JP6930460B2 - 決済処理システム、情報処理装置、決済方法、情報コード表示方法、及びプログラム - Google Patents

決済処理システム、情報処理装置、決済方法、情報コード表示方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、購入対象の価格情報を含む情報コードを読み取り、読み取った情報コードに基づいてユーザーが利用する携帯端末などの情報処理装置において購入対象に対する決済処理を行う決済処理システムに関する。
近年、バーコード、QRコード(登録商標)などの情報コードを利用して商品の支払い(決済)を行う決済処理システムが提案されている。このような決済処理システムの一例として、スマートフォンやタブレットなどのようにカメラを搭載した端末装置で前記情報コードを読み取り、読み取った情報コードに含まれている価格情報や支払先情報などに基づいて商品やサービスの支払いを行う決済方法が知られている。特に、QRコードを用いた決済は、QRコード決済と称されている。
前記QRコード決済は、予め登録したユーザーアカウント情報(ユーザーIDや、クレジットカード情報、電子マネー情報など)に基づいて、スマートフォンなどの携帯端末にインストールした決済アプリケーションを通じて、店舗に対する送金要求を行うことで、購入する商品やサービスの決済を完了する決済方法である。
前記QRコード決済には、大別して、買い物客が決済に用いられるQRコードを店舗に提示する決済方法と、店舗側が決済に用いられるQRコードを買い物客に提示する決済方法の2種類がある。前者の決済方法は、買い物客が自身の携帯端末にインストールした決済アプリケーションを起動して、その決済アプリケーションに登録されている前記ユーザーアカウント情報などを含むQRコードを携帯端末の画面に表示して店舗側に提示し、店舗側がそのQRコードを読み取り、前記ユーザーアカウント情報に基づいて決済を行う。後者の決済方法は、店舗側がタブレット又はレジスターの画面に商品の価格情報を含むQRコードを表示して買い物客に提示し、買い物客が自身の携帯端末にインストールした決済アプリケーションを用いてそのQRコードを読み取り、前記決済アプリケーションに登録されている前記ユーザーアカウント情報に基づいて決済を行う。
特開2015−185089号公報
上述したQRコード決済を可能にする決済サービスは、各社から提供されており、各社ごとに決済アプリケーションが異なる。このため、店舗側がQRコードをユーザーに提示して決済を行うQRコード決済では、店舗は、買い物客が使用する決済アプリケーションの種類を予め買い物客に確認し、その決済アプリケーションの種類に対応したQRコードを発行して提示する必要がある。また、新たな決済サービスが市場に登場した場合に、その決済サービスにも対応するために、全てのレジスターのファームウェアをアップデートする必要があり、店舗における改修負担が大きいという問題がある。
本発明の目的は、事前に決済サービスの種類を確認することなく、情報コードを利用した複数の決済サービスによる決済処理に対応することができる決済処理システム、情報処理装置、決済方法、情報コード表示方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一の局面に係る決済処理システムは、第1表示処理部と、第1コード取得部と、決済情報取得部と、第2コード取得部と、決済処理部と、を備える。前記第1表示処理部は、購入対象の価格情報を含む第1情報コードを表示部に表示する。前記第1コード取得部は、前記第1情報コードが表示された前記表示部の画面を読み取ることにより前記第1情報コードを取得する。前記決済情報取得部は、前記第1コード取得部によって前記第1情報コードが取得されたことに応じて、前記購入対象に対する決済処理に用いられる決済情報を取得する。前記第2コード取得部は、前記決済情報取得部によって取得された前記決済情報と前記価格情報とを含む第2情報コードを取得する。前記決済処理部は、前記第2コード取得部により取得される前記第2情報コードに含まれる前記決済情報及び前記価格情報に基づいて前記決済処理を実行する。
本発明の他の局面に係る情報処理装置は、購入対象を販売する店舗で用いられる情報処理装置であって、第1表示処理部と、決済情報取得部と、第2表示処理部と、を備える。前記第1表示処理部は、前記購入対象の価格情報を含む第1情報コードを表示部に表示する。前記決済情報取得部は、前記購入対象に対する決済処理に用いられる決済情報を取得する。前記第2表示処理部は、前記決済情報取得部によって取得された前記決済情報と前記価格情報とを含む第2情報コードを前記表示部に表示する。
本発明の他の局面に係る情報処理装置は、購入対象に対する決済処理を実行するための決済アプリケーションがインストールされた情報処理装置であって、第1コード取得部と、種類判定部と、決済情報取得部と、第2コード取得部と、決済処理部と、を備える。前記第1コード取得部は、前記購入対象の価格情報を含む第1情報コードが表示された画面を読み取ることにより前記第1情報コードを取得する。前記種類判定部は、前記第1コード取得部によって前記第1情報コードが取得されたことに応じて前記決済処理の種類を判定する。前記決済情報取得部は、前記種類と前記決済処理に用いられる決済情報とを対応付けて記憶する決済情報記憶部から、前記種類判定部によって判定された前記種類に対応する前記決済情報を取得する。前記第2コード取得部は、前記決済情報取得部によって取得された前記決済情報と前記価格情報とを含む第2情報コードを取得する。前記決済処理部は、前記第2コード取得部により取得される前記第2情報コードに含まれる前記決済情報及び前記価格情報に基づいて、前記決済アプリケーションにしたがって前記決済処理を実行する。
本発明の他の局面に係る決済方法は、購入対象の価格情報を含む第1情報コードを表示部に表示する第1表示ステップと、前記第1情報コードが表示された前記表示部の画面を読み取ることにより前記第1情報コードを取得する第1コード取得ステップと、前記第1コード取得ステップによって前記第1情報コードが取得されたことに応じて、前記購入対象に対する決済処理に用いられる決済情報を取得する決済情報取得ステップと、前記決済情報取得ステップによって取得された前記決済情報と前記価格情報とを含む第2情報コードを前記表示部に表示する第2表示ステップと、
前記第2情報コードが表示された前記表示部の画面を読み取ることにより前記第2情報コードを取得する第2コード取得ステップと、前記第2コード取得ステップにより取得される前記第2情報コードに含まれる前記決済情報及び前記価格情報に基づいて前記決済処理を実行する決済ステップと、を備える。
本発明の他の局面に係る情報コード表示方法は、購入対象を販売する店舗で用いられる情報処理装置に適用され、前記購入対象の価格情報を含む第1情報コードを表示部に表示する第1表示ステップと、外部から入力された前記購入対象に対する決済処理に用いられる決済情報と前記価格情報とを含む第2情報コードを前記表示部に表示する第2表示ステップと、を備える。
本発明の他の局面に係る決済方法は、購入対象に対する決済処理を実行するための決済アプリケーションがインストールされた情報処理装置に適用され、前記購入対象の価格情報を含む第1情報コードが表示された画面を読み取ることにより前記第1情報コードを取得する第1コード取得ステップと、前記第1コード取得ステップによって前記第1情報コードが取得されたことに応じて前記決済処理の種類を判定する種類判定ステップと、前記種類と前記決済処理に用いられる決済情報とを対応付けて記憶する決済情報記憶部から、前記種類判定ステップによって判定された前記種類に対応する前記決済情報を取得する決済情報取得ステップと、前記決済情報取得ステップによって取得された前記決済情報と前記価格情報とを含む第2情報コードを取得する第2コード取得ステップと、前記第2コード取得ステップにより取得される前記第2情報コードに含まれる前記決済情報及び前記価格情報に基づいて、前記決済アプリケーションにしたがって前記決済処理を実行する決済ステップと、を備える。
なお、本発明は、前記決済方法及び前記情報コード表示方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム、又は、このようなプログラムを非一時的に記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として捉えることもできる。
本発明によれば、事前に決済サービスの種類を確認することなく、情報コードを利用した複数の決済サービスによる決済処理に対応することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る決済処理システムのネットワーク構成を示す図である。 図2は、決済処理システムを構成する店舗サーバー及びレジスターの構成を示すブロック図である。 図3は、決済処理システムを構成する利用者端末の構成を示すブロック図である。 図4は、決済処理システムで実行される各種処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、決済処理システムのレジスターで実行されるQRコード表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、決済処理システムの利用者端末で実行される決済処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、決済処理システムの店舗サーバーで実行される決済ID抽出処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[決済処理システム100]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る決済処理システム100(本発明の決済処理システムの一例)は、店舗サーバー11(本発明のサーバー装置の一例)、セルフタイプのレジスター14(本発明の店舗側情報処理装置の一例)、利用者端末15(本発明のユーザー側情報処理装置の一例)、及び、決済サーバー17を含む。レジスター14は、一つであってもよく、また、複数であってもよい。店舗サーバー11及びレジスター14は店舗200に設置されている。本実施形態では、例えば、洋服や靴などのアイテムを取り扱っている小売店や、多種多様な商品を取り扱っているスーパーマーケット、百貨店などの店舗200に決済処理システム100が導入される例について説明する。
店舗サーバー11は、店舗200で取り扱う商品や在庫数などの商品情報を管理するサーバー装置である。店舗サーバー11とレジスター14とは、店舗200に設置される無線LAN(店内LAN)などの通信網N1を通じて互いに通信可能である。
レジスター14は、情報処理装置の一例であり、買い物客として店舗200に入店した利用者(ユーザー)が購入対象の商品の決済(支払い)を行う際に、当該決済を受け付ける端末装置である。レジスター14は、購入対象の全ての商品から商品コードを読み取ると、前記商品コードに含まれている商品識別情報(商品名、価格、商品IDなど)に基づいて、利用者端末15による決済処理に必要な決済用QRコード(本発明の情報コードの一例)を作成(生成)して、画面に表示するなどして利用者に提示する。
ここで、前記商品コードは、店舗200で販売されている各商品に付されているものであり、商品を識別するための商品名、価格、商品IDなどを含む商品識別情報を示す情報コードである。前記商品コードとしては、バーコードが用いられる。もちろん、バーコードは前記商品コードの一例であり、QRコードなどの他の情報コードを前記商品コードとして適用してもよい。
利用者端末15は、情報処理装置の一例であり、店舗200に陳列されている商品の購入の際に店舗200に入店した利用者が所持して使用する端末装置である。利用者端末15は、例えば、スマートフォンや携帯電話、タブレット端末などの携帯端末である。利用者端末15とレジスター14とは、Bluetooth(登録商標)やFeliCa(登録商標)などに代表される近距離無線通信の規格に基づく通信網N2を通じて互いに通信可能である。
利用者端末15には、従来周知の決済アプリケーションがインストールされている。利用者は、レジスター14において決済プリケーションを用いて、購入対象の商品の決済を行う。前記決済アプリケーションは、QRコードを用いた決済(QRコード決済)を可能にする決済サービスを提供するサービス会社から提供されるアプリケーションソフトウェアであり、各社ごとに異なる決済アプリケーションが提供されている。なお、利用者が利用可能な現存の前記決済サービスとして、例えば、「Alipay」、「WeChat Pay」、「LINE Pay」、「Origami Pay」、「楽天ペイ」などの名称(いずれも登録商標)で知られている決済サービスが提供されている。
決済サーバー17は、決済事業者(例えば、クレジットカード会社)が管理するサーバー装置である。決済サーバー17と利用者端末15とは、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N3を通じて互いに通信可能である。
決済処理システム100は、店舗200に導入される。決済処理システム100は、店舗200に来店した利用者が、購入対象の商品やサービスの決済(支払い)をレジスター14において効率よく行うことを可能にする。
以下、図2及び図3を参照して、決済用のQRコード(決済用QRコード)を用いる決済処理を実現するための決済処理システム100を構成する各装置の具体的な構成について説明する。
[レジスター14]
図2に示すように、レジスター14は、購入対象の商品の決済(支払い)を受け付ける端末装置(情報処理装置)であり、制御部21、操作入力部22、表示部23、記憶部24、コードリーダー25、通信I/F26などを備える。レジスター14は、いわゆるセルフタイプの自立型の専用端末である。なお、レジスター14は、後述する各構成要素を備えるものであればどのようなタイプの情報処理装置でもよく、前記セルフタイプのものに限られず、店舗200のスタッフが商品コードを入力するタイプのものでもよい。また、前記専用端末に限られず、例えば、POSレジと称される端末装置、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピューター、或いはこれらが組み合わされて構成されたレジスターシステムであってもよい。
通信I/F26は、レジスター14を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を通じて店舗サーバー11などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。また、通信I/F26は、レジスター14を無線(例えば、Bluetoothなどの近距離無線)を通じて利用者端末15などの装置との間でデータ通信を可能にする。
操作入力部22は、利用者の操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどのユーザーインターフェースである。利用者は、操作入力部22を操作することにより、前記決済用QRコードを提示させるために、全ての前記商品コードの読み取りが終わったことを示す商品読取完了を入力する。
表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどディスプレイ装置である。表示部23の画面には、利用者端末15による決済処理に必要な前記決済用QRコードや、利用者が購入しようとする商品一覧、支払うべき商品代金の金額などが表示される。利用者は、表示部23の画面に表示された前記決済用QRコードと利用者端末15にインストールされた決済アプリケーションとを用いて、商品代金の支払いを行う。
記憶部24は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体である。記憶部24には、制御部21に各種処理を実行させるための制御プログラムや、後述のQRコード生成処理を行うためのプログラム、各種処理に用いられる各種情報などが記憶されている。また、記憶部24には、後述するコードリーダー25によって読み取られた購入対象の商品の前記商品識別情報が一時的に格納される。
コードリーダー25は、前記商品コードの画像を読み取る読取部を有し、前記読取部で読み取った前記商品コードから、前記商品コードが示す前記商品識別情報を取得する読取装置である。コードリーダー25は、前記商品コードがバーコードである場合はレーザー光を用いたバーコードリーダーであり、前記商品コードがQRコードである場合は撮像素子を有するQRコードリーダーである。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部24に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより利用者端末15を制御する。
図2に示すように、制御部21は、QRコード生成部211、表示処理部212、送信処理部213、受信処理部214などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
QRコード生成部211は、コードリーダー25によって取得された購入対象のすべての商品の商品識別情報に基づいて、利用者端末15による決済処理に必要な前記決済用QRコードを生成するQRコード生成処理を行う。記憶部24には、QRコード生成処理を実行するための従来周知のプログラムが格納されている。QRコード生成部211は、前記プログラムに従った処理を行うことにより、前記決済用QRコードを生成する。前記決済用QRコードには、利用者が商品代金として支払うべき金額の情報(価格情報)、店舗200を識別するための識別情報(店舗ID)などが含まれている。また、前記決済用QRコードには、後述する決済ID(本発明の決済情報の一例)が含まれている場合もある。
本実施形態では、QRコード生成部211は、購入対象に関する1度の決済処理に対して、同じ価格情報を含む2種類の決済用QRコードを生成する。2種類の決済用QRコードのうち、最初に作成されるものは、前記決済IDを含まない決済用QRコード(以下「標準QRコード」と称する場合がある。)であり、後に作成されるものは、前記決済IDを含む決済用QRコード(以下「特定QRコード」と称する場合がある。)である。前記標準QRコードは、本発明の第1情報コードの一例である。前記特定QRコードは、本発明の第2情報コードの一例である。具体的には、QRコード生成部211は、操作入力部22を介して前記商品読取完了が入力されると、最初に前記標準QRコードを生成し、その後に、外部から前記決済IDが入力されると、前記特定QRコードを生成する。
表示処理部212は、QRコード生成部211によって生成された前記決済用QRコードを表示部23の画面に表示するQRコード表示処理を行う。表示処理部212は、本発明の第1表示処理部及び第2表示処理部の一例である。本実施形態では、利用者が支払うべき商品代金の金額とともに前記決済用QRコードを表示部23の画面に表示する。表示部23に前記決済用QRコードが表示されることにより、前記決済用QRコードが利用者に提示される。本実施形態では、前記決済用QRコードを読み取るために利用者が利用者端末15を用いて表示部23の画面を撮像している間に、上述した2種類の決済用QRコード(標準QRコード、特定QRコード)が表示部23に順次表示される。具体的には、表示処理部212は、表示部23の画面に前記標準QRコードを表示し、その後に、QRコード生成部211によって前記特定QRコードが生成されると、表示部23に表示されていた前記標準QRコードを前記特定QRコードに変更する。つまり、表示部23に表示される内容を、前記標準QRコードから前記特定QRコードに切り替える。
送信処理部213は、店舗サーバー11に各種情報を送信する。店舗サーバー11には、店舗200において販売可能な全ての商品に関する商品情報が記憶されている。利用者が商品の支払い(決済)を完了し、その完了通知が利用者端末15からレジスター14に送信されると、送信処理部213は、決済が完了した販売済み商品の情報を店舗サーバー11に送信する。店舗サーバー11では、受信した販売済み商品の情報に基づいて、店舗サーバー11の商品情報格納部321に記憶された前記商品情報が更新される。
受信処理部214は、利用者端末15から通信網N2を通じて送信されてきた前記決済IDを受信する処理を行う。受信処理部214は、本発明の受信部の一例である。受信処理部214は、利用者端末15から送信され、通信I/F26に入力される前記決済IDを受信すると、受信した前記決済IDを記憶部24に格納する。格納された前記決済IDは、QRコード生成部211による前記特定QRコードの生成に用いられる。
[店舗サーバー11]
図2に示すように、店舗サーバー11は、店舗200で取り扱う商品や在庫数などの商品情報を管理するサーバー装置であり、制御部31、記憶部32、通信I/F35などを備えるサーバコンピュータである。なお、店舗サーバー11は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、店舗サーバー11で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F35は、店舗サーバー11を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を通じて利用者端末15やレジスター14などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶する半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などを含む不揮発性の記憶部である。なお、本実施形態では、記憶部32が店舗サーバー11に設けられた構成を例示するが、例えば、記憶部32内の各種情報の一部又は全部が、通信網N1やインターネットなどを通じて店舗サーバー11とデータ通信可能な他のサーバー装置やネットワーク接続可能な記憶装置などの外部装置に記憶されていてもよい。また、後述の決済ID格納部322が、前記外部装置に記憶されていてもよい。この場合、店舗サーバー11は、必要に応じて、前記外部装置から前記決済IDなどの必要な情報を読み出したり、情報を前記外部装置に記憶させる。
記憶部32には、制御部31に各種制御処理や、後述する決済ID抽出処理などの各種処理を実行させるための制御プログラムが記憶されている。例えば、前記制御プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、店舗サーバー11が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部32に記憶される。
記憶部32は、複数の記憶領域に分けられている。具体的には、記憶部32には、商品情報格納部321、決済ID格納部322が設けられている。決済ID格納部322は、本発明の決済情報記憶部の一例である。
商品情報格納部321には、店舗200において販売可能な全ての商品に関する商品情報が記憶されている。前記商品情報は、商品に関する情報であって、例えば、商品名、商品の価格、商品ID(JANコードなど)、商品の種類、商品の寿命(賞味期限や消費期限、使用期限など)、在庫数などを含む。商品情報格納部321に記憶されている前記商品情報は、増減などの変更が生じるたびに更新される。例えば、商品の在庫数は、利用者が商品の支払い(決済)をした場合や、新たに入荷された場合に、店舗サーバー11の制御部31によって更新される。
決済ID格納部322には、決済情報である決済IDが記憶されている。前記決済IDは、購入対象の商品やサービスに適用する決済処理に用いられる識別番号(識別コード)である。上述したように、本実施形態では、利用者端末15にインストールされた決済アプリケーションを用いて決済処理を行う。前記決済アプリケーションは、決済サービスを提供するサービス会社それぞれから提供されている。そして、利用者は、複数の決済サービスから自ら選択した決済サービスを利用するために、選択した決済サービスに対応する特定の決済アプリケーションを利用者端末15にインストールして決済処理を行う。つまり、前記決済IDは、当該決済処理に用いる決済アプリケーションを特定するための識別コードであり、各決済サービス及び各決済アプリケーションごとに予め付与された固有IDである。
本実施形態では、複数の決済サービスに対応する複数の前記決済IDが決済ID格納部322に記憶されている。具体的には、複数の前記決済IDと、前記決済サービス或いは前記決済アプリケーションの種類(以下「決済タイプ」と称する。)とが対応付けられたテーブルデータが決済ID格納部322に記憶されている。前記決済タイプは、例えば、前記決済サービスや前記決済アプリケーションの名称(決済サービス名、アプリケーション名)や、前記決済アプリケーションのプロパティ情報(属性情報)に含まれている固有情報を用いることができる。前記決済タイプに関するこれらの情報は、利用者端末15において決済処理のために起動された決済アプリケーション或いは前記決済アプリケーションの格納部に関連付けて記憶されているファイル情報から取得することができる。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより店舗サーバー11を制御する。
図2に示すように、制御部31は、決済ID抽出部311、送信処理部312、受信処理部313などの各種の処理部を含む。なお、制御部31は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
決済ID抽出部311は、利用者端末15から送信されてきた前記決済タイプに対応する前記決済IDを決済ID格納部322から抽出する決済ID抽出処理を行う。決済ID抽出部311は、本発明の決済情報抽出部の一例である。具体的には、決済ID抽出部311は、利用者端末15から送信されてきた前記決済タイプと決済ID格納部322内のテーブルデータとを照合して同一の決済タイプが存在するかどうかを検索する処理を行い、同一の決済タイプが検索された場合に、その決済タイプに対応付けられた決済IDを前記テーブルデータから抽出する。
なお、本実施形態では、決済ID抽出部311が店舗サーバー11の制御部31によって機能する例について説明するが、決済ID抽出部311は、店舗サーバー11の制御部31に限られず、例えば、通信網N1やインターネットなどを通じて利用者端末15とデータ通信可能な他のサーバー装置やネットワーク端末装置などの制御部によって機能するものであってもよい。
送信処理部213は、利用者端末15に各種情報を送信する。具体的には、送信処理部213は、決済ID抽出部311によって前記決済IDが抽出された場合に、その決済IDを利用者端末15に送信する。また、決済ID抽出部311によって前記決済IDが抽出されなかった場合は、決済IDが存在していない旨を示すエラー情報を利用者端末15に送信する。
受信処理部313は、利用者端末15から通信網N1を通じて送信されてきた前記決済タイプを受信する処理を行う。受信処理部313は、利用者端末15から送信され、通信I/F35に入力される前記決済タイプを受信すると、受信した前記決済タイプを記憶部32に格納する。格納された前記決済タイプは、決済ID抽出部による前記決済ID抽出処理に用いられる。
[利用者端末15]
図3に示すように、利用者端末15は、制御部41、操作入力部42、表示部43、記憶部44、撮像部45、通信I/F46などを備える。利用者端末15は、店舗200の利用者が所持する携帯端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、又はタブレット端末である。
通信I/F46は、利用者端末15を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して店舗サーバー11や決済サーバー17などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。また、通信I/F46は、利用者端末15を無線(例えば、Bluetoothなどの近距離無線)を通じてレジスター14との間でデータ通信を可能にする。
操作入力部42は、利用者の操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどのユーザーインターフェースである。利用者は、利用者端末15にインストールされている前記決済アプリケーションを操作したり、決済処理時に前記決済用QRコードを読み取ったりする際に、操作入力部42を操作して、所定の指示や情報を入力する。
表示部43は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどディスプレイ装置である。
記憶部44は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体である。記憶部44には、制御部41に各種処理を実行させるための制御プログラムや、決済処理を実行するための決済アプリケーションのプログラム、各種処理に用いられる各種情報などが記憶されている。
撮像部45は、被写体の画像を撮像してデジタル画像データとして出力するデジタルカメラである。撮像部45は、前記決済用QRコードをレジスター14の表示部23から読み取る場合に用いられる。つまり、利用者は、表示部23に表示された前記決済用QRコードを撮像部45で撮像する。
制御部41は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部41は、前記ROM又は記憶部44に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより利用者端末15を制御する。
図3に示すように、制御部41は、第1読取処理部411、決済タイプ判定部412、第2読取処理部413、決済処理部414、送信処理部415、受信処理部416、取得完了報知部417などの各種の処理部を含む。第1読取処理部411は、本発明の第1コード取得部の一例である。決済タイプ判定部412は、本発明の種類判定部の一例である。第2読取処理部413は、本発明の第2コード取得部の一例である。決済処理部414は、本発明の決済処理部の一例である。送信処理部415は、本発明の送信部、決済完了通知部、及び決済情報出力部の一例である。受信処理部416は、本発明の決済情報取得部の一例である。また、取得完了報知部417は、本発明の取得完了報知部の一例である。
なお、制御部41は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部41に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
第1読取処理部411は、撮像部45により撮像された前記決済用QRコードの画像データに基づいて、前記決済用QRコードに含まれる各種情報を取得する。第1読取処理部411は、利用者端末15において前記決済アプリケーションが起動されたときに、後述する第2読取処理部413、及び決済処理部414とともに、前記決済アプリケーションの一機能として動作する。前記決済アプリケーションが起動している状態で、QRコード読取指示が入力されると、撮像部45が起動され、前記決済アプリケーション上において撮像部45による撮像が可能になる。この状態で、利用者が撮像部45のカメラレンズをレジスター14の表示部23の画面に翳すことにより、表示部23に表示された決済用QRコードの読取動作が開始される。
上述したように、決済処理のためにレジスター14の表示部23に最初に表示される決済用QRコードは前記標準QRコードである。したがって、第1読取処理部411は、決済用QRコードの読取開始後に、前記標準QRコードが表示された表示部23の画面を読み取ることにより前記標準QRコードを取得する。また、第1読取処理部411は、取得した前記標準QRコードから、利用者が商品代金として支払うべき金額の情報(価格情報)と、店舗200を識別するための識別情報(店舗ID)とを読み取り、これらの情報を記憶部44に記憶する。
決済タイプ判定部412は、第1読取処理部411によって前記標準QRコードが読み取られたことに応じて、利用者端末15で用いられる前記決済アプリケーションの決済タイプを判定する判定処理を行う。つまり、決済タイプ判定部412による判定処理は、前記標準QRコードが読み取られたことをトリガーとして開始される。かかる判定処理は、利用者端末15で起動されている決済アプリケーションのプロパティ情報(属性情報)に含まれている決済サービスの名称や決済アプリケーションの名称に基づいて行われる。具体的には、前記決済タイプは、決済サービスの名称や決済アプリケーションの名称、或いはこれらを示す情報などである。
送信処理部415は、店舗サーバー11やレジスター14に各種情報を送信する。具体的には、送信処理部415は、決済タイプ判定部412によって判定された起動中の前記決済アプリケーションの決済タイプを店舗サーバー11に送信する。
また、送信処理部415は、前記決済タイプの送信後に店舗サーバー11から送信されてきた前記決済IDを受信すると、受信した前記決済IDをレジスター14に送信する。つまり、送信処理部415は、店舗サーバー11において、決済ID抽出部311によって抽出された前記決済IDをレジスター14に送信する。
受信処理部416は、店舗サーバー11の決済ID格納部322から、決済タイプ判定部412によって判定された前記決済タイプに対応する前記決済IDを取得する。具体的には、受信処理部416は、レジスター14から利用者端末15に送信されてきた前記決済IDを受信することにより前記決済IDを取得する。受信処理部313は、前記決済IDを受信すると、受信した前記決済IDを記憶部44に格納する。取得された前記決済IDは、送信処理部415によってレジスター14に送信される。
第2読取処理部413は、撮像部45による表示部23の画面の撮像中に当該画面を読み取ることにより、前記特定QRコードを取得する。上述したように、レジスター14では、前記決済IDを受信すると、前記決済IDを含む前記特定QRコードが生成されて、表示部23の表示内容が、前記標準QRコードから前記特定QRコードに変更される。そのため、第2読取処理部413は、撮像部45による撮像中に前記標準QRコードから変更された前記特定QRコードを読み取ることができる。
取得完了報知部417は、第2読取処理部413による前記特定QRコードの読み取り後に、前記特定QRコードの読み取りが完了したことを報知する報知処理を行う。例えば、前記報知処理は、利用者端末15において、完了した旨を示す音声メッセージを出力する処理や、効果音を出力する処理、振動を発生させる処理などである。このような報知が行われることで、利用者は、前記決済用QRコードの取得が完了したことを認識でき、前記特定QRコードの読取動作を終えることができる。
決済処理部414は、第2読取処理部413によって取得された前記特定QRコードに含まれる前記決済ID及び前記価格情報に基づいて、購入対象の商品に対する決済処理を実行する。本実施形態では、決済処理部414は、利用者端末15にインストールされた前記決済アプリケーションにしたがって前記決済処理を行う。前記決済アプリケーションには、利用者のクレジットカード情報や利用者のIDを含むユーザーアカウント情報が予め登録されている。決済処理部414は、前記ユーザーアカウント情報で特定される決済事業者において電子決済サービスを提供する決済サーバー17に決済要求を送信して、商品代金についての決済処理を実行する。前記決済要求には、前記特定QRコードに含まれる金額や店舗IDに加えて、利用者のID等の情報が含まれている。
また、送信処理部415は、決済処理部414において実行される決済処理が完了したことを示す決済完了通知(決済結果)をレジスター14に送信する。これにより、レジスター14において、決済処理の完了を認識することができ、次の決済処理に遷ることができる。
以下、図4を参照して、利用者が店舗200において利用者が商品を購入するときに行われる決済処理の一連の流れを例示するとともに、本発明の決済方法について説明する。
利用者は、店舗200内を買い回りしながら、購入を希望する商品(購入対象の商品)を陳列棚から手に取り、その商品を買い物かごに入れる。そして、購入する商品の代金の支払い(決済)をする場合、利用者は、レジスター14に行き、レジスター14のコードリーダー25に商品コードを読み取らせる。レジスター14において、コードリーダー25が全ての商品コードを読み取ると(S1)、続いて、表示処理部212は、表示部23に前記決済用QRコードを表示するQRコード表示処理を行う(S2)。前記QRコード表示処理の詳細については後述する。
利用者は、購入対象の商品の決済処理のために、利用者端末15において前記決済アプリケーションを起動する(S11)。そして、利用者は、前記決済アプリケーションを用いて、前記QRコード表示処理によって表示された前記決済用QRコードの読取動作を開始する(S12)。つまり、利用者は、撮像部45のカメラレンズを表示部23の画面に向ける。前記読取動作中に、前記決済用QRコードを取得するQRコード取得処理が行われる(S13)。前記QRコード取得処理の詳細については後述する。
前記QRコード取得処理の実行中に、利用者端末15から店舗サーバー11に前記決済タイプが送信される。そして、店舗サーバー11では、受信した決済タイプに基づいて決済IDを抽出する決済ID抽出処理が行われる(S21)。前記決済ID抽出処理によって抽出された前記決済IDは、店舗サーバー11から利用者端末15に送信されて、前記QRコード取得処理に用いられる。前記決済ID抽出処理の詳細については後述する。
前記QRコード表示処理により表示された前記特定QRコードが前記QRコード取得処理によって取得されると、取得完了報知部417によって前記特定QRコードの読み取りが完了したことを報知する処理が行われる(S14)。利用者は、読取完了を認識すると、撮像部45のカメラレンズを表示部23の画面から外し、読取動作を終了する(S15)。
その後、決済処理部414は、前記特定QRコードに含まれる前記決済ID及び価格情報とに基づいて、前記決済アプリケーションにしたがった決済処理を行う(S16)。具体的には、決済処理部414は、前記決済アプリケーションによって決済サーバー17に前記決済要求を送信して、前記決済サーバー17に送金処理を実行させる。ステップS16は、本発明の決済ステップの一例である。
前記決済要求を受信した決済サーバー17は、前記決済要求に含まれる価格情報やユーザーアカウント情報などの各種情報に基づいて、指定された支払先に指定金額の送金処理を行う(S31)。その後、送金が完了した旨の通知(送金完了通知)が決済サーバー17から利用者端末15に送信される(S32)。
前記送信完了通知を受信した利用者端末15は、決済が完了したことを示す決済完了通知をレジスター14に送信する(S17)。
前記決済完了通知を受信したレジスター14は、決済が完了した販売済み商品の情報を店舗サーバー11に送信する(S3)。
そして、店舗サーバー11では、受信した販売済み商品の情報に基づいて、商品情報格納部321内の商品情報を更新する(S22)。
[QRコード表示処理]
以下、図5のフローチャートを用いて、レジスター14の制御部21によって実行される前記QRコード表示処理の手順を例示するとともに、本発明の情報コード表示方法について説明する。なお、図5において、S101,S102,・・・は処理手順の番号(ステップ番号)を示す。
購入対象の全ての商品の前記商品コードが読み取られ、操作入力部22を介して前記商品読取完了が入力されると、レジスター14の制御部21は、前記標準QRコードを生成し(S101)、その後、表示部23の画面に前記標準QRコードを表示する(S102)。ステップS102は、本発明の第1表示ステップの一例である。制御部21は、前記標準QRコードを表示部23に表示させた後、利用者端末15から前記決済IDを受信するまで待機状態を維持する。つまり、表示部23に前記標準QRコードを表示させた状態を維持する。
次のステップS103では、制御部21は、利用者端末15から送信されたきた前記決済IDを取得したかどうかを判定する。具体的には、利用者端末15から前記決済IDを受信したかどうかを判定する。ここで、前記決済IDを受信したと判定されると(S103のYes)、制御部21は、次のステップS104において、受信した前記決済IDを含む決済用QRコードである前記特定QRコードを生成する。
その後、制御部21は、ステップS105において、表示部23の画面に前記特定QRコードを表示する。ステップS105は、本発明の第2表示ステップの一例である。具体的には、制御部21は、表示部23に表示されていた前記標準QRコードを前記特定QRコードに変更する。つまり、表示部23に表示される内容を、前記標準QRコードから前記特定QRコードに切り替える。ステップS105による表示処理は、利用者が利用者端末15を用いて表示部23の画面を撮像する読取動作中に行われる。つまり、前記特定QRコードは、前記読取動作中に表示部23に表示される。このため、利用者端末15では、前記標準QRコードに続いて、前記特定QRコードが連続して読み取られる。
なお、ステップS103において、前記決済IDを受信しない状態で利用者端末15からエラー情報を受信すると(S106)、制御部21は、当該QRコード表示処理及び一連の決済処理を中断する(S107)。また、ステップS103において、前記決済IDを受信しないままタイムアウトになった場合も、制御部21は、当該QRコード表示処理及び一連の決済処理を中断する。
[QRコード取得処理]
以下、図6のフローチャートを用いて、利用者端末15の制御部41によって実行される前記QRコード取得処理の手順の一例について説明する。なお、図6において、S201,S202,・・・は処理手順の番号(ステップ番号)を示す。
前記QRコード取得処理によって表示部23に前記標準QRコードが表示されると、利用者は、決済アプリケーションを起動させた利用者端末15を用いて、前記標準QRコードを読み取る動作を行う。この読取動作中に、利用者端末15の制御部41は、撮像部45よって表示部23の画面を撮像することにより、前記標準QRコードを取得する(S201)。ステップS201は、本発明の第1コード取得ステップの一例である。
次のステップS202では、制御部41は、前記標準QRコードが取得されたことをトリガーとして、決済処理のために利用者端末15で起動している前記決済アプリケーションの決済タイプを判定する。ステップS202は、本発明の種類判定ステップの一例である。前記決済タイプが判定されると、その後、ステップS202において判定された前記決済タイプを店舗サーバー11に送信する(S203)。また、次のステップS204では、制御部21は、店舗サーバー11から前記決済IDを受信したかどうかを判定する。ここで、前記決済IDを受信したと判定されると(S204のYes)、制御部21は、受信した前記決済IDを記憶部44に記憶する(S205)。つまり、ステップS202〜S205では、前記標準QRコードが取得されたことに応じて、前記購入対象に対する決済処理に用いられる前記決済IDを取得する処理が行われる。その後、制御部21は、レジスター14に受信した前記決済IDを送信する(S206)。なお、ステップS202〜S204は、本発明の決済情報取得ステップの一例である。
次のステップS207では、利用者による読取動作中に、利用者端末15の制御部41は、撮像部45よって表示部23の画面を撮像することにより、前記特定QRコードを取得する(S207)。ステップS207は、本発明の第2コード取得ステップの一例である。取得された前記特定QRコードは、記憶部44に記憶され、ステップS16の決済処理に用いられる。
なお、ステップS204において、前記決済IDを受信しない状態で店舗サーバー11からエラー情報を受信すると(S209)、制御部41は、当該QRコード取得処理及び一連の決済処理を中断する(S210)。また、ステップS204において、前記決済IDを受信しないままタイムアウトになった場合も、制御部41は、当該QRコード取得処理及び一連の決済処理を中断する。
[決済ID抽出処理]
以下、図7のフローチャートを用いて、利用者端末15の制御部31によって実行される前記決済ID抽出処理の手順の一例について説明する。なお、図7において、S301,S302,・・・は処理手順の番号(ステップ番号)を示す。
利用者端末15から前記決済タイプが送信されると、店舗サーバー11の制御部31は、利用者端末15から前記決済タイプを受信したかどうかを判定する(S301)。次のステップS302では、制御部31は、受信した前記決済タイプに対応する決済IDを記憶部32の決済ID格納部322から抽出する決済ID抽出処理を行う。この処理は、受信した前記決済タイプと、決済ID格納部322に記憶されている前記テーブルデータとを照合して、同一の決済タイプが存在するかどうかを検索する処理を行い、同一の決済タイプが検索された場合に、その決済タイプに対応付けられた決済IDを前記テーブルデータから抽出する処理である。
ステップS302の決済ID抽出処理によって、受信した前記決済タイプに対応する決済IDが抽出された場合(S303のYes)、次のステップS304において、制御部31は、利用者端末15に前記決済IDを送信する。
なお、受信した前記決済タイプに対応する決済IDが抽出されなかった場合(S303のNo)、制御部31は、エラー情報を利用者端末15に出力し(S305)、その後、当該QRコード取得処理及び一連の決済処理を中断する(S306)。
以上説明したように、本実施形態に係る決済処理システム100では、レジスター14において、利用者の購入対象の価格情報を含む標準QRコードが表示部23に表示され、また、決済処理に用いられる決済IDが取得されると、表示部23の表示内容が、標準QRコードから前記決済IDを含む前記特定QRコードに切り替えられる。この切り替えは、利用者が利用者端末15を用いて表示部23の画面を読み取っている読取動作中に行われる。利用者端末15は、表示部23の前記標準QRコードを取得すると、取得したことをトリガーとして、決済処理のために利用者端末15で起動している決済アプリケーションの決済タイプを判定し、その決済タイプに対応する決済IDを店舗サーバー11から取得する。取得した決済IDは、利用者端末15からレジスター14に送信され、前記特定QRコードの生成に用いられる。利用者端末15は、表示部23に表示された前記特定QRコードを取得することで、取得した特定QRコードが示す決済IDによって、決済アプリケーションを特定することができる。そして、利用者端末15において、前記特定QRコードが示す価格情報などに基づいて、前記決済アプリケーションを用いた決済処理が行われる。
決済処理システム100では上述した決済処理が行われるため、利用者から、利用者端末15で用いる決済アプリケーションの種類や決済サービスの種類などを事前に確認する必要がなくなり、決済アプリケーションを用いた決済処理を円滑に行うことが可能となる。
本発明の決済処理システム100は、上述の実施形態に限定されず、以下に示す形態であってもよい。
他の実施形態として、店舗サーバー11で抽出された前記決済IDを、利用者端末15を経由してレジスター14に送信せずに、店舗サーバー11から直接にレジスター14に送信するようにしてもよい。
また、利用者端末15に、決済処理に用いる決済アプリケーションの決済IDが記憶されている場合は、利用者端末15の制御部41は、前記標準QRコードを取得すると、利用者端末15に記憶されている前記決済IDをレジスター14に送信するようにしてもよい。例えば、利用者が店舗200において過去に商品を購入したことがある場合は、ステップS205において、決済IDが記憶部44に記憶されている。この場合は、店舗200における利用者の過去の購入履歴を店舗サーバー11或いは利用者端末15の記憶部に予め記憶しておき、制御部41は、前記購入履歴に基づいて過去に商品を購入したことがあると判定した場合に、記憶部44から前記決済IDを読み出して、レジスター14に送信することが好ましい。
また、上述の実施形態では、情報コードとして決済用のQRコード(決済用QRコード)を用いる決済処理について例示したが、本発明はこのような決済処理に限られない。例えば、前記決済処理は、情報コードとしてQRコードとは異なる他の二次元コードや、バーコードなどの一次元コードを用いたものであってもよい。
11 :店舗サーバー
14 :レジスター
15 :利用者端末
17 :決済サーバー
21 :制御部
22 :操作入力部
23 :表示部
24 :記憶部
25 :コードリーダー
26 :通信I/F
31 :制御部
32 :記憶部
35 :通信I/F
41 :制御部
42 :操作入力部
43 :表示部
44 :記憶部
45 :撮像部
46 :通信I/F
100 :決済処理システム
200 :店舗
211 :QRコード生成部
212 :表示処理部
213 :送信処理部
214 :受信処理部
311 :決済ID抽出部
312 :送信処理部
313 :受信処理部
321 :商品情報格納部
322 :決済ID格納部
411 :第1読取処理部
412 :決済タイプ判定部
413 :第2読取処理部
414 :決済処理部
415 :送信処理部
416 :受信処理部
417 :取得完了報知部

Claims (13)

  1. 購入対象の価格情報を含み、前記購入対象に対する決済処理に用いられる決済アプリケーションを特定するための識別コードを含まない第1情報コードを表示部に表示する第1表示処理部と、
    前記第1情報コードが表示された前記表示部の画面を読み取ることにより前記第1情報コードを取得する第1コード取得部と、
    前記第1コード取得部によって前記第1情報コードが取得されたことに応じて、前記識別コードを取得する決済情報取得部と、
    前記決済情報取得部によって取得された前記識別コードと前記価格情報とを含む第2情報コードを前記表示部に表示する第2表示処理部と、
    前記第2情報コードが表示された前記表示部の画面を読み取ることにより前記第2情報コードを取得する第2コード取得部と、
    前記第2コード取得部により取得される前記第2情報コードに含まれる前記識別コード及び前記価格情報に基づいて前記決済処理を実行する決済処理部と、を備え、
    前記第1表示処理部及び前記第2表示処理部は、前記購入対象を販売する店舗で用いられる店舗側情報処理装置に備えられ、
    前記第1コード取得部、前記第2コード取得部、及び前記決済処理部は、ユーザーが用いるユーザー側情報処理装置に備えられ、
    前記決済情報取得部は、前記決済処理の種類を判定し、前記種類と前記識別コードとを対応付けて記憶する決済情報記憶部から、判定された前記種類に対応する前記識別コードを取得するものであって、
    前記第1コード取得部によって前記第1情報コードが取得されたことに応じて前記種類を判定する種類判定部と、
    前記種類判定部によって判定された前記種類に対応する前記識別コードを前記決済情報記憶部からから抽出する決済情報抽出部と、
    前記決済情報抽出部によって抽出された前記識別コードを前記店舗側情報処理装置に送信する送信部と、
    前記送信部によって送信される前記識別コードを受信する受信部と、を含み、
    前記種類判定部及び前記送信部は、前記ユーザー側情報処理装置に備えられ、
    前記決済情報抽出部は、前記ユーザー側情報処理装置と通信可能なサーバー装置に備えられ、
    前記受信部は、前記店舗側情報処理装置に備えられている、決済処理システム。
  2. 購入対象の価格情報を含み、前記購入対象に対する決済処理に用いられる決済アプリケーションを特定するための識別コードを含まない第1情報コードを表示部に表示する第1表示処理部と、
    前記第1情報コードが表示された前記表示部の画面を読み取ることにより前記第1情報コードを取得する第1コード取得部と、
    前記第1コード取得部によって前記第1情報コードが取得されたことに応じて、前記識別コードを取得する決済情報取得部と、
    前記決済情報取得部によって取得された前記識別コードと前記価格情報とを含む第2情報コードを前記表示部に表示する第2表示処理部と、
    前記第2情報コードが表示された前記表示部の画面を読み取ることにより前記第2情報コードを取得する第2コード取得部と、
    前記第2コード取得部により取得される前記第2情報コードに含まれる前記識別コード及び前記価格情報に基づいて前記決済処理を実行する決済処理部と、を備え、
    前記第1表示処理部及び前記第2表示処理部は、前記購入対象を販売する店舗で用いられる店舗側情報処理装置に備えられ、
    前記第1コード取得部、前記第2コード取得部、及び前記決済処理部は、ユーザーが用いるユーザー側情報処理装置に備えられ、
    前記決済情報取得部は、前記決済処理の種類を判定し、前記種類と前記識別コードとを対応付けて記憶する決済情報記憶部から、判定された前記種類に対応する前記識別コードを取得するものであって、
    前記第1コード取得部によって前記第1情報コードが取得されたことに応じて前記種類を判定する種類判定部と、
    前記種類判定部によって判定された前記種類に対応する前記識別コードを前記決済情報記憶部から抽出する決済情報抽出部と、
    前記決済情報抽出部によって抽出された前記識別コードを前記店舗側情報処理装置に送信する送信部と、
    前記送信部によって送信される前記識別コードを受信する受信部と、を含み、
    前記種類判定部は、前記ユーザー側情報処理装置に備えられ、
    前記決済情報抽出部及び前記送信部は、前記店舗側情報処理装置と通信可能なサーバー装置に備えられ、
    前記受信部は、前記店舗側情報処理装置に備えられている、決済処理システム。
  3. 前記決済処理部は、前記ユーザー側情報処理装置にインストールされた前記決済アプリケーションにしたがって前記決済処理を行う、請求項1又は2に記載の決済処理システム。
  4. 前記ユーザー側情報処理装置に備えられ、前記決済処理部による前記決済処理が完了したことを前記店舗側情報処理装置に通知する決済完了通知部を更に備える、請求項1から3のいずれかに記載の決済処理システム。
  5. 前記第2表示処理部は、前記表示部に表示されている前記第1情報コードを前記第2情報コードに変更する、請求項1から4のいずれかに記載の決済処理システム。
  6. 前記第2コード取得部による前記第2情報コードの取得後に前記第2情報コードの取得が完了したことを報知する取得完了報知部を更に備える、請求項1から5のいずれかに記載の決済処理システム。
  7. 購入対象を販売する店舗で用いられる情報処理装置であって、
    前記購入対象の価格情報を含み、前記購入対象に対する決済処理に用いられる決済アプリケーションを特定するための識別コードを含まない第1情報コードを表示部に表示する第1表示処理部と、
    前記決済アプリケーションがインストールされた他の情報処理装置から前記識別コードを取得する決済情報取得部と、
    前記決済情報取得部によって取得された前記識別コードと前記価格情報とを含む第2情報コードを前記表示部に表示する第2表示処理部と、を備える情報処理装置。
  8. 購入対象に対する決済処理を実行するための決済アプリケーションがインストールされた情報処理装置であって、
    前記購入対象の価格情報を含み、前記決済アプリケーションを特定するための識別コードを含まない第1情報コードが表示された画面を読み取ることにより前記第1情報コードを取得する第1コード取得部と、
    前記第1コード取得部によって前記第1情報コードが取得されたことに応じて前記決済処理の種類を判定する種類判定部と、
    前記種類と前記識別コードとを対応付けて記憶する決済情報記憶部から、前記種類判定部によって判定された前記種類に対応する前記識別コードを取得する決済情報取得部と、
    前記決済情報取得部によって取得された前記識別コードと前記価格情報とを含む第2情報コードを取得する第2コード取得部と、
    前記第2コード取得部により取得される前記第2情報コードに含まれる前記識別コード及び前記価格情報に基づいて、前記決済アプリケーションにしたがって前記決済処理を実行する決済処理部と、を備える情報処理装置。
  9. 前記決済情報取得部によって取得された前記識別コードを外部に出力する決済情報出力部を更に備え、
    前記第2コード取得部は、前記決済情報出力部によって出力された前記識別コードを含む前記第2情報コードが表示された表示部の画面を読み取ることにより前記第2情報コードを取得する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 購入対象の価格情報を含み、前記購入対象に対する決済処理に用いられる決済アプリケーションを特定するための識別コードを含まない第1情報コードを表示部に表示する第1表示ステップと、
    前記第1情報コードが表示された前記表示部の画面を読み取ることにより前記第1情報コードを取得する第1コード取得ステップと、
    前記第1コード取得ステップによって前記第1情報コードが取得されたことに応じて、前記識別コードを取得する決済情報取得ステップと、
    前記決済情報取得ステップによって取得された前記識別コードと前記価格情報とを含む第2情報コードを前記表示部に表示する第2表示ステップと、
    前記第2情報コードが表示された前記表示部の画面を読み取ることにより前記第2情報コードを取得する第2コード取得ステップと、
    前記第2コード取得ステップにより取得される前記第2情報コードに含まれる前記識別コード及び前記価格情報に基づいて前記決済処理を実行する決済ステップと、を備え、
    前記第1表示ステップ、及び前記第2表示ステップは、前記購入対象を販売する店舗で用いられる情報処理装置が実行し、
    前記第1コード取得ステップ、前記決済情報取得ステップ、前記第2コード取得ステップ、及び前記決済ステップは、前記決済アプリケーションがインストールされた情報処理装置が実行する決済方法。
  11. 購入対象を販売する店舗で用いられる情報処理装置に適用され、
    前記購入対象の価格情報を含み、前記購入対象に対する決済処理に用いられる決済アプリケーションを特定するための識別コードを含まない第1情報コードを表示部に表示する第1表示ステップと、
    前記決済アプリケーションがインストールされた他の情報処理装置から入力された前記識別コードと前記価格情報とを含む第2情報コードを前記表示部に表示する第2表示ステップと、を備える情報コード表示方法。
  12. 購入対象に対する決済処理を実行するための決済アプリケーションがインストールされた情報処理装置に適用され、
    前記購入対象の価格情報を含み、前記決済アプリケーションを特定するための識別コードを含まない第1情報コードが表示された画面を読み取ることにより前記第1情報コードを取得する第1コード取得ステップと、
    前記第1コード取得ステップによって前記第1情報コードが取得されたことに応じて前記決済処理の種類を判定する種類判定ステップと、
    前記種類と前記識別コードとを対応付けて記憶する決済情報記憶部から、前記種類判定ステップによって判定された前記種類に対応する前記識別コードを取得する決済情報取得ステップと、
    前記決済情報取得ステップによって取得された前記識別コードと前記価格情報とを含む第2情報コードを取得する第2コード取得ステップと、
    前記第2コード取得ステップにより取得される前記第2情報コードに含まれる前記識別コード及び前記価格情報に基づいて、前記決済アプリケーションにしたがって前記決済処理を実行する決済ステップと、を備える決済方法。
  13. 請求項11又は12に記載の方法の各ステップを一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラム。

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