JP6930440B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿を読み取る画像読取部を備えた画像形成装置に関する。
従来、原稿を読み取る画像読取部を備えた画像形成装置が知られている。このような画像形成装置には、コンタクトガラスが設けられる。そして、画像形成装置は、コンタクトガラス上にセットされた原稿を読み取って原稿の画像データを生成する。
たとえば、冊子原稿(書籍など)の見開きページの一方ページおよび他方ページの読み取りを画像形成装置に行わせる場合には、まず、ユーザーは一方ページをコンタクトガラス上にセットした状態で画像形成装置に読み取りを行わせ、その後、ユーザーは他方ページをコンタクトガラス上にセットした状態で画像形成装置に読み取りを行わせる。これにより、見開きページに対応する出力用ページを一方ページの画像データが配された第1出力用ページと他方ページの画像データが配された第2出力用ページとに分割することができる。その結果、一方ページおよび他方ページの各画像を別々の用紙に印刷したり、一方ページおよび他方ページの各画像を別々に表示したりすることができる。
ここで、画像形成装置による一方ページの読み取りが終わった後、他方ページの読み取りを画像形成装置に行わせるとき、通常、ユーザーは見開きページを180°回転させて他方ページをコンタクトガラス上にセットする。このため、他方ページの画像データは一方ページの画像データに対して180°回転した状態となる。すなわち、一方ページに対応する第1出力用ページおよび他方ページに対応する第2出力用ページにそれぞれ配された各画像データの向きが揃っていない状態となる。
そこで、特許文献1の画像形成装置では、書籍スキャンモードが準備される。特許文献1の画像形成装置は、書籍スキャンモードを有効にする旨の設定がなされているとき、冊子原稿の見開きページの一方ページ(左側ページ)を読み取ったか他方ページ(右側ページ)を読み取ったかを判断する。そして、特許文献1の画像形成装置は、他方ページを読み取った場合、他方ページの画像データを180°回転させる。
特開2005−117666号公報
特許文献1の画像形成装置では、冊子原稿の見開きページに対応する出力用ページを第1出力用ページと第2出力用ページとに分割したい場合、ユーザーは一方ページをコンタクトガラス上にセットして画像形成装置に読み取りを行わせた後、他方ページをコンタクトガラス上にセットして画像形成装置に読み取りを行わせなければならない。すなわち、冊子原稿をコンタクトガラス上にセットする作業を何回も行わなければならない。したがって、ユーザーにとっては利便性が悪い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、冊子原稿の見開きページに対応する出力用ページを容易に一方ページに対応する第1出力用ページと他方ページに対応する第2出力用ページとに分割することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、コンタクトガラス上にセットされた冊子原稿の見開きページを読み取る画像読取部と、画像読取部による読み取りで得られた画像データに基づき出力用ページを生成する制御部と、を備える。制御部は、画像読取部による読み取りで得られた画像データのうち見開きページの画像が存在する原稿領域を全て含む領域を切取領域に設定し、画像データのうち見開きページの一方ページに対応する領域と見開きページの他方ページに対応する領域とを区切る境界線を設定し、画像読取部による読み取りで得られた画像データから切り取った切取領域を境界線の一方側領域と境界線の他方側領域とに分割し、一方側領域の分割画像データを配した第1出力用ページと他方側領域の分割画像データを配した第2出力用ページとを出力用ページとして生成する。
本発明の構成では、冊子原稿の見開きページの読み取りを2ページ分まとめて画像形成装置に行わせると、見開きページに対応する出力用ページとして第1出力用ページと第2出力用ページとが生成される。第1出力用ページは見開きページの一方ページに対応する出力用ページであり、第2出力用ページは見開きページの他方ページに対応する出力用ページである。これにより、冊子原稿の見開きページの読み取りを画像形成装置に1回行わせるだけで(冊子原稿をコンタクトガラス上にセットする作業を何回も行わなくても)、冊子原稿の見開きページに対応する出力用ページを一方ページに対応する第1出力用ページと他方ページに対応する第2出力用ページとに分割することができる。
本発明の構成では、容易に、冊子原稿の見開きページに対応する出力用ページを一方ページに対応する第1出力用ページと他方ページに対応する第2出力用ページとに分割することができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置の構成を示す概略図 本発明の一実施形態による画像形成装置の画像読取部の構成を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の画像読取部に冊子原稿がセットされたときの原稿カバーの状態を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の画像読取部に冊子原稿がセットされた状態を装置正面から見た場合の図 本発明の一実施形態による画像形成装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルに表示されるブックスキャン画面を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部がブックスキャンジョブの開始以降に行う処理の流れを説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が行う切取領域設定処理について説明するための図 本発明の一実施形態による画像形成装置の画像読取部にセットされた冊子原稿の状態を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が行う境界線設定処理について説明するための図 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部により行われる切取処理および分割処理によって得られる分割画像データについて説明するための図 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が分割画像データに対して行う画像処理(トリミング処理および回転処理)について説明するための図 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が分割画像データに対して行う画像処理(縮小処理)について説明するための図 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が行うページ生成処理(第1モード)について説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が行うページ生成処理(第2モード)について説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルに表示される編集画面を示す図
<画像形成装置の構成>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、画像読取部1および印刷部2を備える。また、画像形成装置100には、操作パネル3が設置される。
画像読取部1は、図2に示すように、コンタクトガラスCGを備える。コンタクトガラスCGは、画像読取部1の筐体10の上面に形成された開口に設置される。画像読取部1は、コンタクトガラスCG上にセットされた原稿Dを読み取る。
画像読取部1は、光源11、イメージセンサー12、ミラー13およびレンズ14を備える。これら画像読取部1の各部材は、画像読取部1の筐体10の内部に収容される(コンタクトガラスCGの上面側とは反対の下面側に配置される)。
光源11は、複数のLED素子(図示せず)を有する。複数のLED素子は、主走査方向(図2の紙面に対して垂直な方向)にライン状に配列される。光源11は、コンタクトガラスCGに向けて光を照射する。コンタクトガラスCGに向かう光はコンタクトガラスCGを透過する。コンタクトガラスCG上に原稿Dがセットされている場合には、コンタクトガラスCGを透過した光は原稿Dで反射される。
イメージセンサー12は、主走査方向にライン状に並ぶ複数の光電変換素子を有する。イメージセンサー12は、コンタクトガラスCGからの光を受光する。コンタクトガラスCG上に原稿Dがセットされている場合には、原稿Dで反射された光がイメージセンサー12に向かって進行する。イメージセンサー12は、コンタクトガラスCGからの光を受光すると、ライン単位で画素毎に光電変換して電荷を蓄積するとともに、蓄積電荷に応じた信号を出力する。
ミラー13は、コンタクトガラスCGからの光をレンズ14に向けて反射する。レンズ14は、ミラー13で反射された光を集光し、イメージセンサー12に導く。
光源11およびミラー13は、主走査方向と直交する副走査方向に移動可能な移動枠15に設置される。移動枠15はワイヤー16に連結される。ワイヤー16は巻取ドラム17に巻回される。巻取ドラム17が回転すると、移動枠15が副走査方向に移動する。すなわち、光源11およびミラー13が副走査方向に移動する。
原稿Dの読み取りを伴うジョブでは、移動枠15が副走査方向(正面から見て左から右に向かう方向)に移動する。移動枠15が副走査方向に移動しているとき、光源11がコンタクトガラスCGに向けて光を照射する。また、原稿Dで反射された反射光の光電変換をイメージセンサー12が繰り返し行う。これにより、原稿Dの読み取りがライン単位で行われる。
また、図3に示すように、筐体10には原稿カバー101が取り付けられる。原稿カバー101は、筐体10の上面(コンタクトガラスCGの上面)に対して開閉する。原稿カバー101を開閉可能にするため、筐体10の背面側に回転軸10aが設けられる。原稿カバー101は、筐体10の回転軸10aに回動可能に支持される。図3では、原稿カバー101が閉じられた状態を上図に示し、原稿カバー101が開けられた状態を下図に示す。
原稿カバー101の開閉はユーザーが行う。通常では、原稿Dの読み取りを伴うジョブを画像形成装置100に実行させるときに、コンタクトガラスCG上に原稿Dをセットするため、ユーザーは原稿カバー101を開閉する開閉作業を行う。すなわち、原稿カバー101を開けた後、コンタクトガラスCG上に原稿Dをセットしてから、原稿カバー101を閉じる作業がユーザーによって行われる。そして、原稿カバー101が閉じられた状態で、コンタクトガラスCG上にセットされた原稿Dの読み取りが行われる。
ここで、原稿Dの読み取りを伴うジョブでは、書籍などの冊子原稿BDがコンタクトガラスCG上にセットされ得る。冊子原稿BDを開いてコンタクトガラスCG上にセットすると、図4に示すような状態となる。このため、読取対象が冊子原稿BDの見開きページである場合には、原稿カバー101を閉じることができない(図3の下図参照)。したがって、冊子原稿Dの見開きページの読み取りは、原稿カバー101が開けられた状態で行われる。
図1に戻って、印刷部2は、用紙搬送路20(図1では、破線矢印で示す)を備えるとともに、用紙搬送路20に沿って用紙Pを搬送するための搬送ローラー対21を複数備える。また、印刷部2は、給紙部22、画像形成部23および定着部24を備える。
給紙部22は、用紙カセットCに収容された用紙Pを用紙搬送路20に給紙する。用紙搬送路20に給紙された用紙Pは転写ニップに向けて搬送される。
画像形成部23は、感光体ドラム231および転写ローラー232を備える。また、図示しないが、画像形成部23は、感光体ドラム231の周面を帯電させる帯電装置、感光体ドラム231の周面上に静電潜像を形成する露光装置、および、感光体ドラム231の周面上の静電潜像をトナー像に現像する現像装置などを備える。感光体ドラム231および転写ローラー232は、互いに圧接し、転写ニップを形成する。画像形成部23は、転写ニップを通過する用紙Pにトナー像を転写し、定着ニップに向けて用紙Pを搬送する。
定着部24は、加熱ローラー241および加圧ローラー242を備える。加熱ローラー241は、ヒーターを内蔵する。加圧ローラー242は、加熱ローラー241に圧接し、加熱ローラー241との間で定着ニップを形成する。定着部24は、定着ニップを通過する用紙Pを加熱および加圧することによって用紙Pにトナー像を定着させ、排出トレイETに向けて用紙Pを搬送する。
操作パネル3は、タッチスクリーン31およびハードウェアボタン32を含む。タッチスクリーン31は、ソフトウェアボタンを配した設定画面を表示し、ユーザーから各種設定を受け付ける。ハードウェアボタン32は、操作パネル3に複数設けられる。ハードウェアボタン32としては、ジョブの開始指示をユーザーから受け付けるためのスタートボタンや、ジョブの終了指示をユーザーから受け付けるためのストップボタンなどがある。
また、図5に示すように、画像形成装置100は、制御部4を備える。制御部4は、CPU41、メモリー42、画像処理モジュール43およびプレビュー画像生成モジュール44を含む。CPU41は、制御用のプログラムおよびデータに基づき動作し、画像形成装置100の各部を制御するための処理を行う。メモリー42は、CPU41を動作させるための制御用のプログラムおよびデータを記憶する。
画像処理モジュール43は、種々の画像処理を行うための専用回路やメモリーを含む。制御部4は、画像処理モジュール43を用い画像処理を行う。たとえば、制御部4は、画像読取部1による読み取りによって得られた画像データに対して画像処理を行い、画像処理済みの画像データを配した出力用ページを生成する。そして、制御部4は、出力用ページを出力するためのページデータ(たとえば、PDFデータ)を生成する。
プレビュー画像生成モジュール44は、プレビュー画像(プレビュー用の表示データ)を生成するプレビュー処理を行うための専用回路やメモリーを含む。制御部4は、プレビュー画像生成モジュール44を用いてプレビュー処理を行う。たとえば、出力用ページをプレビューするためのプレビュー画像が制御部4により生成される。
画像読取部1は、制御部4に接続される。制御部4は、光源11の点消灯動作やイメージセンサー12の読取動作を制御する。また、制御部4は、巻取ドラム17を回転させるための巻取モーター(図示せず)の駆動を制御する。制御部4は、巻取ドラム17の回転と回転停止とを切り替え、光源11およびミラー13が装着された移動枠15を副走査方向に適切に移動させる。
印刷部2は、制御部4に接続される。制御部4は、給紙部22の給紙動作、画像形成部23の画像形成動作および定着部24の定着動作を制御する。
操作パネル3は、制御部4に接続される。制御部4は、タッチスクリーン31の表示動作を制御する。また、制御部4は、タッチスクリーン31(ソフトウェアボタン)に対して行われたタッチ操作を検知するとともに、ハードウェアボタン32に対して行われた押下操作を検知する。
また、画像形成装置100は、記憶部5を備える。記憶部5は、HDDやROM(EEPROMなど)のような不揮発性の記憶デバイスを含む。記憶部5は、制御部4に接続される。制御部4は、記憶部5へのデータの書き込みや記憶部5からのデータの読み出しを行う。なお、記憶部5には、カスタムボックスと称される保存領域が設けられる。記憶部5のカスタムボックスには、後述するブックスキャンジョブの実行によって得られた出力用ページ(PDFデータ)が保存される。
<ブックスキャンジョブ>
(ブックスキャンジョブの設定)
画像形成装置100には、ブックスキャン機能が搭載される。ブックスキャン機能を利用する旨の指示の受け付けは操作パネル3が行う。たとえば、図示しないが、操作パネル3は、ブックスキャンボタン(ソフトウェアボタン)を配したホーム画面を表示する。制御部4は、ブックスキャンボタンに対する操作を検知すると、図6に示すようなブックスキャン画面BSを操作パネル3に表示させる。ブックスキャン画面BSは、ブックスキャン機能に対応するジョブ(以下、ブックスキャンジョブと称する)の設定をユーザーから受け付けるための画面である。
ブックスキャン画面BSには、読取間隔設定ボタンB1が配される。読取間隔設定ボタンB1は、ブックスキャンジョブの実行時における画像読取部1の読取間隔(N回目の読み取りの完了からN+1回目の読み取りの開始までの時間)の設定をユーザーから受け付けるためのソフトウェアボタンであり、プラスボタンおよびマイナスボタンを含む。読取間隔設定ボタンB1を操作することにより、画像読取部1の読取間隔を任意に設定することができる。
読取間隔設定ボタンB1としてのプラスボタンを操作することにより、画像読取部1の読取間隔が長くなる。読取間隔設定ボタンB1としてのマイナスボタンを操作することにより、画像読取部1の読取間隔が短くなる。読取間隔設定ボタンB1に対する操作によって設定(入力)された読取間隔は表示欄C1に表示される。図6では、画像読取部1の読取間隔が4秒に設定された場合を図示する。
また、ブックスキャン画面BSには、有効/無効設定ボタンB2が配される。有効/無効設定ボタンB2は、連続読取モードの有効/無効の設定をユーザーから受け付けるためのソフトウェアボタンである。有効/無効設定ボタンB2を操作し、連続読取モードを有効に設定することにより、ブックスキャンジョブの実行時にユーザー指定の読取間隔で画像読取部1による読み取りが繰り返される。連続読取モードが有効に設定された状態で有効/無効設定ボタンB2を操作することにより、連続読取モードを無効に設定することができる。たとえば、連続読取モードが有効に設定されているか無効に設定されているかで有効/無効設定ボタンB2の表示形態(表示色など)が変化する。
また、ブックスキャン画面BSには、ページサイズ設定ボタンB3が配される。ページサイズ設定ボタンB3は、ブックスキャンジョブの実行によって得られる出力用ページのページサイズの設定をユーザーから受け付けるためのソフトウェアボタンである。ページサイズ設定ボタンB3を操作すると、出力用ページのページサイズを設定するためのページサイズ設定画面(図示せず)が操作パネル3に表示される。ページサイズ設定画面での設定が完了すると、操作パネル3の表示画面がブックスキャン画面BSに戻る。このとき、ページサイズ設定ボタンB3の表示領域には、ページサイズ設定画面で設定したページサイズを示すテキストが表示される。図6では、出力用ページのページサイズがA4サイズに設定された場合を図示する。
また、ブックスキャン画面BSには、ボックス設定ボタンB4が配される。ボックス設定ボタンB4は、ブックスキャンジョブの実行によって得られる出力用ページのページデータの保存先(カスタムボックス)の設定をユーザーから受け付けるためのソフトウェアボタンである。ボックス設定ボタンB4を操作すると、保存先を設定するためのボックス設定画面(図示せず)が操作パネル3に表示される。ボックス設定画面での設定が完了すると、操作パネル3の表示画面がブックスキャン画面BSに戻る。このとき、ボックス設定ボタンB4の表示領域には、ボックス設定画面で設定した保存先を示すテキストが表示される。図6では、「Box1」というカスタムボックスが保存先として設定された場合を図示する。
また、ブックスキャン画面BSには、ファイル名設定ボタンB5が配される。ファイル名設定ボタンB5は、ブックスキャンジョブの実行によって得られる出力用ページのページデータのファイル名の設定をユーザーから受け付けるためのソフトウェアボタンである。ファイル名設定ボタンB4を操作すると、出力用ページのページデータのファイル名を設定するためのファイル名設定画面(図示せず)が操作パネル3に表示される。ファイル名設定画面での設定が完了すると、操作パネル3の表示画面がブックスキャン画面BSに戻る。このとき、ファイル名設定ボタンB5の表示領域には、ファイル名設定画面で設定したファイル名を示すテキストが表示される。図6では、ファイル名が「Book1」に設定された場合を図示する。
また、ブックスキャン画面BSには、スタートボタンSBが配される。たとえば、スタートボタンSBの表示領域には、「CONTINUE」というテキストが表記される。スタートボタンSBは、ブックスキャンジョブの開始指示をユーザーから受け付けるためのソフトウェアボタンである。すなわち、ユーザーがスタートボタンSBを操作するときには、コンタクトガラスCG上に冊子原稿BDがセットされた状態となっている。
(ブックスキャンジョブの実行)
制御部4は、操作パネル3がブックスキャンジョブの開始指示(スタートボタンSBに対する操作)を受け付けたことを検知すると、連続読取モードの有効/無効の設定内容を認識する。また、制御部4は、連続読取モードが有効に設定されていれば、入力欄C1に入力されたユーザー指定の読取間隔を認識する。
連続読取モードが有効である場合、制御部4は、冊子原稿BDの見開きページの読み取りをユーザー指定の読取間隔で連続して画像読取部1に行わせる。これにより、冊子原稿BDの複数の見開きページの読み取りを画像形成装置100に行わせたいユーザーからすると、冊子原稿BDのページをめくって冊子原稿BDをコンタクトガラスCG上にセットするという原稿セット作業を繰り返すだけでよくなる(ブックスキャン画面BSのスタートボタンSBを最初に操作して以降は操作パネル3に対する操作を行わなくてもよい)ので、利便性が良い。ただし、冊子原稿BDの或る見開きページの読み取りが終わった後、ユーザー指定の読取間隔が経過するまでに、冊子原稿BDのページをめくって冊子原稿BDをコンタクトガラスCG上に再セットする必要がある。
連続読取モードが無効である場合、制御部4は、冊子原稿BDの見開きページの読み取りを画像読取部1に1回だけ行わせ、ブックスキャンジョブを一時中断する。そして、制御部4は、ブックスキャン画面BSのスタートボタンSBに対する操作が再度行われたか否かを判断する。制御部4は、スタートボタンSBに対して再度操作が行われると、当該再度行われた操作をブックスキャンジョブの再開指示として検知し、冊子原稿BDの見開きページの読み取りを画像読取部1に1回だけ再度行わせる(ブックスキャンジョブを再開する)。すなわち、制御部4は、ブックスキャンジョブの開始以降、画像読取部1による読み取りが1回終わるごとにブックスキャンジョブを中断し、ブックスキャンジョブの中断後、ブックスキャンジョブの再開指示を受けてブックスキャンジョブを再開する。これにより、ユーザーは自分のペースで原稿セット作業を行うことができる。
制御部4は、ブックスキャンジョブの開始以降、ブックスキャンジョブの終了指示を操作パネル3がユーザーから受け付けたか否かを判断する。たとえば、操作パネル3は、ハードウェアボタンとして設けられたストップボタンに対する操作を終了指示として受け付ける。なお、連続読取モードが有効である場合には、ブックスキャン画面BSのスタートボタンSBに対する再操作が終了指示として受け付けられてもよい。
制御部4は、ブックスキャンジョブの終了指示を受け付けたと判断した場合、ブックスキャンジョブを終了する。そして、制御部4は、1回分のブックスキャンジョブで得られた画像データに対応する出力用ページのページデータを1ファイルにまとめ、当該ファイルを記憶部5に保存する。このとき、当該ファイルはユーザー指定のカスタムボックス(ボックス設定画面で設定したカスタムボックス)に保存される。また、当該ファイルにはユーザー指定のファイル名(ファイル名設定画面で設定したファイル名)が付与される。
なお、出力用ページのページデータが記憶部5のカスタムボックスに保存されて以降、出力用ページを用紙Pに印刷することができる。また、画像形成装置100にユーザー端末(パーソナルコンピューターなど)が接続されている場合には、画像形成装置100からユーザー端末に対し、出力用ページのページデータを送信することができる。
以下に、図7に示すフローチャートを参照し、ブックスキャンジョブの開始以降に制御部4が行う処理の流れについて説明する。図7に示すフローチャートは、ブックスキャン画面BSのスタートボタンSBが操作されたことを制御部4が検知したときにスタートする。
ステップS1において、制御部4は、連続読取モードが有効に設定されているか否かを判断する。その結果、連続読取モードが有効に設定されていると制御部4が判断した場合には、ステップS2に移行する。
ステップS2に移行した場合、制御部4は、画像読取部1に1回分の読み取りを行わせる。そして、ステップS3において、制御部4は、画像読取部1による1回分の読み取りが完了してからの経過時間がユーザー指定の読取間隔(指定間隔)に到達したか否かを判断する。その結果、経過時間が指定間隔に到達したと制御部4が判断した場合には、ステップS2に移行する。一方で、経過時間が指定時間に到達していないと制御部4が判断した場合には、ステップS4に移行する。
ステップS4に移行すると、制御部4は、操作パネル3が終了指示を受け付けたか否かを判断する。その結果、終了指示を受け付けたと制御部4が判断した場合には、ステップS5に移行し、終了指示を受け付けていないと制御部4が判断した場合には、ステップS3に移行する。ステップS5に移行した場合、制御部4は、ブックスキャンジョブを終了する。
ステップS1において、連続読取モードが有効に設定されていない(無効に設定されている)と制御部4が判断した場合には、ステップS6に移行する。
ステップS6に移行した場合、制御部4は、画像読取部1に1回分の読み取りを行わせる。そして、ステップS7において、制御部4は、画像読取部1による1回分の読み取りが完了すると、ブックスキャン画面BSのスタートボタンSBに対する操作が再度行われたか否かを判断する。その結果、スタートボタンSBに対する操作が再度行われたと制御部4が判断した場合には、ステップS6に移行する。一方で、スタートボタンSBに対する操作が再度行われていないと制御部4が判断した場合には、ステップS8に移行する。
ステップS8に移行すると、制御部4は、操作パネル3が終了指示を受け付けたか否かを判断する。その結果、終了指示を受け付けたと制御部4が判断した場合には、ステップS5に移行し、終了指示を受け付けていないと制御部4が判断した場合には、ステップS7に移行する。
(出力用ページの生成)
制御部4は、画像読取部1による読み取りで得られた画像データを処理対象として取得し、当該取得した処理対象の画像データに基づき、冊子原稿BDの見開きページに対応する出力用ページを生成する。制御部4は、冊子原稿BDの見開きページに対応する出力用ページを生成するページ生成処理の一処理として、切取処理および分割処理を行う。これにより、見開きページの一方ページに対応する第1出力用ページおよび見開きページの他方ページに対応する第2出力用ページが出力用ページとしてそれぞれ生成される(2ページ分の出力用ページが生成される)。制御部4は、切取処理および分割処理を行うため、切取領域設定処理および境界線設定処理を行う。
まず、図8を参照し、切取領域設定処理について説明する。以下の説明では、図8に示す画像データが処理対象として取得されたとする。
制御部4は、処理対象の画像データを取得すると、図8に示すように、処理対象の画像データから冊子原稿BDの見開きページの画像が存在する原稿領域DAを検出する。このとき、制御部4は、原稿領域DAを検出するため、たとえば、処理対象の画像データに対してエッジ検出処理を行う。そして、制御部4は、処理対象の画像データのうち原稿領域DAを全て含む領域を切取領域CAに設定する。ここで、切取領域CAは、一方の対辺が主走査方向に平行で他方の対辺が副走査方向に平行な2組の対辺を有する四角形(内角が全て直角の四角形)の領域である。図8では、原稿領域DAをドット柄で示し、切取領域CAを破線で示す。また、処理対象の画像データの4辺を太線で示し、処理対象の画像データのうち原稿外領域(原稿領域DA以外の領域)にハッチングを施す。以下の説明で参照する図10についても同様である。
なお、ユーザーは冊子原稿BDを開いてコンタクトガラスCG上にセットするとき(図4参照)、平面的に見て冊子原稿BDの表紙が傾かないようにする。しかし、冊子原稿BDの表紙が傾いていなかったとしても、図9に示すように、冊子原稿BDの見開きページの一部が傾いてしまう(図9では、コンタクトガラスCG上にセットされた冊子原稿BDを下方から見た場合を図示する)。この場合には、図8に示す例のように、原稿領域DAが傾く。
また、冊子原稿BDの製本形式によっては、冊子原稿BDの見開きページの綴じ部(その近傍を含む)をコンタクトガラスCGに密着させることが困難な場合がある。この場合には、図8に示す例のように、冊子原稿BDの見開きページの綴じ部とコンタクトガラスCGとの間の隙間によって生じる黒画像領域(当該領域のドット間隔を他の領域のドット間隔よりも狭くする)が原稿領域DAの領域内に出現する。
制御部4は、処理対象の画像データに存在する原稿領域DAを処理対象の画像データから全て切り取るため、原稿領域DAよりも大きい領域を切取領域CAに設定する。具体的には、制御部4は、原稿領域DAの4角を検出するコーナー検出処理を行う。図8では、制御部4によるコーナー検出処理によって検出された4角に白抜き丸印を付す。特に限定されないが、Harrisのコーナー検出方法を用いることにより、原稿領域DAの4角を検出することができる。
また、制御部4は、処理対象の画像データの4辺のうち、主走査方向に平行な辺の1つを第1基準辺RS1に設定し、副走査方向に平行な辺の1つを第2基準辺RS2に設定する。さらに、制御部4は、第1基準辺RS1をY軸とし第2基準辺RS2をX軸とする直交座標系において、処理対象の画像データに存在する原稿領域DAの4角の位置(座標)を認識する。
その後、制御部4は、原稿領域DAの4角のうち第1基準辺RS1に最も近い角の位置と第1基準辺RS1から最も離れた角の位置との間の副走査方向の距離を第1距離D1として求めるとともに、原稿領域DAの4角のうち第2基準辺RS2に最も近い角の位置と第2基準辺RS2から最も離れた角の位置との間の距離を第2距離D2として求める。そして、制御部4は、原稿領域DAを全て含み、かつ、主走査方向に平行な対辺の間隔が第1距離D1となり副走査方向に平行な対辺の間隔が第2距離D2となる四角形の領域を切取領域CAに設定する。
このような切取領域設定処理が制御部4により行われることによって、処理対象の画像データのうち原稿領域DAを全て含む領域を切取領域CAに設定することができる。すなわち、原稿領域DAが切取領域CAの領域外にはみ出すことはない。
次に、図10を参照し、境界線設定処理について説明する。ここで、ブックスキャンジョブでは、主走査方向および副走査方向の一方がページ配列方向に設定される。そして、冊子原稿BDの見開きページの一方ページおよび他方ページがページ配列方向に並ぶように冊子原稿BDをコンタクトガラスCG上にセットするよう予め定められている。たとえば、ホーム画面のブックスキャンボタンに対する操作が行われたときに、冊子原稿BDのセット方法(ページ配列方向)を示すガイダンスが操作パネル3に表示されてもよい。
以下の説明では、ページ配列方向が副走査方向であるとする。この場合には、冊子原稿BDをコンタクトガラスCG上にセットするとき、ユーザーは見開きページの一方ページおよび他方ページが副走査方向に並ぶようにする。なお、ページ配列方向はユーザーが任意に設定することができてもよい。当該設定は操作パネル3が受け付ける。
制御部4は、切取領域設定処理が終わると、図10に示すように、切取領域設定処理で設定した切取領域CAのページ配列方向(副走査方向)の中心位置をページ配列方向と直交する方向(主走査方向)に通過する線を境界線BLに設定する。言い換えると、制御部4は、処理対象の画像データのうち見開きページの一方ページに対応する領域と見開きページの他方ページに対応する領域とを区切る境界線BLを設定する。
具体的には、制御部4は、第1基準辺RS1をY軸とし第2基準辺RS2をX軸とする直交座標系において、切取領域設定処理で設定した切取領域CAの4角のうち、第1基準辺RS1に最も近い角のX軸方向(副走査方向)の座標値X1を認識するとともに、第1基準辺RS1から最も離れた角のX軸方向(副走査方向)の座標値X2を認識する。そして、制御部4は、座標値X2から座標値X1を引いた値の1/2の座標値Xaを求め、座標値XaをY軸方向(主走査方向)に通過する線を境界線BLに設定する。
このような境界線設定処理が制御部4により行われることによって、切取領域CAに存在する見開きページの一方ページの画像を含む領域と見開きページの他方ページの画像を含む領域との略境界に境界線BLを設定することができる。
切取領域CAおよび境界線BLをそれぞれ設定した後、図11に示すように、制御部4は、切取処理を行うことにより、処理対象の画像データから切取領域CAを切り取る(図11の上段図および中段図参照)。また、制御部4は、分割処理を行うことにより、処理対象の画像データから切り取った切取領域CAの画像データ(切取画像データ)を境界線BLの一方側領域A1と境界線BLの他方側領域A2とに分割する(切取領域CAを境界線BLに沿って分割する)。
その後、制御部4は、一方側領域A1および他方領域A2の各分割画像データ(分割処理によって2つに分割された切取画像データ)のそれぞれに対し、予め定められた種々の画像処理を行う。以下、図12を参照し、一方側領域A1の分割画像データに対して画像処理が行われる場合について説明するが、他方側領域A2の分割画像データに対しても同様の画像処理が行われる。
制御部4は、分割画像データに対してエッジ検出処理を行い、冊子原稿BDの見開きページのエッジに対応するエッジ画像EGを分割画像データから検出する。また、制御部4は、主走査方向に向かい合う一対のエッジ画像EGの主走査方向または副走査方向に対する傾斜角度を認識する。そして、制御部4は、分割画像データに対して回転処理を行うことにより、主走査方向に向かい合う一対のエッジ画像EGが副走査方向に対して略平行(主走査方向に対して略垂直)になるよう分割画像データを回転させる。
また、制御部4は、分割画像データに対してトリミング処理を行う。このとき、制御部4は、分割画像データに存在する黒画像領域を検出する(原稿外領域が黒画像領域として検出される)。冊子原稿BDの見開きページの綴じ部とコンタクトガラスCGとの間に隙間が生じていた場合には、当該隙間に対応する領域が黒画像領域として検出される。そして、制御部4は、分割画像データのうち少なくとも黒画像領域を含む外縁領域(枠状の領域)をトリミングする。
図示しないが、分割画像データに対しては、他にも、画像のコントラストや明るさ、画像の歪みを調整する処理などが行われる。
一方側領域A1および他方側領域A2の各分割画像データに対して種々の画像処理を行った後、図13に示すように、制御部4は、一方側領域A1の分割画像データを配した第1出力用ページを生成するとともに、他方側領域A2の分割画像データを配した第2出力用ページを生成する。このとき、制御部4は、ユーザー指定のページサイズ(ページサイズ設定画面で設定されたページサイズ)を認識し、分割画像データがユーザー指定のサイズのページに収まるように分割画像データを縮小する。
なお、分割画像データを縮小せず、分割画像データがユーザー指定のサイズのページに収まるよう分割画像データの外縁領域をトリミングしてもよい。また、ユーザー指定のページサイズに対して分割画像データのサイズが小さければ、分割画像データを拡大してもよい。
ここで、制御部4は、操作パネル3がブックスキャンジョブの開始指示を受け付けてからブックスキャンジョブの終了指示を受け付けるまでの間に画像読取部1が複数回の読み取りを行った場合、第1モードおよび第2モードのいずれかのページ生成モードでページ生成処理(出力用ページを生成する処理)を行う。第1モードでは、1回分のブックスキャンジョブに対して切取領域設定処理および境界線設定処理が1回ずつだけ行われる。第2モードでは、1回分のブックスキャンジョブで得られた複数の画像データのそれぞれごとに切取領域設定処理および境界線設定処理が行われる(切取領域設定処理および境界線設定処理がそれぞれ複数回(読取回数と同数)ずつ行われる)。
たとえば、ページ生成モードを第1モードにするか第2モードにするかの設定が予めユーザーにより行われる。当該設定は操作パネル3が受け付ける。制御部4は、ユーザー指定のページ生成モードでページ生成処理を行う。
なお、制御部4によるページ生成処理は、ブックスキャンジョブの終了後に行われる。第1モードでは、切取領域設定処理および境界線設定処理がそれぞれ1回ずつだけしか行われないので、ブックスキャンジョブの終了後、ユーザーは速やかに出力用ページを取得することができる。第2モードでは、切取領域設定処理および境界線設定処理がそれぞれ複数回ずつ行われるので、ブックスキャンジョブが終了してから出力用ページの生成が完了するまでの時間が第1モードよりも長くなる。
しかし、第2モードでは、ブックスキャンジョブで得られた複数の画像データのそれぞれごとに切取領域設定処理および境界線設定処理が行われるので、切取領域CAや境界線BLがずれるという不都合の発生を抑制することができる(原稿領域DAから大きく外れた位置に切取領域CAが設定されるという不都合や、原稿領域DAの一方ページに対応する領域と他方ページに対応する領域との境界から大きく外れた位置に境界線BLが設定されるという不都合が生じ難い)。
ページ生成モードが第1モードに設定されている場合、制御部4は、図14に示すフローチャートに沿ってページ生成処理を行う。図14に示すフローチャートは、ブックスキャンジョブの終了指示を受け付けたと制御部4が判断したときにスタートする。
ステップS11において、制御部4は、画像読取部1が行った複数回の読み取りのうち所定回数目の読み取りで得られた画像データを処理対象として設定する。たとえば、1回目の読み取りで得られた画像データが処理対象に設定される。そして、ステップS12において、制御部4は、処理対象の画像データに基づき、切取領域CAおよび境界線BLを設定する。
ステップS13において、制御部4は、処理対象の画像データから切取領域CAを切り取り、当該切り取った切取領域CAを境界線BLに沿って分割する(切取処理および分割処理を行う)。このようにして、制御部4は、一方側領域A1の分割画像データと他方側領域A2の分割画像データとを生成する。また、制御部4は、一方側領域A1および他方側領域A2の各分割画像データに対して、回転処理やトリミング処理など種々の画像処理を行う。そして、ステップS14において、制御部4は、一方側領域A1の画像処理済みの分割画像データを配した第1出力用ページおよび他方側領域A2の画像処理済みの分割画像データを配した第2出力用ページをそれぞれ出力用ページ(処理対象の画像データに対応する出力用ページ)として生成する。
ステップS15において、制御部4は、処理対象に未だ設定していない未処理の画像データ(対応する出力用ページを未だ生成していない画像データ)が残っているか否かを判断する。その結果、未処理の画像データが残っていると制御部4が判断した場合には、ステップS16に移行し、未処理の画像データが残っていないと制御部4が判断した場合には、本フローが終了する。
ステップS16に移行すると、制御部4は、未処理の画像データのいずれかを新たに処理対象に設定する。未処理の画像データが複数残っている場合には、たとえば、複数の未処理の画像データのうち、読取順が最も早い未処理の画像データが新たな処理対象に設定される。
ステップS17において、制御部4は、所定回数目(1回目)の読み取りで得られた画像データに基づき設定した切取領域CAと同一位置の領域を新たな処理対象の画像データから切り取り、当該切り取った領域を所定回数目の読み取りで得られた画像データに基づき設定した境界線BLと同一位置の線に沿って分割する(既存の設定内容に基づく切取処理および既存の設定内容に基づく分割処理を行う)。そして、ステップS18において、制御部4は、新たな処理対象の画像データに対応する出力用ページを生成する。その後、ステップS15に移行する。
ページ生成モードが第2モードに設定されている場合、制御部4は、図15に示すフローチャートに沿ってページ生成処理を行う。図15に示すフローチャートは、ブックスキャンジョブの終了指示を受け付けたと制御部4が判断したときにスタートする。
ステップS21において、制御部4は、画像読取部1が行った複数回の読み取りで得られた複数の画像データのいずれかを処理対象として設定する。そして、ステップS22において、制御部4は、処理対象の画像データに基づき、切取領域CAおよび境界線BLを設定する。
ステップS23において、制御部4は、処理対象の画像データから切取領域CAを切り取り、当該切り取った切取領域CAを境界線BLに沿って分割する(切取処理および分割処理を行う)。そして、ステップS24において、制御部4は、一方側領域A1の画像処理済みの分割画像データを配した第1出力用ページおよび他方側領域A2の画像処理済みの分割画像データを配した第2出力用ページをそれぞれ出力用ページ(処理対象の画像データに対応する出力用ページ)として生成する。
ステップS25において、制御部4は、処理対象に未だ設定していない未処理の画像データ(対応する出力用ページを未だ生成していない画像データ)が残っているか否かを判断する。その結果、未処理の画像データが残っていると制御部4が判断した場合には、ステップS21に移行し、未処理の画像データが残っていないと制御部4が判断した場合には、本フローが終了する。
ステップS25からステップS21に移行した場合、制御部4は、処理対象に未だ設定していない未処理の画像データのいずれかを新たに処理対象に設定する。新たな処理対象の設定後、ステップS22に移行する。この場合、制御部4は、新たな処理対象の画像データに基づき、切取領域CAおよび境界線BLをそれぞれ設定する。そして、当該設定した切取領域CAおよび境界線BLに基づき、制御部4は、新たな処理対象の画像データに対して切取処理および分割処理をそれぞれ行う。
本実施形態の画像形成装置100は、上記のように、コンタクトガラスCG上にセットされた冊子原稿BDの見開きページを読み取る画像読取部1と、画像読取部1による読み取りで得られた画像データに基づき出力用ページを生成する制御部4とを備える。制御部4は、処理対象の画像データのうち見開きページの画像が存在する原稿領域DAを全て含む領域を切取領域CAに設定し、処理対象の画像データのうち見開きページの一方ページに対応する領域と見開きページの他方ページに対応する領域とを区切る境界線BLを設定し、処理対象の画像データから切り取った切取領域CAを境界線BLの一方側領域A1と境界線BLの他方側領域A2とに分割し、一方側領域A1の分割画像データを配した第1出力用ページと他方側領域A2の分割画像データを配した第2出力用ページとを出力用ページとして生成する。
本実施形態の構成では、冊子原稿BDの見開きページの読み取りを画像形成装置100に行わせると、見開きページに対応する出力用ページとして第1出力用ページと第2出力用ページとが生成される。第1出力用ページは見開きページの一方ページに対応する出力用ページであり、第2出力用ページは見開きページの他方ページに対応する出力用ページである。これにより、冊子原稿BDの見開きページの読み取りを画像形成装置100に1回行わせるだけで(冊子原稿BDをコンタクトガラスCG上にセットする作業を何回も行わなくても)、冊子原稿BDの見開きページに対応する出力用ページを一方ページに対応する出力用ページと他方ページに対応する出力用ページとに分割することができる。
なお、ブックスキャンジョブの終了後に制御部4によるページ生成処理が行われてもよいが、画像読取部1が冊子原稿BDを読み取るごとに、そのときに得られた画像データに対応する出力用ページが制御部4により生成されてもよい。すなわち、ブックスキャンジョブの実行中に出力用ページが生成されてもよい。
また、ページ生成モードが第1モードに設定されている場合、所定回数目の読み取りで得られた画像データに対応する出力用ページの生成後、当該出力用ページに対応するプレビュー画像を操作パネル3に表示してもよい。これにより、当該出力用ページの仕上がり具合を確認することができるので、ユーザーにとっては利便性が良い。
<出力用ページの編集>
出力用ページのページデータ(PDFデータ)が記憶部5のカスタムボックスに保存されて以降、ユーザーは出力用ページのページデータの編集を行うことができる。出力用ページのページデータを編集する編集操作は操作パネル3がユーザーから受け付ける。画像形成装置100に接続されたユーザー端末(パーソナルコンピューター)からでも、出力用ページのページデータの編集が行えてもよい。操作パネル3は、編集操作の受け付けに先立って、出力用ページのページデータを含むファイルを選択する選択操作をユーザーから受け付ける。
制御部4は、操作パネル3が選択操作を受け付けると、選択されたファイル(編集対象のファイル)に含まれる出力用ページに対応するプレビュー画像PG(図16参照)を生成する。そして、制御部4は、編集操作を受け付ける画面として、図16に示すような編集画面ESを操作パネル3に表示させる。
編集画面ESは、プレビュー領域PAを含む。プレビュー画像PGは、プレビュー領域PAに表示される。プレビュー領域PAに表示し切れない数のプレビュー画像PGが存在する場合には、プレビュー領域PAに対して所定操作(フリック操作など)を行うことにより、プレビュー領域PAに表示されるプレビュー画像PGを切り替えることができる。
制御部4は、いずれかのプレビュー画像PGをタッチする操作が行われると、当該操作を指定操作として検知する。制御部4は、指定操作を検知した場合、指定操作を受けたプレビュー画像PGに対応する出力用ページが編集対象として指定されたと判断する。なお、各プレビュー画像PGにはチェックボックスCBが付される。そして、編集対象の出力用ページに対応するプレビュー画像PGのチェックボックスCBにはチェックが入る。チェックボックスCBにチェックが入ったプレビュー画像PGをタッチする操作を行うと、当該操作を受けたプレビュー画像PGに対応する出力用ページが編集対象から外れる(チェックボックスCBのチェックが消える)。
ここで、編集画面ESには、消去ボタンB11、回転ボタンB12およびセーブボタンB13が配される。
消去ボタンB11は、編集対象の出力用ページの消去指示をユーザーから受け付けるためのソフトウェアボタンである。制御部4は、いずれかの出力用ページが編集対象に指定された状態(当該出力用ページに対応するプレビュー画像PGのチェックボックスCBにチェックが入った状態)で、消去ボタンB11に対するタッチ操作である消去操作を検知すると、編集対象の出力用ページのページデータを消去候補に設定する(この時点では、編集対象の出力用ページのページデータは未だ消去されない)。このとき、編集対象の出力用ページに対応するプレビュー画像PGがプレビュー領域PAから消去される。
回転ボタンB12は、編集対象の出力用ページの回転指示をユーザーから受け付けるためのソフトウェアボタンである。制御部4は、いずれかの出力用ページが編集対象に指定された状態(当該出力用ページに対応するプレビュー画像PGのチェックボックスCBにチェックが入った状態)で、回転ボタンB12に対するタッチ操作である回転操作を検知すると、編集対象の出力用ページを回転候補に設定する(この時点では、編集対象の出力用ページは未だ回転されない)。このとき、編集対象の出力用ページに対応するプレビュー画像PGが180°(または、90°)だけ回転する。
セーブボタンB13は、編集操作(消去操作および回転操作)での編集の確定指示をユーザーから受け付けるためのソフトウェアボタンである。制御部4は、セーブボタンB13に対するタッチ操作を確定指示として検知する。制御部4は、消去操作が行われた後、確定指示を検知すると、消去操作の対象となったプレビュー画像PGに対応する出力用ページのページデータを消去する。また、制御部4は、回転操作が行われた後、確定指示を検知すると、回転操作の対象となったプレビュー画像PGに対応する出力用ページを180°(または、90°)だけ回転させる。
図16に示す状態から、消去ボタンB11およびセーブボタンB13をこの順番で操作すると、3ページ目のプレビュー画像PGおよび4ページ目のプレビュー画像PGにそれぞれ対応する2ページ分の出力用ページを消去することができる。また、図16に示す状態から、回転ボタンB12およびセーブボタンB13をこの順番で操作すると、3ページ目のプレビュー画像PGおよび4ページ目のプレビュー画像PGにそれぞれ対応する2ページ分の出力用ページを回転させることができる。
本実施形態では、上記のように、制御部4は、出力用ページに対応するプレビュー画像PGを生成し、プレビュー画像PGを操作パネル3に表示させる。これにより、ユーザーからすると、出力用ページの仕上がりを確認することができるので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、制御部4は、操作パネル3が削除指示を受け付けた場合、ユーザー指定のプレビュー画像PGに対応する出力用ページを削除し、操作パネル3が回転指示を受け付けた場合、ユーザー指定のプレビュー画像PGに対応する出力用ページを回転させる。これにより、冊子原稿BDの見開きページの読み取り後、出力用ページのページデータ(1回分のブックスキャンジョブで得られた出力用ページを1まとめにしたPDFデータ)を編集することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 画像読取部
3 操作パネル
4 制御部
100 画像形成装置
A1 一方側領域
A2 他方側領域
BD 冊子原稿
BL 境界線
CA 切取領域
DA 原稿領域

Claims (6)

  1. コンタクトガラス上にセットされた冊子原稿の見開きページを読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部による読み取りで得られた画像データに基づき出力用ページを生成する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データのうち前記見開きページの画像が存在する原稿領域を全て含む領域を切取領域に設定し、前記画像データのうち前記見開きページの一方ページに対応する領域と前記見開きページの他方ページに対応する領域とを区切る境界線を設定し、前記画像データから切り取った前記切取領域を前記境界線の一方側領域と前記境界線の他方側領域とに分割し、前記一方側領域の分割画像データを配した第1出力用ページと前記他方側領域の分割画像データを配した第2出力用ページとを前記出力用ページとして生成し、
    前記冊子原稿を読み取るジョブの開始指示および終了指示をユーザーから受け付ける操作パネルを備え、
    前記制御部は、前記操作パネルが前記開始指示を受け付けてから前記終了指示を受け付けるまでの間に前記画像読取部が複数回の読み取りを行った場合、第1モードおよび第2モードのいずれかのページ生成モードで前記出力用ページを生成する処理を行い、
    前記操作パネルは、前記ページ生成モードを前記第1モードにするか前記第2モードにするかの設定をユーザーから受け付け、
    前記ページ生成モードが前記第1モードに設定されている場合、前記制御部は、前記複数回の読み取りのうち所定回数目の読み取りで得られた前記画像データに基づき前記出力用ページを生成するときには、前記所定回数目の読み取りで得られた前記画像データに基づき前記切取領域および前記境界線を設定し、前記複数回の読み取りのうち前記所定回数目の読み取り以外の読み取りで得られた前記画像データに基づき前記出力用ページを生成するときには、前記所定回数目の読み取りで得られた前記画像データに基づき設定した前記切取領域と同一位置の領域を前記所定回数目の読み取り以外の読み取りで得られた前記画像データから切り取り、当該切り取った領域を前記所定回数目の読み取りで得られた前記画像データに基づき設定した前記境界線と同一位置の線に沿って分割し、
    前記ページ生成モードが前記第2モードに設定されている場合、前記制御部は、前記複数回の読み取りで得られた複数の前記画像データのそれぞれごとに前記切取領域および前記境界線を設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記切取領域は、一方の対辺が主走査方向に平行で他方の対辺が副走査方向に平行な2組の対辺を有する四角形の領域であり、
    前記制御部は、前記画像データの4辺のうち、前記主走査方向に平行な辺の1つを第1基準辺に設定するとともに、前記副走査方向に平行な辺の1つを第2基準辺に設定し、
    前記制御部は、前記画像データに存在する前記原稿領域の4角の位置を認識し、前記4角のうち前記第1基準辺に最も近い角の位置と前記第1基準辺から最も離れた角の位置との間の前記副走査方向の距離を第1距離として求めるとともに、前記4角のうち前記第2基準辺に最も近い角の位置と前記第2基準辺から最も離れた角の位置との間の前記主走査方向の距離を第2距離として求め、
    前記制御部は、前記原稿領域を全て含み、かつ、前記主走査方向に平行な前記対辺の間隔が前記第1距離となり前記副走査方向に平行な前記対辺の間隔が前記第2距離となる前記四角形の領域を前記切取領域に設定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記主走査方向および前記副走査方向の一方がページ配列方向に設定され、
    前記ページ配列方向に前記一方ページおよび前記他方ページが並ぶように前記冊子原稿を前記コンタクトガラス上にセットするよう予め定められており、
    前記制御部は、前記切取領域の前記ページ配列方向の中心を前記ページ配列方向と直交する方向に通過する線を前記境界線に設定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作パネルは、読取間隔をユーザーから受け付け、
    前記制御部は、前記操作パネルが前記開始指示を受け付けてから前記終了指示を受け付けるまでの間、前記画像読取部による読み取りを前記操作パネルが受け付けた前記読取間隔で繰り返し行わせることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記操作パネルは、画像を表示し、
    前記制御部は、前記出力用ページに対応するプレビュー画像を生成し、前記プレビュー画像を前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記操作パネルは、前記プレビュー画像の指定をユーザーから受け付けるとともに、削除指示および回転指示をユーザーから受け付け、
    前記制御部は、前記操作パネルが前記削除指示を受け付けた場合、ユーザー指定の前記プレビュー画像に対応する前記出力用ページを削除し、前記操作パネルが前記回転指示を受け付けた場合、ユーザー指定の前記プレビュー画像に対応する前記出力用ページを回転させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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