JP6934377B2 - 緩衝ストッパ - Google Patents

緩衝ストッパ Download PDF

Info

Publication number
JP6934377B2
JP6934377B2 JP2017180849A JP2017180849A JP6934377B2 JP 6934377 B2 JP6934377 B2 JP 6934377B2 JP 2017180849 A JP2017180849 A JP 2017180849A JP 2017180849 A JP2017180849 A JP 2017180849A JP 6934377 B2 JP6934377 B2 JP 6934377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
accommodating portion
buffer stopper
contact
body accommodating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017180849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019056418A (ja
Inventor
崇義 黒田
崇義 黒田
森田 哲司
哲司 森田
豊 織奥
豊 織奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2017180849A priority Critical patent/JP6934377B2/ja
Publication of JP2019056418A publication Critical patent/JP2019056418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6934377B2 publication Critical patent/JP6934377B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vibration Dampers (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

本発明は、緩衝作用を発揮しながら可動部材の変位や部材間の相対変位などを停止させる緩衝ストッパに関する。
従来から緩衝ストッパの一種として図5に示すように、相対変位する二部材51,61のうちの一方の部材51が他方の部材61に接近したときに弾性体73の弾性によって緩衝作用を発揮するよう構成された緩衝ストッパ71が知られている。
緩衝ストッパ71は、他方の部材61に固定されるブラケット72と、このブラケット72に保持された弾性体73とを備え、図5(A)〜(D)の順に示すように一方の部材51が他方の部材61に接近したときに一方の部材51が弾性体73に接触し、弾性体73を押圧して弾性変形させることで緩衝作用を発揮する。
特開2001−322413号公報
しかしながら上記緩衝ストッパ71では、一方の部材51が弾性体73に直接接触する構成とされているため、弾性体73の摩耗によりコンタミの問題を生じることがある。弾性体73はゴム状弾性材料よりなり、一般的なゴム状弾性材料の特徴として接触部の摩耗を防止することは困難であり、よって摩耗に伴うコンタミの発生を防止することは容易ではない。
性体の摩耗に伴うコンタミの発生を防止することを課題とする。
対変位する二部材のうちの一方の部材が他方の部材に接近したときに緩衝作用を発揮する緩衝ストッパであって、前記一方の部材が接近する位置に開口部を位置させて前記他方の部材に設けられた穴状の弾性体収容部に収容され、外側端面部を前記開口部から外部に露出させる弾性体と、前記外側端面部に半埋設の状態で前記弾性体に保持され、前記弾性体収容部の開口部から外部へ突出して前記一方の部材を接触させる剛材製の接触部材と、を備え、前記弾性体は、前記弾性体収容部の底面に接触し得る内側端面部を下面に有する弾性体本体と、前記弾性体収容部に圧入される寸法で前記弾性体本体の外周面から突出して一体成形された環状突起と、前記環状突起に設けられ、この環状突起によって前記内側端面部の側で前記弾性体収容部内に形成される密閉空間を大気開放する通気部と、を備える。
相対変位する二部材のうちの一方の部材が他方の部材に接近したときに緩衝作用を発揮する緩衝ストッパであって、前記一方の部材が接近する位置に開口部を位置させて前記他方の部材に設けられた穴状の弾性体収容部に収容され、上端部分を前記弾性体収容部の開口部から外部へ突出させて前記一方の部材を接触させるパイプ状をした剛材製の接触部材と、前記接触部材の外周面と下面である内側端面とに被着された弾性体と、を備え、前記弾性体は、前記弾性体収容部に圧入される寸法で外周面から突出する一体成形された環状突起と、前記環状突起に設けられ、この環状突起によって前記内側端面の側で前記弾性体収容部内に形成される密閉空間を大気開放する通気部と、を備える。
方の部材が弾性体に接触することなく緩衝作用が発揮されるため、接触に伴う弾性体の摩耗が発生せず、摩耗に伴うコンタミが発生しない。
1実施の形態に係る緩衝ストッパを示す図で、(A)は一方の部材が接触部材に接触する前の状態を示す断面図、(B)は一方の部材が接触部材に接触した後の状態を示す断面図 2実施の形態に係る緩衝ストッパを示す図で、(A)は一方の部材が接触部材に接触する前の状態を示す断面図、(B)は一方の部材が接触部材に接触した後の状態を示す断面図 3実施の形態に係る緩衝ストッパを示す図で、(A)は一方の部材が接触部材に接触する前の状態を示す断面図、(B)は一方の部材が接触部材に接触した後の状態を示す断面図 パーキングロック機構の説明図 従来例に係る緩衝ストッパの断面図(作動説明図)
第1実施の形態・・・・
図1(A)に示すように、実施の形態に係る緩衝ストッパ11は、相対変位する二部材51,61のうちの一方の部材51が他方の部材61に接近したときに弾性体(ゴム状弾性体)21の弾性によって緩衝作用を発揮するものであって、他方の部材61に保持される弾性体21と、この弾性体21に保持される接触部材31とを有している。弾性体21はゴム状弾性材によって成形され、これに対し、接触部材31ならびに一方の部材51および他方の部材61は金属または樹脂などの剛材によって成形されている。
弾性体21は、他方の部材61に設けた穴状の弾性体収容部62に収容されることによって他方の部材61に保持されている。
また、弾性体21は、円柱形ないし略円柱形を呈する弾性体本体22の外周側に環状突起部23を一体成形した形状とされている。弾性体本体22の外径は弾性体収容部62の内径よりも小さく形成され、これに対し、環状突起部23の外径は弾性体収容部62の内径よりも大きく形成されている。弾性体本体22の高さすなわち弾性体21の高さは弾性体収容部62の深さと同等ないし略同等に形成されている。
したがって弾性体21は穴状の弾性体収容部62に圧入されるものとされ、弾性体21を弾性体収容部62に圧入すると、弾性体本体22の内側端面部(下面部)22aおよび環状突起部23の外周面部23aがそれぞれ弾性体収容部62の内面(底面および内周面)に接触する。弾性体収容部62に対する弾性体21の固定(抜け止め)は、弾性体収容部62の内面(内周面)に対する環状突起部23の圧入代の設定によるが、この圧入代の設定のみで不十分な場合は、弾性体本体22の内側端面部22aおよび/または環状突起部23の外周面部23aを弾性体収容部62の内面(底面および内周面)に接着するようにしても良い。
また、弾性体21を弾性体収容部62に圧入すると、弾性体21および弾性体収容部62の内面によって囲まれる密閉空間24が形成されるので、この密閉空間24を大気開放するため(弾性体21変形時の空気抜きをするため)、環状突起部23の円周上一部に切り欠き状の通気部25を設けるようにしても良い。
一方、接触部材31は、円柱形ないし略円柱形を呈するピン状に形成され、弾性体21と同軸上に配置され、弾性体本体22の外側端面部22bに設けた穴状の接触部材収容部26に半埋設の状態で保持されている。接触部材31は、弾性体21に保持された状態でその一部が弾性体収容部62の開口部から外部へ突出する長さを有し、その先端部であって弾性体収容部62の開口部から外部へ突出する位置に一方の部材51に対する接触部32が設けられている。
上記構成の緩衝ストッパ11においては図1(B)に示すように、一方の部材51が他方の部材61に接近したときに一方の部材51は弾性体21に接触せずに接触部材31に接触して接触部材31を変位させ、この接触部材31を介して弾性体21を押圧することにより弾性体21を弾性変形させる。したがって一方の部材51が弾性体21に接触することなく緩衝作用が発揮されるため、接触に伴う弾性体21の摩耗が発生せず、摩耗に伴うコンタミが発生するのを防止することが可能とされている。
また、上記構成の緩衝ストッパ11においては、緩衝ストッパ11を他方の部材61に設けた穴状の弾性体収容部62に圧入するのみで緩衝ストッパ11の装着作業が完了する。したがって緩衝ストッパ11の装着作業を容易化することができ、また他方の部材61の形状を緩衝ストッパ11を装着するために大幅に変更しなくても、他方の部材61に緩衝ストッパ11を装着することができる。
第2実施の形態・・・・
尚、上記第1実施の形態では、図1(A)に示したように緩衝ストッパ11の装着の初期からすでに弾性体本体22の内側端面部22aが弾性体収容部62の内面(底面)に接触する構成とされているため、図1(B)に示したように一方の部材51の相対変位よる荷重Pが入力すると弾性体21は、その接触部材31の外周側に配置された部分で主にせん断変形するとともに、接触部材31の図における下方に配置された部分で主に圧縮変形することになるが、緩衝ストッパ11を装着する状況如何によっては、前者の、せん断変形のみを主に利用したい場合がある。
そこで、このような場合には第2実施の形態として図2(A)(B)に示すように、弾性体本体22の高さすなわち弾性体21の高さを弾性体収容部62の深さよりも小さく形成し、弾性体本体22の内側端面部22aと弾性体収容部62の内面(底面)との間に初期的な間隙cを設定する。この場合、弾性体本体22の内側端面部22aは大きな荷重Pが入力したときのみ、弾性体収容部62の内面(底面)に接触することになる。
第3実施の形態・・・・
また、上記第1実施の形態では、図1(A)に示したように接触部材31として円柱形の部品が用いられているが、緩衝ストッパ11を装着する状況如何によっては、或いはコスト上の理由によっては、接触部材31としてパイプ状の部品を利用したい場合がある。
そこで、このような場合には第3実施の形態として図3(A)(B)に示すように、接触部材31としてパイプ状の部品を用い、その外周面および内側端面に弾性体21を被着(加硫接着)する。
衝ストッパ11は例えば図4に示すようなパーキングロック機構81におけるパーキングポール82およびパーキングサポート83の接触部に装着使用される。パーキングポール82およびパーキングサポート83は共に金属材料よりなるため、両者82,83の接触部に緩衝ストッパ11を装着使用することにより、金属同士が衝接することによる大きな接触音(打音)や振動が発生するのを抑制することができる。
11 緩衝ストッパ
21 弾性体
22 弾性体本体
22a 内側端面部
22b 外側端面部
23 環状突起部
23a 外周面部
24 密閉空間
25 通気部
31 接触部材
32 接触部
51 一方の部材
61 他方の部材
62 弾性体収容部
81 パーキングロック機構
82 パーキングポール
83 パーキングサポート

Claims (5)

  1. 相対変位する二部材のうちの一方の部材が他方の部材に接近したときに緩衝作用を発揮する緩衝ストッパであって、
    前記一方の部材が接近する位置に開口部を位置させて前記他方の部材に設けられた穴状の弾性体収容部に収容され、外側端面部を前記開口部から外部に露出させる弾性体と、
    前記外側端面部に半埋設の状態で前記弾性体に保持され、前記弾性体収容部の開口部から外部へ突出して前記一方の部材を接触させる剛材製の接触部材と
    を備え、前記弾性体は、
    前記弾性体収容部の底面に接触し得る内側端面部を下面に有する弾性体本体と、
    前記弾性体収容部に圧入される寸法で前記弾性体本体の外周面から突出して一体成形された環状突起と、
    前記環状突起に設けられ、この環状突起によって前記内側端面部の側で前記弾性体収容部内に形成される密閉空間を大気開放する通気部と、
    を備える、
    ことを特徴とする緩衝ストッパ。
  2. 請求項1記載の緩衝ストッパにおいて、
    前記弾性体の内側端面は、前記弾性体収容部の底面に接触している、
    ことを特徴とする緩衝ストッパ。
  3. 請求項1記載の緩衝ストッパにおいて、
    前記弾性体の内側端面は、前記弾性体収容部の底面に間隙をあけて初期配置され、
    前記弾性体は、限度を超える入力荷重に応じて移動し、前記弾性体収容部の底面に前記内側端面を接触させる、
    ことを特徴とする緩衝ストッパ。
  4. 相対変位する二部材のうちの一方の部材が他方の部材に接近したときに緩衝作用を発揮する緩衝ストッパであって、
    前記一方の部材が接近する位置に開口部を位置させて前記他方の部材に設けられた穴状の弾性体収容部に収容され、上端部分を前記弾性体収容部の開口部から外部へ突出させて前記一方の部材を接触させるパイプ状をした剛材製の接触部材と、
    前記接触部材の外周面と下面である内側端面とに被着された弾性体と、
    を備え、前記弾性体は、
    前記弾性体収容部に圧入される寸法で外周面から突出する一体成形された環状突起と、
    前記環状突起に設けられ、この環状突起によって前記内側端面の側で前記弾性体収容部内に形成される密閉空間を大気開放する通気部と、
    を備える、
    ことを特徴とする緩衝ストッパ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一に記載の緩衝ストッパにおいて、
    前記緩衝ストッパは、パーキングロック機構におけるパーキングポールおよびパーキングサポートの接触部に装着されることを特徴とする緩衝ストッパ。
JP2017180849A 2017-09-21 2017-09-21 緩衝ストッパ Active JP6934377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017180849A JP6934377B2 (ja) 2017-09-21 2017-09-21 緩衝ストッパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017180849A JP6934377B2 (ja) 2017-09-21 2017-09-21 緩衝ストッパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019056418A JP2019056418A (ja) 2019-04-11
JP6934377B2 true JP6934377B2 (ja) 2021-09-15

Family

ID=66106154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017180849A Active JP6934377B2 (ja) 2017-09-21 2017-09-21 緩衝ストッパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6934377B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568946U (ja) * 1979-07-03 1981-01-26
JP2007040468A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衝撃吸収機構、及び該機構を備えた機械装置
JP5816153B2 (ja) * 2012-10-05 2015-11-18 本田技研工業株式会社 パーキング機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019056418A (ja) 2019-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5752848B2 (ja) 付勢装置
JP6400192B2 (ja) 緩衝装置
WO2016190385A1 (ja) ボールジョイント
JP5766836B1 (ja) 車両用ダストカバー組付体およびその製造方法
JPH08133102A (ja) ステアリング機構用ストロークエンド緩衝装置
JP2015507726A (ja) 揺動バンパ
EP2811184A1 (en) Ball joint dust cover
JP6934377B2 (ja) 緩衝ストッパ
JP2010084807A (ja) 筒型防振組付体
JPWO2017061212A1 (ja) ダストカバー
WO2014185220A1 (ja) 防振装置
JP2016014417A (ja) 密封装置
JP2006134659A (ja) 押し釦装置
JP2006138477A (ja) ベアリングブッシュ
JP2008081032A (ja) 車両のエンジン搭載装置
CN110177954B (zh) 球接头及防尘罩
WO2019181461A1 (ja) 密封装置
JP2005282760A (ja) ショックアブソーバ用ダストカバーの取付構造
JP7133421B2 (ja) 緩衝ストッパ
TW201839280A (zh) 球形接頭的密封構件
JP2016017523A (ja) ブッシュ
JP2007139047A (ja) 車両用ディスクブレーキのブーツリテーナ
JP6372160B2 (ja) ガスケット及びガスケットの取付け構造
JP3758137B2 (ja) バウンドストッパ
JP7142509B2 (ja) 緩衝ストッパ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6934377

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150