
KR100815925B1 (ko) | 통신모듈용 커넥터 | |
KR101911177B1 (ko) | 커넥터 조립체 및 전기 커넥터 | |
CN112290294B (zh) | 带浮动机构的同轴连接器 | |
JP2002092576A (ja) | アンテナ装置及びこのアンテナ装置を備えた無線カードモジュール | |
TWI247498B (en) | Connector unit | |
JP2010535400A (ja) | 補償タブを有する同軸ケーブルコネクタ | |
KR20150018372A (ko) | 동축형 전기 커넥터 | |
CN110350367A (zh) | 包括l形同轴端子的连接器及其制造方法 | |
JP2008192474A (ja) | 外導体端子及びシールドコネクタ | |
JP6935724B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP6927248B2 (ja) | 電気コネクタ及びその製造方法、並びにロック部材 | |
CN110492268B (zh) | 同轴电缆的连接座及连接结构 | |
JP6658720B2 (ja) | 電気コネクタ、及び電気コネクタのロック部材 | |
JP7283204B2 (ja) | 電気コネクタ及びロック部材 | |
CN109935989B (zh) | 同轴连接器装置 | |
JP2005209423A (ja) | 基板用シールドコネクタ | |
JP2019110094A (ja) | 電気コネクタ | |
JP3712590B2 (ja) | ケーブルコネクタ | |
JP7363228B2 (ja) | コネクタ装置、コネクタ、及びコネクタ構造 | |
JP2019102300A (ja) | 同軸コネクタ装置 | |
JP6617816B2 (ja) | 同軸コネクタ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201007 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210727 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210809 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6935724 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |