JP6931550B2 - 車両のサブモビリティ充電システム - Google Patents

車両のサブモビリティ充電システム Download PDF

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Description

本発明は、乗員が乗車した状態の複数のサブモビリティを積載可能な車両のサブモビリティ充電システムに関する。
従来から自力歩行が難しい高齢者やハンディキャップパーソンには車椅子が利用されている。
そして、近年では、電動モータなどにより自走可能な車椅子などのパーソナルモビリティが提案され始めている。
このようなパーソナルモビリティが広く普及し、その結果として自力歩行が難しい人が活動し易い社会を作るためには、自力歩行が難しい人だけでなく、自力歩行可能な人にもパーソナルモビリティを利用してもらうことが重要である。
このために、たとえば特許文献1、2において車椅子の例があるように、人がパーソナルモビリティに乗車したまま自動車などの車両へ乗り込むことができるようにすることが大切であると考えられる。
特開2006−006702号公報 特開2004−114956号公報
ところで、このように車両へサブモビリティが乗り込む場合、好ましくは、乗車したサブモビリティを車両内で充電できるようにするとよい。これにより、乗員は、十分な充電がなされていない状態にあるサブモビリティに乗車して移動を開始し、車両内でサブモビリティを充電できる。そして、車両から降車した後には十分に充電されたサブモビリティを用いて目的地まで移動したり、目的地において移動したりできる。このような付加価値により、サブモビリティと車両とが有機的に結合した次世代交通システムの利便性が高まり、その利用促進が期待できる。
しかしながら、車両に搭載できるバッテリの蓄電能力や、発電機の発電能力には、自ずと限界がある。特に電気自動車などにあってはバッテリによる重量増加が性能を律することになるため、車両に積載するバッテリは車両の走行に必要な容量に制限され易い。
その一方で、サブモビリティは、車両そのものほどではないにせよ、人を乗せて移動するために比較的大量の電力を必要としてしまう。車両からサブモビリティへ給電した場合の車両の負担は、たとえば車両で携帯電話などの電気機器を充電する場合とは大きく異なる。車両におけるサブモビリティの充電は、車両の走行能力に影響を与えてしまうことになる可能性がある。その結果、たとえば車両の電力が十分とは言えない状態では、サブモビリティを充電できない可能性がある。
このように車両では、その走行能力に影響を与えないようにしつつも、サブモビリティへの充電を好適に実施できるようにする必要がある。
本発明に係る車両のサブモビリティ充電システムは、乗員が乗車した状態のサブモビリティを積載可能な車両のサブモビリティ充電システムであって、積載した前記サブモビリティに対して電力を供給する主給電部と、前記主給電部を通じた前記サブモビリティへの給電を制御する制御部と、目的地までの巡回経路を生成する主ルート生成部と、を有し、前記制御部は、前記巡回経路で前記車両が充電可能な立寄地に停車する場合、前記車両の電力を前記サブモビリティに充電する。
好適には、前記制御部は、前記巡回経路で前記車両が充電可能な立寄地に停車する場合、前記車両より前記サブモビリティの優先度を上げ、前記優先度に基づいて前記車両内での充電を制御する、とよい。
好適には、前記制御部は、前記巡回経路で前記車両が充電可能な立寄地に停車する場合、前記車両に残す電力量の閾値を下げ、前記閾値に基づいて前記車両内での充電を制御する、とよい。
好適には、前記制御部は、前記巡回経路で前記車両が充電可能な立寄地に停車する場合、その充電がなされる場所まで到達可能な電力量を、前記車両に残す電力量の閾値とし、前記閾値に基づいて前記車両内での充電を制御する、とよい。
好適には、積載した前記サブモビリティの目的地を取得する取得部、を有し、前記制御部は、前記サブモビリティの目的地に対応する立寄地として、充電可能な立寄地を選択する、とよい。
本発明では、車両がサブモビリティの目的地またはその到達前に外充電が可能である場合、車両の電力をサブモビリティに充電する。
よって、車両の電力が十分とは言えない状態であってもサブモビリティの充電を優先し、サブモビリティの乗員の利便性を向上できる。
しかも、車両は、サブモビリティの目的地またはその到達前の外充電により、その後に移動することができる。
図1は、本発明に適用したサブモビリティの一例の概観図である。 図2は、図1のサブモビリティの電気回路の一例の説明図である。 図3は、本発明の実施形態に係る自動車の模式的な概観図である。 図4は、図3の自動車のサブモビリティ充電システムの一例の説明図である。 図5は、本発明の実施形態に係る充電制御のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に適用したサブモビリティ50の一例の概観図である。
図1に示すように、サブモビリティ50は、卵型のボディ51を有する。ボディ51の内側には、乗員が着座するシート52が配置される。シート52の左右両側にはアームレスト53が配置される。アームレスト53の先端には、操作レバー54が配置される。また、ボディ51の下部には、複数の車輪55が設けられる。
図2は、図1のサブモビリティ50の電気回路の一例の説明図である。
図2に示すように、図1のサブモビリティ50には、電力系回路として、副受電コネクタ61、副充電器62、副バッテリ63、副コンバータ64、複数の車輪55を駆動する副動力モータ65、副制動モータ66、副操舵モータ67、副設備機器68、が設けられる。
副受電コネクタ61は、たとえば商用電源と電源コードにより接続される。副充電器62は、副受電コネクタ61から供給される電力により副バッテリ63を充電する。
副コンバータ64は、副バッテリ63の蓄電電力を変換して、副動力モータ65、副制動モータ66、副操舵モータ67、および副設備機器68といった負荷機器へ供給する。
副動力モータ65が駆動されることにより、複数の車輪55が回転し、サブモビリティ50は前進または後退できる。
副操舵モータ67が駆動されることにより、車輪55の向きが変更され、サブモビリティ50は左右に展開できる。
副制動モータ66が駆動されることにより、複数の車輪55の回転が制動される。これにより、サブモビリティ50は停止できる。
このようにサブモビリティ50は、副受電コネクタ61から供給される電力により充電された副バッテリ63の蓄電電力を用いて、乗員をシート52に乗せて走行できる。
また、図2にはさらに、制御系回路として、副電力監視部71、副電力制御部72、副GPS(Global Positioning System)受信部73、副入力部74、副通信部75、副表示部76、副センサ部77、副ルート生成部78、副自動運転部79、を有する。副電力制御部72、副ルート生成部78、および副自動運転部79は、CPU(Central Processing Unit)80がプログラムを実行することにより実現されてよい。この制御系回路は、上述した副設備機器68の一部として、副コンバータ64から電力供給を受けてよい。
副電力監視部71は、副バッテリ63の状態を監視する。副バッテリ63の状態には、たとえば充電電圧、温度などがある。
副電力制御部72は、副電力監視部71からの情報に基づいて、副充電器62、副コンバータ64を制御する。たとえば副受電コネクタ61に電源コードが接続されて副充電器62により副バッテリ63を充電可能な状態である場合、副バッテリ63の電圧が所定の最高電圧となるまで副充電器62による充電を制御する。副バッテリ63の電圧が所定の最低電圧より低い場合には、副コンバータ64による電力変換を停止させる。所定の最低電圧より少し高い電圧以下になると、副コンバータ64が各負荷機器へ供給する電力を減らす。副電力制御部72は、これらの電力制御状態および副バッテリ63の状態についての情報を、副ルート生成部78および副自動運転部79へ適宜に又は周期的に通知する。
副GPS受信部73は、GPS衛星から電波を受信する。複数のGPS衛星からの電波を受信することでサブモビリティ50の位置を演算できる。
副入力部74は、乗員の操作が入力されるデバイスであり、たとえば上述した操作レバー54を有する。
副通信部75は、他のデバイスたとえば自動車1の主通信部35との間で通信し、データを送受する。また、基地局と通信することにより、基地局の位置情報を取得できる。
副表示部76は、たとえばタッチパネル式液晶デバイスである。このタッチパネルは、副入力部74の一部として機能し得る。
副センサ部77は、サブモビリティ50の位置、速度、周囲環境などを検出するものである。
副ルート生成部78は、たとえば目的地などが入力されることにより、サブモビリティ50の現在位置から目的地までの巡回経路を生成する。
副自動運転部79は、たとえば生成された巡回経路にしたがって副動力モータ65、副制動モータ66および副操舵モータ67へ制御信号を出力する。これにより、サブモビリティ50は、巡回経路をたどって目的地まで自動的に移動することができる。
ところで、サブモビリティ50が広く普及し、その結果として自力歩行が難しい人が活動し易い社会を作るためには、自力歩行が難しい人だけでなく、自力歩行可能な人にもサブモビリティ50を利用してもらうことが重要である。
このために、人がサブモビリティ50に乗車したまま自動車1などの車両へ乗り込むことができるようにすることが大切であると考えられる。
また、好ましくは、乗車したサブモビリティ50を自動車1の内で充電できるようにするとよい。これにより、乗員は、十分な充電がなされていない状態にあるサブモビリティ50に乗車して移動を開始し、自動車1の内でサブモビリティ50を充電できる。そして、自動車1から降車した後には十分に充電されたサブモビリティ50を用いて目的地まで移動したり、目的地において移動したりできる。このような付加価値により、サブモビリティ50と自動車1とが有機的に結合した次世代交通システムの利便性が高まり、その利用促進が期待できる。
しかしながら、1つの自動車1に複数のサブモビリティ50が乗車可能な場合、サブモビリティ50の充電に使用する電力量が大きくなる。各サブモビリティ50は、車両そのものほどではないにせよ、人を乗せて移動するために比較的大量の電力を必要とする。自動車1から複数のサブモビリティ50へ給電した場合における自動車1の負担は、たとえば自動車1で携帯電話などの電気機器を充電する場合とは大きく異なり、大きい。場合によっては、自動車1から複数のサブモビリティ50へ給電したことに起因して、自動車1の残電力が不足し、自動車1がその目的地まで移動できなくなってしまうようなことも考えられる。この事態を解消するためには、複数のサブモビリティ50の充電に使用する電力量を制限することになるが、この場合には降車利用するサブモビリティ50が適当に充電されない事態が発生することも考えられる。
また、複数のサブモビリティ50への充電をする場合、すべての充電が終わるまでに時間がかかる。特に、たとえば1台ずつ順番に充電する場合、2台目以降のサブモビリティ50では、前のサブモビリティ50の充電が完了するまで待たされることになる。
このように複数のサブモビリティ50を積載可能な自動車1では、自動車1からサブモビリティ50への給電を適切に制御することが求められている。
図3は、本発明の実施形態に係る自動車1の模式的な概観図である。図3(A)は側面図である。図3(B)は平面図である。
図3の自動車1は、乗車室2を有する車体3、車体3の下部に設けられる車輪4、を有する。そして、乗車室2には、4台のサブモビリティ50が2台ずつ2列で乗車している。
また、図3には、車体3の床面に設けられた主受電コイル12と、自動車1が走行可能な道路の路面の走行レーン100に設けられた送電コイル101と、が図示されている。送電コイル101は、路面の走行レーン100を走行している自動車1に非接触に電力を供給できる。主受電コイル12は、自動車1の外にある送電コイル101からの電力供給を受ける。
図4は、図3の自動車1のサブモビリティ充電システムの一例の説明図である。自動車1は、車両の一例である。
図4に示すように、図3の自動車1には、電力系回路として、主受電コネクタ11、主受電コイル12、主充電器13、主バッテリ14、主コンバータ15、複数の車輪4を駆動する主動力モータ16、主制動モータ17、主操舵モータ18、主設備機器19、主給電コネクタ20、が設けられる。
主受電コネクタ11は、自動車1が駐車している場合に使用されるものであり、たとえば商用電源と電源コードにより接続される。主充電器13は、主受電コイル12または主受電コネクタ11から供給される電力により主バッテリ14を充電する。
主コンバータ15は、主バッテリ14の蓄電電力を変換して、主動力モータ16、主制動モータ17、主操舵モータ18、主設備機器19、および主給電コネクタ20といった負荷機器へ供給する。主コンバータ15は、主受電コネクタ11や主受電コイル12へ供給された電力又は主バッテリ14の蓄電電力を給電コネクタへ供給する。
主給電コネクタ20は、電源コードなどにより、積載したサブモビリティ50の副受電コネクタ61と接続される。積載したサブモビリティ50に対して自動車1の電力を供給するために用いられる。
主動力モータ16が駆動されることにより、複数の車輪4が回転し、自動車1は前進または後退できる。
主操舵モータ18が駆動されることにより、車輪4の向きが変更され、自動車1は左右に展開できる。
主制動モータ17が駆動されることにより、複数の車輪4の回転が制動される。これにより、自動車1は停止できる。
このように自動車1は、主受電コイル12または主受電コネクタ11から供給される電力により充電された主バッテリ14の蓄電電力を用いて、サブモビリティ50を乗せて走行できる。
また、図4にはさらに、制御系回路として、主電力監視部31、主電力制御部32、主GPS受信部33、主入力部34、主通信部35、主表示部36、主センサ部37、主ルート生成部38、主自動運転部39、を有する。主電力制御部32、主ルート生成部38、および主自動運転部39は、制御部としてのCPU40がプログラムを実行することにより実現されてよい。CPU40は、ECUとして自動車1に設けられてよい。これらの制御系の各部は、上述した主設備機器19の一部として、主コンバータ15から電力供給を受けてよい。
主電力監視部31は、主バッテリ14の状態を監視する。主バッテリ14の状態には、たとえば充電電圧、温度などがある。
主電力制御部32は、主電力監視部31からの情報に基づいて、主充電器13、主コンバータ15を制御する。主電力制御部32は、主コンバータ15による主給電コネクタ20を通じたサブモビリティ50への給電を制御する。たとえば主受電コネクタ11に電源コードが接続されて主充電器13により主バッテリ14を充電可能である場合、主バッテリ14の電圧が所定の最高電圧となるまで主充電器13による充電を制御する。
主GPS受信部33は、GPS衛星から電波を受信する。複数のGPS衛星からの電波を受信することで自動車1の位置を演算できる。なお、主GPS受信部33は、たとえば他の電波を受信し、これにより補正された位置を得るものであってもよい。
主入力部34は、乗員の操作が入力されるデバイスである。
主通信部35は、他のデバイスたとえばサブモビリティ50の副通信部75との間で通信し、データを送受する。また、基地局と通信することにより、基地局の位置情報を取得できる。
主表示部36は、たとえばタッチパネル式液晶デバイスである。このタッチパネルは、主入力部34の一部として機能し得る。タッチパネル式液晶デバイスは、たとえば乗車室2の前面に配置される。これにより、複数のサブモビリティ50に乗車した乗員は、共通の表示を閲覧することができる。
主センサ部37は、自動車1の位置、速度、周囲環境などを検出するものである。
主ルート生成部38は、たとえば目的地などが入力されることにより、自動車1の現在位置から立寄地などまでの巡回経路を生成する。立寄地は、目的地と同一であっても、目的地の近くの駐車可能な場所であってもよい。
主自動運転部39は、たとえば生成された巡回経路にしたがって主動力モータ16、主制動モータ17および主操舵モータ18へ制御信号を出力する。これにより、自動車1は、巡回経路をたどって目的地まで自動的に移動することができる。
次に、サブモビリティ50と自動車1とによる協調制御について説明する。
協調制御には、たとえば、自動車1の主バッテリ14または自動車1の外から給電される電力によりサブモビリティ50の副バッテリ63へ給電する充電制御、がある。なお、協調制御として、サブモビリティ50が乗車した自動車1が立寄地まで移動する巡回経路を生成する経路生成、生成した巡回経路で自動走行する自動運転制御、を実施してもよい。
図5は、本発明の実施形態に係る充電制御のフローチャートである。
図5に示すように、主電力制御部32は、たとえば自動車1に新たなサブモビリティ50が乗車した場合に、図5の処理を開始する(ステップST1)。
充電制御において、主電力制御部32は、サブモビリティ50の目的地を取得する(ステップST2)。
次に、主電力制御部32は、サブモビリティ50の目的地に対応する自動車1の立寄地を選択する(ステップST3)。
この際、主電力制御部32は、充電ができない地点よりも、充電できる地点を優先して立寄地として選択する。
次に、主電力制御部32は、車内の総残電力量と、自動車1およびサブモビリティ50が移動するために必要な電力量と、を比較する(ステップST4)。
主電力制御部32は、主バッテリ14の残電力量と、すべての副バッテリ63の残電力量とを合計して、車内の総残電力量を演算する。
主電力制御部32は、自動車1が立寄地に至るために必要とされる電力量と、すべてのサブモビリティ50が各々の目的地において移動するために必要とされる電力とを合計して、必要電力量を演算する。
そして、総残電力量が必要電力量より多い場合、主電力制御部32は、通常の自動車1の残電力閾値まで、サブモビリティ50の充電を実行する(ステップST9)。ここで、残電力閾値とは、自動車1に残す電力量の閾値をいう。
これに対して、総残電力量が必要電力量以下である場合、主電力制御部32は、立寄地において自動車1が充電可能であるか否かを判断する(ステップST5)。
そして、立寄地において充電できない場合、主電力制御部32は、通常の自動車1の残電力閾値まで、サブモビリティ50の充電を実行する(ステップST9)。
立寄地において充電できる場合、主電力制御部32は、サブモビリティ50の充電の優先順位を自動車1より上げ(ステップST6)、自動車1の残電力閾値を下げる(ステップST7)。
なお、充電の優先順位には、充電を必要とするサブモビリティ50のみが自動車1とともにリストアップされても、すべてのサブモビリティ50が自動車1とともにリストアップされてもよい。通常は、サブモビリティ50より自動車1を優先するリストとしてよい。
また、残電力閾値は、たとえば自動車1が充電可能な立寄地に到達するために必要とされる電力量でよい。
そして、主電力制御部32は、サブモビリティ50の充電を実行する(ステップST8)。
主電力制御部32は、主給電コネクタ20に対するサブモビリティ50の副受電コネクタ61の接続を確認し、主バッテリ14の電力の一部を副バッテリ63へ給電する。主電力制御部32は、主コンバータ15を制御し、主給電コネクタ20からの給電を開始する。これにより、サブモビリティ50へ給電され、副バッテリ63が充電される。
この場合、主電力制御部32は、自動車1の電力により、サブモビリティ50を優先的に、自動車1の残電力が下げられた閾値に至るまで、充電することになる。
主電力制御部32は、充電順で選択したサブモビリティ50への充電を順番に実行する。
以上のように、本実施形態の自動車1は、乗車しているサブモビリティ50に対して、乗車中に充電を実施することができる。
そして、本実施形態では、自動車1が充電可能な立寄地に停車する場合、自動車1の電力をサブモビリティに充電する。
よって、自動車1の電力が十分とは言えない状態であってもサブモビリティ50の充電を優先し、サブモビリティ50の乗員の利便性を向上できる。
しかも、自動車1は、充電可能な立寄地において充電することにより、その後に移動することができる。
本実施形態では、自動車1が充電可能な立寄地に停車する予定の場合、自動車1よりサブモビリティ50の優先度を上げ、優先度に基づいて車両内での充電を制御する。
よって、自動車1の電力が十分とは言えない状態であっても自動車1の電力をサブモビリティ50に充電できる。
本実施形態では、自動車1が充電可能な立寄地に停車する予定の場合、自動車1に残す電力量の閾値を下げ、その閾値に基づいて車両内での充電を制御する。
たとえば、立寄地まで到達可能な電力量を、車両に残す電力量の閾値としている。
よって、自動車1の電力が十分とは言えない状態であっても自動車1の電力をサブモビリティ50に充電できる。
本実施形態では、サブモビリティ50の目的地に対応する立寄地として、できるかぎり充電可能な立寄地を選択する。
よって、自動車1の電力が十分とは言えない状態であっても自動車1の電力をサブモビリティ50に充電できる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
上記実施形態では、充電が必要である場合に、立寄地での充電が可能であるか否かに応じて、自動車1の電力によるサブモビリティ50への充電の可否を制御している。充電可能な立寄地に停車する予定の場合、自動車1の電力によるサブモビリティ50への充電を許可している。
この他にもたとえば、サブモビリティ50の目的地または立寄地に到達するまでの経路において、走行中に送電コイル101が設置された走行レーン100を走行することにより充電が可能であるか否かに応じて、自動車1の電力によるサブモビリティ50への充電の可否を制御してもよい。
また、自動車1よりサブモビリティ50の優先度を上げたり、自動車1に残す電力量の閾値を下げたり、その充電がなされる場所まで到達可能な電力量を自動車1に残す電力量の閾値としたり、してよい。
いずれの場合でも、サブモビリティ50の目的地またはその到達前に外充電が可能であるか否かを判断し、可能である場合には自動車1の電力によるサブモビリティ50への充電を許可することができる。
1…自動車(車両)、2…乗車室、3…車体、4…車輪、11…主受電コネクタ、12…主受電コイル、13…主充電器、14…主バッテリ、15…主コンバータ、16…主動力モータ、17…主制動モータ、18…主操舵モータ、19…主設備機器、20…主給電コネクタ、31…主電力監視部、32…主電力制御部、33…主GPS受信部、34…主入力部、35…主通信部、36…主表示部、37…主センサ部、38…主ルート生成部、39…主自動運転部、40…CPU(制御部)、50…サブモビリティ、51…ボディ、52…シート、53…アームレスト、54…操作レバー、55…車輪、61…副受電コネクタ、62…副充電器、63…副バッテリ、64…副コンバータ、65…副動力モータ、66…副制動モータ、67…副操舵モータ、68…副設備機器、71…副電力監視部、72…副電力制御部、73…受信部、74…副入力部、75…副通信部、76…副表示部、77…副センサ部、78…副ルート生成部、79…副自動運転部、80…CPU、100…走行レーン、101…送電コイル。

Claims (5)

  1. 乗員が乗車した状態のサブモビリティを積載可能な車両のサブモビリティ充電システムであって、
    積載した前記サブモビリティに対して電力を供給する主給電部と、
    前記主給電部を通じた前記サブモビリティへの給電を制御する制御部と、
    目的地までの巡回経路を生成する主ルート生成部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記巡回経路で前記車両が充電可能な立寄地に停車する場合、前記車両の電力を前記サブモビリティに充電する、
    車両のサブモビリティ充電システム。
  2. 前記制御部は、
    前記巡回経路で前記車両が充電可能な立寄地に停車する場合、前記車両より前記サブモビリティの優先度を上げ、
    前記優先度に基づいて前記車両内での充電を制御する、
    請求項1記載の車両のサブモビリティ充電システム。
  3. 前記制御部は、
    前記巡回経路で前記車両が充電可能な立寄地に停車する場合、前記車両に残す電力量の閾値を下げ、
    前記閾値に基づいて前記車両内での充電を制御する、
    請求項1または2記載の車両のサブモビリティ充電システム。
  4. 前記制御部は、
    前記巡回経路で前記車両が充電可能な立寄地に停車する場合、その充電がなされる場所まで到達可能な電力量を、前記車両に残す電力量の閾値とし、
    前記閾値に基づいて前記車両内での充電を制御する、
    請求項3記載の車両のサブモビリティ充電システム。
  5. 積載した前記サブモビリティの目的地を取得する取得部、を有し、
    前記制御部は、
    前記サブモビリティの目的地に対応する立寄地として、充電可能な立寄地を選択する、
    請求項1から4のいずれか一項記載の車両のサブモビリティ充電システム。
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