JP6920097B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、乗員が乗車しているサブモビリティを積載して移動可能な車両に関する。
従来から自力歩行が難しい高齢者やハンディキャップパーソンには車椅子が利用されている。
そして、近年では、電動モータなどにより自走可能な車椅子などのパーソナルモビリティが提案され始めている。
このようなパーソナルモビリティが広く普及し、その結果として自力歩行が難しい人が活動し易い社会を作るためには、自力歩行が難しい人だけでなく、自力歩行可能な人にもパーソナルモビリティを利用してもらうことが重要である。
このために、たとえば特許文献1、2において車椅子の例があるように、人がパーソナルモビリティに乗車したまま自動車などの車両へ乗り込むことができるようにすることが大切であると考えられる。
特開2006−006702号公報 特開2004−114956号公報
そして、車両に積載されるサブモビリティを車両に積載して、目的地やその近くの立寄地まで輸送することにより、サブモビリティの利便性が高まり、サブモビリティの利用促進が期待できる。
しかしながら、その一方で、サブモビリティの乗員は、車両の運行に関して自分の好みや都合に応じて調整などをしたい場合がある。たとえば目的地やその近くの立寄地での車両の駐車位置、停車位置または降車位置などを、自分の都合に応じて決めたい場合がある。
本発明に係る車両は、乗員が乗車している、前記乗員の操作を入力する入力部を有したサブモビリティを積載して移動可能な車両であって、前記入力部からの入力に基づいて前記車両の走行を制御する車両走行制御部と、前記車両が前記サブモビリティまたはその乗員の目的地またはその近傍またはその近くの立寄地に近づいたことを検出または判断する近接検知部と、前記近接検知部の検出または判断に基づいて、前記車両の運転を、前記サブモビリティの乗員に引き継がせる引継制御部と、を有する。
好適には、前記目的地の近傍に近づいたことは、前記目的地の近くに存在する特定のエリアもしくは道路、前記目的地からの距離、または前記目的地までの到達予定時間により検出または判断される、とよい。
好適には、前記引継制御部は、前記車両に積載されている複数の前記サブモビリティの中から前記目的地へ向かうものを特定し、特定した前記サブモビリティの乗員に、前記車両の運転の引き継ぎを通知する、とよい。
好適には、前記引継制御部は、前記車両の運転の引き継ぎの前記通知に対して前記サブモビリティの乗員から応答があった場合、前記車両の運転を前記サブモビリティの乗員に引き継がせる制御を実施する、とよい。
好適には、前記引継制御部は、前記車両の運転を前記サブモビリティの乗員に引き継がせることを、前記車両に積載されている他の前記サブモビリティに通知する、とよい。
本発明では、車両がサブモビリティまたはその乗員の目的地またはその近傍またはその近くの立寄地に近づいたことを検出または判断し、その検出または判断に基づいて車両の運転をサブモビリティの乗員に引き継がせる。
よって、サブモビリティの乗員は、自分の好みや都合に基づいて車両を運転し、目的地またはその近くの立寄地で駐停車できる。また、駐停車した場所において車両から降車できる。
図1は、本発明に適用したサブモビリティの一例の概観図である。 図2は、図1のサブモビリティの電気回路の一例の説明図である。 図3は、本発明の実施形態に係る自動車の模式的な概観図である。 図4は、図3の自動車の電気回路の一例のブロック図である。 図5は、自動車の運転をたとえば自動運転から手動運転へ切り替えるための制御回路のブロック図である。 図6は、自動車の自動運転中に、自動車の運転状態を自動運転から手動運転に切り替える際に、切替制御部により実行される処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に適用したサブモビリティ50の一例の概観図である。
図1に示すように、サブモビリティ50は、卵型のボディ51を有する。ボディ51の内側には、乗員が着座するシート52が配置される。シート52の左右両側にはアームレスト53が配置される。アームレスト53の先端には、操作レバー54が配置される。また、ボディ51の下部には、複数の車輪55が設けられる。
図2は、図1のサブモビリティ50の電気回路の一例の説明図である。
図2に示すように、図1のサブモビリティ50には、電力系回路として、副受電コネクタ61、副充電器62、副バッテリ63、副コンバータ64、複数の車輪55を駆動する副動力モータ65、副制動モータ66、副操舵モータ67、副設備機器68、が設けられる。
副受電コネクタ61は、たとえば商用電源と電源コードにより接続される。副充電器62は、副受電コネクタ61から供給される電力により副バッテリ63を充電する。
副コンバータ64は、副バッテリ63の蓄電電力を変換して、副動力モータ65、副制動モータ66、副操舵モータ67、および副設備機器68といった負荷機器へ供給する。
副動力モータ65が駆動されることにより、複数の車輪55が回転し、サブモビリティ50は前進または後退できる。
副操舵モータ67が駆動されることにより、車輪55の向きが変更され、サブモビリティ50は左右に展開できる。
副制動モータ66が駆動されることにより、複数の車輪55の回転が制動される。これにより、サブモビリティ50は停止できる。
このようにサブモビリティ50は、副受電コネクタ61から供給される電力により充電された副バッテリ63の蓄電電力を用いて、乗員をシート52に乗せて走行できる。
また、図2にはさらに、制御系回路として、副電力監視部71、副電力制御部72、副GPS(Global Positioning System)受信部73、副入力部74、副通信部75、副表示部76、副センサ部77、副ルート生成部78、副自動運転部79、を有する。副電力制御部72、副ルート生成部78、および副自動運転部79は、CPU(Central Processing Unit)80がプログラムを実行することにより実現されてよい。この制御系回路は、上述した副設備機器68の一部として、副コンバータ64から電力供給を受けてよい。
副電力監視部71は、副バッテリ63の状態を監視する。副バッテリ63の状態には、たとえば充電電圧、温度などがある。
副電力制御部72は、副電力監視部71からの情報に基づいて、副充電器62、副コンバータ64を制御する。たとえば副受電コネクタ61に電源コードが接続されて副充電器62により副バッテリ63を充電可能な状態である場合、副バッテリ63の電圧が所定の最高電圧となるまで副充電器62による充電を制御する。副バッテリ63の電圧が所定の最低電圧より低い場合には、副コンバータ64による電力変換を停止させる。所定の最低電圧より少し高い電圧以下になると、副コンバータ64が各負荷機器へ供給する電力を減らす。副電力制御部72は、これらの電力制御状態および副バッテリ63の状態についての情報を、副ルート生成部78および副自動運転部79へ適宜に又は周期的に通知する。
副GPS受信部73は、GPS衛星から電波を受信する。複数のGPS衛星からの電波を受信することでサブモビリティ50の位置を演算できる。
副入力部74は、乗員の操作が入力されるデバイスであり、たとえば上述した操作レバー54を有する。
副通信部75は、他のデバイスたとえば自動車1の主通信部35との間で通信し、データを送受する。また、基地局と通信することにより、基地局の位置情報を取得できる。
副表示部76は、たとえばタッチパネル式液晶デバイスである。このタッチパネルは、副入力部74の一部として機能し得る。
副センサ部77は、サブモビリティ50の位置、速度、周囲環境などを検出するものである。
副ルート生成部78は、たとえば目的地などが入力されることにより、サブモビリティ50の現在位置から目的地までの巡回経路を生成する。
副自動運転部79は、たとえば生成された巡回経路にしたがって副動力モータ65、副制動モータ66および副操舵モータ67へ制御信号を出力する。これにより、サブモビリティ50は、巡回経路をたどって目的地まで自動的に移動することができる。
ところで、サブモビリティ50が広く普及し、その結果として自力歩行が難しい人が活動し易い社会を作るためには、自力歩行が難しい人だけでなく、自力歩行可能な人にもサブモビリティ50を利用してもらうことが重要である。
このために、人がサブモビリティ50に乗車したまま自動車1などの車両へ乗り込むことができるようにすることが大切であると考えられる。また、自動車1内でサブモビリティ50を充電できるようにすることで、さらに利便性が高まる。
その結果、自動車1とサブモビリティ50とが協働する次世代交通システムの利用促進が期待できる。
図3は、本発明の実施形態に係る自動車1の模式的な概観図である。図3(A)は側面図である。図3(B)は平面図である。
図3の自動車1は、乗車室2を有する車体3、車体3の下部に設けられる車輪4、を有する。そして、乗車室2には、4台のサブモビリティ50が2台ずつ2列で乗車している。
また、図3には、車体3の床面に設けられた主受電コイル12と、自動車1が走行可能な道路の路面の走行レーン100に設けられた送電コイル101と、が図示されている。送電コイル101は、路面の走行レーン100を走行している自動車1に非接触に電力を供給できる。主受電コイル12は、自動車1の外にある送電コイル101からの電力供給を受ける。
図4は、図3の自動車1の電気回路の一例のブロック図である。自動車1は、車両の一例である。
図4に示すように、図3の自動車1には、電力系回路として、主受電コネクタ11、主受電コイル12、主充電器13、主バッテリ14、主コンバータ15、複数の車輪4を駆動する主動力モータ16、主制動モータ17、主操舵モータ18、主設備機器19、主給電コネクタ20、が設けられる。
主受電コネクタ11は、自動車1が駐車している場合に使用されるものであり、たとえば商用電源と電源コードにより接続される。主充電器13は、主受電コイル12または主受電コネクタ11から供給される電力により主バッテリ14を充電する。
主コンバータ15は、主バッテリ14の蓄電電力を変換して、主動力モータ16、主制動モータ17、主操舵モータ18、主設備機器19、および主給電コネクタ20といった負荷機器へ供給する。主コンバータ15は、主受電コネクタ11や主受電コイル12へ供給された電力又は主バッテリ14の蓄電電力を給電コネクタへ供給する。
主給電コネクタ20は、電源コードなどにより、積載したサブモビリティ50の副受電コネクタ61と接続される。積載したサブモビリティ50に対して自動車1の電力を供給するために用いられる。
主動力モータ16が駆動されることにより、複数の車輪4が回転し、自動車1は前進または後退できる。
主操舵モータ18が駆動されることにより、車輪4の向きが変更され、自動車1は左右に展開できる。
主制動モータ17が駆動されることにより、複数の車輪4の回転が制動される。これにより、自動車1は停止できる。
このように自動車1は、主受電コイル12または主受電コネクタ11から供給される電力により充電された主バッテリ14の蓄電電力を用いて、サブモビリティ50を乗せて走行できる。
また、図4にはさらに、制御系回路として、主電力監視部31、主電力制御部32、主GPS受信部33、主入力部34、主通信部35、主表示部36、主センサ部37、主ルート生成部38、主自動運転部39、を有する。主電力制御部32、主ルート生成部38、および主自動運転部39は、制御部としてのCPU40がプログラムを実行することにより実現されてよい。CPU40は、ECUとして自動車1に設けられてよい。これらの制御系の各部は、上述した主設備機器19の一部として、主コンバータ15から電力供給を受けてよい。
主電力監視部31は、主バッテリ14の状態を監視する。主バッテリ14の状態には、たとえば充電電圧、温度などがある。
主電力制御部32は、主電力監視部31からの情報に基づいて、主充電器13、主コンバータ15を制御する。主電力制御部32は、主コンバータ15による主給電コネクタ20を通じたサブモビリティ50への給電を制御する。たとえば主受電コネクタ11に電源コードが接続されて主充電器13により主バッテリ14を充電可能である場合、主バッテリ14の電圧が所定の最高電圧となるまで主充電器13による充電を制御する。
主GPS受信部33は、GPS衛星から電波を受信する。複数のGPS衛星からの電波を受信することで自動車1の位置を演算できる。なお、主GPS受信部33は、たとえば他の電波を受信し、これにより補正された位置を得るものであってもよい。
主入力部34は、乗員の操作が入力されるデバイスである。
主通信部35は、他のデバイスたとえばサブモビリティ50の副通信部75との間で通信し、データを送受する。また、基地局と通信することにより、基地局の位置情報を取得できる。
主表示部36は、たとえばタッチパネル式液晶デバイスである。このタッチパネルは、主入力部34の一部として機能し得る。タッチパネル式液晶デバイスは、たとえば乗車室2の前面に配置される。これにより、複数のサブモビリティ50に乗車した乗員は、共通の表示を閲覧することができる。
主センサ部37は、自動車1の位置、速度、周囲環境などを検出するものである。
主ルート生成部38は、たとえば目的地などが入力されることにより、自動車1の現在位置から立寄地などまでの巡回経路を生成する。立寄地は、目的地と同一であっても、目的地の近くの駐車可能な場所であってもよい。
主自動運転部39は、たとえば生成された巡回経路にしたがって主動力モータ16、主制動モータ17および主操舵モータ18へ制御信号を出力する。これにより、自動車1は、巡回経路をたどって目的地まで自動的に移動することができる。
このように、サブモビリティ50を積載できる自動車1を利用することにより、サブモビリティ50の利便性は飛躍的に向上する。たとえばサブモビリティ50に乗車して移動を開始し、移動途中でサブモビリティ50ごと自動車1に乗り込み、自動車の自動運転により目的地またはその近くの立寄地へ移動することができる。また、乗員は、サブモビリティ50に乗車したまま、駐停車した自動車1から降車し、目的地において移動することができる。
しかしながら、その一方で、サブモビリティ50の乗員は、自動車1の運行に関して自分の好みや都合に応じて調整などをしたい場合がある。たとえば目的地やその近くの立寄地での自動車1の駐車位置、停車位置または降車位置などを、自分の都合に応じて決めたい場合がある。
この場合、自動車1の運転をたとえば自動運転から手動運転に切り替え、乗員の手動運転により最終的な移動を制御させればよい。
図5は、自動車1の運転をたとえば自動運転から手動運転へ切り替えるための制御回路のブロック図である。
図5には、主GPS受信部33、主自動運転部39、主運転アシスト部41、主入力部34、切替制御部42、主通信部35、が図示されている。
また、各サブモビリティ50の回路として、副通信部75、副表示部76、副入力部74、副ルート生成部78、が図示されている。
主自動運転部39は、たとえば自動車1またはサブモビリティ50において生成されたサブモビリティ50の目的地またはその近くの立寄地までの経路に基づいて、自動車1の走行を制御する。主自動運転部39は、自動車1が経路にしたがって走行するように、自動車1の主動力モータ16、主制動モータ17および主操舵モータ18を制御する。これにより、自動車1は、自動運転により、経路をたどって目的地または立寄地まで移動することができる。
主入力部34は、ハンドルなどの自動車1の操作部材を有する。主入力部34は、自動車1の主入力部34に対する乗員の操作入力を、主運転アシスト部41へ出力する。
主運転アシスト部41は、乗員による自動車1の操作部材またはサブモビリティ50の副入力部74からの入力に基づいて、自動車1の走行を制御する。主運転アシスト部41は、自動車1が操作入力にしたがって走行するように、自動車1の主動力モータ16、主制動モータ17および主操舵モータ18を制御する。これにより、自動車1は、乗員の操作入力に基づいて、移動することができる。
切替制御部42は、自動車1の運転状態を自動運転と手動運転との間で切り替える制御を実行し、自動車1の移動制御を、自動車1の自動運転とサブモビリティ50の乗員による手動運転との間で切り替える制御を実行する。また、複数のサブモビリティ50の乗員の間での手動運転の切り替え制御を実行してもよい。
たとえば主自動運転部39から切替信号が入力されると、切替制御部42は、自動車1の運転状態を自動運転から手動運転へ切り替える制御を実行する。
また、主運転アシスト部41から切替信号が入力されると、切替制御部42は、自動車1の運転状態を手動運転から自動運転へ切り替える制御を実行する。
図6は、自動車1の自動運転中に、自動車1の運転状態を自動運転から手動運転に切り替える際に、切替制御部42により実行される処理のフローチャートである。
図6の切替制御において、切替制御部42は、たとえば主GPS受信部の位置情報に基づいて、自動運転の次の目的地または立寄地に接近したか否かを判断する(ステップST1)。
そして、次の目的地または立寄地に接近している場合、切替制御部42は、自動車1に積載されている1乃至複数のサブモビリティ50の中から、その目的地などへ向かうものを特定する(ステップST2)。
次に、切替制御部42は、特定したサブモビリティ50について、事前に運転引き継ぎの設定がなされているか否かを確認する(ステップST3)。
運転引き継ぎの事前設定がなされていない場合、切替制御部42は、特定したサブモビリティ50の乗員に対して、自動車1の運転の引き継ぎを通知する(ステップST4)。
その後、特定したサブモビリティ50の乗員により了承の応答があった場合(ステップST5)、切替制御部42は、積載している他のサブモビリティ50の乗員に対して、運転を引き継ぐことを通知する(ステップST6)。
次に、切替制御部42は、自動車1の運転を、自動運転から、特定したサブモビリティ50の乗員の運転に切り替える引継制御を実行する(ステップST7)。
また、運転引き継ぎの事前設定がなされている場合にも、他のサブモビリティ50の乗員に対する通知(ステップST6)と、引継制御(ステップST7)と、を実行する。
引継制御において、切替制御部42は、主運転アシスト部41へアシスト開始を指示するとともに、主自動運転部39へ運転終了を指示する。
これにより、主自動運転部39による自動車1の自動運転が終了するとともに、主運転アシスト部41により支援されている乗員の操作に基づく手動運転が開示する。自動車1の運転状態は、自動運転から手動運転に切り替わる。
以上のように、本実施形態では、自動車1がサブモビリティ50またはその乗員の目的地またはその近くの立寄地に近づいたことを検出または判断し、その検出または判断に基づいて自動車1の運転をサブモビリティ50の乗員に引き継がせる。
よって、サブモビリティ50の乗員は、自分の好みや都合に基づいて自動車1を運転し、目的地またはその近くの立寄地において駐停車できる。また、駐停車した場所において自動車1から降車できる。
本実施形態では、自動車1に複数のサブモビリティ50が積載されている場合、その複数のサブモビリティ50の中から、近づいた目的地へ向かうものを特定し、特定したサブモビリティ50の乗員に、自動車1の運転の引き継ぎを通知する。よって、その目的地へ向かうサブモビリティ50の乗員は、自動車1が自らの目的地に近づいたことを知り、目的地の近くにおいて手動運転に備えることができる。また、その他のサブモビリティ50の乗員には、自らが運転を引き継ぐといった無関係な通知がなされないようになる。
本実施形態では、自動車1の運転の引き継ぎの通知に対してサブモビリティ50の乗員から応答があった場合、自動車1の運転をサブモビリティ50の乗員に引き継がせる制御を実施する。
よって、運転を引き継がせようしている乗員が引き継ぎを了承した状態で、運転の引き継ぎを実施できる。運転の引き継ぎを確実にできる。
しかも、自動車1の運転を引き継がせようとしている乗員がたとえば準備ができていなくて引き継ぎができない状況である場合には、運転を引き継がないで自動運転により目的地などへの移動を継続できる。
本実施形態では、自動車1の運転をサブモビリティ50の乗員に引き継がせることを、自動車1に積載されている他のサブモビリティ50に通知する。よって、運転を引き継がない乗員は、自動車1の運転が他の乗員に引き継がれることを知って理解することができる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
上記実施形態では、切替制御部42は、自動車1がサブモビリティ50またはその乗員の目的地またはその近くの立寄地に近づいたことを検出または判断して、運転の引き継ぎを実施している。
この他にもたとえば、切替制御部42は、目的地の近傍に近づいたことを検出または判断して、運転の引き継ぎを実施してもよい。
この際、目的地の近傍に近づいたことは、目的地の近くに存在する特定のエリアもしくは道路、目的地からの所定の距離、または目的地までの所定の到達予定時間により検出または判断されてよい。また、乗車地や出発地からの所定の経過時間により検出または判断してもよい。これらに基づいて切替制御部42が切り替えを判断することにより、自動車1の運転を目的地の近くでサブモビリティ50の乗員に引き継がせることができる。
1…自動車(車両)、2…乗車室、3…車体、4…車輪、11…主受電コネクタ、12…主受電コイル、12…主受電部、13…主充電器、14…主バッテリ、15…主コンバータ、16…主動力モータ、17…主制動モータ、18…主操舵モータ、19…主設備機器、20…主給電コネクタ、21…自動運転部、22…運転アシスト部、31…主電力監視部、32…主電力制御部、33…主GPS受信部、34…主入力部、35…主通信部、36…主表示部、37…主センサ部、38…主ルート生成部、39…主自動運転部、40…CPU(制御部)、41…主運転アシスト部、42…切替制御部、50…サブモビリティ、51…ボディ、52…シート、53…アームレスト、54…操作レバー、55…車輪、61…副受電コネクタ、62…副充電器、63…副バッテリ、64…副コンバータ、65…副動力モータ、66…副制動モータ、67…副操舵モータ、68…副設備機器、71…副電力監視部、72…副電力制御部、73…副GPS受信部、74…副入力部、75…副通信部、76…副表示部、77…副センサ部、78…副ルート生成部、79…副自動運転部、100…走行レーン、101…送電コイル。

Claims (5)

  1. 乗員が乗車している、前記乗員の操作を入力する入力部を有したサブモビリティを積載して移動可能な車両であって、
    前記入力部からの入力に基づいて前記車両の走行を制御する車両走行制御部と、
    前記車両が前記サブモビリティまたはその乗員の目的地またはその近傍またはその近くの立寄地に近づいたことを検出または判断する近接検知部と、
    前記近接検知部の検出または判断に基づいて、前記車両の運転を、前記サブモビリティの乗員に引き継がせる引継制御部と、
    を有する、車両。
  2. 前記目的地の近傍に近づいたことは、前記目的地の近くに存在する特定のエリアもしくは道路、前記目的地からの距離、または前記目的地までの到達予定時間により検出または判断される、
    請求項1記載の車両。
  3. 前記引継制御部は、
    前記車両に積載されている複数の前記サブモビリティの中から前記目的地へ向かうものを特定し、
    特定した前記サブモビリティの乗員に、前記車両の運転の引き継ぎを通知する、
    請求項1または2記載の車両。
  4. 前記引継制御部は、
    前記車両の運転の引き継ぎの前記通知に対して前記サブモビリティの乗員から応答があった場合、前記車両の運転を前記サブモビリティの乗員に引き継がせる制御を実施する、
    請求項3記載の車両。
  5. 前記引継制御部は、
    前記車両の運転を前記サブモビリティの乗員に引き継がせることを、前記車両に積載されている他の前記サブモビリティに通知する、
    請求項3または4記載の車両。
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