JP6937158B2 - 車両 - Google Patents

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本発明は、乗員が乗車しているサブモビリティを積載して移動可能な車両に関する。
従来から自力歩行が難しい高齢者やハンディキャップパーソンには車椅子が利用されている。
そして、近年では、電動モータなどにより自走可能な車椅子などのパーソナルモビリティが提案され始めている。
このようなパーソナルモビリティが広く普及し、その結果として自力歩行が難しい人が活動し易い社会を作るためには、自力歩行が難しい人だけでなく、自力歩行可能な人にもパーソナルモビリティを利用してもらうことが重要である。
このために、たとえば特許文献1、2において車椅子の例があるように、人がパーソナルモビリティに乗車したまま自動車などの車両へ乗り込むことができるようにすることが大切であると考えられる。
特開2006−006702号公報 特開2004−114956号公報
このように車両に積載されるサブモビリティを車両に積載して、目的地やその近くの立寄地まで輸送することにより、サブモビリティの利便性が高まり、サブモビリティの利用促進が期待できる。
しかしながら、このようにサブモビリティを車両に積載して移動できるようにした場合、乗員を乗せて移動するものは、サブモビリティから車両へ切り替わる。
そして、この切り替えが車両への乗車の際に乗員に理解されていないと、乗員の勘違いなどにより不都合が生じる可能性がある。
たとえば、サブモビリティを操作しても動かないことを乗員が問題視してしまう可能性などがある。
本発明に係る車両は、乗員が乗車しているサブモビリティを積載して移動可能な車両であって、前記サブモビリティが、前記車両が移動する際の積載位置にセットされたことを検出するセット検出部と、前記サブモビリティが前記積載位置にセットされた場合、前記サブモビリティの副表示部の表示を消す表示制御部と、を有する。
また、本発明に係る車両は、乗員が乗車しているサブモビリティを積載して移動可能な車両であって、前記サブモビリティが、前記車両が移動する際の積載位置にセットされたことを検出するセット検出部と、前記サブモビリティが前記積載位置にセットされた場合、前記サブモビリティの副表示部の表示を切り替える表示制御部と、を有し、前記表示制御部は、前記車両の走行を制御するための表示がなされないように前記副表示部の表示内容を制限して、前記副表示部には制限された表示内容を含まない簡略化された表示をさせる、とよい。
好適には、前記副表示部には、前記車両の走行状況を示す表示がなされる、とよい。
好適には、前記表示制御部は、前記副表示部の表示を、前記車両の走行と無関係な表示に切り替える、とよい。
好適には、前記サブモビリティの移動操作は、表示に基づく操作により入力可能になる、とよい。
好適には、前記車両に設けられた主表示部、を有し、前記表示制御部は、前記主表示部に、前記車両の走行状況を示す表示とともに、前記車両の走行を操作することを可能にするための表示をさせる、とよい。
本発明では、サブモビリティが、車両が移動する際の積載位置にセットされた場合、サブモビリティの副表示部の表示を消灯するなどして切り替える。
よって、サブモビリティに乗車している乗員は、乗車中のサブモビリティの副表示部の表示が切り替わることにより、乗員を乗せて移動するものがサブモビリティから車両へ切り替わったことを明確に把握することができる。
図1は、本発明に適用したサブモビリティの一例の概観図である。 図2は、図1のサブモビリティの電気回路の一例の説明図である。 図3は、本発明の実施形態に係る自動車の模式的な概観図である。 図4は、図3の自動車の電気回路の一例のブロック図である。 図5は、サブモビリティから自動車への運転切り替えを制御するための回路の説明図である。 図6は、主表示制御部による、サブモビリティの運転から自動車の運転へ切り替える処理のフローチャートである。 図7は、本発明の第1実施形態に係る表示画面の切り替え例を示す説明図である。 図8は、第2実施形態に係る表示画面の切り替え例を示す説明図である。 図9は、第2実施形態変形例に係る表示画面の切り替え例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に適用したサブモビリティ50の一例の概観図である。
図1に示すように、サブモビリティ50は、卵型のボディ51を有する。ボディ51の内側には、乗員が着座するシート52が配置される。シート52の左右両側にはアームレスト53が配置される。アームレスト53の先端には、操作レバー54が配置される。また、ボディ51の下部には、複数の車輪55が設けられる。
図2は、図1のサブモビリティ50の電気回路の一例の説明図である。
図2に示すように、図1のサブモビリティ50には、電力系回路として、副受電コネクタ61、副充電器62、副バッテリ63、副コンバータ64、複数の車輪55を駆動する副動力モータ65、副制動モータ66、副操舵モータ67、副設備機器68、が設けられる。
副受電コネクタ61は、たとえば商用電源と電源コードにより接続される。副充電器62は、副受電コネクタ61から供給される電力により副バッテリ63を充電する。
副コンバータ64は、副バッテリ63の蓄電電力を変換して、副動力モータ65、副制動モータ66、副操舵モータ67、および副設備機器68といった負荷機器へ供給する。
副動力モータ65が駆動されることにより、複数の車輪55が回転し、サブモビリティ50は前進または後退できる。
副操舵モータ67が駆動されることにより、車輪55の向きが変更され、サブモビリティ50は左右に展開できる。
副制動モータ66が駆動されることにより、複数の車輪55の回転が制動される。これにより、サブモビリティ50は停止できる。
このようにサブモビリティ50は、副受電コネクタ61から供給される電力により充電された副バッテリ63の蓄電電力を用いて、乗員をシート52に乗せて走行できる。
また、図2にはさらに、制御系回路として、副電力監視部71、副電力制御部72、副GPS(Global Positioning System)受信部73、副入力部74、副通信部75、副表示部76、副センサ部77、副ルート生成部78、副自動運転部79、を有する。副電力制御部72、副ルート生成部78、および副自動運転部79は、CPU(Central Processing Unit)80がプログラムを実行することにより実現されてよい。この制御系回路は、上述した副設備機器68の一部として、副コンバータ64から電力供給を受けてよい。
副電力監視部71は、副バッテリ63の状態を監視する。副バッテリ63の状態には、たとえば充電電圧、温度などがある。
副電力制御部72は、副電力監視部71からの情報に基づいて、副充電器62、副コンバータ64を制御する。たとえば副受電コネクタ61に電源コードが接続されて副充電器62により副バッテリ63を充電可能な状態である場合、副バッテリ63の電圧が所定の最高電圧となるまで副充電器62による充電を制御する。副バッテリ63の電圧が所定の最低電圧より低い場合には、副コンバータ64による電力変換を停止させる。所定の最低電圧より少し高い電圧以下になると、副コンバータ64が各負荷機器へ供給する電力を減らす。副電力制御部72は、これらの電力制御状態および副バッテリ63の状態についての情報を、副ルート生成部78および副自動運転部79へ適宜に又は周期的に通知する。
副GPS受信部73は、GPS衛星から電波を受信する。複数のGPS衛星からの電波を受信することでサブモビリティ50の位置を演算できる。
副入力部74は、乗員の操作が入力されるデバイスであり、たとえば上述した操作レバー54を有する。
副通信部75は、他のデバイスたとえば自動車1の主通信部35との間で通信し、データを送受する。また、基地局と通信することにより、基地局の位置情報を取得できる。
副表示部76は、たとえばタッチパネル式液晶デバイスである。このタッチパネルは、副入力部74の一部として機能し得る。
副センサ部77は、サブモビリティ50の位置、速度、周囲環境などを検出するものである。
副ルート生成部78は、たとえば目的地などが入力されることにより、サブモビリティ50の現在位置から目的地までの巡回経路を生成する。
副自動運転部79は、たとえば生成された巡回経路にしたがって副動力モータ65、副制動モータ66および副操舵モータ67へ制御信号を出力する。これにより、サブモビリティ50は、巡回経路をたどって目的地まで自動的に移動することができる。
このように、サブモビリティ50は、乗員が副入力部74を操作することにより手動走行したり、副自動運転部79がサブモビリティ50の位置などを確認しながら自動走行したりできる。
なお、副入力部74によるサブモビリティ50の走行操作は、副表示部76に所定の操作用画面が表示されている場合において操作入力可能としてよい。これにより、意図しないサブモビリティ50の走行を効果的に抑制できる。
ところで、サブモビリティ50が広く普及し、その結果として自力歩行が難しい人が活動し易い社会を作るためには、自力歩行が難しい人だけでなく、自力歩行可能な人にもサブモビリティ50を利用してもらうことが重要である。
このために、人がサブモビリティ50に乗車したまま自動車1などの車両へ乗り込むことができるようにすることが大切であると考えられる。サブモビリティ50を積載できる自動車1を利用することにより、サブモビリティ50の利便性は飛躍的に向上する。たとえばサブモビリティ50に乗車して移動を開始し、移動途中でサブモビリティ50ごと自動車1に乗り込み、自動車の自動運転により目的地またはその近くの立寄地へ移動することができる。また、乗員は、サブモビリティ50に乗車したまま、駐停車した自動車1から降車し、目的地において移動することができる。また、自動車1内でサブモビリティ50を充電できるようにしてもよい。
しかしながら、このようにサブモビリティ50を自動車1に積載して移動できるようにした場合、乗員を乗せて移動するものは、サブモビリティ50から自動車1へ切り替わる。
そして、自動車1への乗車の際に、この切り替えが乗員に理解されていないと、乗員の勘違いなどにより不都合が生じる可能性がある。
たとえば、サブモビリティ50を操作しても動かないことを乗員が問題視してしまう可能性などがある。
図3は、本発明の実施形態に係る自動車1の模式的な概観図である。図3(A)は側面図である。図3(B)は平面図である。
図3の自動車1は、乗車室2を有する車体3、車体3の下部に設けられる車輪4、を有する。そして、乗車室2には、4台のサブモビリティ50が各々の積載位置において2台ずつ2列で乗車している。
また、図3には、車体3の床面に設けられた主受電コイル12と、自動車1が走行可能な道路の路面の走行レーン100に設けられた送電コイル101と、が図示されている。送電コイル101は、路面の走行レーン100を走行している自動車1に非接触に電力を供給できる。主受電コイル12は、自動車1の外にある送電コイル101からの電力供給を受ける。
図4は、図3の自動車1の電気回路の一例のブロック図である。自動車1は、車両の一例である。
図4に示すように、図3の自動車1には、電力系回路として、主受電コネクタ11、主受電コイル12、主充電器13、主バッテリ14、主コンバータ15、複数の車輪4を駆動する主動力モータ16、主制動モータ17、主操舵モータ18、主設備機器19、主給電コネクタ20、が設けられる。
主受電コネクタ11は、自動車1が駐車している場合に使用されるものであり、たとえば商用電源と電源コードにより接続される。主充電器13は、主受電コイル12または主受電コネクタ11から供給される電力により主バッテリ14を充電する。
主コンバータ15は、主バッテリ14の蓄電電力を変換して、主動力モータ16、主制動モータ17、主操舵モータ18、主設備機器19、および主給電コネクタ20といった負荷機器へ供給する。主コンバータ15は、主受電コネクタ11や主受電コイル12へ供給された電力又は主バッテリ14の蓄電電力を給電コネクタへ供給する。
主給電コネクタ20は、電源コードなどにより、積載したサブモビリティ50の副受電コネクタ61と接続される。積載したサブモビリティ50に対して自動車1の電力を供給するために用いられる。
主動力モータ16が駆動されることにより、複数の車輪4が回転し、自動車1は前進または後退できる。
主操舵モータ18が駆動されることにより、車輪4の向きが変更され、自動車1は左右に展開できる。
主制動モータ17が駆動されることにより、複数の車輪4の回転が制動される。これにより、自動車1は停止できる。
このように自動車1は、主受電コイル12または主受電コネクタ11から供給される電力により充電された主バッテリ14の蓄電電力を用いて、サブモビリティ50を乗せて走行できる。
また、図4にはさらに、制御系回路として、主電力監視部31、主電力制御部32、主GPS受信部33、主入力部34、主通信部35、主表示部36、主センサ部37、主ルート生成部38、主自動運転部39、を有する。主電力制御部32、主ルート生成部38、および主自動運転部39は、制御部としてのCPU40がプログラムを実行することにより実現されてよい。CPU40は、ECUとして自動車1に設けられてよい。これらの制御系の各部は、上述した主設備機器19の一部として、主コンバータ15から電力供給を受けてよい。
主電力監視部31は、主バッテリ14の状態を監視する。主バッテリ14の状態には、たとえば充電電圧、温度などがある。
主電力制御部32は、主電力監視部31からの情報に基づいて、主充電器13、主コンバータ15を制御する。主電力制御部32は、主コンバータ15による主給電コネクタ20を通じたサブモビリティ50への給電を制御する。たとえば主受電コネクタ11に電源コードが接続されて主充電器13により主バッテリ14を充電可能である場合、主バッテリ14の電圧が所定の最高電圧となるまで主充電器13による充電を制御する。
主GPS受信部33は、GPS衛星から電波を受信する。複数のGPS衛星からの電波を受信することで自動車1の位置を演算できる。なお、主GPS受信部33は、たとえば他の電波を受信し、これにより補正された位置を得るものであってもよい。
主入力部34は、乗員の操作が入力されるデバイスである。
主通信部35は、他のデバイスたとえばサブモビリティ50の副通信部75との間で通信し、データを送受する。また、基地局と通信することにより、基地局の位置情報を取得できる。
主表示部36は、たとえばタッチパネル式液晶デバイスである。このタッチパネルは、主入力部34の一部として機能し得る。タッチパネル式液晶デバイスは、たとえば乗車室2の前面に配置される。これにより、複数のサブモビリティ50に乗車した乗員は、共通の表示を閲覧することができる。
主センサ部37は、自動車1の位置、速度、周囲環境などを検出するものである。
主ルート生成部38は、たとえば目的地などが入力されることにより、自動車1の現在位置から立寄地などまでの巡回経路を生成する。立寄地は、目的地と同一であっても、目的地の近くの駐車可能な場所であってもよい。
主自動運転部39は、たとえば生成された巡回経路にしたがって主動力モータ16、主制動モータ17および主操舵モータ18へ制御信号を出力する。これにより、自動車1は、巡回経路をたどって目的地までの自動的に移動することができる。
図5は、サブモビリティ50から自動車1への運転切り替えを制御するための回路の説明図である。
図5には、自動車1の制御回路として、主GPS受信部33、主自動運転部39、主運転アシスト部41、主入力部34、切替制御部42、主表示部36、主表示制御部43、複数のセット検出部44、主通信部35、が図示されている。
また、各サブモビリティ50の回路として、副通信部75、副表示部76、副入力部74、副自動運転部79、が図示されている。
主自動運転部39は、たとえば自動車1またはサブモビリティ50において生成されたサブモビリティ50の目的地またはその近くの立寄地までの経路に基づいて、自動車1の走行を制御する。主自動運転部39は、自動車1が経路にしたがって走行するように、自動車1の主動力モータ16、主制動モータ17および主操舵モータ18を制御する。これにより、自動車1は、自動運転により、経路をたどって目的地または立寄地まで移動することができる。
主入力部34は、ハンドルなどの自動車1の操作部材を有する。主入力部34は、自動車1の主入力部34に対する乗員の操作入力を、主運転アシスト部41へ出力する。
主運転アシスト部41は、乗員による自動車1の操作部材またはサブモビリティ50の副入力部74からの入力に基づいて、自動車1の走行を制御する。主運転アシスト部41は、自動車1が操作入力にしたがって走行するように、自動車1の主動力モータ16、主制動モータ17および主操舵モータ18を制御する。これにより、自動車1は、乗員の操作入力に基づいて、移動することができる。
切替制御部42は、自動車1およびサブモビリティ50の間で、運転状態を切り替える制御を実行する。
運転状態の切り替えには、たとえば自動車1とサブモビリティ50との間での運転引き継ぎとしての切り替え、自動車1における自動運転と手動運転との間での切り替え、がある。また、複数のサブモビリティ50の乗員の間での手動運転の切り替え制御を実行してもよい。
たとえば主自動運転部39から切替信号が入力されると、切替制御部42は、自動車1の運転状態を自動運転から手動運転へ切り替える制御を実行する。
主運転アシスト部41から切替信号が入力されると、切替制御部42は、自動車1の運転状態を手動運転から自動運転へ切り替える制御を実行する。
主表示制御部43から切替信号が入力されると、サブモビリティ50の運転から自動車1の運転へ切り替える制御を実行する。サブモビリティ50の運転を禁止するとともに、自動運転部21または運転アシスト部22による自動車1の運転を開始する。
セット検出部44は、自動車1に乗車したサブモビリティ50が、乗車室2において予め設定された積載位置にセットされたことを検出する。セット検出部44は、たとえば乗車室2の床面に埋設された近接センサでよい。なお、サブモビリティ50は、積載位置において、図示外のタイヤ止めなどにより車体3に固定されてよい。
主表示制御部43は、主表示部36および積載した複数のサブモビリティ50の副表示部76の表示を制御する。
図6は、主表示制御部43による、サブモビリティ50の運転から自動車1の運転へ切り替える処理のフローチャートである。
主表示制御部43は、たとえば自動車1に新たなサブモビリティ50が乗車した場合に、図6の処理を開始する。
図7は、本発明の第1実施形態に係る表示画面の切り替え例を示す説明図である。
図7(A)および図7(B)はサブモビリティ50の副表示部76の表示画面の例である。
図7(C)は自動車の主表示部36の表示画面の例である。
図6に示すように、主表示制御部43は、セット検出部44の検出信号に基づいて、乗車したサブモビリティ50が積載位置にセットされたか否かを確認する(ステップST1)。
そして、サブモビリティ50が積載位置にセットされている場合、主表示制御部43は、表示制御を開始する。
表示制御において、主表示制御部43は、まず、サブモビリティ50の副表示部76の表示を消す(ステップST2)。
これにより、副表示部76の表示は、図7(A)のサブモビリティ50の走行状態を表示するための画面から、図7(B)の消灯した画面に切り替わる。
また、主表示制御部43は、切替制御部42へ、運転対象をサブモビリティ50から自動車1へ切り替える指示を出力する。切替制御部42は、その切り替える制御を実行する。
これにより、サブモビリティ50の運転が禁止されるとともに(ステップST3)、自動車1の運転が開始される(ステップST4)。
次に、主表示制御部43は、図7(C)に示すように、主表示部36に、自動車1の走行状況を示す表示とともに、自動車1の走行を操作することを可能にするための手動走行ボタン49を表示させる(ステップST5)。
また、主表示制御部43は、表示更新を判断し(ステップST6)、主表示部36の表示を更新する(ステップST5)。
その間に手動走行ボタン49が操作されると、自動車1の運転状態は、自動運転部21による自動運転の状態から、運転アシスト部22による手動運転の状態に切り替わる。
以上のように、本実施形態では、サブモビリティ50が、自動車1が移動する際の積載位置にセットされた場合、サブモビリティ50の副表示部76の表示を消灯するように切り替える。
よって、サブモビリティ50に乗車している乗員は、乗車中のサブモビリティ50の副表示部76の表示が切り替わることにより、乗員を乗せて移動するものがサブモビリティ50から自動車1へ切り替わったことを明確に把握することができる。
本実施形態では、自動車1の主表示部36に、自動車1の走行状況を示す表示とともに、自動車1の走行を操作することを可能にするための表示がなされる。
よって、自動車1を運転しようとする乗員は、自動車1の主表示部36の表示に基づいて入力操作をすることにより、自動車1の走行を操作することができるようになる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る自動車1について説明する。
第1実施形態と同様のものについては、第1実施形態と同じ名前を使用して、第1実施形態の説明および図示を利用する。以下においては主に第1実施形態との相違点について説明する。
図8は、第2実施形態に係る表示画面の切り替え例を示す説明図である。
図8(A)および図8(B)はサブモビリティ50の副表示部76の表示画面の例である。
図8(C)は自動車1の主表示部36の表示画面の例である。
サブモビリティ50が積載位置にセットされている場合、主表示制御部43は、サブモビリティ50の副表示部76の表示内容を制限して、副表示部76の表示内容を簡略化する。
これにより、副表示部76の表示は、図8(A)のようにサブモビリティ50の走行状態の情報および操作レバー54の操作入力状態を表示する画面から、図8(B)のように自動車1の簡略化された走行状態の情報および自動車1の走行と無関係なたとえばプレイリストボタンを表示する画面に切り替わる。
図8(B)の画面が表示されている場合、サブモビリティ50の操作レバー54といった副入力部74による操作は、運転に利用されない。操作が制限される。
図8(C)の自動車1の主表示部36の表示画面は、第1実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、サブモビリティ50の操作による走行を制限するための図8(B)の画面には、自動車1の走行と無関係なたとえばプレイリストボタンとともに、簡略化された自動車1の走行状態も表示されている。
この他にもたとえば、サブモビリティ50の操作による走行を制限する際には、図9(B)のサブモビリティ50の副表示部76の表示のように、自動車1の走行と無関係なたとえばコンテンツの再生画面などを表示してもよい。
図9は、第2実施形態の変形例に係る表示画面の切り替え例を示す説明図である。
図9(A)は、切替前のサブモビリティ50の副表示部76の表示画面であり、図9(B)は、切替後のサブモビリティ50の副表示部76の表示画面の例である。図9(C)は自動車1の主表示部36の表示画面の例である。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
1…自動車(車両)、2…乗車室、3…車体、4…車輪、11…主受電コネクタ、12…主受電コイル、13…主充電器、14…主バッテリ、15…主コンバータ、16…主動力モータ、17…主制動モータ、18…主操舵モータ、19…主設備機器、20…主給電コネクタ、21…自動運転部、22…運転アシスト部、31…主電力監視部、32…主電力制御部、33…主GPS受信部、34…主入力部、35…主通信部、36…主表示部、37…主センサ部、38…主ルート生成部、39…主自動運転部、40…CPU(制御部)、41…主運転アシスト部、42…切替制御部、43…主表示制御部、44…セット検出部、49…手動走行ボタン、50…サブモビリティ、51…ボディ、52…シート、53…アームレスト、54…操作レバー、55…車輪、61…副受電コネクタ、62…副充電器、63…副バッテリ、64…副コンバータ、65…副動力モータ、66…副制動モータ、67…副操舵モータ、68…副設備機器、71…副電力監視部、72…副電力制御部、73…副GPS受信部、74…副入力部、75…副通信部、76…副表示部、77…副センサ部、78…副ルート生成部、79…副自動運転部、100…走行レーン、101…送電コイル。

Claims (6)

  1. 乗員が乗車しているサブモビリティを積載して移動可能な車両であって、
    前記サブモビリティが、前記車両が移動する際の積載位置にセットされたことを検出するセット検出部と、
    前記サブモビリティが前記積載位置にセットされた場合、前記サブモビリティの副表示部の表示を消す表示制御部と、
    を有する、車両。
  2. 乗員が乗車しているサブモビリティを積載して移動可能な車両であって、
    前記サブモビリティが、前記車両が移動する際の積載位置にセットされたことを検出するセット検出部と、
    前記サブモビリティが前記積載位置にセットされた場合、前記サブモビリティの副表示部の表示を切り替える表示制御部と、
    を有し、
    前記表示制御部は、前記車両の走行を制御するための表示がなされないように前記副表示部の表示内容を制限して、前記副表示部には制限された表示内容を含まない簡略化された表示をさせる、
    両。
  3. 前記副表示部には、前記車両の走行状況を示す表示がなされる、
    請求項記載の車両。
  4. 前記表示制御部は、前記副表示部の表示を、前記車両の走行と無関係な表示に切り替える、
    請求項記載の車両。
  5. 前記サブモビリティの移動操作は、表示に基づく操作により入力可能になる、
    請求項1または3記載の車両。
  6. 前記車両に設けられた主表示部、を有し、
    前記表示制御部は、前記主表示部に、前記車両の走行状況を示す表示とともに、前記車両の走行を操作することを可能にするための表示をさせる、
    請求項1または5記載の車両。
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